JPH0461865B2 - - Google Patents

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JPH0461865B2
JPH0461865B2 JP59254253A JP25425384A JPH0461865B2 JP H0461865 B2 JPH0461865 B2 JP H0461865B2 JP 59254253 A JP59254253 A JP 59254253A JP 25425384 A JP25425384 A JP 25425384A JP H0461865 B2 JPH0461865 B2 JP H0461865B2
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JP
Japan
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acid
parts
oxide
derivatives
sulfonated
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JP59254253A
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JPS60132947A (ja
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Bauman Hansuupeetaa
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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Publication of JPH0461865B2 publication Critical patent/JPH0461865B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • C07C305/02Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton
    • C07C305/04Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C305/10Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton being acyclic and saturated being further substituted by singly-bound oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、分散剤または乳化剤として有用なビ
スフエノールメタン誘導体の製法に関する。 本発明によれば、下記式、 〔上式中、R1はイソオクチル、ノニルまたはド
デシルを表わす〕 で示されるアルキルフエノール(α)とホルムア
ルデヒド(β)との、(α)/(β)=2/1のモ
ル比での、酸触媒の存在における縮合生成物
(ζ)を、エチレンオキシド、プロピレンオキシ
ドおよびブチレンオキシドから選ばれる少なくと
も1種のアルキレンオキシド(γ)により、
(ζ)/(γ)=1/x(ここで、xは1〜4の整
数を表わす)のモル比において、オキシアルキル
化し、得られたオキシアルキル化生成物(δ)
を、1.5〜2.5モルの、クロロスルホン酸、三酸化
硫黄、硫酸、オレウムまたはアミノスルホン酸
(δ)により、硫酸もしくはスルホン化し、そし
て所望により−SO3H基を塩基化合物により対応
する塩形に変形することを特徴とする、ビスフエ
ノールメタン誘導体(ε)の製造方法が提供され
る。 R1はノニルであるのが好ましい。 硫酸化もしくはスルホン化反応は、公知の方法
に従つて行われる。この反応において、アルキレ
ンオキシド鎖の末端水酸基が先ず硫酸化される。
硫酸化剤が過剰に存在する場合には、ベンゼン環
がスルホン化される。1個もしくは2個のそのよ
うな末端水酸基の存在および三酸化硫黄、オレウ
ム、硫酸、アミノスルホン酸またはクロロスルホ
ン酸の使用量に依存して、1個もしくは2個の硫
酸半エステル基およびベンゼン環上の2個までの
スルホン酸基(但し、未スルホン化アルキレンオ
キシ基は存在しない)およびそれらの混合物を含
む誘導体を製造することができる。 クロロスルホン酸は、硫酸化剤として好まし
く、場合によりスルホン化剤としても好ましいも
のである。 得られる遊離酸形の誘導体は、有機もしくは無
機塩基、例えばアルカリ金属の水酸化物、アルカ
リ土類金属の水酸化物、アンモニウムもしくは塩
基性アミンとの中和によつて、塩の形を変えるこ
とができる。 本発明の方法により得られるビスフエノールメ
タン誘導体は、有用な乳化剤および分散剤であ
る。それら染色もしくは捺染助剤、例えば均染剤
として特に適当である。 均染剤としてのそれらの誘導体の存在における
染色および捺染は、アニオンもしくは分散染料で
染色可能な繊維基材を染色もしくは捺染する公知
の方法に従つて、行なうことができる。染色もし
くは捺染甲ペースト中における、誘導体の使用量
は、用いられる繊維基材、染料、浴のPH及び処理
時間に依存するであろう。一般に適当な量は、基
材の重量に対して、0.02重量%〜20重量%、好ま
しくは0.1重量%〜15重量%の範囲にある。好ま
しい基材は、天然もしくは合成ポリアミド、ポリ
エステルもしくは酢酸セルロースまたはそれらの
混合物を含むものである。これらの誘導体は、特
に筋むらになりやすいナイロンの場合に、均一染
色を与える。 誘導体は、また、レザーを染色するための助剤
として使用することができる。それらはまた農薬
配合物の製造もしくは製紙工業における使用のた
めの有効な分散剤又は乳化剤でもある。 誘導体が、分散剤もしくは乳化剤として使用さ
れる場合、それらは公知の方法および通常の量で
使用される。 誘導体は、また、過酸化物漂白における過酸化
物に対する安定化剤として有用である。それらは
特に好ましくはシリケートと混合して過酸化物を
安定化するのに適当である。 誘導体は、それら硫酸化およびスルホン化の割
合およびそれらの塩の形に依存して、水に低い相
溶性を有することができる。例えば、ナトリウム
塩はモノエタノールアンモニウム塩よりもより小
さい水溶性を有する。 誘導体は、補助界面活性剤と混合して使用され
るのがよい。適当な補助界面活性剤は、脂肪族
C3〜6アルコールおよびそれらのエーテル、例え
ば、イソプロパノール、シクロヘキサノール、ブ
タノール、イソブタノール、2−メチル−2,4
−ペンタンジオール、1−ブトキシ−2−ヒドロ
キシエタン、ブチレングリコール、ブチルジグリ
コールおよびそれらの混合物を含む。誘導体と補
助界面活性剤との重量比は、3:17〜17:3、好
ましくは3:2〜4:1の範囲であつてよい。好
ましい補助界面活性剤は、ブタノール、イソブタ
ノール、ブチレングリコールもしくはブチルジグ
リコールである。そのような混合物は容易に水で
稀釈可能である。 本発明はさらに前記誘導体、補助界面活性剤お
よび水を含む組成物を与える。好ましい組成物は
15重量%〜30重量%の誘導体、5重量%〜30重量
%の補助界面活性剤および100%までの水を含む
ものである。 下記の例はさらに本発明を説明するためのもの
である。例中、すべての部は重量によるものであ
り、すべての温度は摂氏度による。 例 1 880部のノニルフエノールをフラスコに入れ、
撹拌し、窒素流を導入しながら50℃まで加熱す
る。次いで、フラスコ内の温度が85〜95℃まで上
るような速度で、8.4部の脱イオン水中13.2部の
修酸二水和物の溶液、4.4部のドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウムおよび最後に63.2部のパラ
ホルムアルデヒドを少量づつ添加する。得られた
混合物を120〜125℃までゆつくり加熱し、混合物
中に含まれる水をほぼ5mmHgで蒸留によつて除
去する。この混合物をさらに160℃まで加熱し、
この温度で3時間撹拌する。窒素を供給して真空
を解除し、5部の固体の水酸化ナトリウムをゆつ
くり混合物に添加し、一方圧力をほぼ18mmHgま
で減少させ、264部のエチレンオキシドを表面下
に導入する。 前記で得られた584部の付加生成物を、フラス
コ中に入れる。この生成物に861部のメチレンク
ロリドを撹拌しながら添加し、その混合物を2〜
5℃まで冷却する。次いで、233部のクロロスル
ホン酸を、温度が20°を越えないような速度で、
混合物にゆつくり添加する。生成されたガス状の
塩化水素を、水酸化ナトリウム水溶液によつて吸
収する。クロロスルホン酸の添加の完了後、得ら
れた混合物をさらに約3時間撹拌し、室温とし、
次いで温度が20℃を越えないような速度で、2〜
5℃に冷却された190部のモノエタノールアミン
にゆつくり添加する。さらに、室温で2時間撹拌
後、圧力を60mmHgに減少させながら、メチレン
クロリドをほぼ65°で蒸留除去する。 590部のビスフエノールメタン誘導体が得られ
る。 この化合物は300部のイソブタノールと混合さ
れ、ほぼ40°で撹拌して透明な溶液を与える。 190部のモノエタノールアミンの代りに、等モ
ル量のジー又はトリエタノールアミン、モルホリ
ンまたはアンモニアを用いて、塩形に中和するこ
ともできる。 表示したモル量で表の化合物を用いたことを除
いて、同じ方法によつて、ビスフエノールメタン
誘導体をさらに製造することができる。各例にお
いて、アルキルフエノールを2:1のモル比でホ
ルムアルデヒドと反応させる。
【表】
【表】 次いで得られた化合物を例1に開示したように
イソブタノールと混合する。 適用例 A 100部の筋の生じやすいナイロン6布帛を、浴
のPHを8に調整するための、リン酸モノナトリウ
ムおよびピロリン酸テトラナトリウムと0.6部の
染料C.I.アシツドレツド57およびモノエタノール
アミン塩形の2.0部の例6の化合物を含む、1500
部の染浴に添加し、沸騰で90分間、この染浴で処
理する。次いで、この基材をすすぎ、乾燥する。
赤色の均染物が得られる。染料C.I.アシツドレツ
ド57をC.I.アシツドブルー80、C.I.アシツドオレ
ンジ148またはC.I.アシツドオレンジ127に置き代
え、この方法を繰り返しても、同じ良好な結果が
得られる。 適用例 B 100部の60:40ナイロン6/ウールブレンド布
帛を、PH8に調整された、1部の染料C.I.アシツ
ドブルー80およびモノエタノールアミン塩形の4
部の例1の化合物を含む3000部の染浴に添加し、
98°で90分間染色する。次いで、基材をすすぎ、
乾燥する。優れた均一な濃い青色の染色物が得ら
れる。 前記の方法において、例1の化合物を例8また
は10の化合物によつて等量で置き代えてもよい。 染料C.I.アシツドブルー80を、C.I.アシツドオ
レンジ145、C.I.アシツドオレンジ127、C.I.アシ
ツドレツド299、C.I.アシツドレツド57、C.I.アシ
ツドレツド263、C.I.アシツドバイオレツト48、
C.I.アシツドブルー126またはC.I.アシツド271に
置き代えて、この方法を繰り返すことによつて、
同じ良い結果が得られる。 適用例 C ポリエステル布帛を、2g/の硫酸アンモニ
ウムおよび2g/のPH5(ギ酸で調整された)
の例6の化合物を添加した0.5%の染料C.I.デイス
パーレツド13で染色る。浴比は、20:1である。
染色を130°で20分間行う。基材を洗浄し、すす
ぐ。均染物が得られる。 例A〜Cにおいて、化合物は例1に記載された
ようにイソブタノールと混合し使用される。イソ
ブタノールを等モル量のブチルジグリコールによ
つて置き代えてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式、 〔上式中、R1はイソオクチル、ノニルまたはド
    デシルを表わす〕 で示されるアルキルフエノール(α)とホルムア
    ルデヒド(β)との、(α)/(β)=2/1のモ
    ル比での、酸触媒の存在における縮合生成物
    (ζ)を、エチレンオキシド、プロピレンオキシ
    ドおよびブチレンオキシドから選ばれる少なくと
    も1種のアルキレンオキシド(γ)により、
    (ζ)/(γ)=1/x(ここで、xは1〜4の整
    数を表わす)のモル比において、オキシアルキル
    化し、得られたオキシアルキル化生成物(δ)
    を、1.5〜2.5モルの、クロロスルホン酸、三酸化
    硫黄、硫酸、オレウムまたはアミノスルホン酸
    (σ)により、硫酸もしくはスルホン化し、そし
    て所望により−SO3H基を塩基化合物により対応
    する塩形に変成することを特徴とする、ビスフエ
    ノールメタン誘導体(ε)の製造方法。
JP59254253A 1983-12-05 1984-12-03 ビスフェノールメタン誘導体の製法 Granted JPS60132947A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3343949.4 1983-12-05
DE3343949 1983-12-05

Publications (2)

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JPS60132947A JPS60132947A (ja) 1985-07-16
JPH0461865B2 true JPH0461865B2 (ja) 1992-10-02

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ID=6216097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59254253A Granted JPS60132947A (ja) 1983-12-05 1984-12-03 ビスフェノールメタン誘導体の製法

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JP (1) JPS60132947A (ja)
CH (1) CH666480A5 (ja)
FR (1) FR2555986B1 (ja)
GB (1) GB2150569B (ja)
HK (1) HK191A (ja)
IT (1) IT1199230B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
CH666480A5 (de) 1988-07-29
GB2150569B (en) 1987-12-02
IT1199230B (it) 1988-12-30
JPS60132947A (ja) 1985-07-16
GB8430447D0 (en) 1985-01-09
FR2555986A1 (fr) 1985-06-07
FR2555986B1 (fr) 1988-03-18
IT8449240A1 (it) 1986-06-04
HK191A (en) 1991-01-11
GB2150569A (en) 1985-07-03
IT8449240A0 (it) 1984-12-04

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