JPH0466028B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466028B2
JPH0466028B2 JP56119929A JP11992981A JPH0466028B2 JP H0466028 B2 JPH0466028 B2 JP H0466028B2 JP 56119929 A JP56119929 A JP 56119929A JP 11992981 A JP11992981 A JP 11992981A JP H0466028 B2 JPH0466028 B2 JP H0466028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image
paper
recording
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56119929A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5821269A (ja
Inventor
Kenichi Wada
Mikio Masui
Masaya Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP56119929A priority Critical patent/JPS5821269A/ja
Priority to DE19823228570 priority patent/DE3228570A1/de
Publication of JPS5821269A publication Critical patent/JPS5821269A/ja
Priority to US06/703,463 priority patent/US4568169A/en
Publication of JPH0466028B2 publication Critical patent/JPH0466028B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、一枚のシートを両面に作像記録す
る両面記録装置に関する。
従来、複写機等において、一枚のシートを両面
に作像し記録できるようにしたものは、例えば特
公昭53−97843号公報で知られているように、給
紙カセツトと排紙トレイとの間に中間トレイを配
置し、給紙部から作像部へ供給されて表面に対し
作像記録された各シートを、一旦前記中間トレイ
へ積層収納し、表面に対する記録が終了した後、
中間トレイ積層収納されている表面記録後のシー
トを送り出して作像部へ再送し、それらシートの
各他面に対し作像記録することにより、両面記録
を行うようにしている。
このようなものでは、両面記録用の中間トレイ
を給紙カセツトと排紙カセツトとの間に配置しな
ければならないから、装置が大型化する。また、
中間トレイ中に積み重ねられた表面記録後のシー
ト間には、その表面記録時の転写工程におけるコ
ロナチヤージに起因した静電吸着力が作用し、中
間トレイから表面記録後のシートを給紙ローラに
よつて一枚一枚送り出す際に、一度に多数枚のシ
ートが送り出されるおそれがある。このため、中
間トレイに積層収納されるシートを充分に除電す
る手段が必要である。さらに、表面記録後のシー
トは、一旦中間トレイに積層収納した後、その上
下どちらかの側のものか順次一枚宛送り出して、
残る裏面に対する次の記録に供されるから、それ
ら両面記録のためのシーケンス制御が複雑になる
し、表面へ記録と裏面への記録との切換の間にロ
スタイムが生じる。また、像形成されたシートを
積層して、これに給紙ローラで圧力をかけるた
め、この圧力部の裏面が下のシート表面の像によ
つて汚れるという不都合も生じる。
目 的 この発明は、一側部の給紙手段から作像手段へ
シートを給紙して像形成に供し、像形成後のシー
トを他側部の排紙手段によつて外部に排紙するよ
うにした記録装置において、前記排紙手段に到達
した表面像形成後のシートを給紙手段側に返送し
て表裏反転状態にて作像手段に再給紙し裏面の像
形成に供するシート返送手段と、前記排紙手段に
設けられ、前記作像手段で像形成されたシート
を、前記排紙手段から装置外に排紙するか、前記
シート返送手段に送り込むかを切換えるシート搬
送路切換手段とを備え、前記給紙手段からn(n
≧2)枚のシートを順次供給して作像手段での表
面の像形成を連続的に行い、表面像形成後のn枚
のシートを前記シート返送手段によつて連続的に
返送して前記像形成手段に表裏反転状態にて再給
紙し、n枚目のシートの表面像形成に引き続いて
この表面像形成後のn枚のシートの作像手段によ
る裏面の像形成の連続的に行い、裏面像形成後の
シートを排紙手段によつて装置外に排紙して両面
記録を終え、さらに引き続いて前記両面記録動作
を所定回数繰り返し実行することにより、m(m
>n)枚のシートに対して両面記録を行い、かつ
選択された数nの情報およびシートのサイズの情
報に応じて、前記シート返送手段のシートの返送
速度を可変とすることにより、前記従来の欠点を
解消することを目的とするものである。
実施例 第1図はこの発明に係る電子複写機の一例を示
すものである。同図において、1は複写機本体で
あつて、その略中央部に感光体ドラム2が矢符方
向へ回転駆動さるように設けられている。ドラム
2の周囲には、帯電用チヤージヤ3、露光用スリ
ツト部4、現像装置5、転写用チヤージヤ6、分
離除電用チヤージヤ7、分離爪8、クリーニング
装置9およびイレーサランプ10が、ドラム2の
回転方向に順次配設され、ドラム2の回転に伴つ
てその表面の同一部に対し順次作用し、同期して
搬送される複写紙上にトナー像を転写させる作像
部Aをなしている。
この作像部Aでは、感光体ドラム2表面のクリ
ーニング装置9によりクリーニングされた部分に
対し、先ずイレーサランプ10によつて除電した
後、帯電用チヤージヤ3により荷電する。ドラム
2のこの荷電表面には、前記露光用スリツト部4
を通じて後述するレーザ光学系12からの画像情
報を逐次照射して静電潜像(画像パターン)を形
成する。次にこの静電潜像を現像装置5によつて
トナー現像し、現像後のトナー像を同期をとつて
送られてくる複写紙上へ転写用チヤージヤ6によ
つて転写させる。さらに、転写後の複写紙は、分
離除電用チヤージヤ7および分離爪8によつてド
ラム2の表面から分離される。そして、複写紙が
分離された転写後のドラム2表面は、クリーニン
グ装置9により残留トナーをかき落された後、前
記したイレーサランプ10による除電工程に戻
る。
前記レーザ光学系12は、レーザ13からのレ
ーザビームを、変調器14により回折してオン、
オフ制御し、レンズ系15によつてビーム径が制
御され、高速回転する多面鏡16によりレンズ系
15を経たレーザビームを反射させて、露光用ス
リツト部4を通じドラム2表面上へ照射しスキヤ
ンして、同ドラム2表面に前記静電潜像としての
画像パターンを形成するものである。
作像部Aの左側には、その転写部すなわち感光
体ドラム2と転写用チヤージヤ6との間へ複写紙
を送り込む給紙部Bが、また、作像部Aの右側に
は前記転写後にドラム2から分離された複写紙上
の転写トナー像を加熱融着させる定着器17およ
び、定着器17を経た複写紙を排出させる排紙部
Cが、それぞれドラム2の下部近くで略横一例に
並ぶように配設されている。給紙部Bは、サイズ
の違う2種の複写紙PaおよびPbを収納する各給
紙カセツト18a,18bが、複写機本体1の一
側へ張り出す状態で上下に装着され、給紙ローラ
19a,19bを選択的に駆動することによつ
て、複写紙Pa,Pbの一方を給紙路20へ送り出
し、中間ローラ対21およびタイミングローラ対
22を経て、前記感光体ドラム2下の転写部へ、
ドラム2上のトナー像の移動との同期をとつて送
り込む。11は転写紙の手差し挿入部である。な
お、カセツト18a,18bは同一サイズであつ
てよ良く、サイズ信号をカセツトから得るように
しても良い。
給紙ローラ19a,19bの駆動は、図示しな
い動力源からの駆動力を、公知のスプリングクラ
ツチとソレノイド等によるクラツチ機構を介して
伝達することによつて行われ、給紙タイミング信
号はこのソレノイドの作動タイミングとして与え
られる。また、中間ローラ対21は最初停止して
いて、給紙カセツト18aおよび18bの一方か
ら給紙路20へ送り出されてくる複写紙Paまた
はPbを一旦止め、適宜なタイミングで駆動され
ることによりタイミングローラ対22へ送る。タ
イミングローラ対22もまた最初停止していて、
中間ローラ対21から送られてくる複写紙Paま
たはPbを一旦止め、感光体ドラム2上に形成さ
れるトナー像との同期をとつて出力されるタイミ
ングローラ作動信号により駆動されて転写部へ送
り込む。
23は転写部から送り出される複写紙を定着器
17へ送り込む搬送ベルト、24は定着器17か
ら送り出される複写紙を排紙部Cへ排出する排出
ローラである。排紙部Cには排出されてくる複写
紙を受け入れて積層収納する排紙トレイ25が設
けられる一方、排紙部Cから給紙部Bと作像部A
との間の給紙路20の途中へ、定着器17を経て
きた表面記録後の複写紙をその裏面に作像部Aに
よる像形成(トナー像の転写)を受けさせるべく
裏返して返送するシート裏返し返送手段Dが設け
られている。
シート裏返し返送手段Dは、複写機本体1の、
給紙部B、作像部Aよおび定着器17の下部に有
している下部偏平空間Eに対し着脱自在に装着さ
れるユニツトとして形成されている。シート裏返
し返送手段Dの複写機本体1からその複写紙排出
側へ突出している一端部に、前記排紙トレイ25
を着脱自在に装着した排紙部Cと、排出ローラ対
24から排出されてくる表面記録後の複写紙をい
わゆるスイツチバツク方式で裏返すスイツチバツ
ク通路26と、排出ローラ対24から排出されて
くる複写紙を排紙トレイ25側かスイツチバツク
通路26側かへ選択的に導くように切換えられる
ガイド爪27とが設けられている。スイツチバツ
ク通路26は、上方が開放されかつ使用最小複写
紙よりも短く下向きに凸の状態で若干湾曲した横
向き通路をなし、ガイド爪27部から下向きに送
られてくる複写紙を導入する導入ローラ対28,
29および、短い通路26へ完全に入つて突つ張
る複写紙を、前記一方のローラ29を共用して後
端より送り出す送出ローラ対29,30を有して
いる。
また、シート裏返し返送手段Dの前記複写機本
体下部偏平空間Eへ挿入される部分には、スイツ
チバツク通路26の送出ローラ対29,30から
送り出される裏返し後の複写紙を、給紙路20の
途中へ返送して送り込む搬送ベルト31とその搬
送面へ接する複数の補助ローラ32、および搬送
ローラ対33が、送出ローラ対29,30から給
紙路20側へ順次配設されている。給紙路20途
中の中間ローラ対21の手前の位置に、前記裏返
し返送される複写紙の送り込み口34が設けら
れ、その送り込み口34には、前記搬送ローラ対
33から送り込み口34へ送り込まれる複写紙
を、給紙路20の中間ローラ対21側へ向け裏返
し状態のままスムーズに進入させる湾曲した複写
紙返送ガイド35が設けられている。このガイド
35は複写機本体1内に固設されている。給紙路
20へその送り込み口34から送り込まれる裏返
し返送された複写紙は、搬送ローラ対33によつ
て中間ローラ対21に挾み込まれるまで搬送され
るべくし、中間ローラ対21、タイミングローラ
対22による前記と同様のタイミング調整(感光
体ドラム2上のトナー像に対する同期)を受けて
転写部へ送り込まれ、裏面に表面と同様トナー像
の転写すなわち記録を受けるようにしている。
前記排紙トレイ25は、シート裏返し返送手段
Dから外し、同手段Dを複写機本体1から外した
後に第3図の如く複写機本体1に対し直接にも装
着できるべくされている。36はシート裏返し返
送手段Dの排紙トレイ25装着部手前に配置され
た補助排出ローラ対、37はガイド爪27と共に
排出ローラ対24から補助排出ローラ対36側お
よび前記スイツチバツク通路26側への各複写紙
通路分岐部に配置された補助送りローラである。
複写機本体1内にはさらに、その上部の一隅
に、複写機の主として機械的動作をシーケンス制
御するプロセス・コントロール・ロジツク
(PCL)が設けられている。また、複写機本体1
は、基台38上に載置されている。この基台38
には、前記プロセス・コントロール・ロジツク
(PCL)に対しコントロール信号を与え、また前
記レーザ光学系12に対しデータ信号を与えるコ
ントロール・ユニツト(CU)が設けられている。
このコントロール・ユニツト(CU)は、図示し
ない外部コンピユータやワード・プロセツサ、あ
るいは磁気デイスク等の記憶装置等からの各種信
号を受ける。これによりレーザ光学系12の変調
器14に対する変調制御や、プロセス・コントロ
ール・ロジツク(PCL)に対するコントロール
信号(レーザ光学系12との同期信号等)がコン
トロール・ユニツト(CU)内で処理されて出力
される。基台38には、前記記憶装置を装着して
コントロール・ユニツト(CU)に信号を送るデ
イスケツト39が設けられるほか、図示しない
が、前記外部コンピユータやワード・プロセツサ
等の外部機器との接続部も設けられている。
以下、一枚の複写紙の両面に複写する場合の動
作を説明する。
給紙カセツト18a,18b中の複写紙Pa,
Pbの何れかが、給紙ローラ19aまたは19b
の動作により給紙路20へ送り出される。この複
写紙は中間ローラ対21およびタイミングローラ
対22のタイミング調整による同期後、感光体ド
ラム2と転写用チヤージヤ6との間の転写部に送
り込まれ、表面にドラム2上のトナー像を転写さ
れる。転写後の複写紙は、同用紙自身の腰の強さ
と分離除電チヤージヤ7とによつてドラム2から
分離され、搬送ベルト23によつて定着器17へ
送られる。ここで複写紙表面のトナー像が定着さ
れて、同表面に対する記録を終える。
表面記録後の複写紙は、排出ローラ対24によ
り排紙部Cへ排出されるが、ガイド爪27が一枚
の複写紙に対する両面記録指示に従つて第1図の
破線位置にあることにより、スイツチバツク通路
26へ案内され、同通路26で裏返された後、搬
送ベルト31および補助ローラ32と、搬送ロー
ラ対33とによつて給紙路20の途中へその送り
込み口34を通じて返送される。この給紙路20
へ返送された複写紙は、裏返しの状態のまま、中
間ローラ対21、タイミングローラ対22のタイ
ミング調整による同期後、感光体ドラム2および
転写用チヤージヤ6間の転写部へ再び送り込ま
れ、裏面にドラム2上のトナー像が転写される。
裏面にトナー像を転写された複写紙は、前記表
面に対するトナー像転写後と同様、ドラム2から
分離されて、搬送ベルト23により定着器17へ
送られ、裏面上のトナー像が定着される。これに
より複写紙はその両面への記録を完了して排出ロ
ーラ対24を経て排紙部Cに排出されるが、ガイ
ド爪27が一枚の転写紙に対する両面記録指示に
より第1図実線位置へ復帰していることによつ
て、補助排出ローラ対36側へ案内され、同ロー
ラ対36を経て排紙トレイ25へ排出される。
次に、連続して多数枚の両面記録を行う場合
は、一枚宛両面記録を行うのでは処理速度が可成
り遅くなつてしまうため、この発明では特に、n
(n≧2)枚の複写紙を連続的に給紙し表面に対
する記録を行いながら、その表面記録後の複写紙
を順次裏返し返送させて、n枚目の表面記録に次
いで、枚の複写紙に対する裏面への記録を行い、
この両面記録動作を1ブロツクとして繰返し実行
することによつて多数枚の複写紙に対する両面記
録を行うようにしている。
例えば、1ブロツクにおいて両面記録する複写
紙の枚数(以下ブロツク枚数と云う)nを3とし
た場合について説明すると、先ず、給紙部Bから
作像部Aに対し、第1図における複写紙P1,P2
P3が順次連続的に給紙され、それらの表面に対
する記録が連続的に行われる。この表面に記録さ
れる各複写紙P1,P2,P3は、ガイド爪27がブ
ロツク数3による両面記録指示により表面記録後
の複写紙P3が通過するまで第1図破線位置にあ
るため、全てスイツチバツク通路26を経て給紙
路20へ裏返し返送され、作像部Aにて順次裏面
に対し記録を受ける。第1番目の複写紙P1が両
面に記録を受けた後、排出ローラ対24により排
紙部Cへ排出されるときには、ガイド爪27は第
1図実線位置に戻されていて、両面記録後の各複
写紙P1,P2,P3は、排紙トレイ25へ排出され
る。
レーザ光学系12から感光体ドラム2上に露光
される作像パターンは、あらかじめ表、裏やブロ
ツク枚数n等の情報によつて決定されており、そ
の順序で出力される。例えば、ブロツク枚数3
で、連続頁物を一部宛記録する場合、最初の表面
記録に対し、1、3、5頁分を順次出力し、裏面
記録に対しては2、4、6頁分を順次出力させ、
2回目は表7、9、11頁分に次いで裏8、10、12
頁分を順次出力する。また3部宛の記録をブロツ
ク枚数3で行う場合、最初の表面記録に対し全て
1頁分を、また裏面記録に対しては全て2頁分を
それぞれ出力し、2回目は表面記録に対し全て3
頁分を裏面記録に対し4頁分を出力する。
第1図に破線で示される複写紙両面記録循環路
Qの長さに比し、ブロツク枚数nが3と少ない場
合、裏返し返送速度を可及的に速くして、n枚
目、すなわち3枚目の複写紙P3の表面に対する
トナー像転写後、表面記録後の一枚目の複写紙
P1を直ちに感光体ドラム2と転写用チヤージヤ
6との間の転写部へ送り込むべくすると、ロスタ
イムがなくなる。この早戻し方式は、ブロツク枚
数が少ない場合程有効であり、一枚の複写紙に対
する両面記録の場合にはさらに有効である。
第4図は、ブロツク枚数n=3の場合の、複写
紙P1,P2,P3に対する両面記録処理速度の一設
定例を示している。すなわち、通常の記録処理速
度130mm/sに対し、スイツチバツク通路26の
送出ローラ29,30から給紙路20途中の中間
ローラ対21までの複写紙返送速度を、600mm/
sと約4.6倍に設定している。なお複写紙サイズ
は210mm(A4横送り)、給紙ローラ19a,19
bと中間ローラ21との間隔100mm、中間ローラ
21からスイツチバツク通路導入ローラ対28,
29まで650mm、スイツチバツク通路送出ローラ
対29,30から中間ローラ21までの返送距離
が1400mmである。
これによつて、P1′,P2′,P3′と表面記録が通
常のインターバル時間Tをもつて順次なされるの
に対し、3枚目の表面記録P3′から前記同じイン
ターバル時間Tをおいて、1枚目の裏面記録
P1″が行われ、2、3枚目の裏面記録P2″,P3″と
続くから、両面記録のためのロスタイムが皆無と
なつている。
両面記録を行う所望枚数が、ブロツク枚数の整
数倍であれば、その倍数だけ前記ブロツク式両面
記録を繰返し行えばよいに対し、整数倍+ブロツ
ク枚数より少ない数である場合、整数倍分はブロ
ツク方式の両面記録を行い、ブロツク枚数よりも
少ない枚数に対しては、一枚宛両面記録を行うこ
とになる。例えば、ブロツク枚数n=3に設定さ
れていて、所望枚数が4であるとすれば、第4図
にP4′で示されている如く1回のブロツク方式に
よる両面記録終了後、通常の記録処理時間間隔で
4枚目の複写紙の表面に対する記録が行われ、次
いで早戻し処理を含む1回の裏面に対する所定記
録処理時間後にP4″で示されている如く4枚目の
複写紙の裏面に対する記録が終了する。
この場合、第4図で明らかなように、4枚目の
複写紙の表面に対する記録から、裏面に対する記
録までの間にロスタイムが生じる。もつとも、ブ
ロツク枚数より少ない枚数の両面記録に対してブ
ロツク方式の両面記録処理を行うこともできる
が、ブロツク枚数に対する端数の枚数の程度に応
じたロスタイムが生じる。
これを解消するには、所望枚数分の両面記録を
ブロツク方式の両面記録処理により過不足なく完
了すればよい。そこでこの発明では、さらに、ブ
ロツク枚数の任意に設定できるようにされる。次
に、任意の各設定ブロツク枚数において、設定ブ
ロツク枚数分の表面に対する記録終了後、直ちに
1枚目の裏面に対する記録が行われるようにする
ために、複写紙サイズとブロツク枚数とに応じ
て、複写紙の返送速度を可変とされる。
第5図は、そのような複写紙返送速度を可変と
する場合の、各設定ブロツク枚数に返送速度の一
設定例を示しており、返送速度が可変なほかは、
第4図の場合と同じ条件である。返送速度は、ブ
ロツク枚数が3枚までは第4図の場合と同じ600
mm/sとしているのに対し、ブロツク枚数が4枚
のときは300mm/s、5枚のときは200mm/s、6
枚のときは150mm/s、7枚のときは130mm/s、
8枚のときは95mm/s、9枚のときは80mm/s
と、第5図にPR3,PR4,…,PR9で示されるよ
うに、ブロツク枚数nの増加に伴つて返送速度を
変え、設定したブロツク枚数分の表面に対する記
録P4′,P5′,…,P9′後、1枚目の裏面に対する
記録が直ちに行われるようにしている。
今ブロツク枚数が4枚であるとすると、4枚の
複写紙の表面に対する記録がP1′,P2′,P3′,
P4′と進んだ後、直ちに裏面に対する記録P1″,
P2″,P3″,P4″と順次行われて、4枚の両面記録
が終了する。この場合の所要時間は約29秒であ
り、第4図の場合のように、n=3に固定され、
最後の1枚を独立して両面記録する場合の4枚の
両面記録に要する時間約35秒に対し大幅に短縮す
る。
なお、通常の記録装置においては、機械内に存
在するシートの枚数があまり多くなることは、ト
ラブル発生時の後処理等を考えると好ましくな
い。従つて、記録枚数がたとえば9枚の場合は、
ブロツク枚数n=9とするよりは、n=3として
それを3回くり返すようにすれば良い。
また、返送速度を可変として、ブロツク枚数を
可変とする場合においても、その速度の可変段数
も少ない方が好ましい。従つて、たとえば基本ブ
ロツク枚数n=2の機械では、記録時の端数は0
か1であるから、最終のブロツク枚数をn=3と
するような変速機構を設ければ良く、基本ブロツ
ク枚数n=3の機械では、同様に端数は0、1、
2であるから、n=4、n=5とできる変速機構
を設ければ良い。即ち、基本ブロツク枚数n=N
の機械では、N〜2N−1までの段数(N段)の
可変ができるようにすれば変速段数が少なくでき
効率が良い。
効 果 この発明によれば、一側部の給紙手段から供給
された作像手段を経て他側部の排紙部に到達した
表面像形成後のシートを、シート返送手段に送り
込んで給紙手段側に返送し、作像手段に表裏反転
状態にて再給紙して裏面の像形成に供することに
より両面記録を行うのに、前記作像手段により連
続的に像形成された表面像形成後のシートを前記
シート返送手段に順次送り込んで連続的に返送し
裏面の像形成に供するので、表面像形成後のシー
トを再給紙のために他側部の排紙手段から一側部
の給紙手段側に返送するのに要する時間を利用し
て作像手段でのシート表面へ像形成を連続して行
うことにより、中間トレーを用いることなく前記
シート返送手段を用いたシートの返送路の長さ分
を限度としたn(n≧2)枚ずつシートの表面へ
の連続的な像形成と、裏面への連続的な像形成と
を順次行つて両面記録を作業効率よく達成し、こ
の両面記録動作を所定回数繰返し行うことによつ
て制限のないm(m<n)枚の両面記録を同様に
達成することができる。さらに選択された数nの
情報およびシートのサイズの情報に応じて前記シ
ート返送手段のシートの返送速度を可変とするの
で、表面記録から裏面記録への切換時期の遅早に
よるロスタイムや表面像形成のための給紙と、再
給紙とが重なるようなトラブルを招くことなく、
各種サイズのシートに対し数nを自由に選択する
ことができ、数nの選択自由度が増大し多数枚の
両面記録において端数枚数が生じないか、端数が
生じてもそれによるロスタイムが最小となる数n
の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子複写機の一例を示
す断面図、第2図はシート裏返し返送手段の複写
機本体から取外した状態の断面図、第3図はシー
ト裏返し返送手段が取外された状態の複写機本体
一部の断面図、第4図、第5図はブロツク式両面
記録におけるシートの処理速度線図である。 A……作像部、B……給紙部、C……排紙部、
D……シート裏返し返送手段、1……複写機本
体、2……感光体ドラム、18a,18b……給
紙カセツト、25……排紙トレイ、Pa,Pb,
P1,P2,P3……複写紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一側部の給紙手段から作像手段へシートを給
    紙して像形成に供し、像形成後のシートを他側部
    の排紙手段によつて外部に排紙するようにした記
    録装置において、 前記排紙手段に到達した表面像形成後のシート
    を給紙手段側に返送して表裏反転状態にて作像手
    段に再給紙し裏面の像形成に供するシート返送手
    段と、 前記排紙手段に設けられ、前記作像手段で像形
    成されたシートを、前記排紙手段から装置外に排
    紙するか、前記シート返送手段に送り込むかを切
    換えるシート搬送路切換手段とを備え、 前記給紙手段からn(n≧2)枚のシートを順
    次供給して作像手段での表面の像形成を連続的に
    行い、表面像形成後のn枚のシートを前記シート
    返送手段によつて連続的に返送して前記像形成手
    段に表裏反転状態にて再給紙し、n枚目のシート
    の表面像形成後に引き続いてこの表面像形成後の
    n枚のシートの作像手段による裏面の像形成を連
    続的に行い、裏面像形成後のシートを排紙手段に
    よつて装置外に排紙して両面記録を終え、さらに
    引き続いて前記両面記録動作を所定回数繰り返し
    実行することにより、m(m>n)枚のシートに
    対して両面記録を行い、 かつ選択された数nの情報およびシートのサイ
    ズの情報に応じて、前記シート返送手段のシート
    の返送速度を可変としたこと を特徴とする両面記録装置。
JP56119929A 1981-07-30 1981-07-30 両面記録装置 Granted JPS5821269A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56119929A JPS5821269A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 両面記録装置
DE19823228570 DE3228570A1 (de) 1981-07-30 1982-07-30 Zweiseitenaufzeichnungssystem
US06/703,463 US4568169A (en) 1981-07-30 1985-02-21 Both surface recording system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56119929A JPS5821269A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 両面記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821269A JPS5821269A (ja) 1983-02-08
JPH0466028B2 true JPH0466028B2 (ja) 1992-10-21

Family

ID=14773658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56119929A Granted JPS5821269A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 両面記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8503922B2 (en) 2007-07-23 2013-08-06 Riso Kagaku Corporation Duplex printing apparatus with variable speed section

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063562A (ja) * 1983-09-19 1985-04-11 Mita Ind Co Ltd 複写機用複写紙搬送装置
JP2002296848A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP5081752B2 (ja) * 2008-07-15 2012-11-28 理想科学工業株式会社 印刷装置
CN113442606B (zh) * 2020-03-27 2023-06-23 理想科学工业株式会社 双面打印装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552866A (en) * 1979-02-15 1980-01-10 Nippon Pillar Packing Co Ltd Pipe fitting device
JPS556390A (en) * 1978-06-26 1980-01-17 Xerox Corp Both side copier

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556390A (en) * 1978-06-26 1980-01-17 Xerox Corp Both side copier
JPS552866A (en) * 1979-02-15 1980-01-10 Nippon Pillar Packing Co Ltd Pipe fitting device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8503922B2 (en) 2007-07-23 2013-08-06 Riso Kagaku Corporation Duplex printing apparatus with variable speed section

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5821269A (ja) 1983-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5821270A (ja) 記録装置
US4568169A (en) Both surface recording system
EP0041602B1 (en) Electrophotographic copier and method for producing copies in booklet form
JPH0453794B2 (ja)
JPS5821268A (ja) 両面記録方式
JPH0466028B2 (ja)
JPH0437425B2 (ja)
JPS5821266A (ja) 両面記録方式
JPS617855A (ja) 電子写真装置
US4727397A (en) Book style duplex copying for short edge feed sheets
JPS61188356A (ja) 並列搬送型複写機
JPH022140B2 (ja)
JPH02280172A (ja) 両面画像形成装置
JP2007033817A (ja) 画像形成装置
JPS6315578B2 (ja)
JPH012950A (ja) 給紙装置
JP2943000B2 (ja) 自動原稿搬送装置付き静電写真複写機
JPS61189572A (ja) 並列搬送複写機
JPS6315577B2 (ja)
JPS60227272A (ja) 用紙給送装置
JPS6046579A (ja) 合成オ−バレイ複写法
JPS60177361A (ja) 両面複写機
JPS61197335A (ja) 並列搬送型複写機
JPH01193754A (ja) 複写装置
JPS61174559A (ja) 画像記録装置