JPH0464753B2 - - Google Patents
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- JPH0464753B2 JPH0464753B2 JP22354687A JP22354687A JPH0464753B2 JP H0464753 B2 JPH0464753 B2 JP H0464753B2 JP 22354687 A JP22354687 A JP 22354687A JP 22354687 A JP22354687 A JP 22354687A JP H0464753 B2 JPH0464753 B2 JP H0464753B2
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- Japan
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- paint film
- welded part
- ultraviolet rays
- ultraviolet
- paint
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、乾電池外装缶、エアロソール缶等の
缶胴等の筒体の溶接部の外面に塗布された紫外線
重合性塗料膜および該溶接部の端部内面に回り込
んだ該塗料膜の紫外線照射による硬化方法に関す
る。
缶胴等の筒体の溶接部の外面に塗布された紫外線
重合性塗料膜および該溶接部の端部内面に回り込
んだ該塗料膜の紫外線照射による硬化方法に関す
る。
(従来の技術)
側面溶接部を有する筒体は、溶接部外面の防錆
のため、通常溶接部外面にロールコート等により
塗料を塗布、硬化して、溶接部外面に補修塗膜を
形成される。この場合溶接部の端部内面に塗料が
回り込み易い。例えば塗布ロールの周速が筒体の
進行速度より大きい場合は、進行方向後側の端部
内面に、反対に上記周速が上記進行速度より小さ
い場合は、進行方向前側の端部内面に塗料の回り
込みが起る。回り込んだ塗料膜の長さ(進行方向
の)は通常約2〜5mmである。
のため、通常溶接部外面にロールコート等により
塗料を塗布、硬化して、溶接部外面に補修塗膜を
形成される。この場合溶接部の端部内面に塗料が
回り込み易い。例えば塗布ロールの周速が筒体の
進行速度より大きい場合は、進行方向後側の端部
内面に、反対に上記周速が上記進行速度より小さ
い場合は、進行方向前側の端部内面に塗料の回り
込みが起る。回り込んだ塗料膜の長さ(進行方向
の)は通常約2〜5mmである。
従来はこのような溶接部外面塗布用の塗料とし
て溶剤型塗料を用い、塗料膜を熱風吹付等により
加熱乾燥することにより補修塗膜を形成してい
た。そのため塗料中の溶剤が大気中に放散され、
職場環境の悪化や公害問題を惹起したり、あるい
は設備の大型化等の問題があつた。
て溶剤型塗料を用い、塗料膜を熱風吹付等により
加熱乾燥することにより補修塗膜を形成してい
た。そのため塗料中の溶剤が大気中に放散され、
職場環境の悪化や公害問題を惹起したり、あるい
は設備の大型化等の問題があつた。
紫外線硬化性の塗料を用いればこのような問題
が起らないが、この場合は、紫外線が直進性であ
るため、前記の溶接部の端部内面に回り込んだ塗
料膜の紫外線照射による硬化が困難であるという
問題を生ずる。
が起らないが、この場合は、紫外線が直進性であ
るため、前記の溶接部の端部内面に回り込んだ塗
料膜の紫外線照射による硬化が困難であるという
問題を生ずる。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、筒体溶接部の外面に塗布された紫外
線硬化性塗料膜および上記溶接部の端部内面に回
り込んだ上記塗料膜を同時に硬化可能な、筒体溶
接部の塗料膜の硬化方法を提供することを目的と
する。
線硬化性塗料膜および上記溶接部の端部内面に回
り込んだ上記塗料膜を同時に硬化可能な、筒体溶
接部の塗料膜の硬化方法を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明の筒体溶接部の塗料膜の硬化方法は、筒
体の溶接部外面に塗布された紫外線硬化性塗料膜
および該溶接部の端部内面に回り込んだ該塗料膜
の硬化方法であつて、該溶接部に対向する集光型
紫外線ランプより照射され、該溶接部の外面に集
光する紫外線によつて該外面に塗布された塗料膜
を硬化し、同時に該筒体に対し該ランプの反対側
に配設された凹面型リフレクターより反射して、
該溶接部の端部内面に集光する該ランプよりの紫
外線により、該端部内面に回り込んだ塗料膜を硬
化することを特徴とする。
体の溶接部外面に塗布された紫外線硬化性塗料膜
および該溶接部の端部内面に回り込んだ該塗料膜
の硬化方法であつて、該溶接部に対向する集光型
紫外線ランプより照射され、該溶接部の外面に集
光する紫外線によつて該外面に塗布された塗料膜
を硬化し、同時に該筒体に対し該ランプの反対側
に配設された凹面型リフレクターより反射して、
該溶接部の端部内面に集光する該ランプよりの紫
外線により、該端部内面に回り込んだ塗料膜を硬
化することを特徴とする。
(作用)
集光型紫外線ランプよりの紫外線は筒体の溶接
部に集光し、筒体に対し上記紫外線ランプの反対
側に配設された凹面型リフレクターよりの反射紫
外線は溶接部の端部内面に集光する故、上記紫外
線ランプよりの紫外線照射により、筒体の溶接部
外面に塗布された紫外線硬化性塗料膜および溶接
部の上記端部内面に回り込んだ塗料膜を同時に硬
化することができる。
部に集光し、筒体に対し上記紫外線ランプの反対
側に配設された凹面型リフレクターよりの反射紫
外線は溶接部の端部内面に集光する故、上記紫外
線ランプよりの紫外線照射により、筒体の溶接部
外面に塗布された紫外線硬化性塗料膜および溶接
部の上記端部内面に回り込んだ塗料膜を同時に硬
化することができる。
(実施例)
第1図、第2図において、1は乾電池外装缶
(直径は例えば33mm)であり、錫めつき鋼板より
なる方形ブランクを丸め、その対向する端面を突
き合せて、突き合せ部をレーザビーム溶接して溶
接部1a(近傍部を含まない純粋の溶接部のみの
幅は通常約0.1〜0.3mm)を形成してなるものであ
る。
(直径は例えば33mm)であり、錫めつき鋼板より
なる方形ブランクを丸め、その対向する端面を突
き合せて、突き合せ部をレーザビーム溶接して溶
接部1a(近傍部を含まない純粋の溶接部のみの
幅は通常約0.1〜0.3mm)を形成してなるものであ
る。
外装缶1は、溶接部1aが最頂部となるように
してコンベア装置4により、軸線方向に、すなわ
ち水平方向である矢印A方向に所定速度で、かつ
互に所定の間隔dの間〓部8をおいて搬送されな
がら、第1図の左方に配設されたロールコータ
(図示されない)により、溶接部1a(本明細書に
おいては、溶接部の近傍を含めて溶接部とよぶ)
の外面に紫外線硬化性塗料膜2(第3図;幅は通
常約1〜3mm)を形成される。なおコンベア装置
4は、耐熱性繊維よりなる無限循環ベルト5、そ
の保持フレーム6および保持フレームに内挿され
たマグネツト7より主としてなつている。
してコンベア装置4により、軸線方向に、すなわ
ち水平方向である矢印A方向に所定速度で、かつ
互に所定の間隔dの間〓部8をおいて搬送されな
がら、第1図の左方に配設されたロールコータ
(図示されない)により、溶接部1a(本明細書に
おいては、溶接部の近傍を含めて溶接部とよぶ)
の外面に紫外線硬化性塗料膜2(第3図;幅は通
常約1〜3mm)を形成される。なおコンベア装置
4は、耐熱性繊維よりなる無限循環ベルト5、そ
の保持フレーム6および保持フレームに内挿され
たマグネツト7より主としてなつている。
本実施例の場合、塗布ロールの周速が上記搬送
速度より大きいので、溶接部1aの後端1a1の内
面1a1′に塗料が回り込んで、内面1a1′は塗料膜
3(第3図)で被覆される。内面塗料膜3の軸方
向の長さは通常約2〜5mmである。紫外線硬化性
塗料としては、光増感剤を添加された、アクリ
ル、ウレタン、ポリエステル等の変性樹脂の100
%固形分塗料が例示される。
速度より大きいので、溶接部1aの後端1a1の内
面1a1′に塗料が回り込んで、内面1a1′は塗料膜
3(第3図)で被覆される。内面塗料膜3の軸方
向の長さは通常約2〜5mmである。紫外線硬化性
塗料としては、光増感剤を添加された、アクリ
ル、ウレタン、ポリエステル等の変性樹脂の100
%固形分塗料が例示される。
10は集光鏡11を備える集光型紫外線ランプ
であり、外装缶1の搬送径路の真上に、搬送径路
と平行に溶接部1aに対向する位置に配設されて
いる。搬送径路の真下に、紫外線ランプ10と対
向して、内面1a1′に反射光を集光可能な、複数
個(図では4個)の凹面型リフレクター12が配
設されている。本明細書において凹面型リフレク
ターとは、内面12a(反射面)の長手方向に垂
直な断面が長手方向に一様な凹部(円弧状又は放
物線状等の)を形成する、樋状のリフレクターを
指称する。第2図の場合上記凹部が円弧であつ
て、溶接部の後端内面1a1′が円弧の実質的な中
心となる。
であり、外装缶1の搬送径路の真上に、搬送径路
と平行に溶接部1aに対向する位置に配設されて
いる。搬送径路の真下に、紫外線ランプ10と対
向して、内面1a1′に反射光を集光可能な、複数
個(図では4個)の凹面型リフレクター12が配
設されている。本明細書において凹面型リフレク
ターとは、内面12a(反射面)の長手方向に垂
直な断面が長手方向に一様な凹部(円弧状又は放
物線状等の)を形成する、樋状のリフレクターを
指称する。第2図の場合上記凹部が円弧であつ
て、溶接部の後端内面1a1′が円弧の実質的な中
心となる。
リフレクター12は、間〓部8を通り抜ける紫
外線ランプ10よりの紫外線13を反射して、反
射紫外線13aが外装缶1の後端内面1a1′の内
面塗料膜3で被覆されている部分に集光するよう
に、内面12aが長手方向に矢印A方向(第1図
の一点鎖線15の方向)に対して角度θだけ斜下
方に傾斜している。
外線ランプ10よりの紫外線13を反射して、反
射紫外線13aが外装缶1の後端内面1a1′の内
面塗料膜3で被覆されている部分に集光するよう
に、内面12aが長手方向に矢印A方向(第1図
の一点鎖線15の方向)に対して角度θだけ斜下
方に傾斜している。
角度θは次のようにして定められる。外装缶の
後端1a1の内面1a1′に回り込む塗料膜3の最内
端(軸方向に)を1a1″(第1図)とし、外装缶1
の後端面1bの最下部を1b1とする。またある時
点(t)における、最内端1a1″と最下部1b1を
結ぶ直線(第1図の場合13aが対応する)の延
長と、リフレクターの内面12aが交わる点14
とすると、交点14における鉛直線(第1図の場
合13が対応する)と上記直線(13a)のなす角
(2θ)の1/2が角度θになる。
後端1a1の内面1a1′に回り込む塗料膜3の最内
端(軸方向に)を1a1″(第1図)とし、外装缶1
の後端面1bの最下部を1b1とする。またある時
点(t)における、最内端1a1″と最下部1b1を
結ぶ直線(第1図の場合13aが対応する)の延
長と、リフレクターの内面12aが交わる点14
とすると、交点14における鉛直線(第1図の場
合13が対応する)と上記直線(13a)のなす角
(2θ)の1/2が角度θになる。
この場合紫外線ランプ10よりの紫外線13
は、前記ある時点(t)でリフレクター12の内
面12aで反射して、反射光13aとなつて、最
内端1a1″に集光する。同時に最内端1a1″より後
端面1b側の内面塗料膜3には、第1図の紫外線
13より僅か左側の紫外線(図示せず)にもとづ
く反射光(図示せず)が照射されるので、内面塗
料膜3は硬化する。そして外装缶1は矢印A方向
に搬送されるので、後端1a1がリフレクター12
の〓間16のほぼ上方を通過するときを除いて、
上記過程が連続的に繰返され、塗料膜3には実質
的に連続して反射紫外線が照射される。なお間〓
部8の間隔dは、最内端1a1″と線13間の距離
より若干大きく定められている。
は、前記ある時点(t)でリフレクター12の内
面12aで反射して、反射光13aとなつて、最
内端1a1″に集光する。同時に最内端1a1″より後
端面1b側の内面塗料膜3には、第1図の紫外線
13より僅か左側の紫外線(図示せず)にもとづ
く反射光(図示せず)が照射されるので、内面塗
料膜3は硬化する。そして外装缶1は矢印A方向
に搬送されるので、後端1a1がリフレクター12
の〓間16のほぼ上方を通過するときを除いて、
上記過程が連続的に繰返され、塗料膜3には実質
的に連続して反射紫外線が照射される。なお間〓
部8の間隔dは、最内端1a1″と線13間の距離
より若干大きく定められている。
以上の装置により、外装缶1は、コンベア装置
4により矢印A方向に搬送されながら、溶接部1
a外面の塗料膜2を、紫外線ランプ10よりの紫
外線13の直接照射により硬化され、同時に溶接
部の後端1a1の内面1a1′に回り込んだ塗料膜3
も反射紫外線13aにより照射されて硬化する。
4により矢印A方向に搬送されながら、溶接部1
a外面の塗料膜2を、紫外線ランプ10よりの紫
外線13の直接照射により硬化され、同時に溶接
部の後端1a1の内面1a1′に回り込んだ塗料膜3
も反射紫外線13aにより照射されて硬化する。
なお溶接部1aの前端内面に塗料が回り込んで
塗料膜が形成される場合は、リフレクター12
を、その内面12aが長手方向に矢印A方向に対
して斜上方に傾斜するようにすればよい。
塗料膜が形成される場合は、リフレクター12
を、その内面12aが長手方向に矢印A方向に対
して斜上方に傾斜するようにすればよい。
(発明の効果)
本発明によれば、筒体溶接部の外面に塗布され
た紫外線硬化性塗料膜および上記溶接部の端部内
面に回り込んだ上記塗料膜を同時に硬化できると
いう効果を奏する。
た紫外線硬化性塗料膜および上記溶接部の端部内
面に回り込んだ上記塗料膜を同時に硬化できると
いう効果を奏する。
第1図は本発明を実施するための装置の例の説
明用正面図、第2図は第1図の−線に沿う縦
断面図、第3図は第2図のp部の拡大詳細図面で
ある。 1……乾電池外装缶(筒体)、1a……溶接部、
1a1′……後端の内面(端部内面)、2……外面に
塗布された紫外線硬化性塗料膜、3……端部内面
に回り込んだ塗料膜、10……集光型紫外線ラン
プ、12……凹面型リフレクター、13……紫外
線、13a……反射紫外線。
明用正面図、第2図は第1図の−線に沿う縦
断面図、第3図は第2図のp部の拡大詳細図面で
ある。 1……乾電池外装缶(筒体)、1a……溶接部、
1a1′……後端の内面(端部内面)、2……外面に
塗布された紫外線硬化性塗料膜、3……端部内面
に回り込んだ塗料膜、10……集光型紫外線ラン
プ、12……凹面型リフレクター、13……紫外
線、13a……反射紫外線。
Claims (1)
- 1 筒体の溶接部外面に塗布された紫外線硬化性
塗料膜および該溶接部の端部内面に回り込んだ該
塗料膜の硬化方法において、該溶接部に対向する
集光型紫外線ランプより照射され、該溶接部の外
面に集光する紫外線によつて該外面に塗布された
塗料膜を硬化し、同時に該筒体に対し該ランプの
反対側に配設された凹面型リフレクターより反射
して、該溶接部の端部内面に集光する該ランプよ
りの紫外線により、該端部内面に回り込んだ塗料
膜を硬化することを特徴とする筒体溶接部の塗料
膜の硬化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22354687A JPS6467283A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Curing method for paint film of welded part of cylindrical body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22354687A JPS6467283A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Curing method for paint film of welded part of cylindrical body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6467283A JPS6467283A (en) | 1989-03-13 |
JPH0464753B2 true JPH0464753B2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=16799851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22354687A Granted JPS6467283A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Curing method for paint film of welded part of cylindrical body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6467283A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019177089A1 (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 東洋紡株式会社 | ポリエチレン繊維、およびそれを用いた製品 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP22354687A patent/JPS6467283A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6467283A (en) | 1989-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |