JPH0466029B2 - - Google Patents

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JPH0466029B2
JPH0466029B2 JP57126612A JP12661282A JPH0466029B2 JP H0466029 B2 JPH0466029 B2 JP H0466029B2 JP 57126612 A JP57126612 A JP 57126612A JP 12661282 A JP12661282 A JP 12661282A JP H0466029 B2 JPH0466029 B2 JP H0466029B2
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JP
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charging
toner particles
roll
toner
metering
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Ei Heizu Dan
Eichi Ueiman Uiriamu
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Xerox Corp
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Publication of JPH0466029B2 publication Critical patent/JPH0466029B2/ja
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    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
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    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device
    • G03G2215/0636Specific type of dry developer device
    • G03G2215/0641Without separate supplying member (i.e. with developing housing sliding on donor member)

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般には独自な現像装置、より詳
細には絶縁性トナー粒子を帯電させる装置に関す
るものである。この発明は、その一つの実施例に
おいて、絶縁性トナー粒子を運んで計量/帯電ロ
ールなどの計量/帯電手段に摩擦接触させること
により絶縁性トナー粒子を同時に計量し、帯電さ
せる装置を目指している。この装置は、従来一般
に用いられているキヤリヤ粒子を使用せずに、絶
縁性トナー粒子を効率的かつ効果的に帯電させる
ことが可能である。
静電写真装置を含め、像を現像する方法は数多
く知られている。そのような装置においては、た
とえば米国特許第3618552号、カスケード現像
法;米国特許第2874063号、第3251706号、第
3357402号、磁気ブラシ現像法;米国特許第
2217766号、パウダークラウド現像法;および米
国特許第3166432号、タツチダウン現像法;に記
載されているような現像方法を用いて、絶縁性表
面上に記録された静電潜像の上にトナー粒子を付
着させる。カスケード現像法とパウダークラウド
現像法は、商用文書に共通な線像の現像に特によ
く適合している。これに対しベタ領域を含む像は
これらの方法では、時には忠実に複写されないこ
とがあるため、線とベタ領域の両方を複写するに
は、磁気ブラシ現像装置が用いられている。
トナー粒子とキヤリヤ粒子から成る二成分混合
現像剤を用いる磁気ブラシ現像装置は、濃いベタ
領域を含む高品質の像を複写することができ、さ
らに背景領域における望ましくないトナーの付着
が少ないので、電子写真装置において広く使用さ
れている。それにもかかわらず、長時間にわたつ
て安定しており、簡単で、安価で、かつ効率の良
い二成分現像装置の設計には、問題点が引き続き
あつて、その問題点の一部は、トナー粒子上に所
定の極性もつ十分な量の電荷を摩擦帯電によつて
生じさせる必要があるためである。また、従来装
置の場合、トナー粒子とキヤリヤ粒子とを連続的
に反復接触させるために、パドル・ホイールなど
の混合手段を使つてリザーバすわなわち溜めの中
で激しく現像剤を混合し、混合現像剤に追加した
未帯電のトナー粒子を迅速に帯電させる必要があ
る。この混合現像剤の連続混合によつて、キヤリ
ヤ粒子上にトナーが塗り付けられる結果、トナー
粒子を摩擦電気で帯電させるキヤリヤ粒子の能力
に不可逆の劣化が生じ、そうした劣化が原因で、
一般に好ましくない広範囲の背景付着を含むコピ
ーの品質不良が生じる。それに加えて、二成分現
像剤のゼログラフイー現像特性は、混合現像剤中
のトナー粒子の濃度によつて定まる。したがつ
て、複写機の反復操作において、安定したゼログ
ラフイー現像特性を維持するため、制御装置でト
ナー濃度を監視し、トナー粒子をリザーバへ送る
速度を制御しているが、そのようなトナー濃度制
御装置に必要な要素やハードウエアが二成分現像
装置をさらに複雑に、かつコスト高にしている。
さらに、現在の二成分磁気ブラシ装置は、現像
区域を通つて運ばれるトナー粒子のうち、像支持
部材の上に付着して利用されるのはごく少量であ
るため、一般に、本質的に効率が悪い。それは、
たとえば、現像区域内の磁場が現像剤の流動性を
なくする場合があり、このため像形成部材のすぐ
近くのトナー粒子だけが現像に利用されるからで
ある。もし、そのような装置において、現像剤が
電気的絶縁性を有していれば、現像効率に別の制
約が加わる。それは、現像区域に入る現像剤の粒
子は中性電荷を帯びているから、像形成部材の上
に帯電したトナー粒子が付着することにより、逆
に帯電した現像剤層が生じて、それがその後のト
ナーの付着を妨げるからである。これに対し、導
電性現像剤を使用すれば、像形成部材上のトナー
の付着によつて通常生じる正味の帯電した現像剤
層は導電性現像剤によつて消散するので、現像効
率は改善される。これらの装置の場合、現像剤の
導電性はたとえば用いたキヤリヤ粒子の組成、ト
ナー粒子の濃度、および磁場の強度の複雑な関数
であり、したがつて、導電性現像剤で長時間にわ
たつて高品質の現像を得ることは、引き続き問題
がある。
二成分現像装置のもついくつかの欠点を考慮
し、トナー粒子のみを用いる装置を設計すること
にかなりの努力が向けられてきた。たとえば、米
国特許第2846333号は樹脂、着色剤、および磁性
材料から成る単成分現像剤を開示している。一般
にこれらの装置は現像剤リザーバ、トナー補給
器、トナー濃度制御手段などは不要である。大部
分の単成分現像装置、特に市販されているそれら
の装置は導電性トナー粒子を用いており、像形成
部材へのトナー像の付着はトナーの誘導帯電によ
つてなされる。しかしながら、導電性トナー粒子
の普通紙への静電転写は、トナー粒子上の電荷が
普通(導電性)紙による誘導帯電で逆になること
があるため一般に効率がよくない。したがつて、
導電性単成分トナー粒子を用いる電子写真装置
は、トナーの静電転写を十分に行なうために、一
般に特殊な(被覆された)紙が必要である。
加えて、導電性トナー粒子を用いる単成分現像
装置の場合、トナー粒子は誘導で帯電されて像支
持部材の上に付着するので、望ましくない背景付
着の制御すなわち抑制を静電気力で行なうことが
できない。二成分現像装置の場合はそうではな
く、背景付着の制御は摩擦電気で帯電したトナー
粒子に作用する静電気力によつて行なわれ、これ
らのトナー粒子を像支持部材から離すようにして
いる。もし、導電性トナー粒子を使用する単成分
装置において背景制御をしようとすれば、それは
一般に静電気力をゼロ近くまで減らしたうえで、
磁気力を生じさせることによつてなされる。その
磁気力は磁石組立体から生じた磁場が磁性粒子を
含有する導電性トナー粒子に使用して得られる。
そのようなトナー粒子に作用する磁気力は、一般
に静電気力よりも弱いため、導電性トナー現像剤
を使用する単成分装置の場合、背景制御は必らず
しも満足できるものではなかた。
単成分現像剤のもつもう一つの欠点は、トナー
を転移させることができ、かつ適度な背景制御を
するには、大量の磁性材料、ある場合には少なく
とも50%の磁性材料が必要なことである。このた
め、磁鉄鋼などの磁性材料を含有するトナー粒子
の光学濃度は、カーボン・ブラツクなど他の添加
光吸収物質の効果を打ち消すほど高く、さらに、
磁性トナー粒子の強い光吸収特性は、染料や顔料
を添加して像形成装置に使用し得る着色磁性トナ
ーを製造することを妨げている。
静電潜像の現像方法、装置および材料について
改良がなされてきたが、現像品質および現像効率
が良く、構造が簡単で、経済的な方法および装置
は引き続き求められている。特に、絶縁性非磁性
着色トナー粒子が適正に帯電され、かつトナー粒
子を普通紙へ十分静電転写させることができるよ
うに単成分現像方法、装置、および絶縁性単成分
トナー粒子を使用して二成分像品質が得られる単
成分像形成装置が求められている。さらに、単成
分トナー粒子を運搬部材上で計量すると同時に所
定の極性に迅速に帯電させる方法および装置が求
められている。さらに、背景付着が実質上静電気
力によつて制御されて排除され、かつ装置ハード
ウエハと材料の信頼性が高い装置および方法が求
められている。さらに背景濃度を可能な限り少な
くする一方、静電潜像の細線と大きなベタ領域の
双方を一様に現像することができる装置および方
法が引き続き求められている。
以上のことから、この発明の第一の目的は、上
述の欠点を克服した現像装置を提供することであ
る。
この発明の第二の目的は、二成分像品質が得ら
れる単成分現像装置を提供することである。
この発明の第三の目的は、計量/帯電ロールな
どの計量/帯電手段によつてトナー粒子を同時に
計量し、帯電させる改良された現像装置を提供す
ることである。
この発明の第四の目的は、トナー粒子を正又は
負のいずれかの所定の極性に迅速に帯電させるこ
とができ、その帯電は長時間にわたり不変であつ
て、トナー粒子と多数のキヤリヤ粒子との相互作
用に依存しない装置を提供することである。
この発明の第五の目的は、トナー粒子を普通ボ
ンド紙へ良好に転写することができ、かつ静電気
力を用いて望ましくない背景付着を制御すること
ができる装置を提供することである。
この発明の第六の目的は、磁性材料を用いない
で、カラー像を現像することができる装置を提供
することである。
この発明の第七の目的は、非磁性静電運搬装置
を用いてトナー粒子の運搬を行なう改良された装
置を提供するとである。
この発明の以上およびその他の目的は、以下の
特徴をもつ非磁性絶縁性トナー粒子帯電装置を提
供することにより達成されている。すなわち、本
発明によれば、絶縁性トナー粒子の帯電と計量を
同時に行う帯電/計量ロール手段と、該帯電/計
量ロール手段に隣接して配置されて絶縁性トナー
粒子を帯電/計量ロール手段から像形成手段へ運
搬する絶縁性トナー粒子運搬手段と、前記帯電/
計量ロール手段を電気的にバイアスする手段と、
前記絶縁性トナー粒子運搬手段を電気的にバイア
スする手段とを備え、前記帯電/計量ロール手段
が摩擦帯電作用皮膜を有する可動表面を持ち、前
記絶縁性トナー粒子運搬手段も可動表面も有し、
前記帯電/計量ロール手段と絶縁性トナー運搬手
段の双方の可動表面が、その間に設けられた帯電
区域内に含まれるトナー粒子の分だけ隔置され、
前記帯電/計量ロール手段の可動表面は前記絶縁
性トナー粒子運搬手段の可動表面とは反対の方向
に移動し、前記帯電/計量ロール手段の可動表面
と前記絶縁性トナー粒子運搬手段の可動表面とが
絶縁性トナー粒子を供給するリザーバの壁の一部
を形成する、ことを特徴とするトナー粒子帯電装
置が提供される。
すなわち本発明のトナー粒子帯電装置は、電気
的にバイアスされ同時にトナー粒子の計量もする
帯電ロールなどの帯電手段と、供与手段などの可
動供与手段すなわち絶縁性トナー粒子を帯電手段
から像形成手段へ運搬する運搬手段を有するもの
であつて、前記帯電手段は、摩擦帯電作用物質で
被覆されており、供与手段の移動方向とは逆の方
向に移動している。供与手段の移動により非磁性
絶縁性トナー粒子は、帯電手段へ導かれ、詳しく
言うと、後で図面について説明するように帯電手
段に隣接して位置するニツプすなわち帯電区域へ
運ばれ、そこで帯電手段の被膜とトナー粒子とが
摩擦でこすられ、両者の間に存在する摩擦帯電関
係によつてトナー粒子が帯電される。帯電ロール
などの帯電手段に対し印加されたバイアス電圧に
より、帯電チツプすなわち帯電区域の入口付近に
きた帯電トナー粒子に静電気力が作用し、その結
果、バイアスされたロールと同じ極性に帯電して
いるトナー粒子は静電気力で供与手段へ導かれて
吸引され、他方反対の電荷を帯びたトナー粒子は
誤符号トナーと呼ばれるが、静電吸引力によりロ
ールへ吸着される。したがつて、帯電ニツプの入
口は静電トナーフイルタ手段と同じ機能をする。
さらに、この発明の装置はトナー供給手段内のト
ナー粒子全体に望ましい揺動と反転を与えること
ができる。
前述の誤符号帯電トナー粒子は、帯電手段によ
り供与手段の方向と反対の方向に運ばれ、ドクタ
ー・ブレード・シールに接触して帯電手段から除
去され、現像剤リザーバへ戻される。誤符号帯電
粒子は除去することが望ましく、それをしない
と、これらの粒子が帯電ニツプの出口領域で供与
手段に付着して供与手段上に堆積されたトナー粒
子の電荷分布に悪い影響を及ぼそう。トナー供給
リザーバすなわち現像剤溜めの中に入つているト
ナー粒子の正味の電荷はほゞゼロであるが、正味
の電荷は、たとえば第1図に示すように、ほゞ同
数の正および負の電荷をもつて分布している。帯
電ニツプの前方領域において静電気的に吸引され
るトナー粒子はその領域を通じて引つ張られ、そ
のときトナー粒子と帯電手段上の摩擦帯電作用被
膜とが相当こすれることによつて、トナーの電荷
が増幅される。この擦動作用により、トナー粒子
に適度な電荷が短時間のうちに付与される。続い
て、帯電ニツプの出口より出た帯電したトナー粒
子は、供与手段へ電気的に吸着させることにより
静電潜像支持部材まで運ぶことができ、そこで帯
電したトナー粒子は静電吸引により像の形状で部
材に付着する。供与手段上に残つている未使用の
トナー粒子はトナー供給リザーバへ戻される。
次に、添付図面を参照して、この発明の装置、
およびいろいろな実施例について説明する。
第1図に示すものは、この発明に係る装置7で
あつて、帯電ロール(以下、いくつかの実施例で
は、計量/帯電ロールと呼ぶ)、前記計量/帯電
ロールの表面にある摩擦帯電作用被膜13、ロー
ル12に対しある角度で図示されているドクタ
ー・ブレード14、または別の角度で図示されて
いるドクター・ブレード14a、ほゞ同数の正お
よび負の電荷を保有し、弱く帯電したトナー粒子
17ざ入つているトナー供給リザーバ16、正に
帯電したトナー粒子19が堆積している運搬ベル
トすなわち供与ベルト18、駆動ロール20、ア
イドラー・ロール22、張力付与手段24、可撓
性感光体像形成部材26、加圧ブレード28、ロ
ール12用の電圧源30(VC)、駆動ロール20
と供与ベルト18用の電圧源32(VB)、計量帯
電区域34(LC)、および現像区域36(LD)か
ら成つている。各種構成要素の移動方向は、矢印
38で示してある。図示のように、区域34
(LC)において、計量/帯電ロール12は供与ベ
ルト18の移動方向とは反対の方向に移動してい
る。
動作中、供与ベルト18と計量/帯電ロール1
2で構成されたリザーバ16の二つの壁面は、モ
ータ(図示せず)などの手段で反対の方向に連続
して移動しているため、リザーバ16内の弱く帯
電した絶縁性トナー粒子17は、主として循環す
る流れを受ける。この流れはトナーの反転と揺動
を促進する。トナー粒子17と計量/帯電ロール
12の被膜13とが摩擦でこすり合うと摩擦帯電
作用によりトナー粒子は電荷を帯びる。トナーの
電荷のもう一つの源はドクター・ブレード14ま
たは14aにあつて、ここでは計量/帯電ロール
12に対する帯電したトナー粒子の堆積と除去が
空気の絶縁破壊(イオン)を誘起して帯電したト
ナー粒子を中性化する。リザーバ16内のトナー
粒子17は、最初はほゞ同量の正および負の電荷
で弱く帯電している。したがつて、たとえば、約
100ボルトの正電位VCが計量/帯電ロール12に
印加されると、正電荷を帯びているトナー粒子
は、計量/帯電区域34の入口で静電気力により
供与ベルト18へ堆積される。区域34におい
て、供与ベルト18の移動方向とは反対方向に移
動する計量/帯電ロール12の被膜13とトナー
粒子とが摩擦でこすり合うと、この場合電気陰性
材料から成る被膜13と電気陽性のトナー粒子1
7との摩擦帯電の結果、絶縁性トナー粒子上の正
電荷が増加する。そのあと、帯電区域34から出
てきた正に帯電したトナー粒子は可撓性像形成部
材26まで運ぶことができる。運搬中、正に帯電
したトナー粒子は、静電吸引によつて供与ベルト
18に付着している。
曲げられた供与ベルト18は駆動ロール20と
アイドラー・ロール22の周囲に運搬路を形成
し、正に帯電した絶縁性トナー粒子19を運搬し
て、可撓性像形成部材26上の静電潜像(図示せ
ず)にこすり接触させる。図示のように、供与ベ
ルト18は張力付与手段24の力を受けて、ロー
ル12に隣接し、これを円弧状に包むように置か
れ、供与ベルト18は両者の間にはさまれたトナ
ー粒子によりその分だけロール12から離されて
いる。一般に、ベルト18の円弧角は約10〜15°
である。
電圧源32(VB)、および負電位に帯電してい
る像形成部材26によつてトナー粒子に対し像方
向の吸引力が働くため、トナー粒子19は供与ベ
ルト18から可撓性像形成部材26へ転移する。
加圧ブレード28は十分な力を加えて、正に帯電
したトナー粒子19と像形成部材26とを距離3
6(LD)にわたつて直接接触させるが、像形成
部材26は両者の間にはさまれた正に帯電した絶
縁性トナー粒子によりその分だけ供与ベルト18
から離されている。像形成部材26に付着しなか
つた未使用のトナー粒子19はベルト18により
トナー供給リザーバ16へ戻される。ドクター・
ブレード14または14aは、トナー粒子がリザ
ーバ16から出ないようにすると同時に、ロール
12上のトナー粒子を除去する働きをするので、
ロール12上のトナー粒子がベルト18に付着し
て帯電および計量に悪い影響を与えることは起ら
ない。トナー粒子17から取得する負電荷を受け
取つて消散させるために、被膜13には、一般に
カーボン・ブラツクなどの電荷消散物質を内部に
分散させてある。トナー粒子17に負の極性を与
えたい場合には、粒子17が負電位になる摩擦帯
電関係をもつような被膜13が選ばれる。すなわ
ち、被膜13は正電位になり、電圧VCは正でな
く負である。
理論で限定することは適当でないが、図示実施
例の場合は、被膜13とトナー粒子17との摩擦
帯電作用のために、負電荷が絶縁性トナー粒子1
7からロール12へ引き寄せられ、正電荷が被膜
13によつてトナー粒子17へ与えられる結果、
正に帯電したトナー粒子が得られるものと考えら
れる。つまり、弱く帯電した粒子17は、帯電区
域34(LC)におけるロール12との摩擦接触
の結果、負電荷を失い、正電荷を取得する。この
ようにして正に帯電したトナー粒子は、ロール2
0へ向つて移動しその周囲をまわるとき、粒子と
ベルト18との静電吸引によつてベルト18に付
着するので、磁性顔料などの添加物は不要であ
る。
計量/帯電ロール12はこの発明の重要な特色
の一つであり、それは二成分現像装置におけるキ
ヤリヤ粒子と同様に電荷源として機能するばかり
でなく、ベルト18に堆積させるトナー粒子の量
を制御すなわち計量する。したがつて、供与ベル
ト18上に存在するトナー粒子の濃度は、ベルト
18とロール12との間に距離を設けかつ維持す
ることが基本要件であるので、計量/帯電ロール
12と、このロールに関連する処理条件によつて
制御される。
第2図に示すものは、この発明に係る装置9の
第二の実施例であつて、表面に摩擦帯電作用被膜
13をもつ計量/帯電ロール12、ドクタ・ブレ
ード14ほぼ同数の弱く正に帯電したトナー粒子
と弱く負に帯電したトナー粒子から成るトナー粒
子17が入つているトナー供給リザーバ16、供
与ベルト18、正に帯電したトナー粒子19、駆
動ロール20、アイドラー・ロール22、張力付
与手段24、可撓性像形成部材26、ロール2
7、加圧ブレード28、計量/帯電区域34に対
する加圧ブレード29、電圧源30(VC)、電圧
源32(VB)、帯電区域34(LC)、および現像
区域(LD)、から成つている。構成要素の移動方
向は矢印38で示してある。
第2図の装置は、第1図について説明したもの
とほぼ同様な仕方で動作する。したがつて、簡単
に述べるが、まず弱く帯電した絶縁性トナー粒子
17は、構成要素の運動、重力、および電圧源3
0(VC)による静電気作用の結果、供与ベルト
18の上に堆積する。そこでトナー粒子は帯電区
域34(LC)において計量/帯電ロール12と
摩擦接触して正に帯電したトナー粒子19にな
る。第1図と対照してみると、供与ベルト18は
ロール12とは円弧関係にはなく、反対にベルト
18はロール13に接線接触をしており、絶縁ト
ナー粒子によりその分だけロール13から離され
ており、ベルト18の裏側に置かれた柔軟なブレ
ード29によつてニツプ圧力が加えられている。
正に帯電したトナー粒子19は、そのあと供与ベ
ルト18に運ばれて、現像区域(LD)において
可撓性像形成ベルト26に接触し、そこで、トナ
ー粒子19は負に帯電している像形成部材26へ
転移する。加圧ブレード28は十分な力を加え
て、確実に距離36(LD)にわたつて、正に帯
電したトナー粒子を像形成部材26に接触させ
る。未使用の正に帯電したトナー粒子は、図示の
ように、トナー供給リザーバ16へ戻され、装置
内で再使用される。
第3図に示すものは、この発明に係る装置11
の第三の実施例であつて、表面に摩擦帯電作用被
膜13をもつ計量/帯電ロール12、弱く帯電し
た非磁性絶縁性トナー粒子17が入つているトナ
ー供給リザーバ16、正に帯電したトナー粒子1
9、柔軟性のある供与ロール20、剛性感光体像
形成部材27、ドクター・ブレード・シール4
0、ワイパー・ブレード・シール42、電圧源3
0(VC)、電圧源32(VB)、帯電区域34
(LC)、および現像区域36(LD)から成つてい
る。構成要素の移動方向は矢印38で示してあ
る。この発明に係る装置のこの単純化された変更
態様の場合、トナー粒子17は、計量/帯電ロー
ル12と柔軟性のある供与ロール20の間にある
帯電区域(ニツプ)34へ供給される。帯電区域
34においてトナー粒子17と計量/帯電ロール
の被膜13とが接触すると、トナー粒子17は正
電荷を取得する。正に帯電したトナー粒子19
は、そのあと、静電吸引により柔軟性のある供与
ロール20に付着した状態で、ロール20によつ
て剛性像形成部材27まで運ばれ、現像区域36
において像形成部材27へ吸着される。使用され
なかつたトナー粒子は図示のようにトナー供給リ
ザーバ16へ戻される。この実施例の場合、計
量/帯電ロール12も柔軟性のあるものにでき
る、すなわち、両ロール12,20を柔軟性のあ
るものにすることができる。一般に、柔軟性のあ
るロールは、電鋳ニツケル・スリーブに発泡材を
接着したものなど、各種の材料で構成するとがで
きる。
第4図および第5図に示すものは、この発明に
係る装置の第四および第五の実施例であつて、こ
れらの実施例は第3図とは形態上重要な相違があ
り、第四の実施例は可撓性像形成部材(第4図)
を有し、第五の実施例は剛性像形成部材(第5
図)を有する。両図中、類似構成要素には他の図
特に第3図に関して説明したものと同じ参照番号
が付してある。第4図および第5図の方法および
装置の動作は、第3図の方法および装置のそれと
ほとんど同じである。第4図および第5図に図示
されているのは、表面に摩擦帯電作用被膜13を
もつ計量/帯電ロール12、弱く帯電した非磁性
トナー粒子17が入つているトナー供給リザーバ
16、柔軟性のある供与ロール20、アイドラ
ー・ロール22(第4図のみ)、可撓性感光体像
形成部材26(第4図のみ)、剛性感光体像形成
部材27(第5図のみ)、ドクター・ブレード・
シール40、ワイパー・ブレード・シール42、
電圧源30(VC)、電圧源32(VB)、帯電区域
34(LC)、および現像区域36(LD)である。
構成要素の移動方向は矢印38で示してある。
この発明に係る装置の以上二つの変更態様につ
いて簡単に述べると、弱く帯電したトナー粒子1
7が、計量/帯電ロール12と柔軟な供与ロール
20との間の帯電区域(ニツプ)34へ供給され
る。ロール12およびロール20の移動により、
トナー粒子17は帯電区域34(LC)において
被膜13に摩擦接触し、トナー粒子は正電荷を帯
びる。正に帯電したトナー粒子19は、そのあ
と、柔軟性のある供与ロール20で可撓性像形成
部材26(第4図)または剛性像形成部材27
(第5図)へ運ばれ、現像区域36(LD)におい
て部材27は吸着される。未使用のトナー粒子
は、図示のように、ロール20によつてトナー供
給リザーバ16へ戻される。
この発明の装置は、たとえば第6図、第7図お
よび第8図に示す静電潜像形成装置を含むいろい
ろな像形成装置に使用することが可能である。第
6図は第1図、第2図および第4図の像形成部材
26に相当する像形成部材52を使用するゼログ
ラフイー像形成装置50を示す。この実施例の場
合、像形成部材52は、基層を、ポリカーボネー
ト内にN,N,N′,N−テトラフエニル−〔1,
1−ビフエニル〕4,4′−ジアミンまたは同様な
ジアミンが分散して含まれている輸送層で被覆
し、その上を三方晶系セレンの発生層で被覆して
構成することができる。像形成部材52は矢印5
4の方向に移動して、像形成部材の連続する部分
を進め、その移動径路の周囲に配置されている各
種の処理ステーシヨンを順次通過させる。像形成
部材はシート剥離ローラ56、駆動ローラ60、
およびローラ、61,63のまわりに掛け渡され
ている。さらに装置は、像形成部材52を所定の
可撓性にすなわち圧力に維持する目的で張力付与
手段(図示せず)を有しており、その張力レベル
は比較的弱く、部材52を容易に変形することが
できる程度である。第6図の説明を続けると、駆
動ローラ60は回転できるように取り付けられ、
像形成部材52を引つ掛けている。モータ66は
ローラ60を回転させ、部材52を矢印54の方
向に進める。ローラ60とモータ66とはベルト
駆動など適当な手段で連結されている。シート剥
離ローラ56は自由に回転することができるの
で、部材52は最小の摩擦で矢印54の方向に容
易に移動することができる。
最初に、像形成部材52のある部分が、帯電ス
テーシヨンHを通過する。帯電ステーシヨンHで
は、コロナ発生装置68が像形成部材52の光導
電性表面を比較的高いほゞ一様な電位に帯電させ
る。
次に、光導電性表面の帯電した部分は露光ステ
ーシヨンIへ進められる。原稿70は透明プラテ
ン72の上に下向きに置かれている。ランプ74
は原稿に光線を照射し、原稿70から反射した光
線がレンズ76を透過してその光像を形成する。
レンズ76は光像を光導電性表面の上に合焦さ
せ、その上に電荷を選択的に消散させる。この結
果、光導電性表面に、原稿70に含まれている情
報領域に相当する静電線像が記録される。
その後、像形成部材52は、その上に記録され
た静電潜像を現像ステーシヨンJへ進め、ここで
像形成部材52は正に帯電した絶縁性トナー粒子
19に接触する。現像シテーシヨンJには、第1
図に示した構成要素のすべて、すなわち、簡単に
述べると、計量/帯電ロール12、前記計量/帯
電ロール12上に含まれている摩擦帯電作用被膜
13、前記ロール12に対しある角度で図示され
ているドクター・ブレード14または別の角度で
図示されているドクター・ブレード14a、ほゞ
同数の正および負の電荷を所有し弱く帯電した非
磁性絶縁性トナー粒子17、供与ベルト18、正
に帯電したトナー粒子19、駆動ロール20、ア
イドラー・ロール22、張力付与手段24、加圧
ブレード28、前記ロール12用の電圧源30
(VC)、前記駆動ロール20および前記供与ベル
ト18用の電圧源32(VB)、計量/帯電区域3
4(LC)、および現像区域36(LD)が含まれて
いる。各種構成要素の移動方向は矢印38で示し
てある。トナー粒子の帯電と計量、および像形成
部材への吸着の詳細は、第1図について説明した
通りである。
次に、像形成部材52はトナー・パウダー像を
転写ステーシヨンKへ進める。転写ステーシヨン
Kでは、移動してきた支持材シート80がトナ
ー・パウダー像に接触する。シート80はシート
給送装置(図示せず)によつて転写ステーシヨン
Kへ進められる。シート給送装置は給送ロールが
シート・スタツクの一番上のシートに接触してい
るものが好ましい。給送ロールはスタツクから一
番上のシートをシユートへ送り出すように回転
し、シユートは進行する支持材シートを案内し、
転写ステーシヨンKにおいて現像されたトナー・
パウダー像と進行する支持材シートとが接触する
ように調時させて、部材52の光導電性表面に接
触させる。
転写ステーシヨンKには、シート80の裏側に
イオンを照射するコロナ発生装置82が設置され
ていて、トナー・パウダー像を光導電性表面から
シート80へ吸引する。転写後、シート80はコ
ンベヤ(図示せず)によつて矢印54の方向に定
着ステーシヨンLへ移動すう。
定着ステーシヨンLには、転写したトナー・パ
ウダー像をシート80に永久的に固着させる定着
装置84が設置されている。定着装置84は加熱
定着ローラ86とバツクアツプ・ローラ88をも
つものが好ましい。シート80は定着ローラ86
とバツクアツプ・ローラ88の間を通過し、この
ときトナー・パウダー像が定着ロール86に接触
する。このようにして、トナー・パウダー像がシ
ート80へ永久的に固着される。定着後、シユー
トが進行するシート80をキヤツチ・トレイへ案
内し、そのあと複写機からシートが取り出され
る。
通常、像形成部材54の光導電性表面から支持
材シートが分離された後には、若干の残留粒子が
光導電表面に付着したままになつているが、これ
らの残留粒子は清掃ステーシヨンMにおいて光導
電性表面から除去される。清掃ステーシヨンMに
は、光導電表面に接触して回転することができる
よう取り付けた繊維ブラシ90が設置されてお
り、このブラシ90が光導電性表面に接触して回
転することにより光導電性表面から粒子が清掃さ
れる。清掃に引き続き、放電ランプ(図示せず)
が光導電性表面を光で照射し、次の連続する像形
成サイクルの帯電に先立つて、その上に残つてい
る残留静電荷を消散させる。
第7図および第8図は、たとえば第7図が第2
図の構成要素を含んでおり、第8図が第5図の構
成要素を含んでいることを除いて、第6図につい
て説明したものとほゞ同様なゼログラフイー像形
成装置を示す。したがつて、第7図の装置の動作
は第2図および第6図について説明した通りであ
り、第8図の装置の動作は第4図および第6図に
ついて説明した通りである。
この発明の特徴を取り入れた電子写真式印刷装
置の一般的動作について述べたが、この発明の目
的のためには、以上の説明で十分であると考え
る。
計量/帯電ロール12の中心部は中空または中
実にすることができ、装置内で動作するのに十分
な強度のものであれば、たとえばアルミニウム、
鋼、鉄、高分子材料等を含む多数の既知の適当な
材料で作ることができるが、好ましい芯材はアル
ミニウムである。一般に、芯の半径は約0.64〜
5.08cm(0.25〜2インチ)であるが、約1.27〜
2.54cm(0.5〜1インチ)が好ましい。アイドラ
ー・ロール22はロール12と同じ材料で作るこ
とができ、このロールの直径は約0.64〜2.54cm
(0.25〜1インチ)の範囲にある。
計量/帯電ロール12上に含まれている被膜1
3は、被膜キヤリヤ粒子に用いられている多くの
同種材料を含め、この分野で知られた多数の適当
な材料より選ぶことがでできる。トナー粒子に付
与する電荷の種類にしたがつて、被膜が選ばれ
る。したがつて、もし、トナー粒子に正電荷を与
えようとするのであれば、負電荷を取得すること
ができる被膜が用いられる。これらの被膜には
FPC461として市販されているトリフルオロクロ
ロエチレンと塩化ビニルの共重合体を含む重合体
など各種の電気陰性材料が含まれる。その他の使
用可能な電気陰性材料としては、フツ化ポリビニ
リデン、ポリテトラクロロフルオロエチレン、パ
ーフルオロアルコキシ化エチレン、ポリテトラフ
ルオロエチレン、塩化ポリビニル等の高ハロゲン
化重合体がある。もし、トナー粒子に負電荷を与
えようとするのであれば、正電荷を取得すること
ができる被膜が用いられる。そのような被膜の例
としては、ポリビニルピリデン;ポリメチルメタ
クリレート−ポリスチレン−n−ブチルメタクリ
レートシランのようなメタクリレートのターポリ
マー;ポリカプロラクタム等の各種の電気陽性材
料がある。そのほか、トナー粒子17に正または
負電荷を付与するために、以下述べるような電荷
調整剤を含有する熱可塑性トナー樹脂に似た材料
を被膜13として用いることができる。塩化セチ
ルピリジニウムなどのアルキルピリジニウムハロ
ゲン化合物、米国特許第3970571号に開示されて
いる第四アンモニウム化合物、モルホリニウム化
合物、ヒドラゾニウム化合物等を含め、各種の適
当な電荷調整剤を用いることができる。一般に、
電荷調整剤は約0.1〜10%の範囲の量が含まれる。
被膜13の厚さは、広範囲にわたり変えること
ができ、経済的考慮を含む多くの要素によつて決
まるが、一般には約2.54〜127μm(0.1〜5ミル)
であり、約2.54〜76.2μm(1〜3ミル)が好ま
しい。好ましい実施例の場合は、被膜13の厚さ
が25.4μm(1ミル)であり、特に、この発明の
実施例にその厚さを用いたとき、優れた総合性能
が得られる。
第1図および第2図に図示した供与ベルト18
は、たとえば、カーボン・ブラツク含有塗料(ポ
リマーマトリツクス)または第四アンモニウム塩
などポリマー用の導電性付与剤であるドーパンツ
(dopants)で被覆されたアルミメツキ・マイラ
ー、Krylon1602として市販されているKrylonつ
や消し黒色塗料で被覆された継目なし電鋳ニツケ
ルベルト、カーボン・ブラツクなどの導電性付与
剤を含有する継目なし押出し重合体スリーブ、表
面にざらざらのきめを与てるように処理された裸
の電鋳ニツケルスリーブを含む、多くの適当な材
料で作ることができる。トナーの計量ミスを防止
するため、ベルトは継目なしが好ましい、供与ベ
ル表面のきめのピークピーク変差は0.5〜5μmの
範囲にあり、空間変動値は5〜100μmの範囲に
ある。供与ベルトの長さは、使用される形状によ
つて決まる。したがつて、第1図および第2図の
場合、その長さは約10.16〜50.8cm(4〜20イン
チ)である。ここに指適する通り、第1図の供与
ベルト18はロール12に対し円弧を形成してい
るが、第2図の場合供与ベルト18は円弧を形成
していない。また、第3図の実施例の場合、ベル
トは使用されていない。
第1図の駆動ロール20は、一般に導電性ゴム
等の導電性材料で作られている。このロールの直
径は約0.64〜3.82cm(0.25〜1.5インチ)であり、
約0.13〜2.54cm(0.5〜1インチ)が好ましい。第
2図の駆動ロール20とアイドラー・ロール22
は、一般に円周方向と軸方向の溝によつて形成さ
れた多数の導電性ゴム部分から成つており、この
ゴム部分がベルト縁案内部の助けを借りて給与ベ
ルトの走行を可能にしている。第3図の柔軟性の
ある供与ロール21は、一般にポリウレタンフオ
ームまたはシリコンゴムなどの弾力性のある芯
を、電鋳ニツケル、またはカーボン・ブラツク含
有の押出し重合体など継目なしの可撓性導電性ス
リーブで被覆したこのから成つている。電鋳ニツ
ケルなどの導電性スリーブは、第1図および第2
図の供与ベルト18について先に述べた材料で被
覆することができる。
像形成部材26,27の実例は、無定形セレ
ン;セレンとテルル、セレンとヒ素、セレンとア
ンチモン、セレンとテルルとヒ素の合金を含むセ
レン合金;硫化カドミウム;酸化亜鉛;ポリビニ
ルカルバゾール;注入接触剤としてポリマー中に
分散させた炭素を含有する層状有機感光体などの
無機および有機感光材料を、輸送層で被覆し、そ
の上を発生層で被覆し、最後に絶縁性有機樹脂
(米国特許第4251612号参照)で被覆したものであ
る。また米国特許第4265990号に記載されている
ような、基層、ポリマー中に分散しているジアミ
ンなどの輸送層、および三方晶系セレンなどの発
生層で構成された像形成部材も、この発明の範囲
に含まれる。
その他の有機感光材料としては、4−ジメチル
アミノ−ベンジリデン、ベンズヒドラジド;2−
ベンジリデン−アミノ−カルバゾール、4−ジメ
チルアミノ−ベンジリデン、2−ベンジリデン−
アミノ−カルバゾール、ポリビニルカルバゾー
ル;(2−ニトロ−ベンジリデン)−P−ブロモ−
アニリン;2,4−ジフエニルキナゾリン;1,
2,4−トリアジン;1,5−ジフエニル−3−
メチルピラゾリン;2−(4′−ジメチル−アミノ
フエニル)ベンゾキサゾール;3−アミノ−カル
バゾール;ポリビニルカルバゾール−トリニトロ
フルオレノン電荷移動錯体;フタロシアニン及び
それらの混合物等がある。一般に、ほとんどの有
機感光体の場合のように感光体を負に帯電させる
場合は、正に帯電したトナー粒子が使用される。
これに対し、セレンなどほとんどの無機感光体の
場合のように感光体を正に帯電させる場合は、負
に帯電したトナー粒子が使用される。
ここで使用する用語“可撓性像形成部材”は、
一般に容易に変形させることが可能な材料を意味
し、米国特許第4265990号に記載されているよう
なものである。可撓性像形成部材の使用例を第1
図、第2図、第4図、第6図、第7図および第8
図に示す。これとは対照に、第3図および第5図
に示す剛性像形成部材は容易に変形させることは
できなく、そのような部材は、無定形セレンのよ
うにたわみにくくすなわち堅く、可撓性基材上に
堆積させられない。
構成部品の速度比、帯電区域の長さ、現像区域
の長さ、電圧VC、VB、およびこの発明の装置お
よび方法のその他のパラメータは、使用される形
態に応じて変えることができる。たとえば、第1
図について説明すると、計量/帯電ロール12と
供与ベルト18の速度比は約−4〜−1の範囲で
変り、約−2〜−3の範囲が好ましい。したがつ
て、この実施例の場合、計量/帯電ロール12は
供与ベルト18の速度より大きな速度で動いてい
る。供与ベルト18と像形成部材26との速度比
は、この実施例の場合、約1〜4の範囲であり、
約2〜3が好ましい。したがつて、供与ベルト1
8は可撓性像形成部材26よりも約1〜4倍速く
動いている。
第2図について説明すると、計量/帯電ロール
12と供与ベルト18の速度比は約−2〜0の範
囲であり、約−1/2〜1/3が好ましい。したがつ
て、この実施例の場合、供与ベルト18は、計
量/帯電ロール12の約2倍の速度からそれと同
じ速度までの範囲で動いている。第3図について
説明すると、計量/帯電ロール12と柔軟性のあ
る供与ベルト20との速度比は、第2図の構成要
素について説明した速度比と本質的に同じであ
る。
さらに、第1図について説明すると、計量/帯
電区域34の長さLCは、約0.20〜2.54cm(0.08〜
1インチ)の範囲にあり、約0.76〜1.27cm(0.3〜
0.5インチ)が好ましい。他方現像区域36の長
さLDは、約0.13〜1.27cm(0.05〜0.5インチ)の範
囲にあり、約0.15〜0.25cm(0.06〜0.1インチ)が
好ましい。以上の距離は、この発明の目的を達成
さえすれば、大きくも小さくもできる。
さらに、第2図について説明すると、長さLC
は、約0.13〜0.25cm(0.05〜0.1インチ)の範囲に
あり、約0.20cm(0.08インチ)が好ましい。他方
長さLDは、第1図についての長さLDとほゞ同じ
である。第3図の長さ、すなわちLCとLDは、第
2図について前述した長さとほゞ同じであり、す
なわち、たとえば、長さLCは約0.13〜0.25cm
(0.05〜0.1イチ)の範囲にあり、約0.20cm(0.08
インチ)が好ましい。長さLDは約0.13〜1.27cm
(0.05〜0.5インチ)の範囲にあり、約0.15〜0.25
cm(0.06〜0.10インチ)が好ましい。
ロール12と供与ベルト18の間の帯電区域
LCにおける圧力は、ばね24によつて加えられ
た供与ベルト18の単位幅当りの張力を、ロール
の半径で割ることによつて得られる。一般に、そ
の圧力0.007〜0.07Kg/cm2(0.1〜1ポンド/平方
インチ)の範囲にあり、約0.014〜0.05Kg/cm2
(0.2〜0.7ポンド/平方インチ)が好ましい。供
与電極18と像形成部材26の間の現像区域LD
における圧力は、加圧ブレード28によつて与え
られる、トナー粒子を像形成部材に連続して接触
させることができるだけの大きさでなければなら
ない。一般に、この圧力は、約0.07〜0.7Kg/cm2
(0.1〜10ポンド/平方インチ)の範囲にあり、約
0.14〜0.28Kg/cm2(2〜4ポンド/平方インチ)
が好ましい。第2図について説明すると、ブレー
ド28が及ぼす単位ブレーオ長当りの力は、約
0.05〜0.18Kg/cm(0.3〜1ポンド/インチ)の範
囲にあり、約0.09〜0.13Kg/cm(0.5〜0.7ポン
ド/インチ)が好ましい。
ブレード14または14aの角度は、約30°〜
180°の範囲にあり、約30°〜45°が好ましい。90°以
上のブレード角の場合、ブレードは好ましい135°
〜185°の清掃角をもつワイパーである。コこのド
クター・ブレードはプラスチツク、ナイロン、
鋼、アルミニウム等の多くの適当な材料で作るこ
とができる。
正電荷トナー帯電装置の場合、電圧VCは約+
25〜+200ボルトの範囲にあり、第1図、第2図
および第3図については約+75〜+125ボルトが
好ましい。電圧VBは一般に約+75〜+450ボルト
または約−75〜−450ボルトの範囲にあり、約−
500ボルトの像電位と約−10ボルトの背景電位で
負に帯電している感光体に対しては約−200〜−
250ボルトが好ましい。上記の感光体の電位は、
誘電率が3で、厚さが約27μmの有機感光体に対
する典型的な値である。
第1図の装置について説明すると、好ましい実
施例における速度比は−3、電圧VCは+100ボル
ト、電圧VBは−250ボルト、像形成部材26に対
する供与ベルト18の速度比は2、ニツプ長さ
LCは1.02cm(0.4インチ)、ニツプ長さLDは0.20cm
(0.08インチ)である。
各図において、トナー粒子の帯電は、計量/帯
電ロールと供与ベルトまたは他のロールなどの第
二の要素との間にある帯電区域において生じる。
これらの構成要素は、間に入つているトナー粒子
によりその分だけ互いに隔てられており、その間
隔は一般にトナー粒子約一層に等しい。この距離
は、トナー粒子一層よりも少なくまたは多くする
ことができるが、あまり多くの層は望ましくな
い。その理由は、計量/帯電ロール12から遠く
離れている下の層はロール12によつて十分に帯
電させることができないからである。
供与ベルト上に計量されるトナー粒子17の量
は、システム・パラメータを変えることにより好
きなように制御することができるが、一般に、堆
積されるトナー粒子の量は、主として以下の六つ
の要因によつて決まる。
1 被膜13と絶縁トナー粒子17との摩擦帯電
関係。
2 計量/帯電ロールのバイアス電圧VC
3 計量/帯電ロール12と供与ベルト18との
相対速度比。
4 計量/帯電ロール12と供与ベルト18間の
ニツプ距離34の長さLC
5 供与ベルト18に加える圧力の大きさ。たと
えば、もし大きな値の圧力を加えると、計量/
帯電ロール12と供与ベルト18との間には実
質上すきまがなくなるので、トナー粒子17は
帯電ニツプLCに入ることができない。
6 供与ベルト18の表面のきめの程度。
一般に、供与ベルト18または柔軟性のあるロ
ール20上に堆積されるトナー粒子の量は、トナ
ー粒子約一層から数層までの範囲にすることがで
きる。たとえば、堆積されるトナー粒子の量は、
約0.1〜3mg/mm2の範囲にすることができ、約0.5
〜1mg/mm2が好ましい。先に指摘したように、ト
ナー粒子の厚さによつて、図示の計量/帯電ロー
ルと供与ベルトまたは他のロールとの間の距離が
定まる。
トナー層が供与ベルトの移動によつて運搬され
るとき、たとえば、トナーと計量/帯電ロールと
の摩擦長さLrはLr=(V−1)LCの形で表わされ
る。ここで、Vは計量/帯電ロールの速度と供与
速度との比であり、LCはトナー帯電区域34の
長さである。二つの面が反対の方向に移動する場
合、Vは負であるから、Vが−3、LCが0.4のと
き、摩擦長さLrは4.06cm(1.6インチ)になる。
トナーを十分に帯電させるために必要な摩擦長さ
は、主として帯電ニツプ圧力と、トナーと計量/
帯電ロールとの摩擦帯電とによつて決まる。帯電
ニツプ圧力は、ベルト張力と計量/帯電ロールの
半径とによつて定まるが、供与ベルトの裏側に当
てられたフオーム・パツトで付加圧力を与えるこ
とができることに注目されたい。
以上説明した現像装置は磁性トナーを必要とし
ないものであるが、現像ユニツトの両端をシール
するために機械的および(または)電気的手段を
使用することができる。この目的には、フオー
ム・ゴムまたはフエルトなどの材料が適してい
る。フエロ流体(ferrofluid)を用いる磁気シー
ルはもう一つのシーリング法を示す。そのほか、
単に磁性(絶縁性)トナーと適当な磁石を使つ
て、磁気シールを得ることがでよう。
トナー供給リザーバに入つている揺動されたト
ナー粒子は、非常に多くの使用可能な絶縁性材
料、より詳細にはトナー樹脂および着色剤の中か
ら作ることができる。さらに、トナー剤に電荷増
強添加物を入れることができる。その添加物はト
ナー粒子を迅速に帯電させることができると同時
に、その電荷を保持することができるメカニズム
を付与するものである。
樹脂材料の実例としては、たとえば、ポリアミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニ
ル樹脂、およびジフエノールから成るジオルとジ
カルボン酸の重合エステル化生成物がある。この
装置のトナーには、ホモポリマーまたは2以上の
ビニル単量体の共重合体を含む適当なビニル樹脂
を用いることができる。そのようなビニル単量体
の代表的なものとして、スチレン、P−クロロス
チレンビニルナフタリン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン不飽和
モノオレフイン;塩化ビニル、臭化ビニル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、
酪酸ビニル等のビニルエステル;アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、n−アクリル酸ブチル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデシル、n
−アクリル酸オクチル、2−アクリル酸クロロエ
チル、アクリル酸フエニル、アルフアクロロアク
リル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル等のアルフアメチ
レン樹脂族モノカルボン酸のエステル;アクリロ
ニトリル、メタアクリロニトリル、アクリルアミ
ド、ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエステ
ル;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケト
ン、メチルイソブロペニルケトン等のビニルケト
ン;塩化ビニリデン、クロロフツ化ビニリデン等
のハロゲン化ビニリデン;N−ビニルインドー
ル、N−ビニルピロリデン等;およびそれらの混
合物がある。
さらに、この発明のトナー剤の好ましい樹脂材
料として、ジカルボン酸とジフエニルから成るジ
オルとのエステル化生成物も使用することができ
る。これらの材料は米国特許第3655374号に例示
されており、参考までにすべてを記載すると、ジ
フエノール反応物は上記特許の第5行に始まり、
第4列に示す式のものであり、ジカルボン酸は上
記特許の第6列に示す式のものである。樹脂は、
トナーのすべての成分の合計が約100%になるよ
うに存在する。したがつて、アルキルピリジン化
合物が重量で5%、カーボン・ブラツクなどの顔
料が重量で10%含まれる場合は、重量で約85%の
樹脂材料が使用される。
トナー樹脂粒子の直径はさまざまであるが、一
般に約5〜30ミクロンの範囲にあり、約10〜20ミ
クロンが好ましい。
トナー粒子の着色剤としては、各種の適当な顔
料または染料を使用することができるが、そのよ
うな物質は周知であり、たとえば、カーボン・ブ
ラツク、ニグロシン染料、アニリン・ブルー、カ
ルコ・オイル・ブルー、クロム・イエロー、ウル
トラマリン・ブルー、デユポン・オイル・レツ
ド、メチレン・ブルー・クロライド・フタロシア
ニン・ブルー、およびそれらの混合物がある。記
録部材の上に鮮明な可視像が形成されるように、
顔料または染料は十分に着色するだけの量が含ま
れているべきである。たとえば、原稿を普通のゼ
ログラフイー法でコピーしたいときは、トナーに
は、カルボン・ブラツクなどの黒色顔料またはナ
シヨナル・アニリン・プロダクツ・インコーポレ
ーシヨン(National Aniline Products Inc.)か
ら市販されているアマプラス(Amaplast)黒色
染料などの黒色染料を含めることができる。顔料
はトナーの合計重量を基準にして、約3%〜20%
の範囲の量を用いることが好ましいが、染料を着
色剤として用いる場合は、使用量をかなり少なく
することができる。
先に指摘したように、主として、トナー樹脂に
正電荷を帯びさせる目的で、トナー(樹脂に着色
剤を加えたもの)に各種の電荷増強添加物を含め
ることができる。そのような添加物の例として
は、米国特許第3970571号に記載されている第四
アンモニウム化合物や、塩化セチルピリジニウム
などのアルキルピリジニウムハロゲン化合物があ
る。
この開示内容を読まれた、この分野の専門家
は、この発明について他のの修正を思い浮べるで
あろうが、これらの修正はこの発明の範囲に含ま
れるものと考える。
本発明によれば、帯電/計量ロール手段と、絶
縁性トナー運搬手段の双方の可動表面が、その間
に設けられた帯電区域内に含まれる絶縁性トナー
粒子の分だけ隔置されているので、トナー粒子を
正確に計量することができる。また、帯電/計量
ロール手段の可動表面が摩擦帯電作用皮膜を有
し、この摩擦帯電作用皮膜と絶縁性トナー粒子と
が帯電区域内で摩擦されて、両者の間に存在する
摩擦帯電関係によつてトナー粒子が帯電される。
従つて、、従来一般に用いられているキヤリヤ粒
子を使用せずに、トナー粒子を計量すると同時に
正または負のいずれかの所定の極性に効率良く帯
電させることができる。
さらに、帯電/計量ロールに対し印加されたバ
イアス電圧により、帯電区域の入口付近にきた帯
電トナー粒子に静電気力が作用し、その結果、バ
イアスされたロールと同じ極性に帯電しているト
ナー粒子は静電気力でトナー粒子運搬手段へ導か
れて吸引され、他方反対の電荷を帯びたトナー粒
子すなわち誤符号トナー粒子は、静電気力により
ロールへ吸着される。従つて、帯電区域の入口は
静電トナーフイルタ手段と同じ機能を有する。よ
つて正確かつ迅速な帯電を行つて誤符号トナーの
像形成手段への運搬を阻止し、トナー粒子が背景
領域へ付着するのを防止する。
また、導電性トナー粒子でなく絶縁性トナー粒
子を使用しているので、普通(導電性)紙へ良好
に転写することができ、また静電気力を利用して
背景制御を行うため、トナーは非磁性でよく、よ
つて非磁性静電運搬装置を用いてトナー粒子の運
搬を行うことができ、また磁性材料を用いないで
カラー像を現像することもできる。
さらに、キヤリヤ粒子を用いないでもキヤリヤ
粒子を用いたものに匹敵する品質、すなわち二成
分像品質が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る装置および方法の第一
の実施例の略図、第2図はこの発明に係る装置お
よび方法の第二の実施例の略図、第3図はこの発
明に係る装置および方法の第三の実施例の略図、
第4図はこの発明に係る装置および方法の第四の
実施例の略図、第5図はこの発明に係る装置およ
び方法の第五の実施例の略図、第6図は第1図の
装置および方法を組み入れた静電写真像形成装置
の略図、第7図は第2図の装置および方法を組み
入れた静電写真像形成装置の略図、および第7図
は第4図の装置および方法を組み入れた静電写真
像形成装置の略図である。 図中、主要要素の参照番号は下記の通りであ
る。7,9,11……この発明に係る装置、12
……計量/帯電ロール、13……摩擦帯電作用被
膜、14……ドクター・ブレード、14a……別
のドクター・ブレード、16……トナー供給リザ
ーバ、17……弱く帯電したトナー粒子、18…
…供与ベルト、19……正に帯電したトナー粒
子、20……駆動ロール、22……アイドラー・
ロール、24……張力付与手段、26……可撓性
像形成部材、27……剛性像形成部材、28,2
9……加圧ブレード、30……電圧源(VC)、3
2……電圧源(VB)、34……計量帯電区域
(LC)、36……現像区域(LD)、40……ドクタ
ー・ブレード・シール、42……ワイパー・ブレ
ード・シール、50……ゼログラフイー像形成装
置、52……像形成部材、56……シート剥離ロ
ーラ、駆動ローラ、61,63……ローラ、66
……モータ、68……コロナ発生装置、70……
原稿、72……透明プラテン、74……ランプ、
76……レンズ、80……支持材シート、82…
…コロナ発生装置、84……定着装置、86……
定着ローラ、88……バツクアツプローラ、90
…繊維ブラシ、H……帯電ステーシヨン、I……
露光ステーシヨン、J……現像ステーシヨン、K
……転写ステーシヨン、L……定着ステーシヨ
ン、M……清掃ステーシヨン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性トナー粒子の帯電と計量を同時に行う
    帯電/計量ロール手段と、 該帯電/計量ロール手段に隣接して配置されて
    絶縁性トナー粒子を帯電/計量ロール手段から像
    形成手段へ運搬する絶縁性トナー粒子運搬手段
    と、 前記帯電/計量ロール手段を電気的にバイアス
    する手段と、 前記絶縁性トナー粒子運搬手段を電気的にバイ
    アスする手段と、 を備え、 前記帯電/計量ロール手段が摩擦帯電作用皮膜
    を有する可動表面を持ち、 前記絶縁性トナー粒子運搬手段も可動表面を有
    し、 前記帯電/計量ロール手段と絶縁性トナー運搬
    手段の双方の可動表面が、その間に設けられた帯
    電区域内に含まれるトナー粒子の分だけ隔置さ
    れ、 前記帯電/計量ロール手段の可動表面は前記絶
    縁性トナー粒子運搬手段の可動表面とは反対の方
    向に移動し、 前記帯電/計量ロール手段の可動表面と前記絶
    縁性トナー粒子運搬手段の可動表面とが絶縁性ト
    ナー粒子を供給するリザーバの壁の一部を形成す
    る、 ことを特徴とするトナー粒子帯電装置。 2 前記トナー粒子運搬手段は、前記帯電区域に
    おいて帯電/計量ロール手段の可動表面の廻りを
    円弧状に包むように曲げられたトナー粒子供与ベ
    ルト手段であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のトナー粒子帯電装置。
JP57126612A 1981-07-27 1982-07-20 トナ−粒子帯電装置及び方法 Granted JPS5825670A (ja)

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