JPH0459676A - ポーラスセラミック部材 - Google Patents
ポーラスセラミック部材Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ミック部材に関する。
属をいれる取鍋等の底に取り付けるポーラスプラグをあ
げることができる。
付けたのち、これを通してガスを噴射させることにより
、取鍋内に受鋼した溶融金属中の例えば非金属介在物の
浮上促進、添加物の攪拌、分散、反応速度の促進、温度
調整等を行うことを目的として使用される通気性を持っ
た多孔質の耐火レンガである。実公昭54−30339
号公報を参照。
粒間を確保しておき、粒間の接触面不足に起因する強度
の低下を、数μmオーダーのガラス微粉を使用してガラ
ス相ボンドにして補う手法を用い、各種粒径のセラミッ
ク粒子を互いに結合させてポーラスに形成していた。た
とえば粒径1〜1μmの各種セラミック粒子を結合させ
たポーラス耐火物が知られている。
子の粒度分布と累積体積(%)の関係及び粒度分布と気
孔率(%)の関係を示している。
μm〜1000μmの範囲に分布しているが、粒径20
μm〜100μmの範囲の粒度はほとんど配合されてお
らず、粒度分布にムラがある。つまり、不連続な粒度分
布になっている。具体的にいえば、粒径20μm〜70
μmの範囲ではセラミック粒子がほぼ皆無てあり、粒径
200μm〜500μmの範囲では、セラミック粒子が
急激に増加していることがわかる。
第2図から理解されるように、不連続な粒度分布である
と、気孔径にバラツキが生じる。気孔径1μm〜100
μmの範囲では気孔率が約30%から約8%まで穏やか
な曲線を描いて減少していき、気孔径100μm以上で
は約7%の気孔率が維持されている。
ブロードで、通気にほとんど寄与しないと考えられる数
μmの細気孔から、300μm以上の大気孔まで広範囲
に分布している。
孔に溶鋼の浸潤が生じ、パブリング不能を起こす問題が
生じる。また、タンデイシュで用いられる上ノズルでは
、Arガスの気泡径が大き過ぎると、浸漬ノズル内の洗
浄効果が十分に得られず、また泡径が小さ過ぎると、凝
固シェルにトラップされることに起因するピンホール欠
陥を生ずる問題が起きる。
を解決しようとする試みがなされ、粒度構成や粒径の調
整により気孔径の微細化や均一化が図られているが、十
分とはいえない。
公報に示されているような球形粒子)を使用したり、5
i02などの微粉原料を使用したり、成形圧を高くした
りしなければならない。
、粉末の使用は耐食性を低下させ、成形圧の増加は骨材
を破壊させる問題点がある。
径の均一化や気孔径分布の任意な設定か可能で、要求さ
れる機能に即した気孔径の設計ができるポーラスセラミ
ック部材を提供することを目的としている。
ク粒子を互いに結合させたポーラスセラミック部材にお
いて、各粒度分布の粒径範囲を最大粒径より順に2の平
方根(J7)で除していって区分けした場合に、最大粒
径より連続した15種以下の粒度分布の粒径範囲に全セ
ラミック粒子の90重量%以上が含まれ、かつ、その1
5種以下の粒度分布の粒径範囲において互いに隣り合う
粒度分布の粒径範囲に含まれるセラミック粒子の体積比
が大きい方の粒径範囲の体積%をそのすぐ下の小さい方
の粒径範囲の体積%て除した値で必ず0.5〜1.8に
なるように調整した連続粒度分布系としたことを特徴と
するポーラスセラミック部材である。
って各種粒径の分布に実質的にムラがな(、連続粒度分
布になり、高い強度が得やすい。
任意に設定しやすい。
を目的として、本発明による3つの例を作った。つまり
、表1、表2及び表3に示す粒度配合でセラミック粒子
をサンドミキサーによって混合した後、成形し、5K3
0で焼成してポーラスプラグを作った。いずれの例も、
アルミナ粉とムライト粉は、それぞれ約72重量%と2
8重量%てあった。
数の粒径範囲を区分けしている。
ていって、連続した複数の粒度分布を作る。粒度分布番
号1は、全セラミック粒子のうちの最大粒径と、その最
大粒径を2の平方根で除(わり算)した値との粒径範囲
を示す。例えば、表1では、使用した全セラミック粒子
のうち最大粒径が1400μmてあり、粒度分布番号1
の粒径範囲は1400−990μmになっているが、こ
の「990μm」の値は最大粒径1400μmを2の平
方根で除した値である。粒度分布番号2の粒径範囲は9
90μmとそれを2の平方根で除した値(700μm)
との範囲である。その値(700μm)とそれをさらに
2の平方根で除した値(495)との範囲が粒度分布番
号3の粒径範囲である。粒度分布番号4以下についても
同様に粒径範囲を設定していく。
ミック粒子の体積の割合(%)を示す。例えば、表1に
おいては、ポーラスプラグ全体の体積を100%とした
とき、その全体積(100%)に対する粒度分布番号1
(粒径範囲1400−990μm)のセラミック粒子の
体積の割合は12.5%である。
ク粒子については粒度分布番号を付けず、「雑」として
1つにまとめる。表1では、雑は9体積%である。
分布番号との体積比は、当該粒度分布番号の体積%でそ
の直前の粒度分布番号の体積%を除(わり算)した値で
ある。例えば、表1において、粒度分布番号1の体積%
(12,5)を粒度分布番号2の体積%(14,0)で
除して体積比(0,89)を得ている。
大粒径より連続した粒度分布の総数は15種以下である
。全セラミック粒子の粒径が、それぞれ表1では140
0−8μm1表2では840−20μm1表3では42
0−5μmの範囲に分布している。雑に入る粒子を除く
と、表1は11種の粒度分布であり、表2は8種の粒度
分布であり、表3は9種の粒度分布である。粒度分布の
数が15種を超えると、セラミック部材が多孔質(ポー
ラス)にならず、緻密質になりやすくなる。
度分布の体積比が0.5〜1゜8になっている。この体
積比は0.9〜1゜3が最適である。しかも、各粒度分
布の体積%を3以上にするのが好ましい。表1〜3では
、すべて4,5以上の体積%になっている。
と累積体積の関係及び気孔径と見掛気孔率の関係を示し
ている。第4図は表2に示した例におけるそれらの関係
を、第5図は表3に示した例におけるそれらの関係をそ
れぞれ示している。
まとめたものである。
従来品に比べ、粒度分布や気孔径分布に関係なく、32
〜33%のところできわめてシャープな気孔径分布が横
にスライドした形になっており、また、100μm以上
の大気孔の割合か少なくなっている。たとえば、第5図
においては、気孔径が3μm以下の範囲では気孔率が約
32%で一定しており、気孔径3〜100μm(とくに
5〜23μm)の範囲では気孔率の分布が集中しており
、気孔径100μm以上の範囲では約1%以下の気孔率
になっている。
粒〜微粒を連続的に配し、粒間径(気孔径)を小さくす
ると同時に粒間の接触面を多くして微粉末使用に起因す
る強度の低下を補っている。
気孔径分布が得られる。
好な耐食性が得られる。
。
品質管理が容易である。
ある。
に配合すれば、所望の気孔径分布が容易に得られる。
も使用できる。
ミック粒子の粒径と累積体積の関係及び気孔径と見掛気
孔率の関係を示すグラフである。 第2図は第1図の従来例を示す説明図である。 第3〜5図は本発明のセラミックポーラス耐火物の3つ
の例におけるセラミック粒子の粒径と累積体積の関係及
び気孔径と見掛気孔率の関係を示すグラフである。 第6図は第3〜5図の例における気孔径と気孔率の関係
をまとめて示したグラフである。 第7図は第3〜5図の例を示す説明図である。
−2゜代理人 弁理
士 田辺 徹 −・ −ジ Fig、6 気孔径0+m) 手続補正書(自発) 平成2年17月2に日
Claims (1)
- 複数の粒度分布からなる各種粒径のセラミック粒子を
互いに結合させたポーラスセラミック部材において、各
粒度分布の粒径範囲を最大粒径より順に2の平方根(√
2)で除していって区分けした場合に、最大粒径より連
続した15種以下の粒度分布の粒径範囲に全セラミック
粒子の90重量%以上が含まれ、かつ、その15種以下
の粒度分布の粒径範囲において互いに隣り合う粒度分布
の粒径範囲に含まれるセラミック粒子の体積比が大きい
方の粒径範囲の体積%をそのすぐ下の小さい方の粒径範
囲の体積%で除した値で必ず0.5〜1.8になるよう
に調整した連続粒度分布系としたことを特徴とするポー
ラスセラミック部材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17014390A JP2878406B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ポーラスセラミック部材 |
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Publications (2)
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JPH0459676A true JPH0459676A (ja) | 1992-02-26 |
JP2878406B2 JP2878406B2 (ja) | 1999-04-05 |
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---|---|---|---|
JP17014390A Expired - Fee Related JP2878406B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ポーラスセラミック部材 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178137A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-25 | Tokyo Yogyo Co Ltd | アルミ溶解保持炉 |
CN111201431A (zh) * | 2017-10-19 | 2020-05-26 | 尤尼威蒂恩技术有限责任公司 | 用于确定粒度双峰性的方法 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP17014390A patent/JP2878406B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002178137A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-25 | Tokyo Yogyo Co Ltd | アルミ溶解保持炉 |
CN111201431A (zh) * | 2017-10-19 | 2020-05-26 | 尤尼威蒂恩技术有限责任公司 | 用于确定粒度双峰性的方法 |
US11644404B2 (en) | 2017-10-19 | 2023-05-09 | Univation Technologies, Llc | Method for the determination of particle size bimodality |
CN111201431B (zh) * | 2017-10-19 | 2023-12-15 | 尤尼威蒂恩技术有限责任公司 | 用于确定粒度双峰性的方法 |
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---|---|
JP2878406B2 (ja) | 1999-04-05 |
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