JPH046698Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH046698Y2
JPH046698Y2 JP6179587U JP6179587U JPH046698Y2 JP H046698 Y2 JPH046698 Y2 JP H046698Y2 JP 6179587 U JP6179587 U JP 6179587U JP 6179587 U JP6179587 U JP 6179587U JP H046698 Y2 JPH046698 Y2 JP H046698Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rug
holding
holding member
recess
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6179587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63169078U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6179587U priority Critical patent/JPH046698Y2/ja
Publication of JPS63169078U publication Critical patent/JPS63169078U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH046698Y2 publication Critical patent/JPH046698Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 {作業上の利用分野} この考案は、くつぬぐいマツトや冬期に凍結す
る床に滑り防止のためなどに敷かれる敷物が、踏
まれて移動することを防ぐために使用される敷物
用固定具に関するものである。
{従来の技術} くつぬぐいマツトなどの敷物は、それ自体の清
掃や床の清掃のために移動させることが必要な場
合が生じたり、または冬期や降雨時のみ使用し、
他の期間は使用しないなど、各種の使用条件があ
るため、一般に床などに置いて任意に移動可能な
状態で使用されている。
なお、第8図に示した敷物の固定具も知られて
いる。
この固定具は、断面がやや山形に折曲された帯
板状の本体21に適当な間隔をおいて固定用孔2
2が設けられたものである。この固定具による敷
物の固定は、本体21の幅方向の一部を敷物23
の端縁部に重ね、本体21の他の部分を固定用孔
22に挿通したねじ釘などを床に挿入して、本体
21を床などに固定することによつて、敷物23
の端部を押えてその移動を防止するものであつ
て、一般に分離することが不必要な敷物の固定に
使用されている。
{考案が解決しようとする問題点} 前記のように、敷物を床に置いたのみの場合
は、敷物を清掃などのために移動させることは容
易であるが、任意に移動可能であるから、不必要
に移動をして体裁が悪くなるなどの問題がある。
そして、例えば冬期に凍結する床に敷いた場合
に、床が凍結すると、敷物の上を歩くのみでも簡
単に移動する問題がある。
前記第8図に示した固定具は、敷物を固定する
目的は十分に達することができる。
しかし、敷物を清掃などのために、適宜移動さ
せることが必要な場合や、必要な時のみ使用され
る敷物の場合には、本体の着脱に多くの手間が必
要であつて、使用が困難である。
また、敷物を除いている間に、床に形成された
ねじ釘挿入用の孔に土などが入つて、次に敷物を
固定する場合に、再度床に孔を設けることが必要
になるなどの問題も生じる。
この考案は、上記のような問題を解決するもの
であつて、敷物の着脱操作が簡単にできる敷物用
の固定具をうることを目的とするものである。
{問題点を解決するための手段} この考案の敷物用固定具は、床などに固定され
るパイプ状の固定部材内に、その口部を閉鎖可能
な棒状の保持部材が、ねじなどの取付手段で分離
可能に取付けられ、かつこの保持部材が、その外
径が全長でほぼ同径に形成されて、その任意の端
部から固定部材内に挿入可能に構成されるととも
に、保持部材の軸線方向の一端に、凹部または突
部にした保持部が設けられ、この保持部と係合す
る突部または凹部からなる係合部材が敷物に取付
け可能に設けられたことを特徴とするものであ
る。
この構成において、凹部は孔も含むものであ
る。
{作用} この敷物用固定具は、係合部材を敷物の各コー
ナ部などの適所に取付ける。一方、固定部材の端
面を床などの表面にほぼ一致させて、固定部材を
前記各係合部材と重なる位置において、床などに
埋め込み状に固定する。
そして、敷物を敷くときは、固定部材内に取付
けられた保持部材を、その保持部側を上方にして
固定部材内に挿入し、かつねじなどの取付手段で
固定部材に取付け、各保持部材の保持部に敷物の
係合部材を係合するものである。
敷物を除くときは、その前記係合部材を保持部
材から分離して敷物を除く。そして、保持部材を
固定部材から分離し、今度はその保持部がない方
を上方にして固定部材内に取付けて、固定部材の
口部を保持部材で閉鎖して、固定部材内に土など
が入ることを防ぐものである。
{実施例} この考案の敷物用固定具の実施例を第1〜4図
について説明する。
図において、1は金属またはプラスチツクで有
底パイプ状に形成された固定部材で、その口部内
側にフランジ状の取付壁2が設けられ、かつこの
取付壁2の内周面に取付手段としてのねじ3aが
形成されている。4は固定部材1の底部外面に固
着されたアンカ部材で、固定部材1をコンクリー
トなどて床など埋め込み固定する場合の固定を確
実にするものである。したがつて、アンカ部材4
は固定部材1の周面部に設けることも可能であ
り、また、除くこともできる。
5は固定部材1の取付壁2の内側に挿入される
保持部材で、これはその外径が全長においてほぼ
同径に形成されて、そのいずれの端部からでも固
定部材1内に挿入可能に構成され、かつ外周面全
長にわたつて前記取付壁2のねじ3aとかみ合う
ねじ3bが形成されている。6は保持部材5を有
底パイプ状にして、その一端側に形成された保持
部としての凹部で、その口部内周に係止フランジ
6aが設けられている。
7a、7bは保持部材5の底壁外面と係止フラ
ンジの外面のそれぞれに形成された、保持部材5
を回すための凹溝である。
8は敷物に取付けられる棒状の係合部材で、そ
の一端外周に係止突部9が形成され、かつ他端に
取付板10が固着されている。11は取付板10
に設けられた複数個の取付孔、12は敷物であ
る。
このように構成された固定具は、固定部材1
を、その口部側端部を上位にして、床に埋め込み
状に固定する。
そして、敷物12を使用しないときは、第1図
に示したように、保持部材5を、その係止フラン
ジ6a側の端部から固定部材1内にねじ3a、3
bをかみ合せて挿入して、保持部材5の底部で固
定部材1の口部を閉鎖する。このようにして、敷
物12を使用していないときに、固定部材1内に
土その他の物が入ることを阻止し、且つ歩行者の
はきものの一部が、固定部材1内に入るようなお
それをなくする。
次に、敷物12を使用するときは、第2図に示
したように、保持部材5を、その底部側からねじ
3a、3bをかみ合わせて挿入する。そして、敷
物12の裏面の適所に突出させて固着した係合部
材8のそれそれを、固定部材1に固定された保持
部材5の凹部6内に挿入して敷物12を敷くこと
によつて、、係合部材8を介して敷物12を固定
部材1に係止し、敷物12が床などの面に沿つて
移動することを防ぐものである。
敷物12に対する取付板10の固着を、この実
施例では、取付板10を加熱加圧して、プラスチ
ツク製の敷物12のベースの裏面に埋め込み状に
し、かつ軟化した前記ベースの一部を取付孔11
内に入れることによつているが、敷物12の成形
時に、それにインサートするなど任意の手段によ
ることが可能である。
この実施例のように、凹部6の口縁に係止フラ
ンジ6aを設け、かつ係合部材8の先端外周に係
止突部9を設けておけば、係合部材8が凹部6の
周壁に近くなると、係止フランジ6aに係止突部
9が係止して、係合部材8が固定部材11から抜
けるようになることを防ぐことができる。したが
つて、敷物12の端部にはきものなどが当たつ
て、敷物12の端部が持ち上がる状態になること
も防ぐことができる。
しかし、敷物は、端部にそれを持ち上げる力が
作用しても、その力から解放されると下降して係
合部材8が凹部6に入ることを反復するから、保
持部材5の係止フランジ6aと係合部材8の係止
突部9を設けることについては、任意になしうる
ものである。
また、この実施例のように、固定部材1の深さ
に保持部材5の長さをほぼ一致させておけば、保
持部材5を固定部材1に取付ける場合、回転が停
止するまで保持部材5を回せば、固定部材1と保
持部材5の上面とがほぼ一致するので、保持部材
5の取付け操作が容易であるが、保持部材5は固
定部材1内に挿入可能な任意の長さにすることが
できるものである。
第5〜6図は、取付手段の他の例を示すもので
あつて、取付壁2の内周縁に切欠凹部13が設け
られ、かつ保持部材5の外周面に、前記切欠凹部
13に挿入可能で取付壁2の下面に係合可能に係
合突部14が設けられている。他の構成は、前記
実施例と同じであるから、同符号で示した。
この取付手段による、保持部材5の取付けは、
切欠凹部13に係合突部14をかみ合わせ状にし
て、保持部材5をその任意の方向から固定部材1
内に挿入し、かつ保持部材5を少し回して係合突
部14を取付壁2の下面に係合するものである。
保持部材5の分離は、それを前記と逆の方向に回
わすものである。
第7図は別実施例である。
この実施例では、保持部材5が断面凸状に形成
され、その凸部が保持部としての突部16となつ
ている。そして、突部16が挿入される凹形の係
合部材18が設けられ、この係合部材18が敷物
12の裏面に固着されている。他の構成は、第1
〜4図の実施例と同じであるから、同符号で示し
た。
この実施例では、敷物12を使用しないとき
は、鎖線て示したように、保持部材5を、その突
部16を内方として固定部材1内に挿入する。
敷物12を使用するときは、実線で示したよう
に、突部16を固定部材1から突出させて保持部
材5を固定部材1に取付ける。そして、突部16
を係合部材18に挿入して敷物12を敷くもので
ある。
{考案の効果} この考案の敷物用固定具は上記のように、床な
どに埋め込み固定するパイプ状の固定部材に、任
意の端部から挿入できる保持部材が分離可能に取
付けられ、かつ保持部材の一端に敷物固定用の保
持部が設けられたものである。
そして、敷物を使用しない時は、前記保持部の
ない保持部材の端部で固定部材の口部を閉鎖し、
敷物を使用するときは、保持部を露出させて保持
部材を固定部材に取付け、敷物の適所に設けた係
合部材を前記保持部に係止して、敷物を固定する
ものである。
したがつて、敷物の着脱は、それに設けた係合
部材を床などに固着された保持部に係止し、また
は保持部から分離するのみであるから、着脱の操
作が極めて簡単である。そして、敷物を敷いたと
きには、それに設けた係合部材を床などに固着さ
れた保持部に係止しているから、敷物が床などの
表面に沿つて移動することはほぼ不可能であつ
て、敷物の使用条件にかかわらず、それが不必要
に移動することを確実に阻止することができる。
前記保持部材の保持部は、凹部または突部に構
成されているが、保持部材は、固定部材に着脱可
能に取付けられており、かつ保持部材は、その任
意の端部から固定部材内に挿入可能であるから、
敷物を使用しないときは、前記保持部側から固定
部材内に保持部材を挿入することによつて、保持
部が歩行者の邪魔になるようなことをなくしうる
とともに、保持部材がパイプ状の固定部材に口部
を閉鎖するから、固定部材内に土が入つたり、そ
れが歩行の支障になるようなことも防ぐことがで
きる。
また、保持部材は敷物の使用時、不使用時のい
ずれのときも、固定部材に取付けるから、保持部
材が紛失するなどの問題もなく、保持部材の取扱
いも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案の実施例を示し、第1図
は敷物を除いた時の断面図、第2図は敷物を敷い
た時の断面図、第3図は固定部材の平面図、第4
図は係合部材の平面図、第5図は取付手段の他の
実施例の平面図、第6図は第5図の断面図、第7
図は別実施例の断面図、第8図は従来例の斜視図
である。 1……固定部材、3a,3b……ねじ、5……
保持部材、6……凹部、8,18……係合部材、
16……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床などに固定されるパイプ状の固定部材内
    に、その口部を閉鎖可能な棒状の保持部材が、
    ねじなどの取付手段で分離可能に取付けられ、
    かつこの保持部材が、その外径が全長でほぼ同
    径に形成されて、その任意の端部から固定部材
    内に挿入可能に構成されるとともに、保持部材
    の軸線方向の一端に、凹部または突部にした保
    持部が設けられ、この保持部と係合する突部ま
    たは凹部からなる係合部材が敷物に取付け可能
    に設けられた敷物用固定具。 (2) 固定部材が有底パイプ状に構成され、その深
    さとほぼ同じ長さに保持部材が形成された実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の敷物用固定
    具。 (3) 保持部材の一端に保持部としての凹部が形成
    され、係合部材が前記凹部に挿入可能な棒状に
    形成された実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載の敷物用固定具。 (4) 保持部材の一端に凹部が形成され、その口部
    内周に係止フランジが形成されるとともに、棒
    状の係合部材の先端外周に前記係止フランジに
    係止される係止突部が形成された実用新案登録
    請求の範囲第1〜3項記載のいずれかの敷物用
    固定具。
JP6179587U 1987-04-23 1987-04-23 Expired JPH046698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6179587U JPH046698Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6179587U JPH046698Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169078U JPS63169078U (ja) 1988-11-02
JPH046698Y2 true JPH046698Y2 (ja) 1992-02-24

Family

ID=30895455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6179587U Expired JPH046698Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH046698Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10723252B2 (en) * 2017-09-25 2020-07-28 Thermoflex Corporation Floor mat with integral grommet

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63169078U (ja) 1988-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH046698Y2 (ja)
JPS58112835A (ja) 自動車用マツト
JP3015346U (ja) 防滑ゴム鋲を埋設したサンダル台
JP3956092B2 (ja) 競技用ゴールの固定具
JP3790973B2 (ja) 清掃用払拭具及びその製造方法
JP2530806Y2 (ja) 便器用固定構造
JPS6318614U (en) The washer for prevention from rotating together
US20050097692A1 (en) Foot cleaning brush assembly
JPH0240832Y2 (ja)
JP2561165Y2 (ja) 竪樋保持具及び竪樋保持装置
JPH10278522A (ja) 取り付けを簡単にし強力なスリップ止めを持ったタイヤチェーン
JPH0450337Y2 (ja)
JPS621998Y2 (ja)
JPH04274937A (ja) フロアマット用固定具
JPS6310041Y2 (ja)
JPS5853964Y2 (ja) 硬質フイルム止着装置
JPH0144139Y2 (ja)
JPS6224084B2 (ja)
JPH0243946Y2 (ja)
JPH02144925U (ja)
JPS636320Y2 (ja)
JPS5839967Y2 (ja) 自動車の泥除装置
JPH0365790U (ja)
JPH0663754U (ja) 仮設支柱等の支持用基礎装置
JPH0362130U (ja)