JPH0467134A - プロジェクションｔｖ用スクリーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ＴＶの画像を拡大透過するプロジェクショ
ンＴＶ用スクリーンに関し、特に、フレネルレンズスク
リーンとレンチキュラーレンズスクリーンとスクリーン
ボードの三重構造のプロジェクシッンＴＶ用スクリーン
に関する。

［従来の技術］ ＴＶの画像を拡大透過するプロジェクションＴＶ用スク
リーンは、例えば、第４図で示すようにレンチキュラー
レンズスクリーン２とフレネルレンズスクリーン１を重
ね合わせて前枠５に嵌め、裏面から取付金具６で固定し
たものが一般的であった。また、レンチキュラーレンズ
スクリーン２とフレネルレンズスクリーン１とを重ね合
わせてたスクリーンを、キャビネットに直接固定するタ
イプもあった。

このように、スクリーンを前枠またはキャビネットに固
定してしまうと、温度や湿度の変化によってスクリーン
が撓んで画質が劣化することがあった。

上述のような撓みを防ぐ手段として、第５区で示すよう
に、レンチキュラーレンズスクリーン２′の四辺中央部
をコイルスプリング４で外方に付勢する技術があった。

［発明が解決しようとする課題］ 前項で述べたプロジェクションＴＶ用スクリーンは、か
まぼこ形の円柱レンズを表面は多数配列したレンチキュ
ラーレンズスクリーン２が前面に配置されているので、
はこりが付き易く、かつ傷付き易かった。

また、前項後段の技術のように、レンチキュラーレンズ
スクリーン２′の四辺中央部をコイルスプリング４で外
方に付勢するだけでは、温度変化や湿度変化から発生す
るスクリーンの撓みに対して、十分に対応できなかった
。

この発明は、上記のような課題に鑑みてなされたもので
あり、温度変化や湿度変化に対して撓みを発生させず、
表面にほこりが付きにくく、かつ、レンチキュラーレン
ズスクリーンを傷付けるおそれが少ないプロジェクショ
ンＴＶ用スクリーンの提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上述の課題を解決するため、この発明においては、反り
特性が同方向のフレネルレンズスクリーンとスクリーン
ボードの間に反り特性が逆方向のレンチキュラーレンズ
スクリーンを配して重合し、レンチキュラーレンズスク
リーンを周方向引張り手段で周方向に付勢したことを特
徴とするものである。

［作　用］ この発明に係るプロジェクションＴＶ用スクリーンは、
第２図で示すように、反り特性が同方向のフレネルレン
ズスクリーン１とスクリーンボード３の間に反り特性が
逆方向のレンチキュラーレンズスクリーン２を配した三
重構造によって、より強い密着性が得られる。

また、温度変化や湿度変化によりレンチキュラーレンズ
スクリーン２が伸び縮みするのと、レンチキュラーレン
ズスクリーン２を周方向引張り手段で外周方向に付勢す
る。

さらに、レンチキュラーレンズスクリーン２の表面は透
過率が良く光学上問題のないスクリーンボード３で覆わ
れているので、レンチキュラーレンズスクリーン２を傷
付けたり、はこりが付着するのが防止される。

［実　施　例］ 続いて、この発明に係るプロジェクションＴＶ用スクリ
ーンの実施の一例について、第１図〜第３図を参照して
詳細に説明する。

第１図は、　この発明に係るプロジェクションＴＶ用ス
クリーンの実施の一例を示す一部破断正面図である。

この第１図において、プロジェクションＴＶ用スクリー
ンＳは、フレネルレンズスクリーン１と、レンチキュラ
ーレンズスクリーン２と、スクリーンボード３を重合し
た三重構造になっている。

フレネルレンズスクリーン（Ｆ　ｒｅｓｎｅｌ　１ｅｎ
ｓ　５ｃｒｅｅｎ）　１は、レンズの凸面をいくつかの
輪帯に分け、同一面上に配列した薄型の電光レンズであ
る。

レンチキュラーレンズスクリーン（１ｅｎｔｉｃｕｌａ
ｒｌｅｎｓ　５ｃｒｅｅｎ）　２は、かまぼこ形の円柱
レンズを一面に多数配列したもので、フレネルレンズス
クリーン１およびスクリーンボード３より側方に突出し
、四隅に周方向引張り手段としてのコイルスプリング４
の一端が掛止されている。

スクリーンボード３は、透過率が良く光学上問題のない
スクリーン状のボードで、例えばアクリル樹脂等で成形
される。

上述のプロジェクションＴＶ用スクリーンＳは、前枠５
に嵌め込まれ、取付金具６（第３図参照）で固定される
と共に、レンチキュラーレンズスクリーン２に掛止した
コイルスプリング４の他端が前枠５の四隅に掛止される
。

第２図は、スクリーン構成部材の反り特性を示す斜視図
である。

この第２図において、裏面となるフレネルレンズスクリ
ーン１と表面となるスクリーンボード３は同方向に反ら
せ、閏に入るレンチキュラーレンズスクリーン２は逆に
反らせる。

この時、反りは長辺反りか、若しくは短辺反りかと問題
になるが、５０インチスクリーンの環端試験では、短辺
反りが撓みが出にくいと証明された。

よって、この発明に係るプロジェクションＴＶ用スクリ
ーンにおいては、短辺反りを採用した。

第３図は、スクリーン張架用のコイルスプリングの掛止
状態を示す拡大断面図である。

この第３図において、スクリーンＳを張架するコイルス
プリング４は、前枠５のコーナーに設けた穴５ａに収納
され、一端がレンチキュラーレンズスクリーン２の隅の
ビン７に掛止され、他端が５ａ内のフック８に掛止され
ている。

また、プロジェクションＴＶ用スクリーンＳは、前枠５
に嵌合され、断面り字形の取付金具６で固定される。

［発明の効果コ 以上のように、この発明に係るプロジェクションＴＶ用
スクリーンは、反り特性が同方向のフレネルレンズスク
リーンとスクリーンボードの間に反り特性が逆方向のレ
ンチキュラーレンズスクリーンを配した三重構造で、強
い密着力で重合される。また、レンチキュラーレンズス
クリーンを周方向引張り手段で、常に周方向に付勢しス
クリーンを張架して撓ませない。

さらに、レンチキュラーレンズスクリーンの前面は、透
過率が良く光学上問題のないスクリーンボードで覆われ
ているので、レンチキュラーレンズスクリーンを傷付け
たり、はこりが付着して画質を劣化させることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るプロジェクションＴＶ用スクリ
ーンの実施の一例を示す一部破断正面図、第２図はスク
リーン構成部材の反り特性を示す斜視図、第３図はコイ
ルスプリングの掛止状態を示すコーナ一部の拡大断面図
、第４図は従来例そＱ−の断面図、第５図は従来例その
二の正面図である。 Ｓ　・　プロジェクションＴＶ用スクリーント　　フレ
ネルレンズスクリーン ２・・　レンチキュラーレンズスクリーン３・・・スク
リーンボード 第　　１　図 第３図 第４図 第２図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）反り特性が同方向のフレネルレンズスクリーンと
   スクリーンボードの間に反り特性が逆方向のレンチキュ
   ラーレンズスクリーンを配して重合し、レンチキュラー
   レンズスクリーンを周方向引張り手段で周方向に付勢し
   たことを特徴とするプロジェクションＴＶ用スクリーン
   。