JPH0462094B2 - - Google Patents

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JPH0462094B2
JPH0462094B2 JP61000504A JP50486A JPH0462094B2 JP H0462094 B2 JPH0462094 B2 JP H0462094B2 JP 61000504 A JP61000504 A JP 61000504A JP 50486 A JP50486 A JP 50486A JP H0462094 B2 JPH0462094 B2 JP H0462094B2
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Yoshihiro Harada
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はコンピユータ装置等で取り扱うフアイ
ル、すなわちデータあるいはプログラムの集合を
補助記憶装置上に割り付け、あるいは取り出し等
を効率よく行い、使用者が容易にフアイルを取り
扱えるようにした機能を有するフアイル管理装置
に関する。
〔発明の背景〕
コンピユータ装置、特にパーソナル・コンピユ
ータ装置と呼ばれるものは、フレキシブル・デイ
スタ装置等がその補助記憶装置としてよく利用さ
れている。そして、これらコンピユータ装置で取
り扱うデータ、あるいはプログラムの集合である
フアイルは、この補助記憶装置に順次記憶され保
存される。コンピユータ装置等においては、これ
らフアイルは次のようにして管理されるのが一般
的である。すなわち、補助記憶装置の記憶部を大
きく2つに分ける。その1つはフアイル管理情報
記憶部であり、他の1つはフアイル記憶部であ
る。フアイル記憶部はフアイルそのものを記憶す
る部分であり、フアイル管理情報記憶部はフアイ
ル記憶部に記憶した各フアイルを管理するための
種々の情報を記憶する部分である。フアイル管理
情報記憶部はフアイル記憶部に記憶するフアイル
の各々に対して割り当てた単位フアイル管理情報
記憶部を多数備える。この単位フアイル管理情報
記憶部は更にいくつかの記憶部を備える。すなわ
ち、当該単位フアイル管理情報記憶部と対応した
フアイルを特定する情報、一般的にはフアイル名
と称する情報を記憶する特定情報記憶部と、当該
フアイルのフアイル記憶部上における記憶位置を
示す記憶位置情報記憶部、および当該フアイルを
修飾する各種情報を記憶する記憶部である。
更に詳細には、フアイル記憶部は、予め定めた
記憶容量単位に区分けした多数の区分記憶部を有
し、任意容量のフアイルを1つ以上の前記区分記
憶部に記憶する。フアイル管理情報記憶部は、前
記単位フアイル管理情報記憶部とは別に、各々を
前記区分記憶部の各々と対応して設けた多数の単
位フアイル割当情報記憶部を備える。この単位フ
アイル割当情報記憶部は、登録された1つのフア
イルによつて使用される一連の区分記憶部の連結
関係を示す情報を順次記憶する。
フアイルの補助記憶装置への記憶登録に際して
は、登録するフアイルおよび当該フアイルを特定
する情報を入力し、フアイルはフアイル記憶部へ
記憶すると共に、特定情報およびフアイルのフア
イル記憶部における先頭の区分記憶部の位置情報
は、それぞれ当該フアイルに割り当てた単位フア
イル管理情報記憶部の特定情報記憶部、および記
憶位置情報記憶部に記憶する。そして、登録され
た1つのフアイルによつて使用される一連の区分
記憶部の連結関係を示す情報を、この区分記憶部
と対応した単位フアイル割当情報記憶部にそれぞ
れ記憶する。
このようにして記録登録した各種フアイルの読
み出しに際しては、特定情報を入力し、この情報
を基に、各単位フアイル管理情報記憶部の特定情
報記憶部の記憶内容を検索する。そして、これが
一致する単位フアイル管理情報記憶部を検索した
ら、当該単位フアイル管理記憶部の記憶位置情報
記憶部の記憶位置情報に基づき、更に単位フアイ
ル割当情報記憶部の内容を参照し、所定のフアイ
ルを読み出すのである。
不要になつたフアイルの除去に際しては、当該
フアイルを特定する情報を入力し、前記と同様に
して当該する単位フアイル管理情報記憶部を検索
し、当該記憶部の特定情報記憶部、および当該フ
アイルの記憶管理に使用した単位フアイル割当情
報記憶部に所定の情報、すなわち未使用情報を記
憶することによつて行う。
この所定情報が特定情報記憶部に記憶された単
位フアイル管理情報記憶部、および単位フアイル
割当情報記憶部は、以後未使用であることを意味
し、以後のフアイル記憶登録に利用されることに
なる。
以上のように構成した従来のフアイル管理装置
は、コンピユータ装置等の使用者がフアイルを容
易に取り扱うことができる点において極めて有効
である。しかしながら、誤つてフアイルを消去し
た場合、このフアイルを復旧するという点につい
ては全く考慮されていなかつた。
フアイル管理に関しては特開昭59−3550号、特
開昭59−95648号が参考になる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、誤つて消去したフアイルを容
易に復旧することができ、しかもこの復旧操作に
当たり、既に記憶登録したフアイルを破壊するこ
とのない、安全なフアイル管理装置を得ることに
ある。
〔発明の概要〕
フアイル管理情報記憶部の記憶内容によつてフ
アイル記憶部に記憶登録した多数のフアイルを管
理するようにしたものにおいては、任意のフアイ
ルの消去処理に当たり、前記したようにフアイル
管理情報記憶部に所定の情報を記憶するようにし
ている。ここで重要なことは、フアイルの消去処
理が実行されても、フアイル記憶部に記憶したフ
アイルは何らの変化もなくフアイル記憶部に残さ
れていることである。すなわち、フアイルの消去
処理の実行により変化する情報は、フアイル管理
情報記憶部の所定の記憶部の記憶内容であること
である。
本発明はこの点に着目して成されたものであ
り、その特徴とするところは、フアイル管理情報
記憶部を構成する単位フアイル管理情報記憶部、
および単位フアイル割当情報記憶部の各々に当該
記憶部の使用状況を示す第1の使用状況記憶部、
および第2の使用状況記憶部を追加したことにあ
る。そして、フアイル記憶部へのフアイルの登録
に際しては前記フアイル記憶部に当該フアイルを
記憶すると共に、前記フアイル管理情報記憶部に
当該フアイルの記憶に伴う所定の情報を記憶し、
記憶登録したフアイルの読出しに際しては前記第
1の使用状況記憶部が使用情報を記憶しているも
のを対象とし、記憶登録したフアイルの消去に際
しては前記第1、第2の使用状況記憶部に未使用
情報を記憶するフアイル操作手段を備えたことに
ある。そして、更には、前記フアイル操作手段に
よつて消去されたフアイルを特定する情報を入力
し、当該フアイルと対応する前記単位フアイル管
理情報記憶部の第1の使用状況記憶部に使用情報
を記憶すると共に、当該単位フアイル管理情報記
憶部によつて指定される一連の前記単位フアイル
割当情報記憶部が未使用であることにより当該単
位フアイル割当情報記憶部の第2の使用状況記憶
部に使用情報を記憶するフアイル復旧手段を備え
たことにある。
〔発明の実施例〕
以下、図に示す本発明の一実施例について説明
する。この実施例においては、フアイル記憶部を
予め定めた記憶容量単位に区分けした多数の区分
記憶部(以下、クラスタと称する。)で構成し、
任意容量のフアイルを1つ、あるいはそれ以上の
クラスタに分けて記憶するようにした場合につい
て示してある。また、これに伴つて、フアイル管
理情報記憶部をフアイル情報記憶部(以下、デイ
レクトリと称する。)とフアイル割当情報記憶部
(以下、フアイル割当テーブルという。)とに分け
る。
第1図は本発明の一実施例を適用したパーソナ
ル・コンピユータ装置の全体構成を示すブロツク
図である。1はデータ等の入力装置を構成するキ
ーボード、2は演算処理装置、3は主記憶装置、
4は表示装置、5はフレキシブル・デイスク装置
等の補助記憶装置である。これは図示のように接
続され、キーボード1から入力した各種データ
は、主記憶装置3に記憶した各種編集等のプログ
ラムに基づき、演算処理装置2によつて処理さ
れ、各種フアイルが主記憶装置2内に作成され
る。これらフアイルは必要に応じ補助記憶装置5
内に格納され、保存される。表示装置4はそのフ
アイル内容を適宜表示する。
第2図は補助記憶装置5の記憶部内に、フアイ
ルをどのように記憶するかを示したものである。
まず、補助記憶装置5の記憶部をデイレクトリ5
1、フアイル割り合てテーブル52、フアイル記
憶部53に分ける。フアイル記憶部53は予め定
めた記憶容量単位であるクラスタC1,C2,C3
…,Cn単位に区分けする。この各クラスタC1
C2,C3,…,Cnはフアイル割り当てテーブル5
10により、クラスタC1,C2,C3,…,Cn毎に
使用状況を管理する。フアイル割り当てテーブル
52は、クラスタC1,C2,C3,…,Cn毎に用意
された記憶要素M1,M2,M3,…,Mnの集合で
ある。第4図はこの記憶要素M1,M2,M3,…,
Mnの1つの構成を示したものであり、使用フラ
グMaと、次クラスタ番号記憶部Mbとからなる。
使用フラグMaは対応するクラスタCnの使用状
況、すなわち使用、未使用を表す使用状況記憶部
としてのフラグで、セツト状態で使用、リセツト
状態で未使用を表す。次クラスタ番号記憶部Mn
は、当該記憶要素Mと対応するクラスタCに記憶
されたフアイルデータが、次のクラスタにまたが
る場合、当該次のクラスタのクラスタ番号を記憶
する連結情報記憶部であり、当該クラスタがある
フアイルデータの占める最後のクラスタの場合、
予め定めた連結終了コードが入いる。記憶要素
M1,M2,…,Mnの各々は対応するクラスタが
未使用の場合、その内容は任意である。
デイレクトリ51は複数の単位フアイル情報記
憶部(以下、デイレクトリエントリと称する。)
E1,E2,E3,…,Emからなり、フアイル1個あ
たりデイレクトリエントリ1個が使用される。第
3図はデイレクトリエントリE1,E2,E3,…,
Emの1つの構成を示すもので、使用フラグEa、
フアイル名記憶部Eb、開始クラスタ番号記憶部
Ec、フアイル修飾情報記憶部Edからなる。使用
フラグEaは当該デイレクトリエントリE1,E2
…,Emの使用状況、すなわち使用、未使用を表
す使用状況記憶部としてのフラグであり、セツト
状態で使用、リセツト状態で未使用を表す。開始
クラスタ番号記憶部Ecは当該デイレクトリエン
トリE1,E2…,Emを割り当てたフアイルデータ
が占める最初のクラスタC1,C2,…,Cnのクラ
スタ番号情報を示す先頭情報を記憶する記憶部で
ある。各デイレクトリエントリE1,E2,…,Em
は当該デイレクトリエントリが未使用の場合、使
用フラグEa以外の記憶内容は任意である。
第5図、第6図、第7図はフアイル操作手段の
一実施例を示したフローチヤートであり、第5図
はフアイル登録手段FENT、第6図はフアイル
読出手段FRED、第7図はフアイル消去手段
FDELの一実施例を示したフローチヤートであ
る。これら各手段はプログラムの形で主記憶装置
3に格納され、必要に応じて演算処理装置2で実
行され、フアイルに所定の操作を加える。以下、
これら各図につき説明する。
第5図はフアイル登録手段FENTを示すフロ
ーチヤートであり、これは主記憶装置3上に格納
してあるフアイルを、キーボード1から入力した
特定情報、すなわちフアイル名と共に補助記憶装
置5に記憶登録する機能を有する。当該手段
FENTが起動されると、まずステツプ5aでデイ
レクトリ51から未使用のデイレクトリエントリ
E1,E2,…,Emを捜す。これは、各デイレクト
リエントリE1,E2,…,Emの使用フラグEaがリ
セツトされているものを検索することによつて行
う。次に、ステツプ5bで、ステツプ5aにて見つ
かつた未使用デイレクトリエントリE1,E2,…,
Enに、作成しようとするフアイルのフアイル名
情報をセツトし、使用フラグEaをセツトする。
また、開始クラスタ番号記憶部Ecには予め定め
た連結終了コードを予めセツトする。本手段
FENTの実行に当つては、デイレクトリエント
リE1,E2,…,Emの開始クラスタ番号記憶部
Ec、およびフアイル割当テーブル52の各記憶
要素M1,M2,…,Mnの次クラスタ番号記憶部
Mbに所定のクラスタ番号情報を記憶するため処
理の途中で任意のクラスタ番号情報を一時的に記
憶する前クラスタ番号記憶部FCMを、主記憶装
置の予め定めた番地に設定する。ステツプ5cで
は、フアイル登録処理の初期時点であるため、こ
の前クラスタ番号記憶部FCMに予め定めた開始
コードを記憶する。
個々のクラスタC1,C2,…,Cnへのフアイル
を構成するデータの書き込みは次のとおりであ
る。まず、ステツプ5dで書き込みデータが終了
か否か、すなわち1つのフアイルを全てフアイル
記憶部53に記憶したか否かを調べる。これが終
了していなければ、ステツプ5eでフアイル割当テ
ーブル52の各要素M1,M2,…,Mnの使用フ
ラグMaを調べて未使用クラスタを捜す。これが
見つかつたら、ステツプ5fでこの未使用クラスタ
C1,C2,…,Cnにフアイルを構成するデータを
書き込む。次に、ステツプ5gで使用フラグMaを
セツトし、次クラスタ番号記憶部Mbには、予め
定めた連結終了コードを書き込んでおく。次にス
テツプ5hで前クラスタ番号記憶部FCMの内容が
開始コードか否か、すなわち現在の状態がフアイ
ルを記憶する最初のクラスタC1,C2,…,Cnへ
の書き込みか否かを判定する。そして、前クラス
タ番号記憶部FCMの内容が開始コードでなけれ
ば、ステツプ5iでこの記憶部FCMにて指定され
た記憶要素M1,M2,…,Mnの次クラスタ記憶
部Mbにステツプ5eで検索した未使用クラスタの
クラスタ番号情報を記憶する。前クラスタ番号記
憶部FCMの内容が開始コードである場合は、ス
テツプ5iでステツプ5bを検索したデイレクトリエ
ントリE1,E2,…,Emの開始クラスタ番号記憶
部Ecにステツプ5eで検索した未使用クラスタの
クラスタ番号情報を記憶する。ステツプ5i、5jの
いずれかのステツプの実行後、ステツプ5kで前
クラスタ番号記憶部FCMにステツプ5eで検索し
た未使用クラスタのクラスタ番号情報を記憶し、
処理をステツプ5dに戻す。以下、ステツプ5d〜
5kの処理を、目的のフアイルが全てフアイル記
憶部53に記憶登録されるまで、すなわちステツ
プ5dで書き込みデータが終了したと判定される
まで繰り返し実行し、フアイルの登録を終了す
る。
第6図はフアイル読出手段FREDを示すフロー
チヤートであり、これは補助記憶装置5に記憶し
た任意のフアイルを読み出す機能を有し、キーボ
ード1からのフアイル名の入力に基づいて実行さ
れる。当該手段FREDの実行に当つては、デイレ
クトリ51の各デイレクトリエントリE1,E2
…,Emを最初から順次走査指定するポインタで
あるデイレクトリエントリ番号記憶部DEPを主
記憶装置3上に予め定めた番地に設定する。当該
手段FREDが起動されると、まずステツプ6aで主
記憶装置3上に設定したデイレクトリエントリ番
号記憶部DEPを初期化、すなわち最初のデイレ
クトリエントリE1を示す値を記憶する。続くス
テツプ6bにおいては、デイレクトリエントリ番
号記憶部DEPの差し示すデイレクトリエントリ
E1,E2,…,Emの記憶部Ebに記憶した内容がキ
ーボード1から入力した検索フアイル名と一致す
るか否かを調べ、一致した場合にはステツプ6cに
より当該デイレクトリエントリE1,E2,…Emの
使用フラグEaがセツトされているか否かを調べ
る。もし、セツトされていなければ、ステツプ
6dでデイレクトリエントリ番号記憶部DEPの内
容を次のデイレクトリエントリE1,E2,…,Em
を示す値に更新し続くステツプ6eでこの値がデイ
レクトリエントリE1,E2,…,Emの最大の番号
を超えた値であるか否か、すなわちデイレクトリ
エントリE1,E2,…,Emをすべて走査したか否
かを判定する。記憶部DEPの内容がデイレクト
リエントリE1,E2,…,Emの最大番号以下であ
る場合には、処理をステツプ6bに戻す。なお、
ステツプ6bでデイレクトリエントリE1,E2,…,
Emの記憶部Ebに記憶した内容と検索フアイル名
が一致しない場合には、ステツプ6cを実行するこ
となくステツプ6dの実行に処理を移す。以後、
ステツプ6b、6c、6d、6eの処理を繰り返す。そ
して、ステツプ6cで条件が満されると、ステツプ
6fで当該デイレクトリエントリE1,E2,…,Em
の開始クラスタ番号記憶部Ecの記憶内容、およ
びフアイル割当テーブル52の記憶要素M1
M2,…,Mnの次クラスタ番号記憶部Mbの記憶
内容に基づき、所定のクラスタC1,C2,…,Cn
から所望のフアイルを構成するデータを順次読み
出し、主記憶装置3上に記憶する。これにより、
所定のフアイルの読み出しが完了する。なお、ス
テツプ6cの条件が満たされる前に、ステツプ6eで
デイレクトリエントリ番号記憶部DEPの記憶内
容がデイレクトリエントリE1,E2,…,Emの最
大値を超えた場合は、ステツプ6gで所望のフア
イルは登録されていない旨の表示等をフアイル未
検出処理を実行し、当該フアイル検索処理を終了
する。
第7図はフアイル消去手段FDELを示すフロー
チヤートであり、これは補助記憶装置5に記憶し
た任意のフアイルを消去する機能を有し、キーボ
ード1からのフアイル名の入力に基づいて実行さ
れる。当該手段FDELの実行に当つては、フアイ
ルを記憶したクラスタC1,C2,…,Cnを順次調
査追跡する現クラスタ番号記憶部PCNを一時記
憶部として主記憶装置3上の予め定めた番地に設
定する。当該手段FDELが起動されると、まずス
テツプ7aにより、入力したフアイル名情報を基
に、当該フアイル名を記憶部Ebに記憶し、しか
も使用フラグEaがセツト、すなわち使用中であ
るデイレクトリエントリE1,E2,…,Emを捜
す。次に、ステツプ7bで、ステツプ7aによつて
検索されたデイレクトリエントリE1,E2,…,
Emの使用フラグEaをリセツト、すなわち未使用
状態とする。続くステツプ7cでは当該デイレクト
リエントリE1,E2,…,Emの開始クラスタ番号
記憶部Ecの内容を、前記した前クラスタ記憶部
PCNに記憶する。以後、フアイルデータが占有
している各クラスタC1,C2,…,Cnの使用フラ
グMaをリセツト、すなわち未使用状態とするの
であるが、その処理手順は次のとおりである。ま
ず、ステツプ7dにより、現クラスタ番号記憶部
PCNに記憶した内容が、当該フアイルの最後を
記憶している最終クラスタか否かを調査する。こ
れは、当該記憶部PCNの記憶内容が予め定めた
終了コードであるか否かによつて判断する。これ
が予め定めた終了コードでなければ、ステツプ7e
により当該記憶部PCNの差し示すクラスタと対
応する記憶要素M1,M2,…,Mnの使用フラグ
Maをリセツト、すなわち未使用状態とする。次
に、当該クラスタの次クラスタ番号記憶部Mbの
内容を現クラスタ番号記憶部PCNに記憶し、処
理をステツプ7dに移す。以後、ステツプ7d、7e、
7fを繰り返して実行し、消去の対象とするフアイ
ルを記憶したクラスタC1,C2,…,Cnと対応す
る記憶要素M1,M2,…,Mnの使用フラグMaを
順次リセツトする。そして、ステツプ7dで、現
クラスタ番号記憶部PCNの内容が予め定めた終
了コードとなると、当該手段FDELの処理操作が
終了し、キーボード1から入力されたフアイル名
を有するフアイルが補助記憶装置5から消去され
たことになる。
第8図はフアイル復旧手段FRCVを示すフロー
チヤートである。これは、フアイル消去手段
FDELによつて既に消去されたフアイルを復旧す
る機能を有する。この手段FRCVは前記の各手段
FENT,FSCH,FDELと同様、プログラムの形
で主記憶装置3に格納し、必要に応じて演算処理
装置2で実行し、消去されたフアイルを復旧す
る。以下、この図について説明する。
第8図に示すフアイル復旧手段FRCVの実行に
当つては、前記フアイル消去手段FDELと同様、
現クラスタ番号記憶部PCNを主記憶装置3上の
予め定めた番地に設定する。また、当該手段
FRCVはキーボード1からのフアイル名の入力に
基づいて実行される。当該手段FRCVは起動され
ると、まずステツプ8aにより、入力したフアイ
ル名情報を基に、当該フアイル名を記憶部Edに
記憶し、しかも使用フラグEaがリセツト、すな
わち未使用であるデイレクトリエントリE1,E2
…,Emを捜す。ステツプ8bにより、これが見つ
からなかつた場合には復旧不可能とし、「エラー」
として処理を終了する。見つかつた場合にはステ
ツプ8cに処理を移す。ステツプ8cにおいては、見
つかつたデイレクトリエントリE1,E2,…,Em
の記憶部Ecに記憶した開始クラスタ番号記憶部
Ecの内容を現クラスタ番号記憶部PCNに記憶す
る。続くステツプ8d、8e、8fは、当該フアイルを
記憶していた各クラスタC1,C2,…,Cnの記憶
内容が書き換えられているか否かをチエツクする
処理であり、その手順は次のとおりである。ま
ず、ステツプ8dで現クラスタ番号記憶部PCNの
記憶内容が予め定めた終了コードであるか否かを
検査する。これは前記した第7図におけるステツ
プ7dと同様である。これが終了コードであれば、
処理をステツプ8gに移す。終了コードでなけれ
ば、ステツプ8eにより現クラスタ番号記憶部
PCNの差し示す記憶要素M1,M2,…,Mnの使
用フラグMaがセツトされているか否かを検査す
る。これがセツトされているということは、対応
するクラスタが既に他のフアイルで書き替えられ
たことになるので、復旧不可能として処理を終了
する。セツトされていなければ、当該記憶要差
M1,M2,…,Mnの次クラスタ番号記憶部Mbの
内容を現クラスタ番号記憶部PCNに記憶し、処
理をステツプ8dに戻す。以後、ステツプ8d、8e、
8fを繰り返す。ステツプ8dにより、現クラスタ番
号記憶部PCNの内容が終了コード、すなわち復
旧対象となるフアイルが占めていた全クラスタが
未使用のままであれば、処理をステツプ8gに移
し、以後の処理手順に基づき、フアイルを復旧す
る。
まず、ステツプ8gによりステツプ8aで検索し
た当該デイレクトリエントリE1,E2,…,Emの
使用フラグEaをセツトし、使用状態とする。次
に、ステツプ8hで当該デイレクトリエントリE1
E2,…,Emから開始クラスタ番号記憶部Ecの記
憶内容を現クラスタ番号記憶部PCNに記憶する。
そして、ステツプ8iで当該現クラスタ番号記憶部
PCNの記憶内容が予め定めた終了コードである
か否かを検査する。これは前記した第7図におけ
るステツプ7dと同様である。これが終了コード
であれば、当該手段FRCVの処理操作は終了す
る。終了コードでなければ、ステツプ8jで現クラ
スタ番号記憶部PCNの差し示すクラスタC1,C2
…,Cnと対応する記憶要素M1,M2,…,Mnの
使用フラグMaをセツトし、これを、使用状態に
変える。続くステツプ8kで、現クラスタ番号記
憶部PCNの差し示すクラスタC1,C2,…,Cnと
対応する記憶要素M1,M2,…,Mnの次クラス
タ番号記憶部Mbの内容を現クラスタ番号記憶部
PCNに記憶する。そして、処理をステツプ8iに
戻す。以後、現クラスタ番号記憶部PCNの記憶
内容が終了コードとなるまで、ステツプ8i、8j、
8kを繰り返す。そして、最終的に現クラスタ番
号記憶部PCNに終了コードが記憶されると、消
去されたフアイルが復旧され、第6図からも明ら
かなように、当該フアイルは必要に応じ読み出し
可能となる。
以上のようにすれば、フアイルを消去した後、
新たなフアイル作成等の処理により、消去された
フアイルが書き込まれていた記憶部へ新たなフア
イルの書き込みがなされる以前であれば、消去し
たフアイルの復旧が容易に行え、フアイル管理操
作をより一層容易化できる。また、フアイルの復
旧操作において、復旧対象となる消去されたフア
イルが占めていた記憶部の内容が書き替えられた
後は、当該フアイルの復旧操作を実行しないよう
にしているため、新たに作成したフアイルを破壊
する危険がなく、極めて安全である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、誤つて消去したフアイルを容易に復旧するこ
とができ、またこのフアイル復旧操作において
は、関連する第2の使用状況記憶部が未使用であ
る場合にのみフアイルを復旧するようにしている
ため、復旧対象となる消去されたフアイルが占め
ていたフアイル記憶部の内容が書き替えられた後
は、当該フアイルの復旧操作が実行されないこと
から、既に記憶登録したフアイルを破壊する危険
がなく、極めて安全なフアイル管理装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の機器構成を示すブロ
ツク図、第2図はフアイル管理における記憶部の
構成の一例を示す構成図、第3図はフアイル情報
記憶部の構成を示す記憶部構成図、第4図は第2
図のフアイル割当情報記憶部の構成を示す記憶部
構成図、第5図はフアイル作成手段の一例を示す
フローチヤート、第6図はフアイル読出手段の一
例を示すフローチヤート、第7図はフアイル消去
手段の一例を示すフローチヤート、第8図はフア
イル復旧手段の一例を示すフローチヤートであ
る。 1……キーボード、2……演算処理装置、3…
…主記憶装置、4……表示装置、5……補助記憶
装置、51……フアイル情報記憶部、52……フ
アイル割当情報記憶部、53……フアイル記憶
部、Ea,Ma……使用状態記憶部、Eb……特定
情報記憶部、Ec,Mb……記憶位置情報記憶部、
FENT,FRED,FDEL……フアイル操作手段、
FRCV……フアイル復旧手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンピユータ装置の取り扱うフアイルを補助
    記憶装置にて記憶管理するものにおいて、 前記補助記憶装置は、 予め定めた記憶容量単位に区分けした多数の区
    分記憶部を有し、任意容量のフアイルを1つ以上
    の前記区分記憶部に記憶するフアイル記憶部と、 各々を当該フアイル記憶部に記憶するフアイル
    の各々に対して割り当てた多数の単位フアイル管
    理情報記憶部と、各々を前記区分記憶部の各々と
    対応して設けた多数の単位フアイル割当情報記憶
    部とを備えたフアイル管理情報記憶部とを備え、 前記単位フアイル管理情報記憶部は、 前記フアイルを特定する情報を記憶する特定情
    報記憶部と、 当該単位フアイル管理情報記憶部が使用されて
    いるか否かを示す情報を記憶する第1の使用状況
    記憶部と、 記憶した前記フアイルの前記フアイル記憶部に
    おける先頭の前記区分記憶部と対応する前記単位
    フアイル割当情報記憶部の記憶位置を示す情報を
    記憶する記憶位置情報記憶部とを有し、 前記単位フアイル割当情報記憶部は、 対応する前記区分記憶部が使用されているか否
    かを示す情報を記憶する第2の使用状況記憶部
    と、 登録された1つのフアイルによつて使用される
    一連の前記区分記憶部の連結関係を示す情報を記
    憶する連結情報記憶部とを有し、 前記コンピユータ装置は、 前記フアイル記憶部へのフアイルの登録に際し
    ては前記フアイル記憶部に当該フアイルを記憶す
    ると共に、前記フアイル管理情報記憶部に当該フ
    アイルの記憶に伴う所定の情報を記憶し、 記憶登録したフアイルの読出しに際しては前記
    第1の使用状況記憶部に当該フアイルが使用され
    ていることを示す情報が記憶されているものを対
    象としてフアイルを読み出し、 記憶登録したフアイルの消去に際しては当該フ
    アイルに対応する前記第1、第2の使用状況記憶
    部に未使用であることを示す情報を記憶するフア
    イル操作手段と、 前記フアイル操作手段によつて消去されたフア
    イルを特定する情報を入力し、当該フアイルと対
    応する前記単位フアイル管理情報記憶部の第1の
    使用状況記憶部に当該フアイルが使用されている
    ことを示す情報を記憶すると共に、当該単位フア
    イル管理情報記憶部によつて指定される一連の前
    記単位フアイル割当情報記憶部が未使用であるこ
    とを示す情報を記憶している場合にのみ該単位フ
    アイル割当情報記憶部の第2の使用状況記憶部に
    当該フアイルが使用されていることを示す情報を
    記憶するフアイル復旧手段 とを具備して成るフアイル管理装置。
JP61000504A 1986-01-08 1986-01-08 フアイル管理装置 Granted JPS62159251A (ja)

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