JPH0462671A - 情報処理システム設計仕様書の作成支援装置 - Google Patents

情報処理システム設計仕様書の作成支援装置

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JPH0462671A
JPH0462671A JP2173602A JP17360290A JPH0462671A JP H0462671 A JPH0462671 A JP H0462671A JP 2173602 A JP2173602 A JP 2173602A JP 17360290 A JP17360290 A JP 17360290A JP H0462671 A JPH0462671 A JP H0462671A
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JP
Japan
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dfd
pfd
flow diagram
flowchart
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JP2173602A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Okuyama
哲史 奥山
Fujio Inoue
藤男 井上
Takeshi Kawasaki
健史 川崎
Hiroko Yamaji
裕子 山地
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は、情報処理システムを分析、設計する際に作
成される仕様書、特に、データフロー図を作成するため
の支援装置に関する。
B、従来技術 新たに情報処理システムの設計・開発を行うとき、まず
、初期の段階で現状システムの問題点を分析し、その結
果、新しいシステムが、満たすべき要求をまとめあげて
いく。この要求を明確に定義し、内容を具体化する手段
としてシステムの設計仕様書が作成される。その仕様書
としては、以下に示すようなものが知られている。
■データフローダイアグラム(data flow d
iagramで以下、DFDとも略称する)これは、シ
ステムにおけるデータの流れと、それに対する処理を機
能単位ごとに階層的に図式化したもので、システムの構
造をデータの流れにしたがって、概要から詳細へと階層
的に分析を進めていく過程で作成される。第10図に節
単なりFDの一例を図示している。この図において、丸
の図形はデータに対する処理を示しており、平行な2本
線はデータのストアを示し、矢印の線はデータの流れを
示している。このように、DFDは、データがどのよう
に流れていくかを視覚的に容易に理解するために作成さ
れる仕様書である。
■フローチャート 上記のDFDは、データの流れだけに注目して作成され
たものであるため、そのデータが何回ループ処理をうけ
るとか、どんな条件で分岐していくのか、というデータ
の制御構造を表記すること番まできない。このフローチ
ャートは、処理の制御構造を図式化したものである。第
11図にフローチャートの一例を示している。四角で表
した標記(A、B、C1・・・)はデータ処理、ひい形
標記りは条件分岐、標記D−+E−+F−+L−+Dは
ループを示している。
■データ定義仕様書(以下、DDとも略称する)上述の
DFD、で使用されている全てのデータの構成、例えば
、データ名やデータ型などを定義した仕様書である。D
FD上ではデータの構成を表記しないため、このDDが
別に作成される。
従来、これらの仕様書は、システム設計者が手作業で作
成しており、作成されたこれらの仕様書をいくつか組み
合わせることで、システム全体の仕様を表現している。
C9発明が解決しようとする課題 上述したように、DFDはデータの流れを図式化し、フ
ローチャートはそのデータの制御構造を図式化したもの
であるため、両者は本来、密接な関係にある。しかしな
がら、第10図および第11図を比べると、両者を記述
する上で統一した約束事がない、すなわち、記述法で一
致するところがないことがわかる。このような両者の記
述法の違いから、次のような問題があった。
(1) D F D内で記述されている処理(プロセス
)の実行順序と、フローチャート内で記述されているプ
ロセスの実行順序との対応を自動的に検証することがで
きない。つまり、第10図と第11図の両図面内の同じ
プロセス(例えば、プロセスA)が、DFDでは単なる
円形の記号(シンボル)で記述され、一方、フロチャー
トでは長方形のシンボルで記述されているという関係か
ら、同一のプロセスが両図面内で同じ実行順序になって
いるかどうか(矛盾があるかないか)を自動検証できな
かったのである。
DFDやフローチャートなどの仕様書は、そこに記述さ
れている内容にしたがって、プログラミング言語でコー
ディングしていけば、一応のプログラムが書けるという
ものである。したがって、DFD内のプロセスと、フロ
ーチャート内のプロセスの実行順序の対応が間違ってい
れば、プログラムの作成に支障をきたすことになるので
、実行順序の誤りを自動的に検証できないきいうことは
、システム開発を円滑に進めてい(上での大きな障害と
なる。
(2)前述のように、DFDはデータの流れとその処理
を図式化したものであるため、処理の実行順序が一意に
定まるような場合、例えば、プロセスA、B、Cが、A
−B−Cの順序でしか実行できない場合、DFD上でも
この実行順序は表記されている。言い換えると、DFD
を見ただけで実行順序を把握することができる。にもか
かわらず、フローチャートでもこのようなプロセスの流
れが表記されるため、両者の間に重複する箇所が存在し
、作成する上で無駄が生じていた。
(3)同じく記述法の違いから、両図面をみた人がそれ
らの対応関係を把握するのが困難なものとなり、ある程
度の熟練が必要であった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、DFDの実行順序の矛盾を自動的に検証すること
ができるとともに、効率よく仕様書を作成することがで
きる情報処理システム設計仕様書の作成支援装置を提供
することを目的としている。
93課題を解決するための手段 この発明は、上記目的を達成するために次のような構成
を備えている。
即ち、この発明は、情報処理システムにおけるデータの
流れとそれに対する処理を機能単位ごとに階層的に図式
化したデータフロー図と、このデータフロー図では表記
できないデータ処理の制御構造(繰り返し制御や分岐制
御など)を図式化し、かつ、前記データフロー図に表記
されている処理と同じ処理を果たすものを同一の記号(
シンボル)で表記する図面(プロセスフロー図)とを入
力する入力手段と、前記入力された両図面を同一のモニ
タ表示画面上で分割して編集・表示する編集手段と、編
集された前記両図面を格納する図面記憶部と、この図面
記憶部内の両図面を解析し、その中で表記されている前
記シンボル間のつながりに基づき各図面内の処理の実行
可能性および両図面間の対応性を自動的に検証する検証
手段とを備えたことを特徴としている。
E1作用 この発明の情報処理システム設計仕様書の作成支援装置
によれば、データフロー図と、このデータフロー図では
表記できないデータ処理の制御構造を図式化し、かつ、
前記データフロー図に表記されている処理と同じ処理を
果たすものを同一の記号(シンボル)で表記する図面(
プロセスフロー図)とを入力手段が入力する0編集手段
は、入力された両図面を同一のモニタ上で分割して、編
集・表示するから、両図面の対応関係の把握が比較的容
易になる。
図面記憶部は、前記編集された両図面をそれぞれ格納し
、検証手段が、図面記憶部から両図面を読み出して、両
図面内で記述されているシンボル間のつながりに基づき
、各図面内の処理の実行可能性および両図面間の対応性
を自動的に検証する。
F、実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の情報処理システム設計仕様書の作
成支援装置の一実施例の構成の概略を示したブロック図
である。
図中、符号1はオペレータがDFDやPFDを作成する
ときに図形の入力を行うマウス、2は文字を入力するキ
ーボード、3は入力された図形や文字を表示するCRT
モニタ、4は作成されたDFDやPFDを印刷物として
出力するプリンタである。
これらの入出力機器は、入出力インターフェイス5を介
して、フロー図編集部6、データ定義書編集部7、検証
部8と相互に接続されている。
フロー図編集部6は、DFDやPFDを作成するときに
起動するもので、DFDやPFDを作成するのに必要な
記号(シンボル)の図形データを予め格納するシンボル
記憶部9を備えるとともに、作成されたDFD、l!:
PFDを格納するフロー図ファイル10を備えている。
その主な機能は、マウス1、キーボード2を介して入力
された入力データから、図形データを生成したり、各種
のl形変換処理(図形の削除や移動など)を行ったり、
前記シンボルの図形データから、そのデータが表してい
る図形を発生させて、CRTモニタ3に表示するグラフ
ィック機能などである。
データ定義書(DD)編集部7は、DDを作成する際に
起動するもので、データ名やデータ型、データの内容な
どを入力するフォーマットをもち、起動時にはそのフォ
ーマットを表示するなどして、DDの編集を行うように
構成されている。また、作成されたDDを格納するため
の定義書ファイル11を備えている。
検証部8は、DFDやPFD内の各処理の実行可能性、
および両者間の対応性を検証する際に起動するもので、
フロー図フアイル10内に格納されているDFDとPF
Dを読み出して、後述する検証処理を実行するように構
成されており、誤りがあれば、予め格納されているエラ
ーメツセージをCRTモニタ3に表示するエラー発生部
12を有している。
上述した装置を用いて、DFD、PFDlDDの完成ま
での手順をおおまかに言うと、以下のようである。
■フロー1i[集部6を起動して、DFDとPFDの作
成を行う。フロー図編集部6は、作成されたDFDとP
FDをフロー図ファイル10に格納する。
■データ定義書編集部7を起動して、DDの作成を行う
、データ定義書編集部7は、作成されたDDを定義書フ
ァイル11に格納する。
■−通り、作成が終了すると、検証部8は、フロー図フ
ァイル10および定義書ファイル11からDFDとPF
D、DDを読み出してDFDとPFDおよび画者閣の誤
りの検証を行う、もし、誤りがあれば、エラーメツセー
ジをCRTモニタ3に表示する。
■再び、フロー図編集部6を起動し、表示されたエラー
メツセージにしたがって、DFDやPFDの再編集を行
う。フロー図編集部6は再編集後のDFDとPFDで、
フロー図ファイル10を更新する。
次に、上記の各処理について、図面を参照しながら説明
する。
■DFDとPFDの作成 まず、オペレータはこの装置を起動し、CRTモニタ3
の画面の初期メニューに対してrDFDとPFDの作成
」をマウス1で指定する。これにより、フロー図編集部
6が起動し、CRTモニタ3の画面を、DFDとPFD
を作成するための作成用画面に切り換える。
作成用画面の一例を第2図に示す、このように、表示画
面を上下に2分割して、画面の左端部にシンボル記憶部
9から読み出したシンボルを全て縦列表示する。上画面
AがDFDを作成するためのスペース、下画面BがPF
Dを作成するためのスペースである0表示されているシ
ンボルは、各種の処理機能毎に定義付けされたもので、
一番上のシンボルから順に紹介していくと、 Sl・・・複合プロセス−これは1つのデータ変換機能
のまとまりを表記するもので、この複合プロセスの内容
を詳細化した下位のDFDJPPFDが存在しているこ
とを表している。
S2・・・基本プロセス−データ変換機能の最小単位を
表す、この基本プロセスに下位図面は存在しない。
S3・・・I10プロセス−マウス1やキーボード2、
CRTモニタ3などの外部機器とのインターフェイス機
能を表す、このI10プロセスにも下位図面は存在しな
い。
S4・・・データストアーデータを一時的に蓄えるため
の領域(RAMなど)を示し、初期値が設定される。
S5・・・分解点−合成されたデータの分解を表す。
S6・・・合成点−複数データの合成を表す。
S7・・・参照点−PFDで使用するループ制御処理の
変数をDFD内で利用したい場合やDFD内を流れるデ
ータをPFD内のIF文などの条件文で利用する場合な
どに用いられる。
S8・・・データフロー−DFD内のデータの流れを表
す。
S9・・・特殊フロー−例外処理(エラー表示など)へ
の流れを表す。
SIOとSllは、画面処理の機能(削除と複写)を表
しており、S12以降はプロセスフロー図を作成する際
に用いられるシンボルである。
S12・・・繰り返し処理を表すシンボルで、繰り返し
回数を指定する際に用いられる。S13は条件前判定型
で次に示されている条件が成立している間の繰り返し処
理を表す、S14は条件復刊定型で繰り返し処理を1回
行った後に条件の判定を行うという処理を表す。
S15・・・条件分岐処理を表し、516は先の条件が
満たされない場合の次の条件分岐処理、S17は指定さ
れた条件以外のときの分岐処理を表している。
518・・・繰り返し処理を抜は出す際に用いられるシ
ンボルである。
以上、紹介した各々のシンボルを用いて、オペレータは
、まずCRTモニタ3の画面の上空間AにDFDを作成
する0例えば、第3図に示すようなりFDが作成された
とすると、フロー図編集部6はそのDFDの図形データ
を生成して、フロー図ファイル10に格納していく、生
成される図形データの構造は例えば、第4図に示してい
るように、作成されたシンボルを表す図形データリスト
Ll、そのシンボルの表示位置を表す座標位置リス)L
2、シンボルのプロセス名やデータ名を表すプロセス名
リストし3などである。フロー図編集部6はこのような
リストを作成するとき、各リスト中の同一のシンボルに
対応する各データには、同一のリスト番号を付して作成
する。各リストの左の数字がそのリスト番号であり、同
一のリスト番号が付された各データは各リスト間で相互
に対応している。また、座標位置リストL2には、CR
Tモニタ3を二次元のX−Y座標系に対応させたときの
シンボルの位置データが書き込まれる。
オペレータは、DFDを作成したのちPFDの作成にと
りかかる。その結果、第5図に示すようなPFDが作成
されたとすると、フロー図編集部6はそのPFDの図形
データを生成して、フロー回ファイル10に格納してい
く。生成される図形データの構造は第6図に示している
ように、作成されたシンボルを表す図形データリストL
ll、そのシンボルの表示位1を表す座標位置リストL
12、プロセス名を表すプロセス名リストL13などで
ある。
第3図および第5図に示したように、DFDとPFDの
作成にあたり、同じプロセスを書く時、同じシンボルで
表記するようにしたので、両者の対応関係が容品に把握
できる。また、511の複写機能を用いることで、作成
済みのDFDの一部をPFDにそのまま利用することが
できるので(その逆も可能)、PFDを書く時間が短縮
化される。
■DDの作成 データ定義書編集部7が起動して、CRTモニタ3の画
面にデータ定義書のフォーマットを表示する。オペレー
タはキーボード2を介して内容を記入していく。データ
定義書編集部7は作成されたデータ定義書(−例を第7
図に示している)を定義書ファイル11に格納する。
■検証 オペレータのキーボード2の操作によって、検証の命令
キーが押されると、検証部8が起動し、第8図のフロー
チャートにしたがって、DFDやPFD、および両者間
の誤り検証を実行する。
まず、ステップN1で、両図面の表記上の誤りがあるか
どうかの検証を行う。
各図面の記述方法には、それぞれの約束事があり、それ
にしたがった記述が行われているかどうかの検証を行う
もので、いわば形式的な検証である。その約束事として
、例えば、 (1)各プロセスのシンボル(Sl、S2 )内には、
プロセス名を記入する。
(2)データフロー1 (S8)には、データ名を付記
する。
など、シンボル名の表記義務があり、これを果たしてい
るかどうかを次のようにして検証する。
フロー図フアイル10内の図形データリストL1と、プ
ロセス名リストL3とを読み込む(第4図参照)、リス
トLl中のシンボルのリスト番号(リストの左側に付け
られている番号)と、同じリスト番号が、プロセス名す
ストL3中にあるかどうかを判断する。あれば、シンボ
ル名の表記が行われているとし、なければ、シンボル名
の表記が行われていないとして、エラー発生部12に指
令を送り、エラーメツセージを発令する。
このような、DFDとPFDの形式検証が終わると、次
にDPI)とPFDとの間の誤りを検証する。つまり、
PFDでのプロセスの実行順序とDFDでのプロセスの
実行順序が一致しているかどうかの検証を行う。以下、
第3図のDFDと、第5図のPFDについての検証につ
いて説明する。
まず、実行順序のうち、ループ処理以外(順次実行され
る処理)の実行順序が一致しているかどうかの判断をス
テップN2で行う。
ステップN2;フロー図ファイル10からDFDの図形
データリス)Llと座標位置リストL2を読み出して、
シンボル間のつながりを抽出する。
すなわち、各シンボルの位置データと、各データフロー
線の始点位置データおよび終点位置データから、どのシ
ンボルと、どのシンボルがつながれているかを抽出する
。その結果、プロセスAとBがCにつながれており、プ
ロセスDはプロセスE。
F、ストアHとつながれて再びプロセスDに周回(ルー
プ)していることが抽出される。したがって、順次実行
されるプロセスはA、B、(4’あることが判明する。
次に、プロセスA、 B、 Cの実行順序を検証する、
これは、データフロー線の矢印の向きから判断されるも
ので、プロセスA、Bを始点とするデータフロー線の終
点位置がともに、プロセスCの位置にあるため、実行順
序は、プロセスA→プロセスB→プロセスC1または、
プロセスB→プロセスA→プロセスCであると検証され
る。
この検証結果に応じて、PFD内でのプロセスA、B、
Cが順次接続されているかどうかを検証する。つまり、
フロー図ファイル10から図形データリストLll、座
標位置リストL12を読み出して上記と同様にプロセス
A、B、Cのつながりを抽出し、DFDの検証結果と一
致するかどうかの判断を行う、この例のPFDでは、プ
ロセスA→プロセスB→プロセスCが順次つながれてい
るので、DFDの検証結果と一致していると判断する。
致していないときはエラー発生部12からエラーメツセ
ージを出力する。
次に、ループ処理の実行順序の検証を行う(ステップN
3)、このステップN3内の処理を詳しく、第9図のフ
ローチャートに示しているので以下、これにしたがって
説明する。
ステップN31で、DFD内のデータフロー線がループ
を形成しているかどうかの判断を行う。
この判断は、先のステップN2で抽出したプロセス間の
つながりから判断する。すなわち、プロセスDにプロセ
スE、  F、ストアHがつながれ、ストアHにプロセ
スDがつながれている(各シンボルをつなぐデータフロ
ー線が周回している)ので、この部分はループが形成さ
れていると判断する。
もし、ループを形成している部分がなければ、このフロ
ーチャートの処理を終了する。
ステップN32で、ループを形成しているシンボルの図
形データ、すなわち、プロセスD、 E。
F、ストアHを取り込む。
ステップN33で、その図形データ内にストアが含まれ
ているかどうかを判断する。ストアがなければ、算出さ
れたデータを記憶することができないため、同じ処理を
複数回繰り返して実行できないと判断する。この判断で
ストアがなければループ処理が実行できないとして、エ
ラー発生部12からエラーメツセージを出力する。スト
アが含まれていれば、ステップN34に進み、そのスト
アに初期値が設定されているかどうかを判断を行う。
すなわち、このステップN34では、定義書ファイル1
1からDDを読み込み、このDD中にストアHの初期値
が記述されているかどうかを判断する。
ストアHに初期値がないと、プロセスDは実行不可能と
なってしまう(第3図に示しているように、プロセスD
はデータD5とデータD9が与えられて初めて実行可能
となる)からで、このステップN34で初期値がないと
判断されるとループ処理自体が実行できないということ
で、エラー発生部12からエラーメツセージを出力する
。初期値が与えられていると、ステップN35に進み、
PFDにも同様のループ処理構造が存在しているかどう
かを判断する。つまり、ここまでの処理でDFD内のル
ープ処理の実行可能を検証し、次にPFDとの対応を検
証するのである。
ステップN35ニステップN、32で取り込んだループ
を形成するプロセスCD、E、F)が、PFD内でルー
プ構造として記述されているかどうかの判断を行う、す
なわち、フロー図ファイル10から図形データリストL
llと座標位置リストL12を読み込み、ループ記号の
あとにプロセスD、  E。
Fがつながれているかどうかを判断する。
判断の結果、同じプロセスのループ構造がなければエラ
ー発生部12からエラーメツセージを出力し、あれば、
次のステップN36に進む。
ステップN36:ループ内の実行順序が、DFDとPF
Dとで一致しているかどうかの検証を行う。この判断は
前述のステップN2の判断と同様にして行う。つまり、
DFD内ではプロセスD→プロセスE→プロセスFの順
序で実行されているので、同様の順序でPFD内にも記
述されているかどうかの検証を行う、検証の結果、誤り
があればエラーメツセージを出力し、実行順序が一致し
ていれば、上記一連の検証処理を終了する。
このようにして、DFDやPFDにおける形式検証、両
者の実行順序の検証が自動的に行われる。
なお、上記の検証処理でエラーメツセージが出力される
と、オペレータはそのメツセージにしたがって、フロー
図編集部6を起動して、DFDとPFDを再編集する。
フロー図編集部6は再編集したDFDとPFDで、フロ
ー図ファイル10を更新する。
これで、DFDとPFD、DDの作成が完了する。
G2発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明に係る情報処
理システム設計仕様書の作成支援装置は、データフロー
図に加えて、このデータフロー図では表記できない処理
の制御構造を図式化し、かつ、データフロー図と同じ処
理を果たすものは同じシンボルで表記するプロセスフロ
ー図を入力し、両図面を同一のモニタ上で編集・表示す
るようにしたから、両図面の対応関係の把握が比較的容
易になり、仕様書の作成が効率よく行われ、システムの
内容を迅速に理解することができる。
また、両図面内で記述されているシンボル間のつながり
に基づき、各図面内の処理の実行可能性および両図面間
の対応関係を自動的に検証するようにしたので、正確な
データフロー図とプロセスフロー図の作成に大きく寄与
するとともに、システム設計を円滑に進めていくことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は、この発明の一実施例に係り、第
1図は装置の概略構成を示したブロック図、第2図は仕
様書作成の表示画面を示した図、第3図はデータフロー
図、第4図はその図形のデータ構造を示した模式図、第
5図はプロセスフロー図、第6図はその図形のデータ構
造を示した模式図、第7図はデータ定義書の一例図、第
8図は検証処理のフローチャート、第9図はその中のル
ープ処理の検証のフローチャートである。 また、第10図は従来のデータフロー図、第11図はフ
ローチャートである。 1・・・マウス    2・・・キーボード3・・・C
RTモニタ 6・・・フロー図編集部  8・・・検証部10・・・
フロー図ファイル 第3図 べ一 第 第 図 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報処理システムにおけるデータの流れとそれに
    対する処理を機能単位ごとに階層的に図式化したデータ
    フロー図と、このデータフロー図では表記できないデー
    タ処理の制御構造(繰り返し制御や分岐制御など)を図
    式化し、かつ、前記データフロー図に表記されている処
    理と同じ処理を果たすものを同一の記号(シンボル)で
    表記する図面(プロセスフロー図)とを入力する入力手
    段と、前記入力された両図面を同一のモニタ表示画面上
    で分割して編集・表示する編集手段と、編集された前記
    両図面を格納する図面記憶部と、この図面記憶部内の両
    図面を解析し、その中で表記されている前記シンボル間
    のつながりに基づき各図面内の処理の実行可能性および
    両図面間の対応性を自動的に検証する検証手段とを備え
    たことを特徴とする情報処理システム設計仕様書の作成
    支援装置。
JP2173602A 1990-06-29 1990-06-29 情報処理システム設計仕様書の作成支援装置 Pending JPH0462671A (ja)

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