JPH0468554B2 - - Google Patents
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- JPH0468554B2 JPH0468554B2 JP61226989A JP22698986A JPH0468554B2 JP H0468554 B2 JPH0468554 B2 JP H0468554B2 JP 61226989 A JP61226989 A JP 61226989A JP 22698986 A JP22698986 A JP 22698986A JP H0468554 B2 JPH0468554 B2 JP H0468554B2
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- heat
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 80
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
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- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 5
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- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は水、化学薬品、海水等の被熱交換液体
を加熱したり、冷却したりする熱交換装置に関す
るものである。
を加熱したり、冷却したりする熱交換装置に関す
るものである。
[背景技術]
現代社会に於いて、熱交換装置の用途は非常に
増大し、原子力や太陽熱の分野から化学工業の分
野に至るまで広範囲に使用されるようになつてき
た。しかし液体と液体との熱交換装置は旧来のま
ま殆ど変化することなく、今日に至つている。と
ころで従来の液体と液体との熱交換装置は、第3
図に示すように熱媒となる液体が通る熱媒管1′
をタンク2′内に多数千鳥状の配列で架設し、熱
媒管1′の熱とタンク2′内に充満させた被熱交換
液体とが熱交換する貯溜熱交換方式になつてい
た。つまり被熱交換液体を加熱する場合、タンク
2′内に低温の被熱交換液体を充満させ、熱媒管
1′に温水のような熱媒を通し、タンク2′内の被
熱交換液体を加熱していた。しかしかかる従来例
にあつてはタンク2′内に充満せる多量の被熱交
換液体を加熱したり冷却したりするので被熱交換
液体を所定の温度までするのに待ち時間が長くか
かるという欠点があり、また熱媒管1′への熱的
な負荷が大きく熱媒の熱源に一度に負担がかかる
という欠点があり、また多量の被熱交換液体を加
熱するのに時間がかかるため被熱交換液体からタ
ンク2′を介して外部に放熱される熱も多くエネ
ルギーロスが多くて熱効率も悪いという欠点があ
つた。
増大し、原子力や太陽熱の分野から化学工業の分
野に至るまで広範囲に使用されるようになつてき
た。しかし液体と液体との熱交換装置は旧来のま
ま殆ど変化することなく、今日に至つている。と
ころで従来の液体と液体との熱交換装置は、第3
図に示すように熱媒となる液体が通る熱媒管1′
をタンク2′内に多数千鳥状の配列で架設し、熱
媒管1′の熱とタンク2′内に充満させた被熱交換
液体とが熱交換する貯溜熱交換方式になつてい
た。つまり被熱交換液体を加熱する場合、タンク
2′内に低温の被熱交換液体を充満させ、熱媒管
1′に温水のような熱媒を通し、タンク2′内の被
熱交換液体を加熱していた。しかしかかる従来例
にあつてはタンク2′内に充満せる多量の被熱交
換液体を加熱したり冷却したりするので被熱交換
液体を所定の温度までするのに待ち時間が長くか
かるという欠点があり、また熱媒管1′への熱的
な負荷が大きく熱媒の熱源に一度に負担がかかる
という欠点があり、また多量の被熱交換液体を加
熱するのに時間がかかるため被熱交換液体からタ
ンク2′を介して外部に放熱される熱も多くエネ
ルギーロスが多くて熱効率も悪いという欠点があ
つた。
[発明の目的]
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは少量の被熱交換
液体を短時間で加熱したり冷却したりでき待ち時
間が短くなり、しかも熱媒管にかかる熱的負荷が
少なくて熱源に負担をかけなくても温度回復が速
く、さらに短時間で所定温度に加熱したり冷却し
たりされるので外部への放熱が少なくて熱効率が
向上する熱交換装置を提供するにある。
て、本発明の目的とするところは少量の被熱交換
液体を短時間で加熱したり冷却したりでき待ち時
間が短くなり、しかも熱媒管にかかる熱的負荷が
少なくて熱源に負担をかけなくても温度回復が速
く、さらに短時間で所定温度に加熱したり冷却し
たりされるので外部への放熱が少なくて熱効率が
向上する熱交換装置を提供するにある。
[発明の開示]
本発明熱交換装置は、被熱交換液体が送られて
くる液体流出管3を熱交換室4の上部に水平に架
設すると共に液体流出管3に被熱交換液体を流下
させる流出口5を液体流出管3の長手方向に点在
させ、熱媒が流れる複数本の熱媒管1を液体流出
管3の下方で熱交換室4内に水平に架設すると共
にこの複数本の熱媒管1を上下に千鳥状に配置
し、各熱媒管1に水平方向に突出するフイン6を
設けたものであつて、上述のように構成すること
により従来例の欠点を解決したものである。つま
り、上記のように構成したことにより、液体流出
管3の流出口5から被熱交換液体が流下せられ、
流下する被熱交換液体が熱媒管1に接触して熱交
換して加熱されたり冷却されたりするものであつ
て、少量の被熱交換液体を短時間で加熱したり冷
却したりできて待ち時間を短くできるようにな
り、しかも熱媒管1にかかる負荷が小さくて熱源
に負担をかけなくとも温度回復が速く、被熱交換
液体を所望の温度に加熱したり冷却したりできる
ようになり、さらに短時間で所定の温度に加熱し
たり冷却したりできて外部への放熱が少なくて熱
効率が向上するようになり、さらにまた熱媒管1
を水平に架設すると共に複数本の熱媒管1を千鳥
状に配置したことにより、熱交換効率が向上する
ようになり、さらに熱媒管1にフイン6を水平方
向に突出させたことにより、上から流下する被熱
交換液体が熱媒管1の上側に接触するだけのもの
でも接触面積が大きくなつて熱交換率が低下しな
いと共に熱媒管1の本数も減らせて構造的に廉価
にできるようになつた。
くる液体流出管3を熱交換室4の上部に水平に架
設すると共に液体流出管3に被熱交換液体を流下
させる流出口5を液体流出管3の長手方向に点在
させ、熱媒が流れる複数本の熱媒管1を液体流出
管3の下方で熱交換室4内に水平に架設すると共
にこの複数本の熱媒管1を上下に千鳥状に配置
し、各熱媒管1に水平方向に突出するフイン6を
設けたものであつて、上述のように構成すること
により従来例の欠点を解決したものである。つま
り、上記のように構成したことにより、液体流出
管3の流出口5から被熱交換液体が流下せられ、
流下する被熱交換液体が熱媒管1に接触して熱交
換して加熱されたり冷却されたりするものであつ
て、少量の被熱交換液体を短時間で加熱したり冷
却したりできて待ち時間を短くできるようにな
り、しかも熱媒管1にかかる負荷が小さくて熱源
に負担をかけなくとも温度回復が速く、被熱交換
液体を所望の温度に加熱したり冷却したりできる
ようになり、さらに短時間で所定の温度に加熱し
たり冷却したりできて外部への放熱が少なくて熱
効率が向上するようになり、さらにまた熱媒管1
を水平に架設すると共に複数本の熱媒管1を千鳥
状に配置したことにより、熱交換効率が向上する
ようになり、さらに熱媒管1にフイン6を水平方
向に突出させたことにより、上から流下する被熱
交換液体が熱媒管1の上側に接触するだけのもの
でも接触面積が大きくなつて熱交換率が低下しな
いと共に熱媒管1の本数も減らせて構造的に廉価
にできるようになつた。
以下本発明を図面により詳細に説明する。
第1図に示すように熱交換室4の上部には複数
本の液体流出管3を等間隔に架設してあり、液体
流出管3の上部の両側には流出口5を長手方向に
等間隔に穿設してある。この液体流出管3には加
熱したり冷却したりしたい液体である被熱交換液
体が供給されるようになつている。熱交換室4内
の液体流出管3の下方には複数本の熱媒管1が上
下左右に架設されている。この熱媒管1は千鳥状
に配置されており、熱媒管1の左右両側には水平
方向に突出するフイン6が溶接等にて一体に設け
られている。この熱媒管1には熱媒が供給される
ようになつている。つまり加熱する場合はボイラ
等から熱媒として温水が供給され、冷却する場合
冷却器等から冷水が供給されるようになつてい
る。このように本発明の降液式の熱交換装置が構
成され、液体流出管3に被熱交換液体を供給する
と、液体流出管3の流出口5から被熱交換液体が
流下せられ、最上段の熱媒管1に接触して熱交換
し、次に2段目、3段目…と順次熱媒管1に接触
して熱交換して被熱交換液体を所定の温度にす
る。このとき熱媒管1にフイン6を有するので熱
媒管1の上側にしか被熱交換液体が接触しなくて
も熱交換面積が小さくならない。
本の液体流出管3を等間隔に架設してあり、液体
流出管3の上部の両側には流出口5を長手方向に
等間隔に穿設してある。この液体流出管3には加
熱したり冷却したりしたい液体である被熱交換液
体が供給されるようになつている。熱交換室4内
の液体流出管3の下方には複数本の熱媒管1が上
下左右に架設されている。この熱媒管1は千鳥状
に配置されており、熱媒管1の左右両側には水平
方向に突出するフイン6が溶接等にて一体に設け
られている。この熱媒管1には熱媒が供給される
ようになつている。つまり加熱する場合はボイラ
等から熱媒として温水が供給され、冷却する場合
冷却器等から冷水が供給されるようになつてい
る。このように本発明の降液式の熱交換装置が構
成され、液体流出管3に被熱交換液体を供給する
と、液体流出管3の流出口5から被熱交換液体が
流下せられ、最上段の熱媒管1に接触して熱交換
し、次に2段目、3段目…と順次熱媒管1に接触
して熱交換して被熱交換液体を所定の温度にす
る。このとき熱媒管1にフイン6を有するので熱
媒管1の上側にしか被熱交換液体が接触しなくて
も熱交換面積が小さくならない。
このような構造の熱交換装置は廃水の分離装
置、蒸発器、屎尿分離器、海水分離器、冷却器等
に用いられる。廃水の分離装置の場合、被熱交換
液体としての廃水を液体流出管3の流出口5から
流下させ、熱媒管1に温水のような熱媒を通し、
廃水を加熱して水分を気化させて廃水を濃縮す
る。蒸発器の場合、被熱交換液体として化学薬品
液を液体流出管3の流出口5から流下させ、熱媒
管1に温水を通し、化学薬品液を加熱して低温蒸
発させたりする。屎尿分離器の場合、液体流出管
3の流出口5から屎尿を流下させ、熱媒管1に温
水を通し、屎尿の水分を蒸発させて屎尿を濃縮し
たり、固形物を形成したりする。海水分離器の場
合、液体流出管3の流出口5から海水を流下さ
せ、熱媒管1に温水を通し、海水の水分を蒸発さ
せて塩を製造したり、真水を製造したりする。
置、蒸発器、屎尿分離器、海水分離器、冷却器等
に用いられる。廃水の分離装置の場合、被熱交換
液体としての廃水を液体流出管3の流出口5から
流下させ、熱媒管1に温水のような熱媒を通し、
廃水を加熱して水分を気化させて廃水を濃縮す
る。蒸発器の場合、被熱交換液体として化学薬品
液を液体流出管3の流出口5から流下させ、熱媒
管1に温水を通し、化学薬品液を加熱して低温蒸
発させたりする。屎尿分離器の場合、液体流出管
3の流出口5から屎尿を流下させ、熱媒管1に温
水を通し、屎尿の水分を蒸発させて屎尿を濃縮し
たり、固形物を形成したりする。海水分離器の場
合、液体流出管3の流出口5から海水を流下さ
せ、熱媒管1に温水を通し、海水の水分を蒸発さ
せて塩を製造したり、真水を製造したりする。
次に本発明降液式の熱交換装置の具体的な一実
施例について説明する。第2図に示すように胴箱
2aの上面の開口には蓋体2bを被着して外箱2
が形成され、外箱2内に熱交換室4を形成してあ
る。蓋体2bの一端には被熱交換液体が導入され
る液体導入管8を設けてあり、液体導入管8から
液体導入室9に被熱交換液体が導入されるように
なつている。蓋体2b内の両端間には液体流出管
3を架設してあり、液体流出管3の一端を液体導
入室9内に連通させてある。液体流出管3の上部
には長手方向の等間隔で長孔状の流出口5を穿孔
してある。胴箱2aの左側の下部には熱媒が導入
される熱媒導入管10を設けてあり、熱媒導入管
10を熱媒導入室11に連通させてある。熱媒導
入室11の上方には仕切板を介して熱媒連通室1
2を設けてある。胴箱2aの右側の上部には熱媒
導出管13を設けてあり、熱媒導出管13を熱媒
導出室14に連通させてある。熱媒導出室14の
下方には仕切板を介して熱媒連通室15を設けて
ある。胴箱2b内には複数本の熱媒管1を両端間
に亘るように架設してあり、熱媒管1の両端を熱
媒導入室11、熱媒連通室12、熱媒導出室14
及び熱媒連通室15に連通させてあり、熱媒管1
の両側にはフイン6を設けてある。しかして熱媒
導入管10から熱媒導入室11に熱媒が導入さ
れ、熱媒導入室11から下部の熱媒管1に熱媒が
供給され、この下部の熱媒管1を通つた熱媒が熱
媒連通室15を介して中部の熱媒管1に流れ、中
部の熱媒管1を通つた熱媒が熱媒連通室12を介
して上部の熱媒管1に流れ、上部の熱媒管1を通
つた熱媒が熱媒導出室14を経て熱媒導出管13
から出て行くようになつている。胴箱2aの底板
には排出ドレン16を設けてあり、熱交換された
ものが排出ドレン16から排出されるようになつ
ている。胴箱2aの下に受け皿17が取り付けら
れるようになつている。また蓋体2bには熱交換
室4内の蒸気を排出する蒸気排出口を設けてあ
る。
施例について説明する。第2図に示すように胴箱
2aの上面の開口には蓋体2bを被着して外箱2
が形成され、外箱2内に熱交換室4を形成してあ
る。蓋体2bの一端には被熱交換液体が導入され
る液体導入管8を設けてあり、液体導入管8から
液体導入室9に被熱交換液体が導入されるように
なつている。蓋体2b内の両端間には液体流出管
3を架設してあり、液体流出管3の一端を液体導
入室9内に連通させてある。液体流出管3の上部
には長手方向の等間隔で長孔状の流出口5を穿孔
してある。胴箱2aの左側の下部には熱媒が導入
される熱媒導入管10を設けてあり、熱媒導入管
10を熱媒導入室11に連通させてある。熱媒導
入室11の上方には仕切板を介して熱媒連通室1
2を設けてある。胴箱2aの右側の上部には熱媒
導出管13を設けてあり、熱媒導出管13を熱媒
導出室14に連通させてある。熱媒導出室14の
下方には仕切板を介して熱媒連通室15を設けて
ある。胴箱2b内には複数本の熱媒管1を両端間
に亘るように架設してあり、熱媒管1の両端を熱
媒導入室11、熱媒連通室12、熱媒導出室14
及び熱媒連通室15に連通させてあり、熱媒管1
の両側にはフイン6を設けてある。しかして熱媒
導入管10から熱媒導入室11に熱媒が導入さ
れ、熱媒導入室11から下部の熱媒管1に熱媒が
供給され、この下部の熱媒管1を通つた熱媒が熱
媒連通室15を介して中部の熱媒管1に流れ、中
部の熱媒管1を通つた熱媒が熱媒連通室12を介
して上部の熱媒管1に流れ、上部の熱媒管1を通
つた熱媒が熱媒導出室14を経て熱媒導出管13
から出て行くようになつている。胴箱2aの底板
には排出ドレン16を設けてあり、熱交換された
ものが排出ドレン16から排出されるようになつ
ている。胴箱2aの下に受け皿17が取り付けら
れるようになつている。また蓋体2bには熱交換
室4内の蒸気を排出する蒸気排出口を設けてあ
る。
[発明の効果]
本発明は叙述のように被熱交換液体が送られて
くる液体流出管を熱交換室の上部に水平に架設す
ると共に液体流出管に被熱交換液体を流下させる
流出口を液体流出管の長手方向に点在させ、熱媒
が流れる熱媒管を液体流出管の下方で熱交換室内
に架設してあるので、液体流出管の流出口から被
熱交換液体が流下せられ、流下する被熱交換液体
が熱媒管に接触して熱交換して加熱されたり冷却
されたりするものであつて、少量の被熱交換液体
を短時間で加熱したり冷却したりできて待ち時間
を短くできるものであり、しかも熱媒管にかかる
負荷が小さくて熱源に負担をかけなくとも温度回
復が速く、被熱交換液体を所望の温度に加熱した
り冷却したりできるものであり、さらに短時間で
所定の温度に加熱したり冷却したりできて外部へ
の放熱が少なくて熱効率が向上するものであつ
て、熱エネルギーの節約にも寄与できるものであ
り、さらにまた複数本の熱媒管を水平に架設する
と共にこの複数本の熱媒管を上下に千鳥状に配置
したので、液体流出管から流下する被熱交換液体
が熱媒管にまんべんなく接触すると共に被熱交換
液体が熱媒管に確実に接触して熱交換するもので
あつて、熱交換の効率が向上すると共に被熱交換
液体の温度が均一になるものであり、さらに熱媒
管にフインを水平方向に突出させたので、フイン
にて被熱交換液体との接触面積が大きくなつて熱
媒管と確実に熱交換して熱交換効率を向上できる
ものであり、また上から流下する被熱交換液体が
熱媒管の上側に接触するだけのものでもフインに
て接触面積が大きくなつて熱交換率が低下しない
と共に熱媒管の本数も減らせて構造的に廉価にで
きるものである。
くる液体流出管を熱交換室の上部に水平に架設す
ると共に液体流出管に被熱交換液体を流下させる
流出口を液体流出管の長手方向に点在させ、熱媒
が流れる熱媒管を液体流出管の下方で熱交換室内
に架設してあるので、液体流出管の流出口から被
熱交換液体が流下せられ、流下する被熱交換液体
が熱媒管に接触して熱交換して加熱されたり冷却
されたりするものであつて、少量の被熱交換液体
を短時間で加熱したり冷却したりできて待ち時間
を短くできるものであり、しかも熱媒管にかかる
負荷が小さくて熱源に負担をかけなくとも温度回
復が速く、被熱交換液体を所望の温度に加熱した
り冷却したりできるものであり、さらに短時間で
所定の温度に加熱したり冷却したりできて外部へ
の放熱が少なくて熱効率が向上するものであつ
て、熱エネルギーの節約にも寄与できるものであ
り、さらにまた複数本の熱媒管を水平に架設する
と共にこの複数本の熱媒管を上下に千鳥状に配置
したので、液体流出管から流下する被熱交換液体
が熱媒管にまんべんなく接触すると共に被熱交換
液体が熱媒管に確実に接触して熱交換するもので
あつて、熱交換の効率が向上すると共に被熱交換
液体の温度が均一になるものであり、さらに熱媒
管にフインを水平方向に突出させたので、フイン
にて被熱交換液体との接触面積が大きくなつて熱
媒管と確実に熱交換して熱交換効率を向上できる
ものであり、また上から流下する被熱交換液体が
熱媒管の上側に接触するだけのものでもフインに
て接触面積が大きくなつて熱交換率が低下しない
と共に熱媒管の本数も減らせて構造的に廉価にで
きるものである。
第1図は本発明熱交換装置の断面図、第2図は
同上の具体的な一実施例の一部破断し、一部熱媒
管の断面を示す斜視図、第3図は従来例の断面図
であつて、1は熱媒管、3は液体流出管、4は熱
交換室、5は流出口である。
同上の具体的な一実施例の一部破断し、一部熱媒
管の断面を示す斜視図、第3図は従来例の断面図
であつて、1は熱媒管、3は液体流出管、4は熱
交換室、5は流出口である。
Claims (1)
- 1 被熱交換液体が送られてくる液体流出管を熱
交換室の上部に水平に架設すると共に液体流出管
に被熱交換液体を流下させる流出口を液体流出管
の長手方向に点在させ、熱媒が流れる複数本の熱
媒管を液体流出管の下方で熱交換室内に水平に架
設すると共にこの複数本の熱媒管を上下に千鳥状
に配置し、各熱媒管の両側に水平方向に突出する
フインを設けて成ることを特徴とする熱交換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22698986A JPS6383585A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22698986A JPS6383585A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 熱交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383585A JPS6383585A (ja) | 1988-04-14 |
JPH0468554B2 true JPH0468554B2 (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=16853762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22698986A Granted JPS6383585A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6383585A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2502934B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1996-05-29 | 大阪瓦斯株式会社 | 吸収式冷凍機 |
JP5626522B2 (ja) * | 2010-01-06 | 2014-11-19 | 一男 中野 | 流下液膜式熱交換装置 |
JP6902582B2 (ja) * | 2019-09-06 | 2021-07-14 | 浩 畑元 | 熱交換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55131486U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-17 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP22698986A patent/JPS6383585A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383585A (ja) | 1988-04-14 |
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