JPH046827B2 - - Google Patents

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JPH046827B2
JPH046827B2 JP1305639A JP30563989A JPH046827B2 JP H046827 B2 JPH046827 B2 JP H046827B2 JP 1305639 A JP1305639 A JP 1305639A JP 30563989 A JP30563989 A JP 30563989A JP H046827 B2 JPH046827 B2 JP H046827B2
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JP
Japan
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sliding member
gap
members
mounting
outside
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1305639A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02161038A (ja
Inventor
Yoshimasa Shima
Koichi Obikane
Makoto Suzuki
Mitsuhiro Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は相隣接するコンクリート壁を主体と
する建造物の例えば壁対壁、屋根対屋根、壁対屋
根、床対床、床対壁あるいは天井対天井等の間の
隙間に覆設するエキスパンシヨンジヨイントに関
し、その目的は外力の変化によつて建造物相互に
膨張あるいは収縮等による相対移動があつてもこ
れに対処しかつ水密性を確保し得るエキスパンシ
ヨンジヨイントを提供することにある。
次に、本発明の一実施例を第1図にしたがつて
説明すると、図中41は相隣接する建造物の壁W
1,W1′(躯体ともいう)との間にその隙間T
1を遮蔽状に覆設したエキスパンシヨンジヨイン
ト(以下単にジヨイントという)であつて、同ジ
ヨイント41は対をなす固定部材42,43と摺
動部材46とカバー部材47とにより構成されて
いる。
42および43は上記した対をなす固定部材で
あつて、壁体W1,W1′の屋外面に対設される
もので、断面形状が対称形状に形成されているの
で、図示左側の固定部材42について説明する。
この固定部材42は取付部材44と蓋部材45
との二部材より構成され、両部材44,45は例
えばアルミニウム等の軽合金材を押出成形した壁
材よりなり、ともに長尺に形成されている。
44は上記した固定部材42の取付部材であつ
て、その断面において、44Aは取付ウエブであ
つて水平状に設けられ、その図示左端部には外側
へ鉛直状に所定の張出幅で張出す縁片44Bが設
けられ、また、ウエブ44Aの左端部寄りには縁
片44Bと所定の間隔を隔てて対設する突片44
Cが設けられて溝部44Dがその長手方向に沿つ
て形成されている。また、突片44Cの溝部44
D側の面44Eは断面略鋸刃状に形成されてい
る。また、取付ウエブ44Aの右端部には外側へ
張出す縁片44Fが形成されるとともに、同縁片
44Fの外端には図示右側へ所定の長さで直角状
に張出して摺動部材46を摺動案内する案内片4
4Gが形成されている。また、縁片44Fの図示
右側面には止水板77を嵌着する凹部44Hが形
成されている。このように形成された取付部材4
4の取付ウエブ44Aの上面側には溝部44Jが
形成されている。この溝部44Jは後述する蓋部
材45によつて外側が閉塞された空間部となすよ
うに構成される。
45は固定部材42,43の蓋部材であつて、
ウエブ45Aを主体とし、カバー部材47を摺接
案内するウエブ45Aの一端部には取付部材44
の溝部44Dに挿通されて係合する係止部45C
を有する取付片45Bが垂設されるとともに、同
端部にはクツシヨン部材28を嵌着する溝部45
Dが形成されている。また、ウエブ45Aの他端
には取付部材44の案内片44Gと対応して摺動
部材46を挟持案内する突片45Eが形成されて
いる。
46は摺動部材であつて内側の摺動部材46A
と外側の摺動部材46Eとのの2部材とより形成
され、ともに可撓性を有するばね鋼材等により形
成されている。この内側の摺動部材46Aは固定
部材42,43に沿つて所定の間隔で配設される
もので、そのウエブ46Bのほぼ中央部には取付
用凸部46Cが形成されるとともにその両端は前
記取付部材44と蓋部材45により形成した空間
部に挿し込まれるとともに端部には係合片46D
が曲折形成されている。また、外側の摺動部材4
6Eはそのほぼ両端部が前記固定部材42,43
の蓋部材45の外側に配設されるとともに、その
ウエブ46Fはカバー部材47を弾性係着し得る
長さに形成されその両端部には図示上方に向つて
略かぎ形状の係止突片46Gが形成されている。
このように形成された内側の摺動部材46Aと外
側の摺動部材46Eとは前記躯体W1,W1′間
の隙間のほぼ中央部位において、取付凸部46C
を介し平行状に溶着手段等の連結手段により一体
に結合連結されるとともに、前記固定部材42,
43の蓋部材45を内外から挟持する摺動部材4
6が形成されこの摺動部材46はその全体が弾性
変形可能に形成されている。
47はジヨイント41のカバー部材であつて、
アルミニウム等の軽合金材を押出成形した型材よ
りなるもので、長尺に形成され、その断面におい
て、47Aはほぼ水平状に設けられたウエブであ
つて、その両端には蓋部材45のウエブ45Aに
案内摺動され、かつクツシヨン部材28に嵌着す
る溝部47Bが形成されている。また、この溝部
47Bの一部には摺動部材46、すなわち外側の
摺動部材46Eの係止突片46Gと係合する突片
47Cが形成されている。このように形成された
摺動部材46は内側の摺動部材46Aが固定部材
42,43の取付部材44と蓋部材45に摺動可
能に挟持されるとともに、その外側の摺動部材4
6Eは固定部材42,43の上面側にあつて、カ
バー部材47が係止突片46Gを介して弾性係着
されるように構成されている。
上記のように形成された固定部材42,43の
取付部材44,44はそれぞれ図示のように壁体
W1,W1′の屋外面に沿つて連結状に配設され
て取付ボルトにより止着されている。このように
配設された両取付部材44,44間には所定間隔
で摺動部材46が横架されるとともに、取付部材
44,44にはそれぞれ蓋部材45,45がその
端部に形成された取付片45B,45Bが取付部
材44,44の溝部44D,44Dに挿通されて
係止部45Cと面44Fとが係着されて一体状に
組付けられ、相互の固定部材42,43間には内
側の摺動部材46Aが案内片44Gと突片45E
とにより図示左右方向へ移動可能に挟持されてい
る。そして、外側の摺動部材46Eは固定部材4
2,43の上面側にあつて、同内側の摺動部材4
6Aと外側の摺動部材46Eとが前記躯体W1,
W1′間のほぼ中央部位において、取付凸部46
Cを介し平行状に溶着、ビス手段等の連結手段に
より一体に結合連結され、カバー部材47が係止
突片46Gを介して弾性係着されるものである。
したがつて、摺動部材46はその全体が弾性変
形可能に形成され、かつ固定部材42,43間の
蓋部材45に摺動可能に挟持状に介装したもので
あるから、例えば図示実線矢印方向(図示左右方
向)へ建造物が外力の変化により膨張あるいは収
縮して相対移動しその隙間T1が変動しても、ジ
ヨイント41全体が伸縮状態を維持して隙間T1
はカバー部材47により遮蔽されている。また、
建造物が図示破線矢印方向(図示上下方向)へ相
対移動した場合、摺動部材46はその全体が傾動
変形可能であるから、その相対移動に応じて傾動
しかつジヨイント41全体に配設するカバー部材
47をも安定保持して隙間T1を遮蔽することが
できる。
なお、摺動部材とカバー部材との連結手段は上
記実施例の構成に限定するものではなくビス止め
や、例えば第2図および第3図に示す取着構成で
あつてもよい。すなわち、第2図に示す摺動部材
71にはそのウエブ71Aのほぼ中央部に凸部7
1Bが形成されるとともにこの凸部71Bの側方
71C,71Cの一部を図示のように切起して係
止片71D,71Dを形成し、カバー部材72は
そのウエブ72Aのほぼ中央部に係止片71Dと
係合する断面略かぎ形状の突片72B,72Bを
対設して係合連結する構成としたものである。ま
た、第3図に示す摺動部材73は図示のようにそ
のウエブ73Aの中央部より左右対称に切起しを
して両切起し部を鉤形状に折曲して係合片73
B,73Bを形成したものでウエブ73Aおよび
係合片73Bをともに弾性変形可能に形成したも
のである。これに対し、カバー部材74のウエブ
74Aのほぼ中央には上述したカバー部材72の
突片72Bとは逆向き(外側向き)の断面略かぎ
形状の突片74Bを対設して同突片74Bに係合
片73Bを弾性係着して摺動部材73とカバー部
材74とを連結する構成としたものである。
以上のように、本発明は、適宜隙間をおいて相
隣接する建造物の躯体の前記隙間に配設される取
付部材と同取付部材の外側を閉塞しかつ内側に適
宜空間部を形成する蓋部材との二部材からなる固
定部材を対設するとともに、この両固定部材の蓋
部材の外側には両固定部材を跨架して配設される
外側の摺動部材とこの外側の摺動部材の外側に取
着して前記建造物躯体間の〓間を遮蔽するカバー
部材とを設け、前記外側の摺動部材と前記蓋部材
内側の空間部に挿し込んだ内側の摺動部材とを、
前記躯体間の隙間のほぼ中央位置で適宜連結手段
により連結するとともに同内側及び外側の摺動部
材により前記蓋部材を内外で挟持して同躯体間の
隙間の伸縮方向へ摺動可能に介装する構成とした
ものであるから、相隣接する建造物の外力の変化
による伸縮変動に対処して建造物相互間の隙間を
安定した状態で遮蔽することができるとともに、
その水密性を高めることができる。
さらには、外側の摺動部材と前記蓋部材内側の
空間部に挿し込んだ内側の摺動部材とを、前記躯
体間の隙間のほぼ中央位置で適宜連結手段により
連結するとともに同内側及び外側の摺動部材によ
り前記蓋部材を内外で挟持するものであるから、
固定部材の蓋部材に対するカバー部材の取付けが
容易になし得、エキスパンシヨンジヨイント全体
の組付け施工性を大幅に良化向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図および第3図は連結手段の別例を示す斜視図
である。 41……エキスパンシヨンジヨイント、42…
…固定部材、43……取付部材、45……蓋部
材、46……摺動部材、46A……内側の摺動部
材、46E……外側の摺動部材、47……カバー
部材、W1,W1′……躯体、T1……隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適宜隙間をおいて相隣接する建造物の躯体の
    前記隙間部に配設される取付部材と同取付部材の
    外側を閉塞しかつ内側に適宜空間部を形成する蓋
    部材との二部材からなる固定部材を対設するとと
    もに、この両固定部材の蓋部材の外側には両固定
    部材を跨架して配設される外側の摺動部材とこの
    外側の摺動部材の外側に取着して前記建造物躯体
    間の隙間を遮蔽するカバー部材とを設け、前記外
    側の摺動部材と前記蓋部材内側の空間部に挿し込
    んだ内側の摺動部材とを、前記躯体間の隙間のほ
    ぼ中央位置で適宜連結手段により連結するととも
    に同内側及び外側の摺動部材により前記蓋部材を
    内外で挟持して同躯体間の隙間の伸縮方向へ摺動
    可能に介装する構成としたエキスパンシヨンジヨ
    イント。
JP30563989A 1989-11-24 1989-11-24 エキスパンションジョイント Granted JPH02161038A (ja)

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JP2557461Y2 (ja) * 1991-10-21 1997-12-10 株式会社日本アルミ 壁用の伸縮継手
JP5914908B2 (ja) * 2011-01-06 2016-05-11 株式会社Lixil 建物添設用独立構築物
JP6240035B2 (ja) * 2014-07-07 2017-11-29 株式会社Lixil 建物添設用独立構築物とその支持構造

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