JPH046733A - ガス放電表示パネル - Google Patents

ガス放電表示パネル

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JPH046733A
JPH046733A JP2109294A JP10929490A JPH046733A JP H046733 A JPH046733 A JP H046733A JP 2109294 A JP2109294 A JP 2109294A JP 10929490 A JP10929490 A JP 10929490A JP H046733 A JPH046733 A JP H046733A
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discharge
cathode
display panel
barrier
gas
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JP2109294A
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Satoshi Watanabe
渡辺 聰
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明13  仕事関数のノ」1さいエミッタ材料から
なる陰極を用いたガス放電表示パネルに係り、特に補助
光の存在しない暗環境下においてもちらつきを生じるこ
となく良好な表示効果の得られる技術に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来技術におけるガス放電表示パネルに用いら
れる陰極材料としてlt、  Fe、  Ni合金、F
e、Ne、Cr合金、またはNi等が一般的であっへ これらの材料からなる陰極と陽極との間に電界エネルギ
ーを与えて放電発光を得ていたしかし 上記従来技術に
おける陰極材料はいずれも仕事関数が4.5eV程度と
比較的大きいため、効率的な放電が難しく、ある程度の
放電効果を得るために頃 ガス放電表示パネル全体の動
作電圧を300V程度にまで高めなくてはならず、大き
な消費電力が問題となってい島 このため、比較的仕事関数が低くかつ光電効果のあるエ
ミッタ材料、たとえばLaB、等の物質を陰極材料とし
て用いることが考えられていたここで光電効果により放
出される電子の運動エネルギーはE=hr−qφで表さ
れる。すなわち、hはブランク定数、 rは振動数、q
は正数値、そしてφは仕事関数である。したがって、仕
事関数φが小さい程、高い放電エネルギーを得ることが
できるわけである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記エミッタ材料の如き光電効果を有する物
質を陰極材料として採用した場合には、外光等の補助光
が存在しない暗環境下では光電効果を期待できないため
に、多数の放電セルをマトリクス状に配置して大形の表
示パネルを形成し、たとえば100μSec程度の電圧
印加時間で走査駆動を行った場合、放電遅れによって、
放電時間が電圧印加時間よりも短くなって、いわゆるち
らつき現象を生じ、良好な表示効果を得られないという
問題があった 本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
頃 エミッタ材料のように仕事関数の小さい物質を陰極
材料として用いた場合に、暗環境下であっても、ちらつ
きを生じることなく良好な表示効果を得られるガス放電
表示パネルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、絶縁基板上の空間に陽極と陰極とを所定距離
をおいて対向配置し、この空間をバリアによって複数の
放電セルに隔成したガス放電表示パネルであって、 上記陰極をエミッタ材料で形成するとともに、上記バリ
アにIL  上記エミッタ材料の仕事関数に相当した光
電効果を生じる限界波長よりも短か5)発光波長を有す
る蛍光物質を設け、 さらに放電セル内には、上記蛍光物質を励起するための
紫外線を放射する放電ガスを封入したことを要旨とする
ものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、放電ガスからの紫外線によって
、バリアに設けた蛍光物質が励起されて発光し この残
光時間が放電後のイオン消失時間よりも長いことから、
光を受けてエミッタ物質から放出される電子の存在によ
って放電遅れ時間が短くなる。このため、暗環境下にお
ける走査放電の際にもちらつきを防止でき、高い表示効
果を得ることができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例であるガス放電表示パネル
の断面構造を示す切欠斜視断面図である。
図において、 1は厚さ2〜3mmの平板ガラス等の絶
縁基板からなる背面基板である。まず、この背面基板l
上E、Ag−Pd系の金属ペーストを等間隔な平行リボ
ン状に印刷して陰極用導体2とする。
次く 上記陰極用導体2の上層に、ホウケイ酸鉛ガラス
系のガラス材料に、蛍光物質を混入した低融点ガラスペ
ーストを印刷し これを400乃至500℃程度の温度
で焼成して、厚さ20μm〜100μm程度のバリア3
を形成する。ここで、このバッ7S番戴 陰極形成予定
部を四角形状で開口させてあり、この段階では当該開口
より下層の陰極用導体2の一部が露出された状態となっ
ている。上記ガラス材料に混入される蛍光物質の詳細に
ついては後述する。
次に、上記陰極用導体2の上記開口に対してLaB6か
らなるエミッタ材料をプラズマ溶射によって吹き付け、
溶融させた状態で、20乃至30μmの厚さに付着させ
て陰極4を形成する。このようなLaB、は、本来的に
その融点が2600℃程度の高温であるカー プラズマ
溶射技術を用いることによって、プラズマジェット内の
数千乃至数万度におよぶ高温環境によって完全に溶融さ
せることができ、上記陰極用導体2上において強固に焼
結させることができる。
次番へ 上記背面基板lの陰極形成面上に平板ガラス等
の透光性絶縁基板からなる前面基板5を載置する。上記
前面基板5の背面基板l側の表面には透明導電体が平行
リボン状に印刷されて陽極用導体6が形成されている。
さらに、この陽極用導体6の陰極4との対向部分を除い
て、黒色系の遮光物質を混入した低融点ガラスペースト
が印刷されて遮光マスク7が形成されている。そして、
この遮光マスク7で覆われていない上記陽極用導体6の
露出部分が陽極8とされる。
そして、上記前面基板5と背面基板1との位置決めを行
った後、その周縁部を気密封止して上記陰極4と陽極8
との対向部分に放電セルSを形成し この放電セルS内
に、蛍光物質を励起するための紫外線放射ガスを含む希
ガス(Ne、  HeAr、Xe等)を主体とした放電
ガスを封入してガス放電表示パネル9を得る。
本実施例の陰極物質LaB、+3  その仕事関数が2
.7eVであり、光電効果限界波長、すなわち光電効果
によって電子を放出することのできる最小エネルギーが
得られる光の波長は、459nmである。したがって、
これよりも短波長の発光波長を有する補助光源を上記陰
極の近傍に配置すれば、 1サイクルの陰極−陽極間の
放電によるイオンが消失しても、次のサイクルの放電開
始時には光電効果によって放出された電子が存在し こ
の電子が放電遅れ時間を短縮して、エミッタ材料を用い
たガス放電表示パネル特有の欠点である、いわゆる、ち
らつき現象を防止できることになる。
本発明者は、かかる原理を立証するために、上記LaB
e を陰極材料として用いた定格250vのガス放電表
示パネルを200vの電圧印加で駆動した上で、周囲の
明るさを50ルクス程度に低下させて、強制的にちらつ
き現象を発生させ九そして、360nm(紫外線放射ラ
ンプ)、450nm(青色蛍光ランプ)および600n
m(赤色蛍光ランプ)の波長を有する光源A、B、  
Cを用意して、これらの光源を上記ガス放電表示パネル
から次第に引き離した位置に移動させて、ちらつき現象
の観察を行った この給気 最短波長(360nm)である光源A代 ガ
ス放電表示パネルの表面から15cm程度引き離した位
置でもちらつき現象は観察されなかった。
光源B(450nm)叫 表面がら5cmの位置までは
ちらつき現象は抑止されていμそして、光源C(600
nm) 11  表面においてもわずかにちらつき現象
が観察されたこのようE、LaBa の光電効果限界波
長である4 59 nm以下の補助光源を、陰極4の近
傍に配置することで、いわゆるちらつき現象を抑止でき
るわけであるが、本実施例では、これをバリア3内に蛍
光物質を混入させることで実現している。
ここで、上記459nm以下の発光波長を有する蛍光体
の例としては、 (CaZn)、(PO−)2:  Tl、B a S 
1205 :  P b。
(BaSrMg)S to3:  pb。
M g W O,、 CaS:Bi。
ZnO:Zn。
Zn25iO,:  Ti。
S ra (P 04) 2Ca C12:  E u
等がある。
これらの蛍光物質を粉粒状にして低融点ガラス粒の中に
混入・溶融させてペースト状にしたIk。
厚膜印刷技術を用いて背面基板1上に所定段差形状に複
数回にわたって塗布するものである。
このように、本実施例では、陰極4の近傍であるバリア
3内に蛍光物質を混入させて補助光を得ているため、エ
ミッタ材料からなる陰極4の光電効果を高めることがで
き、しかも表示パネルの外部に別の補助光源を必要とし
ないため、ガス放電表示パネル9を大形化する懸念もな
い。
なお、上記バリア3に対して蛍光物質を設ける方法とし
ては、液化状態の蛍光物質を印8唄 塗布、吹き付は等
の手段により被着させてもよい。
以上の説明では、エミッタ材料としてL a B。
を用いた場合で説明したが、エミッタ材料として(戴 
この他の希土類元素の六価化物(YB、、  CeB、
、GdB8 ’)、あるいは希土類元素の四価化物(Y
B、、GdBJ等)、希土類元素の酸化物(Y2O2、
La2O3、CeO2,Gd2O3等)、アルカリ土類
金属元素の酸化物(MgO,SrO等)、アルカリ土類
金属元素の酸化物と該元素のモリブデン酸塩との複合化
合物、アルカリ土類金属元素の酸化物と該元素のタング
ステン酸塩との複合化合物、アルカリ土類金属元素の酸
化物と該元素のアルミン酸塩との複合化合物(a M 
g O・bA1202・aBao−bsro−cAI2
0s等)等でもよい。
なお、上記各物質はその特性によって限界波長も異なっ
てくるため、これらをエミッタ材料として採用する場合
には、バリア3に設けられる蛍光物質も、各々に対応し
たものを選択する必要かある。
〔発明の効果〕
本発明によれ7戴  光電効果のあるエミッタ材料で陰
極を形成したガス放電表示パネルにおいて、暗環境下に
おいてもちらつきを生じることなく良好な表示効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるガス放電表示パネル
の断面構造を示す切欠斜視断面図である。 1・・・背面基板、 2・・・陰極用導倣 3・ ・ ・バリア、 4・・・陰線 5・・・前面基板 6・・・陽極用4倣 7・・・遮光マスク、 ・陰線 ・ガス放電表示パネル、 ・放電セル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上の空間に陽極と陰極とを所定距離をお
    いて対向配置し、この空間をバリアによって複数の放電
    セルに隔成したガス放電表示パネルであって、 上記陰極をエミッタ材料で形成するとともに、上記バリ
    アには、上記エミッタ材料の仕事関数に相当した光電効
    果を生じる限界波長よりも短かい発光波長を有する蛍光
    物質を設け、 さらに放電セル内には、上記蛍光物質を励起するための
    紫外線を放射する放電ガスを封入したことを特徴とする
    ガス放電表示パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001228823A (ja) * 1999-12-07 2001-08-24 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイ装置
US9234507B2 (en) 2008-10-03 2016-01-12 Fuji Electric Co., Ltd. Steam characteristics automatic measuring device and geothermal power-generating device

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JPS4965781A (ja) * 1972-09-05 1974-06-26

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