JPH0468218A - グリル点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ガス赤外線バーナを有するグリルの点火装置
に関するものである。

（従来の技術） 従来のグリルの点火装置について、第５図によす説明す
る。同図は従来のグリル付きガスコンロの側面断面図で
、ガスコンロのグリル部は、箱状のグリル庫１と、上記
のグリルＨ１の上部間Ｏｎを覆う、上部に長方形のバー
ナ取付は開口部２ａを形成したグリルカバー２と、上記
のバーナ取付は開口部２ａに断面り字状の保持枠３を介
して装着された、無数の燃焼孔を形成したセラミック類
の赤外線バーナ４を備えたバーナ本体５と、上記のグリ
ルカバー２の横側に設けた点火栓取付は窓２ｂに載置さ
れた、はぼ直角に曲げた電ＩＩ　６　ａと絶縁体の碍子
６ｂからなる点火栓６とから構成されている。なお、点
火栓６は、電極６ａ先端のスパーク部６ｃは、赤外線バ
ーナ４の燃焼面近傍で、上記保持枠３との放電距離を持
つように設置されている。

このように構成されたグリル部の動作について、説明す
る。グリルを使用する際は、まずガス栓（図示せず）を
開き、次に点火栓６に通電してスパーク部６ｃから保持
枠３に向けて火花放電を飛ばす。赤外線バーナ４から吹
き出すガスが点火し、燃焼する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記の構成では、保持枠３のＬ字状枠の
幅は、材料のロットや金型によりばらつくため、スパー
ク部６Ｃとの放電距離が、点火有効距離からはずれるこ
とがあり、安定した点火性能が得られないという問題が
あった。また、グリルカバー２は赤外線バーナ４からの
熱伝導によりグリル使用中は表面温度が約４００〜５０
０℃進達し、しかも点火栓６は、碍子６ｂをグリルカバ
ー２に直接取り付けているため、グリルカバー２からの
熱伝導により、碍子６ｂの表面温度が規格値以上に上昇
し、絶縁抵抗が低下するのと同時に、水などがかかｊノ
急冷された場合側れて、誤放電を起こすという問題もあ
った。また、グリルの調理性能や燃焼性能を改善するた
めにガス量を少なくすると、赤外線バーナ４の個々の燃
焼孔から噴出されるガス量が少なくなるため、スパーク
部６Ｃと保持枠３の間を通過するガス濃度が、点火濃度
より希薄になり、安定した点火性能が得られないという
間覇もあった。

本発明は上記の問題を解決するもので、安定した点火性
能が得られ、且つ点火栓６に水がかかっても碍子６ｂが
割れず誤放電の無いグリル点火装置を提供するものであ
る。また、ガス量を絞っても、安定した点火性能が得ら
れるグリル点火装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するため、本発明は、上記の点火栓と
、先端に上記の点火プラグのスパーク部に対向する被ス
パーク部を、また末端に上記点火栓の碍子の保持部を一
体に形成した取付は板とで点火装置を構成し、上記のス
パーク部と被スパーク部を赤外線バーナの近傍に設置す
るものである。

また、上記の被スパーク部の両側に立上り部を設け、皿
状に成形するものである。

（作　用） 上記の構成により、点火プラグと取付は板は単体として
組み立てられるので、スパーク部と被スパーク部の放電
距離は、ばらつきが小さく安定した点火性能が得られる
。且つ、点火栓の碍子は、取付は板の台形状保持部を介
してグリルカバーに載置されるので、熱伝導が減少し、
従って表面温度も規格値以上に上昇せず、水などがかか
っても割れることなく誤放電を起こさない。

また、被スパーク部を略皿状に成形したことにより、ガ
ス量が絞られても、略皿状によって有数側の燃焼孔から
のガスが集められるので、ガスは濃くなり、点火に必要
なガス濃度が得られ安定した点火性能が得られる。

（実施例） 本発明の実施例２例について、第１図ないし第４図によ
り説明する。第１図および第２図は、本発明による第１
の実施例を示すグリル付きガスコンロのグリル部の横断
面図およびそのグリル点火装置の斜視図である。

第１図において、本実施例が第５図に示した従来例と異
なる点は、点火栓６をグリルカバー２に直接でなく、先
端にスパーク部６ｃと対向する被スパーク部７ａを、末
端に台形の保持部７ｂを形成した板金製の取付は板７を
介してグリルカバー２に取り付けた点である。その他は
従来例と変わらないので、同じ構成部品には同一符号を
付して、その説明を省略する。

第２図に示すように、本実施例では、被スパーク部７ａ
を偏平に形成している。

本実施例では点火栓６は、被スパーク部７ａを形成した
取付は板７と単体の状態で組み立てられるので、スパー
ク部６ｃと被スパーク部７ａとの放電距離のばらつきが
小さく安定した点火性能が得られる。また、点火栓６の
碍子６ｂは、取付は板７の保持部７ｂを介して、グリル
カバー２に載置されるので、熱伝導が小さく、従って、
その表面温度も規格値以上には上昇せず、水などがかか
っても割れないので、誤放電が防止できる。

次に、第２の実施例について説明する。

第３図は、第２の実施例のグリル点火装置の斜視図、第
４図は、グリル部の要部拡大正面断面図である。第３図
において、本実施例が第２図に示した第１の実施例と異
なる点は、取付は板７の被スパーク部７ａの両側に立上
り部７Ｃを設けた点である。その他は第１の実施例と変
わりがない。

このようにして構成することによって、第４図に示すよ
うにガス量が絞られても、立上り部７Ｃによってガスが
集められるので、ガス濃度が上がり、安定した点火性能
が得られる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、点火栓のスパー
ク部と取付は板の被スパーク部の放電距離のばらつきが
なくなるので、安定した点火性能が得られる。

また、点火栓が取付は板の台形の保持部を介して、グリ
ルカバーに載置されるので、碍子の表面温度が規格値以
上には上昇せず、水などがかかつても割れることがなく
なり、従って誤放電が防止できる。また、被スパーク部
に立上り部を設けると、ガス量を絞った場合にも安定し
た点火性能を有するグリル点火装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すグリル付きガスコ
ンロのグリル部の横断面図、第２図および第３図は本発
明の第１の実施例および第２の実施例を示すグリル点火
装置の斜視図、第４図は第２の実施例を示すグリル付き
ガスコンロのグリル部の要部正面の断面図、第５図は従
来のグリル付きガスコンロのグリル部の側面断面図であ
る。 １・・・グリル庫、　　２・・・グリルカバー２ａ・・
・バーナ取付は開口部、　　２ｂ・・・点火栓取付は窓
、　３・・・保持枠、　４・・・赤外線バーナ、　５・
・・バーナ本体、　６・・・点火栓、　６ａ・・・電極
、　　６ｂ・・・碍子、　　６ｃ・・・スパーク部、　
　７・・・取付は板、　　７ａ・・・被スパーク部、　
７ｂ・・・保持部、　７ｃ・・立上り部。 特許出願人　松下電器産業株式会社 代　理　人　　　星　　野　　恒　　司　　；第１図 第２図 ６−−−な、χ珍 ６Ｑ−像徊 ６ｂ−碍子 ６Ｃ−−−スバーり師 ７一−−取月１７ηΣ ７Ｑ−−−坤支スへ゛−７合や ７ｂ−状部 ７ｃｍ−一作１９汀ｐ １−−−グ１刀し本 ２−−−グリルカッＶ ２０−−−八−Ｔ月又ｆｌｌＴ開口音ｐ２ｂ−遣χ栓取
→可ｑ島 ３−一−ぞ（ぞ１半 ４−−−１トセ艮ハーブ ５−−一へ′−ア不４率、 ６一−−々仄敗 ６ａ−ＩＩ極 ６ｂ−纏± ６Ｃ−−−スパー）帥 ７−−−取何１７板 ７ａ−一亨良スバーり音Ｐ ７ｂ−保持部 第３図 第４図 １−−−り”１ノル友 ２−−−グツｊし刀ノ ２ａ−−ツ＼−丁社υ寸１７開ロ名ｐ ２ｂ−−−ｋ、Ｘ栓取４可１ブ鑓 ３−ｉ米子１丘 ４−−一赤タト牙檗バー７ ５−−−ノＶ−ア１Ｓ−→１ト〜 ６−魚夫栓 ６Ｑ−豊ｂｉ ６ｂ−一一膓さ ６Ｃ−一一人へ〇−り舒 ７一−−取付１丁板 ７ｏ−一一子支入へ・−り部 ７ｂ−諜持静 ７ｃｍ−一文Ｙり合ｐ 第５図 １−一一グリル真し ２−−−り゛リルカバ ２ｏ−−一バー丁取何＋７ＷＡ０８７５２ｂ−−−ゑＸ
社収可（ｙ息 ３−Ｉ果待狂 ４−Ｂブト］）えノ＼“−丁 ５−−−バーＴ岑雀ト ６−−一飛、尺衿 ６０−璧− ６ｂ−１耳ｂ ６ｃｍ・−スノＶ−り音１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）無数の燃焼孔を有する赤外線バーナの燃焼面近傍
   にスパーク部を設置した略直角に曲げた電極を、絶縁体
   からなる碍子に取り付けた点火栓と、被スパーク部とか
   らなるグリル点火装置において、先端に被スパーク部を
   、また末端に台形の保持部を有する取付け板を介して点
   火栓を載置したことを特徴とするグリル点火装置。
2. （２）上記の被スパーク部の両側に立上り部を設けて皿
   状に形成したことを特徴とする請求項（１）記載のグリ
   ル点火装置。