JPH0468930B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は化粧をすること、特に例えばマスカラ
等、睫に化粧をする用具に関する、又、本発明は
化粧用具として用いられない場合には、化粧品、
特にマスカラを貯蔵する容器として用いられる用
具に関する。更に又、本発明は、睫にマスカラを
塗布する直前にマスカラを薄める用具に関する。

［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］ マスカラ用の化粧用具はすでに知られている。
代表的なマスカラ用化粧用具は、睫と接触する先
端にブラシあるいは粗い毛を多数備えている細長
い棒である。ブラシはマスカラが貯蔵されている
円筒形容器に挿入されていて、容器より取り出さ
れ、そして睫に当ててマスカラが塗布される。

この方法でマスカラを塗布する際の問題点は、
ブラシ並びに睫に均等にマスカラを塗布すること
が難しいということである。これは、長い期間に
容器内のマスカラが濃くなる傾向にあることによ
る。過度に濃いマスカラがブラシにつき、均等に
塗布するのが困難になるのである。

ブラシから余分なマスカラを除去するワイパー
を備えたものが既に提案されている。例えば米国
特許第4390298号においては、マスカラ用ブラシ
が化粧容器から取り出された時に、ブラシから余
分な液体を除去するワイパー栓が化粧容器の縁に
設けられたものが提案されている。米国特許第
3033213号においては、ブラシから余分なマスカ
ラを拭き取る弾力性に富んだ拭き取り部材が提案
されている。米国特許第2131539号においては、
マスカラ用ブラシにマスカラを均等に塗布するた
めの鋸歯状の刃を設けたものが提案されている。
これらの従来技術は、塗布する前のブラシから余
分なマスカラを除去するためには何かしら効果が
ある。しかしながら、これら従来のものは、長期
間にわたつて使用されなかつたためにマスカラが
濃くなつて、ブラシに均等につかないという問題
点を解決するには至らない。

濃くなつたマスカラは、容器内でブラシを前後
に素早く動かすことで混合されたり、うまくいけ
ばそうすることで薄められて使われていた。しか
しながら、これはブラシに均一にマスカラをつけ
る方法としては不十分で、マスカラによる汚れが
回避できないという問題点を有している。

［課題を解決するための手段及び作用］ 本発明は、睫用の化粧品、特にマスカラ用の二
つの化粧用塗布具と容器とを有する化粧用具に関
するものである。化粧容器には二つの開口があ
り、各開口部は化粧用塗布具を保持することがで
きるようになつている。各化粧用塗布具は棒の先
端にブラシあるいは多数の粗い毛を備えており、
化粧容器の開口に挿入されるようになつている。
下睫用と上睫用の二つの化粧用塗布具が挿入可能
である。各化粧用塗布具の相対向する端部には、
化粧用塗布具が容器内に完全に挿入された時に開
口を閉じることのできる、望ましくはねじこみ式
の把手あるいは蓋が設けられている。容器の二つ
の開口部同志の距離及び二つの化粧用塗布具の棒
の長さは、塗布具が完全に容器内に挿入された時
に、各ブラシの毛が互いに容器内で係合するよう
に設定されている。

化粧品、例えばマスカラを容器から出して睫に
塗布する際には、一方の化粧用塗布具が、望まし
くは把手を回転させならが容器から取り出され
る。化粧用塗布具が動くにつれてブラシの間のマ
スカラは毛が互いに擦られて混合される。マスカ
ラはチキソトロピーであるので、ブラシについた
マスカラはこの動作によつて薄められあるいは液
化され、ブラシそして続いて睫に均等にマスカラ
を塗布することができる。加えて、二つのブラシ
の毛を互いに擦り合わせることによつて毛自体が
きれいになり、例えば乾いたマスカラの粒子を除
去することができる。化粧用具が容器から取り出
される際にブラシから余分なマスカラを除去する
ための拭き取り部材が容器の各端部に設けられて
いることが望ましい。

［発明の目的］ 従つて、本発明の目的は、睫に塗布する直前に
マスカラを混合したり薄めたりすることのできる
マスカラ用化粧用具を提供することである。

本発明のもう一つの目的は、容器内で各化粧用
塗布具の毛が互いに絡み合う化粧用具を提供する
ことである。

本発明のいま一つの目的は、睫に化粧を施すこ
とのできる二つの化粧用塗布具を有する化粧容器
を提供することである。

本発明の他の目的及び利点は、以下の詳細に説
明した本発明の実施例によつて明らかになるであ
ろう。

［実施例］ 第１図において、１０は本発明に係る二つの化
粧用塗布具と容器とからなる化粧用具であり、化
粧品３８、例えばマスカラを貯蔵するための中空
の容器１２を備えている。容器は図示されている
ように、円筒形であることが好ましい。容器内の
化粧品の残存量がひとめで判るように、容器はプ
ラツチツクのような頑丈で透明な素材で作られる
のが好ましい。

容器の各端部には、化粧用塗布具２４を受け入
れる開口１４が設けられている（第２図参照）。
図示されているように、各化粧用塗布具は開口１
４を通つて軸方向に容器１２内に伸びている。容
器１２の各開口１４近傍には、外側表面にねじ山
１８を有する以下にその機能を説明する首部１６
が設けてある。

第３図及び第４図に示すように、容器１２の内
側表面には、各首部１６部分に拭き取り部材２０
が設けられている。各拭き取り部材２０は、首部
１６の内側表面に固定されていて、開口１４から
軸方向に容器１２内に伸びている。各拭き取り部
材２０の内径は容器１２の直径より小さく設定さ
れ、以降説明される通り、化粧用塗布具の拭き取
り範囲を画成している。

第２図において、２４は化粧用塗布具である。
本発明は、少なくとも１対の化粧用塗布具を備え
ている。各化粧用塗布具は、細長い棒２８とそれ
に接続される把手または蓋２６とで構成される。
各把手２６は、閉じた端部３０と棒２８を受け入
れる開いた端部３２を有する中空の管である。棒
２８は把手２６に向かつてその開いた端部３２を
通つて軸方向に伸び、把手２６の閉じた端部３０
に結合される。開いた端部３２は、また、容器１
２の首部１６を受け入れるようになつている。第
３図には、把手２６を容器１２に回転させながら
はめこむことができるように、首部１６のねじ山
１８と噛み合うねじ山２２を備えた把手２６の内
側表面が図示されている。把手２６が首部１６に
ねじこまれる前に、棒２８は開口１４を通つて容
器１２内に挿入されなければならないことがわか
る。

睫用ブラシ３４または３６は、各化粧塗布用具
２４の自由端部近傍の各棒２８の一部分の回りを
固定するように巻き付けられている。各ブラシ３
４あるいは３６の端部は、棒２８の表面から離れ
るように伸びる多数の毛を備え、睫にマスカラを
塗布するようになつている。睫用ブラシの毛は、
図面からも明らかなように、弾力性があるもので
しなやかなものでなければならない。第４図に示
すように、各ブラシ３４，３６の外周は、拭き取
り部材２０によつて画成される穴の円周よりも若
干大きく設定され、ブラシの毛が拭き取り部材２
０を通過する際に接触したり折曲したりするよう
になつている。この方法で容器から化粧用塗布具
が取り出されると、余分なマスカラはブラシから
除去される。

ブラシ３４及び３６は、ユーザーが選択できる
ように二つの異なつたデザインであることが望ま
しい。例えば一方のブラシは下睫用、他方のブラ
シは上睫用にデザインする。一方のブラシ３４は
望ましくはほぼ同じ長さの毛を有し、なおかつそ
の毛が棒２８の一部分に存在する周囲に伸びる溝
を画成するように自由端部に集められている。毛
は近接して存在する環状の溝を画成するように設
けられ、あるいは第２図に示すように、螺旋状の
ねじ山（螺旋状の溝）を形成するように棒２８上
に設けられている。他方のブラシ３６の毛はごく
細い溝しか存在できないように、あるいはまつた
く溝が存在しないように前記ブラシの毛よりも近
接して設けられ、それ以外は同様に形成される。
また、後者のブラシの毛の長さは、ブラシの外周
が棒２８の自由端部から把手２６の方向に向かつ
て増加するように、ブラシのほぼ中央付近まで変
えられている（第２図のブラシ３６参照）。把手
２６に一番近い軸の中央からブラシの先端までの
毛の長さはほぼ同じ長さで、第２図にも示すよう
に、もう一方のブラシ３４の毛よりも長く設定さ
れている。

第１図及び第３図において、容器の開口１４を
塞ぐように両方の化粧用塗布具２４を容器に固定
した二つの化粧用塗布具と容器とからなる化粧用
具が図示されている。図面から明らかなように、
各化粧用塗布具２４の棒２８の長さは、各化粧用
塗布具の把手２６が容器１２の首部１６に固定さ
れた際に、容器１２内で各化粧用塗布具のブラシ
３４，３６が互いに絡み合うように設定されてい
る。各化粧用塗布具のブラシは、第１図及び第３
図に示すように、縦方向軸の相当量の長さ、望ま
しくは軸全体の長さと相互作用している。

マスカラを睫に塗布するには、一方の化粧用塗
布具の把手２６を容器から取り外す。把手２６を
回転させると、ブラシ３４あるいは３６がもう一
方の化粧用具のブラシの回りを回転する。この回
転によつて毛が互いに擦れ合い、この動作により
ブラシ間のマスカラは混合される。マスカラはチ
キソトロピーの性質を有しているので、ブラシを
回転させたり揺らしたりするこの混合動作によつ
てブラシに付着したマスカラを液化しあるいは薄
めることができ、マスカラを睫に均等に塗布する
ことができる。加えて、互いにブラシを回転させ
ることによつてブラシを清浄したり、例えば乾燥
したマスカラの粒子を除去することができる。ブ
ラシ３４あるいは３６上の余分なマスカラは、化
粧用塗布具が容器１２より取り出された際に、ブ
ラシが拭き取り部材２０の穴を通り抜けて拭き取
られる（第４図参照）。そしてマスカラ用ブラシ
が睫に沿つて動かされ、マスカラが塗布される。
ブラシに付着したマスカラは既に薄められている
ので、簡単に睫に均等に塗布することができる。
マスカラの量が不足したときには容器に再度ブラ
シを挿入し、把手２６を容器の首部に固定する。
以後塗布工程を繰り返す。マスカラの場合、長期
間にわたつて使用されないと濃くなるので、マス
カラを塗布する前にブラシを何回か容器内で回転
させ、相当量のマスカラを薄めるのが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は各ブラシが容器を閉じるように完全に
挿入されている、本発明に係る二つの化粧用塗布
具と容器とからなる化粧用具の平面図であり、容
器内のブラシの状態を図示している。第２図は二
つの化粧用塗布具と容器とからなる化粧用具の平
面図であり、容器から取り出された状態を図示し
ている。第３図は第１図に示した容器の詳細図で
ある。第４図はいま１つの詳細図で、ブラシの拭
き取り動作を示している。 １０……化粧用具、１２……容器、１４……開
口、１６……首部、１８……ねじ山、２０……拭
き取り部材、２２……ねじ山、２４……化粧用塗
布具、２６……蓋部材、２８……棒、３０……閉
じた端部、３２……開いた端部、３４，３６……
睫用ブラシ、３８……化粧品。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも二つの開口を有し、各開口から睫
   用ブラシを挿入することのできる化粧品を貯蔵す
   るための容器と、 睫用ブラシと該睫用ブラシが上記開口を通つて
   容器内に挿入された際に容器のふたをする手段と
   を有する少なくとも二つの化粧用塗布具とを備
   え、少なくとも二つの化粧用塗布具の睫用ブラシ
   が、二つとも容器内に挿入されそれらの蓋部材で
   容器を閉じた際に、容器内で互いに係合し、容器
   から化粧用塗布具が取り出された際に、上記化粧
   用塗布具の睫用ブラシが互いに擦れ合うことによ
   つて、上記睫用ブラシ近傍で化粧品を混合するよ
   うにしたことを特徴とする睫に化粧を施すための
   化粧品、特にマスカラのための化粧用具。 ２ 容器が円筒形で二つの化粧用塗布具を有する
   ことを特徴とする請求項第１項に記載の化粧用
   具。 ３ 両方の化粧用塗布具の蓋部材が容器に締結さ
   れた際に、一方の化粧用塗布具の睫用ブラシが、
   実質的に縦方向軸全長に沿つて、他方の化粧用塗
   布具の睫用ブラシと干渉していることを特徴とす
   る請求項第２項に記載の化粧用具。 ４ 円筒形容器の相対向する端部に開口を有し、
   両方の化粧用塗布具の蓋部材が容器が閉じられた
   際に、各化粧用塗布具の睫用ブラシが実質的に同
   じ縦方向軸に沿つて配置されていることを特徴と
   する請求項第２項に記載の化粧用具。 ５ 容器の少なくとも一つの開口近傍の内側表面
   に、拭き取り部材が設けられていることを特徴と
   する請求項第３項に記載の化粧用具。 ６ 上記拭き取り部材は円筒形の挿入物であつ
   て、その外側表面は上記容器の内側表面に固着し
   ており、少なくとも一つの化粧用塗布具の睫用ブ
   ラシの直径よりも小さい内径をもつように形成さ
   れていて、それによつて上記睫用ブラシが上記拭
   き取り部材を通過する際、上記睫用ブラシが上記
   拭き取り部材の表面に係合して上記睫用ブラシか
   ら余分なマスカラが除去されることを特徴とする
   請求項第５項に記載の化粧用具。 ７ 所定量のマスカラを貯蔵していることを特徴
   とする請求項第１項に記載の化粧用具。 ８ 少なくとも一つの睫用ブラシは弾力性がある
   しなやかな多数の毛を備えており、その多数の毛
   が近接して隔てられた環状の溝を画成するように
   配置されていることを特徴とする請求項第４項に
   記載の化粧用具。 ９ 上記蓋部材は容器に回転により締結可能とな
   つており、上記蓋部材が容器から回転しながら外
   された際、付随する睫用ブラシはもう一方の化粧
   用塗布具の睫用ブラシと擦り合わされて、睫用ブ
   ラシ間に存在する化粧品が混合されることを特徴
   とする請求項第１項に記載の化粧用具。 １０ 少なくとも二つの首部を備え、その各首部
   は容器内の化粧用塗布具の棒が通過できる内径を
   有し、かつ各首部が各首部と蓋部材との回転結合
   を可能とする多数のねじ山を周囲に備えた所定量
   のマスカラを入れるための容器と、 容器の首部の数に対応する少なくとも二つのマ
   スカラ用塗布具とを備え、マスカラ用塗布具は
   各々棒並びに上記棒の自由端部周囲に固定するよ
   うに巻き付けた睫用ブラシ及び閉じた端部で終了
   する穴を内部に有する蓋部材とを備えており、上
   記棒は蓋部材の穴を通つて軸方向に伸び、棒の拘
   束端は蓋部材の閉じた端部に取り付けられてお
   り、上記蓋部材は穴の表面に容器の首部のねじ山
   と噛合可能な多数のねじ山を有し、棒の自由端部
   が容器内に挿入された際に容器の蓋を閉じるよう
   に首部に回転して締結されていて、 容器内に棒が二つとも挿入された蓋部材が容器
   に締結された際、少なくとも二つのマスカラ用塗
   布具の睫用ブラシが容器内で互いに係合するよう
   になつている睫にマスカラを塗布するためのマス
   カラ用化粧用具。 １１ 容器が円筒形であつて、二つの首部を備え
   ていることを特徴とする請求項第１０項に記載の
   マスカラ用化粧用具。 １２ 両方のマスカラ用塗布具の蓋部材が容器に
   締結された際、一方のマスカラ用塗布具の睫用ブ
   ラシが、実質的にその縦方向軸の全長に沿つて、
   他方のマスカラ用塗布具の睫用ブラシと相互作用
   していることを特徴とする請求項第１１項に記載
   のマスカラ用化粧用具。 １３ 円筒形容器の相対向する端部に首部が設け
   られ、両方のマスカラ用塗布具の蓋部材が容器に
   締結された際、各マスカラ用塗布具の睫用ブラシ
   が実質的に同じ縦方向軸に沿つて配置されている
   ことを特徴とする請求項第１２項に記載のマスカ
   ラ用化粧用具。 １４ 少なくとも上記首部の一方の内側表面に拭
   き取り部材を備えていることを特徴とする請求項
   第１２項に記載のマスカラ用化粧用具。 １５ 上記拭き取り部材は円筒形の挿入物であつ
   て、その外側表面が上記首部の内側表面に固着す
   ることで上記首部によつて画成される穴の直径を
   減じ、かつ上記拭き取り部材を含む首部によつて
   画成される穴の直径が、少なくとも一方のマスカ
   ラ用塗布具の睫用ブラシの直径よりも小さく設定
   され、それによつて上記睫用ブラシが上記拭き取
   り部材を通過した際に、上記拭き取り部材の表面
   を擦るようになつていることを特徴とする請求項
   第１４項に記載のマスカラ用化粧用具。 １６ 少なくとも一つの睫用ブラシが弾力性のあ
   るしなやかな毛を多数備え、近接して隔てられた
   多数の環状の溝を画成することを特徴とする請求
   項第１３項に記載のマスカラ用化粧用具。 １７ 内側に睫用ブラシを挿入するための開口を
   相対向する端部に有し、所定量の化粧品を貯蔵す
   るための円筒形の容器と、 各化粧用塗布具が睫用ブラシと、睫用ブラシが
   上記開口を通つて容器内に挿入された際容器の開
   口を蓋する手段とを有する一対の化粧用塗布具と
   を備え、 両方の化粧用塗布具の蓋部材が容器を閉じた
   際、両方の化粧用塗布具の睫用ブラシが実質的に
   同じ縦方向軸に沿つて配置されている、睫に化粧
   を施すための化粧品、特にマスカラのための化粧
   用具。 １８ 容器が化粧用塗布具の蓋部材によつて閉じ
   られた際睫用ブラシが容器内で互いに係合し、化
   粧用具が容器から取り出された際睫用ブラシが互
   いに擦れ合うことによつて、睫用ブラシ近傍で化
   粧品が混合されることを特徴とする請求項第１７
   項に記載の化粧用具。 １９ 両方の化粧用塗布具の蓋部材が容器に締結
   された際、一方の化粧用塗布具の睫用ブラシと他
   方と化粧用塗布具の睫用ブラシとが実質的に縦方
   向軸の長さ全体に沿つて相互に干渉するようにな
   つていることを特徴とする請求項第１８項に記載
   の化粧用具。 ２０ 容器は少なくとも一つの円筒形の挿入物を
   容器の開口近くに備えており、その外側表面は容
   器の内側表面に固着していて、化粧用塗布具の睫
   用ブラシの直径よりも小さい穴の直径を画成して
   おり、それによつて上記睫用ブラシが上記円筒形
   挿入物を通過した際、上記睫用ブラシは上記挿入
   物の表面に係合して、上記睫用ブラシから余分な
   化粧品を除去することを特徴とする請求項第１７
   項に記載の化粧用具。