JPH0466422A - 蓄積性蛍光体シートの供給機構 - Google Patents

蓄積性蛍光体シートの供給機構

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JPH0466422A
JPH0466422A JP17781990A JP17781990A JPH0466422A JP H0466422 A JPH0466422 A JP H0466422A JP 17781990 A JP17781990 A JP 17781990A JP 17781990 A JP17781990 A JP 17781990A JP H0466422 A JPH0466422 A JP H0466422A
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phosphor sheet
stimulable phosphor
sheet
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JP17781990A
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English (en)
Inventor
Seiji Tazaki
田崎 誠二
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、蓄積性蛍光体シートを適用する放射線画像情
報記録再生システムにおける、放射線画像情報記録読取
装置、放射線画像情報記録装置、放射線画像情報読取装
置等に適用される蓄積性蛍光体シートの供給機構に関す
る。
〈従来の技術〉 最近、蓄積性蛍光体を利用した放射線画像情報記録再生
システムが注目されている。
ここで蓄積性蛍光体とは、放射線(X線、β線、β線、
γ線、電子線、紫外線等)の照射を受けるとその放射線
エネルギの一部を蓄積し、のちに可視光等の励起光を照
射を受けた場合に、蓄積されたエネルギに応じた輝尽発
光を示す蛍光体をいう。
放射線画像情報記録再生システムはこの蓄積性蛍光体を
利用したものであって、被検体から発せられた、あるい
は被写体を透過した放射線を蓄積性蛍光体からなる層を
有するシート(以下、蛍光体シートという)に−旦蓄積
記録し、この蛍光体シートなレーザ等の励起光で走査し
て輝尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的
に読み取り画像信号を得たのち、この画像信号に基づき
被検体あるいは被写体の放射線画像を写真感光材料等の
記録材料あるいはCRT等に可視像として出力させるも
のである。
上述の放射線画像情報記録再生システムは、従来のX線
フィルムを用いる放射線写真法に比較して、はるかに少
ない放射線被爆線量で情報量の豊富な放射線画像を得る
ことができるという理由から、 ■)生物体、生物体の組織、および、生物体の組織およ
び/または生物体由来の物質を含む媒体等の試料に含ま
れる放射性標識物質の一次元的および二次元的な位置情
報を検出して、例えば、生物体における投与物質の代謝
、吸収、排泄の経路、状態の研究および、生物体におけ
る遺伝情報の研究を行うためのオートラジオグラフィ、
および 2)人体を被写体とする医療診断を目的とするX 11
撮影等の直接医療用放射線撮影等において極めて有利に
利用されている。
上記放射線画像情報配録再生システムは、例えば、特開
昭55−12429号、同56−11395号、同55
−163472号、同56−104645号および同5
5−116340号の各公報等に開示されている。 ま
た、このシステムのオートラジオグラフィへの適用は、
特開昭59−83057号および同60−10174号
公報等に開示されている。
さらに、この放射線画像情報記録再生システムは、前述
のような医療用画像を記録する手段としての用途以外に
も、種々の分野で各種の用途に用いられるようになって
きている。
例えば、本出願人はこのような放射線画像情報記録再生
システムを適用した電子顕微鏡像記録再生方法を、特開
昭61−51738号および同61−93539号の各
公報で開示している。
この電子顕微鏡像記録再生方法は、基本的に電子エネル
ギーを蓄積する蛍光体シートに、試料を透過した電子線
を真空状態で照射して画像を記録し、次いで、この蛍光
体シートに励起光を照射して、蓄積されたエネルギーを
輝尽発光光として放出させ、この放出光を光電的に検出
して画像信号を得て、この画像信号を用いて試料の電子
顕微鏡像を再生するものである。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいては、蛍光
体シートは最終的に画像情報を記録するためのものでは
なく、前記のように記録媒体等に画像を与えるために一
時的に放射線画像情報を保持するだけのものであるから
、励起光の照射により読み取りが行なわれた後蛍光体シ
ートに残存する放射線エネルギーを光の照射によって放
出させてその残存放射線画像を消去し、この蛍光体シー
トを繰り返し使用するようにすれば極めて経済的であり
、かつ便利である。
このような放射線画像情報記録再生システムの放射線画
像情報記録装W(以下、読取装置とする)や放射線画像
情報読取装置(以下、記録装置とする)において、複数
枚の蛍光体シートを一度に装填し、連続的な画像記録、
あるいは連続的な画像読み取りを行う装置では、装填さ
れた蛍光体シートの供給は、通常、第4図に示されるよ
うな装置によって行われている。
蛍光体シートは、ノイズや不要な画像情報の蓄積記録を
防止するために遮光して取り扱う必要がある。 そのた
め、画像記録前あるいは記録後の蛍光体シートは、通常
は複数枚の蛍光体シートを遮光状態で収納可能な蛍光体
シートマガジン(以下、マガジンとする)に収納された
状態で搬送され、読取装置や記録装置等にはこのマガジ
ンに収納されたまま装填される。
複数枚の蛍光体シートを装填したマガジンが記録装置、
読取装置等に装填されると、例えばマガジンの底板が抜
かれることによって蛍光体シートがマガジンより排出さ
れ、第4図に示されるように矢印X方向に落下して、蛍
光体シート供給部100の収納箱102に装填される。
収納箱102は蛍光体シー1−Aの排出口104と、最
下部の蛍光体シートA−1の押動部材106が挿入され
る開口lO8とを有するものである。
図示例の蛍光体シート供給部100においては、収納箱
102に複数枚の蛍光体シー1−Aを装填した後、押動
部材106が矢印y方向に移動することにより、この押
動部材106によって最下部に装填された蓄積性蛍光体
シートA−1−枚だけを押動する。 押動された蛍光体
シートA−1は排出口104より排出され、搬送ローラ
対110によって挟持され、次工程に搬送される。
最下部の蛍光体シートA−1が搬送ローラ対110に挟
持されると、押動部材106は矢印yと逆方向に移動し
て開口108より引き抜かれる。 従って、蛍光体シー
トA−]の供給が終了すると、収納箱102内の蛍光体
シートAが一枚厚分落下し、次ぎの蛍光体シートA−2
を供給可能な状態となる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、基本的にこのような構成を有する従来の蛍光
体シートの供給機構においては、下記のような各種の問
題点がある。
つまり、従来の蛍光体シートの供給機構では、複数枚の
蛍光体シートAを積層した状態で装填し、最下部(ある
いは最上部)に装填された蛍光体シー1− A −1を
押動する等によって一枚ごとに装置内部に供給している
。 そのため、供給される蛍光体シートA−1と、これ
に接触する蛍光体シートA−2が摺接し、両型光体シー
トの表あるいは裏面を損傷することがある。 さらに、
供給される蛍光体シートA−1は、多数枚の蛍光体シー
トAの重量を上方より受けながら、蛍光体シート供給部
100のステージ112とも摺接するので、この面(通
常は裏面)も損傷する恐れが高い。
また、図示例の装置の場合には押動部材106を適用す
ることにより、押動される蛍光体シートA−1の端面、
および押動部材106と蛍光体シートA−2との接触面
(通常は裏面)が損傷してしまうこともある。
さらに、前述のオートラジオグラフィにおいては、通常
は放射線標識物質を担持する試料を、直接蛍光体シート
上に接触させることにより画像情報の記録を行う。 と
ころが、この供給機構では蛍光体シートは積層された状
態で装填されるので、蛍光体シートに残存する放射線に
よって、他の蛍光体シートを汚染してしまう可能性も高
い。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、複数枚の蛍光体シートを一度に装填することが
できる放射線画像情報の読取装置や記録装置における蛍
光体シートの供給に際し、蛍光体シート同士が摺接して
互いに損傷することがなく、また、蛍光体シート供給部
のステージや押動部材によって、蛍光体シートを損傷す
ることもない蓄積性蛍光体シートの供給機構を提供する
ことにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は、蓄積性蛍光体シ
ートを他の蓄積性蛍光体シートと隔離した状態で装填可
能とする、少なくとも一つの隔壁と、前記隔壁を支持し
、かつ蓄積性蛍光体シートを装填した状態で移動させる
移動手段とを用い、前記蓄積性蛍光体シートを装填した
後、前記移動手段によって前記隔壁を移動することによ
り装填された蓄積性蛍光体シートを移動して、移動方向
最前部に装填された前記蓄積性蛍光体シートの先端部分
が対応する装置の搬送手段に係合する位置で移動を停止
し、この蓄積性蛍光体シートを前記装置に供給した後、
再度前記装填手段を移動する動作を繰り返すことにより
、前記装填した蓄積性蛍光体シートを順次対応する装置
の搬送手段に供給することを特徴とする蓄積性蛍光体シ
ートの供給機構を提供する。
また、前記蓄積性蛍光体シートは傾斜した状態で装填さ
れ、かつ前記移動手段による前記隔壁の移動方向は、こ
の傾斜方向であるのが好ましい。
また、前記移動手段は前記隔壁を固定するベルトコンベ
アであるのが好ましい。
〈発明の作用〉 本発明の蓄積性蛍光体シートの供給機構においては、ま
ず、放射線画像情報を担持した、あるいは放射線画像情
報の記録に供される複数枚の蓄積性蛍光体シートを、隔
壁によって一枚ごとに隔離した状態で所定の位置に装填
する。
次いで、移動手段によって隔壁を所定の方向に移動し、
移動方向の先頭に装填される蓄積性蛍光体シートの先端
部分が、搬送ローラ対等の装置の搬送手段に係合する位
置で停止し、これを装置に供給する。 先頭の蓄積性蛍
光体シートを供給した後、所定時間が経過したら、再度
、移動手段によって同方向に隔壁を移動し、次の蓄積性
蛍光体シートを装置に供給する。
本発明の蓄積性蛍光体シートの供給機構は、この動作を
繰り返すことにより、装填された蓄積性蛍光体シートを
順次放射線画像情報読取装置や放射線画像情報記録装置
等の装置内部に供糸合するものである。
上記構成を有する本発明の蓄積性蛍光体シートの供給機
構によれば、蓄積性蛍光体シートは隔壁によって一枚毎
に個々に隔離された状態で装填され、供給されるので、
装填された蓄積性蛍光体シート同士が摺接することがな
く、これにより蓄積性蛍光体シートの表裏面が損傷する
ことかない。
また、移動手段によって隔壁を移動することにより蓄積
性蛍光体シートを移動し、また先端部分を搬送手段に係
合させるものであるので、押動爪等の押動部材を用いる
従来の供給機構のように、蓄積性蛍光体シートの端面や
押動部材との摺接面等の、押動部材との接触部分を損傷
することもない。
さらに、本発明の蓄積性蛍光体シート供給機構では、複
数枚の蓄積性蛍光体シートを装填してもこれらが互いに
接触することがないので、例えば放射線を担持する試料
と、蓄積性蛍光体シートとを直接密着させることにより
画像記録を行うオートラジオグラフィ等に適用した際に
も、蓄積性蛍光体シート同士で互いを放射線で汚染する
ことがなく、正確な画像情報の検出が可能である。
〈実施態様〉 以下、本発明に係る蓄積性蛍光体シートの供給機構につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
第1a図、第ib図、第1C図および第1d図に、本発
明の蓄積性蛍光体シートの供給機構を適用する、蓄積性
蛍光体シート供給装置、およびその作用の概略図が示さ
れる。
図示例の蓄積性蛍光体シート供給装置(以下、供給装置
とする)10は、放射線画像情報記録再生システムの放
射線画像情報記録読取装置、放射線画像情報読取装置、
放射線画像情報記録装置(以下、これらはいずれも単に
装置と称する)等において、蓄積性蛍光体シートA(以
下、蛍光体シート八とする)の供給部に適用されるもの
であって、最高4枚の蛍光体シートAを一度に装填し、
これらを順次装置内部に供給するものである。
このような供給装置10は、基本的に移動手段であるベ
ルトコンベア12と、このベルトコンベア12に所定の
角度をもって固定される、5個の蛍光体シートAの隔壁
14a、14b。
14c、14dおよび14eとから構成されるものであ
り、蛍光体シートAは各隔壁の間に挿入されることによ
り、所定の角度で傾斜した状態で装填される。
ベルトコンベア12はエンドレスベルト16と、これを
張架する一対のローラ18および20とから構成される
ものであり、エンドレスベルト16には後述する隔壁1
4a−14eが固定される。 また、ローラ18および
20のいずれか一方には、ステップモータ等の図示しな
い回転駆動源が連結され、これによりベルトコンベア1
2は矢印a方向、つまり蛍光体シートの傾斜方向に回転
可能に構成される。
つまり、図示例においては、ベルトコンベア12を矢印
a方向に回転することにより、隔壁14a〜14eを蛍
光体シートAの傾斜方向に移動するものである 本発明に適用されるベルトコンベア12の構成、形態等
は、公知の各種のものがいずれも適用可能であり特に限
定はない。 従って、複数本のエンドレスベルト16を
有するものであってもよく、また多数の板状部材を回転
方向に連結することによりエンドレスベルトを形成した
ものであってもよい。 また、エンドレスベルト16が
形成するループ内に、装填された蛍光体シートAやエン
ドレスベルト16を支える支持部材等を配したものであ
ってもよい。
ただし、エンドレスベルト16は後述する隔壁14a〜
14eを固定可能な材質で形成される必要があり、具体
的にはウレタン、ポリウレタン等の各種の樹脂ベルト、
金属ベルト、布ベルト等が好適に例示される。
また、ベルトコンベア12の駆動源としても特に限定は
なく、前述のステップモータのみならず、駆動と停止と
を交互に行うことができる各種の駆動源がいずれも適用
可能である。
なお、本発明の供給機構に適用される移動手段は図示例
のようなベルトコンベアに限定されるものではなく、例
えば第2図に示されるような、隔壁14a〜14eを固
定した板状部材22を用い、これをラックアンドビニオ
ン、ドライブシャフトとトラベリングナツト、ローラ対
等の公知の方法(図示例においては移動用のローラ対2
4および26)で蛍光体シートAの傾斜方向に移動、お
よびその逆方向に戻すことを可能に構成したものであっ
てもよく、また、後述する隔壁14a〜14eを確実に
固定できるものであればチェーンとスプロケットギアの
組み合わせ等であってもよい。
ベルトコンベア12のエンドレスベルト16には、蛍光
体シートAを互いに隔離した状態で装填するための隔壁
14a−14eが配置・固定される。
図示例においては、隔壁14ax14eは所定の角度で
エンドレスベルト16に固定される板状の部材であり、
蛍光体シートAは各隔壁の間に一枚毎に挿入されること
により、傾斜した状態で装填され、前述のベルトコンベ
ア12が矢印a方向に回転して隔壁が傾斜方向に移動す
ることにより、順次搬送ローラ対28に挟持され、撮影
(記録)部、読取部等の次工程に搬送される。
隔壁14a〜14eの形状、サイズ等には特に限定はな
く、供給手段10と搬送手段としての搬送ローラ対28
との位置関係、適用する蛍光体シートAのサイズ、重量
等に応じて適宜決定すればよい。 また、隔壁14a〜
14eの傾斜角度、すなわち装填された蛍光体シートへ
の傾斜角度も、供給手段10と搬送手段としての搬送ロ
ーラ対28との位置関係、適用する蛍光体シートのサイ
ズ、重量等に応じて適宜決定すればよく、特に限定はな
い。
本発明において、隔壁は蛍光体シートAを確実に支持で
きるものであわば、図示例の板状に限定されるものでは
なく、筐体であってもよく、また、各種の形状、構成の
ものが適用可能である。 ただし、蛍光体シートを支持
しつつ移動手段によって所定の方向に移動されるもので
あるので軽量の材質で構成されるのが好ましく、具体的
には、ウレタン、ポリウレタン等の各種の樹脂、アルミ
ニウム等の金属等が好適に例示される。
このような隔壁と移動手段との固定方法は、適用する材
質や、各部材の形状、適用する蛍光体シートAの重量等
に応じて接着剤による方法、ボルトナツトによる方法等
、公知の各種の手段がいずれも適用可能である。
なお、図示例の供給装置10は、5枚の板状の隔壁14
a〜14eを有し、4枚の蛍光体シートAを一度に装填
可能に構成されるものであったが、本発明に適用される
供給装置10はこれに限定されるものではなく、隔壁の
枚数を変更する等によって、これ以上の枚数の蛍光体シ
ートAを装填可能に構成、あるいは最大装填枚数を少な
くしてもよいのはもちろんのことである。
また、蛍光体シートAは図示例のように傾斜した状態で
装填されるものに限定はされず、対応する装置の搬送手
段に応じて、図中垂直方向、あるいは水平方向に装填さ
れるものであってもよい。
以下、第1a図〜第1dを参照に、図示例の供給装置1
0による蛍光体シートへの供給の作用に付いて説明する
先ず、第1a図に示されるように各隔壁の間に一枚毎に
蛍光体シートが手動により、あるいは自動で挿入され、
所定の角度に傾斜した状態で装填される。
次いで、ベルトコンベア12が矢印a方向に回転するこ
とにより、蛍光体シートAを装填した隔壁14a=14
eが蛍光体シートAの傾斜方向(搬送ローラ対28方向
)に移動し、第1b図に示されるように、搬送ローラ対
28によって移動方向先頭に配される蛍光体シート八−
1が挟持される位置で停止する。 このベルトコンベア
12の停止は、隔壁14a〜14eの配置間隔が一定で
ある場合にはベルトコンベア12の駆動源としてステッ
プモータ等を用いて、常に所定の距離した後で停止する
構成としてもよく、あるいは、各種のセンサを用い、蛍
光体シートA−1の先端部が所定の位置に移動したこと
を検出することにより、ベルトコンベア12の駆動源を
停止する構成としてもよい。
なお、搬送ローラ対28は、いずれか一方が移動するこ
とにより接離可能に構成され、蛍光体シートA−1の挟
持を容易に行えるように構成されるのが好ましい。
蛍光体シートA−1が搬送ローラ対28に挟持されると
、第1c図に示されるように搬送ローラ対28が駆動し
て蛍光体シートA−1を次工程、例えば読取装置であれ
ば読取部へ、記録装置あるいは記録読取装置であれば撮
影(記録)部へと搬送する。
蛍光体シートA−1が完全に供給装置10より排出され
ると、再びベルトコンベア12が矢印a方向に回転して
隔壁14a〜14eを移動し、第1d図に示されるよう
に、隔壁14bと14eとの間に配される蛍光体シート
A−2が搬送ローラ対28.に挟持される位置で停止す
る。 その後所定の時間が経過すると、搬送ローラ対2
8が駆動し、蛍光体シートA−2を次工程に搬送する。
以下、同様の動作を繰り返すことにより、装填された蛍
光体シートAが順次次工程に搬送される。
第3図に、本発明の供給機構を適用する蓄積性蛍光体シ
ートマガジン(以下、マガジン)の−例の概略図断面が
示される。
第3図に示されるマガジン40は、本発明の供給機構を
適用する供給装置42が遮光性のハウジング44内に収
納されてなる構成を有するものであり、記録読取装置、
記録装置、読取装置等の装置46に矢印す方向に着脱可
能に構成されるものである。 なお、第3図に示される
例においては、供給装置42は基本的に前述の供給装置
10と同様の構成を有するものであるので、同じ部材に
は同じ符号を付し、その説明は省略する。
供給装置40は前述の供給装置10同様に、−度に最大
4枚の蛍光体シートAを装填可能なものであって、ロー
ラ18および20がそれぞれ支持部材48および50に
軸支されることによりハウジング44に支持・固定され
る。
また、ハウジング44にはベルトコンベア12の回転駆
動源52が配置され、ギヤ、プーリとベルト等の減速手
段や伝達手段によってローラ20に連結されている。
ハウジング44の上方部分には開閉自在のシャッタ54
が配備され、また、ハウジング44の右下方には装置4
6への着脱を容易とするための把手56が設けられる。
 シャッタ54には特に限定はな(、巻取式、ジャバラ
式等、公知の各種のものが適用可能である。
図示例のマガジン40においては、例えば暗室等におい
てシャッタ54を開放し、画像記録前あるいは画像記録
後の蛍光体シートAを隔壁14a〜14eの間に装填し
、シャッタ54を閉塞する。
次いで、このマガジン40を矢印す方向に挿入すること
により、装置46に装填する。 この際に、シャッタ5
4に設けられた係合部材58が装置46のハウジングに
係合することにより、マガジン40の装填と共にシャッ
タ54が開放される。 マガジン40が装置46の所定
の位置に装填されると、回転駆動源52が駆動して前述
の供給装置lOと同様にして装填された蛍光体シートA
を順次装置46に供給する。
装填された蛍光体シートAの排出を終了した後、マガジ
ン40を装置46より引き抜き、次いで撮影あるいは読
み取りに供される蛍光体シートAを装填したマガジンが
装置46に装填される。
上述の例では、シャッタ54の開閉は手動であったが、
前記回転駆動源52が各種の伝達手段でシャッタ54に
も連結され、その開閉の駆動源も兼ねるものであっても
よく、必要に応じて自動および手動を併用可能に構成し
てもよい。 また、マガジン40は回転駆動源52を有
するものであったが、マガジン40そのものが回転駆動
源を有さず、公知のカップリング等を用いて装置46の
動力と接続することによりベルトコンベア12、シャッ
タ54等を駆動する構成としてもよい。
以上、本発明に係る蓄積性蛍光体シートの供給機構に付
いて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されろもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各
種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、上記所定の構成を有する本
発明の蓄積性蛍光体シートの供給機構によれば、蓄積性
蛍光体シートは隔壁によって一枚毎に隔離された状態で
装填され一枚ごとに順次装置に供給されるので、装填さ
れた蓄積性蛍光体シート同士が摺接することがな(、こ
れにより蓄積性蛍光体シートの表裏面が損傷することが
ない。
また、移動手段によって隔壁を移動することにより蓄積
性蛍光体シートの先端部分を搬送手段に係合させるので
、押動爪等の押動部材を用いる従来の供給機構のように
、蓄積性蛍光体シートの端面や押動部材との摺接面等の
、押動部材との接触部分を損傷することもない。
さらに、前述のように装填された蓄積性蛍光体シートが
互いに接触することがないので、放射線を担持する試料
と、蓄積性蛍光体シートとを密着させることにより画像
記録を行うオートラジオグラフィ等に適用した際にも、
蓄積性蛍光体シート同士で互いを放射線で汚染すること
がなく、正確な画像情報の検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第ib図、第1c図および第1d図は、それ
ぞれ本発明に係る蓄積性蛍光体シートの供給機構を適用
する蓄積性蛍光体シート供給装置の一実施例、およびそ
の作用を示す概略図である。 第2図は、本発明に係る蓄積性蛍光体シートの供給機構
を適用する蓄積性蛍光体シート供給装置の別の例の概略
図である。 第3図は、本発明に係る蓄積性蛍光体シートの供給機構
を適用する蓄積性蛍光体シートマガジンの一例を示す概
略断面図である。 第4図は、従来の蓄積性蛍光体シート供給装置の概略断
面図である。 符号の説明 10.42,100 ・・・蓄積性蛍光体シート供給装置、 12・・・ベルトコンベア、 14 a 、  l 4 b 、  14 c 、  
14 d−−−隔壁、16・・・エンドレスベルト、 18.20・・・ローラ、 22・・・板状部材、 24.26・・・ローラ対、 28.110・・・搬送ローラ対、 40・・・マガジン、 44・・・ハウジング、 46・・・装置、 48.50・・・支持部材、 52・・・回転駆動源、 54・・・シャッタ、 56・・・把手、 58・・・係合部材、 102・・・収納箱、 104・・・排出口、 106・・・押動部材、 108・・・開口、 112・・・ステージ、 A・・・蓄積性蛍光体シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蓄積性蛍光体シートを他の蓄積性蛍光体シートと
    隔離した状態で装填可能とする、少なくとも一つの隔壁
    と、 前記隔壁を支持し、かつ蓄積性蛍光体シートを装填した
    状態で移動させる移動手段とを用い、 前記蓄積性蛍光体シートを装填した後、前記移動手段に
    よって前記隔壁を移動することにより装填された蓄積性
    蛍光体シートを移動して、移動方向最前部に装填された
    前記蓄積性蛍光体シートの先端部分が対応する装置の搬
    送手段に係合する位置で移動を停止し、この蓄積性蛍光
    体シートを前記装置に供給した後、再度前記装填手段を
    移動する動作を繰り返すことにより、前記装填した蓄積
    性蛍光体シートを順次対応する装置の搬送手段に供給す
    ることを特徴とする蓄積性蛍光体シートの供給機構。
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