JPH046169A - セラミックス接合用複合箔ろう材 - Google Patents

セラミックス接合用複合箔ろう材

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JPH046169A
JPH046169A JP10579890A JP10579890A JPH046169A JP H046169 A JPH046169 A JP H046169A JP 10579890 A JP10579890 A JP 10579890A JP 10579890 A JP10579890 A JP 10579890A JP H046169 A JPH046169 A JP H046169A
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JP
Japan
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brazing
composite foil
layer
materials
plate
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Pending
Application number
JP10579890A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirano
健治 平野
Minoru Suenaga
末永 實
Masaaki Ishio
雅昭 石尾
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Proterial Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH046169A publication Critical patent/JPH046169A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、セラミックスを接合する箔状の複合ろう材
に係り、Zr材を芯材としてその両面に、Cu / T
i / Cuの外皮材を被覆した7層複合箔ろう材に構
成することにより、ろう付は作業温度が860℃と比較
的低温であり、ろう付は作業性にすぐれ、高い接着強度
が得られるセラミックス接合用複合箔ろう材に関する。
従来の技術 一般に、機構部品、電気・電子部品等においては、セラ
ミックス同志の接合には、その対向面に熱膨張係数が近
似し、且つその濡れ性の良好なMo、W等の金属をメタ
ライジングした後、前記メタライジング面上にAgろう
付けして接合していたが、メタライジング、及びAgろ
う付けに多大の手間、コストを要し、特に、接合表面に
凹凸を有する異形のセラミックス板への接合には多くの
問題点があった。
この発明は、かかる現状に鑑み、セラミックス同志の接
合に際し、ろう付は作業温度が低く、かつ取扱いが容易
で接着作業性にすぐれ、高い接着強度が得られるととも
に、接着コストを低減できるろう材の提供を目的として
いる。
発明の概要 発明者らは、機構部品、電気・電子部品等におけるセラ
ミックス同志の接合コストの低減を計り、ろう付は作業
温度が低く、かつろう付は性にすぐれたろう材を目的に
、取扱いが容易と考えられる箔状のろう材について種々
検討した結果、Zr材、Ti材、Cu材を用い、これら
材料の組合せを選定し、圧接にて特定の断面積比率とな
した複合箔材が、機構部品、電気、電子部品等における
セラミックス同志のろう材として、比較的低温ですぐれ
たろう付は性を発揮し、かつ安価に提供できることを知
見し、この発明を完成したものである。
すなわち、この発明は、 芯材のZr材の両面に、最外面がCu材になる如く、C
u/Ti/Cuからなる3積層材を外皮材として被覆し
て形成した7層複合材からなり、前記Zr材、Ti材及
びCu材の断面積比率が、 Zr材 15%〜30% Ti材 25%〜40% Cu材 30%〜60% を有することを特徴とするセラミックス接合用複合箔ろ
う材である。
この発明による複合箔ろう材は、セラミックスとの濡れ
性が良好で、セラミックス同志のろう付けに最適であり
、従来のAgろう材の如き事前にセラミックスへのメタ
ライジング工程が不要となり、さらに、ろう付は作業温
度が860℃と比較的低温であり、作業性にすぐれ、高
い接着強度が得られる箔状複合ろう材である。
また、この発明による複合箔ろう材は、同材質同志の接
合、あるいは異材質同志の接合でも、いずれの酸化物系
セラミックス及び窒化物系セラミックスなど、セラミッ
クス同志の接合が可能である。
発明の構成 この発明によるセラミックス接合用複合箔ろう材は、Z
r材を芯材としてその両面に、Cu / Ti / C
uの外皮材を被覆したCu / Ti / Cu / 
Zr / Cu / Ti / Cuの7層複合箔ろう
材であり、第1図に示す如く、最上面層を第1層、最下
面層を第7層とすると、下記第1表の如く積層されてい
る。
第1表 この発明において、複合箔ろう材として第4層の芯材に
Zrを用いる理由は、外皮材の3積層材中のTi材(第
2層、第6層)と共に活性金属として、セラミックスと
の接合に寄与するだけでなく、Ti−Cuの融点を更に
低下させるために必要である。
Ti材(第2層、第6層)は、上記の如く、活性金属と
してセラミックスと反応して、所要の接着強度を得るた
めに必要である。
また、この発明において、外皮材の最外面(第1層、第
7層)及び芯材のZr材との接触面(第3層、第5層)
にCu材を用いる理由は、Tiの融点を低下させるため
に必要なためである。
さらに、この発明の複合箔ろう材を構成しているZr材
(第4層)、Ti材(第2,6層)及びCu材(第1.
3.5.7層)の断面積比率を限定した理由は、Zrが
15%未満、Tiが25%未満、Cuが60%を超える
と、セラミックスとの反応が起こり難く、接合できない
問題があり、また、Zrが30%を超え、またTiが4
0%を超え、Cuが30%未満では融点が高くなり、作
業性が悪く、セラミックスに対する濡れ性が悪くなるの
で、好ましくない。
この発明による複合箔ろう材は、例えば、以下の製造方
法にて得られる。
コイル状Cu板を巻戻し、また、コイル状Ti板を巻戻
しながら、前記Ti板を中間層にして、前記Cu板を上
方及び下方より板状に圧接しながら、Cu / Ti 
/ Cuの3層クラツド板を作製する。その後、焼鈍を
行なう。
さらに、得られた前記のコイル状Cu / Ti / 
Cuクラツド板を巻戻し、また、コイル状Zr板を巻戻
しながら、前記Zr板を中間層にして、Cu / Ti
 / Cuりラッド板を上方及び下方より板状に圧接し
ながら7層クラツド板を作製する。
その後、焼鈍、圧延を繰返し、所定寸法及び所定断面積
比率の複合箔ろう材に仕上げる。
この発明の複合箔ろう材としては、厚みは30〜110
0pの箔が適当であり、被接着材の種々の形状に容易に
馴染み、すぐれた接着性が得られるほか、接着作業が容
易になる等の利点がある。
また、この発明の複合箔ろう材を、Ag材で被覆するこ
とにより、セラミックスへの濡れ性を著しく改善するこ
とができる。
実施例 板厚0.5mm、板幅250mmのTi板、及び板厚0
.25mm、板幅250mmのCu板を巻戻しながら、
Ti板を芯にして両面にCu板を当接させて、圧延率6
5%で圧接し、板厚0.35mm、板幅250mmのC
u/Ti / Cuの3層クラツド板を得た。その後、
圧接界面の接合強度を高めるため、拡散焼鈍を施した。
次に、板厚0.24mm、板幅250mmのZr板、及
び前記の板厚0.35mm、板幅250mmのCu /
 Ti / Cuの3層クラツド板を巻戻ししながら、
Zr板を芯にして両面に3層クラツド板を当接させて、
圧延率65%で圧接し、板厚0.33mm、板幅250
mmの7層クラツド板を得た。
その後、焼鈍圧延を繰返し、第1図に示す如く、第1.
3.5.7層のCuが0.009mmJFfみ、250
mm幅、第2.6層のTiが0.019mmJ*み、2
50mm幅、第4層のZrが0.026mm厚み、25
0mm幅からなる厚み0.1mmの複合箔ろう材を得た
得られた7層の複合箔ろう材において、Zr材、Ti材
及びCu材の断面積比率は、 Zr材26%、Ti材38%、Cu材36%であった。
複合箔ろう材より、それぞれ試験片を採取し、直径10
mm、厚み5mm及び直径15mm、厚み5mm寸法の
2枚のAl2O3セラミックス板間に介在させ1、M雰
囲気中にて860℃、10分の加熱を施して接合した後
、第2図に示す如く、2枚のセラミックスを夫々反対方
向に引張る条件にて剪断強度試験を行なった。その結果
を第2表に示す。
また、比較のために、ろう材としてAgろうを用いて、
セラミックス板にWをメタライズした後、実施例と同一
寸法のAl2O3セラミックス板を接合して、H2ガス
雰囲気中にて850℃に5分間加熱した後、前記剪断強
度試験を行なった。その結果を第2表に示す。
第2表 られ、セラミックス同志のろう付けに最適の複合箔ろう
材であることが分る。
また、複合箔であるため、被接着材の接合表面形状が複
雑であっても容易にすぐれた接着ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による複合箔ろう材の斜視説明図であ
る。 第2図は剪断強度試験条件を示す被接着材の斜視説明図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 芯材のZr材の両面に、最外面がCu材になる如く、C
    u/Ti/Cuからなる3積層材を外皮材として被覆し
    て形成した7層複合材からなり、前記Zr材、Ti材及
    びCu材の断面積比率が、 Zr材 15%〜30% Ti材 25%〜40% Cu材 30%〜60% を有することを特徴とするセラミックス接合用複合箔ろ
    う材。
JP10579890A 1990-04-20 1990-04-20 セラミックス接合用複合箔ろう材 Pending JPH046169A (ja)

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JP10579890A JPH046169A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 セラミックス接合用複合箔ろう材

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JPH046169A true JPH046169A (ja) 1992-01-10

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