JPH0466349A - 起動装置 - Google Patents

起動装置

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JPH0466349A
JPH0466349A JP2178429A JP17842990A JPH0466349A JP H0466349 A JPH0466349 A JP H0466349A JP 2178429 A JP2178429 A JP 2178429A JP 17842990 A JP17842990 A JP 17842990A JP H0466349 A JPH0466349 A JP H0466349A
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JP
Japan
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ignition
detonator
vehicle
magnet
ignition pin
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Pending
Application number
JP2178429A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tamura
田村 惠一
Hisahiro Ando
安藤 久弘
Tamotsu Horiba
堀場 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/684,177 priority patent/US5217252A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3産業上の利用分野〕 本発明は、車両急減速時に複数のアクチュエータを作動
させる起動装置に関する。
J従来の技術〕 車両急減速時に作動するアクチュエータには種々あるが
、その中でも例えば運転席及び助手席の双方に電気着火
式のエアバッグ装置を配設する場合を例にとって説明す
る。
この種のエアバッグ装置では、車両の両前軸付近に車両
急減速状態を感知するセンサがそれぞれ配設されている
。これらのセンサは、ワイヤハーネスを介して運転席の
ステアリングホイールに配設された電気着火式のニア/
Nラグ装置本体及びセンタコンソール付近に配設された
制御装置さらには助手席用のエアバッグ装置本体等に連
結されている。
車両急減速時になると、両前軸付近に配設されたセンサ
の何れかがこの急減速状態を感知し、ワイヤーハーネス
を介して運転席及び助手席のエアバッグ装置本体が各々
作動する。これにより、運転席及び助手席に着座してい
る乗員が膨張する各々の袋体によって保護される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種のエアバッグ装置では、車両の両
前軸付近のセンサと各エアバッグ装置本体等とを連結す
るワイヤーハーネスに要求される信頼性が高く、すなわ
ち車両急減速状態をセンサで感知してこのセンサからの
電気信号を確実にエアバッグ装置本体ヘワイヤーハーネ
ス内の配線群を介して送らなければならないので、配線
群を強固に保護したワイヤーハーネスを使用しなければ
ならずエアバッグ装置全体のコストアップに繋がってい
た。
また、この種のエアバッグ装置では、上述したワイヤー
ハーネスの他に両前軸付近のセンサ等が必要になり部品
点数が増加すると共に構造が複雑化し、この点でもエア
バッグ装置全体のコストアップに繋がっていた。
本発明は上記事実を考慮し、構造を簡易化することがで
き、かつ車両急減速時に確実に複数のアクチュエータを
作動させることができる起動装置を得ることが目的であ
る。
S課題を解決するための手段〕 本発明は、車両急減速時に作動する複数のアクチュエー
タを単一の起動装置本体で作動させる起動装置であって
、前記起動装置本体は車両急減速時に慣性移動する慣性
体と、この慣性体が慣性移動することにより付勢力で雷
管方向へ移動して雷管上衝突し一方のアクチュエータを
作動させる着火部材と、この着火部材の移動に追従して
移動する磁石と、この磁石の非移動時には非作動状態と
されると共に前記磁石が所定距離移動した状態で作動状
態とされて他方のアクチュエータを作動させるスイッチ
と、を有することを特徴としている。
フケ用〕 上記構成によれば、通常の車両走行時では、慣性体に加
わる加速度が小さいので、慣性体は移動いないか又は慣
性移動量が微量である。このため、付勢力で着火部材が
雷管方向へ移動することはない。従って、磁石が移動す
ることはなく、スイッチは作動しない。この結果、起動
装置は作動しな二の状態から車両急減速時になると、慣
性体に加わる加速度が大きくなるので、慣性体は大きく
慣性移動する。このため、着火部材が付勢力で雷管方向
へ移動し、着火部材は雷管に衝突する。従って、一方の
アクチュエータが作動する。また、着火部材が雷管方向
へ移動することにより、磁石が着火部材に追従して所定
距離移動する。このため、スイッチが作動状態となる。
この結果、他方のアクチュエータが作動する。
〔発明の効果〕
以上膜”明した如く、本発明に係る起動装置は、構造を
簡易化することができ、かつ車両急減速時に確実に複数
のアクチュエータを作動させることができるという優れ
た効果を有する。
〔実施例〕
第3図には本実施例に係る運転席側のエアバッグ装置A
及び助手席側めエアバッグ装置Bの概略断面図が示され
ている。     ゛ 運転席側のエアバッグ装置Aでは、ステアリングシャフ
ト10の先端にステアリングホイール12のハブ14が
固着されており、このハブ14に対して平行に略箱体形
状めベースプレート16が略箱体形状の支持ブラケット
18を介して支持されている。ベースプレート16には
、パッド20、袋体22、インフレータ24が取付けら
れている。
パッド20は、ベースプレート16の乗員側(第4図の
矢印C方向と反対方向側)に配置されている。このパッ
ド20には、その周囲に図示しない枠状の芯金が埋設さ
れ、この芯金を介してリベット等でベースプレート16
の周縁部に固定されている。また、パッド20のベース
プレート16との対向部には薄肉部26が形成され、パ
ッド20はこの薄肉部26で破断され易いようになって
いる。
′袋体22はベースプレート16の乗員側に折り畳まれ
た状態に配置され、かつベースプレート16とパン゛ド
20との間に格納されている。袋体22の開口側の縁は
、ベースプレート16の略中央部にリングプレート28
を介して取付けられている。リングプレート28は図示
しないボルトでベースプレート16に締めつけられ、袋
体22の開口側の縁をベースプレート16に押しつけて
いる。
インフレーク24は円柱形状とされ、ベースプレート1
6の略中央部に形成されだ円孔に貫通された状態に配置
されている。インフレーク24には、その軸方向中間部
にインフレーク24の半径方向へ延出するフランジ30
が形成されている。
フランジ30は図示しないボルトでベースプレート16
の反乗員側に固定されている。また、インフレーク24
の周面乗員側には、所定の間隔で複数個のガス孔(図示
省略)が形成されている。また、このインフレータ24
の軸芯部には後述する起動装置本体32が内蔵されてお
り、起動装置本体32の外周部には図示しない伝爆剤が
配設されると共にガス発生物質34が封入されている。
以下この起動装置本体32について第1図、第2図及び
第4図を用いて詳述する。
第4図に示される如く、この起動装置本体32は略円柱
形状のアッパケース36とロアケース38とを備えてお
り、これらのアッパケース36とロアケース38とが嵌
合された状態で、カバー40内に収容されて端部がかし
t固定されている。
アッパケース36内にはその軸方向に沿ってシリンダ4
2が配設されており、このシリンダ42内には慣性体と
してのボール44が収容されている。このボール44は
車両急減速時になると第4図の矢印C方向へ慣性移動す
る。なお、ボール44をはじめとして後述する起動装置
本体32内の各部品は各二個ずつ起動装置本体32の軸
芯を中心として対称の位置に配設されているが、以下片
方の部品のみについて説明する。
ボール44の反乗員側の端部には、アッパケース36と
ロアケース38との当接面内に配置されたドライブシャ
フト46のシャフト46Aの軸方向の一方の端部が当接
している。このドライブシャフト46には、シャフト4
6Aの軸方向中間部付近にシャフト46Aと直交して係
止部46Bが形成されており、さらに係止部46Bには
一対の支軸46Cが突出して軸支されている。
アッパケース36内には、バイアススプリング48に押
圧付勢されたバイアスピン50が配設されており、この
バイアスピン50の先端はドライブシャフト46のシャ
フト46Aの他方の端部に当接している。
ロアケース38内には、ドライブシャフト46のシャツ
)46Aを中心としてボール44と反対側にコイルスプ
リング52が配設されている。コイルスプリング52は
、コイル部及びコイル部の乗員側端部から半径方向へ突
出するフック部とから成る。フック部は第4図には図示
されないが、そのコイル部側が起動装置本体32の軸芯
部に挿入された解除ピン(図示省略)に係止され、さら
にその先端部が他方のボール(第4図において起動装置
本体32の軸芯を中心としてボール44と反対側の位置
にある)の反乗員側端部に位置している。エアバッグ装
置Aがステアリングホイール12に組付けられる以前の
状態では、このコイルスプリング52によって他方のボ
ールの慣性移動方向への移動及びドライブシャフト46
の回転が阻止されるが、組付後の状態では、解除ピンが
支持ブラケット18の突出部18Aによって押圧されて
コイルスプリング52の付勢力に抗して反乗員側へ移動
することにより、フック部が前記位置から構成される装
置本体32を作動可能な状態にする。
また、起動装置本体32内には、着火部材としての着火
ピン54 (第1図及び第2図にも示される)が配設さ
れている。この着火ピン54は軸部54Aを有し、その
軸方向中間部にはっは部54Bが形成されている。軸部
54Aはロアケース38内に形成されたスプリング支持
部56に挿入された圧縮コイルばね58に遊嵌されてい
る。つば部54Bの乗員側及び反乗員側の面には円板状
の係止板54C154Dが一体形成されており、乗員側
の係止板54Cとつば部54Bとで形成される段部には
前記ドライブシャフト46の係止部46Bが係止されて
いる。また、反乗員側の係止板54Dへは円筒形状の永
久磁石60が挿入固着されており、この永久磁石60と
反乗員側の係止板54Dとで形成される段部に前記圧縮
コイルばね58が係止されている。このため、圧縮コイ
ルばね58は着火ピン54を第4図の矢印り方向へ押圧
付勢している。この着火ピン54の移動軌跡上には、雷
管62が配設されている。
さて、第1図、第2図及び第4図に示される如く、起動
装置本体32内には着火ピン54に隣接してリードスイ
ッチ64が配設されている(第4図では、想像線で示さ
れている)。このリードスイッチ64は不活性ガスが封
入されたガラス管64Aを備えており、このガラス管6
4A内には強磁性体からなりかつ弾性を有した二個のリ
ード片64B、64Cがこれらの端部が互いに対向する
ように配置されている。
このリードスイッチ64は通常の車両走行時においては
リード片64B、64C各々の弾性力によりこれらは離
間した状態〔リードスイッチ64の非作動状態〕にある
(第2図(A)に示される状態)が、車両急減速時にな
り着火ピン54が雷管方向(第4図の矢印り方向)へ所
定距離移動すると永久磁石60によって生じる磁束がリ
ード片64B、64Cの中を通り前記対向部が互いに吸
引されて接触状態叶リードスイッチ64の作動状態〕 
(第2図の(B)、(C)に示される状態)になる。
これを更に詳しく説明すると、第2図(A)に示される
ように通常の車両走行時、即ち着火ピン54が移動して
いない状態では、永久磁石60(=よって生じる磁束は
り−ドスイノチ64の○Nソーン〈第2図の斜線部で示
される領域)と干渉しナイ。一方、第2図(B)に示さ
れるように車両急減速時になり、着火ピン54が雷管6
2方向へ移動してONゾーン内に進入して永久磁石60
の中心位置がONゾーンの境界線に到達した時点がリー
ドスイッチ64の作動開始時点である。また、第2図(
C)に示されるように着火ピン54の軸854Aの先端
が雷管62に衝突した状態では、永久磁石60の中心位
置がONゾーン内に位置しており、リードスイッチ64
は前記作動開始時点から作動状態が持続している。
第3図に示される如く、上述したリードスイッチ64の
一方のり一ト片64 Aはステアリングシャフト10へ
、他方のリード片64Cが絶縁体66を介して固着され
た回転リング68へ接続されている。この回転リング6
8には突起68Aが形成されており、この突起68Aは
車体70へ固着された接続板72と接触している。従っ
て、突起68Aはステアリングホイール12の回転、非
回転の如何に拘わらず常に接続板72と接触している。
また、接続板72は配線74によって制御装置76へ接
続され、さらに助手席側の電気着火式のエアバッグ装置
B内に配設された図示しないフィラメントを介して電気
雷管78へ接続されている。
ステアリングシャフト10は配線80、車体電源82及
び制御装置76を介して電気雷管78へ接続されている
。制御装置76は、助手席側のバックル1f84内のバ
ックルスイッチ8Gへ配線88を介して接続されている
助手席側のエアバッグ装置Bはバックルスイッチ86及
びリードスイッチ64の双方がONされた場合のみ、フ
ィラメントへ電流が流れるようにされでおり、フィラメ
ントへ電流が流れるとジュール熱が発生して電気雷管7
8が発火しガス発生剤90が反応してバッグ92を膨張
させる構成である。
次に、本実施例の作用を説明する。
通常の車両走行状態では、ボール44は移動することは
なく又は慣性移動量が微量であるた袷、バイアススプリ
ング48の付勢力によりドライブンヤフト46の係止部
46Bが着火ピン54のつば部54Bから外れることは
ない。このため、着火ピン54は第2図(A)に示され
る状態にあり、永久磁石60は完全にリードスイッチ6
4のONゾーン外に位置する。従って、リードスイッチ
64のリード片64B、64Cの中を磁束が通過するこ
とはないので、リードスイッチ64はONされず非作動
状態にある。この結果、起動装置本体32は作動せず、
通常の車両走行状態が維持される。
この状態から車両急減速時になると、ボール44が第4
図の矢印C方向へ大きく慣性移動する。
このため、ドライブンヤフト46が支軸46Cを中心と
して第4図の矢印E方向へ回転して係止部46Bが着火
ピン54のつば部54Bかろ外れる。
これにより、着火ピン54は圧縮コイルばね58の付勢
力により第4図の矢印り方向へ移動し、雷管62に衝突
する。これにより、雷管62が発火して図示しない伝爆
剤を介してガス発生物質34が反応し、大量のガスが発
生する。従って、袋体22が膨張し、パッド20を薄肉
部26で破断させる。破断後の膨張した袋体22は、ス
テアリングホイール12と乗員との間に介在される。こ
の結果、乗員は車両急減速時の衝撃から確実に保護され
る。
一方、着火ピン54の移動に伴い永久磁石60が追従し
て移動する。第2図(B)に示されるように永久磁石6
0の中心位置がリートスインチロ4の○Nソーンの境界
線に到達すると、永久磁石60によって生じる磁束がリ
ードスインチロ4のリード片64B、64Cの中を磁束
が通過するので、各リートスインチロ4のリート片64
B、64Gが互し)に接触しONされる。なお、二のり
一ドヌイノチ64の作動状態は、少なくとも第2図(B
)に示される作動開始時点かろ第2図(C)に示される
着火ピン54が雷管62に衝突した時点まで確実に持続
する。
これにより、電気信号が配線74.80を介して制御装
置76へ送ろれる。ここで、助手席に乗員が着座してい
ない場合、即ち助手席側のバックルスイッチ86がON
されていない場合には、この電気信号は制御装置76か
ろ助手席側のエアハック装置Bへは送られないので、こ
のエアハング装置Bは作動しない。しかし、助手席に乗
員が着座している場合、即ちバックルスイッチ86がO
Nされている場合には、この電気信号は制御装置76か
ろ助手席側のエアハング装置Bへ送ろれるのて、フィラ
メントに電流が流れジュール熱が発生し、電気雷管78
か発火してガス発生剤90が大量のガスを発生する。こ
の結果、助手席側のエアハック装置Bが作動し、ノーノ
ブ92が膨張する二とによって助手席に着座する乗員は
保護される。
このようj=本実施例では、運転席側に機械着火式のエ
アへツク装置、へを配設すると共に助手席側に電気着火
式のエアハング装置Bを配設し、また起動装置本体32
内に着火ピン54の移動に伴って追従移動する永久磁石
60及び永久磁石60の中心位置がONゾーンの内外の
何れに有るかによって作動するリードスイッチ64を配
設しているので、単一の起動装置本体32によって運転
席側のエアバッグ装置A及び助手席側のエアバッグ装置
Bを車両急減速時に同時に作動させることができる。
また、従来のように電気着火式のエアハング装置を運転
席側及び助手席側の双方に配設した場合に比し、車両の
両前軸付近にそれぞれ配設したセンサやワイヤーハーネ
ス等が不要になるので、部品点数を削減することができ
、大幅なコストダウンを図ることができる。さらに、セ
ンサやワイヤーハーネス等を配設するスペース等を車体
に確保する必要が無くなるので、設計上有利になるとい
うメリットがある。
また、本実施例では、制御装置76により、助手席に乗
員が着座していない場合には、助手席側のエアバッグ装
置Bが作動しないようにしているので、助手席側のエア
バッグ装置Bが不必要に作動するのを防止することがで
き、安全性の向上に資することができる。
さらに、本実施例では、着火ピン54が雷管62に衝突
した状態(第2図(C)珍照)で永久磁石60がリード
スインチロ4のONゾーン内に確実に位置するように着
火ピン54の移動スl−。
り及びリードスイッチ64のONゾーンが設定されてい
るので、車両急減速時になるとリードスインチロ4の各
リード片64B、64Cの中を磁束が確実に通過してし
)る状態にすることができ、車両急減速時であるのにも
拘わるず助手席側のエアバッグ装置Bが作動してし)な
し1とし)う事態が発生することを皆無にすることがで
きるー なお、本実施例では、一方のアクチュエータ止して運転
席側のエアハング装置Aを、他方のアクチュエータとし
て助手席側のエアバッグ装置ト、を例にとって説明した
が、これに限らず、一方のアクチュエータとして運転席
側のウェビング巻取装置に配設され車両急減速時にウェ
ビングを巻取軸へ強制的に巻取るプリローダの巻取軸駆
動部材を、他方のアクチュエータとして助手席側のウェ
ビング巻取装置に配設される同様構造のブリローダの巻
取軸駆動部材を適用する等、複数のアクチュエータを単
一の起動装置によって作動させるものであればすべて適
用可能である。
用しているが、これに限らず例えば、慣性体として一部
が軸方向に突出した円柱形状のマスを用い、このマスの
突出した一部が直接着火ピン54のつば部54Bに係止
することによりドライブンヤフさらに、本実施例では、
磁石として永久磁石60を用いているが、これに限らず
電磁石等を用L)でもよく、着火ピン54に追従して移
動することができ、かつ磁束がリードスイッチ64の各
IJ−ド片64B、64C内を通過し得る構造のもので
あれば、すべて適用することが可能である。
また、本実施例では、制御装置76はリードスイッチ6
4、助手席側のエアバッグ装置B及びバックルスイッチ
86に接続されているのみであるが、さらに電気着火式
のエアバッグ装置Bが何らかの原因で故障した場合にこ
れを記憶する故障メモリ等に接続する構成にしてもよい
さらに、本実施例では、通常の車両走行時には各リード
片64B、64Cが互いに離間した状態にあり車両急減
速時になって磁束が各リード片64B、64Cを通過す
ると互いに接触するリードスイッチ64を適用している
が、この構成は逆であってもよく、例えば各リード片6
4A、64Bを通常は互いに接触した状態にすると共に
車両急減速時になって磁束が各磁性体の中を通過すると
各リード片64B、64Cが各磁性体に引き付けられて
離間するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る起動装置本体内に配設されるリ
ードスイッチ、磁石及び着火ピンを示す一月 箋に係る起動装置が適用された運転席側及び助手席側の
エアバッグ装置の概略構成図、第4図は第3図の起動装
置本体を示す断面図である。 A・・・エアバッグ装置(一方のアクチュエータ)、B
・・・エアバッグ装置(他方のアクチュエータ)、32
・・・起動装置本体、 44・・・ボール(慣性体)、 54・・・着火ピン(著大部材)、 58・・・圧縮コイルばね、 60・・・永久磁石(磁石)、 62・・・雷管、 64・・・リードスイッチ(スイッチ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両急減速時に作動する複数のアクチュエータを
    単一の起動装置本体で作動させる起動装置であって、前
    記起動装置本体は車両急減速時に慣性移動する慣性体と
    、この慣性体が慣性移動することにより付勢力で雷管方
    向へ移動して雷管と衝突し一方のアクチュエータを作動
    させる着火部材と、この着火部材の移動に追従して移動
    する磁石と、この磁石の非移動時には非作動状態とされ
    ると共に前記磁石が所定距離移動した状態で作動状態と
    されて他方のアクチュエータを作動させるスイッチと、
    を有することを特徴とする起動装置。
JP2178429A 1990-04-17 1990-07-05 起動装置 Pending JPH0466349A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2178429A JPH0466349A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 起動装置
US07/684,177 US5217252A (en) 1990-04-17 1991-04-12 Actuator for use in emergency situation of vehicle

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JP2178429A JPH0466349A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 起動装置

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JP2178429A Pending JPH0466349A (ja) 1990-04-17 1990-07-05 起動装置

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