JPH0468850B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0468850B2
JPH0468850B2 JP6206286A JP6206286A JPH0468850B2 JP H0468850 B2 JPH0468850 B2 JP H0468850B2 JP 6206286 A JP6206286 A JP 6206286A JP 6206286 A JP6206286 A JP 6206286A JP H0468850 B2 JPH0468850 B2 JP H0468850B2
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JP
Japan
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flow passage
liquid
cooling
coil
rear bracket
Prior art date
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Expired
Application number
JP6206286A
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English (en)
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JPS62217837A (ja
Inventor
Yutaka Kitamura
Yoshuki Iwaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US07/000,348 priority patent/US4739204A/en
Priority to EP87100503A priority patent/EP0231785B1/en
Priority to EP91121789A priority patent/EP0480484B1/en
Priority to DE8787100503T priority patent/DE3780652T2/de
Priority to DE3751294T priority patent/DE3751294T2/de
Publication of JPS62217837A publication Critical patent/JPS62217837A/ja
Publication of JPH0468850B2 publication Critical patent/JPH0468850B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車など車両の機関に駆動され
る車両用交流発電機に関し、特に冷却の改良にか
かわる。
〔従来の技術〕
従来の車両用交流発電機は第4図に断面図で示
すようになつていた。1は回転軸で、プーリ2が
固着されている。3は回転軸1に固着された回転
子で、次のように構成されている。4は回転子鉄
心、5は一方の磁極鉄心で、複数の磁極爪部5a
が円周方向に対し間隔をあけて出されている。6
は磁極爪部5aの内周に固着された非磁性の支持
環、7はこの支持環6に固着された他方の磁極鉄
心で、複数の磁極爪部7aが円周方向に対し間隔
をあけ、上記磁極爪部5aとは交互に出されてい
る。
8は回転子鉄心4及び他方の磁極鉄心7にエア
ギヤツプを介し配設された固定の励磁側鉄心、9
はこの鉄心8に保持された励磁コイル、10は固
定子鉄心で、スロツトに固定子コイル11を保持
している。12は前側軸受14を介し回転軸1を
支持し、かつ、固定子鉄心10を結合支持する前
ブラケツトで、冷却風の出口穴12aが設けられ
ている。13は固定子鉄心10を結合支持する後
ブラケツトで、後側軸受15を介し回転軸1を支
持するとともに、鉄心8を固着支持しており、冷
却風の入口穴13aが設けられている。16は固
定子コイル11による交流電力を直流電力に変換
する整流器、17は発電機電圧を検出し励磁電流
を制御し、端子電圧を所定に調整する電圧調整
器、18は回転軸1に固定されたフアンである。
上記従来装置において、車両の機関の回転によ
りベルトを介し回転軸1が回転される。一方、蓄
電池から電圧調整器17を介して初期励磁電流が
励磁コイル9に通電され、励磁側鉄心8が2ケ所
のエヤギヤツプを介した磁極鉄心5,7及び同じ
くギヤツプを介した固定子鉄心10とで磁気回路
を形成し、回転軸1が回転することにより、磁極
鉄心5,7が交互に固定子コイル10を横切る
為、交番磁束が固定子コイル11を通り抜け、固
定子コイル11に交流電圧が発生する。この固定
子コイル11に誘起された交流電圧は電圧調整器
17により所定に調整され、整流された直流電力
が励磁コイル9に通電されるとともに蓄電池など
負荷に供給される。
一方、フアン18の回転により後ブラケツト1
3の入口13aから冷却風が吸込まれ、機内を通
風冷却し、前ブラケツト12の出口穴12aから
引出されフアン18により吐出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のような従来の発電機の冷却構造において
は、フアンの冷却能力が不充分である為、ステー
タコイル,整流器,電圧調整器及び励磁コイルの
冷却が充分にできず、耐熱性の限界から出力電流
の増加が困難であつたり、また、励磁コイルの冷
却が不充分である為、出力電流が著しく低下する
という問題があつた。一方、フアンの冷却能力向
上としてフアンを大型化する考えもあるが、装着
性,騒音の面で問題がある。このようにフアンに
よる冷却には限界がある為、出力電流の増加が困
難であるとともに大幅な出力の低下を見込んで設
計しなければならないという欠点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、発電機を水冷することにより
冷却の効率を向上させ、発電機の小型化,高出力
化を図るとともに、励磁コイルを効果的に冷却す
ることにより出力の低下を小さく抑えることので
きる車両用交流発電機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る車両用交流発電機は、固定子コ
イル端部を絶縁樹脂材からなる囲い体で囲い、こ
の囲い体の背面と前,後ブラケツトの内壁部との
間に円周方向に流通路を形成し、冷却液を流通さ
せるとともに、後ブラケツトの外端部に冷却カバ
ーを取付け、これらの間に分岐流通路を形成し、
この冷却カバーの外端面に整流器及び電圧調整器
を取付け、分岐流通路に冷却液を分岐して流通す
るようにし、この分岐流通路中に励磁側鉄心と良
熱伝導状態に結合された良熱伝導体の一端を配設
したものである。
〔作用〕
この発明においては、冷却液の流通により固定
子コイル及び固定子鉄心が効果的に冷却され、整
流器及び電圧調整器が冷却カバーを介し冷却さ
れ、冷却された前,後ブラケツトにより軸受を冷
却するとともに、励磁側鉄心及び良熱伝導体を介
し励磁コイルを効率良く冷却する。
〔発明の実施例〕
第1図にこの発明による車両用交流発電機の一
実施例を示す縦断面図で、第2図は第1図の一部
破断して示す正面図であり、1,2,6,7,7
a,9〜11,14〜17は上記従来装置と同一
のものである。21は回転子で、回転軸1に固着
された一方の磁極鉄心22には複数の磁極爪部2
2aが円周方向に対し間隔をあけ、上記磁極爪部
7aとは交互に出されている。
23は一方及び他方の磁極鉄心22及び7にエ
アギヤツプを介し配設された固定の励磁側鉄心
で、励磁コイル9を保持している。24は固定子
コイル11の両コイル端を囲う両側1対の囲い体
で、合成樹脂などの絶縁材からなり、固定子鉄心
10に液密に固着されており、固定子コイル11
を液密に保護している。
次に、26は固定子鉄心10を支持する前ブラ
ケツトで、環状溝26aに囲い体24の端部の円
筒状突起24aをはめ込み、粘性状のシリコン系
などのガスケツト27により液密に封止してお
り、内壁と囲い体24の背面との間に円周方向に
冷却液の流通路32aが形成されている。この前
ブラケツト26の内壁と囲い体24の背面との間
に冷却液の流入管28及び流出管29側を仕切る
仕切部26bが設けられてある。35は車両の機
関の冷却液循環系路の往路側から流入管28に連
結されたチユーブ、36は流出管29に連結され
上記冷却液循環系路の帰路側に戻すチユーブであ
る。30は前ブラケツト26にOリング31を介
し液密に結合された後ブラケツトで、環状溝30
aに囲い体24の円筒状突起24aをはめ込み、
粘性状のガスケツト27により液密に封止してい
る。後ブラケツト30は励磁側鉄心23を固着す
るとともに、軸受15を支持しており、冷却後の
分岐穴30c及び戻し穴30dが設けられてい
る。後ブラケツト30の内壁と後側の囲い体24
の背面との間に、円周方向に冷却液の流通路32
bが形成されており、流入側と流出側を仕切る仕
切部30bが設けられている。
33は良熱伝導金属材からなり、後ブラケツト
30の外端部に液密に取付けられた冷却カバー
で、これらの間に冷却後の分岐流通路32cが形
成されており、分岐穴30cからの冷却液を流通
し、戻し穴30dから流通路32bの途中に戻
す。冷却カバー33の外端面には、整流器16が
ヒートシンク16aを介し固着され、電圧調整器
17がヒートシンク17aを介し固着されてい
る。
25は励磁側鉄心23と良熱伝導状態に連結さ
れた良熱伝導体で、その一端が分岐流通路32c
に配設されている。
34は後ブラケツト30に取付けられた保護カ
バーである。
上記一実施例の装置の冷却作用は次のようにな
る。
車両の機関の低温の冷却液が一部分流され、流
入管28から流入され、流通路32a,32bを
矢印のように流通し、固定子鉄心10、固定子コ
イル11を冷却して温度上昇し、流出管29から
流出され、機関の冷却液循環系路の復路側に戻さ
れる。
また、流入管28から流通路32bに流入した
冷却液の一部は、分岐穴30cから分岐流通路3
2cを矢印のように流通し、冷却カバー33を介
し整流器16及び電圧調整器17を冷却し、流通
路32bの途中に戻される。
さらに、冷却液に効果的に直接冷却された前ブ
ラケツト26は軸受14を吸熱冷却し、後ブラケ
ツト30は軸受15を吸熱冷却するとともに、励
磁側鉄心23を介して励磁コイル9を吸熱冷却す
る。さらにその上、分岐流通路32cに励磁側鉄
心23と良熱伝導状態に結合された良熱伝導体2
5の一端を配設したので、放熱面積が増加すると
ともに、熱伝達効率が良くなるため、励磁側鉄心
23を介した励磁コイル9の吸熱冷却が一層促進
される。
こうして、発熱の大きい固定子コイル10,整
流器16,電圧調整器17,励磁コイル9が効果
的に冷却され、温度上昇が大きく低減されるとと
もに、特に励磁コイル9の冷却が効果的に行なわ
れるため、励磁電流が大きく低下することもな
く、従つて、出力電流が大きく低下することがな
くなる。
なお、上記実施例では、良熱伝導体25を励磁
側鉄心23にたゞ単に良熱伝導状態で結合した場
合を示したが、第3図に示すように良熱伝導体2
5を励磁側鉄心23に良熱伝導状態に結合すると
同時に、その一端面を励磁コイル9を巻装してい
る良熱伝導材の巻枠9aの端面に圧接すれば、励
磁コイル9を一層効果的に吸熱冷却できる。
さらに、良熱伝導体25の分岐流通路32cに
配設された一端部に放熱フイン25aを設けたの
で、励磁コイル9の吸熱冷却の効果が増大する。
なお、上記実施例では機関の冷却液循環系路か
ら冷却液の一部分流して発電機に流通させたが、
これに限らず、別系統の冷却液循環手段を設けて
もよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、固定子コイ
ルの両コイル端を絶縁材の囲い体で囲い、前,後
ブラケツトの内壁と囲い体の背面との間に形成さ
れた円周方向の流通路に冷却液を流通し、後ブラ
ケツトとこれに取り付けた冷却カバーとの間に形
成された分岐流通路に冷却液を一部分岐して流通
し、この冷却カバーの外端面に整流器及び電圧調
整器を取付け、後ブラケツトの内側端面に励磁側
鉄心を介して励磁コイルを取付け、さらに励磁側
鉄心と一端を結合し、他端を分岐流通路に配設し
た良熱伝導体を設けたので、発熱部が効果的に冷
却され、小型化,高出力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による車両用交流
発電機の縦断面図、第2図は第1図の装置の保護
カバーを除き一部破断して示す正面図、第3図は
この発明の他の実施例を示す縦断面図、第4図は
従来の車両用交流発電機の縦断面図である。 図中、1……回転軸、7……磁極鉄心、9……
励磁コイル、9a……巻枠、10……固定子鉄
心、11……固定子コイル、14,15……軸
受、16……整流器、17……電圧調整器、21
……回転子、22……磁極鉄心、23……励磁側
鉄心、24……囲い体、25……良熱伝導体、2
5a……放熱フイン、26……前ブラケツト、2
6a……環状溝、30……後ブラケツト、30a
……環状溝、32a,32b……流通路、32c
……分岐流通路、33……冷却カバー、なお、図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の機関により回転される回転軸に固着さ
    れ励磁コイルにより励磁される回転子磁極鉄心
    と、この磁極鉄心を囲い固定子コイルが装着され
    た固定子鉄心と、この固定子鉄心を支持するとと
    もに、それぞれ軸受を介し上記回転軸を支持する
    前ブラケツト及び後ブラケツトと、整流器と電圧
    調整器とを備えた車両用交流発電機において、上
    記固定子コイルの両コイル端をそれぞれ液密に囲
    う両側1対の囲い体、内側部でこの一方の囲い体
    の外端部に液密に結合され、内壁とこの囲い体の
    背面との間に円周方向に冷却液の流通路が形成さ
    れた前ブラケツト、内側部で上記他方の囲い体の
    外端部に液密に結合され、内壁とこの囲い体との
    間に円周方向に冷却液の流通路が形成された後ブ
    ラケツト、及びこの後ブラケツトの外端部に液密
    に取付けられ、上記後ブラケツトとの間に形成さ
    れた分岐流通路に後ブラケツトの流通路から冷却
    液を分岐して流通させ、外端面に上記整流器と電
    圧調整器を固着した冷却カバーを備え上記励磁コ
    イルを巻枠に巻装して保持する励磁側鉄心と良熱
    伝導状態で結合した良熱伝導体の一端を上記分岐
    流通路に配設した車両用交流発電機。 2 冷却液を機関の冷却液循環系路から一部を分
    流し流通路に流通するようにした特許請求の範囲
    第1項記載の車両用交流発電機。 3 上記励磁コイルを巻装した良熱伝導材の巻枠
    の端面に上記良熱伝導体の一端面を圧着させた特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の車両用交流
    発電機。 4 上記良熱伝導体の分岐流通路側端部に放熱フ
    インを設けた特許請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかに記載の車両用交流発電機。
JP6206286A 1986-01-30 1986-03-18 車両用交流発電機 Granted JPS62217837A (ja)

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JP6206286A JPS62217837A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 車両用交流発電機
US07/000,348 US4739204A (en) 1986-01-30 1987-01-05 Liquid cooled a.c. vehicle generator
EP87100503A EP0231785B1 (en) 1986-01-30 1987-01-16 Vehicle mounted a.c. generator
EP91121789A EP0480484B1 (en) 1986-01-30 1987-01-16 Vehicle mounted a.c. generator
DE8787100503T DE3780652T2 (de) 1986-01-30 1987-01-16 Anbau-wechselstromgenerator fuer fahrzeuge.
DE3751294T DE3751294T2 (de) 1986-01-30 1987-01-16 Auf einem Fahrzeug montierter Wechselstromgenerator.

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JP6206286A JPS62217837A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 車両用交流発電機

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JPS62217837A JPS62217837A (ja) 1987-09-25
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DE102017208564A1 (de) * 2017-05-19 2018-11-22 Mahle International Gmbh Elektrische Maschine, insbesondere für ein Fahrzeug

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JPS62217837A (ja) 1987-09-25

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