JPH0465072A

JPH0465072A - フラットケーブル用コネクタ

Info

Publication number: JPH0465072A
Application number: JP2179104A
Authority: JP
Inventors: Takafumi Ushiro; 後　尚文
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-07-04
Filing date: 1990-07-04
Publication date: 1992-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はフラットケーブルを電子機器等に接続する際に
使用するフラットケーブル用コネクタに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、芯線が一列に複数並設されたフラットケーブルは
、その先端に取付けられたフラットケーブル用コネクタ
を介して電子機器等に接続されていた。この種のフラッ
トケーブル用コネクタを第３図ないし第８図によって説
明する。

第３図ないし第８図は従来のフラットケーブル用コネク
タの概略構成を示す図で、第３図はコネクタ本体がフラ
ットケーブルに取付けられた状態の平面図、第４図は第
３図におけるＩＶ−ＩＶＶ線断面図第５図は第３図にお
けるＶ−Ｖ線断面図、第６図は第３図におけるＶＴ−Ｖ
Ｉ線断面図、第７図は第３図における■−■線断面図、
第８図は従来のフラットケーブル用コネクタがフラット
ケーブルに取付けられた状態を示す正面図である。これ
らの図において、■はフラットケーブル、２はこのフラ
ットケーブル１の芯線で、この芯線２は一列に複数並設
されている。そして、この芯線２は、フラットケーブル
１の先端部分で後述するフラットケーブル用コネクタ３
に接続されている。

３はフラットケーブル用コネクタ（以下、単にコネクタ
という）で、このコネクタ３は、前記フラットケーブル
１の芯線２に接続される接触子４゜５を備えたコネクタ
本体６と、このコネクタ本体６にフラットケーブル１を
固定するストッパー７等とから構成されている。

前記接触子４．５は、第３図に示すようにコネクタ本体
６にそれぞれ３本ずつ、フラットケーブル１の幅方向（
芯線２の並設方向）に沿ってそれぞれ並設され、接触子
５の列は、接触子４の列よりフラットケーブル１の先端
側へ所定間隔だけ離間して配置されている。また、各接
触子４．５は、前記芯線２に接続される芯線接続部４ａ
、５ａが一端に設けられ、他端には、電子機器等（図示
せず）に接続される外部接続部４ｂ、５ｂが設けられて
おり、前記芯線接続部４ａ。５ａをコネクタ本体６のフ
ラットケーブル接続部６ａ上に突出させかつ外部接続部
４ｂ、５ｂをコネクタ本体６の底部開口部６ｂに臨ませ
てコネクタ本体６に内設されている。なお、芯線接続部
４ａ、５ａは芯線２を挟んで保持するように構成されて
いる。前記外部接続部４ｂ、５ｂの配置位置は、コネク
タ本体６の下から見て２次元の格子点上に配置されるよ
うに設定されている。そして、このような外部接続部４
ｂ、５ｂの配置に対してフラットケーブル１の芯線２は
フラットケーブル１０幅方向に１次元の線上に配置され
ている関係から、接触子４はその芯線接続部４ａがフラ
ットケーブル１０幅方向へ芯線１本分だけ偏位されてい
る。すなわち、各接触子４．５は複数の芯線２のうち互
いに隣り合う芯線２に接続されることになる。なお、接
触子の列数が増加１７た場合には、同様に特定の１列を
除いて他の列は全てずらす必要がある。

前記ストッパー７は断面略コ字状に形成され、コ字状の
底部分でフラットケーブル１をコネクタ本体６へ圧接さ
せてこれを保持するように構成されている。そして、こ
のストッパー７の両側部には、コネクタ本体６の保合突
起６Ｃに係止される係止片７ａが形成されている。

このように構成された従来のフラットケーブル用コネク
タでは、コネクタ本体６の接触子４，５にフラットケー
ブル１の芯線２を接続させ、ストッパー７をフラットケ
ーブル１の」二からコネクタ本体６へ係止させてフラッ
トケーブル１に取付けられる。ストッパー７を係止させ
ることによってフラットケーブル１はコネクタ本体６に
圧接固定される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかるに、従来のフラットケーブル用コネクタは以上の
ように構成されているため、フラットケーブル１の芯線
２の最大数を越えるビン数をもつコネクタは、その幅寸
法を大きくする解決策しかなく、また、列数の多いコネ
クタは幅方向でのビン間隔が大きくなるという問題があ
った。

（課題を解決するための手段〕本発明に係るフラットケーブル用コネクタは、コネクタ
本体のフラ・ノドケーブル取付は部を階段状に形成する
と共に各段に芯線接続用の接触子をそれぞれ立設し、こ
のコネクタ本体に、前記各以上に先端部が載置されて複
数重ねられたフラットケーブルをコネクタ本体に圧接さ
せて把持するホルダーを装着したものである。

〔作　用〕

コネクタのフラットケーブル用接続面が３次元的になり
、一つのコネクタにフラットケーブルが複数重ねて接続
される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図（ａ）、
　（ｂ）によって詳細に説明する。

第１図は本発明に係るフラットケーブル用コネクタのコ
ネクタ本体を示す縦断面図、第２図（ａ）。

（ｂ）は本発明に係るフラットケーブル用コネクタのホ
ルダーを示す図で、同図（ａ）は正面図、同図（ｂ）は
（ａ）図における１３−Ｂ線断面図である。なお、第１
図ではコネクタ本体にフラットケーブルを接続した状態
を示す。これらの図において前記第３図ないし第７図で
説明したものと同一もしくは同等部材については、同一
符号を付し詳細な説明は省略する。これらの図において
、１１はコネクタ本体で、このコネクタ本体上部のフラ
ットケ−プル接続部は、段部１２，１３．１４を有する
階段状に形成されている。

１５〜１７は接触子で、これらの接触子１５〜１７は前
記段部１２〜１４と対応する位置に配設されており、段
部１２〜１４毎にコネクタ本体１１の幅方向に沿って複
数本並設されている。そして、これらの接触子１５〜１
７は、フラットケーブルエの芯線２を挟んで保持する芯
線接続部１５ａ〜１７ａが一端に設けられ、他端には、
電子機器等（図示せず）に接続される外部接続部１５ｂ
〜１７ｂが設けられており、前記芯線接続部１５ａ〜１
７ａを前記各段部１２〜１４から上方へ突出させかつ外
部接続部１５ｂ〜１７ｂをコネクタ本体１１の底部開口
部１１ｂに臨ませてコネクタ本体１１に内設されている
。なお、第１図で示した例では、接触子１５〜１７を各
段部に対してそれぞれ１列に設けたが、各接触子１５〜
１７の列は２列とすることもできる。このように２列と
する場合には従来例と同様の接続方法が採られる。

１８はフラットケーブルエを前記コネクタ本体１１に固
定するホルダーとしてのストッパーである。このストッ
パー１８は、全体が正面視略門形に形成され、コネクタ
本体１１に係止される左右の係止片１９と、両係止片１
９間に設けられたケーブル保持部２０とから構成されて
いる。前記ケーブル保持部２０には、フラットケーブル
１が挿入されるスリン）２０ａが上下に複数（本実施例
では３箇所）並設されている。このスリンｌ−２０ａは
、コネクタ本体１１の各段部１２〜１４と対応するよう
にその深さ寸法が設定されており、各スリット２０の最
奥部には接触子１５〜１７が挿通されるビン穴２０ｂが
それぞれ開口されている。

このビン穴２０ｂは接触子１５〜１７の各列毎の本数と
同数だけ設けられ、その配置位置は各接触子１５〜１７
と対応する位置に設定されている。

次に、上述したように構成された本発明に係るフラット
ケーブル用コネクタをフラットケーブル１に取付ける手
順について説明する。先ず、３本のフラットケーブル１
をストッパー１８の各スリット２０ａに挿入させる。次
に、このストッパー１８をコネクタ本体１１に上がら載
置させ、係止片１９をコネクタ本体１１に係止させる。

この際、各接触子１５〜１７がビン穴２０ｂに挿通され
、各フラットケーブル１の芯線２に接続されることにな
る。なお、上述したように係止片１９を係止させること
により、各フラットケーブル１はストッパー１８によっ
てコネクタ本体１１に圧接されて固定される。このよう
にして接続が完了する。

また、コネクタ本体１１にフラットケーブル１を固定す
るには、上述したようなストッパー１８を使用しなくて
も従来のものと同等の断面コ字状のストッパーを使用し
て行なうこともできる。このようにする場合には、先ず
、コネクタ本体１１の段部１２〜１４のうち最も低い段
部１２上に第１のフラットケーブル１を載置させ、その
芯線２を接触子１５の芯線接続部１５ａに接続させる。

同様にして段部工３上に第２のフラットケーブルｌを、
段部１４上に第３のフラットケーブル１を順次載置、接
続させる。しかる後、ストッパーにより３本のフラット
ケーブル１をコネクタ本体１１に圧接させて固定するこ
とによって、接続が完了する。

したがって、コネクタ本体１１のフラットケーブル用接
続部を階段状に形成することによって、フラットケーブ
ル用接続面が３次元的になり、つのコネクタにフラット
ケーブル１が複数重ねて接続される。

また、本実施例で示したストッパー１８によってフラッ
トケーブル１をコネクタ本体１１に固定する手法を採る
と、複数本のフラットケーブル１を一度にしかも正確に
接続することができるので、組立て作業を容易にし工作
精度を向上させることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るフラットケーブル用コ
ネクタは、コネクタ本体のフラットケーブル取付は部を
階段状に形成すると共に各段に芯線接続用の接触子をそ
れぞれ立設し、このコネクタ本体に、前記各段上に先端
部が載置されて複数重ねられたフラットケーブルをコネ
クタ本体に圧接させて把持するホルダーを装着したため
、コネクタのフラットケーブル用接続面が３次元的にな
り、一つのコネクタにフラットケーブルが複数重ねて接
続される。したがって、本発明によれば列数の多いコネ
クタでビン間隔を狭めることができ、コネクタを小型化
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るフラットケーブル用コネクタのコ
ネクタ本体を示す縦断面図、第２図（ａ）。（ｂ）は本発明に係るフラットケーブル用コネクタのホ
ルダーを示す図で、同図（ａ）は正面図、同図（ｂ）は
（ａ）図におけるＢ−Ｂ線断面図である。第３図ないし
第８図は従来のフラットケーブル用コネクタの概略構成
を示す図で、第３図はコネクタ本体がフラットケーブル
に取付けられた状態の平面図、第４図は第３図における
ＩＶ−ＩＶＶ線断面図第５図は第３図におけるＶ−Ｖ線
断面図、第６図は第３図におけるｖｒ−ｖｉ線断面図、
第７図は第３図における■−■線断面図、第８図は従来
のフラットケーブル用コネクタがフラットケーブルに取
付けられた状態を示す正面図である。１・・・・フラットケーブル、２・・・・芯線、１１．
。・・コネクタ本体、１２，１３．１４・・・０段部、１
５．１６．１７・・・・接触子、１５ａ、１６ａ、１７
ａ・・・・芯線接続部、１８・・・・ストッパー　２０
ａ・・・・スリット。

Claims

【特許請求の範囲】

芯線が一列に複数並設されたフラットケーブルの先端に
取付けられ、前記芯線に交差して接続される接触子がコ
ネクタ本体に立設されたフラットケーブル用コネクタに
おいて、前記コネクタ本体のフラットケーブル取付け部
を階段状に形成すると共に各段に芯線接続用の接触子を
それぞれ立設し、このコネクタ本体に、前記各段上に先
端部が載置されて複数重ねられたフラットケーブルをコ
ネクタ本体に圧接させて把持するホルダーを装着したこ
とを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。