JPH0467438B2 - - Google Patents

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JPH0467438B2
JPH0467438B2 JP60246794A JP24679485A JPH0467438B2 JP H0467438 B2 JPH0467438 B2 JP H0467438B2 JP 60246794 A JP60246794 A JP 60246794A JP 24679485 A JP24679485 A JP 24679485A JP H0467438 B2 JPH0467438 B2 JP H0467438B2
Authority
JP
Japan
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transistor
capacitor
voltage
output
circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60246794A
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English (en)
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JPS62107694A (ja
Inventor
Tatsuo Aoi
Kunio Nagata
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は小形電動工具に用いる直流モータの速
度制御回路に関するものである。
(発明の概要) モータ電流のスイツチングにパワーFETを使
用し、そのゲートバイアス回路を簡単な昇圧回路
で実現すると共に、方形波発振器により昇圧回路
の駆動とPWM制御用三角波の発生を兼ねること
により、簡易な構成による速度制御回路を実現し
た。
(従来技術) 従来小形電動工具の速度制御回路においては、
モータ電流をパルス幅制御するスイツチング素子
としてパワートランジスタが用いられていた。し
かしタツプ加工やドリル加工などにおいては、負
荷の変動が激しく大きな回転トルクを必要とする
ために、パワートランジスタに大電流が流れて熱
破壊を起こすことが多かつた。またその対策とし
て複数のパワートランジスタを並列接続する方法
は、両トランジスタの特性の違いにより一方のト
ランジスタのみが作動して熱暴走を起こし易いと
いう欠点があり、従つてトランジスタが大形化せ
ざるを得なかつた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の問題の解決策として、パワートランジス
タの代わりにパワーFETを使用することが考え
られる。パワーFETはパワートランジスタと比
べて価格が高いという欠点があるが、ドレイン電
流が負の温度係数を持つているために並列接続し
ても温度に対して安定であるという利点があり、
また同容量のバイポーラトランジスタに比して小
形化できるという利点がある。しかしながらパワ
ーFETはゲートバイアス用にトレインとは逆極
性の電源が必要であり、特にバツテリ電源を使用
している小形電動工具の場合には、ゲートバイア
ス用電源を別途確保することはスペース的に困難
であるという問題があつた。
本発明は上記の問題点に鑑み、簡単な回路構成
によつてゲートバイアスの問題を解決し、モータ
電流のスイツチング素子としてパワーFETを用
いることにより、負荷が激しく変動してもスイツ
チング素子が熱破壊を起こすことのないような速
度制御回路を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、本発明による
直流モータの速度制御回路は、オペアンプの出力
端から時定数回路を介して反転入力端にフイード
バツクを掛けて形成した方形波発振器の反転入力
端に発生する三角波信号と、速度設定用可変抵抗
器の出力とを両入力とする電圧比較器の出力で第
1のトランジスタを制御し、並列に接続された複
数のパワーFETをモータに直列に接続して、該
パワーFETを第1のトランジスタで制御し、方
形波発振器の方形波出力により制御される第2の
トランジスタのコレクタ抵抗に第1のダイオード
と第1のコンデンサとの直列回路を並列接続する
と共に、第1のコンデンサと第2のトランジスタ
との直列回路に並列に第2のダイオードと第2の
コンデンサとの直列回路を接続し、第2のコンデ
ンサの端子電圧を第1のトランジスタの電源電圧
としたものである。
(作用) 上記の構成によれば、第2のトランジスタと、
そのコレクタ抵抗と、この抵抗に並列接続された
ダイオード及びコンデンサとで構成された昇圧回
路により、電源電圧よりも高い電圧がパワー
FETのゲートに加えられるので、ドレインをア
ース側に接続したパワーFETにドレインとは逆
極性のゲートバイアスを加えることができるもの
であり、この昇圧回路の駆動にPWM制御用の三
角波発生回路を兼ねた方形波発振器の出力を利用
することにより、きわめて簡単な回路構成により
パワーFETを用いた速度制御回路を実現したも
のである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示したもので、オ
ペアンプOP1の出力端から時定数回路Rt,Ctに
より反転入力端にフイードバツクを掛けて方形波
発振器1が形成されており、この方形波発振器1
の反転入力端に発生する三角波信号が電圧比較器
OP2の反転入力端に加えられ、外部から操作さ
れる速度設定用可変抵抗器VRの出力が電圧比較
器OP2の非反転入力端に加えられている。この
電圧比較器OP2の出力により第1のトランジス
タTr1が制御され、2個並列に接続されたのパ
ワーFETQ1,Q2よりなるスイツチング素子3
が、第1のトランジスタTr1によつてPWM制御
される。すなわち可変抵抗器VRの操作によつ
て、スイツチング素子3を導通させるパルスのデ
ユーテイを任意に設定し、モータの速度を可変制
御できるものである。
また方形波発振器1の方形波出力により制御さ
れる第2のトランジスタTr2のコレクタ抵抗R1
に第1のダイオードD1と第1のコンデンサC1
との直列回路を並列接続すると共に、第1のコン
デンサC1と第2のトランジスタTr2との直列
回路に並列に第2のダイオードD2と第2のコン
デンサC2との直列回路を接続して、第2のコン
デンサC2の端子電圧を出力とする昇圧回路4が
構成されており、この昇圧回路4の出力が抵抗R
2を介して第1のトランジスタTr1のコレクタ
に電源電圧として供給されている。なお図中5は
直流電源で、本実施例では7.2Vのバツテリが使
用され、5Vの定電圧ダイオード6で安定化され
た電圧がオペアンプOP1、電圧比較器OP2及び
昇圧回路4に供給されている。
次に第1図の回路の動作を説明する。方形波発
振器1においては、オペアンプOP1が電圧比較
器として動作し、出力端fがHレベルになると抵
抗Rtを通じてコンデンサCtが充電され、反転入
力端aの電圧が上昇する。非反転入力端には安定
化電源電圧が抵抗Ra、Rbで分圧されて印加され
ており、コンデンサCtの電圧がこの値に達する
と出力がLレベルに反転し、今度はコンデンサ
Ctの電荷がRtを通じて放電する。このようにし
て方形波発振器1の反転入力端aには第2図に示
した三角波aが発生し、この三角波信号aを電圧
比較器OP2で設定電圧bと比較することにより、
PWM制御用のパルス信号cを発生させている。
第2図は設定電圧bを変化させた場合における第
1図の各部の電圧波形を示している。一方方形波
発振器1の方形波出力fは、昇圧回路4のトラン
ジスタTr2をオンオフするのに用いられる。ト
ランジスタTr2がオンのときには、ダイオード
D1を通じてコンデンサC1とほぼ安定化電源電
圧(5V)付近まで充電され、次にトランジスタ
Tr2がオフになると、安定化電源→コレクタ抵
抗R1→コンデンサC1→ダイオードD2→コン
デンサC2の経路で電流が流れ、従つてg点の電
圧はコンデンサC1で平滑化された電圧(約5V)
に安定化電圧(5V)がトランジスタTr2でオン
オフされた方形波電圧が加算された波形となつて
いる。これがコンデンサC2で平滑化されてh点
の波形となり、この電圧が抵抗R2を介して第1
のトランジスタTr1のコレクタに印加される。
トランジスタTr1が非導通の場合には、この昇
圧された電圧がパワーFETQ1,Q2のゲートに
加えられるので、ゲート電位がパワーFETQ1,
Q2に加えられている電圧(7.2V)よりも高く
なり、すなわちゲートバイアスをソースSから見
てドレインDとは逆極性とすることにより、デイ
プレシヨン形パワーFETの制御を可能にしてい
るのである。
(発明の効果) 本発明は上述のように、PWM方式の速度制御
回路において、モータ電流を制御するスイツチン
グ素子としてパワーFETを使用したものである
から、複数のパワーFETを並列接続しても熱破
壊を起こすおそれがなく、またトランジスタ1個
を用いた簡単な昇圧回路によりパワーFETのゲ
ートバイアスを得たものであるから、別途ゲート
バイアス用の電源を必要とせず、またオペアンプ
1個で構成した方形波発振器により、PWM制御
用三角波と昇圧回路駆動用方形波とを発生させる
ものであるから、回路構成がきわめて簡単で小形
電動工具に適した速度制御回路を安価に提供し得
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図は同上の動作説明図である。 1……方形波発振器、2……モータ、3……ス
イツチング素子、4……昇圧回路、5……直流電
源、6……定電圧ダイオード、OP1……オペア
ンプ、OP2……電圧比較器、Q1,Q2……パ
ワーFET、Tr1……第1のトランジスタ、Tr2
……第2のトランジスタ、D1……第1のダイオ
ード、D2……第2のダイオード、C1……第1
のコンデンサ、C2……第2のコンデンサ、Rt,
Ct……時定数回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オペアンプの出力端から時定数回路を介して
    反転入力端にフイードバツクを掛けて形成した方
    形波発振器の反転入力端に発生する三角波信号
    と、速度設定用可変抵抗器の出力とを両入力とす
    る電圧比較器の出力で第1のトランジスタを制御
    し、並列に接続された複数のパワーFETをモー
    タに直列に接続して、該パワーFETを第1のト
    ランジスタで制御し、方形波発振器の方形波出力
    により制御される第2のトランジスタのコレクタ
    抵抗に第1のダイオードと第1のコンデンサとの
    直列回路を並列接続すると共に、第1のコンデン
    サと第2のトランジスタとの直列回路に並列に第
    2のダイオードと第2のコンデンサとの直列回路
    を接続し、第2のコンデンサの端子電圧を第1の
    トランジスタの電源電圧として成ることを特徴と
    する直流モータの速度制御回路。
JP60246794A 1985-11-01 1985-11-01 直流モ−タの速度制御回路 Granted JPS62107694A (ja)

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JPS62107694A JPS62107694A (ja) 1987-05-19
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JP60246794A Granted JPS62107694A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 直流モ−タの速度制御回路

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JPS62107694A (ja) 1987-05-19

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