JPH0465075A - ケーブルの抜け止め装置 - Google Patents

ケーブルの抜け止め装置

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JPH0465075A
JPH0465075A JP2176598A JP17659890A JPH0465075A JP H0465075 A JPH0465075 A JP H0465075A JP 2176598 A JP2176598 A JP 2176598A JP 17659890 A JP17659890 A JP 17659890A JP H0465075 A JPH0465075 A JP H0465075A
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shaped
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Hideaki Moji
英朗 茂治
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Moji and Co Ltd
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MOJI KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • H01R13/585Grip increasing with strain force
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トランス、ラジオ、テープレコーダコネクタ
等の弱電機器の器体に設けた接続端子に、芯線の端末を
結線しで接続したケーブルが、引張りにより弱電機器の
器体から抜け出ることのないように、その弱電機器の器
体に対して保持せしめるケーブルの抜け止め装置につい
ての改良に関する。
弱電機器の器体に接続したケーブルが、機器の器体から
抜け出ないようにする手段は、従前にあっては、外皮の
端部を切除して芯線を剥き出したケーブルの端部の外周
に、C型の止め輪状または結束バンド状に形成したクラ
ンプを巻き付け、そのクランプをケーブルの外周側から
縮径する方向に絞り込むことで、ケーブルの外周面にか
しめ付けた状態とし、その状態のクランプを機器のケー
ブル引出口の周辺に設けておく係止部に係止してケーブ
ルの軸方向に動かないよう固定することで、ケーブルを
クランプを介し器体に止着させるようにするか、上下に
2つ割りに形成しておく機器の器体に形成されるケーブ
ル引出口に、それの対向する左右の内壁面から該ケーブ
ル引出口の中心に向けて突出する突出部と、該ケーブル
引出口の底壁の左右の中心部位から立上がるように突出
する突出片を設けて、ケーブル引出口に押し込んだケー
ブルを屈曲・蛇行させ、これによりケーブルの外周面が
ケーブル引出口の内壁面に係着するようにすることで行
なうようにしている。
しかし、これらの従前手段は、ケーブルの外周面は機器
の器体に対して圧着・係合するようにはなるが、ケーブ
ルの外皮と芯線を被覆する内皮との間の圧着・保合がど
うしても不充分になることから、強くケーブルを引張っ
たときに、外皮の伸びにより、内部の芯線を被覆する内
皮が引張られることで、ケーブルの外皮のクランプで緊
縛されている部位の内側位置において、芯線を被覆して
いる内皮が外皮に対し軸線方向に動くようになって、こ
れにより、ケーブルの芯線と機器の接続端子との結線が
外れて導通不良となったり、また、ケーブルの外皮をク
ランプで緊縛した部位の内側において、芯線を被覆する
内皮が外皮に対し軸線方向に動くことで、その部位の芯
線の内皮が伸びにより縮径するようになって、クランプ
によるケーブルの締め付けを緩め、ケーブルがクランプ
から抜け出るようになる問題がある。
本発明は、従来手段に生じている上述の問題を解消せし
めるためになされたものであって、ケーブルを強く引張
っても、芯線と機器の接続端子との接続が外れたり、ケ
ーブルを機器に保定するためのクランプによる緊縛に緩
みが生じたりすることなく、ケーブルを機器に対して確
実に保定せしめ得る新たな手段を提供することを目的と
する。
しかして本発明は、この目的のために種々の研究を重ね
て得られた知見に基づいて完成したものである。即ち、
ケーブルを機器のケーブル引出口に保定さすために、ケ
ーブルを外周から、クランプによって緊縛する手段は、
クランプ自体の強度の関係で、緊縛による締付けに限度
があることから、その締め付けを最大限に強くしても、
ケーブルの外皮で包み込まれている芯線を被覆する内皮
まで、外皮と同様に綴り込むように変形させるには至ら
ず、芯線を被覆する内皮は殆んど変形がない状態に保持
されるようになること、そして、このことが、上述した
問題を生ぜしめていること。
しかし、クランプによりケーブルを外周側から緊縛する
ときに、内皮により包み込まれている芯線の束の中心部
位に、芯材となる硬いくさび状体を押し込んでおいて、
このくさび状体を芯としてそれの周面に、芯線を被覆す
る内皮およびそれらの束を包む外皮を、クランプによっ
て緊縛し、そのクランプを器体に係止するようにしたと
ころ、極めて強固にケーブルが固定されるようになる結
果が得られたことによるものである。
そして、このことから、本発明においては、上述の目的
を達成するための手段として、内皮によりそれぞれ被覆
された複数本の芯線の束が、外皮により被覆してあるケ
ーブルの端部から、外皮の一部を切除して芯線の束を剥
き出し、その芯線の束の中心部位に、芯線の軸線方向に
沿う姿勢としたくさび状体をケーブルの端部側から、芯
線の各内皮の外周面に沿って刺し込み、そのケーブルの
外周面で前記くさび状体の飼主体の外周面の長手方向の
中間部に対応する部位に、クランプを巻き付け、そのク
ランプを縮径方向に絞ってケーブルの外皮および芯線の
内皮を前記くさび状体の外周面に緊縛し、そのクランプ
を機器の器体のケーブル引出口の周辺に設けた係止部に
係止せしめてなるケーブルの抜け止め装置を提起するも
のである次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は本発明手段を実施せる弱電機器の組立途上の斜
視図で、同図において、1は弱電機器Aの器体、2はコ
ネクタ本体、aはケーブル、bはくさび状体、Cはクラ
ンプを示す。
弱電機器Aは、この実施例では、多芯型のコネクタであ
り、それの器体1は、金属材(または合成樹脂材)で成
形した上半側1aと下半側1bとをシェル状に閉じ合わ
せて一体的に連結することで箱状に組立てられるケース
になっている。
コネクタ本体2は、合成樹脂材で成形したブロック状の
極保持部材2aの極保持穴にコンタクト20・・・を保
持せしめて構成してある。ブロック状の極保持部材2a
は、前述のケース1が合成樹脂材で成形してあるときは
、それの外周を、第1図で鎖線に示している如く、金属
材よりなる外@2bで被覆される6 ケーブルaは、第2図に示している如く、それぞれ合成
樹脂材等の絶縁材よりなる内皮30a・・・によって被
覆されている芯線30・・・が複数本束ねられ、それの
外周を網状に編成されたシールド線31で包み込み、さ
らにそれの外周を、合成樹脂材等の絶縁材よりなる外皮
32で被覆して構成している通常のケーブルである。こ
のケーブルaはシールド線31を省略した形態のもので
あっても良く、また、芯線30・・・の本数も2本以上
あれば何本であっても良いものである。
くさび状体すは、第3図および第4図に示している如く
、先端側(第3図において右端側)に向かい次第に先細
りになる細長いコーン状の胴1体40の基端側に、拡径
した頭部41を設け、胴り体40の周面に突条42を螺
旋に設′けて形成したねし、か用いられている。そして
、このくさび状体l)は、束にまどめられてケーブルa
の外皮32により包み込まれている複数の芯線30・・
・に対し、それの束の中心部位に、軸線方向がケーブル
aの軸線方向ど沿う姿勢どして、ケーブルaの端部側か
ら押し込むことで、ケーブルaの中心部位に突き刺した
状態としてある。このくさび状体すのケーブルaの芯線
30・・・の束の中心部位に対する押し込みは、螺旋の
突条42を利用したねじ込みにより行なってよい。また
、このくさび状体すの押し込みは、クランプCによりケ
ーブルaを緊縛する前か、または、クランプCによる緊
縛を緩めた状態1おいて行なう。
第5図及び$6図は、このくさび状体すの変形例を示し
ている、この例のくさび状体すは、胴1体40を先端側
に向かい次第に先細りどなる細長いコーン状に形成し、
それの周面に螺旋の突条42を形設してねじに形成する
ことは、前述の第3図および第4図に示した例と変わり
がないが、右端側に拡径した頭部41がない形態になっ
ている。なお、くさび状体すは、胴上体40の周面に蝶
旋の突条42を設けてねじに形成する際、タッピングね
じのように、先端まで同径のねじ軸状に形成しても良い
次に、第7図および第8図は、くさび状体すの異なる実
施例を示している。この実施例は、くさび状体すの胴上
体40の外周面に形成する突条42を、螺旋に連続させ
ないで、多数のうろこ状の突起43・・・に分け、かつ
、このうろこ状の突起43・・・を、胴上体40の軸方
向(、−沿うラック状に並列させて形成するようにした
例である。胴上体40の周面に設けるこのうろこ状の突
起43・・・の条列は、第7図に示1−でいる例におい
ては、第8図に示しているように、周方向に4等配した
位置にそれぞれ設けているが、第9図に示している如く
、胴上体40の左右の側面にだけ設けて、2条の条列に
するなど、条列の本数は適宜に設定して良いものである
次に、第10図および第11図は、くさび状体すのさら
に異なる実施例を示している。この実施例は、くさび状
体すの胴主体40を軸杆状に形成し、それの基端側は拡
径する頭部41を形成し、先端側にはコーン状の拡径部
44を形設して、全体として結成に形成した例であり、
それの頭部41の外端面には、くさび状体すを、ケーブ
ルaの外皮32で包まれている芯線30・・・の束の中
心部位に押し込んでいくときに、押し込み用の工具(図
示していない)の先端を嵌合させる嵌合部41aが形成
してある。この嵌合部41aは前述した各実施例にも適
宜して良い。
次に、第12図は、さらに別の実施例を示している。こ
の実施例は、くさび状体すの胴主体40の周面の軸方向
における中間部位に、クランプCの軸方向の巾に対応す
る巾の縮径部45を設けてクランプCでケーブルaを緊
縛していくときにそれによりケーブルaのぐびり込まれ
た部分がこの縮径部45内に嵌入してくるようにした例
であり、胴主体40の基端側には拡径した頭部41が形
成してあるが、この頭部41は省略する場合がある。
次に第13図および第14図は、くさび状体すのさらに
異なる実施例を示している。この実施例は、くさび状体
すの胴主体40を、先端が尖る軸杆状に形成し、それの
基端側に拡径した頭部41を設けて、全体として釘状に
形成した例であり、それの胴主体40の周面には、軸方
向と直交する方向の条溝または突条46・・・が、軸方
向に整列して形成してある。この実施例のくさび状体す
は、胴主体40の基端側に形成する頭部41を省略して
、頭のない釘状に形成する場合がある。
次に第15図および第16図は、さらに別の形態とした
くさび状体すの実施例を示している。この実施例は、く
さび状体すの軸杆状に形成した胴主体40の周面に、ケ
ーブルaの内皮30aにより被覆された状態の芯線30
・・・が、それの内皮30aの周面の周方向の一部を嵌
入させていくよう、胴主体40の軸方向に沿う割込溝状
の嵌合溝47・・・を形成している例である。そして、
この例においては、胴主体40の周面に形成する上述の
例込溝状の嵌合溝47・・・は、ケーブルaが、それの
内部に4木の芯線30・・・を束にまとめて収蔵してい
る形態のものであるときには、第16図に示しているよ
うに、胴主体40の馬面の周方向に4等配した個所にそ
れぞれ形設して、4本の芯線30・・・に対応させ、ま
た、ケーブルaが、内部に3木の芯線30・・・を束に
まとめて収蔵している形態のものであるときは、第17
図に示しているように、胴主体40の周面の周方向に3
等配した個所にこの割込溝状の嵌合溝47・・・をそれ
ぞれ形設して3本の芯線30・・・に対応させ、また、
ケーブルaが、内部に2木の芯線30・・・を束にまと
めて収蔵している形態のものであるときは、胴主体40
の左右の側面にそれぞれ設けて、2本の芯線30・・・
に対応させるようにしてある。
そしてまた、これら割込溝状の嵌合溝47にはそれの内
壁面に、それの長芋方向と直交する方向の突条48・・
・が長手方向に並列して設けである、この突条48・・
・は省略する場合がある。また、この嵌合溝47には、
前述の第12図に示した例の如く、長芋方向の途中に縮
径部45を設けるようにする場合がある。また、基端側
に設ける拡径した頭部41は、第19図に示している実
施例のように省略する場合がある。
クランプCは、第20図に示している如く、金属材また
は合成樹脂材により周方向の一部に開裂部50を具備す
るC型の止め輪状に形成した通常のもので、内周面には
鋸歯状の突条51・・・が形設してある。該クランプC
は周方向の一部に開設した開裂部50を開くように拡径
して、その開裂部50からケーブルaの外皮32の外周
に巻き付けるように嵌挿し、その状態において、適宜の
工具で縮径する方向に押圧して押し潰すように変形する
ことにより、ケーブルaを絞り込んでかしめ付けた状態
とし、次いで、この状態のクランプCをケース1のケー
ブル引出口10の周辺に予め形設しておく係止部11に
係止させることで、ケーブルaをケース1に対し保定せ
しめるようにする従来公知のものであり、ケーブルaを
それの外周側から絞り込むように緊縛していき、それに
よりケーブルaの外周面に一体的にか1.め付けられた
状態になるものであれば良く、その形状は任意である。
また、第21図に示している例の如く、合成樹脂材によ
り柔軟な帯状に形成して、それの内周面に係合歯52・
・・をラック状に形設したバンド53と、そのバント5
3の一端側に一体に連続させて形成し内周面に前記バン
ド53の係合歯52・・・に係合するラチェツト爪54
を設けた口枠55とにより、バンド53をループ状に丸
めて遊端側を口枠55に通し、その遊端側を強く引き出
すことで、ループ状にしたバント53により緊縛してい
く結束バンドの形態のものを用いる場合もあるしかし、
このクランプCのケーブルaの外周に対するかしめ付け
は、前述のくさび状体すを、ケーブルaの芯線30・・
・を剥き出した側の端部からそれら芯線30・・・の束
の中心部位に押し込んだ状態において、そのくさび状体
すの胴部の外周に対応する部位を緊縛していくように行
なう。即ちケーブルa内の複数本の芯線30・・・の束
の中心部位に押し込んだくさび状体すを芯として、それ
の外周面に、内皮30a・・・によりそれぞれ被覆され
ている芯線30・・・の束と外皮32とを、押し付けて
いく状態として緊縛を行なう。
このくさび状体すを芯としてのクランプCによる緊縛を
終えたケーブルaは、それの芯線30・・・の各端末に
接続したコンタクト20・・・をコネクタ本体2に保持
せしめた状態として、ケース1の上半側1aと下半側1
bとに分けて形成してあるケーブル引出口10に嵌挿し
、その際、緊縛したクランプCを、ケーブル引出口10
の周辺に形設しておく係止部11に係止し、その状態に
おいて、ケース1の上半側1aと下半側1bとを閉じ合
わせて一体的に連結することで、弱電機器たるコネクタ
Aが組立てられ、また、ケーブルaはそれのケース1に
一体的に止着する状態となって接続される。
このとき、ケース1が金属材で成形されたものであると
きは、合成樹脂材で成形して予めケーブルaに嵌挿して
おくカバー6を、前述した如く組立てられたケース1の
外面に被覆するか、組立てたケース1およびケーブルa
の接続端部の外周に合成樹脂材よりなるカバー6をモー
ルドにより被せるようにする。
このように構成される実施例装置は次のように作用する
ケーブルaを弱電機器の器体たるケース1に接続すると
きは、ケーブルaの外皮32を切除して剥き出した芯線
30・・・の束の中心部位に、第3図乃至第19図に示
している如く適宜の形状に形成しておくくさび状体すを
、芯線30・・・の束を剥き出した側のケーブルaの端
部から押し込んで、そのくさび状体すが、外皮32によ
り被覆されている芯線30・・・の束の軸心部位に刺し
込まれた状態とする。
次に、この状態から、ケーブルaの外皮32の外周で、
前記くさび状体すの胴主体4oの長手方向の中間に対応
する部位に、クランプCを巻き付けて、それをケーブル
aの外周面に緊縛してかしめ付ける。
これにより、ケーブルaは、軸心部位に刺し込んだ硬い
くさび状体すを芯として、外周側からクランプCにより
緊縛されることで、それぞれの芯線30・・・を包む各
内皮30a・・・の外周面でケーブルaの軸心に向かう
側が、くさび状体すの外周面に圧着していき、また、こ
れら芯線3o・・・の束を包む外皮32が、外周側から
締め付けるクランプCにより綜れた状態となってクラン
プCに圧着しながら、それの内周側が前述の芯線3o・
・・の各内皮30a・・・をくさび状体すの外周面に締
め付けていき、ケーブルaの外皮32および芯線3o・
・・をそれぞれ被覆している内皮30a・・・を、外周
側のクランプCと軸心部位に位置するくさび状体すとに
より強く挟着した状態としていく。
そして、これに・より、ケーブルaは、外皮32の外周
側を締付けるクランプCおよび軸心部位に刺し込んだく
さび状体すとに、内外から締付けられて、外皮32およ
び各芯線3o・・・を被覆する内皮30a・・・とが一
体的に係着した状態となる。
そして、このことから、外皮32の外周に緊縛したクラ
ンプCを、弱電機器の器体たるケースlのケーブル引出
口10の周辺に設けた係止部11に係止して、ケーブル
aを外部に導き出し、ケーブルaを弱電機器の器体たる
ケース1に接続した状態としたとき、そのケーブルaを
引張りに対し極めて強固なものとする。
即ち、ケーブルaのクランプCで緊縛した部分が、クラ
ンプCおよび軸心部位のくさび状体すと一体的に結合す
る剛体の棒状になって、器体1に強く保合するようにな
り、かつ、ケーブルaを強く引張ったときの、外皮32
および内皮30a・・・の伸びによる縮径が、クランプ
Cにより緊縛した部位に殆んど生じないようになること
で、著しく引張りに強いものとなる。
4木の芯線30・・・の束を収蔵しているシールドケー
ブルaについて、実際に引張り試験を行なった結果によ
れば、第22図の如く、くさび状体すを用いないで、外
周側か−らクランプbで緊縛した場合にあっては、引張
り保持力が3〜8Kgの範囲であったのに対し、第23
図の如く、くさび状体すに第3図で示しているねじ状の
ものを用いた場合にあっては、20Kg以七の引張り保
持力を示しまた、第24図に示している如く、くさび状
体すとして第12図に示している結成のものを用いた場
合にあっては、14Kg−16Kgの引張り保持力を示
し、また、第25図に示している如く、くさび状体すと
して頭部41のない釘状のものを用いた場合にあっては
、9Kg〜11Kgの引張り保持力を示す結果となった
以上説明したように、本発明による弱電機器におけるケ
ーブルの抜け止め装置は、内皮30mによりそれぞれ被
覆された複数本の芯線30・・・の束が、外皮32によ
り被覆してあるケーブルaの端部から、外皮32の一部
を切除して芯線30・・・の束を剥き出し、その芯線3
0の束の中心部位に、芯線30・・・の軸線方向に沿う
姿勢としたくさび状体すをケーブルaの端部側から、芯
線30・・・の各内皮30a・・・の外周面に沿って刺
し込み、そのケーブルaの外周面で前記くさび状体すの
胴主体40の外周面の長平方向の中間部に対応する部位
にクランプCを巻き伺け、そのクランプCを縮径方向に
絞ってケーブルaの外皮32および芯線30・・・の内
皮30a、・・・を前記くさび状体すの外周面に緊縛し
、そのクランプCを機器の器体1のケーブル引出口10
の周辺に設けた係止部11に係止せしめて構成している
のだから、ケーブルを強く引張っても、芯線と機器の接
続端子との接続が外れたり、ケーブルを機器に保定する
ためのクランプによる緊縛に緩みが生じたりすることな
く、ケーブルを機器に対して確実に保定せしめ得るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明手段を実施せるコネクタの組立途上の斜
視図、第2図は同上のケーブルの縦断面図、第3図は同
上のくさび状体の側面図、第4図は同上くさび状体の正
面図、第5図は別の実施例のくさび状体の側面図、第6
図は同上くさび状体の正面図、第7図はさらに異なるく
さび状体の実施例の側面図、第8図は同上くさび状体の
正面図、第9図は同上くさび状体の変形例の正面図、第
1O図はさらに、j(lのくさび状体の実施例の側面図
、第11図は同上くさび状体の正面図、第12図は別の
実施例のくさび状体の側面図、l!813図はさらに別
の実施例のくさび状体の側面図、第14図は同上くさび
状体の正面図、第15図はさらに異なる実施例のくさび
状体の側面図、第16図は同上くさび状体の正面図、第
17図は同上くさび状体の変形例の正面図、第18図は
同上くさび状体のさらに異なる変形例の正面図、第19
図は同上くさび状体のさらに別の実施例の側面図、第2
0図はクランプの斜視図、第21図は別の形態の形態の
クランプの斜視図、第22図は引張り試験供試した従来
手段の説明図、第23図および第24図ならびに第25
図は引張り試験に供試した本発明手段の各実施例の説明
図である。 図面符号の説明 A・・・弱電機器 b・・・くさび状体 1・・・器体(ケース) lb・・・下半側 11・・・係止部 a・・・ケーブル C・・・クランプ la・・・上半側 10・・・引出口 2・・・コネクタ本体 2a・・・極保持部材 20・・・コンタクト 30a・・・内皮 32・・・外皮 41・・・頭部 42・・・突条 44・・・拡径部 46・・・突条 48・・・突条 51・・・突条 53・・・バンド 55・・・口枠 2b・・・外筐 30・・・芯線 31・・・シールド線 40・・・胴主体 41a・・・嵌合部 43・・・突起 45・・・縮径部 47・・・嵌合溝 50・・・開裂部 52・・・係合歯 54・・・ラチェツト爪 6・・・カバー 第22図 第23図 特 許 出 願 人 株式会社 茂 治 第 図 第 図 第 第14図 す 第18図 第17図 第16図 第13図 今υ →り 第15図 第19図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).内皮30aによりそれぞれ被覆された複数本の
    芯線30・・・の束が、外皮32により被覆してあるケ
    ーブルaの端部から、外皮32の一部を切除して芯線3
    0・・・の束を剥き出し、その芯線30の束の中心部位
    に、芯線30・・・の軸線方向に沿う姿勢としたくさび
    状体bをケーブルaの端部側から、芯線30・・・の各
    内皮30a・・・の外周面に沿って刺し込み、そのケー
    ブルaの外周面で前記くさび状体bの胴主体40の外周
    面の長手方向の中間部に対応する部位に、クランプcを
    巻き付け、そのクランプcを縮径方向に絞ってケーブル
    aの外皮32および芯線30・・・の内皮30a・・・
    を前記くさび状体bの外周面に緊縛し、そのクランプc
    を機器の器体1のケーブル引出口10の周辺に設けた係
    止部11に係止せしめてなるケーブルの抜け止め装置。
  2. (2).くさび状体bを、胴主体40の外周面に螺旋の
    突条42を具備するねじとした請求項1記載のケーブル
    の抜け止め装置。
  3. (3).くさび状体bを、胴主体40の基端側に拡径し
    た頭部41を具備するねじとした請求項1記載のケーブ
    ルの抜け止め装置。
  4. (4).くさび状体bの胴主体40の外周面に、うろこ
    状の突起43・・・を、該くさび状体bの軸線方向に沿
    うラック状に並列させて装設した請求項1記載のケーブ
    ルの抜け止め装置。
  5. (5).くさび状体bを、胴主体40の基端側に拡径し
    た頭部41を具備し先端側にコーン状の拡径部44を具
    備する銛状にした請求項1記載のケーブルの抜け止め装
    置。
  6. (6).くさび状体bを、胴主体40の基端側に拡径し
    た頭部41を具備する釘状に形成した請求項1記載のケ
    ーブルの抜け止め装置。
  7. (7).くさび状体bを、頭部のない釘状に形成した請
    求項1記載のケーブルの抜け止め装置。
  8. (8).くさび状体bの胴主体40の外周面に、芯線3
    0を被覆する内皮30aの周面の一部を嵌入せしめる複
    数本の嵌合溝47・・・を、胴主体40の周方向に略等
    配して設けた請求項1記載のケーブルの抜け止め装置。
  9. (9).くさび状体bの胴主体40の外周面に設ける嵌
    合溝47・・・の内壁面に、芯線30を被覆する内皮3
    0aの外周面に喰い込む突条48・・・をラック状に設
    けた請求項8記載のケーブルの抜け止め装置。
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