JPH0465242A - 突板貼り化粧板の製造方法 - Google Patents

突板貼り化粧板の製造方法

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JPH0465242A
JPH0465242A JP2178136A JP17813690A JPH0465242A JP H0465242 A JPH0465242 A JP H0465242A JP 2178136 A JP2178136 A JP 2178136A JP 17813690 A JP17813690 A JP 17813690A JP H0465242 A JPH0465242 A JP H0465242A
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JP
Japan
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Application number
JP2178136A
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Inventor
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Kazuhiko Ota
和彦 太田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、突板貼り化粧板を立体的に成形すると同時に
絵付けを行う突板貼り化粧板の製造方法に関するもので
ある。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、突
板貼り化粧板に絵付けを行う場合、予め立体的に成形し
た突板貼り化粧板に、後工程として、空気を吸引しつつ
立体成形品に転写を行うオーバーレイ転写方法により転
写絵付けが行われていた。
しかしながら、上記従来の転写絵付は方法だと、別工程
で転写を行うため作業が非常に煩わしいものになるだけ
でなく、転写箔を転写可能な温度まで加熱しなければな
らず、無駄なエネルギーを消費しなければならなかった
本発明は、作業の手間が省け、かつ無駄なエネルギーを
消費することのない突板貼り化粧板の製造方法を開示す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、金型内に、基材層に突板を
貼り付けして成る突板貼り化粧板、転写シートを順次配
設し、前記突板貼り化粧板及び前記転写シートを加熱し
つつ金型で打ち抜き、立体的に成形すると同時に転写絵
付けを施すことにより解決し得たものである。
以下本発明の具体例について説明する。
(基材) 基材1はその形状を保つとともに、難燃性、不燃性を付
与するものである。係る基材lとしてはアルミニウム板
、調板、合板等が使用できる。金属板の場合、成形性の
観点から0.1〜1.0鴫程度の厚みのものが好ましい
。金属板の場合には、予め公知の研磨処理、脱脂処理、
化成処理、プライマー塗布等の処理を施しておくことが
できる。
(突板) 突板3は自動車の内装材、家具、機器等の化粧部材とし
て用いる場合、その意匠性、装飾性を担うものである。
例えば、ナラ、栓、シオジ、松、杉、檜、紫壇、ウォー
ルンナット、チーク、ローズ、パープルウッド等である
また、単調で不鮮明な杢目模様と淡い色調を有するラミ
ン、セラヤ、ラワン等に天然銘木の地色に着色したり、
杢目模様を転写したりして使用する。
突板3は、突板単体、または突板を含む積層材からなる
突板貼り化粧板を成形するときの突板の割れを防くため
、裏面に不織布を張り合わせた積層材からなることが望
ましい。
突板3は後加工に成形加工が含まれる場合にはその成形
性の点から0.2園以下のものが望ましい。通常0.0
5mm以上である。曲げ適正を向上させるため、2本の
ロール間で圧縮した不織布貼り突板を用いてもよい。
また、突板3に接着剤を用いて図示しない不織布を裏打
ちして突板3と基材1の接着時や成型時に応力がかかる
ことを緩和して突板3の割れを防いでもよい。接着剤と
しては、エポキシ樹脂系接着剤、酢酸ビニルエマルジョ
ン系、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン系、ア
クリルエマルジョン系、合成ゴムラテンクス系、ウレタ
ンエマルジョン系、エポキシエマルジョン系等の水性エ
マルジョン接着剤、ラテックス系接着剤、尿素ホルムア
ルデヒド、フェノールホルムアルデヒド、メラミン等の
水性接着剤、デンプン、ガゼイン等の天然高分子接着剤
等が使用できる。中でも、初期タック性作業性、半乾燥
時の接着力の点でエマルジョン系接着剤が好ましい。不
織布としては、ビニロン系、ポリエステル系等が使用で
きる。坪量60 g/rrrを越えると突仮に割れが生
しやすくなる。望ましくは30〜60g/rrfである
(貼り合わせ) 基材1と突板3を接着剤2を用いて貼り合わす。
(第1図)接着剤2は基材1と突板3の接着に優れると
共に、・成型時に割れるのを防(ため、成型時の温度で
柔軟なものが望ましい。例えば、ポリアミド樹脂系、ウ
レタン樹脂系、ニトリルゴム、クロロプレンゴム等のゴ
ム系、硬化型エポキン樹脂系、エチレン−酢酸ビニル共
重合体系、ポリエステル樹脂系等の接着剤である。
接着剤2は、基材1と突板3の一方、または、双方に塗
布する。接着フィルムを使う場合もある。
両者をかさねて加熱加圧接着し一体化する。この時、離
型シート4の着色剤面を突板側に向け、重ねて、加熱加
圧接着する。
(転写シート) 転写により、天然木材から成る突板の耐光性を強化する
。本発明に於いて用いる転写シートは、離型シート4及
び転写層5とから成る。転写層5は、転写後に被転写体
である立体成形品表面に残存し、離型シート4は除去さ
れる。
離型ンート4は、突板3と基材1を接着するときの離型
紙の役目と着色剤を突仮に転写する転写ソートの役目を
担うものである。
離型シート4は加熱加圧プレスに耐える物が望ましい。
例えば、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム等である。必要に応して剥離層5を設けても良い。
転写層5は、転写後に離型シート4から剥離されること
から、M型シート4から剥離容易なものを使用する必要
がある。このため、ポリエステルと接触する位置に離型
シート4と剥離容易な剥離層6を設け、この上に機能層
7及び接着層8を形成して、この剥離N6、機能層7、
接着層8の三層を被転写体に転写する転写層5とするこ
とが望ましい。(第2図) 剥離層6は離型シート4全面に施すことが望ましい。転
写後に立体成型品の表面を構成することから、耐摩耗性
等の機械的物性に優れたアクリル系樹脂が好適である。
例えばポリメタクリル酸メチルである。
機能層7は、転写シート本来の目的を担保するもので、
例えば装飾のための印刷絵柄層である。
印刷絵柄層は、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、
オフセント印刷、凸版印刷等の周知の印刷方法によって
形成することができる。また、機能層7は、金属蒸着層
、あるいはガラスピーズから成る再帰反射層等であって
も良い。
機能層7は、転写時に離型シート4に追従して十分に伸
びることが望ましい。例えばポリ酢酸ビニル樹脂の塩化
物又はアクリル樹脂を樹脂ノ\インダーとする印刷イン
キ又は塗料である。機能N7が部分的に形成されている
場合、例えば抽象柄や木目柄等の絵柄状に形成されてい
る場合は、必ずしも離型シート4の伸びに追従する必要
はなし)。
機能層7の存在しない部分で離型シート4が伸びれば良
いからである。
接着層8は転写層5全体を被転写体である突板貼り化粧
板に接着し、剥離を防止するものである。
突板3の種類に応し、各種の接着剤が使用できる。
例えばウレタン系接着剤等の熱活性タイプの接着剤であ
る。
(金型装置) 金型装置は、第3図に図示した如く上金型9、下金型1
0とから成り、上金型9、下金型10内には高温の水茅
気を通したり、抵抗体を設けて通電加熱が可能となるよ
うにし、突板貼り化粧板及び転写シートを加熱可能とし
である。
(プレス成形) プレス成形は第4図に示すように行う。
すなわち、第4図において、11は突板貼り化粧板であ
り、この突板貼り化粧板11を転写ン112を介して下
金型上に載置し、上金型によりプレス成形する。
転写シート11は、機能層7を下金型10に接触するよ
うに配置する。
プレス成形は突板表面を80°C以上に加熱して行う。
加熱することにより突板が割れることなく曲げることが
可能になる。突板の損傷を防ぐため、加熱は150 ’
C以下にするのが好ましい。
プレスは突板貼り化粧板11の基材1や突板3の材質や
厚みにより、3〜150 kgf/c+II (製品圧
力)で行えば良い。
プレス成形後、離型シー1−4をはがすと、着色剤が突
板3に転写される(第5図)。得られた突板貼り化粧板
に、キズ、肉持ち感等の要求を満たすためにトンブコー
ト13を施してもよい(第6関)。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示して、本発明をさらに具体的
に説明する。
厚み25μmのポリエステルフィルム上にグラビア印刷
を用いて以下の内容の物を塗布じた。
剥離剤層:ボリブチラート 5μm 着色剤層;顔料士ポリ酢酸ビニル 次に、基材と突板の間にポリアミド樹脂系ホットメルト
接着剤を設置した後、離型シートを着色剤が突板側を向
くように設置し、130°(:X5kgf×10分、加
熱加圧接着した。
次に、突板張り化粧板から離型シートをはがすと着色剤
が突板に転写され、着色情交板張り化粧板が得られた。
〔効果〕
以上のように、本発明によれば、着色と接着プレスが同
時に出来るので、突板張り化粧板への着色をスプレーや
刷毛を使わず行うことができ、製造工程を省略し生産能
率を上げ、かつ消費エネルギーを低減することができた
。また、離型シートをはがさないで、運搬や積載時の保
護フィルムとして使用したり、三次元成型時の離型紙と
しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は転写シ
ートの断面図、第2回は突板貼り化粧板の断面図、第3
図は金型装置の断面図、第4図はプレス成型により同時
に突板貼り化粧板の成型と転写絵付けとを行なうところ
を示す断面図、第5図は本発明の方法により成型された
突板貼り化粧板の断面図をそれぞれ示す。 ・・・基材、 2・・・接着剤、 3・・・突板、・・
・離型シート、  5・・・転写層、・・・剥離層、 
7・・・機能層、 8・・・接着層、・・・上金型、 
 10・・・下金型、1・・・突板貼り化粧板、12・
・・転写シート、第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型内に、基材に突板を貼り付けして成る突板貼
    り化粧板、転写シートを順次配設し、前記突板貼り化粧
    板及び前記転写シートを加熱しつつプレス成形し、立体
    的に成形すると同時に転写絵付けを施すことを特徴とす
    る突板貼り化粧板の製造方法。
JP2178136A 1990-07-05 1990-07-05 突板貼り化粧板の製造方法 Pending JPH0465242A (ja)

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