JPH0467850B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0467850B2
JPH0467850B2 JP62124729A JP12472987A JPH0467850B2 JP H0467850 B2 JPH0467850 B2 JP H0467850B2 JP 62124729 A JP62124729 A JP 62124729A JP 12472987 A JP12472987 A JP 12472987A JP H0467850 B2 JPH0467850 B2 JP H0467850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
circuit
color signals
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62124729A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63288129A (ja
Inventor
Akihiko Myazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP62124729A priority Critical patent/JPS63288129A/ja
Publication of JPS63288129A publication Critical patent/JPS63288129A/ja
Publication of JPH0467850B2 publication Critical patent/JPH0467850B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、簡単な構成で、各色信号に信号処理
を施すことができる電子式内視鏡装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、挿入部先端部に、撮像手段として電荷結
合素子(CCD)等の国体撮像素子を設けた電子
内視鏡や、接眼部にテレビカメラ等の撮像手段を
取付けた内視鏡等、撮像手段を備えた内視鏡装置
(本発明において電子式内視鏡装置という。)が
種々提案されている。
前記電子式内視鏡装置は、フアイバスコープに
比べて解像度が高く、画像の記録及び再生等が容
易であり、また、画像の拡大や比較等の画像処理
が容易である等の利点を有する。
前記電子式内視鏡装置のカラー撮像方式には、
例えば、特開昭61−82731号公報に示されるよう
に、照明光を赤(R)、緑(G)、青(B)等に順次切換
える面順次式と、例えば、特開昭60−76888号公
報に示されるように、固体撮像素子の前面にR、
G、B等の色光をそれぞれ透過する色フイルタを
モザイク状等に配列したフイルタアレイを設けた
同時式とがある。
ところで、例えば、前記面順次式によつて、
R、G、Bの3原色信号を形成し、この3原色信
号をモニタに入力する電子式内視鏡装置におい
て、輪郭強調やライン補間等の信号処理を行う場
合、従来は、第10図に示すように、前記R、
G、B各色信号に対する信号処理回路91R、9
1G、91Bを設け、前記R、G、Bの各色信号
に、個別に信号処理を施していた。尚、前記ライ
ン補間とは、例えば奇数フイールドと偶数フイー
ルドで同じ映像をモニタに映出した場合、斜めの
線が鋸歯状になつたりするため、例えば、偶数フ
イールドをモニタに映出す場合、奇数フイールド
における隣接する2ラインを平均(2ラインを加
算して1/2倍)した画像情報を映出することによ
り、滑かな映像が得られるようにする信号処理の
ことである。
このように、従来の電子式内視鏡装置では、
R、G、B各色信号に対して信号処理を行つてい
たため、回路規模が大きくなり、また、コストも
高くなつていた。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構成で、各色信号に対する信号処理を
行うことができるようにした電子式内視鏡装置を
提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による電子式内視鏡装置は、色信号から
少なくとも輝度信号を生成する演算手段と、前記
演算手段によつて生成された輝度信号に対して信
号処理を施す輝度信号処理手段とを設け、前記輝
度信号に対する信号処理によつて、各色信号に対
する信号処理を行うようにしたものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は電子式内視鏡装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図は電子式内視鏡装置の全体を示す
側面図、第3図は輪郭強調回路の構成を示すブロ
ツク図、第4図は輪郭強調回路の動作を示す波形
図である。
第2図に示すように、電子内視鏡1は、細長で
例えば可撓性の挿入部2を備え、この挿入部2の
後端に太径の操作部3が連接されている。前記操
作部3の後端部からは側方に可撓性のユニバーサ
ルコード4が延接され、このユニバーサルコード
4の先端にコネクタ5が設けられている。一方、
光源装置及び信号処理回路が内蔵された制御装置
6には、前記コネクタ5を接続可能なコネクタ受
け8が設けられ、前記電子内視鏡1は、前記コネ
クタ5を前記コネクタ受け8に接続することによ
り、前記制御装置6に接続されるようになつてい
る。更に、前記制御装置6には、表示手段として
のカラーモニタ7が接続されるようになつてい
る。
前記挿入部2の先端部には、硬性の先端部9及
びこの先端部9に隣接する後方に湾曲可能な湾曲
部10が順次設けられている。また、前記操作部
3には、湾曲操作ノブ11が設けられ、この湾曲
操作ノブ11を回動操作することによつて、前記
湾曲部10を上下/左右方向に湾曲できるように
なつている。また、前記操作部3には、挿入部2
内に設けられた処置具チヤンネルに連通する挿入
口12が設けられている。
第1図に示すように、前記先端部9には、対物
レンズ14が設けられ、この対物レンズ14の結
像位置に撮像手段としての固体撮像素子15が配
設されている。また、前記先端部9には、配光レ
ンズ16が設けられ、この配光レンズ16の後端
側に、可撓性のフアイババンドルで形成されたラ
イトガイド17が連接されている。このライトガ
イド17は、前記挿入部2及びユニバーサルコー
ド4内に挿通さて、前記コネクタ5に接続されて
おり、前記コネクタ5及びコネクタ受け8を介し
て、前記制御装置6内の光源装置20に接続され
るようになつている。
前記光源装置20は、白色光を出射する光源ラ
ンプ21と、この光源ランプ21の前面側の配設
され、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の色透過フイ
ルタを有する回転フイルタ22とを有している。
前記回転フイルタ22は、モータ23によつて回
転駆動されるようになつている。前記光源ランブ
21から出射された照明光は、前記回転フイルタ
22を経て、順次R、G、Bの各波長の光にさ
れ、集光レンズ24で集光されて、前記ライトガ
イド17の入射端に入射するようになつている。
この照明光は、前記ライトガイド17によつて、
前記先端部9に導かれ、出射端から出射され、前
記配光レンズ16を経て、被写体に照射されるよ
うになつている。
前記被写体からのR、G、Bの各色光に応じた
戻り光は、順次対物レンズ14を経て、前記固体
撮像素子15で受光される。この固体撮像素子1
5は、駆動回路26によつて駆動され、読出され
た信号は、例えば先端部9内に設けられたプリア
ンプ27で増幅された後、前記挿入部2及びユニ
バーサルコード4内に挿通された信号線を介し
て、前記制御装置6内に設けられたサンプルホー
ルド回路28に入力されるようになつている。そ
して、このサンプルホールド回路28で映像信号
が抽出され、γ補正回路29でγ補正された後、
A/D変換器30でデジタル信号に変換されるよ
うになつている。このデジタルの映像信号は、マ
ルチプレクサ31によつて、色面順次の照明に同
期して切換えられ、順次R、G、Bの各色の対応
したRフレームメモリ32R、Gフレームメモリ
32G、BフレームメモリBに記憶されるように
なつている。この各フレームメモリ32R、32
G、32Bは、カラーモニタ7等の表示装置にマ
ツチングした速度で同時に読出され、それぞれ
D/A変換器33,33,33でアナログ信号に
変換されて、R、G、Bの3原色信号が生成され
るようになつている。
本実施例では、前記3原色信号は、マトリクス
回路35に入力され、このマトリクス回路35に
よつて、輝度信号Yと、色差信号R−Y、B−Y
(または、I、Q)に変換されるようになつてい
る。前記輝度信号Yは、信号処理回路36に入力
され、この信号処理回路36で信号処理が施され
るようになつている。本実施例では、前記信号処
理は、輪郭強調処理になつている。前記信号処理
が施された後の輝度信号Y′と、信号処理が施さ
れない色差信号R−Y、B−Yは、逆マトリクス
回路37に入力され、この逆マトリクス回路37
で、R、G、Bの3原色信号に変換され、この3
原色信号が、カラーモニタ7に入力され、被写体
がカラー表示されるようになつている。
前記信号処理回路36(本実施例では、輪郭強
調回路36′)は、例えば、第3図に示すように
構成されている。
前記輪郭強調回路36′は、それぞれ、入力信
号すなわち輝度信号Yを所定の時間τだけ遅延さ
せる直列接続された第1及び第2のデイレイライ
ン(DL)41,42と、前記輝度信号Yと前記
デイレイライン42の出力信号とを加算する加算
器43と、この加算器43の出力信号を1/2倍す
る掛算器44と、前記第1のデイレイライン41
の出力信号から前記掛算器44の出力信号を減算
する減算器45と、前記減算器45の出力信号と
前記第1のデイレイライン41の出力信号とを加
算する加算器46とから構成されている。
尚、前記加算器46から出力される輪郭強調処
理後の輝度信号Y′は、輪郭強調処理前の輝度信
号Yよりも時間τだけ遅れるため、色差信号R−
Y、B−Yは、それぞれ、デイレイライン48,
49によつて、時間τだけ遅延され、前記輪郭強
調処理後の輝度信号Y′とタイミングが合うよう
になつている。
次に、前記輪郭強調回路36′の動作を、第4
図を参照して説明する。
例えば、a図に示すような輝度信号Yは、第1
及び第2のデイレイライン41,42により、そ
れぞれ、b図、c図に示すように、時間τずつ遅
延される。時間2τ遅延された第2のデイレイライ
ン42の出力信号と、輝度信号Yとを加算器43
で加算して、掛算器44で1/2倍して、d図に示
すような出力信号が得られる。次に、減算器45
で、前記第1のデイレイライン41の出力信号か
ら、前記掛算器44の出力信号を引くことによ
り、e図に示すような、輪郭強調成分を得る。そ
して、加算器46で、前記第1のデイレイライン
41の出力信号、すなわち、時間τだけ遅延され
た輝度信号Yに、前記輪郭強調成分を加算するこ
とにより、f図に示すように、輪郭強調された輝
度信号Y′が得られる。
そして、輪郭強調された輝度信号Y′と、時間
τだけ遅延された色差信号R−Y、B−Yは、前
記逆マトリクス回路37に入力され、R、G、B
の3原色信号に変換される。前記輝度信号Yは、
前記3原色信号を所定の比率で加え合せたもので
あるので、前記輝度信号Yに輪郭強調処理を施す
と、R、G、B3原色信号に、それぞれ輪郭強調
が施されることになる。
このように、本実施例では、R、G、B3原色
信号を、輝度信号Yと、色差信号R−Y、B−Y
に変換し、前記輝度信号Yに、輪郭強調処理を施
し、輪郭強調後の輝度信号Y′と、色差信号R−
Y、B−Yを、R、G、B3原色信号に変換して
いる。従つて、R、G、Bの各色信号に、個別に
輪郭強調処理を施す場合に比べ、大幅な回路規模
の縮小と、コストの低減が可能になる。
また、前記輝度信号Yと、色差信号R−Y、B
−Yの周波数帯域は、マトリクス回路35入力前
のR、G、B色信号と同等なので、信号処理効果
としても、R、G、B色信号に個別に信号処理を
施す場合に比べてほとんど遜色がない。
尚、輪郭強調回路36′において、減算器45
と加算器46の間に、掛算器を設け、輪郭強調成
分を所定の大きさに設定できるようにしても良
い。更に、この掛算器の掛算量を任意の値に設定
する強調量設定回路を設けても良い。
尚、前記第1及び第2のデイレイライン41,
42の遅延量τを、1画素分程度にすれば、画面
水平方向の輪郭を強調でき、前記遅延量τを水平
走査線1本分にすることにより、画面垂直方向の
輪郭を強調することができる。更に、輪郭強調回
路36′を2組用い、一方で画面水平方向の輪郭
強調を、他方で画面垂直方向の輪郭強調を行うよ
うにすれば、2次元的な輪郭強調が可能である。
第5図は本発明の第2実施例に係るライン補間
回路の構成を示すブロツク図である。
本実施例は、第1図における信号処理回路36
として、ライン補間回路51を設けた例である。
第1実施例と同様に、D/A変換器33から出
力されるR、G、B色信号は、マトリクス回路3
5で、輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Yに変
換される。前記輝度信号Yは、前記ライン補間回
路51に入力される。このライン補間回路51
は、前記輝度信号Yを1水平期間(1H)だけ遅
延させるデイレイライン52と、前記デイレイラ
イン52の出力信号と前記輝度信号Yとを加算す
る加算器53と、前記加算器53の出力信号を1/
2倍する掛算器54とで構成されている。すなわ
ち、前記加算器53で隣接する2ラインの和が得
られ、前記掛算器54で前記2ラインの平均の信
号、すなわちライン補間された信号が得られる。
本実施例では、前記ライン補間された輝度信号
Y′と、信号処理が施されない輝度信号Yとが、
2接点の切換スイツチ56の各切換接点に、それ
ぞれ入力されている。この切換スイツチ56は、
フイールド識別信号に従つて、1フイールド毎に
切換えられるようになつている。そして、この切
換スイツチ56の固定接点から出力信号と、前記
色差信号R−Y、B−Yが、逆マトリクス回路3
7に入力され、R、G、B3原色信号に変換され
るようになつている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例によれば、輝度信号Yは、1フイール
ド毎にライン補間処理が施され、その結果、1フ
イールド毎にR、G、B3原色信号にライン補間
処理が施される。これにより、奇数フイールドと
偶数フイールドで同じ映像をモニタに映出す場合
等において、滑かな映像が得られるようになる。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様で
ある。
尚、隣接する2ラインの平均の信号を得る場
合、第5図において、デイレイライン52の出力
信号と、輝度信号Yとを、それぞれ1/2倍した後、
加算しても良い。
第6図ないし第8図は本発明の第3実施例に係
り、第6図は本実施例の概念図、第7図は輪郭強
調回路の構成を示すブロツク図、第8図は強調量
抽出回路の構成を示すブロツク図である。
本実施例の概略を、第6図を参照して説明す
る。第1図におけるD/A変換器33から出力さ
れるR、G、B色信号は、マトリクス回路61に
入力され、このマトリクス回路61で輝度信号Y
が生成される。この輝度信号Yは、信号処理回路
62に入力され信号処理が施され、この信号処理
回路62から出力される処理信号が、それぞれ、
加算器63R、63G、63Bによつて、前記
R、G、Bの各色信号に加算され、その結果、各
色信号に信号処理が施されるようになつている。
本実施例では、前記信号処理は輪郭強調処理に
なつている。この輪郭強調を行う輪郭強調回路
は、具体的には、第7図に示すように構成されて
いる。
すなわち、前記マトリクス回路61で生成され
た輝度信号Yは、第6図における信号処理回路6
2としての強調量抽出回路65に入力され、輪郭
強調成分が抽出されるようになつている。前記強
調量抽出回路65は、例えば、第8図に示すよう
に構成されている。すなわち、前記輝度信号Y
は、第1及び第2のデイレイライン71,72
で、それぞれ時間τずつ遅延され、時間2τ遅延さ
れた第2のデイレイライン72の出力信号と、輝
度信号Yとが加算器73で加算され、掛算器74
で1/2倍され、更に、減算器75で、前記第1の
デイレイライン71の出力から、前記掛算器74
出力信号を引くことにより、第4図eに示すよう
な、輪郭強調成分が得られるようになつている。
前記強調量抽出回路65で抽出された輪郭強調
成分は、掛算器67R、67G、67Bでそれぞ
れ、輝度信号YにおけるR、G、B各色信号の比
率に基づく所定の大きさにされた後、加算器63
R、63G、63Bで、前記R、G、B各色信号
に加算されるようになつている。
尚、前記強調量抽出回路65から出力される輪
郭強調成分は、R、G、B各色信号Yよりも時間
τだけ遅れるため、前記加算器63R、63G、
63Bに入力されるR、G、B各色信号は、それ
ぞれ、デイレイライン68R、68G、68Bに
よつて、時間τだけ遅延され、前記輪郭強調成分
とタイミングが合うようになつている。
このように、本実施例では、マトリクス回路6
1で、R、G、B色信号から輝度信号Yを生成
し、強調量抽出回路65で、前記輝度信号Yから
輪郭強調成分を抽出し、この輪郭強調成分を、所
定の大きさにした後、前記R、G、B各色信号に
加算することによつて、前記R、G、B各色信号
を輪郭強調している。
従つて、第1実施例と同様に、R、G、Bの各
色信号に、個別に輪郭強調処理を施す場合に比
べ、大幅な回路規模の縮小と、コストの低減が可
能になると共に、ほとんど遜色のない信号処理効
果が得られる。
尚、本実施例において、前記掛算器67R、6
7G、67Bの掛算量を任意の値に設定する強調
量設定回路を設け、R、G、B各色信号に対する
強調量を独立に設定できるようにしても良い。こ
れにより、特定の色成分の変化を際立たせること
が可能になる。
第9図は本発明の第4実施例に係るライン補間
回路の構成を示すブロツク図である。
本実施例は、第6図における信号処理回路62
として、ライン補間量抽出回路81を設けた例で
ある。
第3実施例と同様に、D/A変換器33から出
力されるR、G、B各色信号は、マトリクス回路
61に入力され、このマトリクス回路61で輝度
信号Yが生成され、この輝度信号Yは、前記ライ
ン補間量抽出回路81に入力されるようになつて
いる。前記ライン補間量抽出回路81は、前記輝
度信号Yを1水平期間(1H)だけ遅延させるデ
イレイライン82と、前記デイレイライン82の
出力信号から前記輝度信号Yを減算する減算器8
3と、前記減算器83の出力信号を1/2倍する掛
算器84とで構成されている。すなわち、前記減
算器83で隣接する2ラインの差が得られ、前記
掛算器84でライン補間量が得られる。
前記ライン補間量抽出回路81から出力される
ライン補間量は、スイツチ85を介して、掛算器
67R、67G、67Bでそれぞれ、輝度信号Y
におけるR、G、B各色信号の比率に基づく所定
の大きさにされた後、加算器63R、63G、6
3Bで、前記R、G、B各色信号に加算されるよ
うになつている。
前記切換スイツチ85は、フイールド識別信号
に従つて、1フイールド毎に切換られるようにな
つている。従つて、前記R、G、B各色信号に
は、1フイールド毎に、前記ライン補間量が加算
され、その結果、1フイールド毎に、R、G、B
原色信号にライン補間処理が施される。これによ
り、第2実施例と同様に、滑かな映像が得られ
る。
尚、前記ライン補間量を得る場合、第9図にお
いて、デイレイライン82の出力信号と、輝度信
号Yとを、それぞれ1/2倍した後、減算しても良
い。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例
えば、色信号としては、R、G、B3原色信号に
限らず、シアン、マゼンタ、イエローの補色系等
であつても良い。
また、信号処理は、輪郭強調、ライン補間に限
らず、輪郭線抽出等であつても良い。また、輪郭
強調とライン補間等、複数の信号処理を行うもの
であつても良い。
尚、本発明は、面順次式の電子式内視鏡装置に
限らず、固体撮像素子に前面にフイルタアレイを
設けた同時式の電子式内視鏡装置にも適用でき
る。更に、電子式内視鏡装置としては、電子内視
鏡に限らず、接眼部にテレビカメラを取付けた内
視鏡等であつても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、色信号か
ら輝度信号を生成し、この輝度信号に対して信号
処理を施すことにより、各色信号に対する信号処
理を行なうようにしたので、簡単な構成で、各色
信号に対する信号処理を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は電子式内視鏡装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図は電子式内視鏡装置の全体を示す
側面図、第3図は輪郭強調回路の構成を示すブロ
ツク図、第4図は輪郭強調回路の動作を示す波形
図、第5図は本発明の第2実施例に係るライン補
間回路の構成を示すブロツク図、第6図ないし第
8図は本発明の第3実施例に係り、第6図は本実
施例の概念図、第7図は輪郭強調回路の構成を示
すブロツク図、第8図は強調量抽出回路の構成を
示すブロツク図、第9図は本発明の第4実施例に
係るライン補間回路の構成を示すブロツク図、第
10図は3原色信号に対する従来の信号処理を示
す説明図である。 1……電子内視鏡、6……制御装置、15……
固体撮像素子、35……マトリクス回路、36…
…信号処理回路、36′……輪郭強調回路、37
……逆マトリクス回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮像手段の出力信号から複数の色信号を生成
    し、この色信号に基づいて被写体のカラー表示を
    可能にする電子式内視鏡装置において、 前記複数の色信号から1つの輝度信号を生成す
    る演算手段と、前記演算手段によつて生成された
    輝度信号を所定期間遅延させる遅延手段と、前記
    演算手段によつて生成された輝度信号と前記遅延
    手段から出力された輝度信号とに基づき信号処理
    された1つの輝度信号を生成する手段と、前記信
    号処理された1つの輝度信号に基づき信号処理さ
    れた複数の色信号を出力する手段とを具備したこ
    とを特徴とする電子式内視鏡装置。 2 前記演算手段は、前記各色信号を輝度信号と
    色差信号とに変換するマトリクス回路であると共
    に、前記信号処理された複数の色信号を出力する
    手段は、輝度信号と前記色差信号を各色信号に変
    換する逆マトリクス回路であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子式内視鏡装置。 3 各色信号に対する信号処理は、輪郭強調処理
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電子式内視鏡装置。 4 各色信号に対する信号処理は、ライン補間処
    理であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電子式内視鏡装置。
JP62124729A 1987-05-20 1987-05-20 電子式内視鏡装置 Granted JPS63288129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62124729A JPS63288129A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 電子式内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62124729A JPS63288129A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 電子式内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63288129A JPS63288129A (ja) 1988-11-25
JPH0467850B2 true JPH0467850B2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=14892661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62124729A Granted JPS63288129A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 電子式内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63288129A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196891A (ja) * 1984-10-17 1986-05-15 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JPS61121590A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196891A (ja) * 1984-10-17 1986-05-15 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JPS61121590A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63288129A (ja) 1988-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268891B2 (ja) 内視鏡撮像装置
US4766489A (en) Electronic endoscope with image edge enhancement
US4891695A (en) Electronic endoscope apparatus provided with a plurality of endoscopes having solid state imaging devices with at least one identical pixel forming element
JPH05277065A (ja) 電子内視鏡装置
JPH07298275A (ja) ビデオカメラの信号処理回路
JP4217313B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2682626B2 (ja) 経内視鏡分光診断装置
JPH0467850B2 (ja)
JP3179166B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2837884B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2656951B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2634815B2 (ja) 内視鏡用ビデオプロセッサ
JP2510384B2 (ja) 面順次式内視鏡装置
JP2713837B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2656925B2 (ja) 硬性電子内視鏡
JP2534996B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH0744926B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3235818B2 (ja) 内視鏡撮像装置
JP2944081B2 (ja) 内視鏡システム
JPH10211166A (ja) 内視鏡撮像装置
JPH0624505B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH02271822A (ja) 内視鏡用ビデオプロセッサ
JP3110896B2 (ja) 面順次内視鏡撮像装置
JP2531665B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2556513B2 (ja) 内視鏡用光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 15