JPH0464815A - 気化式燃焼装置 - Google Patents

気化式燃焼装置

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JPH0464815A
JPH0464815A JP17704190A JP17704190A JPH0464815A JP H0464815 A JPH0464815 A JP H0464815A JP 17704190 A JP17704190 A JP 17704190A JP 17704190 A JP17704190 A JP 17704190A JP H0464815 A JPH0464815 A JP H0464815A
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JP
Japan
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temperature
room temperature
vaporizer
time
heater
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JP17704190A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Endo
遠藤 克久
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、灯油を気化する気化器を設けた気化式燃焼装
置に関する。
(従来の技術) 従来の気化式燃焼装置は、電源が投入されるとヒータへ
の通電を開始して気化器を加熱し、気化器温度が設定温
度10以上になると貯油タンクから灯油が気化器に給油
されて気化され、気化ガスがバーナ部に供給されるとと
もに点火器が動作して気化ガスが点火され燃焼動作が開
始されることになる。そして燃焼動作によって室温が上
昇し、室温が設定された設定室温t。に対しである一定
温度以上高い温度t1になると、オフ制御機能が働いて
気化器への灯油の給油が停止されて燃焼動作が停止され
るとともに気化器を加熱するヒータへの通電も停止され
る。そしてその後室温が次第に低下しto以下になると
オフ制御機能が解除されてヒータへの通電が再開され、
そして気化器の温度が設定温度T。以上になると貯油タ
ンクから灯油が気化器に給油されるとともに点火器が動
作されて再度燃焼動作が開始されるものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしこのようにオフ制御機能の働きによって燃焼動作
が停止されたとき気化器を加熱するヒータへの通電を停
止し、ヒータへの通電再開を室温が低下してオフ制御機
能が解除されたとき行うようにしたのでは、オフ制御機
能が解除された時点では気化器温度が低く、その後気化
器温度が灯油を気化するのに必要な設定温度になるまで
長い時間待つことになり、従ってオフ制御機能が解除さ
れたときスムーズに燃焼動作を再開させることができな
い問題があった。換言すればオフ制御機能が解除され気
化器温度が設定温度に達して燃焼動作を再開するときに
は室温の低下が大きくなり快適な室温制御ができない問
題があった。
そこで本発明は、オフ制御機能の働きによって燃焼動作
が停止され気化器を加熱するヒータへの通電が停止され
ても、その後室温が低下するとオフ制御機能が解除され
る前にヒータへの通電を開始し、オフ制御機能が解除さ
れる時点では気化器温度を灯油を気化するのに必要な設
定温度にしているので、オフ制御機能が解除されたとき
直ちに燃焼動作を再開させることができ、従って快適な
室温制御ができ、しかもヒータによる無駄な電力消費を
極力防止できる気化式燃焼装置を提供しようとするもの
である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、ヒータで加熱される気化器を設け、この気化
器で給油される灯油を気化して燃焼動作を行なう気化式
燃焼装置において、気化器の温度を検知する気化器温度
検知手段と、室温を検知する室温検知手段と、室温設定
を行う温度設定手段と、この温度設定手段による設定室
温に対して室温検知手段が検知した室温が予め設定した
所定温度差以上高くなると気化器への灯油の給油を停止
して燃焼動作を停止させるオフ制御手段と、このオフ制
御手段によって燃焼動作が停止されている状態で検知室
温が設定室温、又は設定室温よりも若干高いもしくは若
干低い温度まで低下し、かつ気化器温度が予め設定され
た設定温度以上のとき気化器に灯油を給油して再度燃焼
動作を開始させる再燃焼手段と、オフ制御手段による燃
焼動作の停止後において室温が設定温度に対して予め設
定した所定温度差以内になると室温検知手段からの検知
室温により室温の低下速度を測定する室温低下速度測定
手段と、オフ制御手段による燃焼動作の停止後において
気化器温度検知手段からの検知温度により気化器温度の
低下速度を測定する気化器温度低下速度測定手段と、室
温低下速度測定手段による測定結果から室温が設定温度
に対して予め設定した所定温度差以内になってから設定
室温、又は設定室温よりも若干高いもしくは若干低い温
度まで低下するに要する時間を予測する時間予測手段と
、この時間予測手段による予測時間と気化器温度低下速
度測定手段による測定結果から室温が設定室温、又は設
定室温よりも若干高いもしくは若干低い温度に低下した
ときの気化器温度を予測する気化器温度予測手段と、こ
の気化器温度予測手段の予測結果に基づいて室温が設定
室温、又は設定室温よりも若干高いもしくは若干低い温
度に低下したときに気化器が予め設定された設定温度以
上に達するようにどの位の時間前にヒータへの通電を開
始すればよいかその時間を決定する時間決定手段と、温
度設定手段の設定室温に対して室温検知手段が検知した
室温が予め設定した所定温度差以上高くなるとヒータへ
の通電を停止制御し、かつ室温が設定温度に対して予め
設定した所定温度差以内に低下した後時間予測手段が予
測した時間から時間決定手段が決定した時間を減算した
時間経過後にヒータへの通電制御を開始するヒタ制御手
段を設けたものである。
(作用) このような構成の本発明においては、燃焼動作中におい
て室温が設定室温に対して所定温度差以上高くなると気
化器への灯油の給油が停止されて燃焼動作が停止される
。また気化器を加熱するヒータへの通電も停止される。
この状態で室温が設定室温に対して所定温度差以下にな
ると室温の低下速度及び気化器温度の低下速度が測定さ
れ、これにより室温が設定室温、又は設定室温よりも若
干高いもしくは若干低い温度まで低下するに要する時間
及びこの時間経過後の気化器温度が予測される。そして
この気化器温度の予測結果に基づいて室温が設定室温、
又は設定室温よりも若干高いもしくは若干低い温度に低
下したときに気化器が予め設定された設定温度以上に達
するようにどの位の時間前にヒータへの通電を開始すれ
ばよいかその時間が決定される。こうして室温が設定温
度、又は設定室温よりも若干高いもしくは若干低い温度
まで低下する前にヒータへの通電制御が開始され、室温
が設定温度、又は設定室温よりも若干高いもしくは若干
低い温度まで低下したときには気化器温度はちょうど設
定温度以上に達しており直ちに燃焼動作が再開されるこ
とになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。なお
、本実施例は本発明を強制給排気式温風暖房機に適用し
たものについて述べる。
第1図は温風暖房機本体の回路構成を示すもので、電源
プラグ1の端子の一方を電流ヒユーズ2を介して電源ラ
インp1に接続するとともに端子の他方を気化器温度ヒ
ユーズ3を介して電源ラインg2に接続している。
前記電源ラインD + +92間には電源トランス4の
1次巻線、コンデンサ5、TNR素子6がそれぞれ接続
されている。
また前記電源ラインρ1.Ω2間には後述する第1リレ
ー33の常開接点33a及び後述する第2リレー34の
2接点切換接点34aを直列に介して対流用モータ7を
接続するとともに、後述する第3リレー35の常開接点
35aを介して燃焼用モータ8を接続している。前記対
流用モータ7は対流用ファンを駆動し室内の空気を燃焼
室とは遮蔽分離された加熱室を介して循環させるように
なっている。また前記燃焼用モータ8は燃焼用ファンを
駆動し、燃焼室に対して室外の空気を強制吸気し、かつ
強制排気するようにしている。
前記第2リレー34の切換接点34aの各接点は前記対
流用モータ7の強回転端子及び弱回転端子にそれぞれ接
続されている。
前記第1リレー33の常開接点33aにはコンデンサ9
と抵抗10との直列回路が並列に接続され、また前記第
3リレー35の常開接点35aにはコンデンサ11と抵
抗12の直列回路が並列に接続されている。
また前記電源ラインN1.N2間には運転スイッチ13
を介して気化器ヒータ14と双方向性3端子サイリスタ
15との直列回路を接続している。
前記サイリスタ15の端子間には抵抗16とコンデンサ
17との直列回路が並列に接続され、またゲートと端子
間には抵抗18とフォトカブラ19の受光素子1.9 
aとの直列回路が接続されている。
さらに前記電源942111.12間には前記運転スイ
ッチ13及び後述する第4リレー36の常開接点36a
を直列に介して後述する第5リレ37の常開接点37a
とダイオードブリッジ回路20との直列回路、コンデン
サ21並びに点火トランス22と後述する第6リレー3
8の常開接点38aとの直列回路がそれぞれ接続されて
いる。
前記ダイオードブリッジ回路20は一方側の2個のダイ
オードのカソードとアノードとの接続点を前記第5リレ
ー37の常開接点37aに接続し、他方側の2個のダイ
オードのカソードとアノードとの接続点を前記電源ライ
ン12に接続している。
前記第5リレー37の常開接点37aには抵抗23が並
列に接続されている。
前記ダイオードブリッジ回路20の2つのダイオードの
アノード同士の接続点とカソード同士の接続点との間に
は灯油の気化器に対する給油を制御する電磁弁24が接
続されている。
第2図は温風暖房機本体回路を制御する制御部の回路構
成を示すもので、25はマイクロコンピュータである。
前記マイクロコンピュータ25の各出力端子とVB端子
との間にはそれぞれインバータ26゜27.2g、29
,30,31.32を介して前記第1リレー33、第2
リレー34、第3リレー35、第4リレー36、第5リ
レー37、第6リレー38及び抵抗39と前記フォトカ
ブラ19の発光素子19bとの直列回路を接続している
前記各リレー33〜38にはダイオード40゜41.4
2,43,44.45がそれぞれ並列に接続され、また
前記抵抗39と前記フォトカブラ19の発光素子19b
との直列回路には抵抗46が並列に接続されている。
また前記マイクロコンピュータ25のA/D変換機能付
き人力端子には室温を検知する室温検知器47及び気化
器の温度を検知する気化器温度検知器48の出力端子が
接続されている。また前記マイクロコンピュータ25の
別の入力端子には室温を設定する温度設定器49の出力
端子が接続されている。
さらに前記マイクロコンピュータ25の別の入力端子と
VSS端子との間には抵抗50と運転スイッチ51との
直列回路が接続されている。そして前記抵抗50と運転
スイッチ51との接続点を抵抗52を介して接地してい
る。
前記運転スイッチ51は第1図に示した運転スイッチ1
3と連動するようになっている。
さらに前記マイクロコンピュータ25は表示部53に対
して設定室温や検知室温等の表示データを出力するよう
になっている。
なお、前記VB端子の直流電源は前記電源トランス4の
2次巻線に発生する電圧を整流、平滑して得られ、また
前記VSS端子の直流電源は平滑した電圧をさらに安定
化して得られるようになっている。
第3図は前記マイクロコンピュータ25による要部制御
を示す流れ図で、この制御においては先ずS、で運転ス
イッチ51がオンされたか否かをチエツクし、オンされ
ていると続いてS2で室温≧t+(t+−to+α)か
否かをチエツクする。
なお、toは前記温度設定器49による設定温度である
そして室温≧t1であればオフ制御手段である消化シー
ケンスにより電磁弁24を閉じて気化器への給油を停止
させ燃焼動作を停止させる。
またサイリスタ15を非導通制御して気化器ヒータ14
への通電を停止させる。(ヒータ制御手段) また検知室温<1.であれば続いてS、で燃焼中か否か
をチエツクし、燃焼中であれば着火シーケンスにより燃
焼動作を継続する。
また燃焼中でなければ続いてS4で室温≧t。
か否かをチエツクし、検知室温くt。であればヒータ温
度制御により気化器設定温度を気化動作に必要なT。と
じて気化器ヒータ14への通電制御を行う。(ヒータ制
御手段) そしてS、で気化器温度TがT。以上になるまで待ち、
T≧Toになると着火シーケンスを開始させて燃焼動作
を開始させる。(再燃焼手段)前記S4において検知室
温≧1oであれば続いてS6で室温<1.か否かをチエ
ツクし、室温くtlであれば前記マイクロコンピュータ
25内に設けられた2つのタイマ54.55を動作して
室温低下速度の測定及び気化器温度の低下速度の測定等
の処理を行うようになっている。
すなわち室温低下速度の測定はタイマ54をスタートさ
せ室温がtl−Δtよりも低くなるのを待つ。そして室
温<1.−Δtになると、そのときのタイマ54のカウ
ント時間を記憶する。続いてタイマ54を再スタートさ
せ室温がt12Δtよりも低くなるのを待つ。そして室
温くtl−2Δtになると、そのときのタイマ54のカ
ウント時間を記憶する。さらにタイマ54を再々スター
トさせ室温がtl−3Δtよりも低くなるのを待つ。そ
して室温< t 1 3Δtになると、そのときのタイ
マ54のカウント時間を記憶する。
このようにして得た、室温がt、%t、−Δtに低下す
る時間、t、−Δt = t +  2Δtに低下する
時間、tl−2Δt−t +  3Δtに低下する時間
をもとに室温がt1〜1.に低下する時間Soを予測す
る。
また気化器温度低下速度の測定はタイマ55をスタート
させるとともにそのときの気化器温度Txを求める。そ
してその後気化器温度がTx−ΔTよりも低くなるのを
待つ。そして気化器温度くTx−ΔTになると、そのと
きのタイマ55のカウント時間を記憶する。続いてタイ
マ55を再スタートさせ気化器温度がTx  2ΔTよ
りも低くなるのを待つ。そして気化器温度<’rx−2
ΔTになると、そのときのタイマ55のカウント時間を
記憶する。さらにタイマ55を再々スタートさせ気化器
温度がTX−3ΔTよりも低くなるのを待つ。そして気
化器温度<Tx−3ΔTになると、そのときのタイマ5
5のカウント時間を記憶する。
このようにして得た、気化器温度がT x −T xΔ
Tに低下する時間、TX−ΔT−Tx2ΔTに低下する
時間、Tx  2ΔTNTx−3ΔTに低下する時間を
もとに気化器温度の低下傾斜を予測する。
そしてS7にて前記室温低下速度測定で予測した室温が
t。となる時間S。と気化器温度低下速度測定で予n1
シた気化器温度の低下傾斜に基づいて室温がt。となる
ときの気化器温度の低下状態を仮りに予測する。
またS8にて室温がt。に低下したとき気化器温度が設
定温度T。以上になるには室温がtoに低下するどの位
前の時間から前記気化器ヒータ14への通電を開始すれ
ばよいかその時間S2を求める。これはメモリ内に気化
器温度を設定温度18以上にするときの気化器温度と時
間の関係をテーブルとして用意し、そのテーブルから該
当する時間を選択することによって実現している。
そして前記時間S0から時間S2を減算し時間S、を求
める。すなわち時間Slは室温がt、以下に低下してか
ら気化器ヒータ14への通電を開始させるまでの時間と
なる。
しかして室温がt、以下に低下してから計測した時間S
が81に達するとヒータ温度制御により気化器設定温度
を気化動作に必要なT。とじて気化器ヒータ14への通
電制御を行う。(ヒータ制御手段) モしてS、で気化器温度TがT。以上になるまで待ち、
T≧Toになると着火シーケンスを開始させて燃焼動作
を開始させる。(再燃焼手段)このような構成の本実施
例においては、電源プラグ1を電源コンセントに差込み
運転スイッチ51をオン操作すると運転スイッチ13も
連動してオンされる。これによりマイクロコンピュータ
25は気化器温度検知器48からの気化器温度をチエツ
クしながらフォトカブラ19を介してサイリスタ15を
制御し気化器ヒータ14を通電制御する。
そして気化器温度Tが燃焼を開始するに適した設定温度
T。に達すると第3リレー35がオンされる。第3リレ
ー35のオンによりその常開接点35aが閉成され、燃
焼用モータ8が動作を開始する。これによりプリパージ
が開始され、もし燃焼室に残留ガスが溜っていれば吐出
される。
そして所定時間が経過すると、マイクロコンピュータ2
5は第4リレー36、第5リレー37及び第6リレー3
8を順次オンする。これにより常開接点36a、37a
、38aが順次閉成される。
こうして電磁弁24が開放されて灯油が気化器へ給油さ
れるとともに点火トランス22が内部に設けられたタイ
マによって一定時間動作して点火動作が開始される。こ
れにより気化器からの気化ガスはバーナ部において点火
トランス22によって点火され燃焼動作が開始されるよ
うになる。
燃焼動作が開始されて一定時間が経過すると第1リレー
33がオンしてその常開接点33aが閉成され、それに
より対流用モータ7が動作して温風を室内に送風して室
内を暖めるようになる。こうして室温は次第に上昇する
ようになる。
その後室温検知器47による検知室温が温度設定器49
で設定された設定室温t。に対してα℃高いt2になる
と、すなわち第4図のポイントP1になるとオフ制御機
能が働いて第4リレー36、第5リレー37及び第6リ
レー38のオフ制御が行われる。しかして電磁弁24が
閉じて気化器への灯油の給油が停止され燃焼動作が停止
される。このとき燃焼用モータ8はその後もしばらく動
作して燃焼室に溜った残留ガスを外部へ吐出すポストバ
ージ制御が行われる。
またサイリスタ15が非導通制御されて気化器ヒータ1
4への通電が停止される。
燃焼動作が停止されると室温は若干上昇した後低下する
ようになる。そして室温がtlより低下すると、室温が
Δを低下する毎の時間が3回測定されて室温低下速度が
測定される。これにより室温がt。に低下するまでの時
間S。が予測される。
また室温がtlに低下したときの気化器温度TXが検出
され、さらに気化器温度がΔT低下する毎の時間が3回
測定されて気化器温度低下速度が測定される。これによ
り室温がt。に低下したときの気化器温度、すなわち第
4図のポイントP2の温度が予測される。そしてテーブ
ルから室温がt。に低下したときに気化器温度を設定温
度18以上にするための事前通電時間S2を求める。
そして時間S。から時間S2を減算し気化器ヒータ14
への通電を開始させるまでの経過時間S、を求める。
しかして室温がt1以下に低下してから時間S、が経過
したときサイリスタ15が導通制御されて気化器ヒータ
14への通電が開始される。このときの気化器温度は第
4図のポイントP3の温度となっている。
こうして気化器温度は次第に上昇するようになる。
そして第4図にポイントP4で示すように室温がt。以
下に低下するとこのときには気化器温度は設定温度T。
に達しているので、直ちに着火シーケンスが動作し燃焼
動作が開始されるようになる。すなわち第4、第5、第
6リレー36.3738のオン動作によって電磁弁24
が開放するとともに点火トランス22が動作して直ちに
燃焼動作が再開されるようになる。
このように室温が設定温度t。以下になって燃焼動作を
再開させるときには気化器の温度は気化動作に適した設
定温度T。に達しているので室温が設定温度t。以下に
なると直ちに燃焼動作を再開させることができる。
従って燃焼動作が再開されるときの室温は設定温度t。
に対して大きく低下することはなく快適な室温制御がで
きる。
またオフ制御機能が働いている期間において気化器温度
がある程度低下するまで気化器ヒータ14への通電を再
開しないので、常に気化器温度を設定温度近傍に保持さ
せるものに比べて気化器ヒータ14による消費電力は少
なくすみ、消費電力の無駄を極力防止できる。
なお前記実施例ではオフ制御機能が解除されるときの温
度を設定温度t。とじたが必ずしもこれに限定されるも
のではなく、設定温度よりも若干高い温度あるいは若干
低い温度に設定してもよい。
また前記実施例は本発明を強制給排気式温風暖房機に適
用したものについて述べたが必ずしもこれに限定される
ものではなく、燃焼室で加熱された温風も直接室内に送
風する、いわゆるファンヒータと呼ばれるタイプの温風
暖房機でもよく、要は灯油を気化させる気化器を備えた
燃焼装置であればよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、オフ制御機能の働
きによって燃焼動作が停止され気化器を加熱するヒータ
への通電が停止されても、その後室温が低下するとオフ
制御機能が解除される前にヒータへの通電を開始し、オ
フ制御機能が解除される時点では気化器温度を灯油を気
化するのに必要な設定温度にしているので、オフ制御機
能が解除されたとき直ちに燃焼動作を再開させることが
でき、従って快適な室温制御ができ、しかもヒー夕によ
る無駄な電力消費を極力防止できる気化式燃焼装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は温風暖房
機本体の回路図、第2図は温風暖房機本体回路を制御す
る制御部の回路図、第3図は第2図のマイクロコンピュ
ータによる要部制御を示す流れ図、第4図は室温変化と
気化器温度変化との関係を示すグラフである。 14・・・気化器ヒータ、 15・・・双方向性3端子サイリスタ、19・・・フォ
トカプラ、 22・・・点火トランス、 24・・・電磁弁、 25・・・マイクロコンピュータ、 33〜38・・・リレー 47・・・室温検知器、 48・・・気化器温度検知器、 49・・・温度設定器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ヒータで加熱される気化器を設け、この気化器で給油
    される灯油を気化して燃焼動作を行なう気化式燃焼装置
    において、前記気化器の温度を検知する気化器温度検知
    手段と、室温を検知する室温検知手段と、室温設定を行
    う温度設定手段と、この温度設定手段による設定室温に
    対して前記室温検知手段が検知した室温が予め設定した
    所定温度差以上高くなると前記気化器への灯油の給油を
    停止して燃焼動作を停止させるオフ制御手段と、このオ
    フ制御手段によって燃焼動作が停止されている状態で検
    知室温が設定室温、又は設定室温よりも若干高いもしく
    は若干低い温度まで低下し、かつ前記気化器温度が予め
    設定された設定温度以上のとき前記気化器に灯油を給油
    して再度燃焼動作を開始させる再燃焼手段と、前記オフ
    制御手段による燃焼動作の停止後において室温が設定温
    度に対して予め設定した所定温度差以内になると前記室
    温検知手段からの検知室温により室温の低下速度を測定
    する室温低下速度測定手段と、前記オフ制御手段による
    燃焼動作の停止後において前記気化器温度検知手段から
    の検知温度により気化器温度の低下速度を測定する気化
    器温度低下速度測定手段と、前記室温低下速度測定手段
    による測定結果から室温が設定温度に対して予め設定し
    た所定温度差以内になってから設定室温、又は設定室温
    よりも若干高いもしくは若干低い温度まで低下するに要
    する時間を予測する時間予測手段と、この時間予測手段
    による予測時間と前記気化器温度低下速度測定手段によ
    る測定結果から室温が設定室温、又は設定室温よりも若
    干高いもしくは若干低い温度に低下したときの気化器温
    度を予測する気化器温度予測手段と、この気化器温度予
    測手段の予測結果に基づいて室温が設定室温、又は設定
    室温よりも若干高いもしくは若干低い温度に低下したと
    きに前記気化器が予め設定された設定温度以上に達する
    ようにどの位の時間前に前記ヒータへの通電を開始すれ
    ばよいかその時間を決定する時間決定手段と、前記温度
    設定手段の設定室温に対して前記室温検知手段が検知し
    た室温が予め設定した所定温度差以上高くなると前記ヒ
    ータへの通電を停止制御し、かつ室温が設定温度に対し
    て予め設定した所定温度差以内に低下した後前記時間予
    測手段が予測した時間から前記時間決定手段が決定した
    時間を減算した時間経過後に前記ヒータへの通電制御を
    開始するヒータ制御手段を設けたことを特徴とする気化
    式燃焼装置。
JP17704190A 1990-07-04 1990-07-04 気化式燃焼装置 Pending JPH0464815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013174372A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Yazaki Energy System Corp 空調機

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