JPH0460228A - 緩衝器用ピストン - Google Patents

緩衝器用ピストン

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JPH0460228A
JPH0460228A JP17348990A JP17348990A JPH0460228A JP H0460228 A JPH0460228 A JP H0460228A JP 17348990 A JP17348990 A JP 17348990A JP 17348990 A JP17348990 A JP 17348990A JP H0460228 A JPH0460228 A JP H0460228A
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Japan
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piston
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metal plates
boss
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JP17348990A
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Chiharu Nakazawa
中沢 千春
Hiroshi Hoya
保谷 浩
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Atsugi Unisia Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ピストンの主要部を樹脂により形成した緩衝
器用ピストンに関する。
(従来の技術) 従来、樹脂製の緩衝器用ピストンとしては、例えば、特
開昭62−215166号公報に記載されているような
ものが知られている。
この従来のものは、ピストン基材の外面に、外周面が摺
動面となる低摩擦性の筒状摺動部材を一体化した複合ピ
ストンであって、前記筒状摺動部材をフッ素系樹脂材料
から構成し、ピストン基材をこのフッ素系樹脂材料より
融点の低い合成樹脂材料から構成したものであった。
従って、この従来例では、ピストン全体が合成樹脂材料
で構成されていることで、ピストンの軽量化を図ること
ができるという特徴を有している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の緩衝器用ピストンにあ
っては、上述のように、ピストン全体が合成樹脂材料で
形成されているため、以下に述べるような問題があった
即ち、ピストンのボス部には、ピストンロッドへの取り
付けに際し、ナツトの締め付けによる高締結力が作用す
るため、同ボス部に変形が生じ易く、また、シート面に
は高圧流体が流通することで摩耗が生じ易く、このため
、合成樹脂材料では耐久性の確保が困難である。
本発明は、上述のような従来の問題に着目して成された
もので、ピストンの耐久性を確保しつつ、軽量化を図る
ことができる緩衝器用ピストンを提供することを目的と
している。
(課題を解決するだめの手段) 上述のような目的を達成するために、本発明の緩衝器用
ピストンでは、ピストン基材が合成樹脂材料により形成
され、減衰バルブが当接可能に形成されたシート面部、
及び、ピストン基材をピストンロッドの取付軸にナツト
により締結可能に形成されたボス部とが、金属材料によ
りピストン基材と一体に形成されている手段とした。
(作 用) ピストンをピストンロッドの取付軸に嵌装してナツトで
締結する際に、ボス部に高締結力が作用するが、このボ
ス部は、金工材料で形成されているため変形が防止され
る。
また、緩衝器の伸圧行程が成される際に、高圧流体の流
通によりシート面には侵食力が作用するが、同シート面
は、金属材料で形成されているため摩耗が防止される。
また、ピストン基材を合成樹脂材料により形成し、シー
ト面及びボス部の一部分だけを金属により形成したため
、ピストンの軽量化が図れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
第1図は、本発明第1実施例の緩衝器用ピストンPを示
す断面図(第2図及び第3図のI−I線における断面図
)であって、図中1はピストン基材を示している。
このピストン基材1は合成樹脂材料で形成され、その軸
心部にはピストンロッドの取付軸に嵌装するロッド挿通
穴11が形成され、また、その外周部には周方向等間隔
のもとにピストン基材1を軸方向に貫通する伸側連通路
12と圧側連通路13が交互に4つづつ形成されている
(第2図及び第3図参照)。
また、ピストン基材1の上下両面には、金属製板材2,
3が接合されている。
この両金属製板材2.3は、ピストンPの平面図である
第2図及びピストンPの底面図である第3図に示すよう
に、その中央部に前記ロッド挿通穴11と同径の穴21
.31が形成された環状のボス部22.32と、該ボス
部22.32から四方に突出されると共に、開口窓23
a、33aが形成された各4枚のシート面構成部23.
33とで構成されていて、上面側の金属製板材2は、そ
の各開口窓23aが前記各伸側連通路12の上端開口部
と符合する位置関係で設けられ、また、下面側の金属製
板材3は、その各開口窓33aが前記各圧側連通路13
の下端開口部と符合する位置関係で設けられている。そ
して、前記開口窓23a、33aの外周部分により、図
外の伸側及び圧倒の減衰バルブが当接する伸側シート面
(シート面部)23b及び圧側シート面(シート面部)
33bが構成されている。
尚、両金属製板材2,3の外径は、前記ピストン基材1
の外径よりも小さく形成されており、このピストン基材
1の外周部により円筒状摺動部4が構成されている。
次に、実施例の作用について説明する。
(イ)ピストン製造時 ピストン基材1は、合成樹脂材料で一体成形する。従っ
て、伸側連通路12及び圧側連通路13は、穿設加工を
行うことなくこの成形時に同時に形成する。
また、両金属製板材2,3は、板厚が厚くないため、プ
レス成形により形成するもので、各室21.31及び各
開口窓23a、33aも、このプレス成形時に同時に形
成するもので、穿設及び切削加工は不要である。
そして、上2ピストン基材1及び両金属製板材2.3に
よりピストンPを形成するのであるが、この場合、両金
厘製板材2,3を、ピストン基材1の上下両端面に対し
接着したり、もしくは、ピストン基材1の成形時に、一
体成形することで両者を一体に形成する。
このように、本実施例では、ピストンPを製造するにあ
たり、煩雑な穿設・切削加工が不要で加エが非常に容易
で、製造コストが安くつく。
また、金属に比べて軽量な合成樹脂材料を主体として形
成するので、ピストンPの軽量化が図れる。
(ロ)緩衝器への組み付は時 ピストンロッドへの組み付けに際しては、ロッド挿通穴
11に図外のピストンロッドの取付軸を挿通し、この取
付軸の先端ねじ部に螺合した図外のナツトで締結して取
り付けがなされる。
そして、この締結により、両ボス部22.32に高締結
力が作用するが、両ボス部22.32が剛性の高い金属
製板材2,3で構成されているため、ボス部22.32
の変形が防止される。
また、緩衝器の伸圧行程が成される際に、高圧流体の流
通により両シート面23b、33bには侵食力が作用す
るが、同シート面23b、33bが剛性の高い金属製板
材2,3で構成されているため、同部分の摩耗が防止さ
れる。
以上説明してきたように、第1実施例の緩衝器用ピスト
ンPでは、このピストンPの耐久性を確保しつつ、製造
コストの低減化と軽量化とを図ることができるという特
徴を有している。
次に、第4図及び第5図に示す第2実施例について説明
する。
この第2実施例のピストンPは、上下両端面部でボス部
51.52を構成すると共に、その内周穴でロッド挿通
穴81を構成する金属材料で形成された内側円筒部材5
と、下端面で伸側シート面(シート面部)61を構成す
る金工材料で形成された中間円筒部材6と、上端面で圧
側シート面(シート面部)71を構成する金属材料で形
成された外側円筒部材7と、各円筒部材5.6.7相互
間の環状隙間を埋める状態で充填された合成樹脂材料か
ら成るピストン基材8と、外側円筒部材7の外周に形成
された合成樹脂製の円筒状摺動部材9とで構成した例で
ある。
そして゛、前記内側円筒部材5と中間円筒部材6の上下
両端部相互間に、環状の圧側内側溝84と伸側内側溝8
5とが形成され、また、中間円筒部材6と外側円筒部材
7の上下両端部相互間に、環状の圧側外側溝86と伸側
外側溝87とが形成されている。
また、前記内側円筒部材5と中間円筒部材6との間のピ
ストン基材8には、圧側内側溝84と伸側内側溝85と
の間を連通する伸側連通路82が4つ形成され、中間円
筒部材6と外側円筒部材7との間のピストン基材8には
、圧側外側溝86と伸側外側溝87との間を連通する圧
側連通路83が4つ形成されている。
従って、この第2実施例の緩衝器用ピストンにあっても
、製造が容易な各円筒部材5.6.7をピストン基材8
の成形と同時に一体成形できるので、製造コストの低減
化が可能である。 また、この実施例では、ボス部51
.52が、ピストン基材8を軸方向に貫通する金属材料
からなる内側円筒部材5で構成されるので、耐久性がさ
らに高くなる。
以上本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体
的な構成は、この実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では、シート面をピストンの上下両面に
設けた例を示したが、いずれか一方のみであってもよい
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の緩衝器用ピストンで
は、ピストン基材を合成樹脂材料により形成すると共に
、シート面部、及び、ボス部を金属材料で形成した手段
としたため、ピストンの耐久性を確保しつつ、軽量化を
図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の緩衝器用ピストンを示す断
面図(第2,3図のI−I線による)、第2図は第1実
施例ピストンを示す平面図、第3図は第1実施例ピスト
ンを示す底面図、第4図は本発明第2実施例の緩衝器用
ピストンを示す平面図、第5図は第2実施例ピストンを
示す第4図のV−V線断面図である。 1・・・ピストン基材 22・・・ボス部 23b・・・伸側シート面(シート面部)32・・・ボ
ス部 32b・・・圧側シート面(シート面部)51・・・ボ
ス部 52・・・ボス部 61・・・伸側シート面(シート面部)Yl・・・圧側
シート面(シート面部)8・・・ピストン基材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ピストン基材が合成樹脂材料により形成され、 減衰バルブが当接可能に形成されたシート面部、及び、
    ピストン基材をピストンロッドの取付軸にナットにより
    締結可能に形成されたボス部とが、金属材料によりピス
    トン基材と一体に形成されていることを特徴とする緩衝
    器用ピストン。
JP17348990A 1990-06-29 1990-06-29 緩衝器用ピストン Expired - Lifetime JP2918302B2 (ja)

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JP17348990A JP2918302B2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 緩衝器用ピストン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2275403A1 (es) * 2005-04-29 2007-06-01 Kyb Suspensions Europe, S.A. Piston para amortiguadores hidraulicos.
JP2009036260A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Kayaba Ind Co Ltd ピストン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2275403A1 (es) * 2005-04-29 2007-06-01 Kyb Suspensions Europe, S.A. Piston para amortiguadores hidraulicos.
JP2009036260A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Kayaba Ind Co Ltd ピストン

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