JPH0464018A

JPH0464018A - 透明体内面洗浄装置およびフローゲージ

Info

Publication number: JPH0464018A
Application number: JP17660990A
Authority: JP
Inventors: Yasuaki Kobari; 小針　保明
Original assignee: TAIYO VALVE SEISAKUSHO KK
Current assignee: TAIYO VALVE SEISAKUSHO KK
Priority date: 1990-07-04
Filing date: 1990-07-04
Publication date: 1992-02-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は透明体内面洗浄装置およびこれを用いたフロー
ゲージに関する。

（従来の技術）流体の流量を測定するため、フローゲージが用いられて
いる。このフローゲージは、一般にその壁面にサイトグ
ラス等の透明体が設けられ、外部から流体の流れを監視
することができるようになっている。

しかしながら、このようなフローゲージにおいては、壁
面のサイトグラス内面にあかやかすが付着することがあ
り、このため内部の流体が見えない場合がある。

（発明が解決とようとする課題）上述のように、フローゲージのサイトグラスの内面には
、あかやかすが付着し易くなっている。

このような場合、サイトグラス内面に対してワイパを摺
動させ、あかやかすを取除くようにしたフローゲージが
開発されているが、サイトグラス内面のうち、頑固に付
着したあかやかすを確実に取除けないことがある。

本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
サイトグラス内面のあかやかすを確実に取除くことがで
きる透明体内面洗浄装置およびこれを用いたフローゲー
ジを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明は、壁面の一部をなす透明体の内部に、前記透明
体内面に対して摺動する弾性ブツシュを配設し、この弾
性ブツシュとは別に前記透明体内面に対して摺動する硬
質スクレーパを配設したことを特徴とする透明体内面洗
浄装置である。

（作　用）本発明によれば、弾性ブツシュと硬質スクレーパを透明
体内面に対して摺動させることにより、透明体内面に付
着したあかやかすの大部分を弾性ブツシュにより掻落と
し、落ちにくいあかやかすを硬質スクレーパによって掻
落とすことができる。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図乃至第９図は本発明による透明体内面洗浄装置、
およびこれを用いたフローゲージの実施例を示す図であ
る。

まず、第３図乃至第５図により、フローゲージの全体に
ついて説明する。

筐体１は前後に同径の流入口２と流出口３を設けである
。流入口２から筐体１内のほぼ中央部に至る流路４は、
筐体内中央部において、長軸が垂直方向に、短軸が流路
４の水平軸線と直交する水平方向に向いただ円状の弁座
５を形成している。

弁座５は筺体１内の弁室６に突出したものであり、この
弁座５にフラッパ７か密接している。フラッパ７は上端
に軸受部１０を有し、この軸受部１０に弁座５の上方に
おいて一端が筐体１の側壁８を貫通し外部に突出するよ
うにした軸９が遊嵌している。またフラッパ７の左右両
側縁１１゜１１は筐体１の左右側壁８．８に設けた覗き
窓１２゛、１２内に嵌込んであるサイトグラス１３゜１
３に対して微小間隙をおいて配置されている。

またフラッパ７の下部には、全開状態においても所定量
の流体（とくに圧力水）の通過が可能となる台形状の切
欠１４が設けられている。

一方、上記軸９にはワイパ１５，１５の上端が固着され
ている。これらワイパ１５，１５は、弁座５に密接する
フラッパ７の流入口２側の面に当接している。また、ワ
イパ１５は軸９の外側に取付けられたハンドル１６を第
３図で反時計方向に回動することによって、サイトグラ
ス１３．１３の内面を払拭し、その際フラッパ７を開放
方向に押送するようになっている。一方、フラッパ７が
流入口２から流入する流体圧を受けて開くときには、ワ
イパ１５はフラッパ７とは無関係に垂直位置を維持する
ようになっている。

一方、筐体１の頂部には螺孔１７が設けられている。こ
の螺孔１７には第５図に示すような信号発生装置１８が
取付けられている。信号発生装置１８はマグネットスイ
ッチ１９を利用したもので、マグネット２０が一定の高
さに達したときスイッチ２１が閉じて信号回路が形成さ
れるようになっており、スイッチ２１の高さを予め調整
してお（ことによって、信号発生時期が変るものである
。

マグネット２０はステム２２の上端に当接しており、ス
テム２２の上昇によりばね２３を圧縮しながら上昇し、
スイッチ２１に正対したときスイッチを閉じるものであ
る。ステム２２は下端を前記フラッパ７の頂部のカム部
２４に当接し、フラッパ７の開度が大きくなるにつれて
カム部２４に押され上昇する。

次にワイパ１５の構成について第１図および第２図によ
り詳述する。

このうち第１図はワイパ１５の断面図であり、第２図は
その斜視図である。

第１図および第２図に示すように、ワイパ１５はサイト
グラス１３に当接する断面逆三角形状の軟質、例えばゴ
ム製のブツシュ３２と、この軟質ブツシュ３２を保持す
るブラケット３１とを有している。またブラケット３１
のサイトグラス１３側の両端部には、スカート状に広が
る鋼製のスクレーパ３３が固着されている。このスクレ
ーパ３３はサイトグラス１３内面と当接し、サイトグラ
ス１３内面のあかやかすを掻き落すようになっている。

そして、このようなワイパ１５、軸９、およびハンドル
１６によって、透明体内面洗浄装置が構成されている。

つぎに上記実施例について本発明の詳細な説明する。

流体が流入口２から流入すると、その流体のもつ圧力エ
ネルギによりフラッパ７が押され、フラッパ７は流量に
応じた角度に傾く。このとき、フラッパ７のカム部２４
はフラッパ７と同角度回動じて信号発生装置ｆ１８のス
テム２２を押上げる。

ステム２２が押上げられるとマグネット２０が押上げら
れ、所定調整位置にあるスイッチ２１に正対したときこ
のスイッチを閉じ、信号を発生する。

次にサイトグラス１３の内面にあかやかすが付着した場
合は、ハンドル１６を回転させ、ワイパ１５をサイトグ
ラス１３の内面に対して摺動させる。この場合、サイト
グラス１３の内面に付着したあかやかすのうち、大部分
はワイパ１５の軟質ブツシュによって掻き落される。同
時にブツシュ３２によっては落ちにくいあかやかすが、
鋼製のスクレーパ３３により掻き落される。

ところで、ブラケット３１の端部に固着されたスクレー
パ３３はスカート状に広がっているため、サイトグラス
１３に対して弾性的に押付けられた状態となる。このた
め、サイトグラス１３に対する傷の発生を未然に防止す
ることができる。

次にワイパ１５の他の実施例について、第６図乃至第９
図により説明する。

第６図に示すワイパ１５は、ブラケット３１の端部に鋼
製スクレーパ３３を固着し、このスクレーパ３３の断面
形状をジグザグ状としたものである。

第６図に示す実施例によれば、スクレーパ３３の弾性力
をより大きくすることができる。

第７図に示すワイパ１５は、ブラケット３１内に軟質ブ
ツシュ３２を進退自在に設けたものであり、軟質ブツシ
ュ３２はブラケット３１内のスプリング３５によってサ
イトグラス１３側に押圧されている。また軟質ブツシュ
３２には、スカート状に広がる硬質スクレーパ３３が固
着されている。

本実施例によれば、軟質ブツシュ３２およびスクレーパ
３３を、より弾性的にサイトグラス１３に対して押付け
ることができる。

第８図に示すワイパ１５は、ブラケット３１の下端部３
６がスクレーパ３３の配設方向に折曲げられており、こ
の折曲下端部３６によってスクレーパ３３をブラケット
３１に対して強固に固着することができる。

第９図に示すワイパ１５は、ブラケット３１の下端に、
スクレーパ３３の配設方向に延びる延長部３７が形成さ
れており、この延長部３７によってスクレーパ３３の強
度的な補強を行なうことができる。

第１０図に示すワイパ１５は、軟質ブツシュ３２がスク
レーパ３３の後方にスクレーパ３３を押えるバックアッ
プ部３２ａを有している。そして、このバックアップ部
３２とブラケット３１との間でスクレーパ３３を押圧保
持することにより、頑固に付着したあかやかす等の場合
であっても、スクレーパ３３の裏返りまたはスクレーパ
３３の変形を防ぐことができる。

なお、上記各実施例において、ワイパの軟質ブツシュ３
２をブラケット３１によって保持し、このブラケット３
１の端部または軟質ブツシュ３２に鋼製スクレーパ３３
を固着し、軟質ブツシュ３２とスクレーパ３３とを一体
に設けた例を示したが、これに限らず軟質ブツシュ３２
とスクレーパ３３とを別体に設けてもよい。

また、ワイパ１５を有する透明体内面洗浄装置をフロー
ゲージに設けた例を示したが、これに限らず、例えば内
部に薬品等を貯蔵した貯蔵容器のサイトグラスにこの透
明体内面洗浄装置を設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、透明体内面に付
着したあかやかすのうち、大部分を弾性ブツシュにより
掻落とし、落ちにくいあかやがすを硬質スクレーパによ
って掻落すことができる。

このため、透明体内面のあかやかすを確実に掻落すこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による透明体内面洗浄装置のワイパの断
面図、第２図はその斜視図、第３図は本発明によるフロ
ーゲージの筐体部分の縦断側面図、第４図は第３図ｒＶ
−ＩＶ線断面図、第５図は信号発生装置の一例とフラッ
パとの関連を示す縦断側面図、第６図乃至第１０図はワ
イパの他の実施例を示す図である。１・・・筐体、２・・・流入口、３・・・流出口、４・
・・流路、５・・・弁座、６・・・弁室、７・・・フラ
ッパ、８・・・側壁、９・・・軸、１３・・・サイトグ
ラス、１５・・・ワイパ、１６・・・ハンドル、３１・
・・ブラケット、３２・・・軟質ブツシュ、３３・・ス
クレーパ。

Claims

【特許請求の範囲】１、壁面の一部をなす透明体の内部に、前記透明体内面
に対して摺動する弾性ブッシュを配設し、この弾性ブッ
シュとは別に前記透明体内面に対して摺動する硬質スク
レーパを配設したことを特徴とする透明体内面洗浄装置
。２、請求項１記載の透明体内面洗浄装置を有するフロー
ゲージ。