JPH046437B2 - - Google Patents
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- JPH046437B2 JPH046437B2 JP9586A JP9586A JPH046437B2 JP H046437 B2 JPH046437 B2 JP H046437B2 JP 9586 A JP9586 A JP 9586A JP 9586 A JP9586 A JP 9586A JP H046437 B2 JPH046437 B2 JP H046437B2
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- chain
- drum
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- roller
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この出願の発明は鎖洗浄機に関する。更に詳し
く説明すれば鎖等を用いてドラム缶の内部を洗浄
する装置に関する。
く説明すれば鎖等を用いてドラム缶の内部を洗浄
する装置に関する。
(ロ) 従来の技術
本発明に係る鎖洗浄機は、主として一旦使用し
たドラム缶の再生工程の一部として採用されるも
のであるから、以下通常行われているドラム缶再
生工程についてまずその概略を説明する。
たドラム缶の再生工程の一部として採用されるも
のであるから、以下通常行われているドラム缶再
生工程についてまずその概略を説明する。
(1) 整型並びに前処理工程
再生のためにドラム缶内部の残滓を抜き取つた
後、表面に生じた凹凸部に整型を施して、内部前
処理洗浄工程へ送り込む。内部前処理工程におい
ては、噴射ノズルを用いて、ドラム缶内部に一定
高圧による洗浄液を噴射し、効率よく前処理洗浄
がなされる。次に、ドラム缶は外部洗浄装置へ送
り込まれて、この工程では外部の汚れを完全に除
去する。
後、表面に生じた凹凸部に整型を施して、内部前
処理洗浄工程へ送り込む。内部前処理工程におい
ては、噴射ノズルを用いて、ドラム缶内部に一定
高圧による洗浄液を噴射し、効率よく前処理洗浄
がなされる。次に、ドラム缶は外部洗浄装置へ送
り込まれて、この工程では外部の汚れを完全に除
去する。
(2) 本処理洗浄並びに仕上げ工程
前記前処理工程において整型され内、外部を一
応洗浄されたドラム缶は自動洗浄機へ送り込ま
れ、この装置により本処理のため内部の完全洗浄
がなされ、除錆、中和、脱脂、水洗、防錆等が実
施される。この工程においては、内部完全洗浄が
行われたドラム缶の一対の口金−以下大口径の口
金を大栓口、小口径の口金を小栓口という−が研
磨される。次に、ドラム缶漏洩試験装置におい
て、所定規格に基づく気密テストが実施され、規
格に合格したもののみが乾燥炉に送られ、乾燥炉
を通過したドラム缶は、自動乾燥装置にかけら
れ、自動的に缶内部の乾燥をなした後、最終的内
部点検がなされ、仕上げ用プラグにより口金に密
栓される。密栓されたドラム缶は、その後塗装工
程において完全塗装され、最後に商品管理に引渡
される。
応洗浄されたドラム缶は自動洗浄機へ送り込ま
れ、この装置により本処理のため内部の完全洗浄
がなされ、除錆、中和、脱脂、水洗、防錆等が実
施される。この工程においては、内部完全洗浄が
行われたドラム缶の一対の口金−以下大口径の口
金を大栓口、小口径の口金を小栓口という−が研
磨される。次に、ドラム缶漏洩試験装置におい
て、所定規格に基づく気密テストが実施され、規
格に合格したもののみが乾燥炉に送られ、乾燥炉
を通過したドラム缶は、自動乾燥装置にかけら
れ、自動的に缶内部の乾燥をなした後、最終的内
部点検がなされ、仕上げ用プラグにより口金に密
栓される。密栓されたドラム缶は、その後塗装工
程において完全塗装され、最後に商品管理に引渡
される。
本発明は上記製作工程のうち、本処理のための
完全洗浄並びに仕上げ工程に係る自動鎖洗浄機に
関するものである。
完全洗浄並びに仕上げ工程に係る自動鎖洗浄機に
関するものである。
従来例のいわゆる自動鎖洗浄機においては、第
10図に図示のように天板2、地板8、胴部10
を具えたドラム缶Dの天板2の一対の口金大栓口
4、小栓口6を上方に開口して位置するドラム缶
の大栓口4に複数個の鎖片を人力により投入する
と共に洗浄液を注入して後、鎖洗浄装置のローラ
コンベア装置まで移動せしめて、ドラム缶を横倒
しにした状態でその胴部10をローラコンベア装
置に設けた駆動ローラとアイドルローラとの間に
載置し、駆動ローラを回転させることに伴いドラ
ム缶Dは前記一対のローラに支持されたまゝ回転
する。同時に前記ローラコンベア装置の機台を含
む全体は、機台に平行に前後に設けた水平枠に支
承された機台の長手方向を軸として、所定角度傾
動可能な揺動装置が作動して、ローラコンベア装
置を揺動させる。従つてドラム缶内部に投入され
た鎖片と洗浄液は、缶内を、前記揺動と回転作用
に応じて、それぞれ移動するから、缶内部の洗浄
が実施できる。この様にして、1サイクルの洗浄
作用が終了すると、後続して搬入される別のドラ
ム缶に押し出され前行のドラム缶は順次ローラコ
ンベア装置に設けた別の一組の駆動ローラとアイ
ドルローラとに支持される位置で移動し、その位
置で前回と同一サイクルの洗浄作用が行われる。
この洗浄作業のサイクルの所定回数を順次に続行
することによりドラム缶には複数度の回転と揺動
作用が加えられるから、ドラム缶内部の洗浄は完
全に行われる。所定サイクルの洗浄作業が終了し
たドラム缶は、次の別の工程に送り出される。
10図に図示のように天板2、地板8、胴部10
を具えたドラム缶Dの天板2の一対の口金大栓口
4、小栓口6を上方に開口して位置するドラム缶
の大栓口4に複数個の鎖片を人力により投入する
と共に洗浄液を注入して後、鎖洗浄装置のローラ
コンベア装置まで移動せしめて、ドラム缶を横倒
しにした状態でその胴部10をローラコンベア装
置に設けた駆動ローラとアイドルローラとの間に
載置し、駆動ローラを回転させることに伴いドラ
ム缶Dは前記一対のローラに支持されたまゝ回転
する。同時に前記ローラコンベア装置の機台を含
む全体は、機台に平行に前後に設けた水平枠に支
承された機台の長手方向を軸として、所定角度傾
動可能な揺動装置が作動して、ローラコンベア装
置を揺動させる。従つてドラム缶内部に投入され
た鎖片と洗浄液は、缶内を、前記揺動と回転作用
に応じて、それぞれ移動するから、缶内部の洗浄
が実施できる。この様にして、1サイクルの洗浄
作用が終了すると、後続して搬入される別のドラ
ム缶に押し出され前行のドラム缶は順次ローラコ
ンベア装置に設けた別の一組の駆動ローラとアイ
ドルローラとに支持される位置で移動し、その位
置で前回と同一サイクルの洗浄作用が行われる。
この洗浄作業のサイクルの所定回数を順次に続行
することによりドラム缶には複数度の回転と揺動
作用が加えられるから、ドラム缶内部の洗浄は完
全に行われる。所定サイクルの洗浄作業が終了し
たドラム缶は、次の別の工程に送り出される。
(ハ) 発明の解決しようとする問題点
前記従来例において、第1番目にローラコンベ
ア装置に送り込まれたドラム缶の1サイクルの揺
動、回転による洗浄が終了すると、待機していた
第2番目のドラム缶がローラコンベア装置に供給
される状態を添付第11図に図示する。機台a上
に軸受cに回転自在に支承された軸dに装着した
駆動ローラbと回転自在の軸eに装着されたアイ
ドルローラfが設けられ、支持柱gに傾斜架設し
た搬入板hよりまずドラム缶D−1が矢印の方向
に供給されて、駆動ローラbとアイドルローラf
の上に載置され、駆動ローラbの回転により、ド
ラム缶D−1はアイドルローラfにも支持されて
回転している間、ローラコンベア装置を含む機台
aの揺動装置により機台aは長手方向を軸とした
所定角度で揺動するので、ドラム缶D−1内に投
入された鎖片と洗浄液は、前記回転運動、揺動運
動に起因するドラム缶の運動に応じて缶内を移動
し、缶内の洗浄が行われる。
ア装置に送り込まれたドラム缶の1サイクルの揺
動、回転による洗浄が終了すると、待機していた
第2番目のドラム缶がローラコンベア装置に供給
される状態を添付第11図に図示する。機台a上
に軸受cに回転自在に支承された軸dに装着した
駆動ローラbと回転自在の軸eに装着されたアイ
ドルローラfが設けられ、支持柱gに傾斜架設し
た搬入板hよりまずドラム缶D−1が矢印の方向
に供給されて、駆動ローラbとアイドルローラf
の上に載置され、駆動ローラbの回転により、ド
ラム缶D−1はアイドルローラfにも支持されて
回転している間、ローラコンベア装置を含む機台
aの揺動装置により機台aは長手方向を軸とした
所定角度で揺動するので、ドラム缶D−1内に投
入された鎖片と洗浄液は、前記回転運動、揺動運
動に起因するドラム缶の運動に応じて缶内を移動
し、缶内の洗浄が行われる。
前記回転、揺動による1サイクルの洗浄作業が
終了すると、別のドラム缶D−2が支持柱gに架
設した搬入板hより供給されて、前行のドラム缶
D−1を左方向(図面に向つて)に押し出すの
で、ドラム缶D−1は鎖線で示す位置まで移動
し、駆動ローラb′とアイドルローラf′に接触載置
される。代つてドラム缶D−2は元のD−1の位
置に移動して駆動ローラb、アイドルローラfに
支持される。次に駆動装置の作動により、二つの
駆動ローラb′,bが回転するとこれらは線接触し
ている二つのドラム缶D−1,D−2は、それぞ
れ矢印方向へ回転すると同時に前記機台aを含む
ローラコンベア装置に設けた揺動装置(図示せ
ず)の作動により、機枠aと共にドラム缶D−
1,D−2も所定方向に揺動して回転、揺動によ
るドラム缶の第2サイクルの洗浄が終る。次に待
機していた別の第3のドラム缶(図示せず)が搬
入板hより供給されると前行のドラム缶D−1,
D−2は順次前方へ押し出され矢印方向に移動す
る。この様にして複数個例えば8個のドラム缶D
−1〜D−8がローラコンベア装置上に載置され
て8サイクルの洗浄作業が行われ、洗浄作用の終
了したドラム缶D−1はローラコンベア装置の終
端において駆動ローラとアイドルローラの支持を
脱して、他の工程へと送り出される。
終了すると、別のドラム缶D−2が支持柱gに架
設した搬入板hより供給されて、前行のドラム缶
D−1を左方向(図面に向つて)に押し出すの
で、ドラム缶D−1は鎖線で示す位置まで移動
し、駆動ローラb′とアイドルローラf′に接触載置
される。代つてドラム缶D−2は元のD−1の位
置に移動して駆動ローラb、アイドルローラfに
支持される。次に駆動装置の作動により、二つの
駆動ローラb′,bが回転するとこれらは線接触し
ている二つのドラム缶D−1,D−2は、それぞ
れ矢印方向へ回転すると同時に前記機台aを含む
ローラコンベア装置に設けた揺動装置(図示せ
ず)の作動により、機枠aと共にドラム缶D−
1,D−2も所定方向に揺動して回転、揺動によ
るドラム缶の第2サイクルの洗浄が終る。次に待
機していた別の第3のドラム缶(図示せず)が搬
入板hより供給されると前行のドラム缶D−1,
D−2は順次前方へ押し出され矢印方向に移動す
る。この様にして複数個例えば8個のドラム缶D
−1〜D−8がローラコンベア装置上に載置され
て8サイクルの洗浄作業が行われ、洗浄作用の終
了したドラム缶D−1はローラコンベア装置の終
端において駆動ローラとアイドルローラの支持を
脱して、他の工程へと送り出される。
然るにローラコンベア装置におけるドラム缶の
前方への送り出しは、待機しているドラム缶が傾
斜搬入板よりローラコンベア装置へと供給される
際の移動によつて、前行するドラム缶を順次に1
個づつ前方へ押し出すことによつてのみ可能であ
るから、鎖洗浄機の稼動を中止した場合には搬入
板よりのドラム缶の供給は中止されるので、ロー
ラコンベア装置には洗浄不完全で他の工程へと送
り出されない多数のドラム缶が残載されており、
作業工程上種々の不具合を惹起し、能率向上に悪
影響を与える等の問題点があつた。
前方への送り出しは、待機しているドラム缶が傾
斜搬入板よりローラコンベア装置へと供給される
際の移動によつて、前行するドラム缶を順次に1
個づつ前方へ押し出すことによつてのみ可能であ
るから、鎖洗浄機の稼動を中止した場合には搬入
板よりのドラム缶の供給は中止されるので、ロー
ラコンベア装置には洗浄不完全で他の工程へと送
り出されない多数のドラム缶が残載されており、
作業工程上種々の不具合を惹起し、能率向上に悪
影響を与える等の問題点があつた。
又従来においては、手作業によりドラム缶の大
栓口内へ洗浄用鎖片と洗浄液を供給していたの
で、作業能率の低下を招き、洗浄工程は勿論これ
に連設する他の工程の自動化の障害となる等の問
題点もあつた。
栓口内へ洗浄用鎖片と洗浄液を供給していたの
で、作業能率の低下を招き、洗浄工程は勿論これ
に連設する他の工程の自動化の障害となる等の問
題点もあつた。
(ニ) 問題点解決のための手段
そこで本発明においては上述の問題点を解決す
る手段として、まず第1に洗浄用鎖片と洗浄液を
自動的にドラム缶の大栓口内に投下乃至は供給す
る鎖投入装置、第2にローラコンベア装置に載置
された前行のドラム缶が、支持柱に架設した搬入
板より供給された後続のドラム缶の押し出し作用
により前進移動する方式に代つて、随時所定位置
までドラム缶を前進移動可能なドラム缶押し出し
送り装置を具えた自動鎖洗浄機を提供する。
る手段として、まず第1に洗浄用鎖片と洗浄液を
自動的にドラム缶の大栓口内に投下乃至は供給す
る鎖投入装置、第2にローラコンベア装置に載置
された前行のドラム缶が、支持柱に架設した搬入
板より供給された後続のドラム缶の押し出し作用
により前進移動する方式に代つて、随時所定位置
までドラム缶を前進移動可能なドラム缶押し出し
送り装置を具えた自動鎖洗浄機を提供する。
鎖片自動投入装置は、鎖片を引掛けるチエーン
フツクを稼動するエンドレスチエーンを、収納し
た収納部材内を移動せしめるためのチエーンコン
ベア高架軌道を有し、この軌道の出発端でチエー
ンフツクに掛けられた鎖片は、前記軌道に沿つて
移動し、その終端部において収納部材に設けたカ
ムの湾曲間に接触することにより、チエーンフツ
クより脱し、予め位置決めされているドラム缶の
大栓口をへて缶内に投下される。勿論同時に缶内
には大栓口をへて洗浄液が自動的に注入される。
内部に鎖片と洗浄液投入及び注入されたドラム缶
はローラコンベアに乗り反転投入装置の作動によ
り鎖洗浄装置へ押し出される。次に鎖洗浄装置は
反転投入装置により搬入されたドラム缶の胴部を
支持回転させる複数組の駆動ローラとアイドルロ
ーラを具え、ドラム缶が回転中に鎖洗浄装置の機
台を、ドラム缶の移動方向、つまり長手方向を軸
として前後に傾動させる揺動装置を有し、更に前
記駆動ローラとアイドルローラに支持されて駆動
ローラの作動により、ドラム缶が回転する際、前
記揺動装置が作動して機台を傾動させるとドラム
缶内部に投入した鎖片洗浄液がドラム缶内を移動
して1サイクルの洗浄作用を完了するとドラム缶
の胴部を押し出して前進せしめ、次の組の駆動ロ
ーラとアイドルローラ上に支持されるように、エ
ンドレスチエーン駆動装置により移動可能なドラ
ム押し出し送り装置を有する。
フツクを稼動するエンドレスチエーンを、収納し
た収納部材内を移動せしめるためのチエーンコン
ベア高架軌道を有し、この軌道の出発端でチエー
ンフツクに掛けられた鎖片は、前記軌道に沿つて
移動し、その終端部において収納部材に設けたカ
ムの湾曲間に接触することにより、チエーンフツ
クより脱し、予め位置決めされているドラム缶の
大栓口をへて缶内に投下される。勿論同時に缶内
には大栓口をへて洗浄液が自動的に注入される。
内部に鎖片と洗浄液投入及び注入されたドラム缶
はローラコンベアに乗り反転投入装置の作動によ
り鎖洗浄装置へ押し出される。次に鎖洗浄装置は
反転投入装置により搬入されたドラム缶の胴部を
支持回転させる複数組の駆動ローラとアイドルロ
ーラを具え、ドラム缶が回転中に鎖洗浄装置の機
台を、ドラム缶の移動方向、つまり長手方向を軸
として前後に傾動させる揺動装置を有し、更に前
記駆動ローラとアイドルローラに支持されて駆動
ローラの作動により、ドラム缶が回転する際、前
記揺動装置が作動して機台を傾動させるとドラム
缶内部に投入した鎖片洗浄液がドラム缶内を移動
して1サイクルの洗浄作用を完了するとドラム缶
の胴部を押し出して前進せしめ、次の組の駆動ロ
ーラとアイドルローラ上に支持されるように、エ
ンドレスチエーン駆動装置により移動可能なドラ
ム押し出し送り装置を有する。
(ホ) 作用
従つて鎖片は自動的にドラムの大栓口に連続投
入でき、投入完了したドラム缶は位置移動せしめ
られて鎖洗浄装置まで搬送され、この装置におい
てドラム缶の回転、揺動による1サイクルの洗浄
作業終了と共に、ドラム押し出しローラ装置のロ
ーラに押し出されて、ドラム缶は連続的に順序に
従い次のサイクルの洗浄位置に移動し、自動的洗
浄が可能であるから、鎖洗浄機の稼動が中止して
も洗浄不完全なドラム缶がコンベア装置に残載さ
れることはない。
入でき、投入完了したドラム缶は位置移動せしめ
られて鎖洗浄装置まで搬送され、この装置におい
てドラム缶の回転、揺動による1サイクルの洗浄
作業終了と共に、ドラム押し出しローラ装置のロ
ーラに押し出されて、ドラム缶は連続的に順序に
従い次のサイクルの洗浄位置に移動し、自動的洗
浄が可能であるから、鎖洗浄機の稼動が中止して
も洗浄不完全なドラム缶がコンベア装置に残載さ
れることはない。
(ヘ) 実施例
以下添付図面を参照して本発明に係る鎖洗浄機
について説明する。
について説明する。
本発明は大別して1.自動鎖投入装置、2.鎖投入
完了したドラム缶を鎖洗浄装置へ移動させる移動
装置、3.投入された鎖及び洗浄液を揺動させてド
ラム缶の内部洗浄を可能とする鎖洗浄装置の三つ
の装置よりなる。
完了したドラム缶を鎖洗浄装置へ移動させる移動
装置、3.投入された鎖及び洗浄液を揺動させてド
ラム缶の内部洗浄を可能とする鎖洗浄装置の三つ
の装置よりなる。
自動鎖投入装置は、後述するローラコンベア装
置並びにドラム缶移動装置よりも高い位置に架設
したチエーンコンベア高架軌道12の始端部14
において、人力によりチエーンフツク18の一端
部に鎖片16を引掛ける。チエーンフツク18の
他端部に装着したエンドレスチエーン20の移動
により、その中間部に取りつけたベアリング22
は、レール24の溝内を矢印方向に順次移動し、
高架軌道12の終端部36に到達する。又高架軌
道12にはエンドレスチエーン20とその移動用
レール24並びにチエーンフツク18を収容した
エンドレスチエーン収納部28とこれに平行なチ
エーン押え板30を設け、その端部を手前に湾曲
状に形成する。又終端部36には、前記チエーン
押え板30の湾曲部とほぼ同一の湾曲面32を有
するカム板34を設ける。従つてチエーンフツク
18に引掛けられて移動してきた鎖片16は、高
架軌道12の終端部36において、カム板34の
湾曲面32に沿つて接触して前進し、最後にチエ
ーンフツク18より外れて落下する。
置並びにドラム缶移動装置よりも高い位置に架設
したチエーンコンベア高架軌道12の始端部14
において、人力によりチエーンフツク18の一端
部に鎖片16を引掛ける。チエーンフツク18の
他端部に装着したエンドレスチエーン20の移動
により、その中間部に取りつけたベアリング22
は、レール24の溝内を矢印方向に順次移動し、
高架軌道12の終端部36に到達する。又高架軌
道12にはエンドレスチエーン20とその移動用
レール24並びにチエーンフツク18を収容した
エンドレスチエーン収納部28とこれに平行なチ
エーン押え板30を設け、その端部を手前に湾曲
状に形成する。又終端部36には、前記チエーン
押え板30の湾曲部とほぼ同一の湾曲面32を有
するカム板34を設ける。従つてチエーンフツク
18に引掛けられて移動してきた鎖片16は、高
架軌道12の終端部36において、カム板34の
湾曲面32に沿つて接触して前進し、最後にチエ
ーンフツク18より外れて落下する。
鎖片はチエーンフツク18より外れて落下する
位置に設けたシユート板38により、円滑、正確
にドラム缶Dの大栓口4をへて缶内に投下され
て、同時に別に設けた電磁弁40の作動により所
定量の洗浄液42がパイプ44を介して缶内に注
入される。
位置に設けたシユート板38により、円滑、正確
にドラム缶Dの大栓口4をへて缶内に投下され
て、同時に別に設けた電磁弁40の作動により所
定量の洗浄液42がパイプ44を介して缶内に注
入される。
前記鎖片16並びに洗浄液42がドラム缶Dの
大栓口4に投入又は注入されるための最適の位置
に大栓口4を配置するようにドラム缶Dを移動さ
せて位置決めする機構46は高架軌道12より低
く配設される。高架軌道12に近接して設けたコ
ンベア47により送られてきたドラム缶は昇降可
能なローラコンベア50に支持されて方向転換さ
れ、位置決め機構46に送り込まれ、複数の回転
ローラ群48に支持されて、所定角度回転し、セ
ンサ等の感知手段によつて、ドラム缶Dの大栓口
4がチエーンフツク18より鎖片16の落下を受
入れる最適の位置で停止することにより位置決め
がなされる。この位置決め装置は本発明において
は重要な要素でないのでその詳細な説明を省略す
る。
大栓口4に投入又は注入されるための最適の位置
に大栓口4を配置するようにドラム缶Dを移動さ
せて位置決めする機構46は高架軌道12より低
く配設される。高架軌道12に近接して設けたコ
ンベア47により送られてきたドラム缶は昇降可
能なローラコンベア50に支持されて方向転換さ
れ、位置決め機構46に送り込まれ、複数の回転
ローラ群48に支持されて、所定角度回転し、セ
ンサ等の感知手段によつて、ドラム缶Dの大栓口
4がチエーンフツク18より鎖片16の落下を受
入れる最適の位置で停止することにより位置決め
がなされる。この位置決め装置は本発明において
は重要な要素でないのでその詳細な説明を省略す
る。
上述の説明の通り、その大栓口4に鎖片16と
洗浄液42が投下又は注入されたドラム缶は、ロ
ーラコンベア50に乗つて前方(第1図に向つ
て)へ移動し、反転投入装置51において反転
し、鎖洗浄装置のローラコンベア群まで移動投入
される。すなわち反転投入装置51の回転脚部5
2の回動によりドラム缶Dの天板は90°前方へ倒
され、更に投入腕54の回動により、その胴部1
0は、鎖洗浄装置のローラコンベア群の方向に押
し出される。ドラム缶Dは、鎖洗浄装置の支持柱
56上方において鎖洗浄装置の方向へ傾斜して架
設した搬入板58を介して、後述するローラコン
ベアの駆動ローラ68aとアイドルローラ78a
との間にその胴部10が支持される位置まで移動
する。この場合のドラム缶Dの天板2は第1図に
向つて前方に、地板8は手前に位置する。
洗浄液42が投下又は注入されたドラム缶は、ロ
ーラコンベア50に乗つて前方(第1図に向つ
て)へ移動し、反転投入装置51において反転
し、鎖洗浄装置のローラコンベア群まで移動投入
される。すなわち反転投入装置51の回転脚部5
2の回動によりドラム缶Dの天板は90°前方へ倒
され、更に投入腕54の回動により、その胴部1
0は、鎖洗浄装置のローラコンベア群の方向に押
し出される。ドラム缶Dは、鎖洗浄装置の支持柱
56上方において鎖洗浄装置の方向へ傾斜して架
設した搬入板58を介して、後述するローラコン
ベアの駆動ローラ68aとアイドルローラ78a
との間にその胴部10が支持される位置まで移動
する。この場合のドラム缶Dの天板2は第1図に
向つて前方に、地板8は手前に位置する。
鎖洗浄装置は第4図乃至第7図に図示の構成を
具えており、外側機枠60,62で形成する長方
形のほぼ中央に内側機枠64を架設し、前記外側
機枠60、内側機枠64との間にそれぞれ架設し
た回転軸66に回転自在の回動ローラ群68a,
68b,68cを装着し、これらの回転軸66の
両端部には、モータ72の作動により駆動ベルト
74を介して回転自在のプリ群70をそれぞれ固
着する。更に、前記外側機枠60と内側機枠64
との間に前記回転軸66と交互に軸架した軸群7
6にはアイドルローラ群78a,78b,78c
を回転自在に装着する。前記内側機枠64,64
間には、一対のスプロケツトホイール80を固着
した軸82が軸架され、スプロケツトホイール8
0にはエンドレスチエーン84が係合し、このエ
ンドレスチエーン84にはドラム押し出し送りロ
ーラ群86a,86b,86cを装着する。88
は外側機枠60上端部に立設した突出腕で、ドラ
ム缶が回転、揺動の際機枠より脱落しないように
係止する。外側機枠60,62で形成する機枠の
両側に設けた水平枠90は連結軸92により、前
記機枠62と回転自在に連結され、この水平枠9
0は前述の支持柱56,56に支承される。鎖洗
浄装置の内、外側機枠60,62,64上に配設
された前述の部材は、後述する揺動装置の作動に
より、前記連結軸92を芯として所定角度(本実
施例の場合は約50°)揺動可能である。
具えており、外側機枠60,62で形成する長方
形のほぼ中央に内側機枠64を架設し、前記外側
機枠60、内側機枠64との間にそれぞれ架設し
た回転軸66に回転自在の回動ローラ群68a,
68b,68cを装着し、これらの回転軸66の
両端部には、モータ72の作動により駆動ベルト
74を介して回転自在のプリ群70をそれぞれ固
着する。更に、前記外側機枠60と内側機枠64
との間に前記回転軸66と交互に軸架した軸群7
6にはアイドルローラ群78a,78b,78c
を回転自在に装着する。前記内側機枠64,64
間には、一対のスプロケツトホイール80を固着
した軸82が軸架され、スプロケツトホイール8
0にはエンドレスチエーン84が係合し、このエ
ンドレスチエーン84にはドラム押し出し送りロ
ーラ群86a,86b,86cを装着する。88
は外側機枠60上端部に立設した突出腕で、ドラ
ム缶が回転、揺動の際機枠より脱落しないように
係止する。外側機枠60,62で形成する機枠の
両側に設けた水平枠90は連結軸92により、前
記機枠62と回転自在に連結され、この水平枠9
0は前述の支持柱56,56に支承される。鎖洗
浄装置の内、外側機枠60,62,64上に配設
された前述の部材は、後述する揺動装置の作動に
より、前記連結軸92を芯として所定角度(本実
施例の場合は約50°)揺動可能である。
揺動装置94は、一対の外側機枠60の下に架
設したギア部材96とギア部材96に設けた歯部
98に噛合するピニオン100とピニオン軸10
2を支承するように機台107上に立設した軸受
104と減速機106と連動する駆動モータ10
8並びに軸受104とモータ108との連結部材
110とを具え、鎖洗浄装置の機枠のほぼ中央に
配設される。尚ドラム押し出し送りローラ群86
が装着されたエンドレスチエーン84が係合する
スプロケツトホイール80の軸82は、駆動モー
タ112に連動115されてなり、このモータの
作動により回転する。(第8図)。
設したギア部材96とギア部材96に設けた歯部
98に噛合するピニオン100とピニオン軸10
2を支承するように機台107上に立設した軸受
104と減速機106と連動する駆動モータ10
8並びに軸受104とモータ108との連結部材
110とを具え、鎖洗浄装置の機枠のほぼ中央に
配設される。尚ドラム押し出し送りローラ群86
が装着されたエンドレスチエーン84が係合する
スプロケツトホイール80の軸82は、駆動モー
タ112に連動115されてなり、このモータの
作動により回転する。(第8図)。
次に、本実施例の作用について説明する。チエ
ーンフツク18に引掛けられた鎖片16はチエー
ンコンベア高架軌道12に沿つて移動し、前記高
架軌道12のチエーンコンベア終端部36におい
て、カム板34の湾曲面32に沿つて移動中、チ
エーンフツク18との係合を脱し、位置決め機構
46において天板2の大栓口4が鎖片16の落下
点に位置するように位置決めされたドラム缶Dの
大栓口4内に落下し、同時に所定量の洗浄液42
も自動的に大栓口4より缶内に注入される。ドラ
ム缶Dはローラコンベア50に乗つて矢印方向に
前進し、反転投入装置50の回転脚部52の作動
により前方へ倒され、その胴部10は投入腕54
の回動により、搬入板58を介して鎖洗浄装置の
駆動ローラ68aとアイドルローラ78aの間に
支持される位置まで移動する。この際ドラム缶の
天板2と地板8との向きは前述の通りである。
ーンフツク18に引掛けられた鎖片16はチエー
ンコンベア高架軌道12に沿つて移動し、前記高
架軌道12のチエーンコンベア終端部36におい
て、カム板34の湾曲面32に沿つて移動中、チ
エーンフツク18との係合を脱し、位置決め機構
46において天板2の大栓口4が鎖片16の落下
点に位置するように位置決めされたドラム缶Dの
大栓口4内に落下し、同時に所定量の洗浄液42
も自動的に大栓口4より缶内に注入される。ドラ
ム缶Dはローラコンベア50に乗つて矢印方向に
前進し、反転投入装置50の回転脚部52の作動
により前方へ倒され、その胴部10は投入腕54
の回動により、搬入板58を介して鎖洗浄装置の
駆動ローラ68aとアイドルローラ78aの間に
支持される位置まで移動する。この際ドラム缶の
天板2と地板8との向きは前述の通りである。
次に本発明の特徴の一つであるドラム押し出し
送りローラ群86a…の作用について説明する。
送りローラ群86a…の作用について説明する。
第7図は3個のドラム缶D−1,D−2,D−
3と同数のドラム押し出し送りローラ86a,8
6b,86cを配設した側面図である。
3と同数のドラム押し出し送りローラ86a,8
6b,86cを配設した側面図である。
説明を容易且つ正確にするために、第1番目の
ドラム缶D−1と押し出し送りローラ86aとの
連繋関係について先ず説明する。
ドラム缶D−1と押し出し送りローラ86aとの
連繋関係について先ず説明する。
第7図において、ドラム缶D−1が傾斜搬入板
58をへて供給され、駆動ローラ68aとアイド
ルローラ78aとに支持される。モータ72の作
動によつて、駆動ベルト74が纏懸している回転
軸66のプリ70が回転する。この運動は駆動ロ
ーラ68aの矢印方向への回転となる。この回転
に応じて、アイドルローラ78aも同一方向に回
転し、従つてドラム缶D−1はP−1の位置に於
いて回転を継続する。と同時に揺動装置94のモ
ータ108が始動し、連結部材110、ピニオン
軸102を介して、ピニオン100を回転正、逆
方向に回動させるので、これに噛合している歯部
98を介してギア部材96も正、逆(時計方向又
は反時計方向)に回動する。従つて内、外側機枠
64,62,60で形成する枠部は、これに載置
した部材と共に水平枠90と外側枠62とを連結
する軸92を芯として所定角度傾斜揺動する。ド
ラム缶D−1内部に収容された鎖片16と洗浄液
42とは、ドラム缶D−1の回転並びに前記揺動
運動に応じて、缶内を移動することによりドラム
缶内部の洗浄がなされる。通常揺動運動は水平枠
90に対し約50°傾斜で左右各一回づつ実施され
る。
58をへて供給され、駆動ローラ68aとアイド
ルローラ78aとに支持される。モータ72の作
動によつて、駆動ベルト74が纏懸している回転
軸66のプリ70が回転する。この運動は駆動ロ
ーラ68aの矢印方向への回転となる。この回転
に応じて、アイドルローラ78aも同一方向に回
転し、従つてドラム缶D−1はP−1の位置に於
いて回転を継続する。と同時に揺動装置94のモ
ータ108が始動し、連結部材110、ピニオン
軸102を介して、ピニオン100を回転正、逆
方向に回動させるので、これに噛合している歯部
98を介してギア部材96も正、逆(時計方向又
は反時計方向)に回動する。従つて内、外側機枠
64,62,60で形成する枠部は、これに載置
した部材と共に水平枠90と外側枠62とを連結
する軸92を芯として所定角度傾斜揺動する。ド
ラム缶D−1内部に収容された鎖片16と洗浄液
42とは、ドラム缶D−1の回転並びに前記揺動
運動に応じて、缶内を移動することによりドラム
缶内部の洗浄がなされる。通常揺動運動は水平枠
90に対し約50°傾斜で左右各一回づつ実施され
る。
上記のように1サイクルの運動を完了すると揺
動装置94のモータ108が停止し、代つてエン
ドレスチエーン84の係合しているスプロケツト
ホイール80の軸82に連結している駆動モータ
112が作動し軸82を回転させ、この回転に伴
つて、ドラム押し出し送りローラ86aは、駆動
ローラ68aの方向に移動しつゝドラム缶D−1
の胴部10を押し出す。ドラム缶D−1はアイド
ルローラ78bをのり越えてP−2の位置まで移
動し、駆動ローラ68bとアイドルローラ78b
に支持されて、矢印方向への回転を継続する。
動装置94のモータ108が停止し、代つてエン
ドレスチエーン84の係合しているスプロケツト
ホイール80の軸82に連結している駆動モータ
112が作動し軸82を回転させ、この回転に伴
つて、ドラム押し出し送りローラ86aは、駆動
ローラ68aの方向に移動しつゝドラム缶D−1
の胴部10を押し出す。ドラム缶D−1はアイド
ルローラ78bをのり越えてP−2の位置まで移
動し、駆動ローラ68bとアイドルローラ78b
に支持されて、矢印方向への回転を継続する。
ドラム押し出し送りローラ86aは前進して、
駆動ローラ68aとアイドルローラ78bとの間
に停止する。ドラム缶D−1の移動前の位置P−
1へは別のドラム缶が搬入板58より供給され
る。既に供給されたドラム缶D−1と新たに参加
したドラム缶Dは、前述の揺動、回転運動を行
い、1サイクルの運動が完了後P−2に位置する
ドラム缶D−1は押し出し送りローラ86aの押
し出しによりP−3へ、新しく参加したドラム缶
Dは別の押し出し送りローラにより、P−2へ移
動し、この作動を繰り返して最終端の駆動ローラ
とアイドルローラの位置で所定サイクルの運動が
終了したドラム缶は、外枠62、水平枠90に架
設した搬出板114をへて次の鎖抜き出し装置1
16へ送り出される。尚押し出し送りローラはエ
ンドレスチエーン84の間欠的移動によりドラム
缶を押し出して前進させたときは、第7図に図示
のように駆動ローラとアイドルローラとの間で停
止することは既に説明した通りである。第7図に
おいては通常押し出し送りローラ86a,86
b,86cはそれぞれ三個のドラム缶D−1,D
−2,D−3の送り出し作業に参加するものであ
る。
駆動ローラ68aとアイドルローラ78bとの間
に停止する。ドラム缶D−1の移動前の位置P−
1へは別のドラム缶が搬入板58より供給され
る。既に供給されたドラム缶D−1と新たに参加
したドラム缶Dは、前述の揺動、回転運動を行
い、1サイクルの運動が完了後P−2に位置する
ドラム缶D−1は押し出し送りローラ86aの押
し出しによりP−3へ、新しく参加したドラム缶
Dは別の押し出し送りローラにより、P−2へ移
動し、この作動を繰り返して最終端の駆動ローラ
とアイドルローラの位置で所定サイクルの運動が
終了したドラム缶は、外枠62、水平枠90に架
設した搬出板114をへて次の鎖抜き出し装置1
16へ送り出される。尚押し出し送りローラはエ
ンドレスチエーン84の間欠的移動によりドラム
缶を押し出して前進させたときは、第7図に図示
のように駆動ローラとアイドルローラとの間で停
止することは既に説明した通りである。第7図に
おいては通常押し出し送りローラ86a,86
b,86cはそれぞれ三個のドラム缶D−1,D
−2,D−3の送り出し作業に参加するものであ
る。
(ト) 効果
本発明においては自動的連続的に鎖片がドラム
缶の大栓口に投入でき極めて能率的であり、ドラ
ム押し出し送りローラの作動により、鎖洗浄装置
のローラ群に支持されているドラム缶は全サイク
ルの洗浄を完了して次の工程へ搬出できるから、
残載状態をなくすことができる。従つて作業上の
不具合を除去し、連設する次の工程の自動化を計
ることができる。
缶の大栓口に投入でき極めて能率的であり、ドラ
ム押し出し送りローラの作動により、鎖洗浄装置
のローラ群に支持されているドラム缶は全サイク
ルの洗浄を完了して次の工程へ搬出できるから、
残載状態をなくすことができる。従つて作業上の
不具合を除去し、連設する次の工程の自動化を計
ることができる。
第1図は本発明に係る鎖洗浄機の全体の配置を
示す略線平面図。第2図Aは鎖投入装置の略線斜
視図。同Bはチエーンコンベアの平面図。同Cは
エンドレスチエーンの側面図。第3図はチエーン
コンベア高架軌道終端におけるカム板とチエーン
収納部の平面図。第4図は鎖洗浄装置ローラ群の
配設を示す斜視図。第5図は鎖洗浄装置の平面
図。第6図は第5図の側面図。第7図は揺動装置
の略線図を含む第5図の長手方向の側面図。第8
図はギア部材の駆動装置の略線図を含む第5図の
横断面図。第9図は第5図のエンドレスチエーン
の前端部の拡大側面図。第10図Aはドラム缶の
側面図。同BはAの平面図。第11図は従来例の
ドラムの移動を示す状態図。 2……天板、4……大栓口、8……地板、10
……胴、12……チエーンコンベア高架軌道、1
6……鎖片、18……チエーンフツク、20……
エンドレスチエーン、28……収納部、32……
湾曲面、34……カム板、36……終端部、38
……シユート板、42……洗浄液、44……パイ
プ、46……位置決め機構、50……ローラコン
ベア、51……反転投入装置、52……回転脚
部、54……投入腕、56……支持柱、58……
搬入板、60……外側機枠、62……外側機枠、
64……内側機枠、66……回転軸、68a,6
8b,68c……駆動ローラ、70……プリ、7
2……モータ、76……軸、78a,78b,7
8c……アイドルローラ、80……スプロケツト
ホイール、82……スプロケツトホイール軸、8
4……エンドレスチエーン、86a,86b,8
6c……ドラム押し出し送りローラ、90……水
平枠、92……連結軸、94……揺動装置、96
……ギア部材、98……歯部、100……ピニオ
ン、106……減速機、108……モータ、11
0……連結部材、112……駆動モータ、116
……鎖抜き出し装置。
示す略線平面図。第2図Aは鎖投入装置の略線斜
視図。同Bはチエーンコンベアの平面図。同Cは
エンドレスチエーンの側面図。第3図はチエーン
コンベア高架軌道終端におけるカム板とチエーン
収納部の平面図。第4図は鎖洗浄装置ローラ群の
配設を示す斜視図。第5図は鎖洗浄装置の平面
図。第6図は第5図の側面図。第7図は揺動装置
の略線図を含む第5図の長手方向の側面図。第8
図はギア部材の駆動装置の略線図を含む第5図の
横断面図。第9図は第5図のエンドレスチエーン
の前端部の拡大側面図。第10図Aはドラム缶の
側面図。同BはAの平面図。第11図は従来例の
ドラムの移動を示す状態図。 2……天板、4……大栓口、8……地板、10
……胴、12……チエーンコンベア高架軌道、1
6……鎖片、18……チエーンフツク、20……
エンドレスチエーン、28……収納部、32……
湾曲面、34……カム板、36……終端部、38
……シユート板、42……洗浄液、44……パイ
プ、46……位置決め機構、50……ローラコン
ベア、51……反転投入装置、52……回転脚
部、54……投入腕、56……支持柱、58……
搬入板、60……外側機枠、62……外側機枠、
64……内側機枠、66……回転軸、68a,6
8b,68c……駆動ローラ、70……プリ、7
2……モータ、76……軸、78a,78b,7
8c……アイドルローラ、80……スプロケツト
ホイール、82……スプロケツトホイール軸、8
4……エンドレスチエーン、86a,86b,8
6c……ドラム押し出し送りローラ、90……水
平枠、92……連結軸、94……揺動装置、96
……ギア部材、98……歯部、100……ピニオ
ン、106……減速機、108……モータ、11
0……連結部材、112……駆動モータ、116
……鎖抜き出し装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドラム缶の大栓口内へ上方より落下する鎖片
が投入されたドラム缶を反転変位せしめて次の工
程へ投入する反転投入装置と、ドラム缶の胴部を
支持して所定方向へ回転させるローラ群と前記ロ
ーラ群で支持されているドラム缶を間欠的に一定
方向へ押し出す送りローラ群と前記回転ローラ群
と押し出しローラ群を載置した機台を所定角度、
所定回数、傾動せしめる揺動装置とを具えた鎖洗
浄装置とを有する鎖洗浄機。 2 ドラム缶の天板を進行方向に倒す回転脚部と
倒されたドラム缶の胴部を鎖洗浄装置のローラコ
ンベア群方向に押し出す投入腕を有する反転投入
装置を具えた特許請求の範囲第1項に記載の鎖洗
浄機。 3 鎖洗浄装置と反転投入装置との間に傾斜搬入
板を設けた特許請求の範囲第2項に記載の鎖洗浄
機。 4 外側機枠と内側機枠との間に架設した軸にそ
れぞれ回転自在の駆動ローラ群とアイドルローラ
群を装着してなる構成を具えた鎖洗浄装置を有す
る特許請求の範囲第1項に記載の鎖洗浄機。 5 内側機枠にスプロケツトホイールを固着した
軸を軸架し、このスプロケツトホイールにエンド
レスチエーンを係合せしめ、更に、チエーンにド
ラム押し出し送りローラ群を装着した鎖洗浄装置
を有する特許請求の範囲第1項に記載の鎖洗浄
機。 6 一対の外側機枠60の下に回転自在に架設し
たギア部材96とギア部材に設けた歯部98に噛
合するピニオン100とピニオン軸102を支承
する軸受104と減速機106に連動する駆動モ
ーター108とを具えた揺動装置94を有する特
許請求の範囲第5項に記載の鎖洗浄機。 7 内、外側機枠64,62,60で形成する枠
部の両側に、支持柱56で支持される水平枠90
を設け、この水平枠90と外側機枠62とを連結
軸92により回動自在となした特許請求の範囲第
6項に記載の鎖洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9586A JPS62158695A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 鎖洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9586A JPS62158695A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 鎖洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158695A JPS62158695A (ja) | 1987-07-14 |
JPH046437B2 true JPH046437B2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=11464546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9586A Granted JPS62158695A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 鎖洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62158695A (ja) |
-
1986
- 1986-01-04 JP JP9586A patent/JPS62158695A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158695A (ja) | 1987-07-14 |
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