JPH0460459A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0460459A
JPH0460459A JP17099490A JP17099490A JPH0460459A JP H0460459 A JPH0460459 A JP H0460459A JP 17099490 A JP17099490 A JP 17099490A JP 17099490 A JP17099490 A JP 17099490A JP H0460459 A JPH0460459 A JP H0460459A
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JP
Japan
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sample
automatic
automatic chemical
analyzer
cup
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JP17099490A
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Inventor
Kiyokazu Nakano
中野 清和
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動化学分析装置、例えば分析ユニットを複
数台備える自動分析装置に関し、特に、ピックアップ形
式の試料分注ノズルを備えた試料分注装置を備える自動
化学分析装置が複数台並設されている自動分析装置に関
する。
また、本発明は、夫々が、試料分注装置、試薬分注装置
、洗浄脱水装置並びに測定装置を備えるディスクリート
方式の自動化学分析装置を複数台搭載する自動分析装置
の試料容器搬送方式に関し、特に、ディスクリート方式
の複数ライン多項目自動分析装置に関する。
さらに、本発明は、例えば、血液、血漿、血清、リンパ
液等の体液、尿等の排泄物、胃液、膵液、胆汁、唾液、
汗等の分泌液、腹水、胸水、関節腔液等の穿刺液などの
検体等の液体試料についての複数台の自動化学分析装置
を搭載した自動分析装置に関する。
(ロ)従来の技術 例えば、ターンテーブルタイプ、コンベヤタイプ等のデ
ィスクリート方式の自動化学分析装置においては、間欠
的移動が可能のターンテーブル又はコンベヤ装置に、試
料分注装置、試薬分注装置、洗浄襞間及び測定装置が備
えられている。
このような、例えばターンテープフレタイプの自動化学
分析装置により、複数の試料について夫々分析を行う場
合には、ターンテーブルに形成されている反応ラインに
沿って、複数個の反応キュベツト等の反応容器を配列し
、該ターンテーブルを、予め設定された時間プログラム
に従って間欠的に回転させて、夫々の反応容器について
、試料分注領域、試薬分注領域、撹拌領域、反応領域並
びに洗浄領域の順に順次移送し、ターンテーブルの停止
時に、試料分注領域で試料分注を行い、試薬分注領域で
試薬分注を行い、撹拌領域で反応容器内の反応物の混合
を行い、反応領域で所定の反応を行わせ、測定領域で反
応生成物の測定を行い、洗浄領域で反応容器の洗浄を行
っている。
このようなディスクリート方式の自動化学分析装置によ
り分析される試料当たりの分析項目数は、診断確度を増
すために増加の傾向にあり、また分析される試料の数も
、患者を対象とするのみでなく、健常者も対象とされる
ために、著しく増加しており、これらについての分析の
要請に対処できるように、自動化学分析装置の単位時間
当たりの分析処理能力は著しく増加し、分析操作も高速
化されている。
しかし、−台当たりの処理能力には限度があるなめに、
互いに測定する分析項目を相違する二台の自動化学分析
装置を試料容器搬送路に沿って並設して一台の自動分析
装置として構成している。
このような自動分析装置においては、一つの試料容器に
ついて、第1の試料採取位置で、搭載される二台の自動
化学分析装置の中の第1の自動化学分析装置により試料
採取が行われて、反応容器に試料分注され、この試料採
取された試料容器は、次に第2の試料採取位置に送られ
て、第2の自動化学分析装置により試料採取が行われて
、第2の自動化学分析装置の反応容器に試料分注される
したがって、この自動分析装置によると、一つの試料容
器の試料について、分析される分析項目の一部は、第1
の自動化学分析装置により分析され、残る分析項目が第
2の自動化学分析装置により分析されることとなり、自
動分析装置の処理能力を増強させることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、このように分析項目を夫々相違する二台の自動
化学分析装置を搭載しても、依頼される分析項目は試料
によって相違するために分析項目の偏りは避けられず、
したがって、搭載された複数の自動化学分析装置の中の
何れかに分析項目が偏る傾向となり、分析処理数が平均
して分配されず、分析処理数の少ない自動化学分析装置
にあっては、試料採取時に待ち状態が生じて、搭載され
た総ての自動化学分析装置が、最大限に使用されること
がなく問題とされていた。
本発明は、このような従来の自動分析装置における依頼
試料の分析項目の偏りによる試料の採取待ちについての
問題点を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、複数台の自動化学分析装置を搭載しても、夫
々の自動化学分析装置の試料採取において、試料の採取
待ちが無く、したがって、夫々の自動化学分析装置が最
大限の使用を達成することができる自動分析装置を提供
することを目的としている。
即ち、本発明は、試料分注装置、試薬分注装置及び測定
装置を備えている複数の自動化学分析装置が搭載されて
おり、この複数の自動化学分析装置は、夫々、測定する
分析項目の少なくとも一部を同じくしている自動分析装
置において、複数の自動化学分析装置の隣合う一組の自
動化学分析装置は、夫々、同一の試薬テーブルに試薬採
取位置を有する試薬分注装置を備えており、駆動時に、
駆動方向が同一方向の第1及び第2の試料容器搬送路が
備えられていることを特徴とする自動分析装置にあり、
また、本発明は、試料分注装置、試薬分注装置及び測定
装置を備えている複数の自動化学分析装置が搭載されて
おり、この搭載される複数の自動化学分析装置は、夫々
、測定する分析項目の少なくとも一部を同じくし、複数
の自動化学分析装置の隣合う一組の自動化学分析装置は
、夫々、同一の試薬テーブルに試薬採取位置を有する試
薬分注装置を備えており、駆動時に、駆動方向が同一方
向の第1及び第2の試料容器搬送路が備えられている自
動分析装置において、第1の自動化学分析装置の試料分
注装置は、第1の試料容器搬送路上に試料採取位置を有
しており、第2の自動化学分析装置の試料分注装置は、
第2の試料容器搬送路上に試料採取位置を有しているこ
とを特徴とする自動分析装置にある。
本発明の自動分析装置において、複数搭載される自動化
学分析装置は、夫々、従来の自動化学分析装置と同様に
、反応ラインに、複数の反応容器が配列され、該反応ラ
インに沿って、試料分注装置、試薬分注装置、恒温槽等
の反応装置、反応容器洗浄装置、吸光度測定装置等が自
動制御可能に設けられており、夫々の分析処理項目は、
少なくとも一部が、互いに同一であるように構成される
本発明においては、駆動時に、同一方向に駆動し、側壁
を介して隣合う位置に第1及び第2の試料容器搬送路が
設けられる。この第1及び第2の試料容器搬送路は、そ
の一つを試料容器搬送路とし、他の一つを補助的な試料
容器搬送路とすることができる。補助的な試料容器搬送
路は、少なくとも下流側の自動化学分析装置の試料採取
位置を迂回するように設けることができる。
試料容器搬送路から補助的な試料容器搬送路への試料容
器の乗り移りは、補助的な試料容器搬送路に接する側の
試料容器搬送路側壁に連終口を設けて行うことができる
。この場合、各試料容器搬送路の連絡口付近には、試料
容器乗り移り用の試料容器移動具を設けるのが好ましい
また、本発明において、第1及び第2の試料容器搬送路
は、夫々を試料容器搬送路とすることができる。この場
合、第1の試料容器搬送路には、第1の自動化学分析装
置の試料採取位置を設け、第2の試料容器搬送路には、
第2の自動化学分析装置の試料採取位置を設けることが
できる。もとより、第1及び第2の試料容器搬送路を平
行させて同じように設け、一方を第1及び第2の自動化
学分析装置の試料採取用の試料容器搬送路とし、他方を
試料採取位置を迂回させるための補助的な試料容器搬送
路とすることもできる。
本発明においては、このような試料容器の送りの待時間
を避けるために、駆動時に、同一方向に駆動する第1及
び第2の試料容器搬送路を設けることができるが、第1
の試料容器搬送路と第2の試料容器搬送路の間に、補助
的な試料容器搬送路を、これら第1及び第2の試料容器
搬送路に乗り移り可能に設けることもできる。この場合
、試料容器搬送路を挟んで、夫々、複数の自動化学分析
装置を配設することができる0例えば、第1の試料容器
搬送路に、第1及び第2の自動化学分析装置の試料採取
位置を設け、第2の試料容器搬送路に第3及び第4の自
動化学分析装置の試料採取位置を設けることができる。
この場合、第1及び第2の試料容器搬送路と補助的な試
料容器搬送路との間の試料容器の乗り移り用に、補助的
な試料容器搬送路に接する側の試料容器搬送路側壁に連
絡口を設け、夫々の試料容器搬送路の連絡口付近には、
試料容器乗り移り用の試料容器移動具が設けるのが好ま
しい。
本発明の自動分析装置においては、複数搭載される自動
化学分析装置の夫々に、専用の試料容器搬送路を設ける
場合には、検体等の試料を分注する試料分注装置は、第
1及び第2の試料容器搬送路上において、試料採取可能
に設けられるのが好ましい。
本発明において、試料容器搬送路がコンベヤで構成され
る場合には、一つの試料容器搬送路を一つ又は複数のコ
ンベヤ搬送路から形成することができる。
一つのコンベヤ搬送路で試料容器搬送路を形成する場合
は、試料採取位置を包含する領域に、位置決め用の停止
部材を備える試料容器の位置決め装置を設け、試料採取
領域に送られてきた試料容器について、停止部材で試料
採取位置に停止し、移動するコンベヤ搬送路に対して試
料容器を、空滑りさせ、試料分注装置により試料を吸引
採取する間、試料容器を試料採取位置に位置決めするこ
とができる。
しかし、試料容器搬送路を複数のコンベヤ搬送路で形成
する場合には、試料容器搬送用のコンベヤ搬送路は、試
料容器供給部から試料採取位置までの距離と試料採取位
置から試料容器回収部までの距離とが等しくないために
、また複数個の試料容器を試料ラックに載置して、各試
料容器の試料採取位置への位置決めをコンベヤ搬送路の
移動で行えるようにするために、試料ラックを試料採取
領域へ送り込む試料容器搬入用のコンベヤ搬送路と、試
料採取領域に送り込まれた試料ラックの試料容器を試料
採取位置に順次送り、位置決めするコンベヤ搬送路と、
試料採取済みの試料容器を試料採取領域から搬出する試
料容器搬出用のコンベヤ搬送路とを少なくとも設けるの
が好ましい、この場合も、もとより前記停止部材による
位置決め機構を採用することができる。
本発明において、複数の試料容器搬送路は互いに平行し
て設けられるのが、装置の構成が簡単化するので好威し
い、このように複数の試料容器搬送路を平行して設ける
場合、各試料容器搬送路の試料採取位置は、試料容器供
給部から距離が異なる位置に夫々設けられる。
試料容器搬送路の経路上に設けられる補助的な試料容器
搬送路への乗り移り口は、上流側の試料採取領域より下
流側に設けられる。
試料ラックの乗り移り部は、試料ラックを搬入側搬送コ
ンベヤの搬送路及び試料ラック搬出側搬送コンベヤの搬
送路と搬送動作が相違することとなるので、試料ラック
搬入側及び搬出側の搬送コンベヤの搬送路とは別個に設
けられるのが好ましい、この場合、乗り移り用の搬送路
は、一端において、試料容器又は試料ラックを試料採取
位置に搬入する側の搬送路の搬出側端部に、試料容器又
は試料ラックが乗り移り可能に接続し、他端において、
試料容器又は試料ラックを回収部へ搬出する側の搬送路
の搬入側端部に、試料ラックが乗り移り可能に接続して
設けられる。
本発明において、複数の自動化学分析装置は、夫々、扱
う分析項目の一部を少なくとも同じに形成されるので、
隣接して配置されている一組の自動化学分析装置の夫々
の試薬分注装置は、採取する試薬を共用するように設け
られる。したがって、本発明においては、共用される試
薬が配置されている試薬テーブルは、前記隣接する一組
の自動化学分析装置の試薬分注装置から夫々試薬分注可
能に設けられる。
(ホ)作用 本発明は、自動分析装置に搭載される複数の自動化学分
析装置の少なくとも第1の自動化学分析装置と第2の自
動化学分析装置について、測定する分析項目の少なくと
も一部、好ましくは全部の分析項目を同じになるように
し、駆動時に、同一方向に駆動する試料容器搬送路を複
数設け、夫々専用の試料採取位置を設けたので、第1の
自動化学分析装置と第2の自動化学分析装置間では、処
理される分析項目数が一部又は全く等しくなり、第1及
び第2の自動化学分析装置に、分析項目の等しい範囲で
又は分析項目の如何によらず、分析順番順に分析を行わ
せることができる。
また、本発明においては、各自動化学分析装置の試料分
注装置は、夫々、専用の試料採取位置を有し、試料採取
位置を迂回する補助的な試料容器搬送路を設けたので、
一方の自動化学分析装置の試料採取動作を、他方の自動
化学分析装置の試料分注装置の試料採取動作中に開始さ
せることによリ、ド料採取後、直ちに試料ラック又は試
料容器を、当該試料採取位置に送れることとなり、試料
容器の搬送に待時間を生じることがなくなる。したがっ
て、本発明においては、各自動化学分析装置について、
時間の無駄を無くして試料採取を行うことができること
となり、自動分析装置の分析処理量を最大に発揮させる
ことができる。
更に、試料容器搬送路上に乗り移り領域を設けて、隣接
の搬送路間で乗り移りを可能にさせたので、例えば、一
つの試料容器搬送路上で試料容器又は試料ラックの搬送
が停止されても、乗り移り領域を利用して、他方の試料
容器搬送路に送ることができ、例えば、臨時の試料採取
位置に時閏遊びを少なくして搬送して、試料採取するこ
とができる。
したがって、本発明によると、−台の自動化学分析装置
において、試料採取時における試料採取待ちを生じるこ
となく、分析が行われることになり、複数の自動化学分
析装置を搭載しても、夫々の自動化学分析装置について
、殆ど分析処理能力を理想値に近づけることができる。
(へ)実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の実施の態様の例に
ついて説明するが、本発明は、以下の説明及び例示によ
って、何等の制限を受けるものではない。
第1図は、本発明の一実施例の自動分析装置について、
その試料分注部を中心にその概略を一部破断して示す説
明図であり、第2図は、本発明の他の一実施例の自動分
析装置について、試料分注部を中心に示す概略の平面図
である。
第1図において、自動分析装置1には、2台の自動化学
分析装置2及び3が、互いに平行して延びる二つの試料
容器搬送コンベヤ路4及び5に沿って並設されている0
本例において、コンベヤ路4は自動化学分析装置2専用
であり、コンベヤ路5は自動化学分析装置3専用である
本例において、2台の自動化学分析装置2及び3は、夫
々、従来の自動化学分析装置と同様に、反応ディスク6
及び7が設けられている。
反応ディスク6及び7には、その周縁部に反応キュベツ
ト8及び9が取り付けられて、反応ライン10及び11
が形成されている。
本例において、自動化学分析装置2及び3は、夫々、反
応ライン10及び11に沿って、ピックアップ方式の試
料分注装置12及び13を備える試料分注部14及び1
5、ピックアップ方式の試薬分注装置16及び17並び
に試薬テーブル18及び19を備える第1試薬分注部2
0及び21、同じく試薬分注装置22及び23及び共通
の試薬テーブル24を備える第2試薬分注部25及び2
6、複数の洗浄ノズル(図示されていない)を備える洗
浄装置27及び28が設けられている洗浄部29及び3
0、測定領域に位置する反応キュベツト8及び9の反応
生成物について吸光度測定を行う吸光度測定装置(図示
されていない、)が移動可能に設けられている。
本例において、反応ディスク6及び7には、従来の自動
化学分析装置と同様に、窓部を有する側壁部が備えられ
、反応温度の温度調節が可能であると共に吸光度の測定
が可能に形成されている恒温槽が設けられている。
本例において、自動分析装置1の一方の側には、分析さ
れる試料の入っている試料カップ31を複数収容する試
料ラック32の供給部33が形成されており、他方の側
には、分析済みの試料ラック32を収容する試料ラック
回収部34が形成されている。この試料ラック供給部3
3と試料ラック回収部34は、二つの試料コンベヤ路4
及び5により接続されている。
本例において、試料コンベヤ路4は、全体が一基のコン
ベヤ路で形成されており、試料ラック32を試料採取領
域35に至ったところで、試料容器位置決め装置(5!
I示されていない)が作動して、試料ラック32中の試
料カップ31を、最初のものから順次試料採取位置36
に位置決めする。
試料コンベヤ路4の搬入側37は、試料ラック供給部3
3の供給口38に接続し、搬出側39は、試料ラック回
収部34の回収口40に接続している。
本例において、試料コンベヤ路5は、コンベヤ路4と同
様に、全体が一基のコンベヤ路で形成されており、試料
ラック32を試料採取領域41に至ったところで、試料
容器位置決め装置(図示されていない)が作動して、試
料ラック32中の試料カップ31を、最初の試料容器か
ら順次試料採取位置42に位置決めする。試料コンベヤ
路5の搬入側43は、試料ラック供給部33の供給口3
8に接続し、搬出側44は、試料ラック回収部34の回
収口40に接続している。
本例において、試料採取位置36は自動分析装置2の試
料分注装置12の試料採取位置であり。
試料採取位置42は、自動化学分析装置3の試料分注装
置13の試料採取位置である。
自動化学分析装置2及び3において、夫々、ピックアッ
プ方式の試料分注装置12及び13のノズル部(図示さ
れていない)は、反応ライン10及び11の試料分注位
置45及び47とE料採取位置36及び42の間を移動
可能であり、その移動経路46及び48は、第1図に一
点鎖線でで夫々示されている。
本例においても、従来の複数の自動化学分析装置を備え
る自動分析装置と同様に、反応ライン10及び11の試
料分注位置45及び47と試料採取位置36及び42の
間の夫々の移動経路46及び47に試料分注装置のノズ
ル部の洗浄ウェル(図示されていない)が設けられてい
る。
自動化学分析装置2及び3の試料分注装置12及び13
の分注ノズルは、試料分注装置12及び13において、
上方の保持位置に保持されて、夫々経路46及び48を
通ってに移動し、夫々洗浄ウェル(図示されていない)
の上方に至ったところで下方の保持位置丈で下降し、下
方の保持位置で洗浄ウェルにおいて分注ノズルの洗浄を
行う。
洗浄を終えたところで、夫々分注ノズルは上方の保持位
置にまで上昇し、引き続いて夫々試料採取位置36及び
42丈で移動し、試料採取位置36及び42の上方に至
ったところで下降し、試料容器31内にノズル先端を挿
入し、試料採取を開始する。
本例は、以上のように構成されているので、分析される
試料の試料カップ31..3L及び31゜を収容する試
料ラック32.と試料カップ314.31、及び31.
を収容する試料ラック322は、夫々、試料ラック供給
口38から、試料コンベヤ路4及び5の搬入側37及び
43に載せられる。
試料コンベヤ路4及び5に載せられた試料ラック32.
及び32□は、夫々、試料採取領域35及び41に搬送
される。
本例において、試料容器の試料採取位置への位置決めは
、位置決め装置により行われる。試料採取領域35及び
41に送られ、位置決め装置の停止部材に支持されて試
料ラック321及び322は、共に移動する試料コンベ
ヤN4及び5の上を滑って停止する。この時、試料ラッ
ク32.及び32、は、試料ラック32.及び32.に
夫々配置される試料カップの中で、最初に試料採取され
る試料カップ31.及び314が、試料様取位fi 3
6及び42に位置する箇所に停止する。このように試料
採取位置36及び42に位置決めされた試料容器311
及び314は試料分注装W112及び13によって、試
料採取される。試料分注装置 12及び13による試料
採取は、例えば、一方の試料分注装置、例えば試料分注
装置f 12が試料採取が終えたところで、他方の試料
分注装置、例えば試料分注装置13の試料採取が開始さ
れる。
本例において、試料ラック321及び322に収容され
る試料カップの中、試料様取位W36及び42に位置し
ている試料カップ31.及び314がら、最初の分析項
目Aの分析用の試料が採取される。試料カップ31.及
び試料カップ31.の試料については、最初の分析項目
Aのみが分析されるので、最初の分析項目A用の試料が
採取されたところで、位置決め装置の第1停止部材は、
試料ラック32.及び322から外されて、試料ラック
32、及び322は、1力ツプ分宛移動して、第2停止
部材により停止する。この第2停止部材によって、次に
試料採取される試料カップ312及び315が、夫々、
試料採取位置36及び42に停止する。このように試料
採取位置に停止する試料ヵツブ31□及び31.につい
て、夫々、最初の分析項目A用の試料が採取される。し
かし、試料カップ31□に入っている試料についての分
析項目は、A及びBの23i目であるが、試料カップ3
1.に入っている試料は、分析項目はAのみの1項目で
あるので、この試料採取によって、試料カップ315に
ついては試料採取は終了するが、試料カップ312につ
いては、分析項目B用の試料の採取が残っているので、
試料ラック32.は同じ位置に据え置かれて次の試料採
取が行われる。そこで、試料カップ31.を収容する試
料ラック32□のみが、位置決め装置の停止部材から外
れて、1試料力ツプ分だけ移動し、試料カップ31.が
試料採取位置42に位置決めされる。
そこで、次の試料採取工程では、試料カップ312から
分析項目B用の試料が採取され、試料カップ316から
は、最初の分析項目A用の試料が採取される。
この試料採取工程により、試料ラック322にについて
は、そこに収容される試料カップ314.31s及び3
16についての試料採取は終了するので、位置決め装置
の停止部材試料ラック回収部34の回収口40に送られ
、次に、試料ラック32、が試料コンベヤ5に送られ、
位置決め装置により最初のど料カップ31.が試料採取
位置に位置決めされる。一方、試料ラック32.につい
ては、位置決め装置により残る試料カップ31.が試料
採取位置に送られ位置決めされる。そこで、試料カップ
31.及び31.について、最初の分析項目Aについて
の試料採取が行われる。
このようにして、試料採取位置には、試料採取されてい
ない試料を入れた試料カップが絶えず送られて、試料採
取装置の遊びが生じないように、試料送り及び試料採取
作業が行われる この作業の一部を次の表1に示す。
試料コンベヤ4 試料ラック番号 32 試料カップ番号 31.^ 312^ 31□B31.
^試料コンベヤ5 試料ラック番号 ツブ 31 ^ 試料コンベヤ4 試料ラック番号 試料カップ番号 試料コンベヤ5゜ 試料ラック番号 ツブ    31.B 31、B 試料コンベヤ4 試料ラック番号 試料カップ番号 試料コンベヤ5゜ 試料ラック番号 ツブ    31 D 32゜ 31、□^ ^ 31、C 31、^ 32゜ 31゜^ ^ 32゜ 31、^ 31、^ 31、。^ 1^ 31.8 31.0 31、、B 31、、C 試料様取位fi 36及び42で、夫々試料分注ノズル
12及び13に吸引採取された試料は、試料分注ノズル
12及び13に保持されて、夫々試料分注ノズル経路4
6及び48を通って試料分注位置45及び47に送られ
、反応ライン10及び11の試料分注位置45及び47
  に位置する反応キュベツト8及び9に分注される。
試料が分注された反応キュベツト8及び9は、反応ライ
ン10及び11に沿って移動し、夫々、第1試薬分注位
置49及び50で第1試薬が分注され、次いで第2試薬
分注位置51及び52に送られて、第2試薬が分注され
る。第1試薬及び第2試薬が分注された反応キュベツト
7は測定領域において、反応生成物についての吸光度測
定が行われる。測定が終了した反応キュベットフは洗浄
部28において洗浄されて再使用される。
本例においては、以上のように自動化学分析装置2及び
3に試料待ちが生しるこ−となく分析作業が行われる。
第20に示される実施例は、第1図の実施例と試料コン
ベヤの配置が大きく相違するのみであり、他の要素は、
説明の便宜上右側の試料分注部及び洗浄部の配置が第1
図の実施例と相違しているが、機能上差がないものであ
り、第1図の実施例と機能上対応する部分には、第1図
と同一の符号が付されている。
本例において、第1図の実施例と根本的に相違する箇所
は、試料コンベヤ路の部分であるので、試料コンベヤを
中心に示され、説明されている。
本例において、試料コンベヤ路4の外側側壁53には、
試料採取位置36の下流に、開口部54が形成されてお
り、この開口部50を介して試料コンベヤ路4は、迂回
試料コンベヤ路55に接続している。
本例において、試料コンベヤ路4は、試料採取位置36
を包含する第1コンベヤ56、試料コンベヤ路4から迂
回試料コンベヤ路55に試料ラックを乗り移るための第
2コンベヤ57及び試料採取位置42を包含する第3コ
ンベヤ58から形成されている。
本例は、以上のように、試料コンベヤ路4に迂回試料コ
ンベヤ路55が接続して設けられているので、試料採取
位置42に位置する試料ラック32、に収容される試料
カップ319.312及び31゜について試料採取が終
了しているときは、第1、第2及び第3コンベヤ56.
57及び58を作動させて、試料採取位置36に位置す
る試料ラック322は試料採取位置36から試料採取位
置42に移されて、試料採取されていない残余の試料採
取は試料採取位置42で行われる。また、試料採取位置
36には、試料ラック32.が試料採取位置42に移動
したところで、直ちに、新しい試料ラック(図示されて
いない)が試料採取位置36に送り込まれて、試料採取
に空きを生じることがない。
したがって、この場合は、試料採取位置36で採取され
た試料の分析項目についての分析は、自動化学分析装置
2で行い、試料様取位W 42で採取された試料の分析
項目についての分析は自動化学分析装置3で行われるこ
ととなる。
本例において、試料採取位置42に位置する試料ラック
32.について試料採取が終了しない中に、試料採取位
置36に位置する試料ラック322の試料カップについ
て試料採取が終了したときは、試料ラック322は、第
1コンベヤ56から第2コンベヤ57に移され、第2コ
ンベヤ57上で、試料コンベヤ路4の内側側壁59側に
設けられている移し替え具(図示されていない)を、移
動方向60に対して垂直方向に押されて、迂回試料コン
ベヤ51に移され、試料ラック回収部に送られる。
したがって、本例においても、以上のように自動化学分
析装置2及び3に試料待ちが生じることなく分析作業が
行われる。
(ト)発明の効果 本発明は、自動分析装置に搭載される複数の自動化学分
析装置の少なくとも第1の自動化学分析装置と第2の自
動化学分析装置について、測定する分析項目の少なくと
も一部、好家しくは全部の分析項目を同じになるように
し、駆動時に、同一方向に駆動する試料容器搬送路を複
数設け、夫々専用の試料採取位置を設けたので、従来の
複数の自動化学分析装置を備える自動分析装置では困難
であった、試料採取の空き時間を殆ど生ずることなく、
試料容器を自動化学分析装置の試料採取位置に分配する
ことを可能にするものである。
腋な、本発明においては、各自動化学分析装置の試料分
注装置は、夫々、専用の試料採取位置を有し、試料採取
位置を迂回する補助的な試料容器搬送路を設けたので、
従来の複数の自動化学分析装置を備える自動分析装置に
比して、自動分析装置の分析処理能力を増加させること
ができる。
本発明は、自動分析装置に搭載される複数の自動化学分
析装置の少なくとも第1の自動化学分析装置と第2の自
動化学分析装置について、測定する分析項目の少なくと
も一部、好ましくは全部の分析項目を同じくするように
し、夫々の自動化学分析装置に専用の試料容器搬送路を
形成したので、従来の自動化学分析装置に比して、試料
採取の待ち時間を無くすことができるなど、時間の無駄
を少なくして試料採取を行うことができることなり、自
動分析装置に搭載される自動化学分析装置に、時間的遊
びを生じることなく分析を続けることができ、単位時間
当たりの分析処理項目数を著しく増加させることができ
る6したがって、本発明によると、従来の自動分析装置
に比して、短時間で多くの分析項目についての分析を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の自動分析装置について、
その試料分注部を中心にその概略を一部破断して示す説
明図であり、第2図は、本発明の他の一実施例の自動分
析装置について、試料分注部を中心に示す概略の平面図
である。 図中の符号については、1は自動分析装置、2及び3は
自動化学分析装置、4及び5は試料コンベヤ、6及び7
は反応ディスク、8及び9は反応キュベツト、10及び
11は反応ライン、12及び13はピックアップ方式の
試料分注装置、14及び15は試料分注部、16.17
.22及び23は試薬分注装置、18.19及び24は
試薬テーブル、20及び21は第1試薬分注部、25及
び26は第2試薬分注部、27及び28は洗浄装置、2
9及び30は洗浄部、31.311.312.311.
314.315及び31.は試料カップ、32.321
及び322は試料ラック、33は試料ラック供給部、3
4は試料ラック回収部、35及び41は試料採n領域、
36及び42は試料採取位置、37及び43は試料コン
ベヤ路の搬入側、38は試料ラック供給部の供給口、3
9及び44は搬出側、40は試料ラック回収部の回収口
、45及び47は試料分注位置、46及び48はノズル
部の移動経路、49及び50は第1試薬分注位置、51
及び52は第2試薬分注位置、53は試料コンベヤ路の
外側側壁、54は開口部、55は迂回コンベヤ路、56
は第1コンベヤ、57は第2コンベヤ、58は第3コン
ベヤ、59は試料コンベヤ路4の内側側壁並びに60は
移動方向である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料分注装置、試薬分注装置及び測定装置を備え
    ている複数の自動化学分析装置が搭載されており、この
    複数の自動化学分析装置は、夫々、測定する分析項目の
    少なくとも一部を同じくしている自動分析装置において
    、複数の自動化学分析装置の隣合う一組の自動化学分析
    装置は、夫々、同一の試薬テーブルに試薬採取位置を有
    する試薬分注装置を備えており、駆動時に、駆動方向が
    同一方向の第1及び第2の試料容器搬送路が備えられて
    いることを特徴とする自動分析装置。
  2. (2)試料分注装置、試薬分注装置及び測定装置を備え
    ている複数の自動化学分析装置が搭載されており、この
    搭載される複数の自動化学分析装置は、夫々、測定する
    分析項目の少なくとも一部を同じくし、複数の自動化学
    分析装置の隣合う一組の自動化学分析装置は、夫々、同
    一の試薬テーブルに試薬採取位置を有する試薬分注装置
    を備えており、駆動時に、駆動方向が同一方向の第1及
    び第2の試料容器搬送路が備えられている自動分析装置
    において、第1の自動化学分析装置の試料分注装置は、
    第1の試料容器搬送路上に試料採取位置を有しており、
    第2の自動化学分析装置の試料分注装置は、第2の試料
    容器搬送路上に試料採取位置を有していることを特徴と
    する自動分析装置。
  3. (3)第1の試料容器搬送路及び第2の試料容器搬送路
    間に、試料容器乗り移り用の通路が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動分析装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06308135A (ja) * 1993-01-29 1994-11-04 Teruaki Ito 検体仕分け装置
JP2010091313A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Sysmex Corp 検体処理システム及び検体搬送システム
JP2011117981A (ja) * 1997-04-10 2011-06-16 Hitachi Ltd 自動分析装置およびその支援システム
WO2021065652A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 積水メディカル株式会社 試薬管理方法

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