JPH0460374B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0460374B2 JPH0460374B2 JP11083283A JP11083283A JPH0460374B2 JP H0460374 B2 JPH0460374 B2 JP H0460374B2 JP 11083283 A JP11083283 A JP 11083283A JP 11083283 A JP11083283 A JP 11083283A JP H0460374 B2 JPH0460374 B2 JP H0460374B2
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- JP
- Japan
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- Expired
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 24
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/14—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は直並列形AD変換器に関する。
例えば特開昭57−68931号公報に記載された
AD変換器は、変換出力の上位ビツトを第1の
AD変換手段により得、その上位ビツト出力を
DA変換して元のアナログ入力との差を取り、こ
の差を第2のAD変換手段に導いて変換出力の下
位ビツトを得る。この方式のAD変換器は直並列
型AD変換器と呼ばれ、出力ビツト数の多いAD
変換器が比較的小さな回路規模で実現できること
に特徴がある。
AD変換器は、変換出力の上位ビツトを第1の
AD変換手段により得、その上位ビツト出力を
DA変換して元のアナログ入力との差を取り、こ
の差を第2のAD変換手段に導いて変換出力の下
位ビツトを得る。この方式のAD変換器は直並列
型AD変換器と呼ばれ、出力ビツト数の多いAD
変換器が比較的小さな回路規模で実現できること
に特徴がある。
上記第2のAD変換手段が変換動作を行うとき
上記第1のAD変換手段が次のサンプル値を変換
できるようにし、もつてより高速化を計る構成を
本発明の発明者らは特願昭57−108348号にて提案
している。そのサンプル・ホールド回路を2個用
いた例を第1図に示す。まずアナログ信号100
が、S/Hへの制御信号SH1によつて、S/H
21へサンプルされ、その後ホールドされる。そ
の時、ASW32は、制御信号SAによつて、S/
H21の信号を第1のAD変換器4へ出力してい
る。第1のAD変換器4は、S/H21がホール
ドした信号をA/D変換し上位ビツトを決定す
る。その出力はレジスタ41を通してDA変換器
2でアナログ信号に変換される。
上記第1のAD変換手段が次のサンプル値を変換
できるようにし、もつてより高速化を計る構成を
本発明の発明者らは特願昭57−108348号にて提案
している。そのサンプル・ホールド回路を2個用
いた例を第1図に示す。まずアナログ信号100
が、S/Hへの制御信号SH1によつて、S/H
21へサンプルされ、その後ホールドされる。そ
の時、ASW32は、制御信号SAによつて、S/
H21の信号を第1のAD変換器4へ出力してい
る。第1のAD変換器4は、S/H21がホール
ドした信号をA/D変換し上位ビツトを決定す
る。その出力はレジスタ41を通してDA変換器
2でアナログ信号に変換される。
さらにこのDA出力と、サンプル・ホールド2
1に保持されている入力信号がアナログスイツチ
31により選択され引き算器1に入力し、両者の
差がとられ、それを第2AD変換器3に入力する
ことにより、下位ビツトを決定するものである。
この方式の高速化への鍵は、サンプル・ホールド
した信号を第1のAD変換器4がAD変換し、DA
変換器2のDA出力が得られるまでの速度を上げ
ることである。この構成では、S/H21の出力
がASW32を通るために信号の伝搬遅延が生じ、
サンプル・ホールドがサンプル終了してからDA
出力値が得られるまでの時間がかかる問題があつ
た。
1に保持されている入力信号がアナログスイツチ
31により選択され引き算器1に入力し、両者の
差がとられ、それを第2AD変換器3に入力する
ことにより、下位ビツトを決定するものである。
この方式の高速化への鍵は、サンプル・ホールド
した信号を第1のAD変換器4がAD変換し、DA
変換器2のDA出力が得られるまでの速度を上げ
ることである。この構成では、S/H21の出力
がASW32を通るために信号の伝搬遅延が生じ、
サンプル・ホールドがサンプル終了してからDA
出力値が得られるまでの時間がかかる問題があつ
た。
本発明の目的は、このような欠点を解消し、高
速で安定なAD変換器を提供することにある。
速で安定なAD変換器を提供することにある。
本発明は、アナログスイツチを用いずに、第1
のADCをS/Hの数だけ用い、その出力をデジ
タル切換することで、直並列形ADCを実現する
ものである。
のADCをS/Hの数だけ用い、その出力をデジ
タル切換することで、直並列形ADCを実現する
ものである。
以下、本発明を実施例により説明する。第2図
にその回路構成を示し、そのタイムチヤートを第
3図に示す。まず、S/H21は、制御信号SH
1の理論“1”でアナログ信号100をサンプル
し、理論“0”でホールドする。S/H21の出
力は、AD変換器5へ接続されており、制御信号
AD1−1の立ち下りによつて、上位ビツトの
AD変換が行なわれるものとする。このAD変換
出口は、切換器51へ接続されており、制御信号
MPXの理論“1”で切換器51から出力される。
この出力信号は、レジスタ41を通り、AD変換
器全体の上位ビツトデータになると共に、DA変
換器2に入力され再びアナログ信号に通され差動
アンプ1の一方の入力へ接続される。この時、ア
ナログスイツチ31は、制御信号SBの理論“1”
でS/H21の信号を出力し、差動アンプ1の他
方の入力へ接続される。差動アンプ1はアナログ
スイツチ31からの信号と、DA変換器からの信
号の差をとり、その出力は、AD変換器3によ
り、制御信号AD2のたとえば立ち下りで下位ビ
ツトデータにAD変換される。この時まで、S/
H21はデータをホールドしている。これでS/
H21にホールドされた値に対するAD変換が終
了する。S/H22は、S/H21より半周期後
れてアナログ信号100をサンプルし、ホールド
する。これをAD変換器4が上位ビツトデータに
AD変換し、切換器51の制御信号MPXが切り
替わり、今度はAD変換器4の上位ビツトデータ
がDA変換され、アナログスイツチ31も逆に切
換わり、S/H22の信号を出力する。差動アン
プ1は、それらの差をとり、AD変換器3で下位
ビツトデータについてAD変換される。このよう
に、一方のS/H出力を、それに対応する第1の
AD変換器で上位ビツトについてAD変換する間
に、他方のS/Hの出力と第2のAD変換器で下
位ビツトにAD変換している進行波型構成とし
て、高速化を図ることができる。しかも、本実施
例によれば、各S/Hの出力を、アナログスイツ
チ等を通さず、直接第1のAD変換器に入力し、
高速動作が容易なデイジタル値の切換器で、各
S/Hのホールド値に対応するデイジタル信号を
切換えているので、アナログスイツチを通すこと
によつて生じる伝搬遅延が無くなり、従来の方式
に比べて高速化できる。またAD変換器ICがアナ
ログスイツチよりも安価になりつつあり、低価格
で実現できるという効果がある。
にその回路構成を示し、そのタイムチヤートを第
3図に示す。まず、S/H21は、制御信号SH
1の理論“1”でアナログ信号100をサンプル
し、理論“0”でホールドする。S/H21の出
力は、AD変換器5へ接続されており、制御信号
AD1−1の立ち下りによつて、上位ビツトの
AD変換が行なわれるものとする。このAD変換
出口は、切換器51へ接続されており、制御信号
MPXの理論“1”で切換器51から出力される。
この出力信号は、レジスタ41を通り、AD変換
器全体の上位ビツトデータになると共に、DA変
換器2に入力され再びアナログ信号に通され差動
アンプ1の一方の入力へ接続される。この時、ア
ナログスイツチ31は、制御信号SBの理論“1”
でS/H21の信号を出力し、差動アンプ1の他
方の入力へ接続される。差動アンプ1はアナログ
スイツチ31からの信号と、DA変換器からの信
号の差をとり、その出力は、AD変換器3によ
り、制御信号AD2のたとえば立ち下りで下位ビ
ツトデータにAD変換される。この時まで、S/
H21はデータをホールドしている。これでS/
H21にホールドされた値に対するAD変換が終
了する。S/H22は、S/H21より半周期後
れてアナログ信号100をサンプルし、ホールド
する。これをAD変換器4が上位ビツトデータに
AD変換し、切換器51の制御信号MPXが切り
替わり、今度はAD変換器4の上位ビツトデータ
がDA変換され、アナログスイツチ31も逆に切
換わり、S/H22の信号を出力する。差動アン
プ1は、それらの差をとり、AD変換器3で下位
ビツトデータについてAD変換される。このよう
に、一方のS/H出力を、それに対応する第1の
AD変換器で上位ビツトについてAD変換する間
に、他方のS/Hの出力と第2のAD変換器で下
位ビツトにAD変換している進行波型構成とし
て、高速化を図ることができる。しかも、本実施
例によれば、各S/Hの出力を、アナログスイツ
チ等を通さず、直接第1のAD変換器に入力し、
高速動作が容易なデイジタル値の切換器で、各
S/Hのホールド値に対応するデイジタル信号を
切換えているので、アナログスイツチを通すこと
によつて生じる伝搬遅延が無くなり、従来の方式
に比べて高速化できる。またAD変換器ICがアナ
ログスイツチよりも安価になりつつあり、低価格
で実現できるという効果がある。
上記実施例では、サンプル・ホールド、第1の
AD変換器を2組とした場合を示したが同様に、
S/Hの数や、第1のAD変換器の数と、切換器
の数、アナログスイツチの数を増すことは可能
で、それにより各部の動作する速度は、より緩和
されることは明らかである。
AD変換器を2組とした場合を示したが同様に、
S/Hの数や、第1のAD変換器の数と、切換器
の数、アナログスイツチの数を増すことは可能
で、それにより各部の動作する速度は、より緩和
されることは明らかである。
本発明によれば、直並列形AD変換器を、伝搬
遅延の問題となるアナログスイツチを用いないで
実現できるので、初段のAD−DAの速度が向上
し、より高速なAD変換器が実現でき、また、初
段に使用する複数のAD変換器として、安価なIC
が入手でき、高速化のみならず、経済性において
も、その効果は大きい。
遅延の問題となるアナログスイツチを用いないで
実現できるので、初段のAD−DAの速度が向上
し、より高速なAD変換器が実現でき、また、初
段に使用する複数のAD変換器として、安価なIC
が入手でき、高速化のみならず、経済性において
も、その効果は大きい。
第1図は、従来の直並列AD変換器の構成図、
第2図は本発明の実施例を示す構成図、第3図は
そのタイミング図である。 1……差動アンプ、2……DA変換器、3,
4,5……AD変換器、21,22……サンプ
ル・ホールド回路、31,32……アナログスイ
ツチ、41,42,43……レジスタ、51……
デイジタル切換器。
第2図は本発明の実施例を示す構成図、第3図は
そのタイミング図である。 1……差動アンプ、2……DA変換器、3,
4,5……AD変換器、21,22……サンプ
ル・ホールド回路、31,32……アナログスイ
ツチ、41,42,43……レジスタ、51……
デイジタル切換器。
Claims (1)
- 1 アナログ入力信号を位相の異なるサンプルタ
イミングで順次サンプルホールドして複数のホー
ルド出力を得る互いに並列に接続された複数のサ
ンプルホールド手段と、上記複数のホールド出力
をそれぞれデイジタル信号に変換する複数の第1
のAD変換手段と、上記複数のサンプルホールド
手段のサンプルタイミングに対応した順序で上記
複数の第1のAD変換手段のそれぞれの出力を時
分割にアナログ信号に変換し、該アナログ信号と
上記複数のサンプルホールド手段のそれぞれの出
力との差を順次求める演算手段と、該演算手段の
出力をデイジタル信号に変換する第2のAD変換
手段とを有し、もつて上記複数のサンプルホール
ド手段のうちの一つのホールド出力を上記第1の
AD変換手段のうちの対応するものがデイジタル
信号に変換する間に上記複数のサンプルホールド
手段の他の一つのホールド出力に対応する上記演
算手段の出力を上記第2のAD変換手段がデイジ
タル信号に変換する進行波型構成を形成するとと
もに、上記複数の第1のAD変換手段の出力を順
次デイジタル変換出力の上位ビツトとし、上記第
2のAD変換手段の出力をデイジタル変換出力の
下位ビツトとすることを特徴とするAD変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11083283A JPS6029029A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | Ad変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11083283A JPS6029029A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | Ad変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029029A JPS6029029A (ja) | 1985-02-14 |
JPH0460374B2 true JPH0460374B2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=14545791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11083283A Granted JPS6029029A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | Ad変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029029A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2945805B2 (ja) * | 1992-10-01 | 1999-09-06 | 松下電器産業株式会社 | A/d変換器 |
EP1317136B1 (en) | 1997-05-27 | 2006-04-19 | Seiko Epson Corporation | Image processing apparatus and integrated circuit therefor |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP11083283A patent/JPS6029029A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029029A (ja) | 1985-02-14 |
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