JPH0461560A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0461560A
JPH0461560A JP2173270A JP17327090A JPH0461560A JP H0461560 A JPH0461560 A JP H0461560A JP 2173270 A JP2173270 A JP 2173270A JP 17327090 A JP17327090 A JP 17327090A JP H0461560 A JPH0461560 A JP H0461560A
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JP
Japan
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shading
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JP2173270A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kagami
宜伸 加賀美
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル複写装置等に用いられる原稿読取装置
に関し、より詳細には、簡単な構成でシェーディング補
正を行えるようにした原稿読取装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のデジタル複写装置等に用いられる原稿読取装置と
して、例えば、第4図に示すように、原稿りを載置する
ガラス等の透明な原稿面基板のコンタクトガラス401
と、後述するシェーディング補正用データを得るために
コンタクトガラス401上に配設された白色基準板40
2と、光源403及びミラー404を有し、コンタクト
ガラス401の下方にコンタクトガラス401に対して
相対的に矢印A方向に移動可能に配設されたキャリッジ
405と、キャリッジ405と共に光学系を形成するミ
ラー406,407.及び、レンズ408と、前述した
光学系を介して導かれた反射光を画像信号として入力す
るイメージセンサ(撮像素子)409とを備えている。
キャリッジ405がコンタクトガラス401に対して相
対的に矢印A方向に移動することにより、光源403か
らの光がコンタクトガラス401を介して白色基準板4
02及び原稿りを照射し、その反射光がミラー406,
407.及び、レンズ408を介してイメージセンサ4
09に入射すれる。
イメージセンサ409から得られるアナログの画像信号
は、後述するA/D変換器602によって所定ビット数
のデジタル画像信号に変換される。
一般的に、デジタル複写装置等においては、このデジタ
ル画像信号によってレーザ光を変調し、そのレーザ光に
より感光体ドラムを露光して静電潜像を形成する。それ
をトナーにより現像して記録紙に転写し、最終的な印字
画像を得る。
このようなデジタル複写装置においては、次の■〜■の
3つの理由により、画像に輝度むら、色むら等のシェー
ディングが発生する。
■光源403の照度分布特性が、光源403の両端部分
より中央部分が高くなっている。
■レンズ408の集光特性が、レンズ408の中央部分
に光が集まる(所謂、コサイン4乗則)特性を有してい
る。
■イメージセンサ409のラインを構成する多数の画素
の画素毎の感度むらが最大で±10%程度ある。
従って、例えば、イメージセンサ409が−様な白色の
面を有する白色基準板402を撮像するときに、1回の
走査で得られる白色画像信号は、第5図(a)に示すよ
うな波形となる。この波形は中央部のレベルが両端部よ
り高く、且つ、画像毎にレベルが凹凸を持つものとなっ
ている。
このため、この種のデジタル複写装置においては、この
ようなシェーディングを補正して、第5図ら)に示すよ
うに一定の白色画像信号を得るためのシェーディング補
正を行うようにしている。
従来の原稿読取装置におけるシェーディング補正の方法
としては、例えば、イメージセンサ409の中央部と両
端部とで画素の感度を変える方法や、光学系の光路中に
中央部の光量を減少させるシャッタを設ける方法等があ
るが、これらは、何れも前述した■から■の全てを補正
することはできないため、第6図に示すようなシェーデ
ィング補正回路を用いて電気的に補正を行う方法が一般
的に通用されている。
第6図において、シェーディング補正用データ(以下、
単に補正用データと記載する)を作るときは、破線で示
す経路を信号が伝送される。
先ず、補正データを作るために第4図の白色基準板40
2を原稿画像領域外で走査して撮像する。
このときイメージセンサ409から得られる第5図(a
)に示すような白色画像信号は、乗算型D/A変換器6
01に入力される。この乗算型D/A変換器601はア
ナログの入力■、を8ビツトの補正データD、(詳細は
後述する)で補正して、アナログの出力■。を得る乗算
器であり、入出力の関係は、例えば、 D。
に設定されている。
乗算型D/A変換器601は、補正データを作るだめに
、前述した白色画像信号が入力されているとき、即ち、
白色基準板402の読み取り時はD8の値が255とな
っている。これは、ゲート回路605にSHD信号(シ
ェーディング信号)Highが入力されることにより、
ゲート回路が開きHインピーダンス(即ち、DLとして
255の値)が出力されることによって制御されている
。従って、(1)式に基づいて、V0=V、で白色画像
信号がそのまま通過し、A/D変換器602によって8
ビツトのデジタル信号D INに変換される。
このデジタル信号DINは、補正データが格納されてい
るROM603へ出力される。R,OM2O3では、上
記デジタル信号DINをアドレス信号として補正データ
を読み出し、その補正データをり。。1としてRAM6
04へ出力する。
RAM604はイメージセンサ409のライン走査の位
置に応じたアドレスに従ってその補正データD。U、を
記憶し、補正データの作成作業を終了する。
一方、原稿りの読み取り時には、イメージセンサ409
から得られるアナログ画像信号と、RAM604から走
査位置(アドレス信号)に応して読み出された補正デー
タD、とが乗算型D/A変換器601に入力される。こ
のとき、ゲート回路605はSHD信号Lo−の入力に
よって、閉じた状態となり、これによって入力端子への
データ(RAM604からのり、)が出力端子Yを介し
て通過する構成である。
乗算型D/A変換器601では、前述したように、(1
)式で示した演算が行われて、補正されたアナログ画像
信号の出力■。が得られる。この出力■。はA/D変換
器602によって8ビツトのデジタル画像信号D0に変
換されて出力される。従って、原稿りが白色−様である
場合は、デジタル画像信号D0は、第5図(b)に示す
ように略一定のレベルとなる。
次に、ROM603に格納される補正データについて、
詳細に説明する。
この補正データは、補正後の出力が一定となるようにす
るものであり、ROM6030入力値DINと出力値り
。UT との間には次の関係がある。
O≦D+N<255にならば、 Doo丁 −255−一−−−−−(2)255に≦D
IN≦255ならば、 ここで、kは第5図(a)の波形の中央部のピーク値に
対して、同図(b)の一定レベルを決めるためのレベル
比で、O<k≦1の範囲である。
シェーディング補正というのは、即ち、出力波形の平坦
化であり、高いレベルで平坦化した方がS/Nとしては
よいが、高いレベルで平坦化すると両端部の補正されな
い部分が多くなるという問題が出てくるため、前述した
kの値として、通常は、例えば、0.2〜0.5程度に
設定されている。
第7図はに=0.25、即ち中央部のピーク値の25%
をクリップレベルとして平坦化を行う場合におけるRO
M603に格納される補正データの一例を示し、第8図
はその場合の入出力特性を示す。
第7図において、入力が255の0.25倍である40
H(255X0.25’、64=40H1ここでHは1
6進数を示す)までは上記(2)式が用いられ、出力は
FFHで一定である。この場合、乗算型D/A変換器6
01において、上記(1)式は、D、=FFH、V、 
−V、となる。入力力41)1からFFHのときは、上
記(3)式が用いられ、特に入力がFFHのとき、出力
は40)1となる。このトキ、(0式はVa =0.2
5xV、となる。
尚、第6図において、606はゲイン選択回路を示し、
A/D変換器602に出力される白色基準板読取時の画
像信号V0と原稿読取時の画像信号■。の両方のレベル
を揃えるためのものである。具体的には、乗算型D/A
変換器601から出力される白色基準板読取時の出力値
v0は、前述したように、Dlの値が255であるため
、入力値■8に対して、1:1の比率で出力される。
一方、原稿読取時の出力値■。は、出力信号のビク値の
何パーセントに平坦化させるか、その平坦化の比率を示
す値k(ここでは、0.25)に基づいて決定されたシ
ェーディング補正用データD、と、入力値■、とに基づ
いて、前述した(13式を用いて出力値V。を演算する
ため、入力値■。
のピーク値と出力値■。が1:0.25の比率となる。
従って、このままだと乗算型D/A変換器601から出
力される白色基準Fj、読取時の出力値■。と原稿読取
時の出力値■。の値は、入力値■、が同じ値でも、1:
0.25の比率となり、その値に差がついてしまい正確
なシェーディング補正を実施したことにならない。ゲイ
ン選択回路606は、これを補正するためのものであり
、白色基準板読取時及び原稿読取時に乗算型D/A変換
器601から出力される出力値V0のレベルを1:1に
補正するものである。
以上述べた第6図の回路を用いたシェーディング補正方
法によれば、両端部の一部を除いてピーク値の0.25
倍でクリップされ、且つ、イメージセンサ409のライ
ン上のどの画素出力も、原稿りの濃度によってのみ決定
され、前述した(1)〜(3)の式によるシェーディン
グを補正したデジタル画像信号D0を得ることができる
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の原稿読取装置によれば、白色基準
板読取時の画像信号■。と原稿読取時の画像信号■。の
両方のレベルを揃えるためにA/D変換器の手前にゲイ
ン選択回路を配設する必要があり、また、白色基準板読
取時と原稿読取時の補正用データD、の切り換えのため
にゲート回路を必要であるため、回路の構成が複雑で、
コストがかかるという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡単な回
路構成でシェーディング補正を行え、且つ、コスト低下
を図れることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、白色基準板読取時
の白色画像信号に基づいて、撮像素子の感度むら等によ
って起こるシェーディングを補正するためのシェーディ
ング補正用データを作成し、原稿読取時に撮像素子から
得られる原稿画像信号をシェーディング補正用データを
用いて補正して所定ビット数のデジタル画像信号を得る
原稿読取装置において、白色画像信号を補正するための
白色画像信号用補正データ、及び、シェーディング補正
用データを作成するためのシェーディング基準データを
記憶した第1の記憶手段と、白色基準板の読み取り前に
、第1の記憶手段から白色画像信号用補正データを入力
して記憶し、白色基4!板読取時に、第1の記憶手段か
ら出力されたシェーディング基準データをシェーディン
グ補正用データとして撮像素子の走査位置に応じたアド
レス位置に記憶する第2の記憶手段と、白色基準板読取
時に第2の記憶手段に記憶されている白色画像信号用補
正データに基づいて白色画像信号を補正し、原稿読取時
に第2の記憶手段に記憶されているシェーディング補正
用データに基づいて原稿画像信号を補正する補正手段と
を備えた原稿読取装置を提供するものである。
また、本発明は上記の目的を達成するため、白色基準板
読取時の白色画像信号に基づいて、撮像素子の感度むら
等によって起こるシェーディングを補正するためのシェ
ーディング補正用データを作成し、原稿読取時に撮像素
子から得られる原稿画像信号をシェーディング補正用デ
ータを用いて補正して所定ビット数のデジタル画像信号
を得る原稿読取装置において、白色画像信号を補正する
ための白色画像信号用補正データ、及び2 シェーディ
ング補正用データを記憶した第1の記憶手段と、白色基
準板読取時に、白色画像信号用補正データを用いて補正
した補正後白色画像信号を記憶する第2の記憶手段と、
白色基準板読取時に、第1の記憶手段に記憶されている
白色画像信号用補正データに基づいて白色画像信号を補
正し、原稿読取時に、第2の記憶手段に記憶されている
補正後白色画像信号を用いて第1の記憶手段から該当す
るシェーディング補正用データを読み出して原稿画像信
号を補正する補正手段とを備えた原稿読取装置を提供す
るものである。
〔作用〕
本発明の原稿読取装置は、白色基準板の読み取り前に、
第1の記憶手段から第2の記憶手段に白色画像信号用補
正データを転送して設定する。補正手段は、白色基準板
読取時に第2の記憶手段に記憶されている白色画像信号
用補正データに基づいて白色画像信号を所定の比率で平
坦化(補正)する。一方、第2の記憶手段は、第1の記
憶手段から出力されたシェーディング基準データをシェ
ーディング補正用データとして撮像素子の走査位置に応
じたアドレス位置に記憶する。また、原稿読取時に、補
正手段は第2の記憶手段に記憶されているシェーディン
グ補正用データに基づいて原稿画像信号を補正する。
また、本発明の原稿読取装置において、白色基準板読取
時に、補正手段は、第1の記憶手段に記憶されている白
色画像信号用補正データに基づいて白色画像信号を補正
する。このとき、第2の記憶手段は、この補正後白色画
像信号を記憶する。
次に原稿読取時に、補正手段は、第2の記憶手段に記憶
されている補正後白色画像信号を用いて第1の記憶手段
から該当するシェーディング補正用データを読み出して
原稿画像信号を補正する。
〔実施例〕
以下、本発明の原稿読取装置の第1の実施例を第1図(
a)、 (b)、及び、第2図を参照して詳細に説明す
る。
第1図(a)は第1の実施例の原稿読取装置のスキャン
走査系の構成を示し、原稿りを載置するガラス等の透明
な原稿面基板のコンタクトガラス101と、後述するシ
ェーディング補正用データを得るためにコンタクトガラ
ス101上に配設された白色基準板102と、光源10
3及びミラー104を有し、コンタクトガラス101の
下方にコンタクトガラス101に対して相対的に矢印A
方向に移動可能に配設されたキャリ、ンジ105と、キ
ャリッジ105と共に光学系を形成するミラー106.
107.及び、レンズ108と、前述した光学系を介し
て導かれた反射光を画像信号として入力するイメージセ
ンサ(撮像素子)109とを備えている。
キャリッジ105がコンタクトガラス101に対して相
対的に矢印六方向に移動することにより、光源103か
らの光がコンタクトガラス101を介して白色基準板1
02゛及び原稿りを照射し、その反射光がミラー106
,107.及び、レンズ108を介してイメージセンサ
109に入射される。
第1図(b)は第1の実施例の要部であるシェーディン
グ補正回路を示すブロック図であり、アナログの入力値
V、を8ビツトの補正用データD。
(詳細は後述する)で補正して、アナログの出力値■。
を得る乗算型D/A変換器110と、乗算型D/A変換
器110の出力値■。を8ビ・ントのデジタル信号DI
N(及び、D、)に変換するA/D変換器111と、白
色基準板読取時の入力値■、(白色画像信号)を補正す
るための白色画像信号用補正データ、及び、補正用デー
タD、を作成するためのシェーディング基準データを記
憶したROM112と、白色画像信号用補正データ。
或いは、ROM112出力されたシェーディング基準デ
ータを補正用データD8としてイメージセンサ109の
走査位置に応じたアドレス位置に記憶するRAM113
とから構成される。尚、同図(b)において、補正用デ
ータを作るときは、破線で示す経路を信号が伝送される
次に、第2図を参照してROM112に格納される白色
画像信号用補正データ、及び、シェーディング基準デー
タの一例を示す。
第1の実施例では、平坦化の比率を0.4(40%)と
し、この比率に基づいて、白色画像信号用補正データと
して66H(16進数)を設定している。図示の如く、
従来と比較してROM112に記憶する全データ量が増
えることになるが、一般にROM]12にはシェーディ
ング基準データを何発−ジ分も書き込めるだけの余裕が
あるため、シェーディング基準データに加えて白色画像
信号用補正データを記憶することに何ら問題はない。
以上の構成に基づいて、白色基準板読取時の動作、原稿
読取時の動作の順に説明する。
第1の実施例では、白色基準板102の読み取りに先駆
けて、ROM112にSHD信号r High 」(シ
ェーディング信号)が入力されると、ROM112から
白色画像信号用補正データが出力されて、RAM113
に記憶される。
先ず、白色基準板読取時の動作を説明する。
白色基準板102の読み取りは補正データD。
を作成するためのものであり、第1図(a)の白色基準
板102を原稿画像碩域外で走査して撮像し、このとき
イメージセンサ109から得られる白色画像信号を用い
て、以下のようにシェーディング補正用データD、を作
成する。
白色画像信号V、は、乗算型D/A変換器110に入力
される。乗算型D/A変換器110はアナログの入力■
、を8ビツトの補正データD、(ここでは、前述した白
色画像信号用補正データ66H)で補正して、アナログ
の出力v0を得る。このとき、出力V0と入力■、の関
係は■。−Q、4XV、となり、白色画像信号が40%
に補正されて出力されることになる。
次に、A/D変換器111によって8ビツトのデジタル
信号りいに変換される。このデジタル信号DINは、シ
ェーディング基準データが格納されているROM112
へ出力される。ROM112では、上記デジタル信号D
INをアドレス信号としてシェーディング基準データを
読み出し、その基準データをり。LITとしてRAM1
13へ出力する。
RAM113はイメージセンサ109のライン走査の位
置に応じたアドレスに従ってそのシェーディング基準デ
ータI)outを補正用データD、として記憶し、補正
用データの作成作業を終了する。
このとき、RAM113には白色基準板102の読み取
りに先駆けて記憶した白色画像信号用補正データ66H
が存在するため、補正用データD。
の記憶は、該当するアドレス位1の66Hを基準データ
D。L+1で書き換えることになる。
一方、原稿りの読み取り時には、イメージセンサ109
から得られるアナログ画像信号と、RAM113から走
査位置(アドレス信号)に応じて読み出された補正デー
タDi  (ここでは、白色基準板読取時に作成したシ
ェーディング補正用データ)とが乗算型D/A変換器1
10に入力される。乗算型D/A変換器110では、補
正データD、に基づいて補正されたアナログ画像信号の
出力■。が得られる。この出力v0はA/D変換器11
1によって8ビツトのデジタル画像信号り。
に変換されて出力される。
前述したように第1の実施例では、白色画像信号を補正
するための白色画像信号用補正データと、シェーディン
グ補正用データを作成するためのシェーディング基準デ
ータとをそれぞれROM112に記憶させ、白色基準板
読取時には、白色画像信号用補正データを用いて白色画
像信号の補正を行うようにしたので、従来、白色基準板
読取時の画像信号■。と原稿読取時の画像信号■。の両
方のレベルを揃えるためにA/D変換器の手前に配設し
ていたゲイン選択回路を省くことができる。また、白色
基準板読取時と原稿読取時の補正用データD、の切り換
えのためのゲート回路を省くことができる。
次に、本発明の原稿読取装置の第2の実施例を第3図の
シェーディング補正回路を参照して詳細に説明する。尚
、原稿読取装置のスキャン走査系の構成は第1の実施例
と共通であるので説明を省略する。
第2の実施例の原稿読取装置は、第3図に示すように、
アナログの入力値■、を8ビ、トの補正用データD8で
補正して、アナログの出力値■。
を得る乗算型D/A変換器301と、乗算型D/A変換
器301の出力値V0を8ピントのデジタル信号DIN
(及び、D、)に変換するA/D変換器302と、白色
基準板読取時にA/D変換器302の出力するデジタル
信号DIN(補正後白色画像信号)をイメージセンサ1
09の走査位置に応じたアドレス位置に記憶するRA、
M2O3と、白色基準板読取時の人力値V、(白色画像
信号)を補正するための白色画像信号用補正データ、及
び、シェーディング基準データを記憶したROM304
とから構成される。尚、ROM304に記憶されでいる
データは、第2図で示した内容と同じであるが、ここで
は、シェーディング基準データを直接シェーディング補
正に使用するため、第2図のシェーディング基準データ
をシェーディング補正用データとして使用する。
以上の構成に基づいて、白色基準板読取時の動作、原稿
読取時の動作の順に説明する。
先ず、白色基準板読取時の動作を説明する。
白色基準板読取時の動作として、第1図(a)の白色基
準板102を原稿画像領域外で走査して撮像し、このと
きイメージセンサ109から得られる白色画像信号をR
OM304の白色画像信号用補正データを用いて補正し
、該補正後白色画像信号DINをRAM303に記憶す
る。
白色画像信号■8は、乗算型D/A変換器301に入力
される。乗算型D/A変換器301はアナログの入力■
、を8ビツトの補正データD、(ここでは、前述した白
色画像信号用補正データ66H)で補正して、アナログ
の出力V0を得る。このとき、出力■。と入力■、の関
係はV0= Q、4Xv、となり、白色画像信号が40
%に補正されて出力されたことになる。
次に、A/D変換器111によって8ビツトのデジタル
信号りいに変換され、このデジタル信号DINがRAM
303へ出力される。
RAM303はイメージセンサ109のライン走査の位
置に応じたアドレスに従ってそのデジタル信号DINを
補正後白色画像信号として記憶する。
一方、原稿りの読み取り時には、イメージセンサ109
のライン走査の位置に応じたアドレスに従って、RAM
303から補正後白色画像信号がデジタル信号り。UT
 として出力される。ROM304は上記デジタル信号
り。UTをアドレス信号としてシェーディング補正用デ
ータを読み出し、補正データD、として、乗算型D/A
変換器301に人力される。乗算型D/A変換器301
では、補正データD、に基づいて補正されたアブログ画
像信号の出力■。が得られる。この出力■。はA/D変
換器111によって8ビツトのデジタル画像信号D0に
変換されて出力される。
前述したように、第2の実施例においても、第1の実施
例と同様に、従来、白色基準板読取時の画像信号V0と
原稿読取時の画像信号V。の両方のレベルを揃えるため
にA/D変換器の手前に配設していたゲイン選択回路を
省くことができる。
また、白色基準板読取時と原稿読取時の補正用データD
、の切り換えのためのゲート回路を省(ことができる。
また、第2の実施例において、A/D変換器302とR
AM303の間にアダ(Adder:加算器)を配設し
て、白色基準板読取時にイメージセンサ109から出力
される白色画像信号を複数ライン入力して平均化し、平
均化したデジタル信号Drs(補正後白色画像信号)を
RAM303に記憶する構成とすることにより、イメー
ジセンサ109の読み取り信号に含まれるノイズ等の影
響を少なくすることができる。このように構成を組み合
わせることが、第2の実施例においては容易である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の原稿読取装置は、白色画
像信号を補正するための白色画像信号用補正データ、及
び、シェーディング補正用データを作成するためのシェ
ーディング基準データを記憶した第1の記憶手段と、白
色基準板の読み取り前に、第1の記憶手段から白色画像
信号用補正データを入力して記憶し、白色基準板読取時
に、第1の記憶手段から出力されたシェーディング基準
データをシェーディング補正用データとして撮像素子の
走査位置に応じたアドレス位置に記憶する第2の記憶手
段と、白色基準板読取時に第2の記憶手段Gこ記憶され
ている白色画像信号用補正データに基づいて白色画像信
号を補正し、原稿読取時に第2の記憶手段に記憶されて
いるシェーディング補正用データに基づいて原稿画像信
号を補正する補正手段とを備えたため、簡単な回路構成
でシェーディング補正を行え、且つ、コストを低下を図
ることができる。
また、白色画像信号を補正するための白色画像信号用補
正データ、及び、シェーディング補正用データを記憶し
た第1の記憶手段と、白色基準板読取時に、白色画像信
号用補正データを用いて補正した補正後白色画像信号を
記憶する第2の記憶手段と、白色基準板読取時に、第1
の記憶手段に記憶されている白色画像信号用補正データ
に基づいて白色画像信号を補正し、原稿読取時に、第2
の記憶手段に記憶されている補正後白色画像信号を用い
て第1の記憶手段から該当するシェーディング補正用デ
ータを読み出して原稿画像信号を補正する補正手段とを
備えたため、簡単な回路構成でシェーディング補正を行
え、且つ、コストを低下を回ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例の原稿読取装置を
示す説明図、第1図(b)は第1の実施例のシェーディ
ング補正回路を示す説明図、第2図は第1図■)のRO
Mの内容を示すデータ配列図、第3図は第2の実施例の
シェーディング補正回路を示す説明図、第4図は従来の
原稿読取装置を示す説明図、第5図(a)、ω)はシェ
ーディング補正を説明するための波形図、第6図は従来
のシェーディング補正回路を示すブロック図、第7図は
第6図の90Mの内容を示すデータ配列図、第8図は第
6図のROMの入出力特性図である。 符号の説明 101− コンタクトガラス 102−−白色基準板 lO3−光源 104 105−−−−キャリツジ 106、 10 ’1−−−−−・ミラー 10810
9 −・−イメージセンサ 110−−−−一乗算型D/A変換器 11 L−一−・−A、 / D変換器112−−−R
OM  113−・ 301−・−・−・乗算型D/A変換器302−=−A
 / D変換器 303−・−RAM  304 D−−・−・−原稿 レンズ AM ROM 々ツー 第1図 とσノ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)白色基準板読取時の白色画像信号に基づいて、撮
    像素子の感度むら等によって起こるシェーディングを補
    正するためのシェーディング補正用データを作成し、原
    稿読取時に撮像素子から得られる原稿画像信号をシェー
    ディング補正用データを用いて補正して所定ビット数の
    デジタル画像信号を得る原稿読取装置において、 前記白色画像信号を補正するための白色画像信号用補正
    データ、及び、前記シェーディング補正用データを作成
    するためのシェーディング基準データを記憶した第1の
    記憶手段と、 前記白色基準板の読み取り前に、前記第1の記憶手段か
    ら前記白色画像信号用補正データを入力して記憶し、前
    記白色基準板読取時に、前記第1の記憶手段から出力さ
    れたシェーディング基準データを前記シェーディング補
    正用データとして前記撮像素子の走査位置に応じたアド
    レス位置に記憶する第2の記憶手段と、 前記白色基準板読取時に前記第2の記憶手段に記憶され
    ている前記白色画像信号用補正データに基づいて白色画
    像信号を補正し、前記原稿読取時に前記第2の記憶手段
    に記憶されている前記シェーディング補正用データに基
    づいて前記原稿画像信号を補正する補正手段とを備えた
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  2. (2)白色基準板読取時の白色画像信号に基づいて、撮
    像素子の感度むら等によって起こるシェーディングを補
    正するためのシェーディング補正用データを作成し、原
    稿読取時に撮像素子から得られる原稿画像信号をシェー
    ディング補正用データを用いて補正して所定ビット数の
    デジタル画像信号を得る原稿読取装置において、 前記白色画像信号を補正するための白色画像信号用補正
    データ、及び、前記シェーディング補正用データを記憶
    した第1の記憶手段と、 前記白色基準板読取時に、前記白色画像信号用補正デー
    タを用いて補正した補正後白色画像信号を記憶する第2
    の記憶手段と、 前記白色基準板読取時に、前記第1の記憶手段に記憶さ
    れている前記白色画像信号用補正データに基づいて白色
    画像信号を補正し、前記原稿読取時に、前記第2の記憶
    手段に記憶されている前記補正後白色画像信号を用いて
    前記第1の記憶手段から該当するシェーディング補正用
    データを読み出して前記原稿画像信号を補正する補正手
    段とを備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  3. (3)前記請求項1及び2において、 前記白色画像信号用補正データは、前記補正手段におい
    て白色画像信号を何パーセントに平坦化するかを示す平
    坦化比率に応じた値であることを特徴とする原稿読取装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061595A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置
US8675258B2 (en) 2010-07-16 2014-03-18 Ricoh Company, Limited Image reader, image forming apparatus, and method of correcting image data
US10063744B2 (en) 2015-10-19 2018-08-28 Ricoh Company, Ltd Image reading device, image forming apparatus, and shading data processing method

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