JPH0459590B2 - - Google Patents

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JPH0459590B2
JPH0459590B2 JP17969083A JP17969083A JPH0459590B2 JP H0459590 B2 JPH0459590 B2 JP H0459590B2 JP 17969083 A JP17969083 A JP 17969083A JP 17969083 A JP17969083 A JP 17969083A JP H0459590 B2 JPH0459590 B2 JP H0459590B2
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JP
Japan
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ink droplet
ink
time
charged
electrode
Prior art date
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JP17969083A
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JPS6070369A (ja
Inventor
Masatoshi Kimura
Kazuhiko Sato
Junzo Nakajima
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/64Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance
    • G01P3/66Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance using electric or magnetic means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の技術分野 本発明はインクジエツト記録装置におけるイン
クジエツト滴の飛翔速度を検知する検知装置に関
する。
(b) 技術の背景 現在、インクジエツト記録装置として各種の方
式が提案されており、一部の方式は既に実用化さ
れている。
このようなインクジエツト記録装置は、例えば
オンデマンド型のものでは、上位装置からの情報
に応じ、一定速度で走行するインクジエツトヘツ
ドに設けた圧電素子(ピエゾ素子)を駆動して、
インクジエツトの先端からインク滴を噴射させ
て、記録を行なう装置である。
しかしながら、インクジエツトヘツド自身が一
定速度で走行しており、そのインクジエツトヘツ
ドよりインク滴を噴射させて記録を行なう方式で
あるから、噴射時のインク滴飛翔速度の違いが記
録画像の乱れとなつて表われる。第1図はそれを
図示したもので、同図aはインク滴Dが均一な速
度で付着した場合の記録図、同図bはインク滴D
が異なる速度で付着した場合の記録図で、第1図
bの方が記録品位が低いことは明白である。図中
の矢印はヘツドの移動方向を示す。
このような問題は、オンデマンド型のマルチノ
ズルインクジエツト記録装置の場合に特に顕著に
現れ、駆動条件を同一にしても各々のノズルの状
態によつてインク粒子速度を異にし、これが記録
画像の乱れとなつて、記録品位の著しい低下の原
因をなしている。
従つて、高品位な記録画像を得るためには、各
ノズルのインク滴飛翔速度を均一にすることが大
切なことであり、そのためにはインクジエツト記
録装置の開発や試験に使用できて、更にインクジ
エツト記録装置にも簡単に組み込みが可能なイン
クジエツト記録装置にも簡単に組み込みが可能な
インクジエツト滴飛翔速度検知装置が望ましい。
(c) 従来技術と問題点 ところで、従来、インク滴の飛翔速度を検知す
る手段としては、インク滴を一定時間間隔で噴射
させ、且つインク滴噴射時刻から一定時間遅らせ
てストロボを発光させ、この時のインク滴の状態
を顕微鏡などの光学装置を用いて、静止画像とし
て捕らえて観測している。この場合、インク滴噴
射時刻からストロボの発光までの遅延時間を変化
させることによつて、インク滴の静止画像の位置
が変化する。これより、インク滴の飛翔速度を次
式で求めることができる。
V=L/T 但し、 V:インク滴の飛翔速度 L:インク滴の位置変化 T:遅延時間の変化 しかし、この従来方法は、連続的に噴射する定
常状態での多数のインク滴の平均的な飛翔速度が
得られるのみであり、個々のインク滴の飛翔速度
を直接測定することは不可能である。また、この
方法は遅延回路,ストロボ,顕微鏡等の高価な装
置を必要とし、しかも操作が複雑であり、検知時
間および検知に使用するインクが多く要るなどの
欠点もある。更に、マルチノズルインクジエツト
ヘツドの場合には、各々のノズルに合わせた位置
合わせ、ピント合わせの操作が必要となつて、極
めて繁雑なものである。
(d) 発明の目的 本発明の目的は、前記した欠点に鑑み、個々の
インク滴の飛翔速度が検知できるインク滴飛翔速
度検知装置を提供するにある。更に、本発明の他
の目的は単一ノズルあるいはマルチノズルの何れ
にも適用でき、簡単な構成で、且つ繁雑な操作を
必要としないなインク滴飛翔速度検知装置を提供
するにある。
(e) 発明の構成 その目的は、情報信号に応じて圧電素子を駆動
し、ノズル先端からインク滴を噴射させて記録媒
体上に記録をおこなうインクジエツト記録装置の
インク滴飛翔速度検知装置であつて、前記ノズル
先端より噴射されるインク滴を帯電させるための
帯電電極と、該帯電電極と前記ノズルに対向した
位置に設けられ、帯電電極で帯電したインク滴が
付着するインク滴付着体と、前記帯電電極とイン
ク滴付着体との間でインク滴の飛翔を妨げない位
置に設けられた検知装置と、帯電インク滴が該検
知電極を通過する通過時刻を、帯電インク滴の飛
翔に伴つて該検知電極に生じる誘導電流の変化か
ら検知する検知手段と、帯電インク滴が該インク
滴付着体に付着する付着時刻を、帯電インク滴の
付着に伴つてインク滴付着体に生じる誘導電流の
変化から検知する検知手段とを具備し、前菊両検
知手段で検知された、インク滴の通過時刻から付
着時刻までを計時する計時手段と、該計時手段に
て計時された時刻からインク滴の飛翔する速度を
検知する制御手段とを具備したインク滴飛翔速度
検知装置によつて達成される。
(f) 発明の実施例 以下、図面を参照して実施例によつて詳細に説
明する。
第2図は本発明にかかる一実施例のインク滴飛
翔速度検知装置の飛翔部概要図を示し、インクジ
エツトヘツド1はノズル2と、ノズル2からイン
ク滴3を噴射させるための圧電素子4とから構成
されている。5はインク滴3を帯電させるための
帯電電極、6は帯電電極5に印加している帯電電
源、7は帯電インク滴3の飛翔により生じた誘導
電流を検知するための検知電極、8は帯電インク
滴3が検知電極7を通過する時刻を検知するため
の通過時刻検知回路である。且つ、9はノズル2
に対向した位置に設けられたインク滴付着体、1
0はインク滴付着体9に帯電インク滴3が付着す
る時刻を検知するための付着時刻検知回路であ
る。
尚、インク滴検知部(帯電電極およびインク滴
付着体)あるいはインク滴付着体10をインクジ
エツト記録装置の印字領域外の左端又は右端に配
置し、インク滴飛翔速度の検知時にはインクジエ
ツトヘツド1を上記インク滴検知部あるいはイン
ク滴付着体9の位置へ移動させて行なう。
さて、オンデマンド型インクジエツトの場合に
は、上位装置からの情報によつてパルス電圧が圧
電素子4に印加され、圧力パルスに変換される。
この圧力がノズル先端に伝わつてインク滴3がノ
ズル2より噴射される。この時、帯電電源6から
数10〜数100Vの電圧が帯電電極5に加えられて
いるため、帯電電極5とノズルル1とが一種のコ
ンデンサを形成し、帯電電極3に加えられた電圧
と逆極性の電荷が、ノズルから分離する前のイン
クに誘起される。インクはこの電荷を持つたま
ま、ノズルから分離し、帯電したインク滴3とな
つてインク滴付着体10に向かつて飛翔する。
第3図は第2図に示す通過時刻検知回路8の詳
細な構成を示している。図において、11は抵
抗,12は電流電圧変換回路,13は増幅器,1
4はローパスフイルタ,15はバツフア回路,1
6,18はコンパレータ,17は基準電圧,19
フリツプフロツプ,20はJKフリツプフロツプ
である。
第3図に示す検知回路および第4図に示す検知
回路の各部分の信号電圧波形により、インク滴が
検知電極7を通過する時刻t0を検知する動作につ
いて説明する。まず、帯電インク滴3が検知電極
7に近づくにつれて、検知電極7には帯電インク
滴3の電化とは逆極性の電荷が誘起される、即
ち、検知電極7にこの電荷が誘起されることによ
つて、誘導電流が検知回路内の抵抗11を介して
流れる。
帯電インク滴3が検知電極7を通過すると誘起
された電荷は徐々に減少し、これに伴つて逆向き
の誘導電流が抵抗11を介して流れる。このよう
な誘導電流が変化するため、抵抗11の両端の電
圧もそれにつれて変化し、第4図aに示すような
信号電圧が生じる。
この電流電圧変換回路12で得られた電位差を
増幅器13で約100倍に増幅し、ローパスフイル
タ14で高周波ノイズを除去して、第4図bの波
形信号が得られる。これをバツフア回路15によ
つて低インピーダンスに変換する。
かくして得られた出力電圧から、帯電インク滴
3が検知電極7を通過する時刻t0を求める。この
通過時刻t0は誘導電流の向きが変化する時点であ
る。コンパレータ18によりバツフア回路15の
出力電圧波形の零電圧レベル以上の領域を求める
と第4図cの波形になる。この波形はノイズを含
んでおり、これを除去するために、他方のコンパ
レータ16によつて基準電圧17以上の電圧領域
を第4図dのように求め、これによりフリツプフ
ロツプ19をセツトした後、第4図cの波形の最
初の論理“0”(0Vレベル)の点即ちインク滴の
通過時刻t0でリセツトする。そうすると、第4図
eに示す波形を得る。このフリツプフロツプ19
の出力波形の立ち下がり時点でJKフリツプフロ
ツプ20をセツトすると、第4図fの波形が得ら
れ、このセツト時点が通過時刻t0である。
次に、第5図は第2図に示す付着時刻検知回路
10の詳細な構成を示している。図において、3
0は抵抗,31は電流電圧変換回路,32は増幅
器,33はローパスフイルタ,34はバツフア回
路,35,38はコンパレータ,36は基準電
圧,37は微分回路,39,41はアンドゲー
ト,40はJKフリツプフロツプ,42はカウン
タ,43はクロツク,44はマイクロプロセツサ
からなる制御回路である。
第5図に示す検知回路および第6図に示す検知
回路の各部分の信号電圧波形によつて、インク滴
がインク滴付着体9に付着する時刻t1およびイン
ク滴の飛翔速度を検知する動作について説明す
る。まず、帯電インク滴3が帯電電極5を通過
し、インク滴付着体9に近づくにつれて、インク
滴付着体9には帯電インク滴3の電荷とは逆極性
の電荷が誘起される。即ち、付着体9にこの電荷
が誘起されることによつて、誘導電流が検知回路
内の抵抗30を介して流れる。その後、帯電イン
ク滴3がインク滴付着体に到達すると誘導電流は
零となるが、このように誘導電流が抵抗30を介
して流れるから、抵抗30の両端に電位差が表わ
れ、その変化を第6図aに示す。この電位差を増
幅器32で約100倍に増幅した後、ローパスフイ
ルタ33で高周波ノイズを除去して第6図bに示
すような波形となり、これをバツフア回路34に
よつて低インピーダンスに変換する。
このような出力電圧から、帯電インク滴3がイ
ンク滴付着体10に付着する時刻t1を求める。上
記バツフア回路34の出力波形を微分回路37に
より微分すると第6図cに示すように付着時刻t1
で電圧波形が正から負に変化する。これをコンパ
レータ38で零電圧レベルと比較して第6図dに
示すような付着時刻t1を含む出力波形にする。こ
の波形はノイズを含んでおり、これを除去するた
めに、他方のコンパレータ35によつて基準電圧
36以上の電圧領域を第6図eのように求め、コ
ンパレータ35,38の両出力をアンドゲート3
9に入力して共通部分を利用する。そうすると、
第6図fの波形が得られる。この波形の立ち上が
り時点でJKフリツプフロツプ40をリセツトす
ると、第6図gの波形が得られ、このリセツト時
点が付着時刻t1である。
次いで、飛翔速度を検知する動作の説明になる
が、それはアンドゲート41にJKフリツプフロ
ツプ20(第3図参照)とJKフリツプフロツプ
40とを入力し、共通部分を用いて、インク滴3
が荷電電極5を通過してからインク滴付着体10
に付着するまでの時間に対応するパルス幅(t1
t0)を第6図hに示すような波形で得る。このパ
ルス幅(t1−t0)をカウンタ42によつてクロツ
ク43からのクロツク数を計数して時刻T=(t1
−t0)が得られる。これを制御回路44に入力
し、予め与えられた帯電電極5とインク滴付着体
10との距離Dからインク滴の飛翔速度V=T/
Dが求められる。
次に、第7図は本発明にかかる他の実施例を示
しており、インクジエツト記録装置をマルチノズ
ルヘツド51とした時の飛翔部概要図である。第
2図と異なる点は帯電電極55および検知電極5
7に各ノズルからの帯電インク滴が通過するよう
に大きい穴が設けてあり、インク滴付着体59も
それに対応した大きい電極となつている。更に、
荷電電極55と検知電極57とを絶縁板60の両
面に形成して一体にしており、飛翔部の構造が簡
単になつて、取付けが容易になる。このような絶
縁板を介する構造は前記第2図の実施例にも適用
できることは云うまでもない。
ところで、本発明にかかるインク滴飛翔速度検
知装置は飛翔部が帯電電極と検知電極とが分離し
たもので、やや複雑な構造ではあるが、帯電電源
などの回路構成が簡単になつて、且つS/N比が
高くとれて高精度に検知できることがメリツトで
ある。
(g) 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば個々のインク滴の飛翔時間を自動的に検知し
て、飛翔速度が算出できる。而も、単一ノズル,
マルチノズルの何れにも使用できて、安価で簡単
な構造で、操作も簡単であり、検知精度も高い。
従つて、インクジエツト記録装置の開発用あるい
は試験器として利用できると共に、記録装置にも
組み込むことが可能で、記録の高品位化に極めて
有効な検知装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは記録画像を示す図、第2図は本
発明にかかる一実施例の検知装置の飛翔部概要
図、第3図は第2図に示す実施例の詳細な通過時
刻t0を検知する検知回路を含む図、第4図は第3
図に示す検知回路の各部分の信号波形を示す図、
第5図は第2図に示す実施例の詳細な通過時刻t0
を検知する検知回路を含む図、第6図は第5図に
示す検知回路の各部分の信号波形を示す図、第7
図は他の実施例の飛翔部概要図である。 図中、1,51はインクジエツトヘツド,2は
ノズル,3はインク滴,4は圧電素子,5,55
は帯電電極,6は帯電電源,7,57は検知電
極,8は通過時刻検知回路,9,59はインク滴
付着体,10は付着時刻検知回路,11,30は
抵抗,12,31は電流電圧変換回路,13,3
2は増幅器,14,33はローパスフイルタ,1
5,34はバツフア回路,16,18,35,3
8はコンパレータ,17,36は基準電圧,19
はフリツプフロツプ,20,40はJKフリツプ
フロツプ,37は微分回路,39,41はアンド
ゲート,42はカウンタ,43はクロツク,44
は制御回路を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 情報信号に応じて圧電素子を駆動し、ノズル
    先端からインク滴を噴射させて記録媒体上に記録
    をおこなうインクジエツト記録装置のインク滴飛
    翔速度検知装置であつて、前記ノズル先端より噴
    射されるインク滴を帯電させるための帯電電極5
    と、前記ノズル2に対向した位置に設けられ、帯
    電電極5で帯電したインク滴が付着するインク滴
    付着体9と、前記帯電電極5とインク滴付着体9
    との間でインク滴の飛翔を妨げない位置に設けら
    れた検知電極7と、帯電インク滴が該検知電極7
    を通過する通過時刻を、帯電インク滴の飛翔に伴
    つて該検知電極7に生じる誘導電流の変化から検
    知する検知手段8と、帯電インク滴が該インク滴
    付着体9に付着する付着時刻を、帯電インク滴の
    付着に伴つてインク滴付着体9に生じる誘導電流
    の変化から検知する検知手段10とを具備し、前
    記両検知手段8,10で検知された、インク滴の
    通過時刻から付着時刻までを計時する計時手段4
    2,43と、該計時手段42,43にて計時され
    た時刻からインク滴の飛翔する速度を検知する制
    御手段44とを具備したことを特徴とするインク
    滴飛翔速度検知装置。
JP17969083A 1983-09-27 1983-09-27 インク滴飛翔速度検知装置 Granted JPS6070369A (ja)

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JPS6070369A JPS6070369A (ja) 1985-04-22
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JP7222271B2 (ja) * 2019-03-04 2023-02-15 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

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