JPH0462759B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0462759B2 JPH0462759B2 JP63295438A JP29543888A JPH0462759B2 JP H0462759 B2 JPH0462759 B2 JP H0462759B2 JP 63295438 A JP63295438 A JP 63295438A JP 29543888 A JP29543888 A JP 29543888A JP H0462759 B2 JPH0462759 B2 JP H0462759B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- elastic plate
- layer structure
- pinerest
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、マツトレス用クツシヨン材に関する
ものである。
ものである。
(従来技術と問題点)
近来のベツド、特に病院等に於いて患者等が使
用するベツドは殆んどが床板起伏式に構成されて
おり、かかるベツドに使用するマツトレスは床板
の起伏に追随して曲がらなければならない。しか
しながら剛性を有するクツシヨン材は、その剛性
故に曲がり難く、これを詰め物としたマツトレス
を前述のベツドに使用すると、曲げた際に一部が
膨出したり、型くずれしたり、損傷が生じる等の
不都合を生じ易く、寝心地が次第に悪化したり耐
久性も悪化する等の問題点がある。他方、かかる
マツトレスは適度のクツシヨン性と通気性が要求
されると共に、これらの諸条件を満たしたマツト
レスは、安価に提供できなければならない。
用するベツドは殆んどが床板起伏式に構成されて
おり、かかるベツドに使用するマツトレスは床板
の起伏に追随して曲がらなければならない。しか
しながら剛性を有するクツシヨン材は、その剛性
故に曲がり難く、これを詰め物としたマツトレス
を前述のベツドに使用すると、曲げた際に一部が
膨出したり、型くずれしたり、損傷が生じる等の
不都合を生じ易く、寝心地が次第に悪化したり耐
久性も悪化する等の問題点がある。他方、かかる
マツトレスは適度のクツシヨン性と通気性が要求
されると共に、これらの諸条件を満たしたマツト
レスは、安価に提供できなければならない。
本発明は、前記した全ての諸条件を満足させた
マツトレス用クツシヨン材を提供するものであ
る。
マツトレス用クツシヨン材を提供するものであ
る。
(問題を解決するための手段)
第一の発明は、弾性板状部材を上下方向に折り
重ね部を二段に形成して屈曲させ、これを連続的
に構成することによつて、上下交互に空間部を形
成すると共に三層構造のマツトレス部材を構成
し、この三層構造のクツシヨン部材を複数枚重ね
合せて一体化して一個のクツシヨン材を構成す
る。
重ね部を二段に形成して屈曲させ、これを連続的
に構成することによつて、上下交互に空間部を形
成すると共に三層構造のマツトレス部材を構成
し、この三層構造のクツシヨン部材を複数枚重ね
合せて一体化して一個のクツシヨン材を構成す
る。
(2) 第二の発明は、前記三層構造のクツシヨン部
材を複数枚重ね合せて、これを被覆シートを施し
て縫製加工により一体化して一個のクツシヨン材
を構成する。
材を複数枚重ね合せて、これを被覆シートを施し
て縫製加工により一体化して一個のクツシヨン材
を構成する。
(作用及び実施例)
前記した本発明に係るマツトレス用クツシヨン
材の作用を図に示す実施例と共に説明する。符号
1は、弾性板状部材である。この弾性板状部材1
は、適度な硬さを有する弾性体であれば合成樹脂
を発泡させたもの、又はフエルト等を素材として
成るものでもよい。実施例に於いては、無数の巻
縮ステーブル、例えば、ポリエステル、ポリエチ
レン等から成る複合樹脂から成る集積体に、厚さ
方向に針を刺し込んでニードル加工を施して構成
した弾性板状部材1を使用した。かかる構成の弾
性板状部材1を、上下方向に折り重ね部2,2′
を二役に形成して屈曲させ、この屈曲を連続的に
構成することによつて、上下交互に空間部3を形
成すると共に、三層構造のクツシヨン部材4を構
成する。更に、この三層構造のクツシヨン部材4
を複数枚重ね合せて一体化して一個のクツシヨン
材を構成する。前記弾性板状部材1の素材によつ
ては、結合部5は接着剤によつて接合するが、前
記実施例の素材から成る弾性板状部材1について
は、一例として縫製加工6により、その形状を固
定化した。固定化は被覆シート7と共に行なつて
もよい。
材の作用を図に示す実施例と共に説明する。符号
1は、弾性板状部材である。この弾性板状部材1
は、適度な硬さを有する弾性体であれば合成樹脂
を発泡させたもの、又はフエルト等を素材として
成るものでもよい。実施例に於いては、無数の巻
縮ステーブル、例えば、ポリエステル、ポリエチ
レン等から成る複合樹脂から成る集積体に、厚さ
方向に針を刺し込んでニードル加工を施して構成
した弾性板状部材1を使用した。かかる構成の弾
性板状部材1を、上下方向に折り重ね部2,2′
を二役に形成して屈曲させ、この屈曲を連続的に
構成することによつて、上下交互に空間部3を形
成すると共に、三層構造のクツシヨン部材4を構
成する。更に、この三層構造のクツシヨン部材4
を複数枚重ね合せて一体化して一個のクツシヨン
材を構成する。前記弾性板状部材1の素材によつ
ては、結合部5は接着剤によつて接合するが、前
記実施例の素材から成る弾性板状部材1について
は、一例として縫製加工6により、その形状を固
定化した。固定化は被覆シート7と共に行なつて
もよい。
前記クツシヨン部材4は、第一に、空間部3が
上下に交互に形成されており、且つその空間部3
は、前後の折り重ね部2,2′が上下方向に二段
に形成されている構成によつて成り立つており、
このクツシヨン部材4を複数枚重ね合せて一体化
しているので、クツシヨン材のどの位置に於いて
も全く等しくクツシヨン性を有している。第二
に、前記空間部3は、同時にフイゴ作用を発揮す
ることによつて、適度の通気性を良好に保つこと
ができ、前記クツシヨン性と共に寝心地を最上と
することができる。第三に、冒頭に記した通り、
近時の、例えば病院用ベツドは床板起伏式、即ち
通常ギヤツジベツドと言われているものが多数使
用されているので、クツシヨン材はベツドの床板
に自在に折れ曲がらなければならない。
上下に交互に形成されており、且つその空間部3
は、前後の折り重ね部2,2′が上下方向に二段
に形成されている構成によつて成り立つており、
このクツシヨン部材4を複数枚重ね合せて一体化
しているので、クツシヨン材のどの位置に於いて
も全く等しくクツシヨン性を有している。第二
に、前記空間部3は、同時にフイゴ作用を発揮す
ることによつて、適度の通気性を良好に保つこと
ができ、前記クツシヨン性と共に寝心地を最上と
することができる。第三に、冒頭に記した通り、
近時の、例えば病院用ベツドは床板起伏式、即ち
通常ギヤツジベツドと言われているものが多数使
用されているので、クツシヨン材はベツドの床板
に自在に折れ曲がらなければならない。
本発明は、各空間部3によつて、恰も節目がク
ツシヨン材の長手方向に多数構成されている状態
となり、全体としてのクツシヨン材の曲がりは、
ベツド床板の起伏に応じて自在となる。第四に、
本発明は、前記した構成の通り、クツシヨン部材
4を複数枚重ね合せて構成するので、弾性板状部
材1は、薄手のものでよく、従つて弾性板状部材
1からクツシヨン部材4への加工が容易となると
共に、薄手の弾性板状部材1により容易に製作で
きる結果、より小さい多数の空間部3を形成する
ことができ、このことは、クツシヨン性及び通気
性を一段と向上させることができる。加えて、ベ
ツド床板の起伏に応じて折り曲げる際にも、その
折り曲げを一層円滑とすることができる。更に、
硬目の板状部材3によつてクツシヨン部材4を構
成しても、中間に位置する空間部3の構成によつ
て、中間に更に一層柔軟層が介在されている状態
となり、硬さと柔かさを相乗させることができ、
かかる面からも寝心地を最上とすることができ
る。
ツシヨン材の長手方向に多数構成されている状態
となり、全体としてのクツシヨン材の曲がりは、
ベツド床板の起伏に応じて自在となる。第四に、
本発明は、前記した構成の通り、クツシヨン部材
4を複数枚重ね合せて構成するので、弾性板状部
材1は、薄手のものでよく、従つて弾性板状部材
1からクツシヨン部材4への加工が容易となると
共に、薄手の弾性板状部材1により容易に製作で
きる結果、より小さい多数の空間部3を形成する
ことができ、このことは、クツシヨン性及び通気
性を一段と向上させることができる。加えて、ベ
ツド床板の起伏に応じて折り曲げる際にも、その
折り曲げを一層円滑とすることができる。更に、
硬目の板状部材3によつてクツシヨン部材4を構
成しても、中間に位置する空間部3の構成によつ
て、中間に更に一層柔軟層が介在されている状態
となり、硬さと柔かさを相乗させることができ、
かかる面からも寝心地を最上とすることができ
る。
(効果)
本発明は以上の通りであるので、クツシヨン
性、通気性に優れると共に硬さと柔かさを併せ持
ち、且つベツド床板の起伏に対応して自在に折曲
げることができる優れたマツトレス用クツシヨン
材を提供するものである。
性、通気性に優れると共に硬さと柔かさを併せ持
ち、且つベツド床板の起伏に対応して自在に折曲
げることができる優れたマツトレス用クツシヨン
材を提供するものである。
第1図は、本発明の実施例を示す斜視図、第2
図は、要部拡大断面図である。 符号1……弾性板状部材、2,2′……折り重
ね部、3……空間部、4……クツシヨン部材、6
……縫製加工、7……被覆シート。
図は、要部拡大断面図である。 符号1……弾性板状部材、2,2′……折り重
ね部、3……空間部、4……クツシヨン部材、6
……縫製加工、7……被覆シート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性板状部材を、上下方向に折り重ね部を二
段に形成して屈曲させ、この折り重ね部を連続的
に構成することによつて、上下交互に空間部を形
成すると共に三層構造のクツシヨン部材を構成
し、この三層構造のクツシヨン部材を複数枚重ね
合わせて一体化して成るマツトレス用クツシヨン
材。 2 弾性板状部材を、上下方向に折り重ね部を二
段に形成して屈曲させ、この折り重ね部を連続的
に構成することによつて、上下交互に空間部を形
成すると共に三層構造のクツシヨン部材を構成
し、この三層構造のクツシヨン部材を複数枚重ね
合わせて、これに被覆シートを施して縫製加工す
ることによつて一体化して成るマツトレス用クツ
シヨン材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295438A JPH02142513A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | マットレス用クッション材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295438A JPH02142513A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | マットレス用クッション材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142513A JPH02142513A (ja) | 1990-05-31 |
JPH0462759B2 true JPH0462759B2 (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=17820596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63295438A Granted JPH02142513A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | マットレス用クッション材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02142513A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5022111A (en) * | 1990-06-29 | 1991-06-11 | E. R. Carpenter Company, Inc. | Pressure reduction mattress |
JP2007304325A (ja) | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 液晶表示装置および液晶パネル駆動方法 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP63295438A patent/JPH02142513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02142513A (ja) | 1990-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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