JPH0461939A - 破砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明は廃棄物を破砕する定置式の破砕機を車両にて運
搬可能にした破砕装置に関する。

（ｂ）従来の技術 一般に廃棄物を処理する破砕機には定置式（特開昭８３
−２８７５８７号公報）のものと車載式（特開昭８１−
２１２３４２号公報）のものとがある。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 ところで、定置式の破砕機は、廃棄物が破砕機の設置位
置より遠方で発生した場合には、廃棄物を破砕機のとこ
ろまで運搬しなければならないという欠点がある。

また、車載式の破砕機は廃棄物を投入するホッパの位置
が車体の分だけ高くなるので、地上から廃棄物を投入す
ることができず、車両にクレーン等の投入装置を搭載す
る必要があり、このため大型の破砕機は搭載できないと
いう欠点がある。

そこで本発明の目的は、廃棄物の発生する場所へ設置す
ることができるとともに、廃棄物を地上より容易に投入
することができる破砕機を提供することにある。

（ｄ）課題を解決するための手段 （ｅ） 上記目的を解決するため本発明は、フレーム上の前部に
エンジン、油圧ポンプ等からなるパワーユニットを、後
部に破砕機をそれぞれ設け、前記破砕機の排出口下部の
フレーム上には排出コンベアを設け、更にフレームの前
後には左右及び上下に伸縮可能なアウトリガを設け、前
記アウトリガは、格納時にはフレームの下面より上方に
位置させたことである。

作用 定置しである破砕装置を廃棄物の発生場所へ移動させる
には、まず前後のアウトリガを左右に伸長させた後、下
方に伸長させる。この状態の破砕装置のフレームの下へ
車両の荷台を持ってくる。

その後、アウトリガを上方に縮小さすた後、左右に縮小
させると破砕装置は車両の荷台上に搭載される。

破砕装置を車両にて廃棄物の発生場所へ移動させた後、
前記と逆の順序で車両の荷台より降ろす。

次にパワーユニットを作動させ、廃棄物を地上より破砕
機に投入すると、破砕された廃棄物は排出口より排出さ
れ、排出コンベアで後方へ運ばれる。

０）実施例 以下１本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

（１）はフレーム（２）と、パワーユニー／　）（３）
と、破砕機（４）と、排出コンベア（５）と、アウトリ
ガ（６）とより構成される、破砕装置である。前記フレ
ーム（２）の前部にはパワーユニット（３）が設けられ
、後部には廃棄物を破砕する破砕機（４）が設けられて
いる。

前記パワーユニー／）（３）はエンジン（７）と、コノ
エンジン（７）によって駆動される油圧ホｙ　７’　（
８）と、エンジン（７）や油圧ポンプ（８）を覆うカバ
ー（９）等より構成され、前記破砕機（０は廃棄物を受
は入れるホッパ（１０）と、受は入れられた廃棄物を破
砕する破砕部（１１）と、破砕された廃棄物を排出する
排出口（１２）と、破砕部（１１）を駆動させる油圧モ
ータ（１３）等より構成されている。

前記排出口（１２）の下部のフレーム（２）上には排出
口（１２）より排出された廃棄物をフレーム（２）の後
方へ運ぶ排出コンベア（５）を設けである。

前記フレーム（２）の前端及び後端には左右一対の７ウ
トリガ（Ｅｌ）　（８）がそれぞれ設けられ、各アウト
リガ（８）　（８）は手動にて左右方向に伸縮可能で、
油圧シリンダ（図示せず）にて上下方向へ伸縮可能とな
っている。

また、前記各７ウトリガ（８）（Ｉｌｌ）は格納時には
、フレーム（２）の下面（１４）よりも上方に位置する
とともにパワーユニット（３）のカバー（８）の全幅（
Ｈ）内に入るようにしである。

更に各アウトリガ（８）（８）は下方に最伸長した時に
は、フレーム（２）の下面（１０が車両（１５）の荷台
（！６）の上方に位置するようにしである。

本発明は前記の如き構成で、次に作用について説明する
。

定置しである破砕装置（１）〔第４図（ａ）〕を廃棄物
の発生場所へ移動させるには、まずパワーユニット（３
）のエンジン（７）を作動すせた後、フレーム（２）の
前後端の７ウトリガ（８）　（８）を手動にて左右に伸
長させる。〔第４図（ｂ）〕 次に油圧ポンプ（８）からの作動油により油圧シリンダ
（図示せず）を伸長させて、アウトリガ（Ｅｌ）（［１
）を下方に最伸長させる。〔第４図（Ｃ）〕この状態の
破砕装置（１）のフレーム（２）の下へ車両（１５）を
バー、りさせ、車両（１５）の荷台（１６）をもってく
る。

その後、アウトリガ（６）　（８）を上方に縮小させた
後、手動にて左右に縮小させると破砕部Ｎ（１）は車両
（１５）の荷台（１Ｂ）上に搭載される。〔第４図（ｄ
）〕 次に破砕装置ｔ（１）を車両（１５）にて廃棄物の発生
場所へ移動させた後、前記と逆の順序で（ｇ） 車両（１５）の荷台（１６）より降ろす、廃棄物の破砕
を行なう場合、まずパワーユニット（３）のエンジン（
７）を作動させる。

その後、油圧ポンプ（８）の作動により油圧モータ（１
３）が作動し、破砕機（４）の破砕部（］ｌ）が駆動し
、排出コンベア（５）が作動する０次に廃棄物を地上よ
りホッパ（１ｏ）に投入すると、廃棄物は破砕部（１１
）で破砕され、破砕された廃棄物は排出に（１２）より
排出され、排出された廃棄物は排出コンベア（５）で後
方へ運ばれる。

発明の効果 以上の如く本発明は、破砕機をパワーユニットで駆動す
るとともにアウトリガにより車両に搭載できるようにし
たので、破砕装置を廃棄物の発生する場所へ設置するこ
とができ、従来の定置式のように廃棄物も遠方に運搬す
る必要はない、また従来のように車載式でないので、廃
棄物を地上より容易に投入することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の破砕装置の側面図、第２図は第１図の
Ａ矢視図、第３図は第１図のＢ矢視図、第４図（ａ）乃
至（ｄ）は破砕装置を車両に積み込む動作を説明する図
である。 （１）は破砕装置、（２）はフレーム、（３）はパワー
ユニット、（０は破砕機、（５）は排出コンベア、（６
）はアウトリカ、（１５）は車両、（１６）は荷台であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレーム上の前部にエンジン、油圧ポンプ等からなるパ
   ワーユニットを、後部に破砕機をそれぞれ設け、前記破
   砕機の排出口下部のフレーム上には排出コンベアを設け
   、更にフレームの前後には左右及び上下に伸縮可能なア
   ウトリガを設け、前記アウトリガは、格納時にはフレー
   ムの下面より上方に位置してなる破砕装置。