JPH0466416B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466416B2
JPH0466416B2 JP62056709A JP5670987A JPH0466416B2 JP H0466416 B2 JPH0466416 B2 JP H0466416B2 JP 62056709 A JP62056709 A JP 62056709A JP 5670987 A JP5670987 A JP 5670987A JP H0466416 B2 JPH0466416 B2 JP H0466416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
synchronization
start position
data
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP62056709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63224432A (ja
Inventor
Masayasu Myake
Mitsuhiko Kitajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP62056709A priority Critical patent/JPS63224432A/ja
Publication of JPS63224432A publication Critical patent/JPS63224432A/ja
Publication of JPH0466416B2 publication Critical patent/JPH0466416B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、同期信号の伝送方式に関するもの
で、特に外部同期方式を用いる暗号通信における
同期信号の伝送方式に関するものである。
(従来技術とその問題点) データ通信において暗号のもつ役割が大きくな
つている。特に無線通信を利用する場合は、通信
媒体の性質上、プライバシーの保護等を考えると
暗号の使用は不可欠であるといえる。無線データ
伝送における暗号方式としては、無線データ伝送
においては誤りの発生が避けることが出来ない現
象である等の理由により、誤りの伝搬が起こらな
い外部同期方式がよく用いられる。暗号通信にお
ける外部同期方式の信号形は図1のような信号形
式を持つのが従来の方式である。
ここで、「P」は同期用の補助信号を表し、こ
の部分が受信されたとき、この信号に続くある決
められたビツト数によつて暗号の開始位置が
「I」として伝送される。この開始位置信号「I」
を用い、暗号化回路によつて暗号化されたデータ
が、この「I」に続くデータ「D」である。暗号
の開始位置「I」はデータの通信毎に変えるのが
通常である。
本方式の欠点は、同期用補助信号「P」がデー
タの通信毎に共通であることである。通信を傍受
する者にとつて、同期用補助信号と暗号の開始位
置が容易に区別がつく場合は、暗号の解読の第1
歩となる大きな手掛りとなる欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、従来技術が有する上述の如き欠点を
解消し、第三者によつては容易に同期信号の検出
が出来ないようにした同期信号の伝送方式を提供
するものである。
(発明の構成) 以下本発明を詳細に説明する。
本発明は同期用補助信号「P」と暗号の開始位
置信号「I」が傍受者に容易に識別出来ない方式
を与えるものである。同期用補助信号「P」はデ
ータ伝送を行おうとする送受信者間に共通の暗号
であり、また受信側での同期を可能とするため
に、ある一定の信号で通信毎に変えられるもので
はなく、通常ランダムな特定の信号である。開始
位置信号「I」は通常毎に異なるものであり、ラ
ンダムな符号列である。また暗号化されたデータ
「D」も通常ランダムな符号列となる。従つて、
「P」「I」「D」のデータ列は通常ランダムな信
号列となるが、これを2回傍受すると、「P」は
変わらないが、「I」と「D」は変わるため、
「P」が容易に求まる危険性があるため、本発明
では、これを避けることを目的として同期用補助
信号「P」を開始位置信号「I」で変調すること
を特徴とする。変調する方法としては、2値デー
タの場合は、例えば「2」を法とする加算即ち排
他的論理和でなされる。この場合、変調された信
号は同期用補助信号「P」が不変であるときで
も、開始位置「I」が変わると、異なる信号にな
る。従つて、変調された信号は通信毎に開始位置
が変わるため、それによつて通信毎に変わり、傍
受を行つている者にとつては、何回通信を傍受し
たとしても、同期用補助信号と開始位置を容易に
判別することが出来なくなる。また、受信を行な
おうとする者は変調の方法と、同期用補助信号
「P」を予め知つているために容易に開始位置の
信号と同期を確立することが出来る。
図2に従来の信号の形式と本発明の信号の形式
を示す。図2a,bは従来の信号の形式、即ち同
期用補助信号「P」として14ビツトの信号を又、
開始位置「I」として7ビツトの信号を示してあ
る。aとbの違う点は開始位置の内容が異なるこ
とである。次にc,dは本発明により同期用補助
信号「P」を、aとbの信号に相当するそれぞれ
の開始位置の信号で変調した場合を示している。
従つてaはcに、bはdに相当することとなる。
なお、ここでの変調は排他的論理和によつてい
る。また、変調の方法として開始位置の左から7
ビツトは、各々、同期用補助信号の左から2ビツ
トずつ対応させて変調する例を示した。このよう
な変調の方法はここで示した例以外にも種々の変
形例を採用し得ることは自明である。
図2からわかるように、aとbの信号を傍受し
た場合、同期補助信号は変わらないから容易に判
断がつくが、cとdの信号を傍受した場合同期用
補助信号とその他の信号(暗号化されたデータの
部分図2は「di」で示している)を切り分けるこ
とは困難であることは明らかである。これはまた
ある平文を乱数で変調することによつて暗号文が
出来、これを解読するには乱数列を知らなければ
解けないのと同じ処理であることと等価である。
従つて、本発明によつて傍受が困難な同期方式を
実現することが出来る。
発明の実施例として、同期信号発生回路の例を
図3に、また、そのタイムチヤート図4に示す。
図3において、暗号化部1はデータ入力を開始位
置メモリ2で決められる条件によつて暗号化して
出力する。この暗号化された信号の送出前に同期
用補助信号と開始位置を受信側へ送出する必要が
ある。このために、切替器5は最初は信号線Xの
側に接続され、開始位置メモリ2に記憶された開
始位置信号データと同期用補助信号メモリ3に記
憶された同期用補助信号とをそれぞれクロツク
B,Aで読み出し排他的論理和回路(EXOR回
路)4によつて同期用補助信号を開始位置信号で
変調した信号cを出力する。この信号cの送出が
終了したならば切替器5は信号線Yの側に切替え
接続されて暗号化部1からの暗号化されたデータ
を出力する。
以上のタイムチヤートが図4に示されている。
信号aはクロツクBで読み出される開始位置デー
タである。信号bはクロツクAで読み出される同
期用補助信号である。信号bを信号aで変調した
ものでありEXOR回路4の出力に相当する。信
号dは切替器5の入力側に接続される信号線の名
称を示している。信号eは切替器5の出力を表
す。このタイムチヤートの開始位置及び同期用補
助信号のデータは図2の信号と同じものを示して
いる。信号aと信号bは同期用信号を送出すると
き、それぞれのクロツクで同時に、それぞれのメ
モリから読み出しが開始される。
図5に本発明により伝送された同期信号の受信
回路を示す。同期用補助信号メモリ11は14ビツ
トの信号を記憶するものである。入力レジスタ1
2は直列データとして本回路に入力される受信デ
ータを記憶し、14ビツトの並列出力が得られるも
のである。従つて、受信データの14ビツトと同期
用補助信号メモリ1のデータを1ビツト毎に照合
することが出来る。EXOR回路13は、この照
合を1ビツト毎にするために14個ある。この出力
は加算器14で2ビツト毎に加算される。この加
算時のビツトの振り分けは、送信側で同期用補助
信号を開始位置データで変調するときのビツトの
対応の仕方に対応するものである。判定器15
は、それぞれの加算器が「2」のとき「1」を、
「0」のとき「0」を判定して出力し、「1」のと
きは不定でいずれかの値をとるものである。出力
レジスタ16は判定器15の出力を記憶するもの
であり、この内容が開始位置を示すものとなる。
この出力レジスタ16の内容が送信された開始位
置データと同じものか否かの判定は次のようにし
て行われる。
レベル変換回路17は加算器14のレベルを変
換するものであり、加算器14の出力が「2」の
ときは「1」を、「1」のときは「0」を、「0」
のときは「1」を出力する。加算器18はレベル
変換回路17の出力を加算するものである。
判定回路19は加算器18の出力を判定するも
のであり、加算器18の出力がある決められた値
を示したとき同期がとれた、即ち出力レジスタ1
6の内容が送信側から送られた開始位置データと
同じものであると判定し、同期がとれたことを示
す同期確立信号を出力する。
この同期確立信号が出力レジスタ16に与えら
れると送信側から送られた開始位置データと同じ
開始位置信号が出力レジスタ16から検出され
る。この検出された開始位置信号で指定される位
置から入力レジスタ12に取り込んだデータが解
読される。
図6,図7に同期回路のタイムチヤートを示
す。図6には同期がとれた状態を示し、図7には
同期がとれる1ビツト前の状態を示す。また図
6,図7ではレジスタの右側のデータが時間的に
古いものを示す。これは図1とは時間的には逆の
関係になつている。図6,図7においてaは入力
データであり、bは送信側と受信側に共通で、受
信側に記憶された同期用補助信号である。cはa
の入力データの各ビツトとそれに対応するbの同
期用補助信号の各ビツトとのビツト単位の
EXOR出力である。図6の場合には2ビツト毎
に等しいものが隣りあつているが、図7では隣り
合うものが異なるものが多い。dはこれらの隣り
合うものを加算したものであり、図6では「0」
又は「2」であるが、図7では「0」又は「1」
である。
eはdの出力を「1」と比較し、「1」より大
きければ「1」、小さければ「0」を出力するも
のである。ここで、「X」は不定を表わし、「1」
でも「0」でも構わない。
fはdの出力を「1」から引算したあとの値の
絶対値に相当するものであり、図6では全てが
「1」になつているが、図7では「1」は4個で
残りは「0」である。
gはfの出力のそれぞれを加算したものであ
り、この値が「7」のときには同期がとれた状
態、即ち、受信した同期用補助信号は特定のデー
タ列の開始位置信号すなわち図6のeに示す内容
のデータ列で変調されたものであることを示して
いる。この値が「7」以外のときは、同期が取れ
ない状態であるから、そのときの開始位置は無視
され、次の状態に進む、即ち、次の1ビツトを入
力し、判定を行なう。このようにして送受信期間
の同期確立と暗号の開始位置を知ることが出来
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
外部同期方式を用いた暗号通信において、同期用
補助信号を開始位置で変調して伝送することによ
つて、同期用補助信号と開始位置の区別を変調の
処理手段を知らない傍受者にとつては困難となら
しめる効果を得ることができる。従つて、通信の
秘匿強度を増加した同期信号の伝送方式を実現す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図1は従来方式に用いられる同期信号の信号形
式を示す図、図2は従来例を本発明に用いられる
同期信号例を説明するための図、図3は本発明の
実施例を示すブロツク図、図4は図3の実施例の
動作を説明するためのタイムチヤート、図5は本
発明により伝送された信号の受信回路例を示すブ
ロツク図、図6及び図7は図5の受信回路の動作
を説明するためのタイムチヤートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 暗号化された伝送データの前に同期用補助信
    号と暗号の開始位置信号を付加して伝送する同期
    信号伝送方式において、 送信側では、 前記開始位置信号には通信毎に毎回異なる信号
    が用いられ、前記同期用補助信号には送受信者に
    共通する信号が用いられ、かつ該同期用補助信号
    は予め受信側に知らされた変調方法により前記開
    始位置信号で変調することによつてランダム化さ
    れて伝送され、 受信側では、 送信側と共通する前記同期用補助信号と受信信
    号から送信側で用いられた前記開始位置信号を所
    定の方法で検出し、該検出された開始位置信号に
    よつて指定される位置から受信データの解読を行
    うように構成したことを特徴とする同期信号伝送
    方式。
JP62056709A 1987-03-13 1987-03-13 同期信号伝送方式 Granted JPS63224432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62056709A JPS63224432A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 同期信号伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62056709A JPS63224432A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 同期信号伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63224432A JPS63224432A (ja) 1988-09-19
JPH0466416B2 true JPH0466416B2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=13035005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62056709A Granted JPS63224432A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 同期信号伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63224432A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63224432A (ja) 1988-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3963280B2 (ja) チャンネル特性に基づいて通信の安全を確保する装置および方法
US7697687B2 (en) Streaming implementation of AlphaEta physical layer encryption
JP2761281B2 (ja) マルチキャリア通信システムの暗号化通信方式
US4805216A (en) Method and apparatus for continuously acknowledged link encrypting
JPH1022994A (ja) 暗号化装置および復号化装置、暗号化方法および復号化方法、ならびにそれらを用いた通信システム
JPH0466416B2 (ja)
JPH0698179A (ja) ファクシミリ装置
JP2661085B2 (ja) 暗号化装置
JPH0224058B2 (ja)
US5029210A (en) Cooperative communication system
JPH05304614A (ja) 画情報暗号化方法
JPH04335730A (ja) 暗号送信装置、暗号受信装置、暗号通信システム
JP2007507146A (ja) データ暗号化方法及び装置
JPS592219B2 (ja) 秘匿通信装置
KR100866848B1 (ko) 무선 환경의 메시지 전문 통신에서 암호통신 은닉 방법 및장치
JPH06311157A (ja) 秘話伝送システム
JP2871862B2 (ja) ファクシミリ装置の画情報暗号化・復号化方法とその方法を適用した装置
KR920007079B1 (ko) 디지탈 전화기의 인크립션과 디크립션회로
JPH01188134A (ja) 秘匿通信の誤り検出方式
JPH0614641B2 (ja) 鍵情報配送処理方式
JPH02177743A (ja) 暗号方式
JP2001285276A (ja) ストリーム暗号化方法、復号方法、及び暗号通信システム
JPH0677952A (ja) 秘話伝送装置
KR19980063013A (ko) 동기식 스트림 암호의 동기방법 및 그 장치
KR19980063014A (ko) 동기식 스트림 암호의 동기방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees