JPH0466443A - 給紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｍへ扛肚加ｉ 本発明は、画像形成装置の下側に置かれ、ハウジング内
に複数段の給紙台を有し、これら給紙台より給紙された
用紙を竪搬送手段により」１昇させて上記画像形成装置
に給送する給紙搬送装置に関する。

Ｋ迷ＩＬ 複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装
置の如き０Ａｆｉ器の省スペース化の進展に伴い、複数
の給紙カセット又は給紙トレイを」１下方向に積重ねた
給紙搬送装置を画像形成装置本体と別体に作り、画像形
成装置本体の下側に置くことにより設置面積を少くする
ようにしたものが漸次普及してきている。

従来、実施され提案されているこの種の給紙搬送装置は
、例えば実開平１−７８６２９号に開示されているが、
第３図に示す如く、ハウジング１１内に上下に積重ねら
れた複数の給紙カセット又は給紙トレイ等の給紙台９．
１０から選択的に給紙された用紙はこれら給紙台の給紙
端に対向して上下方向に設けられ、用紙の最小サイズに
合せて配置された弾性体製搬送ローラ１５と、ローラ間
に設けられた対をなすガイド板１６とにより構成された
竪搬送路を上方に搬送されて、画像形成装置本体に給紙
されるようにしたものが一般的であった。

このような弾性体ローラの中棒力によって用紙を搬送す
る方法は構造が簡単なところから広く用いられているが
、搬送ローラに用いられるゴムの経時的な窄擦係数の低
下によるスリップ、高湿度環境下での転写紙のカールに
よるローラとガイド板との接続部での紙詰りと云う欠点
がある。

−ｍに画像形成装置では、用紙搬送経路の所要の位置に
紙検知センサを設け、所定のタイミングに用紙を検知し
ない場合は用紙の搬送異常と判断して機械を停止する。

そこでユーザーは機械を開いて、スリップして途中で止
まっている用紙や紙詰りを除去する。

しかし、画像形成装置に付設される給紙搬送装置では、
その機構上、用紙搬送路が長くなり、紙詰りか生じ易く
、又、紙詰りか発生した場合、ハウジング内の余裕スペ
ースが少なく、手を入れて取出しにくい難点があった。

が　゛　しようと　る 本発明は、従来の上記構成の給紙搬送装置の上述の欠点
にかんがみ、少ないスペースで、かつ、用紙搬送路での
用紙のスリップ、紙詰りか発生する可能性が少なく、し
かも、万一、スリップ、紙詰りか発生した場合、その処
理が容易な給紙搬送装置を提供することを課題とする。

、題　゛のための」ｉ 本発明は、上記の課題を解決させるため、複数段の給紙
台が給紙端を同一側に向けて上下方向に重ねてハウジン
グ内に収容され、各給紙台より給紙された用紙は各給紙
台の給紙端に対向して上下方向に設けられた竪搬送手段
により上方へ搬送されハウジングの上位に載置された画
像形成装置に用紙を給送する給紙搬送装置において、上
記ハウジングの上記竪搬送手段の設けられた側の側壁は
底板に対して外方へ倒して開閉可能に下端で枢着され、
上記の竪搬送手段は上記の開閉可能な側壁の内側の上下
に設けられた支持ローラとこれらに掛け渡され体積抵抗
が１０１Ｏ〜１０１ＳΩ・Ｃの誘電体ベルトと、該誘電
体ベルトを各給紙台に面した側が上昇する方向に駆動す
る駆動手段と上記側壁内面に支持され上記誘電体ベルト
を帯電させる手段とより成ることを特徴とする。

赴−吐 このように構成したので、竪搬送手段には用紙の紙詰り
の原因となる搬送ローラとガイド板との接続部が存在せ
ず、又、用紙は帯電手段により帯電された誘電体ベルト
に静電的に吸着されて搬送されるので、スリップして止
まる可能性も減少する。

万一、紙詰りゃ用紙の停止が発生した場合は、竪搬送手
段が設けられたハウジングの側壁を下端を枢軸として外
側に倒して開放すれば、誘電体ベルトの用紙搬送面は大
きく開放され、又、給紙台の給紙部も視認及び手を近付
けることが容易になり、紙詰り及び停止した用紙の除去
は極めて容易に行なえる。又、帯電手段も開閉可能な前
記側壁内面に支持されているのでメンテナンスを容易に
行なうことができる。又、誘電体ベルトの体積抵抗が１
０１°〜１０１３Ω・ｃｍの中抵抗であるから、用紙分
離位置で支持ローラを介してアースすることにより容易
に除電することができ、用紙の分離を確実にする。

笈１匠 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は、本発明による給紙搬送装置の実施例を示す図
である。

給紙搬送装置は、ハウジング１１内に給紙カセット９．
１０が収納され、夫々の給紙カセット９．１０内の用紙
は夫々の給紙コロにより、図において左方へ送り出され
、ガイド部材により竪搬送手段に供給される点は前記の
従来の装置と同様である。

しかし、ハウジング１ｃｍの竪搬送装置が設けられる側
の側壁１２はその下端でハウジングの底板に枢着され、
鎖線で示す如く、外方へ倒して開閉することが可能とな
っている。

竪搬送装置は、上記の開閉可能な側壁１２の内面に取付
けられた支持部材１３に軸支された駆動ローラ２と従動
ローラ３とに掛渡された無端誘電体ベルト１とこれを駆
動させる手段と、これを帯電させる手段とより成る。

誘電体ベルトｃｍの帯電手段として、この実施例では、
第２図に回路図的に示すように、バイアス電源４に接続
され、誘電体ベルトｃｍの内面に接するバイアスローラ
５と、該バイアスローラ５に誘電体ベルト１を挟んで接
する位置にハウジングに固定位置に設けられた対向電極
ローラ６とより成る。誘電体ベルト１は、体積抵抗が１
０１θ〜１０１３Ω・ｌの無端ゴムベルトで、図示しな
い駆動手段により、給紙カセット９．１０の給紙端に対
向する側が下から上に走行するように駆動される。駆動
ローラ２は金属ローラで電気的にアースされている。バ
イアスローラ５及び対向電極ローラ６は、各給紙カセッ
ト９．１０から給紙される用紙がベルト１に合流する位
置に夫々設けられている。バイアスローラ５は金属の芯
金に導電性のゴム層を形成したもので、金属の芯金に所
定のタイミングでバイアス電源４より高電圧が印加され
、誘電体ベルト】を帯電させる。対向電極６は金属ロー
ラで電気的にアースされている。誘電体ベルトｃｍの用
紙搬送側の上端にはベルトを介して駆動ローラ２に接し
て分離爪８が設けられ、これによりベルトｃｍの表面よ
り分離された用紙の通路がハウジングの天板に設けられ
ている。

又、開閉可能なハウジング側板１３の上端が当接するハ
ウジング本体の大板の端にはマグネット１４が取付けら
れ、側板を閉鎖位置に保持できるようにされている。

この装置は上記の如く構成されているので、給紙カセッ
ト９又は１０より送られてきた用紙は、ガイド板を通っ
て誘電体ベルト１に接触する。この時、バイアス電源４
によりバイアスローラ５に高電圧が印加され、誘電体ベ
ルト１、用紙を介して対向電極ローラ６との間に電界が
生ずる。誘電体ベルト１及び用紙はともに誘電体である
ので、分極して対向する表面に夫々異極性の電界が現わ
れ、互いに吸引し合う、この吸着力により用紙は誘電体
ベルトに連行されて上方へ搬送され、分離爪８により誘
電体ベルト１から分離され、画像形成装置に供給される
。駆動ローラ２はアースされており、誘電体ベルトの体
積抵抗が１０１０〜１０１３Ω・１であるため、ベルト
に帯電した電荷は容易にアースに落され除電することが
でき、用紙は駆動ローラ２に掛けられた部分のベルトの
曲率と分離爪８により確実に分離される。

以上のように、従来紙詰りか多く発生した搬送ローラと
ガイド板の隙間をなくし、ベルト表面に用紙を密着させ
て長距離を搬送するようにしたので、従来のローラとガ
イド板による竪搬送に比して紙詰りが激減し、信頼性が
向上する。

又、側板１２は下側を枢軸として、倒して図中に鎖線で
示す如く用紙搬送路を大きく開放することができるので
、紙詰りの除去、清掃、ベルト等のメンテナンス交換が
容易である。

又、帯電手段として細線型コロナ放電器を使用すること
も可能であるが、その場合もチャージワイヤ等のメンテ
ナンスを容易に行なうことができる。

ｔｎ＝−、− 以上の如く、本発明によれば、複数段の給紙カセットを
収容する給紙搬送装置の竪搬送装置として誘電体ベルト
を使用したことにより、従来のローラとガイド板とによ
るものに比して紙詰り、ゴムローラの皇耗によるスリッ
プを改善することができた。又、上記の竪搬送装置の搬
送面を大きく開放することができるので、紙詰りの処理
やメンテナンスが容易になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示す側断面図、第２図
はその誘電体ベルトの帯電手段の一例の回路図、第３図
は従来の給紙搬送装置の１例の構成を示す側断面図であ
る。 １・・・誘電体ベルト、 ２・・・駆動ローラ、 ３・・・従動ローラ、 ４・・・バイアス電源、 ５・・・バイアスローラ ６・・・対向電極ローラ、 ９．１０・・・給紙カセット（給紙台）１１・・・ハウ
ジング、 １２・・・開閉可能な側壁、 １３・・・誘電体ベルト支持部材 （誘電体ベルト帯電手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数段の給紙台が給紙端を同一側に向けて上下方向に重
   ねてハウジング内に収容され、各給紙台より給紙された
   用紙は各給紙台の給紙端に対向して上下方向に設けられ
   た竪搬送手段により上方へ搬送されハウジングの上位に
   載置された画像形成装置に用紙を給送する給紙搬送装置
   において、上記ハウジングの上記竪搬送手段の設けられ
   た側の側壁は底板に対して外方へ倒して開閉可能に下端
   で枢着され、上記の竪搬送手段は上記の開閉可能な側壁
   の内側の上下に設けられた支持ローラとこれらに掛け渡
   され体積抵抗が１０＾１＾０〜１０＾１＾３Ω・ｃｍの
   誘電体ベルトと、該誘電体ベルトを各給紙台に面した側
   が上昇する方向に駆動する駆動手段と上記側壁内面に支
   持され上記誘電体ベルトを帯電させる手段とより成るこ
   とを特徴とする給紙搬送装置。