JPH0466238A - ウォームホイルの転造方法 - Google Patents

ウォームホイルの転造方法

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JPH0466238A
JPH0466238A JP17896190A JP17896190A JPH0466238A JP H0466238 A JPH0466238 A JP H0466238A JP 17896190 A JP17896190 A JP 17896190A JP 17896190 A JP17896190 A JP 17896190A JP H0466238 A JPH0466238 A JP H0466238A
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JP
Japan
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worm
teeth
dies
rack
foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP17896190A
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English (en)
Inventor
Yosaburo Fukui
福井 與三郎
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UEDA HAGURUMA KK
Original Assignee
UEDA HAGURUMA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は転造によってウオームホイルを製造する方法
に関し、特に特開平1−127128号公報で開示され
ている鼓型ウオームの転造方法により製造された鼓型ウ
オームに適合するものであるが、他の方法により製造さ
れたウオームに適合するものも製造できる。
〔従来の技術〕
従来のウオームホイルやこれに噛合する鼓型ウオームの
製造方法は歯切用カッタバイトなどを用いるホブ盤など
を用いて切削加工により製造するものである。
また、第7図ないし第12図は特開平1−127128
号公報により開示された鼓型ウオームの転造方法を示し
ている。
これらの図において、1.2は上下のラック型ダイスで
、その相対向する面には円弧状に突出する突出部3.4
を一体に形成し、さらに、この各突出部3.4の外側に
はそれぞれ複数の成形用歯形5.6が一体に形成しであ
る。
上記歯形5.6はその横断面が転造しようとするウオー
ムと噛み合うウオームホイルの歯形と一致するものであ
る。
すなわち、第10図に示すウオームホイル15において
、その歯形16は歯巾の中心平面上の点0を通る直線A
−Aと直交する直線に対し、歯のねじれ角θをなす直線
C−Cと直交する断面B−Bを考えて、その断面での歯
車を圧力角α=14.5゜〜30°の弧状のラック形と
する また、上記のねじれ角θは以下に示す公知の計算式に基
づいて算出する。
すなわち、do−ウオームホイルのピッチサークルダイ
ヤ%ZP=歯の口数、mt=モジュール(軸直角)とす
ると cot −言 do/zpXmt 上記のねじれ角をもった軸方向に長い円筒状ウオームホ
イル15を第11図、第12図のように製作する。
このウオームホイル15はダイス形成用であるから、硬
質材料を用い、ウオームホイル製作用の歯切盤により製
作するが、その刃物はウオームホイルに噛み合うウオー
ムに相当するホブであり、このホブにより公知のウオー
ムホイルの製造の場合と同様の方法で切削する。
このようにして製作したウオームホイル15の外周の一
部を第12図に示すようにカマボコ型に切り取り、この
切り取ったダイス本体18を第12図のように凹形の支
持部材19の凹入部20にはめて一体に固定したものを
二個作ると第7図に示すラック型ダイス1.2が得られ
る。
すなわち、第7図の突出部3.4は上記ダイス本体18
からなるもので、その刃先円の半径R。
は第12図のウオームホイル15の歯先円の半径であり
、刃先円の中心線に直角の断面上の歯形は直線または任
意のカーブとし、歯筋はダイス1.2の歯先円の中心線
を軸とするねじ面を採用する。
上記各歯形5.6は同じものであるが、ホイルの歯数お
よびウオームの口数により位相を噛合状態に一致するよ
うに作る。
また、各歯形5.6の先端部7.8はその一側を斜面状
に形成して先細状としである。
上記のような上下のラック形ダイス1.2を転造機にセ
ットし、この両ダイス間に鼓型の素材9をセットして、
第8図のように各ダイス1.2の歯形5.6の先端部7
.8から素材9の表面に喰い込むように、両ダイス1.
2を第8図の矢印方向に移動させる。
上記の作用により、上下のダイス1.2の歯形5.6が
素材9の外周に喰い込んでねじ状の溝10を形成するこ
とにより溝と溝の間にねじ状の歯11を形成し、第9図
のような鼓型ウオーム12が完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来行われているような切削加工によるウオームホイル
の製造方法はきわめて手数がかかり、加工に要する時間
も長くなるなどの問題があった。
この発明の!iBは切削加工法のような従来技術の問題
点を解決するために、上記の鼓型ウオームの転造方法を
ウオームホイルの転造方法に応用してウオームホイルを
製造する方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は転造しようと
するウオームホイルと噛み合う複数の成形用歯を存する
直線状のラック型ダイスの一対を、上記各成形用歯を相
対向させ、この対向する成形用歯の間に円板型の素材を
配置し、両ダイスの成形用歯を素材の外周に押し付けつ
つ両ダイスを相反する方向に移動させることにより、素
材の外周に、ウオームのねじ状の歯に噛合する歯を形成
する方法を提供する。
また、上記方法に用いるラック型ダイスの成形用歯の歯
筋のラック型ダイスの移動方向に対する傾斜角を、ウオ
ームホイルに噛み合うウオームの歯のねじれ角とし、同
ラック型ダイスの成形用歯の歯筋に直角の断面形は、転
造しようとするウオームがラック型ダイス上を転げたと
きにできる創成曲線とした転造方法も提供する。
〔実施例〕
第1図において、21.22は上下のラック型ダイスで
、その相対向する面は平面とし、この各平面にそれぞれ
複数の成形用歯形23.24が一体に形成しである。
上記ラック型ダイス21.22の歯形23.24は第3
図、第4図に示すようにダイス21.22の進退方向に
直角の線に対して角θの傾斜角をもった直線c’−c’
を歯筋として形成されている。
上記直線c’−c’に直角の直線B’−B’で横断した
歯形22.23は第4図のような形状となっている。
第5図は上記ダイス21.22により転造して得られた
ウオームホイル25を示すものである。
この第5図に示すウオームホイル25は前記第10図の
ウオームホイル15とほぼ同じもので、その歯形26は
歯巾の中心平面上の点0を通る直線A″−A“と直角の
回転中心線D’−D’に対し、角θをなす直線C“−C
#と直交する断面B rrB#を考えて、その断面での
歯車を圧力角α−一14.5°〜30°をもつ直線の歯
形とし、その歯筋は直線c”−c“に接するネジ面であ
る。
また、上記のネジ面の角θは以下に示す公知の計算式に
基づいて算出する。
すなわち、do−ウオームホイルのピッチサークルダイ
ヤ、zp=歯の口数、mt−モジュール(軸直角)とす
ると c o t”d o/z pXmt 上記のような歯形26をもつウオームホイル25が第6
図のように前記ラック型ダイス21.22上を転ったと
きにできる溝30の両側の創成曲線27により前記ラッ
ク型ダイス21.22の成形用歯形23.24を作る。
上記ラック型ダイス21.22は硬質材料を用い、ラッ
クギヤ製作用の歯切盤により製作するが、その刃物は上
記ウオームホイル25に相当するホブであり、このホブ
により公知のラックギヤの製造の場合と同様の方法で切
削して第1図に示す上下のラック型ダイス21.22が
得られる。
ただし、第6図の歯23.24の間の溝30に一致する
形状の刃を有する回転カッタを第3図のc’−c’力方
向直線的に移動させて一定のピッチで溝30を切削して
も同じラック型ダイス21.22が得られる。
第1図の29はウオームホイルの素材で、あらかじめ、
旋盤加工により円板型に形成しである。
上記のような上下のラック型ダイス21.22を転造機
にセットし、この両ダイス間に素材29をセットして、
各ダイス21.22の歯形23.24の先端部から素材
9の外周面に喰い込むように、両ダイス21.22を第
1図の矢印方向に移動させる。
上記の作用により、上下のダイス21.22の歯形23
.24が素材29の外周に喰い込んで歯26を形成し、
第5図のようなウオームホイル25が完成する。
上記の方法で転造された第5図のウオームホイル25は
第7図のダイス1.2の歯形5.6で転造された第9図
の鼓型ウオーム12と正しく噛合する。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように、進退方向に対して所定の角度
に傾斜した複数の成形用歯を有するラック型ダイスの一
対を用い、この各ダイスの各成形用歯を相対向させ、こ
の対向する成形用歯の間に円板型の素材を配置し、両ダ
イスの成形用歯を素材の外周に押し付けつつ両ダイスを
相反する方向に移動させるだけのきわめて簡単な工程で
素材の外周にウオームのねじ状の歯に噛合する歯を形成
するものであるから、従来の切削による加工方法に比較
して遥かに能率のよい加工が行なえる。
また、切削加工に比較して材料の無駄がなく、¥性変形
によって谷底が加工硬化するので切削したものよりも強
度が大であり、表面も滑らかなものが得られるなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法を実施するためのラック型ダイス
と素材の側面図、第2図は同上平面図、第3図はラック
型ダイスの一部切欠拡大平面図、第4図は同上のB’−
B’線の拡大断面図、第5図は転造して得られたウオー
ムホイルの平面図、第6図はラック型ダイスの切削状態
を示す拡大縦断側面図、第7図は公知の鼓型ウオームの
転造用ラック型ダイスと素材の正面図、第8図は同上ダ
イスの一部切欠拡大平面図、第9図は転造された鼓型ウ
オームの側面図、第10図は転造するウオームに噛み合
うウオームホイルの平面図、第11図はダイス形成用ウ
オームホイルの平面図、第12図は同上の正面図である
。 21.22・・・・・・ラック型ダイス、23.24・
・・・・・成形用歯形、 25・・・・・・ウオームホイル、 26・・・・・・歯形、    27・・・・・・創成
曲線、29・・・・・・素材。 特許出願人  植田歯車株式会社 同

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転造しようとするウォームホイルと噛み合う複数
    の成形用歯形を有する直線状のラック型ダイスの一対を
    、上記各成形用歯形を相対向させ、この対向する成形用
    歯形の間に円板型の素材を配置し、両ダイスの成形用歯
    形を素材の外周に押し付けつつ両ダイスを相反する方向
    に移動させることにより、素材の外周にウォームのねじ
    状の歯に噛合する歯を形成することを特徴とするウォー
    ムホイルの転造方法。
  2. (2)上記各ラック型ダイスの成形用歯形の歯筋のラッ
    ク型ダイスの移動方向に対する傾斜角を、ウォームホイ
    ルに噛み合うウォームの歯のねじれ角とし、同ラック型
    ダイスの成形用歯形の歯筋に直角の断面形は、転造しよ
    うとするウォームがラック型ダイス上を転げたときにで
    きる創成曲線としたことを特徴とする請求項(1)記載
    のウォームホイルの転造方法。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006009113A1 (ja) * 2004-07-16 2008-05-01 三星ダイヤモンド工業株式会社 カッターホイールとその製造方法、手動スクライブ工具およびスクライブ装置

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