JPH0463626B2 - - Google Patents

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JPH0463626B2
JPH0463626B2 JP60010752A JP1075285A JPH0463626B2 JP H0463626 B2 JPH0463626 B2 JP H0463626B2 JP 60010752 A JP60010752 A JP 60010752A JP 1075285 A JP1075285 A JP 1075285A JP H0463626 B2 JPH0463626 B2 JP H0463626B2
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JP
Japan
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container
magnet
stirring
rotational force
magnetic
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JP60010752A
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JPS61173662A (ja
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Tomochika Matsumoto
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/10Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the permanent-magnet type
    • H02K49/102Magnetic gearings, i.e. assembly of gears, linear or rotary, by which motion is magnetically transferred without physical contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非接触で回転力を伝達する磁気式回動
力伝達装置に関する。
(従来技術) 従来回転力の伝達には、ベルト、チエン、歯
車、流体などが用いられている。これらの伝達装
置には摩耗、騒音、振動が伴ない、ベルト、チエ
ン、歯車の場合はガタつきやたるみを生ずるので
伝達の時間遅れやずれを伴なう。またこれらの回
転力伝達装置の保守点検には注油や部品交換の手
間、それに伴なう汚れ、危険などが伴なう。
そこで密封容器内試料の撹拌などには磁石を用
いた非接触式の撹拌機が用いられており、その動
力伝達装置は強力な永久磁石を取付けたモータを
容器の外部で回転させ、電磁誘導により容器内の
撹拌子を回転させて試料を撹拌させるものであ
る。
この種の撹拌機は撹拌効率の観点から通常撹拌
子が容器の底部に設けられ、容器を載せる台(以
下「キヤビネツト」という)の内部にモータ駆動
の永久磁石が設けられ、容器の底部から回転力を
伝達する方式を採用しているので、レイアウトに
制約があり、撹拌子は試料の重量を受けた状態で
回転するため駆動モータにとつての負荷が著るし
く大きい。また、このような型式の撹拌機は、容
器が大きくなるにつれてその撹拌子や駆動部が大
きくなり装置が大型化する。容器が大容量となる
とキヤビネツトにかかる重量が増加するので堅牢
な構造にする必要があり、縦長の容器の場合は底
部に近い試料は撹拌できても上部表面付近の試料
は撹拌しにくいという問題がある。この対策とし
て、撹拌子を容器の高さ方向に何段か設ければよ
いが、その分だけ電力消費量が増大する。
このように非接触式の回転力伝達装置では駆動
部と非駆動部とが磁気的吸引作用により結合して
いるために回転数やトルクの制御はモータへの供
給電圧または供給電流の制御によりモータの回転
数を制御することにより容易に行なうことができ
るが、そのための制御回路を必要とする。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもの
で、レイアウトが自由で簡単な機構により回転数
やトルクの制御が容易にできる磁気式回転力伝達
装置を提案することを目的とするものであり、本
発明においては、少なくとも1組のN、S極を有
する回転駆動部と、この回転駆動部からの磁気的
作用が及び範囲に等間隔に配置された複数の磁極
を有する回転可能な被駆動部との長手方向の交差
角が可変となるように回転力伝達装置を構成し
た。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。 第1
図は本発明による磁気式回転力伝達装置の基本構
成、第2図はその動作原理を示す。
第1図からわかるように、本発明による回転力
伝達装置は少なくとも1組のN、S極を有する磁
石1を回転軸2に固定して成る駆動部3と、樹脂
製または紙製の非磁性円筒支持体4の円周上等間
隔に複数組(この例では4組)の磁石5a,5
b,5c,5dを交互に異なる磁極がくるように
配置して成る被駆動部7とにより構成されてい
る。6は被駆動部の回転軸である。
次に第2図を用いて回転力の伝達を説明する。
いま駆動部3とを被駆動部7とが第2図イに示
す状態に停止しているとする。この状態から同図
ロに示すように駆動部3が矢印方向に回転したと
すると、駆動部3のS極と被駆動部7の磁石5a
のN極との間の吸引作用のために被駆動部7も矢
印方向に回転される。駆動部3がさらに回転する
と、同図ハに示すように、被駆動部7はさらに矢
印方向に回転する。駆動部3がさらに回転する
と、同図ニに示すように、駆動部3の磁石1のS
極と被駆動部7の磁石5aのN極との間に働く吸
引力は弱まり、逆に駆動部3の磁石1のN極と被
駆動部7の磁石5bのS極との間に働く磁気吸引
力が次第に強くなり、この吸引力により被駆動部
7は矢印方向に回転され続ける。駆動部3がさら
に回転すると、同図ホ,ヘに示すように、駆動部
3の磁石のN極と被駆動部7の磁石5bのS極と
は益々接近して両者の間の磁気的吸引力は強まり
被駆動部7は強力に回転を続ける。駆動部3が第
2図トの位置になると駆動部3と被駆動部7との
間の吸引力は最大となり、駆動部3がさらに矢印
方向に回転するにつれて被駆動部7も磁石1のN
極と磁石5bのS極との間の磁気的吸引力により
第2図チに示すように矢印方向に回転する。その
後は上述したと同様にして被駆動部7は矢印方向
に回転し続ける。
このように駆動部3を回転することにより被駆
動部7が回転する。被駆動部7の回転数は駆動部
3の回転数により決定され、回転トルクは駆動部
3と被駆動部7の磁石の磁極の強さによつて決ま
る。また駆動部3と被駆動部7を構成する磁石の
数を増すことにより回転力の伝達が滑らかにな
る。
第3図に示すように、駆動部3の軸線Aと被駆
動部7の軸線Bとが交差するように配置すると、
回転力の伝達が一層円滑になる。この場合の回転
力伝達について第4図を用いて説明すると、同図
イに示す状態では被駆動部7の磁石5aのN極と
駆動部3の磁石1のS極とが磁気的に吸引し合つ
ており、この状態の駆動部3が同図ロに示すよう
に矢印方向に回転すると、被駆動部7の磁石5a
のN極と駆動部3の磁石1のS極との吸引力F1
は維持されたまま磁石1のN極と被駆動部7の磁
石5bのS極との磁気的吸引F2が新たに始まる。
さらに駆動部3が回転すると、吸引力F1は次第
に弱くなり逆に磁石1のN極と磁石5aのN極と
の間に反発力が発生するが、吸引力F2は次第に
強くなるので、被駆動部7に対する回転駆動力は
なめらかになる。第4図ハに示す状態では吸引力
F1とF2とはほぼ等しくなる。
この実施例における駆動部と被駆動部の交差角
を任意に変えることにより回転力伝達の円滑度と
トルク伝達率とを調整することができる。
第5図は本発明による回転力伝達装置を利用し
た撹拌装置の一実施例の概略線図である。
図において、10は試料Sを収納した容器で、
この容器10の内部に複数の磁石11a,11
b,11c……を樹脂、セラミツクス、ステンレ
スなどで作つた枠により平行で且つ等間隔に配列
したカゴ形の撹拌体12が中心で回転自在に蓋1
3に支持されている。容器10の底部中央には試
料Sを排出するための弁10aが設けられてい
る。
一方、容器10の外部に接近して駆動ユニツト
14が配設されている。駆動ユニツト14はケー
ス15の内部に一組のN、S極から成る磁石駆動
体16が上下で回転可能に支持されており、磁石
駆動体16はモータ17により回転駆動される。
ケース15の容器10に近い側は磁石駆動体16
からの磁束が容器10の内部に配置されたカゴ形
撹拌体12の磁石11a,11b,11c、…に
駆動体16の位置に近いところで伝達し易いよう
に適当な距離を置いてある。また、ケース15の
容器10に近い側に、撹拌体12に対する駆動体
16の位置すなわち間隙を調整するためのストツ
パー18が設けられている。
このような撹拌装置により容器10の内部の試
料Sを撹拌するには、モータ17を所望の回転数
で回転すると、磁石駆動体16が回転し、第2図
を用いて説明したように容器10内の撹拌体12
が所定の回転数で回転して容器10内の試料が撹
拌される。この場合、撹拌体12の回転数は駆動
ユニツト14のモータ17の回転数を電気的に調
節することにより制御でき、撹拌力は駆動ユニツ
ト14のケース15に設けられたストツパー18
により磁石駆動体16と撹拌体12との間隙を調
整することにより制御することができる。
このように、容器の内部に設けた撹拌手段を容
器の下部でなく側方から非接触で駆動することに
より容器の容量や試料の重量に関係なく効率よく
撹拌ができる。従来必要であつたキヤビネツトの
ような台も不要になる。さらに容器側方からの回
転力伝達により、容器の底部だけでなく上部も任
意の場所で撹拌が可能になる。
また、容器内で撹拌体により作られる撹拌流が
従来のようにうず巻状でなく容器全体に及ぶので
撹拌むらがなく撹拌効率がすぐれている。撹拌体
を容器の上方から蓋などで支持することにより容
器内に配置するようにすれば撹拌体の交換や修理
などの際の取り外して容易になる。
容器が扁平であれば撹拌体も扁平になるので駆
動体も扁平にし、容器が長いものであれば撹拌体
と駆動体とを長くすることが容易である。また本
発明による回転力伝達装置は駆動部と被駆動部と
が磁気吸引力により一体となつて回転する型式で
はないため容器の広がり(たとえば円筒状の容器
ならば径)が大きくても被動部自体は小型にする
ことができるので装置のコンパクト化に有利であ
る。
容器内部の撹拌体と容器外部の駆動体とを容器
の軸方向に沿つてゆつくり上下動させるようにす
れば撹拌位置が時間とともに上下方向に移動する
ので沈澱性の混合液(たとえばヘドロや澱粉溶
液)の撹拌や部分的撹拌に好ましい。
さらに、本発明を用いれば実施例のように撹拌
体や駆動体を鉛直軸の回りに回転させるのではな
く水平軸の回りに回転させることも可能でその結
果、沈澱性混合液の上澄み液だけの撹拌が可能と
なる。
撹拌装置への適用に当つても第3図に示したよ
うに撹拌体の磁石の向きを駆動体の磁石の向きに
対して交差するようにしてもよい。このようにす
ることにより撹拌流が変つてくるので撹拌体の磁
石を用途に応じた交差角、形状にするのが好まし
い。
なお、上記実施例は本発明による回転力伝達装
置を撹拌装置として利用したものであるが、本発
明の有用性はこれに限定されるものではなく、た
とえば精米機、製麺機、薬品調合機など適用分野
は数えきれないほど多い。また、本発明を実施す
るに当つては永久磁石に限らず電磁石などの磁束
発生手段を用いてもよいことはもちろんである。
さらに、第3図の実施例において、駆動部3の代
りに被駆動部7の磁石を斜めに配置しても同じ効
果が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、少なくとも1
組のN、S極を有する磁石から成る回転駆動部
と、この回転駆動部の磁石からの磁気的作用が及
ぶ範囲に等間隔に配置された複数の磁石群から成
る回転可能な被駆動部との長手方向の交差角が可
変となるように回転力伝達装置を構成したので、
駆動部と被駆動部との位置関係を自由にとること
ができ、コンパクトなレイアウトで回転力を非接
触で伝達することができる。従つて非接触式の回
転力伝達装置としての利点は享受できることはも
ちろんであるが、そのほかに駆動部と被駆動部と
の距離を調整するだけで伝達し得る回転トルクを
制御できるという制御の容易性も得られる。本発
明による回転力伝達装置を撹拌装置に適用した場
合の利点は上述したとおりである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転力伝達装置の基本構
成を示す概略線図、第2図は第1図に示した本発
明による回転力伝達装置の動作原理図、第3図は
本発明による回転力伝達装置の駆動部と被駆動部
の磁石配置の他の実施例を示す線図、第4図は第
3図に示した磁石配置の回転力伝達装置の動作原
理図、第5図は本発明による回転力伝達装置を利
用した撹拌装置の一例である。 1……磁石、2,6……回転軸、3……駆動
部、4……支持体、5a,5b,5c,5d……
磁石、7……被駆動部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも1組の、N、S極を有する長い回
    転駆動部と、該回転駆動部からの磁気的作用が及
    ぶ範囲に等間隔に配置された複数の磁極を有する
    回転可能な長い被駆動部とを有する磁気式回転力
    伝達装置において、前記回転駆動部の磁極と前記
    被駆動部の磁極群の各磁極との長手方向の交差角
    を可変としたことを特徴とする磁気式回転力伝達
    装置。
JP1075285A 1985-01-25 1985-01-25 磁気式回転力伝達装置 Granted JPS61173662A (ja)

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JP1075285A JPS61173662A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 磁気式回転力伝達装置

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JP1075285A JPS61173662A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 磁気式回転力伝達装置

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Publication Number Publication Date
JPS61173662A JPS61173662A (ja) 1986-08-05
JPH0463626B2 true JPH0463626B2 (ja) 1992-10-12

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ID=11759044

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JP1075285A Granted JPS61173662A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 磁気式回転力伝達装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0905344D0 (en) 2009-03-27 2009-05-13 Ricardo Uk Ltd A flywheel
GB0905345D0 (en) 2009-03-27 2009-05-13 Ricardo Uk Ltd A flywheel
GB0905343D0 (en) 2009-03-27 2009-05-13 Ricardo Uk Ltd A flywheel
GB201019473D0 (en) 2010-11-17 2010-12-29 Ricardo Uk Ltd An improved coupler
GB201106768D0 (en) 2011-04-20 2011-06-01 Ricardo Uk Ltd An energy storage system
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JPS57134066A (en) * 1981-02-09 1982-08-19 Shintaro Oshima Transmission device

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JPS61173662A (ja) 1986-08-05

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