JPH046718Y2 - - Google Patents

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JPH046718Y2
JPH046718Y2 JP1985017444U JP1744485U JPH046718Y2 JP H046718 Y2 JPH046718 Y2 JP H046718Y2 JP 1985017444 U JP1985017444 U JP 1985017444U JP 1744485 U JP1744485 U JP 1744485U JP H046718 Y2 JPH046718 Y2 JP H046718Y2
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JP
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main body
shield plate
heat shield
iron
gap
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JP1985017444U
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JPS61132997U (ja
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Publication of JPH046718Y2 publication Critical patent/JPH046718Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はアイロンを自立状態で収納できるアイ
ロン収納箱に関するものである。
従来の技術 従来、この種アイロン収納箱は、例えば実公昭
56−49600号公報に示されているような構造にな
つていた。
その構成を第3図、第4図により説明すると、
アイロンを収納する開口部を有するプラスチツク
製の框体状の本体1はその上面に持ち運び用の把
手2を備えている。前記本体1の開口部の縁には
蓋3が蝶番4により開閉自在に取付けられてお
り、この蓋3は本体1の係止部5と係合するロツ
ク釦6を備えている。本体1内に設けられた遮熱
板7は本体1の内壁と間隙を設けて中空状に保持
され、一体に設けたねじボス8に本体1の背面か
らねじ9を螺入させて本体1に固着されている。
10はアイロン11を載置するスタンドで、本体
1内の底部に固着されている。12は本体1の皆
面に設けられた冷却空気取入口、13は排気口で
ある。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、アイロン収納箱内
に使用直後の熱いアイロンを収納すると、約200
℃のベース面と対向する部分に遮熱板7を配置す
ることで輻射熱による本体1の過熱は防止できる
が、遮熱板7はかなり高温になり、それを冷却す
るために冷却空気取入口12から入つた空気が遮
熱板7と本体1との間を流れ排気口13から排出
されてはいるが、熱伝導により熱がねじボス8を
介して本体1に止めている熱伝導性の良い金属か
らなるねじ9に伝わり本体1のねじ9と接触して
いるねじ座にも伝わる。ここで、このねじ座とね
じボス8は面接触しており、前記冷却空気が面に
直接触れないため冷却効率が悪く、又、ねじ9は
熱伝導性が良く高温になるためアイロンの収納を
繰り返すことでねじ座が変形したり、最悪な場合
は破損して遮熱板7が外れてしまう危険性があつ
た。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
熱いアイロンが収納されても、遮熱板と本体の取
付部は充分冷却され、破損して遮熱板が外れてし
まうことのないアイロン収納箱を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、アイロ
ンを自立状態で収納する開口部を設けた筺体状の
本体と、この本体の開口部に開閉自在に取付けた
蓋と、外面に操作部を設けて前記本体と蓋とを係
止するロツク釦と、前記本体内にアイロンのベー
スと相対向し、かつ、前記本体との間に間隙を設
けて中空状に取付けた遮熱板と、前記間隙に外気
を取り入れる空気取入口と、この空気取入口の上
方に設けられ、かつ、同間隙内に加熱された空気
を排気する排気口とを備え、前記遮熱板と本体に
各々一体に形成した複数の係合部材を互いに対向
させて前記間隙に突設し、同係合部材により前記
遮熱板を本体に取付けるとともに、前記一方の係
合部材を前記空気取入口の排気口側に近接して位
置させ、他方の係合部材を空気取入口側に近接し
て位置させたものである。
作 用 この構成により、遮熱板の本体に対する取付部
は冷却空気が流れる中に設けられており、その構
造は遮熱板及び本体に一体に設けた係合部材を互
いに係合させてあるため、ねじを使用しておら
ず、係合部に熱が伝導しにくく、冷却空気により
充分冷却され、係合部の温度過昇が防止でき、破
損して遮熱板が外れるということはない。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面(第1
図、第2図)に基づいて説明する。
図において、21はプラスチツク製の框体状の
本体で、一側面が開口しアイロンの自立状態で収
納できるスペースを確保しているとともに、上部
周囲にはスライド式の把手22を備えている。2
3は本体21の開口縁に蝶番等で開閉自在に取付
けられた蓋で、本体21の係止部24と係合する
ロツク釦25を備えている。26は前記本体21
内に本体21の内壁と間隔をおいて中空状に固定
された遮熱板で、遮熱板26と本体11の空間部
において遮熱板26に一体に設けた引掛部27を
本体21に一体に設けたリブ体28の係合孔29
に嵌合して係合部30としてあり、この係合部3
0は本体21の背面に設けられた冷却空気取入口
31と排気口32の間に設けられている。33は
本体21の底面に設けられたアイロン載置用のス
タンドで、本体21と一体に形成されている。
上記の構成において、収納箱内に使用直後の熱
いアイロンを収納すると、アイロンベースより発
せられる輻射熱によりアイロンベースと対向する
遮熱板26は加熱され、裏面へと伝導されるが、
遮熱板26の本体21への取付構造は遮熱板26
と本体21の空間部に遮熱板26に一体に設けた
引掛部27を本体21に一体に設けたリブ体28
の係合孔29に嵌合して係合部30としてあり、
この係合部30は本体21の背面に設けた空気取
入口31と排気口32との間に設けてあるため、
前記係合部30は充分冷却されるとともに引掛部
27及びリブ体28はリブ形状をしておりその接
触面積は少なく冷却効率はより高められている。
加えて、係合部30にはねじ等の熱伝導性の良い
ものを使用していないため、係合部30への伝達
熱量は少なくて済み、係合部30の温度上昇を抑
えることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、遮熱板と本体と
の取付構造を夫々から一体に設けた係合部材で構
成するとともに、この係合部材を本体背面に設け
た空気取入口と排気口との間に位置せしめること
により、係合部の冷却効率を高めることができ、
温度過昇による破損を防止でき、アイロンの収納
を繰り返しても遮熱板が外れることのないアイロ
ン収納箱を提供できる。
さらに本考案は、遮熱板と本体に各々一体に形
成した複数の係合部材を互いに対向させて前記間
隙に突設し、同係合部材により前記遮熱板を本体
に取付けた構成により、遮熱板の本体への取付け
を簡単に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す断
面図及び斜視図、第3図及び第4図は従来例を示
す斜視図及び断面図である。 21……本体、23……蓋、24……係止部、
25……ロツク釦、26……遮熱板、27……引
掛部、28……リブ体、29……係合孔、30…
…係合部、31……空気取入口、32……排気
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アイロンを自立状態で収納する開口部を設けた
    筺体状の本体と、この本体の開口部に開閉自在に
    取付けた蓋と、外面に操作部を設けて前記本体と
    蓋とを係止するロツク釦と、前記本体内にアイロ
    ンのベースと相対向し、かつ、前記本体との間に
    間隙を設けて中空状に取付けた遮熱板と、前記間
    隙に外気を取り入れる空気取入口と、この空気取
    入口の上方に設けられ、かつ、同間隙内に加熱さ
    れた空気を排出する排気口とを備え、前記遮熱板
    と本体に各々一体に形成した複数の係合部材を互
    いに対向させて前記間隙に突設し、同係合部材に
    より前記遮熱板を本体に取付けるとともに、前記
    一方の係合部材を前記空気取入口の排気口側に近
    接して位置させ、他方の係合部材を空気取入口側
    に近接して位置させたアイロン収納箱。
JP1985017444U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH046718Y2 (ja)

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JP1985017444U JPH046718Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JPS61132997U JPS61132997U (ja) 1986-08-19
JPH046718Y2 true JPH046718Y2 (ja) 1992-02-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541110B2 (ja) * 1975-10-18 1980-10-22
JPS591395B2 (ja) * 1981-06-23 1984-01-11 オリジン電気株式会社 静電塗装方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142559Y2 (ja) * 1978-09-08 1986-12-02
JPS591395U (ja) * 1982-06-25 1984-01-06 株式会社東芝 縦形アイロン収納ケ−ス

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JPS61132997U (ja) 1986-08-19

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