JPH0462293B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0462293B2
JPH0462293B2 JP10979285A JP10979285A JPH0462293B2 JP H0462293 B2 JPH0462293 B2 JP H0462293B2 JP 10979285 A JP10979285 A JP 10979285A JP 10979285 A JP10979285 A JP 10979285A JP H0462293 B2 JPH0462293 B2 JP H0462293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
shampoo
present
finish
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10979285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61268612A (ja
Inventor
Kazuo Maekawa
Buichi Hosaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP10979285A priority Critical patent/JPS61268612A/ja
Publication of JPS61268612A publication Critical patent/JPS61268612A/ja
Publication of JPH0462293B2 publication Critical patent/JPH0462293B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はシヤンプー組成物に係り、特に、シヤ
ンプー時きしみがなく、シヤンプー後は優れた仕
上がり性を発揮するシヤンプー組成物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 近年、男性も含めて消費者はシヤンプー頻度の
増加、パーソナルユースシヤンプーの使用等髪に
対するおしやれ意識が高揚しており、シヤンプー
時、きしみがなく、シヤンプー後優れた仕上り性
を持つシヤンプーを求めている。しかしながら安
全性が高く毛髪修復効果を持つと言われるアシル
化ペブタイドを活性剤とするシヤンプーはシヤン
プー時にきしみがあり、シヤンプー後の仕上り性
も良好とは言えない。 アシル化ペブタイドを活性化とするシヤンプー
のきしみをなくす目的で、ラノリン誘導体、ポリ
シロキサンなどを配合しても、きしみはなくなら
ず、仕上り性は満足出来るものではない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは従来のアシル化ペブタイドの欠点
を改良すべく鋭意研究の結果、きしみがなく優れ
た仕上り性を持つシヤンプー組成物を見出し本発
明に到達した。 即ち、本発明のシヤンプー組成物は、アシル化
ペブタイドを5〜20%(重量基準、以下同様)、
アミンオキサイドを0.5〜5%、カチオン性ポリ
マーを0.1〜3%、ピロリドンカルボン酸誘導体
を1〜4%含有するものである。 本発明のシヤンプーに用いられるアシル化ペブ
タイドとは蛋白質をプロテアーゼにより処理して
得られる平均分子量200〜2,000のペプタイドを
炭素数8〜2の脂肪酸ハライドでアシル化したも
のである。 このようなアシル化ペブタイドとしては、ヤシ
油脂肪酸コラーゲン加水分解物ナトリウム、ヤシ
油脂肪酸コラーゲン加水分解物カリウム等を挙げ
ることができる。 また、本発明に用いられるアミンオキサイドは
一般式〔1〕で表わすことができる。 (R1は炭素数8〜16のアルキル基、R2、R3は炭
素数1〜2のアルキル基又はヒドロキシエチル基
を表わし、R2、R3は同一であつても異なつてい
てもよい。) このようなトリアルキルアミンオキサイドとし
ては、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ラウ
リルジエチルアミンオキサイド、ラウリルメチル
エチルアミンオキサイド、ラウリルジヒドロキシ
エチルアミンオキサイド等を挙げることができ
る。 更に、本発明のシヤンプーに用いられるカチオ
ン性ポリマーとしてはカチオン性セルロース誘導
体、カチオン性澱粉、ジアリル四級アンモニウム
塩/アクリルアミド共重合物、四級化ポリビニル
ピロリドン誘導体等が挙げられる。 上記カチオン性セルローズ誘導体は次の一般式
〔2〕で表わすことができる。 (但し、式中R4、R5、R6は、Hまたは で表わされる置換基であり、m、n、qはそれぞ
れ0乃至10の整数、pは0乃至3の整数、R7
R8、R9はそれぞれHまたはCH3、R10はCH3
C2H5、C3H7、Xはハロゲン原子、lは100〜
20000の整数を表わす。) 上記カチオン性セルロース誘導体のなかではグ
ルコース単位当りのm+n+qの平均値が1〜3
であり、pの平均値が0.2〜0.5の範囲にあるもの
が望ましい。 また、カチオン性澱粉としては次の一般式
〔3〕で表わされるものが望ましい。 (式中、A:澱粉残基 R11:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R12、R13、R14:同じか又は異なつており、炭素
数10以下のアルキル基、アリール基 Y-:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スル
ホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) r:正の整数) カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜1、
即ち無水グルコース単位当り0.01〜1個、好まし
くは0.02〜0.5個のカチオン基が導入されたもの
が好ましい。置換度が0.01以下では十分でなく、
又1以上でもかまわないが反応収率の点から1以
下が好ましい。 カチオン性のジアリル四級アンモニウム塩/ア
クリルアミド共重合物としては次式(4)又は(5)で示
されるものが好ましい。 ((4)及び(5)式において、 R12、R13:同じか又は異なつており、水素、ア
ルキル基(炭素数1〜18)、フエニル基、アリ
ール基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル
基、カルボアルコキシアルキル基 R14、R15、R16、R17:同じか又は異なつており、
水素、低アルキル基(炭素数1〜3)、フエニ
ル基 Y-:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スル
ホン酸、メチル硫酸、硝酸など) r1:1〜50の整数 s1:1〜50の整数 t1:150〜8000の整数) ジアリル四級アンモニウム塩/アクリルアミド
共重合物の分子量としては約3万〜200万好まし
くは10万〜100万の範囲が良い。 第四級化ポリビニルピロリドン誘導体としては
次式(6)で示されるものが好ましい。 ((6)式において、 R12:水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基 R13、R14、R15:同じか異なつており、水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル
基、アルコキシアルキル基、カルボアルコキシ
アルキル基 Z:酸素原子又はアミド結合中のNH基 Y-:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スル
ホン酸、炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン
酸、硝酸等) n:1乃至10の整数 s+t=20乃至8000の整数) 上記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高
分子に由来するカチオン性窒素の含有量はビニル
重合体に対して0.004乃至0.2重量%、好ましくは
0.01〜0.15重量%である。 本発明のシヤンプーに用いられるピロリドンカ
ルボン酸誘導体とは一般式(7)で表わされる。 (但し、式中R16 v+w+xは15〜35の整数 又は、 y+z+aは20〜60の整数 R17:炭素数11〜17のアルキル基) このようなピロリドンカルボン酸誘導体は、そ
の分子量がおよそ1000〜4000の範囲のものが好ま
しく、例えば、モノピログルタミン酸モノイソス
テアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(40EO)、モノピログルタミンモノラウリン酸ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油(40EO)、モノピ
ログルタミン酸モノイソステアリン酸ポリオキシ
エチレングリセリン(25EO)、モノピログルタミ
ン酸モノラウリン酸ポリオキシエチレングリセリ
ン(25EO)等を挙げることができる。 本発明のシヤンプーにおいてアシル化ペブタイ
ドの配合量は5〜20%の範囲であり、5%未満で
は泡立ちが少なく、20%を越えると低温安定性に
問題を生じる。 本発明のシヤンプーにおいてアミンオキサイド
の配合量は0.5〜5%の範囲であり、0.5%未満で
は仕上り性が悪く、5%を越えると肌に対する刺
激性が多くなるので好ましくない。 本発明のシヤンプーにおいてカチオン性ポリマ
ーの配合量は0.1〜3%の範囲であり、0.1%未満
はきしみがあり仕上り性が悪く、3%を越えると
毛髪のコンデイシヨニング性が悪くなるので不適
当である。 本発明のシヤンプーにおいてピロリドンカルボ
ン酸誘導体は1〜4%の範囲で使用され、1%未
満では仕上り性が悪く、4%を越えても効果は向
上しないので好ましくない。 この発明のシヤンプー組成物は、上述した必須
成分に加えて、次に代表される慣用成分の1種又
は2種以上を適宜、配合することができる。即
ち、汎用シヤンプーに含まれている陰イオン性、
両性、ノニオン性界面活性剤、高分子添加剤、溶
剤、香料、殺菌剤、パール剤、色素、キレート
剤、紫外線吸収剤、無機電解質、等々。 〔発明の効果〕 従来のアシル化ペブタイド系シヤンプーはシヤ
ンプー時、きしみがあり、シヤンプー後の仕上り
性が悪いが、本発明のシヤンプーはアミンオキサ
イド、カチオン性ポリマー、ピロリドンカルボン
酸誘導体を配合することによりきしみがなく、仕
上り性を著しく向上させるものである。 このような効果は、明らかにピロリドンカルボ
ン酸の毛髪表面への吸着量が増加したことによ
る。この作用機構は明らかでないが、この発明の
シヤンプー組成物においては、アシル化ペブタイ
ドとカチオン性ポリマーが錯塩を形成し、この錯
塩が毛髪表面に析出し、ピロリドンカルボン酸誘
導体と高い親和性をもつ。この為毛髪表面への吸
着を助長すると推察される。 〔実施例〕 以下に本発明の実施例を示す。 実施例1〜4、比較例1〜3 第1表に示す組成のシヤンプー組成物を調整
し、各必須成分の添加効果を調べた結果を第1表
に示す。 尚、評価方法は次の通りである。 (1) きしみの少なさ 10人の女性が実際にシヤンプーして、すすぎ
の時、髪のきしみ程度を官能評価する。 ○;市販品より良好 △; 〃 と同等 ×; 〃 より劣る (2) シヤンプー後の髪の仕上り性 10人の女性が実際にシヤンプーして、自然乾
燥したときの髪のパサツキ、まとまり易さにつ
いて官能評価し、髪の仕上り具合の良否を判定
する。 ○;市販品より良好 △; 〃 と同等 ×; 〃 より劣る (3) 外観 シヤンプー組成物を−5℃及び40℃に保持
し、1ヶ月保存した後の外観を肉眼で判定し
た。外観の評価は次の2段階による。 ○;均一 ×;不均一
【表】
【表】 第1表より明らかな如く、アシル化ペブタイ
ド、アミンオキサイド、カチオン性ポリマー、ピ
ロリドンカルボン酸誘導体を必須成分とする本発
明のシヤンプー組成物(表中の例1〜4)はきし
みがなく、仕上り性も優れていることが認められ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アシル化ペブタイドを5〜20重量%、アミン
    オキサイドを0.5〜5重量%、カチオン性ポリマ
    ーを0.1〜3重量%、ピロリドンカルボン酸誘導
    体を1〜4重量%、含有することを特徴とするシ
    ヤンプー組成物。
JP10979285A 1985-05-22 1985-05-22 シヤンプ−組成物 Granted JPS61268612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979285A JPS61268612A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 シヤンプ−組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979285A JPS61268612A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 シヤンプ−組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61268612A JPS61268612A (ja) 1986-11-28
JPH0462293B2 true JPH0462293B2 (ja) 1992-10-05

Family

ID=14519334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10979285A Granted JPS61268612A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 シヤンプ−組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61268612A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655657B2 (ja) * 1989-03-06 1994-07-27 ホーユー株式会社 毛髪処理剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61268612A (ja) 1986-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0623085B2 (ja) 低刺激性洗浄剤組成物
EP2961376B1 (en) Composition and process for semi-permanent straightening of hair
JP3294767B2 (ja) 染毛剤組成物
JPS595640B2 (ja) シヤンプ−組成物
JP3273586B2 (ja) 毛髪化粧料
JPH0341015A (ja) 毛髪化粧料
JPH0462293B2 (ja)
KR101577785B1 (ko) 트랜스글루타미나제를 함유하는 컨디셔닝 샴푸 조성물
JPS594695A (ja) 洗浄剤組成物
JPH0745389B2 (ja) ヘア−リンス組成物
JP2719178B2 (ja) シャンプー組成物
EP1587494B1 (en) Detergent composition
JP3431737B2 (ja) 高分子配合乳化型頭髪処理剤
JP3979495B2 (ja) 毛髪保護剤
JP2744519B2 (ja) ヘアーリンス剤組成物
JPH02212410A (ja) アルカリ処理毛髪のコンディショニング組成剤
JPH0621052B2 (ja) パ−マネントウエ−ブ用液
JPH01117821A (ja) シヤンプー組成物
JPH0717836A (ja) 染毛剤組成物
JPS63284113A (ja) 毛髪処理剤
JP2001019624A (ja) 毛髪処理用組成物
JP2735939B2 (ja) ヘアーリンス剤組成物
KR100522822B1 (ko) 컨디셔닝 샴푸 조성물
JPH0672830A (ja) 毛髪用洗浄剤組成物
JPS63135318A (ja) シヤンプ−組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees