JPH046087Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046087Y2 JPH046087Y2 JP1987082427U JP8242787U JPH046087Y2 JP H046087 Y2 JPH046087 Y2 JP H046087Y2 JP 1987082427 U JP1987082427 U JP 1987082427U JP 8242787 U JP8242787 U JP 8242787U JP H046087 Y2 JPH046087 Y2 JP H046087Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation pipe
- lamp body
- tip
- rainwater
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 33
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 claims description 15
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 210000003437 trachea Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は自動車用灯具に関し、更に詳しくは灯
体内の熱気や湿気を灯体外へ排出してレンズ内面
の雲りを防止するようにした自動車用灯具に関す
るものである。
体内の熱気や湿気を灯体外へ排出してレンズ内面
の雲りを防止するようにした自動車用灯具に関す
るものである。
<従来の技術>
従来のこの種自動車用灯具は、第6図に示す如
く灯体1の内部と連通せる通気口2に通気管3を
接続させて灯体内部への雨水の浸入防止を図つて
いた。しかし乍ら、このものは通気管3の長さを
相当長くしなけりば下方から飛び跳た雨水aがそ
の先端開口3cから灯体内部へ浸入してしまう不
具合があつた。そこで第7図に示す如く通気管3
の先端開口3cを灯体1の背面方へ屈曲させたも
のが提案されたが、これも通気管3の長さを相当
長くしなければ灯体1の背面で跳返つた雨水aが
先端開口3cから灯体内部へ浸入してしまう不具
合があつた。しかも、両者共通気管3の先端開口
3cが雨水滴bで塞がれると、バルブの点滅に伴
なう灯体1内部の呼吸作用によつてその雨水滴b
が灯体内に吸い込まれてしまう不具合があつた。
く灯体1の内部と連通せる通気口2に通気管3を
接続させて灯体内部への雨水の浸入防止を図つて
いた。しかし乍ら、このものは通気管3の長さを
相当長くしなけりば下方から飛び跳た雨水aがそ
の先端開口3cから灯体内部へ浸入してしまう不
具合があつた。そこで第7図に示す如く通気管3
の先端開口3cを灯体1の背面方へ屈曲させたも
のが提案されたが、これも通気管3の長さを相当
長くしなければ灯体1の背面で跳返つた雨水aが
先端開口3cから灯体内部へ浸入してしまう不具
合があつた。しかも、両者共通気管3の先端開口
3cが雨水滴bで塞がれると、バルブの点滅に伴
なう灯体1内部の呼吸作用によつてその雨水滴b
が灯体内に吸い込まれてしまう不具合があつた。
<考案が解決しようとする問題点>
本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、通気管を短かくしても尚且つ雨水
の直撃を受けても通気管から雨水が灯体内へ浸入
する虞れがなくなると共に、灯体内部の呼吸作用
によつて雨水滴が灯体内へ吸い込まれる虞れのな
い自動車用灯具を提供せんとするものである。
たものであり、通気管を短かくしても尚且つ雨水
の直撃を受けても通気管から雨水が灯体内へ浸入
する虞れがなくなると共に、灯体内部の呼吸作用
によつて雨水滴が灯体内へ吸い込まれる虞れのな
い自動車用灯具を提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段>
係る目的を達成する本考案自動車用灯具は、灯
体内部と連通せる通気口に先端を閉塞した通気管
を接続せしめ、該通気管の先端部に複数の呼吸用
穴を開口形成すると共に、該通気管の先端部外周
を被うフードを形成させた事を特徴としたもので
ある。
体内部と連通せる通気口に先端を閉塞した通気管
を接続せしめ、該通気管の先端部に複数の呼吸用
穴を開口形成すると共に、該通気管の先端部外周
を被うフードを形成させた事を特徴としたもので
ある。
<実施例>
以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
する。
灯具Aは従来と同様、灯体1の内部にバルブや
反射鏡を設置すると共に前面にレンズ4を取付け
て構成される。
反射鏡を設置すると共に前面にレンズ4を取付け
て構成される。
そして、灯具Aの背面1a側には灯体1の内部
と連通せる通気口2を形成せしめ、その通気口2
に略逆L字型の通気管3を連通接続させる。
と連通せる通気口2を形成せしめ、その通気口2
に略逆L字型の通気管3を連通接続させる。
通気口2は灯体1の背面壁1aを貫通させて開
口形成すると共に、灯体背面壁1aの外側に通気
管3を接続させるための接続口2aを一体に突出
形成してなる。
口形成すると共に、灯体背面壁1aの外側に通気
管3を接続させるための接続口2aを一体に突出
形成してなる。
通気管3はゴム製チユーブ材等を用いて略逆L
字型に成形せしめ、その基端開口部3aを灯体1
の通気口2に連通接続させて先端部3bを下方に
垂下させ、その先端部3bの先端を閉塞板5で閉
塞すると共に、先端部3bに内部と連通する小さ
な呼吸用穴6を複数個開口形成し、更にその先端
部3bの外周を被うフード7を形成せしめてな
る。閉塞板5はその上面に雨水滴が滞留しないよ
うに内部方へ突出する断面略凸形状に形成して通
気管3の先端開口部を閉塞させ、呼吸用穴6は先
端部3bの全周にわたつて内部と連通するように
放射状に複数個開口形成させる。即ち、呼吸用穴
6は通気管3の先端部3bの周方向と高さ方向に
わたつて複数個をアトランダムに開口形成させて
も良いが、第1図乃至第3図に示した第1実施例
の如く、周方向及び高さ方向に対して規則的に配
列形成させ、最下段の呼吸用穴6aは通気管3の
先端部3b内に雨水滴が滞留しないように閉塞板
5の上面と面一状に放射状に複数個開口形成させ
るか、或いは第4図及び第5図に示した第2実施
例の如く閉塞板5の上面から高さ方向に全周にわ
たつてストリツト状に形成させることが好まし
い。
字型に成形せしめ、その基端開口部3aを灯体1
の通気口2に連通接続させて先端部3bを下方に
垂下させ、その先端部3bの先端を閉塞板5で閉
塞すると共に、先端部3bに内部と連通する小さ
な呼吸用穴6を複数個開口形成し、更にその先端
部3bの外周を被うフード7を形成せしめてな
る。閉塞板5はその上面に雨水滴が滞留しないよ
うに内部方へ突出する断面略凸形状に形成して通
気管3の先端開口部を閉塞させ、呼吸用穴6は先
端部3bの全周にわたつて内部と連通するように
放射状に複数個開口形成させる。即ち、呼吸用穴
6は通気管3の先端部3bの周方向と高さ方向に
わたつて複数個をアトランダムに開口形成させて
も良いが、第1図乃至第3図に示した第1実施例
の如く、周方向及び高さ方向に対して規則的に配
列形成させ、最下段の呼吸用穴6aは通気管3の
先端部3b内に雨水滴が滞留しないように閉塞板
5の上面と面一状に放射状に複数個開口形成させ
るか、或いは第4図及び第5図に示した第2実施
例の如く閉塞板5の上面から高さ方向に全周にわ
たつてストリツト状に形成させることが好まし
い。
この第2実施例の場合、呼吸用穴6に付着した
雨水滴は速やかに閉塞板5方へ自然落下しやす
く、従つて第1実施例の場合よりも呼吸用穴6に
付着した雨水滴が灯体内へ吸い込まれる虞れが一
層少なくなる。
雨水滴は速やかに閉塞板5方へ自然落下しやす
く、従つて第1実施例の場合よりも呼吸用穴6に
付着した雨水滴が灯体内へ吸い込まれる虞れが一
層少なくなる。
又、フード7は通気管3の先端部3b外周と適
宜間隔8をあけて先端部3bのほぼ全体を被うよ
うに形成するものである。この際、通気管3全
体、すなわち基端開口部3a側と先端部3b側及
びフード7をゴム製チユーブ材等を用いて同一体
に成形しても良いし、図示実施例の如く基端開口
部3a側とフード7とを同一体に形成し先端部3
b側を別体に成形して互いに一体に接続させるよ
うにしても良い。後者の場合、基端開口部3a側
及びフード7をゴム製チユーブ材で成形し、先端
部3b側を樹脂材で成形することが好ましい。
宜間隔8をあけて先端部3bのほぼ全体を被うよ
うに形成するものである。この際、通気管3全
体、すなわち基端開口部3a側と先端部3b側及
びフード7をゴム製チユーブ材等を用いて同一体
に成形しても良いし、図示実施例の如く基端開口
部3a側とフード7とを同一体に形成し先端部3
b側を別体に成形して互いに一体に接続させるよ
うにしても良い。後者の場合、基端開口部3a側
及びフード7をゴム製チユーブ材で成形し、先端
部3b側を樹脂材で成形することが好ましい。
又、灯体1の背面1a側には通気管3の先端部
3b下面位置まで十分に届く阻水壁9を突出形成
させる。この阻水壁9によつて、灯具Aの下方か
ら直撃する雨水滴が通気管3に当るのを阻止する
ことが出来、灯体1内への雨水の浸入を一層確実
に防止することが出来るようになる。
3b下面位置まで十分に届く阻水壁9を突出形成
させる。この阻水壁9によつて、灯具Aの下方か
ら直撃する雨水滴が通気管3に当るのを阻止する
ことが出来、灯体1内への雨水の浸入を一層確実
に防止することが出来るようになる。
<考案の効果>
本考案自動車用灯具は斯様に構成したので、通
気管の長さを従来のものより短かくすることが出
来ると共に、通気管を短かくしても、尚且つ雨水
の直撃を受けても通気管から雨水が灯体内へ浸入
す虞れがなくなる。即ち、通気管の先端は閉塞さ
れているので雨水が下方から直撃しても通気管内
部への浸入は阻止出来、通気管の上方又は周方向
から直撃する雨水はフードによつて阻止出来、通
気管の先端部外周に付着した雨水滴は自然落下し
て通気管内部に浸入する虞れがなくなる分であ
る。
気管の長さを従来のものより短かくすることが出
来ると共に、通気管を短かくしても、尚且つ雨水
の直撃を受けても通気管から雨水が灯体内へ浸入
す虞れがなくなる。即ち、通気管の先端は閉塞さ
れているので雨水が下方から直撃しても通気管内
部への浸入は阻止出来、通気管の上方又は周方向
から直撃する雨水はフードによつて阻止出来、通
気管の先端部外周に付着した雨水滴は自然落下し
て通気管内部に浸入する虞れがなくなる分であ
る。
しかも、通気管の先端部外周に付着した雨水滴
でもつて仮にいくつかの呼吸用穴が塞がれても、
全部の呼吸用穴が塞がれることはないので、灯体
内部の空気交換機能を損うことがないと同時に、
呼吸作用があつても雨水滴が灯体内へ吸い込まる
虞れがなく、その結果通気管から灯体内へ雨水が
浸入する虞れがなくなるものである。
でもつて仮にいくつかの呼吸用穴が塞がれても、
全部の呼吸用穴が塞がれることはないので、灯体
内部の空気交換機能を損うことがないと同時に、
呼吸作用があつても雨水滴が灯体内へ吸い込まる
虞れがなく、その結果通気管から灯体内へ雨水が
浸入する虞れがなくなるものである。
よつて、所期の目的を達成し得る。
第1図は本考案第1実施例を示す側面図、第2
図は同要部の断面図、第3図は第2図の3−3線
断面図、第4図は本考案第2実施例を示す要部の
断面図、第5図は第4図の5−5線断面図、第6
図及び第7図は従来例を説明する一部切欠側面図
である。 図中、Aは灯具、1は灯体、2は通気口、3は
通気管、3bは先端部、6は呼吸用穴、7はフー
ドである。
図は同要部の断面図、第3図は第2図の3−3線
断面図、第4図は本考案第2実施例を示す要部の
断面図、第5図は第4図の5−5線断面図、第6
図及び第7図は従来例を説明する一部切欠側面図
である。 図中、Aは灯具、1は灯体、2は通気口、3は
通気管、3bは先端部、6は呼吸用穴、7はフー
ドである。
Claims (1)
- 灯体内部と連通せる通気口に、先端を閉塞した
通気管を連通接続せしめ、該通気管の先端部に内
部と連通した複数個の呼吸用穴を開口形成すると
共に、該通気管の先端部に上記呼吸用穴の外周辺
を覆うフードを形成せしめた事を特徴とする自動
車用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082427U JPH046087Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082427U JPH046087Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63191502U JPS63191502U (ja) | 1988-12-09 |
JPH046087Y2 true JPH046087Y2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=30935074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987082427U Expired JPH046087Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046087Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514402Y2 (ja) * | 1988-11-09 | 1993-04-16 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941810B2 (ja) * | 1976-01-05 | 1984-10-09 | 株式会社東芝 | フロ−フオ−ミングマシン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126383U (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-29 | ||
JPS5941810U (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-17 | 株式会社小糸製作所 | 灯具の防水構造 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP1987082427U patent/JPH046087Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941810B2 (ja) * | 1976-01-05 | 1984-10-09 | 株式会社東芝 | フロ−フオ−ミングマシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63191502U (ja) | 1988-12-09 |
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