JPH0467287A - 販売機の表示板支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、販売する商品の写真９図９文字９等を印刷し
た表示板を持つ販売機の表示板支持装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来の技術による表示板支持方法は表示板を金具で押さ
えネジで止める方法が知られており、例えば実開昭６３
−１７１８７６号公報で示されるような方法である。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の技術においては、表示板を金具で押さえてネジ止
めする方法の為に表示板の取り付は及び取り外し時に多
数工程がかかり作業時間を要し、なおかつドライバーな
どの工具を必要とする欠点を持つ。

従って本発明は、従来の技術の欠点である表示板の取り
付は及び交換時における、作業時間短縮と工具を必要と
しないために交換の容易性が得られる販売機の表示板支
持装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は販売する商品の表
示板を販売機本体前面から直視できるよう設けた販売機
において、販売機本体前面に設けた表示窓と、前記表示
板の下端を支持するよう前記表示窓の下縁に対応して設
けた下側溝部と、前記表示板の上端が挿入係止される上
側溝部を有し前記表示窓の上方部に回動可能に支持され
た動作側保持具と、前記表示板の上端が前記上側溝部よ
り着脱自在となる開放位置と、前記表示板を前記表示窓
に対して正規な状態へ保持する固定位置とに前記動作側
保持具を位置決めする位置決め装置を設けたものである
。

（ホ）作用 表示板を固定する場合、表示窓内側の下側溝部に表示板
を差し込み、表示板を表示窓側へ押すと下端が支点にな
り回動じ、表示板上端は移動し、開放位置にある動作側
保持具の上側溝部に当る。

この後に動作側保持具の摘み部分に下向きの力を加えて
回動させると、動作側保持具は表示板を動作側保持具の
上側溝部に挟み込みながら回動し、固定される位置まで
移動すると位置決め装置により、動作側保持具及び表示
板が固定される。表示板を取り外す場合は、動作側保持
具の摘み部分を取り付は時とは逆の上方向に力を加える
と動作側保持具が回動し、開放位置まで回動すると表示
板は動作側保持具の上側溝部から開放されて取り外され
る。動作側保持具は位置決め装置により、その状態で保
持されて次の表示板取り付は時に備える。

（へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すものであり、１は自動販売
機本体であり、前面には扉２をもち、扉２の前面には上
部に看板部３、中央部に操作パネル部４、その下部には
商品取出口５、釣り銭返却口６を配設している。

操作パネル部４は裏側に各部品を取り付ける烏に鋼板に
て、販売する商品の種類と同じ数の９個の表示窓８を形
成した固定パネル７と、表側には固定パネル７に設けら
れた表示窓８部分を透明に残して塗装された合成樹脂板
からなる化粧パネル９を有し、表示窓８部分の後方には
商品の写真、図、文字等の印刷が施された合成樹脂板も
しくは金属板により形成された表示板１０が販売機本体
１の前面から直視できるよう配置されている。更に操作
パネル部４には、表示窓８と同数の商品選択ボタン１１
と、貨幣を投入する投入口１２、投入貨幣の返却レバー
１３が配置されている。尚表示窓８の形状は表示スペー
スの拡大及び商品選択ボタン１１と選択商品の一致を容
易に得るために、長方形の１つの角部分を台形状に取り
除いた形状を成し、そこに商品選択ボタン１１を配置し
ている。

１４は表示板１０の下端をはめ込む下側溝部１５を形成
する下側支持具であり、下側溝部１５が表示窓８の下縁
に対応するように固定パネル７の裏面に固定している。

この下側支持具１４は、表示板１０をはめ込み易いよう
に上部を広げてあり、なおかつ下部は表示板１０の支点
となり、また表示板１０とのｌｌｉ閏を無くし固定時に
前後しないように幅を狭くしであるために下側支持具１
４は上部が後方に傾斜した台形状となっている（第１図
参照）。

表示窓８の上縁に対応して固定パネル７の裏面に固定さ
れている上側支持具２２左右の中間に取り付は固定され
ているのが固定側保持具２１であり、この固定側保持具
２１はコ字形をしていて、後述する突起部１９が入るた
めの孔２３を両側面に持ち、ある程度の力でたわみ、な
おかつ復元力のある素材で出来ている。

固定側保持具２１に支点用シャフト２０を介して動作側
保持具１６が上下回動自在に取りつけられていて、動作
側保持具１６はＬ′Ｆ−形をしており上部に取り付は交
換時、指が掛かりやすいように湾曲した凹みを持つ摘み
部分１８と両側部に設けられた突起部１９をもち、下端
部にはコ字状の上側溝部１７を設けている。動作側保持
具１６は表示板１０を取り付ける前には突起部１９が固
定側保持具２１の上部の縁２６に当接し保持されている
開放位置にある。この時の動作ｍ保持具１６は下部のコ
字形の上側溝部１７が下端を下側支持具１４の下側溝部
１５に挿入した表示板１０の上端に当接する位置に設計
されている。この状態は第３図に示す。

表示板１０がコ字形の上側溝部１７に当っている状態で
、動作側保持具１６の摘み部分１８を押し下げると、突
起部１９が固定側保持具２１を押し広げ（第８図参照）
、動作側保持具１６は支点用シャフト２０を支点にして
回動をする。この時表示板１０はコ字形の上側溝部１７
内に挿入された状態で下端を支点として動作側保持具１
６と同時に回動し、表示板１０が正規の固定位置になる
と突起部１９が孔２３に入るように設計されていて、突
起部１９が孔２３に入ると固定側保持具２１のたわみが
復元力により元の形に戻り、突起部１９が孔２３に挟み
込まれて（第７図参照）動作側保持具１６は固定され表
示板１０は取り付は完了となる。この状態は第１図に示
す。この時、表示板１０は固定パネル７に設けられたフ
ランジ部２４に当接し前後方向に動かないように持着さ
れる（第１図参照）。表示板１０の左右の幅は両側に設
けた一対の横方向規制金具２５間隔よりも若干小さく形
成して、この横方向規制金具２５，２５間に挿入され（
Ｉ！６図参照）、左右方向のずれを防止する。縦方向は
開放位置にある動作側保持具１６のコ字形の上側溝部１
７に、下端を下側支持具Ｉ４に挿入した表示板１０の上
端が入る高さであって、表示板１０の固定位置で表示板
１０が下側溝部１５．上側溝部１７間で圧迫されてたわ
まない高さのものである。上記説明において、突起部１
９、孔２３、及び固定側保持具２１は、動作側保持具１
６を開放位置と固定位置とに位置決めする位置決め装置
を構成している。

表示板１０の取り外し時には動作側保持具】６の摘み部
分１８を取り付は時とは逆の上方に押し上げることによ
り、突起部１９が固定側保持具２１を押し広げて孔２３
から外され、動作側保持具１６が開放位置（第３図参照
）まで回動すると表示板１０は取り外される。動作側保
持具１６は、固定側保持具２１のたわみが元の状態に戻
るために突起部１９が固定側保持具２１の上部の縁２６
に当接しその場で保持される（第３図参照）。そして次
に表示板１０を取り付ける時のために備える。

（ト）発明の効果 本発明は上記したように構成したものであるから、従来
の金具のネジ止めによる表示板支持方法では得られなか
った表示板の取り付は交換時における作業時間の短縮、
工具を必要としない為に交換の容易性が得られるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は表示
板支持装置部分の縦断側面図、第２図及び１３図は表示
板と支持装置の動作を示す縦断側面図、１４図は自動販
売機の外観正面図、第５図は自動販売機の外観側面図、
第６図は表示板取り付は完了時における表示板支持装置
及び横方向規制金具を販売機の内部側より見た斜視図、
第７図は突起部が位置決め用の孔に嵌合時の固定側保持
具の上面図、第８図は固定側保持具のたわみ時の上面図
である。 ８・−・表示窓、１０・・・表示板、１５・・・下側溝
部、１６・・・動作側保持具、１７−・上側溝部、１９
・−・突起部、２３・・・孔。 第４図 第 図 第２図 第５図 第３図 第７ＷＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、販売する商品の表示板を販売機本体の前面から直視
   できるよう設けた販売機において、販売機本体前面に設
   けた表示窓と、前記表示板の下端を支持するよう前記表
   示窓の下縁に対応して設けた下側溝部と、前記表示板の
   上端が挿入係止される上側溝部を有し前記表示窓の上方
   部に回動可能に支持された動作側保持具と、前記表示板
   の上端が前記上側溝部より着脱自在となる開放位置と前
   記表示板を前記表示窓に対して正規な状態へ保持する固
   定位置とに前記動作側保持具を位置決めする位置決め装
   置を設けた販売機の表示板支持装置。