JPH0465559B2 - - Google Patents
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- JPH0465559B2 JPH0465559B2 JP58142350A JP14235083A JPH0465559B2 JP H0465559 B2 JPH0465559 B2 JP H0465559B2 JP 58142350 A JP58142350 A JP 58142350A JP 14235083 A JP14235083 A JP 14235083A JP H0465559 B2 JPH0465559 B2 JP H0465559B2
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- Japan
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- substrate
- adhesive
- shaped groove
- decorative
- decorative body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主にキヤビネツトや階段の手摺り、天
井用桟、飾り柱など、Ｖ形溝を条設した化粧シー
ト貼り基板をおりまげて、端部が閉鎖した多角環
状断面を有する化粧体の製造方法に係わる。
井用桟、飾り柱など、Ｖ形溝を条設した化粧シー
ト貼り基板をおりまげて、端部が閉鎖した多角環
状断面を有する化粧体の製造方法に係わる。
近時、テレビやステレオなどのキヤビネツトの
みならず、家具や建築部材なども製造工程の省略
化と均質な物を多量に製造するために合板やパー
テイクルボードなどの基板表面に塩化ビニール樹
脂フイルムや合成紙などの化粧シートを貼着後、
基板の裏面よりＶ形溝を条設し、全体を裏面側に
おりまげて接着固定する、通称Ｖカツト加工方法
が多く採用されている。
みならず、家具や建築部材なども製造工程の省略
化と均質な物を多量に製造するために合板やパー
テイクルボードなどの基板表面に塩化ビニール樹
脂フイルムや合成紙などの化粧シートを貼着後、
基板の裏面よりＶ形溝を条設し、全体を裏面側に
おりまげて接着固定する、通称Ｖカツト加工方法
が多く採用されている。
所で従来のＶカツト加工方法で使用される接着
剤は基板が木質系の合板、パーテイクルボード、
ハードボード、MDFなどであることと、価格の
面から尿素樹脂や酢酸ビニール樹脂など汎用の常
温硬化タイプやエマルジヨンタイプの木工用接着
剤が用いられていた。所が上記の木工用接着剤は
接着力を発揮するまでには接着剤中の水分の消失
や硬化剤との反応など、少なくとも30分間から４
〜５時間を必要とする。
剤は基板が木質系の合板、パーテイクルボード、
ハードボード、MDFなどであることと、価格の
面から尿素樹脂や酢酸ビニール樹脂など汎用の常
温硬化タイプやエマルジヨンタイプの木工用接着
剤が用いられていた。所が上記の木工用接着剤は
接着力を発揮するまでには接着剤中の水分の消失
や硬化剤との反応など、少なくとも30分間から４
〜５時間を必要とする。
そのため、化粧体は接着剤が接着力を発揮する
までその形状を保持しておかねばならず、仮釘や
ホツチキスあるいは貼着テープなどを用いて仮止
め養生しておくことが必要であり、養生のための
空間や硬化後の仮止め材除去などの後作業を必要
とし、それだけ生産効率は低下していた。
までその形状を保持しておかねばならず、仮釘や
ホツチキスあるいは貼着テープなどを用いて仮止
め養生しておくことが必要であり、養生のための
空間や硬化後の仮止め材除去などの後作業を必要
とし、それだけ生産効率は低下していた。
そこで、本発明では上記の問題点を検討し、効
率の良い生産方法を提供するものである。
率の良い生産方法を提供するものである。
すなわち、本発明は一定厚さの木質基板１の表
面に化粧シート２を貼着後、該基板１を分断する
様に裏面からＶ形溝３を条設し、ついで該化粧シ
ート２を貼着した基板１全体を裏面側におりまげ
て、上記Ｖ形溝３側面を接着して環状となつた化
粧体を製造する方法において、Ｖ形溝３内に塗布
する接着剤が基板１裏面端部の半Ｖ溝３−２部に
はホツトメルトタイプの接着剤を用い、他のＶ形
溝３−１内には常温硬化タイプやエマルジヨンタ
イプの汎用木工用接着剤を用いることを特徴とし
た化粧体の製造方法に係わり、その最も特徴とす
る点は化粧体を形成する基板の少くとも端部は冷
却されるだけで瞬時に固着するホツトメルトタイ
プの接着剤を用いて接着することにより、仮止め
作業を省略して生産効率を向上させることにあ
る。
面に化粧シート２を貼着後、該基板１を分断する
様に裏面からＶ形溝３を条設し、ついで該化粧シ
ート２を貼着した基板１全体を裏面側におりまげ
て、上記Ｖ形溝３側面を接着して環状となつた化
粧体を製造する方法において、Ｖ形溝３内に塗布
する接着剤が基板１裏面端部の半Ｖ溝３−２部に
はホツトメルトタイプの接着剤を用い、他のＶ形
溝３−１内には常温硬化タイプやエマルジヨンタ
イプの汎用木工用接着剤を用いることを特徴とし
た化粧体の製造方法に係わり、その最も特徴とす
る点は化粧体を形成する基板の少くとも端部は冷
却されるだけで瞬時に固着するホツトメルトタイ
プの接着剤を用いて接着することにより、仮止め
作業を省略して生産効率を向上させることにあ
る。
以下、本発明を実施例となる図面とともに詳述
する。
する。
第１図は本発明の方法により製造されたキヤビ
ネツトの実施例を示し、第２図はその分解図を示
す斜視図である。第３図は本発明の方法により製
造されたテーブルの端部の実施例を示し、第４図
はその分解図を示す斜視図である。
ネツトの実施例を示し、第２図はその分解図を示
す斜視図である。第３図は本発明の方法により製
造されたテーブルの端部の実施例を示し、第４図
はその分解図を示す斜視図である。
すなわち第１図の様な全体が閉鎖した環状体と
なるキヤビネツトを作る場合は第２図に示す様な
Ｖ溝加工を施した化粧板を用い、第３図の様な一
部が閉鎖した環状体となるテーブルの端部を作る
場合は第４図に示すＶ溝加工を施した化粧板を用
いると良い。
なるキヤビネツトを作る場合は第２図に示す様な
Ｖ溝加工を施した化粧板を用い、第３図の様な一
部が閉鎖した環状体となるテーブルの端部を作る
場合は第４図に示すＶ溝加工を施した化粧板を用
いると良い。
図中１の木質基板は常用の合板、パーテイクル
ボード、ハードボード、MDFなどを用いるとよ
い。基板１の厚さや広さは製造しようとする製品
の寸法や形状により選定すれば良い。
ボード、ハードボード、MDFなどを用いるとよ
い。基板１の厚さや広さは製造しようとする製品
の寸法や形状により選定すれば良い。
２の化粧シートは常用の厚さ0.05〜0.1mm程度
の木目模様等の各種の模様を印刷した塩化ビニー
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン系樹脂を
主体とした合成樹脂フイルムや合成紙あるいは化
粧布などである。
の木目模様等の各種の模様を印刷した塩化ビニー
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン系樹脂を
主体とした合成樹脂フイルムや合成紙あるいは化
粧布などである。
化粧シート２は木質基板１上へ常用の酢酸ビニ
ール樹脂系やゴム系あるいは尿素などの接着剤な
どで貼着する。
ール樹脂系やゴム系あるいは尿素などの接着剤な
どで貼着する。
木質基板１の裏面には、該基板１を分断する様
にＶ形溝３が条設される。Ｖ形溝３の本数や角度
は製造しようとする化粧体の形状により決定す
る。例えば最も単純な形状としては第１図に示す
様な箱体で、基板１裏面に等間隔に平行する３本
の90度に開いたＶ形溝３−１と端部に45度に開い
た半Ｖ溝（３−２）２本を形成すると良く、第３
図に示す様なテーブルの端部を形成する場合は第
４図の様に90度に開いた２本のＶ形溝３−１と約
60度に開いた１本のＶ形溝３−３及び端部に半Ｖ
形溝３−２を形成する。
にＶ形溝３が条設される。Ｖ形溝３の本数や角度
は製造しようとする化粧体の形状により決定す
る。例えば最も単純な形状としては第１図に示す
様な箱体で、基板１裏面に等間隔に平行する３本
の90度に開いたＶ形溝３−１と端部に45度に開い
た半Ｖ溝（３−２）２本を形成すると良く、第３
図に示す様なテーブルの端部を形成する場合は第
４図の様に90度に開いた２本のＶ形溝３−１と約
60度に開いた１本のＶ形溝３−３及び端部に半Ｖ
形溝３−２を形成する。
ついで、上記のＶ形溝３内に接着剤を塗布す
る。塗布方法としてはＶ形溝３の側面に接着剤を
ロール塗布したり、小さなノズルより押出す様に
塗布しても良い。
る。塗布方法としてはＶ形溝３の側面に接着剤を
ロール塗布したり、小さなノズルより押出す様に
塗布しても良い。
接着剤としては基板１端部に形成された半Ｖ溝
３−２には常温では固体で加熱することにより流
動体となり、冷却によつて固化して接着力を発揮
するホツトメルトタイプの接着剤を用いる。
３−２には常温では固体で加熱することにより流
動体となり、冷却によつて固化して接着力を発揮
するホツトメルトタイプの接着剤を用いる。
例をあげるとエチレン酢酸ビニール系ホツトメ
ルト接着剤、酢酸ビニール系ホツトメルト接着
剤、ポリエチレン系ホツトメルト接着剤等であ
る。一方、基板１の内部に形成されたＶ形溝３−
１には常用の尿素樹脂、フエノール樹脂、アクリ
ル樹脂エマルジヨンタイプ、酢酸ビニールエマル
ジヨンタイプなどの接着剤で安価な汎用の木工用
接着剤を用いる。
ルト接着剤、酢酸ビニール系ホツトメルト接着
剤、ポリエチレン系ホツトメルト接着剤等であ
る。一方、基板１の内部に形成されたＶ形溝３−
１には常用の尿素樹脂、フエノール樹脂、アクリ
ル樹脂エマルジヨンタイプ、酢酸ビニールエマル
ジヨンタイプなどの接着剤で安価な汎用の木工用
接着剤を用いる。
接着剤が塗布された基板１全体はＶ形溝３にそ
つて裏面側におりまげてＶ形溝３の側面相互を接
着する。その場合、基板１の一端部に設けられた
半Ｖ形溝３−２は他端部に設けられた半Ｖ形溝３
−２の側面、または基板１の裏面とホツトメルト
タイプの接着剤により瞬時に接着され、環状とな
つた化粧体の形状を保持し、基板１の内部に形成
されたＶ形溝３−１はその後の加工工程中に汎用
の木工用接着剤がその接着力を徐々に発揮し、強
固に接着された環状の化粧体を形成する。
つて裏面側におりまげてＶ形溝３の側面相互を接
着する。その場合、基板１の一端部に設けられた
半Ｖ形溝３−２は他端部に設けられた半Ｖ形溝３
−２の側面、または基板１の裏面とホツトメルト
タイプの接着剤により瞬時に接着され、環状とな
つた化粧体の形状を保持し、基板１の内部に形成
されたＶ形溝３−１はその後の加工工程中に汎用
の木工用接着剤がその接着力を徐々に発揮し、強
固に接着された環状の化粧体を形成する。
以上の様に本発明はＶ形溝加工により環状の化
粧体を製造する場合、基板の端部に形成された半
Ｖ形溝のみにホツトメルト接着剤を用い、他の部
分のＶ形溝には従来の安価な汎用接着剤を用いる
から、従来は必要であつた化粧体の仮止め作業及
び仮止め材の除去作業さらには養生のための空間
を必要とせず、次の加工工程に移れるなど生産効
率は大幅に向上する。
粧体を製造する場合、基板の端部に形成された半
Ｖ形溝のみにホツトメルト接着剤を用い、他の部
分のＶ形溝には従来の安価な汎用接着剤を用いる
から、従来は必要であつた化粧体の仮止め作業及
び仮止め材の除去作業さらには養生のための空間
を必要とせず、次の加工工程に移れるなど生産効
率は大幅に向上する。
第１図は本発明の方法により製造されたキヤビ
ネツトの実施例を示し、第２図はその分解図を示
す斜視図である。第３図は本発明の方法により製
造されたテーブルの端部の実施例を示し、第４図
はその分解図を示す斜視図である。 １……木質基板、２……化粧シート、３……Ｖ
形溝、３−２……半Ｖ形溝。
ネツトの実施例を示し、第２図はその分解図を示
す斜視図である。第３図は本発明の方法により製
造されたテーブルの端部の実施例を示し、第４図
はその分解図を示す斜視図である。 １……木質基板、２……化粧シート、３……Ｖ
形溝、３−２……半Ｖ形溝。
Claims (1)
- １ 一定厚さの木質基板１の表面に化粧シート２
を貼着後、該基板１を分断するように裏面からＶ
形溝３条設し、ついで該化粧シート２を貼着した
基板１全体を裏面側におりまげて、上記Ｖ形溝３
側面を接着して環状となつた化粧体を製造する方
法において、Ｖ形溝３内に塗布する接着剤が基板
１裏面端部の半Ｖ溝３−２部にはホツトメルトタ
イプの接着剤を用い、他のＶ形溝３−１内には常
温硬化タイプやエマルジヨンタイプの汎用木工用
接着剤を用いることを特徴とした環状化粧体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14235083A JPS6032394A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 環状化粧体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14235083A JPS6032394A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 環状化粧体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6032394A JPS6032394A (ja) | 1985-02-19 |
| JPH0465559B2 true JPH0465559B2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=15313322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14235083A Granted JPS6032394A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 環状化粧体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032394A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6307737B1 (en) | 1998-11-04 | 2001-10-23 | Funai Electric Co., Ltd. | Cord settler |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS532380A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-11 | Taoka Chem Co Ltd | Waste liquid treatment of resolcinols resin |
| JPS5470406A (en) * | 1977-11-10 | 1979-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of wood cabinet |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS495304U (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-17 |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP14235083A patent/JPS6032394A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS532380A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-11 | Taoka Chem Co Ltd | Waste liquid treatment of resolcinols resin |
| JPS5470406A (en) * | 1977-11-10 | 1979-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of wood cabinet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6032394A (ja) | 1985-02-19 |
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