JPH0468250A - 空気調和機の除霜制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の除霜制御装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来の空気調和機の除霜制御装置について図面を参照し
ながら説明する。

第３図は、従来の空気調和機の除霜制御装置のブロック
図である。まず、１は外気温度を検出する外気温センサ
であり、２は室外機（図示せｔ’）の配管温度を検出す
る室外配管温センサであシ、３は暖房運転時間を積算検
出する運転時間積算装置である。４は外気温センサ１、
室外配管温センサ２及び運転時間積算装置３からの指令
により除霜制御する制御装置であり、これらから構成さ
れている。ここで制御装置４は、外気温度に応じてあら
かじめ暖房運転時間と室外配管温度を設定しており、各
々所定値に到達すれば空気調和機は除霜運転に入る。

発明が解決しようとする課題 ところが、このような空気調和機の除霜制御装置におい
ては、外気温度と室外配管温度で暖房運転時間を決めて
おシ、所定時間経過する迄除霜に入れない故、着霜によ
る能力不足の状態でも暖房運転するため、着霜も多く、
除霜時間も長くなり、室温が極度に低下し不快感を覚え
たり、設定室温に到達する迄時間を多く要するという欠
点があった。

本発明は、上記課題に鑑み、除霜運転が適切に行われ室
温低下することなく快適空調を実現できる空気調和機、
の除霜制御装置を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するため、本発明の空気調和機の除霜制
御装置は、室内温度を検出する室温センサと、室内温度
を設定する室内温度設定器と、前記室温センサの検出温
度と前記室内温度設定器の設定温度との温度差を検出す
る温度差検出装置と、最近の暖房運転開始から現時点ま
での暖房運転時間を検出する運転時間積算装置と、除霜
終了後の温風吹出開始時間を検出する温風吹出時間検出
装置と、前記温度差検出装置の検出結果と前記温風吹出
時間検出装置の検出結果とに基づいて暖房運転時間を設
定し、前記運転時間積算装置の検出時間が先に設定した
暖房運転時間に達したとき空気調和機の除霜運転を開始
する空調制御装置とよりなり、前記空調制御装置は、除
霜終了後の温風吹出開始時間が長い程短くかつ前記室温
センサの検出温度と前記室内温度設定器の設定温度との
温度差が大きい程短く暖房運転時間を設定するという構
成となっている。

作　　用 本発明の空気調和機の除霜制御装置は、空調制御装置が
室温センサの検出温度と室内温度設定器の設定温度との
温度差と除霜終了後の温風吹出開始時間とに基づいて暖
房運転時間を設定し、最近の暖房運転開始から現時点ま
での暖房運転時間が空調制御装置の設定した暖房運転時
間に達したとき空気調和機の除霜運転を開始するもので
あり、空調制御装置は、除霜終了後の温風吹出開始時間
が長い程短くかつ室温センサの検出温度と室内温度設定
器の設定温度との温度差が大きい程短く暖房運転時間を
設定するので、除霜運転が適切に行われる。除霜運転が
適切に行われると、着霜が少なく、着霜による能力不足
や除霜時間が長くなることがない。そのため室温の低下
を防ぐことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の空気調和機の除霜制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における空気調和機の除霜制御
装置のブロック図を示すものである。第１図において、
６は室内温度を検出する室温センサであシ、６は室内温
度を設定する室温設定器である。７は室温センサ６の検
出温度と室温膜゛定器６の設定温度との温度差を検出す
る温度差検出装置である。８は最近の暖房運転開始から
現時点までの暖房運転時間を検出する運転時間積算装置
であり、９は除霜終了後の温風吹出開始時間を検出する
温風吹出時間検出装置である。１０は外気温を検出する
外気温センサであり、１１は室外機（図示せず）の配管
温度を検出する室外配管温センサである。１２は温度差
検出装置Ｔの検出結果と温風吹出時間検出装置９の検出
結果とに基づいて暖房運転時間を設定し、運転時間積算
装置８の検出時間が先に設定した暖房運転時間に達した
とき空気調和機の除霜運転を開始する空調制御装置であ
る。なお、室温センサ６の室内温度設定器６は温度差検
出装置７に電気的に接続されており、温度差検出装置７
と運転時間積算装置８と温風吹出時ｎ■検出装置９と外
気温センサ１０と室外配管温センサ１１は空調制御装置
１２に電気的に接続されている。

以上のように構成された空気調和機の除霜制御装置につ
いて、以下第１図及び第２図を参照してその動作を説明
する。第２図は本発明の一実施例の空気調和機の除霜装
置の動作を示すフローチャートである。まず、空気調和
機の暖房運転のスイッチを「入」にすると、ステップ１
をＹＥＳ側に分岐してステップ２へ進む。暖房運転の開
始時は除霜運転していないので、ステップ２をＮｏ側に
分岐してステップ３へ進む。暖房運転の開始時は除霜運
転の経歴がないので、ステップ３をＮｏ側に分岐してス
テップ４へ進む。ステップ４では空調制御装置１２が外
気温センサ１ｏと室外配管温センサ１１からそれぞれの
検出温度を取込み、その次のステップ６では空調制御装
置１２が運転時間積算装置８から暖房運転時間を取込み
、その次のステップ６へ進む。暖房運転の開始時は、外
気温センサ１ｏ及び室外配管温センサ１１から取込んだ
検出温度と運転時間積算装置８から取込んだ暖房運転時
間の組合せは、除霜開始条件を満足せず、空調制御装置
１２は除霜開始指令を出さない。そのためステップ６を
Ｎｏ側に分岐して、その次のステップ７で空調制御装置
１２によシ空気調和機は暖房運転を行い、ステップ１へ
戻る。暖房運転をしばらく続けると、室外機に霜が着き
、外気温センサ１０及び室外配管温センサ１１から取込
んだ検出温度と運転時間積算装置８から取込んだ暖房運
転時間の組合せは、除霜開始条件を満足し、空調制御装
置１２が除霜開始指令を出す。そのためステップ６に進
んだときステップ６をＹＥＳ側に分岐して、その次のス
テップ８で空調制御装置１２により空気調和機は除霜運
転を行い、ステップ１へ戻る。今度は除霜運転中である
ので、ステップ２に進んだときステップ２をＹＥＳ側に
分岐して、その次のステップ９で室外配管温センサ１１
からの検出温度を取込み、その次のステップ１゜へ進む
。除霜運転を開始したばかりのときは、室外配管温セン
サ１１からの検出温度は、除霜終了条件を満足せず、空
調制御装置１２は除霜終了指令を出さない。そのためス
テップ１ｏをＮｏ側に分岐して、その次のステップ８に
進む。今度は除霜運転中であるので、ステップ８では空
気調和機は除霜運転を続け、ステップ１へ戻る。除霜運
転をしばらく続けると、室外機の霜がなくなり、室外配
管温センサ１１からの検出温度は、除霜終了条件を満足
し、空調制御装置１２が除霜終了指令を出す。そのため
ステップ１０に進んだときステップ１ｏをＹＥＳ側に分
岐して、その次のステップ１１で空調制御装置１２によ
り空気調和機は除霜運転を終了し、暖房運転を行う。そ
の次のステップ１２で空調制御装置１２は温風吹出時間
検出装置９より除霜終了後の温風吹出開始時間を検出し
、その次のステップ１３で空調制御装置１２は室温セン
サ６の検出温度と室温設定器６の設定温度とを取込み、
その次のステップ１４に進む。除霜運転の経歴がないと
きもしくは前回の除霜運転で十分に除霜されたときは、
除霜終了後の温風吹出開始時間は４分未満であるので、
ステップ１４をＮｏ側に分岐して、その次のステップ１
６に進む。除霜運転の経歴がないときもしくは前回の除
霜運転で十分に除霜されたときは、室温設定器６の設定
温度と室温センサ６の検出温度との差は２℃未満である
ので、ステップ１６をＮｏ側に分岐して、その次のステ
ップ１６に進む。ステップ１６に進んだ場合は暖房運転
時間を７６分に設定し、ステップ１へ戻る。今度は暖房
運転中であるので、ステップ２に進んだときステップ２
をＮ０側に分岐してステップ３へ進む。今回は除霜運転
の経歴があるので、ステップ３をＹＥＳ側に分岐して、
その次のステップ６に進む。このとき運転時間積算装置
８の検出時間が空調制御装置１２の設定した暖房運転時
間に達していなければ、空調制御装置１２が除霜開始指
令を出していないので、ステップ６をＮｏ側に分岐して
、その次のステップ７に進む。今度は暖房運転中である
ので、空気調和機は暖房運転を続け、ステップ１へ戻る
。やがて、運転時間積算装置８の検出時間が空調制御装
置１２の設定した暖房運転時間に達し、空調制御装置１
２が除霜開始指令を出すと、ステップ６に進んだときス
テップ６をＹＥＳ側に分岐して、その次のステップ８で
空調制御装置１２により空気調和機は除霜運転を行い、
ステップ１へ戻る。

前回の除霜運転で十分に除霜されていないときは、室温
設定器６の設定温度と室温センサ６の検出温度との差は
２℃以上になり、ステップ１５に進んだときステップ１
６をＹＥＳ側に分岐して、その次のステップ１７に進む
。ステップ１７に進んだ場合は暖房運転時間を６０分に
設定し、ステップ１へ戻る。除霜終了後、温風が吹出し
始めるまで４分以上掛かってしまう程に前回の除霜運転
で十分に除霜されていないときは、スキップ１４に進ん
だときステップ１４をＹＥＳ側に分岐して、その次のス
テップ１８に進む。ステップ１８に進んだ場合は暖房運
転時間を４６分に設定し、ステップ１へ戻る。

以上のように本実施例によれば、除霜終了後の温風吹出
時間を検出し、室温と設定室温との温度差に応じて温風
吹出時間が長い程短くかつ温度差が大きい程短く暖房運
転時間を設定し、次の除霜開始条件を決めることにより
空調負荷及び機器の着霜状態を考慮した快適空調の実現
できる除霜制御が得られる。

発明の詳細 な説明したように本発明の空気調和機の除霜制御装置は
、空調制御装置が室温センサの検出温度と室内温度設定
器の設定温度との温度差と除霜終了後の温風吹出開始時
間とに基づいて暖房運転時間を設定し、最近の暖房運転
開始から現時点までの暖房運転時間が空調制御装置の設
定した暖房運転時間に達したとき空気調和機の除霜運転
を開′始するものであシ、空調制御装置は、除霜終了後
の温風吹出開始時間が長い程短くかつ室温センサの検出
温度と室内温度設定器の設定温度との温度差が大きい程
短く暖房運転時間を設定するので、除霜運転が適切に行
われる。除霜運転が適切に行われると、着霜が少なく、
着霜による能力不足や除霜時間が長くなることがない。

そのため室温の低下を防ぐことができ、快適な空調の実
現ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気調和機の除霜制
御装置のブロック図、第２図は本発明の一実施例の動作
を示すフローチャート、第３図は従来の空気調和機の除
霜制御装置のブロック図である。 ６・・・・・・室温センサ、６・・・・・・室温設定器
、７・、・・・・・温度差検出装置、８・・・・・・運
転時間積算装置、９・・・・・・温風吹出時間検出装置
、１２・・・・・・空調制御装置。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名画　
１　図 図 第 図 ？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内温度を検出する室温センサと、室内温度を設定する
   室温設定器と、前記室温センサの検出温度と前記室温設
   定器の設定温度との温度差を検出する温度差検出装置と
   、最近の暖房運転開始から現時点までの暖房運転時間を
   検出する運転時間積算装置と、除霜終了後の温風吹出開
   始時間を検出する温風吹出時間検出装置と、前記温度差
   検出装置の検出結果と前記温風吹出時間検出装置の検出
   結果とに基づいて、暖房運転時間を設定し、前記運転時
   間積算装置の検出時間が先に設定した暖房運転時間に達
   したとき空気調和機の除霜運転を開始する空調制御装置
   とよりなり、前記空調制御装置は、除霜終了後の温風吹
   出開始時間が長い程短く、かつ前記室温センサの検出温
   度と前記室温設定器の設定温度との温度差が大きい程短
   く暖房運転時間を設定することを特徴とする空気調和機
   の除霜制御装置。