JPH0459568A - 自動玉揚げ装置 - Google Patents

自動玉揚げ装置

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JPH0459568A
JPH0459568A JP17245290A JP17245290A JPH0459568A JP H0459568 A JPH0459568 A JP H0459568A JP 17245290 A JP17245290 A JP 17245290A JP 17245290 A JP17245290 A JP 17245290A JP H0459568 A JPH0459568 A JP H0459568A
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bobbin
spindle
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doffing
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Hiromitsu Kanamori
浩充 金森
Hiroyuki Terasaka
広行 寺坂
Michio Ono
道夫 大野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、糸条の巻取機で巻取られた満ボビンを空ボビ
ンと交換するための自動玉揚げ装置に関する。
(従来の技術) 近年、ラージパッケージ化等からの労力軽減及び玉揚げ
作業時間の短縮による生産性向上1作業員削減の見地か
ら、自動式の玉揚げ装置が種々提案されている。
例えば、特公昭54−14222号公報に開示の自動玉
揚げ装置にあっては、巻取機の前方に走行可能なドツフ
ィング車を設け、巻取機側の満管になった満ボビンをプ
ッシャーで押出し、ドツフィング車のペグに受渡す。そ
の後、満ボビンを受取ったペグは水平状態で下降され、
下降下端位置で回動されて傾斜状とされ、満ボビンはド
ツフィング車側のペグからボビン収納部としての傾斜ペ
グに受渡される。
一方、満ボビンが取外されたボビンホルダーにはドツフ
ィング車に予め収納されていた空ボビンが装着され、こ
こに玉揚げ作業が終了される構造とされていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特公昭54−14222号公報に開示の
玉揚げ装置にあっては、ドツフィング車側に空ボビンの
収納部及びペグ下降時にペグ上端対応位置に空ボビンを
供給する供給機構が必要とされ、大型化及び構造の複雑
化を招く欠点がある。
また満ボビンをボビンホルダーから取出す取出工程と、
ペグか水平状態で下降する下降工程と、下降後回動する
傾斜工程と、ペグ側から傾斜ペグに満ボビンを受渡す受
渡工程及びドツフィング車側に収納されたボビンを巻取
機側に供給する工程とが必要とされ、玉揚げ作業に時間
を要する欠点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、構造の簡略化及び
コンパクト化を図ると共に、玉揚げ作業時間の短縮化を
図った自動玉揚げ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、糸条が巻取られた巻取機の満ボビン
を空ボビンと交換する自動玉揚げ装置において、巻取機
のスピンドルに装着されたボビンと並列状に空ボビンを
保持するボビン保持杆が巻取機のスピンドルの一側に設
けられ、巻取機前方に、スピンドル及びボビン保持杆の
前方側延長上に夫々位置する一対の受取りペグを有し、
両受取りペグの位置が互いに反転操作自在とされたレボ
ルビング部を備えた玉揚げ台車が走行停止自在に設けら
れ、両ボビンの軸心方向移動により、両ボビンをスピン
ドル及びボビン保持杆側から各受取りペグに移し換える
ボビン取出機構と、各受取りベグ側からスピンドル及び
ボビン保持杆に移し換えるボビン戻し機構とが設けられ
てなる点にある。
また、玉揚げ台車に、巻取機の前面に向って出退自在な
操作台を設け、操作台にスピンドルの回転φ停止操作及
びスピンドルに対するボビンのチャック・解除操作を行
う巻取機操作部と、糸条を切断すると共に吸引保持し、
スピンドルに装着された空ボビンに糸掛けを行う糸掛は
機構とを備えてもよい。
さらに、ボビン取出機構とボビン戻し機構とを玉揚げ台
車に設けてもよい。
なお、巻取機−前方とは巻取機のスピンドルから見て、
そのスピンドルの非駆動側の方をいう。
(作用) 本発明によれば、巻取機の前方に玉揚げ台車を走行させ
て停止させ、ボビン取出機構の作動によって、満ボビン
と空ボビンをスピンドル及びボビン保持杆側から各受取
りペグに移し換え、その後、レボルビング部を反転操作
して両受取りペグの位置を入替え、ボビン戻し機構の作
動によって、空ボビンと満ボビンを互いに入替えた状態
で各受取りベグ側からスピンドル及びボビン保持杆に移
し換えることにより、玉揚げ作業が完了する。
また、空ボビンは、巻取機のスピンドルに装着されたボ
ビンと並列状で、そのスピンドルの上。
下、左、右、斜め上または斜め下の任意の一つの側(以
下、スピンドルの一側という)、すなわち、巻取機のス
ピンドルの近傍に設けられたボビン保持杆に予め保持さ
せておくため、玉揚げ台車側に空ボビン収納部が不要で
あり、レボルビング部を反転操作することによって満ボ
ビンと空ボビンの位置を入替えるため、満ボビンの取出
機構と空ボビンの供給機構を個々に構成する必要がない
さらに、ボビン保持杆は玉揚げ作業完了後は満ボビンの
保持に兼用される。
また玉揚げ台車に巻取機を操作する巻取機操作部、スピ
ンドルに装着された空ボビンに糸掛けを行う糸掛は機構
、ボビン取出機構、ボビン戻し機構を設ければ、個々の
巻取機にそれらを夫々設ける必要がなく、兼用化できる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて一説明すると、
第1図は本発明に係る自動玉揚げ装置の全体概略図を示
し、巻取装置機台1に所定間隔を有して複数の巻取機2
が並設されており、各巻取機2の前方側に巻取機2の並
設方向、即ち左右方向に沿って敷設されたレール3,4
上を走行・停止自在に走行する玉揚げ台車5が設けられ
ている。
巻取機2は第1図及び第2図に示される如く、機台1上
に並設された基台7と、ボビン8が着脱自在に装着され
るスピンドル9と、スピンドル9を回転駆動させる図示
省略の電動機、動力伝達機構等よりなる回転駆動機構等
を備えてなる。基台7は機台1に取付は固定される垂直
立上がり状の基部7aと、基部7a上端より前方水平に
延設状とされた水平部7bとからなる側面視り字状に構
成されている。スピンドル9は前後方向の軸心を有し、
後端部側て支持台10に片持状に軸支され、支持台10
下部は、基部7a−側に設けられた支軸11により前後
方向の軸心回りに揺動自在に枢支されている。12は支
持台10を支軸11回りに揺動操作してボビン8の巻取
姿勢と玉揚げ姿勢とに姿勢変更するための揺動操作レバ
ーて、後端部が支持台10側に固定され、前方に突出す
る側面視り字状に構成されている。13は切換操作レバ
ーで、前方に突出する側面視り字状に構成され、ボビン
8をスピンドル9にチャックしてスピン゛ドル9と共に
一体回転させる回転駆動状態と、スピンドル9とボビン
8とのチャック状態を解除して遊転自在とすると共にス
ピンドル9の回転を停止させる停止状態とに切換操作自
在として後端部側が支持台10側のスピンドル9の回転
駆動機構に連動連結されている。
また支持台10はスピンドル9部分が基台7の水平部7
b方向に付勢状とされた戻り勝手として支軸11に枢支
されており、スピンドル9部分と対向する水平部7b側
にはタッチローラ14が前後方向の軸心回りに転勤自在
に備えられると共に、タッチローラ14の上部側に位置
して、前後方向に往復移動操作されるトラバースガイド
15が備えられている。
なお、本実施例では、糸条16の巻取りが4個所で行わ
れる4連式とされており、トラバースガイド15や支点
ガイド17も4個所完備えられている。
そして、各巻取機2のスピンドル9の一側には、夫々ボ
ビンスタンド19が設けられており、ボビンスタンド1
9は機台1上に取付は固定された取付ブラケット19a
と、取付ブラケット19aに後端部が装着された片持状
のボビン保持杆19bとからなり、ボビン保持杆19b
はスピンドル9と平行な軸心を一有して配置され、ここ
にスピンドル9に装着されたボビン8とボビン保持杆1
9bに挿嵌されたボビン8とは並列状に配置される。
玉揚げ台車5は第1図、第3図及び第4図に示される如
く、レール3.4に沿って走行移動する走行台22と、
走行台22上に搭載された操作台23とを備えてなり、
走行台22は後方側に開口する開口部21を備えた平面
視コ字状に主構成され、下面側前後に各一対の車輪24
.25を備え、前側車輪24は走行台22に搭載された
図示省略の電動機、動力伝達機構等を介して駆動される
駆動輪とされ、後側車輪25はレール3に嵌合状として
転勤される溝付き車輪とされている。なお、前側車輪2
4も溝付き車輪として同様に構成してもよく、レール3
,4に換えて、床面に磁気プレートで軌道を構成し、磁
気プレートを検知させながら走行する方式としてもよい
。また走行台22の走行や停止位置制御は、ACモータ
で走行させ、車輪24.25に設けたエンコーダでパル
スをカウントし、所定パルス数になれば、ブレーキをか
けて所望位置で停止する方式とすればよい。さらにDC
サーボモータやACサーボモータによる制御方式として
もよい。また停止させる方式も車輪24.25やモータ
を電気的に制動する方式に限らず、機械的に制動する方
式であってもよい。
走行台22の左右方向中間部上面側にはレポルピング部
26か備えられており、レボルビング部26は開口部2
1に対応する上方に、前後方向の軸心を有する一対の円
柱状の受取りベグ27を有し、両受取りペグ27はボビ
ン8の玉揚げ姿勢とされたスピンドル9とボビン支持杆
19bの間隔と略同間隔を有し、かつスピンドル9とボ
ビン支持杆19bと夫々対応した略同高さを有して配置
されると共に、前端側か円盤状の回動板28にその回動
中心から互いに離反する径方向等距離に位置して固着さ
れ、両受取りベグ27は片持状に支持された構造とされ
ている。回動板28は走行台22の左右方向中間部の前
部上面側に装着された電動機29、動力伝達機構30に
より、前後方向の軸心回りに正逆回転駆動自在として構
成され、この正逆回転により、両受取りベグ27の位置
が互いに反転操作自在とされている。また回動板28の
後面側に受取りペグ27と略同−長さを有するエアシリ
ンダ31が並列状に装着され、エアシリンダ31の後端
側より前後方向に出退自在なピストンロッド31bの突
出端に、シリンダケース31a側と所定間隔を有して並
列状に配設されたプッシャ一部材32の後端部か片持状
として連結固定されている。プッシャ一部材32の前端
には両受取りペグ27の外周面に、僅かの間隙を有して
近接状に配設された板状の押戻し片33か突設され、ま
た押戻し片33の後方側に位置するプッシャ一部材32
の前端部外面にロータリアクチュエータ34が装着され
ている。ロークリアクチュエータ34の前後方向後方に
突出する回動軸35の後端部には、正面視略くの字状の
取出し片36が固着され、回動軸35の正逆回動により
、スピンドル9に装着されたボビン8に巻取られた糸条
巻取部37の後側側面及びボビン支持杆19bに挿嵌さ
れたボビン8の後端縁に係脱可能とされている。な゛お
、4連式とされた各糸条巻取部37の後側側面に夫々係
合すべく、回動軸35中途部には前後方向に一定ピッチ
で1字状のスピンドル9側の取出し片36aが並列状に
固着されている。
開口部21の両側に位置する走行台22上には、前後方
向のがイドレール38が夫々設けられ、両ガイドレール
38にまたがって前記操作台23が前後方向に移動操作
自在に備えられている。即ち、操作台23は第1図、第
3図及び第5図に示される如く、正面視略門形状のフレ
ーム枠から主構成され、両側下端に設けられた前後一対
のシュー40がガイドレール38に摺動自在に外嵌され
ている。そして、前後方向に伸縮自在なエアシリンダ4
1のシリンダケースが走行台22側に、ピストンロッド
か操作台23側に夫々連結固定され、ピストンロッドの
出退操作によって操作台23がガイドレール38に沿っ
て前後方向に出退移動自在とされている。
操作台23の後端部側左右方向の一側壁23a側には糸
条切断部43が、他側壁23b側には糸条保持部44が
、上壁23c側には巻取機操作部45が夫々後方突出状
に設けられている。
糸条切断部43は側壁23a側に固定されたエアシリン
ダ47と、エアシリンダ47のピストンロッドに連結さ
れ、左右方向水平状に出退操作される糸条ガイド板48
と、糸条ガイド板48上に装着されたハサミ体4つとを
備えてなる。糸条ガイド板48は、第7図に示される如
く、水平部48aと垂直部48bとからなる正面視り字
状で、前後方向に長尺とされ、水平部48a端縁には、
巻取機2の各糸条16のピッチと対応したピッチて糸条
16を所定位置に案内すべく、三角形状等のガイド溝5
0が長手方向に沿って複数切欠き形成されている。ハサ
ミ体49は各ガイド溝50に対応して夫々設けられ、ガ
イド溝50の一側縁部に沿って固着された固定刃49a
と、該固定刃49aに枢支された可動刃49bとからな
り、各可動刃49bの一端側は、連動ロッド51で互い
に枢支連結され、連動ロッド51の前後方向移動により
、ガイド溝50の他側縁部に沿った待機姿勢と、固定刃
49a側に重合状とされる切断姿勢とに姿勢変更自在と
されている。そして前後方向に伸縮自在なエアシリンダ
(図示省略)のシリンダケース側が糸条ガイド板48側
に、シリンダロッド側が連動ロッド51前端部に夫々枢
支連結されている。
第5図に示される如く、糸条保持部44は側壁23b側
に一端部が前後方向の支軸52回りに回動自在に支持さ
れた正面視円弧状の回動アーム53と、回動アーム53
他端部後面側より後方突出状に設けられた吸引アーム5
4とを備えてなり、回動アーム53は側壁23b側に装
着されたエアシリンダ(図示省略)の伸縮操作によって
、吸りアーム54が上方に位置する待機姿勢と、第10
図及び第11図に示される如く、下方に位置する糸掛は
姿勢とに支軸52回りに姿勢変更自在とされている。吸
引アーム54の上面側には、第7図に示される如く、糸
条切断部43の各ガイド溝50及びハサミ体49と夫々
対応して、同様に三角形状等のガイド溝55が切欠き形
成されたガイド板56が複数固着されると共に、ハサミ
体57を構成する固定刃57a、可動刃57bが複数備
えられ、各可動刃57bの一端側は連動ロッド58て互
いに枢支連結され、連動ロッド58の前後方向移動によ
り前述同様待機姿勢と切断姿勢とに姿勢変更自在とされ
、前後方向に伸縮自在なエアシリンダ(図示省略)のシ
リンダケース側か吸引アーム54側に、シリンダロッド
側が連動ロット58に夫々枢支連結されている。また糸
条切断部43の各ハサミ体4つて各糸条16を切断する
際、ハサミ体49の上方て糸条16通過軌跳上に指向す
る開口59を有する吸引管60が夫々対応して設けられ
、各吸引管60は、吸引アーム54内で互いに連通状と
され、図示省略の真空ポンプの吸引ポートに接続されて
いる。なお、真空ポンプに代えてアスピレータ等を利用
する吸引構造であってもよい。
第3図に示す巻取機操作部45は第2図に示した揺動操
作レバ−12操作用の揺動操作部62と、切換操作レバ
−13操作用の切換操作部63とからなり、°揺動操作
部62は揺動操作レバー12の前方突出端が挿入状とさ
れる左右方向二叉状操作腕64を後方側に有し、−側に
傾斜する上下方向の軸心回りに回動自在に支持された揺
動操作体65と、揺動操作体65を回動操作させるべく
、上壁23c側と揺動操作体65間にわたって介在され
たエアシリンダ66とから構成されている。
切換操作部63は第2図に示した切換操作レバー13の
前方突出端が挿入状とされる上下方向二叉状操作片67
を後方側に有する切換操作腕68と、操作片67を上下
方向に回動操作させるべく、切換操作腕68前端部に連
結され、土壁23c側に固定されたロータリアクチュエ
ータ69とから構成されている。
前記各巻取機2側には、ボビン8に巻取られる糸条16
の長さをカウントする定長カウンター(図示省略)が夫
々備えられ、定長カウンターが予め設定された設定値に
到達すれば、玉揚げ対象となる満ボビン8の状態を知ら
せるための信号部として、例えばランプ(図示省略)を
点灯させる。
一方、玉揚げ台車5側には、走行台22の走行・停止、
操作台23の移動、レボルビング部26、糸条切断部4
3、糸条保持部44、巻取機操作部45の動作を制御す
る制御部(図示省略)が設けられ、制御部には各巻取機
2の玉揚げ順序が予めセットされており、前記ランプの
点灯を検出する光センサー等の検出部か備えられている
本発明の実施例は以上のように構成されており、玉揚げ
作業を図面に基づき説明する。
第1図において、各巻取機2のスピンドル9に装着され
たボビン8には、順次送られてくる糸条16が巻取られ
る。この際、各ボビンスタンド19のボビン支持杆19
bには予め、空ボビン8を挿嵌しておく。
一方、玉揚げ台車5は制御部にセットされた順序に従っ
て巻取機2の前方に、走行して停止され、待機する。
そして、ボビン8に巻取られた糸条16が定長カウンタ
ーのカウントにより所定長さに到達すれば信号部として
のランプが点灯され、このランプの点灯を制御部の検出
部としての光センサーが検出して、制御部を作動させ、
玉揚げ作業が開始される。
即ち、制御部は操作台23移動用のエアシリンダ41を
伸張作動させ、操作台23を巻取機2の前面に向って後
方移動させる。この・操作台23の後方移動によって、
第7図に示される如く糸条切断部43及び糸条保持部4
4の各ガイド溝50゜55は各糸条16に対応した位置
に移動され、巻取機操作部45は各操作レバー12.1
3に近接した位置に移動される。
そして、第6図に示される如く、糸条ガイド板48用の
エアシリンダ47を伸長作動させ、糸条ガイド板48を
(イ)矢印方向に移動させて第2図に示したトラバース
ガイド15から糸条16を離脱させる。この際、揺動操
作部62のエアシリンダ66のピストンロッドを短縮作
動させ、揺動操作体65を回動させて、その操作腕64
で第6図に示される如く揺動操作レバー12の突出端を
(ロ)矢印方向に押動し、ここに、支持台10は支軸1
1回りに揺動され、満ボビン8の糸条巻取部37がタッ
チローラ14から離隔した玉揚げ姿勢の位置に移動され
る。第1図および第2図に示される如く各受取りペグ2
7はスピンドル9及びボビンスタンド19の前方側延長
上に夫々位置され、切換操作レバー13の突出端は二叉
状の操作片67間に位置される。また糸条16は第7図
に示される如く、糸条ガイド板48のガイド溝50内に
位置されると共に吸引管60の開口59直前を通過して
おり、吸引管60による吸引を開始した後、エアシリン
ダを伸縮作動させて連動口、ソト51を往復移動させ、
/Xサミ体49を切断姿勢とした後、待機姿勢に戻し、
糸条16を切断する。
この際、送られてくる糸条16は第8図に示される如く
吸引管60によって吸引保持される。
次に第6図に示される取出し片36の満ボビン8と空ボ
ビン8に干渉しない退避姿勢で、プ・ンシャ一部材32
用のエアシリンダ31を伸張作動させ、取出し片36を
満ボビン8と空ボビン8間に挿入する。その後、第8図
に示される如く、エアシリンダ47のピストンロッドを
短縮作動させ、糸条ガイド板48を()\)矢印方向に
移動させて待機位置に戻す。この際、第3図に示した切
換操作部63のロークリアクチユニータロつを作動させ
、第8図に示される如く切換操作腕68を(ニ)矢印方
向に上方回動させて、その操゛作片67て切換操作レバ
ー13の突出端を押上げ、スピンドル9の回転を停止さ
せると共にボビン8に対するチャック状態を解除し停止
状態とする。その後、ロータリアクチュエータ34を作
動させて第8図に示される如く、取出し片36を(ホ)
矢印方向に回動させて係合姿勢とし、エアシリンダ31
のピストンウッドを短縮作動させれば、取出し片36゜
36aは満ボビン8の各糸条巻取部37の各後側側面に
係止されると共に空ボビン8の後端縁に係止され、取出
し片36.36aの前方移動に伴って、満ボビン8及び
空ボビン8はスピンドル9及びボビン支持杆19bから
前方に押出され、スピンドル9及びボビン支持杆19b
から離脱されると共に前方に位置する各受取りペグ27
に移し換えられ、各受取りペグ27に保持される。ここ
に第4図に示したエアシリンダ31.ブツシャ一部材3
2.ロータリアクチュエータ341回動軸35、取出し
片36.36a等によってボビン取出機構が構成される
次に、レボルビング部26の電動機29を作動させ、第
9図に示される如く、(へ)矢印方向に回動板28を1
806回転させ、両受取りペグ27の相互の位置を反転
させ、満ボビン8と空ボビン8の位置を入替える。この
際、第4図に示したロータリアクチュエータ34を作動
させ、取出し片36を退避姿勢に復帰させる。その後、
エアシリンダ31のピストンロッドを伸張作動させれば
、押戻し片33は空ボビン8及び満ボビン8の前端縁に
係止され、押戻し片33の後方、移動に伴なって空ボビ
ン8及び満ボビン8は、各受取りペグ27から後方に押
出され、各受取りペグ27から離脱されると共に後方に
位置するスピンドル9及びボビン支持杆19bに移し換
えられ、満ボビン8と空ボビン8とは互いに入替わった
状態で、再度スピンドル9及びボビン支持杆19bに保
持される。ここに、エアシリンダ31.ブツシャ一部材
32、押戻し片33等によってボビン戻し機構が構成さ
れる。
次に、エアシリンダ31を短縮作動させて、ブツシャ一
部材32を待機位置に戻しζその後、第10図に示され
る如く、レボルビング部26の電動機29を作動させて
(ト)矢印方向に回動板28を回動させ、両受取りベグ
27か回動アーム53に干渉しない退避姿勢とする。次
に回動アーム53を(チ)矢印方向に回動操作して糸掛
は姿勢とし、エアシリンダ47を伸張作動させて、糸条
ガイド板48を(イ)矢印方向に押出し、ガイド満50
て糸条16を所定位置に案内するガイド姿勢とする。そ
の後、第3図に示した切換操作部63のロークリアクチ
ユニータロつを作動させ、切換操作腕68を(す)矢印
方向に下方回動させて、その操作片67で切換操作レバ
ー13の突出端を押下げれば、空ボビン8はスピンドル
9にチャックされ、スピンドル9と一体に回転する回転
駆動状態となる。
次に、第3図に示した揺動操作部62のエアシリンダ6
6を伸張作動させ、揺動操作体65を回動させて、その
操作腕64で揺動操作レバー12の突出端を第11図に
示される如く、(ヌ)矢印方向に押動し、ここに、支持
台10は支軸11回りに揺動され、空ボビン8の外周面
かタッチごう14に当接する巻取姿勢の位置に移動され
る。
この際、糸条16は糸条カイト板48のカイト溝50と
ガイド板56のカイト溝55によって所定位置を通過状
に保持され、空ボビン8外周面に予め形成された第1図
及び第14図に示されるプレドカット71に糸条16か
係止される。その後、第12図に示される状態より糸条
保持部44のエアシリンダを伸縮作動させて連動ロッド
58を往復移動させ、ハサミ体57を切断姿勢とした後
、待機姿勢に戻し、糸条16を切断すれば、糸条16の
巻取りが開始される。この切断後、吸引管60の吸引が
停止される。ここに、糸条切断部43及び糸条保持部4
4によって空ボビン8に糸掛けを行う糸掛IJ機構が構
成される。
その後、第13図に示される如く、エアシリンダ47を
短縮作動させ、糸条ガイド板48を待機姿勢とし、次に
エアシリンダ41を短縮作動させて操作台23を前方移
動させ、初期位置に復帰させる。その後、回動アーム5
3を第13図に示さ動させて、各受取りベグ27を初期
の待機姿勢に戻せば、玉揚げ作業が完了する。
その後、玉揚げ台車5がレール3,4上を次に玉揚げ対
象となる巻取機2の前方に走行移動し、停止して待機し
、再度、上記と同様な操作が順次繰返される。
そして、第14図に示される如く、玉揚げ作業が完了し
て、ボビンスタンド1つに移された満ボビン8は別途搬
送機構により次工程に搬出され、再度、空ボビン8が挿
嵌保持される。
なお、第4図に示したレボルビング部26において、ブ
ツシャ一部材32を前後方向に移動させる手段としてニ
ーアシリンダ31を用いているが、モータの回転を直線
運動に変更するネジ機構等を利用してもよく、またロー
タリアクチュエータ34に代えてモータを利用する構造
あるいはシリンダを利用する構造であってもよく、実施
例に限定されない。さらに、実施例において、手動操作
式の巻取機2を示しているが、自動式の巻取機2、即ち
、巻取機2の駆動・停止、満ボビン8・空ボビン8のボ
ビン取出機構を有した巻取機2に対して、玉揚げ台車5
が巻取機2側の押ボタンスイッチ等を操作する方式とし
てもよい。
また、各受取りベグ27やボビン支持杆19bの形状も
実施例の形状に同等限定されず、互いに対向する遊端側
に、ボビン8の挿入案内用のテーパガイドを設けてもよ
い。
さらに巻取機操作部45やボビン取出機構は、巻取機2
側に設けてもよいが、個々の巻取機2に設ける必要があ
り、実施例に示される如く、玉揚げ台車5側に設ける方
が各巻取機2に対して兼用でき、コスト面で好ましい。
(発明の効果) 本発明の自動玉揚げ装置によれば、巻取機のスピンドル
の一側に空ボビンを保持するボビン保持杆を設け、巻取
機前方に、一対の受取りベグを有し、両受取りベグの位
置が互いに反転操作自在とされたレボルビング部を備え
た玉揚げ台車を走行停止自在に設け、スピンドル及びボ
ビン保持杆側から各受取りペグに両ボビンを移し換える
ボビン取出機構と、受取りペグ側からスピンドル及びボ
ビン保持杆に移し換えるボビン戻し機構とを設けている
ので、ボビン取出機構によって両受取りペグ側に満ボビ
ンと空ボビンとを移し換え、レボルビング部を反転操作
した後、ボビン戻し機構によって再度、スピンドル及び
ボビン保持杆側に戻せば玉揚げ作業が完了し、玉揚げ作
業の工程数か削減でき、作業能率が向上し、ここに作業
時間の短縮化が図れる。また空ボビンを巻取機−側のボ
ビン保持杆に保持させておけばよく、玉揚げ台車側に空
ボビン収納部や空ボビン供給機構を設ける必要がなく、
構造の簡略化及びコンパクト化が図れる。さらにボビン
保持杆を満ボビンの保持に兼用できる利点もある。
また玉揚げ台車に、巻取機操作部、糸掛は機構、ボビン
取出機構、ボビン戻し機構を設けることによって、個々
の巻取機にそれら各機構を具備させる必要がなく、兼用
化が図れ、装置全体のコンパクト化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体斜視図、第
2図は巻取機の正面図、第3図は玉揚げ台車の斜視図、
第4図は走行台の斜視図、第5図。 第6図、第8図、第9図、第10図、第11図第13図
は玉揚げ作業工程を示す正面説明図、第7図は第6図に
おける要部斜視図、第12図は第11図における要部斜
視図、第14図は玉揚げ作業完了後における巻取機の斜
視図である。 2・・・巻取機、     5・・・玉揚げ台車、8・
・・ボビン、     9・・・スピンドル、16・・
・糸条、     19・・・ボビンスタンド、19b
・・・ボビン支持杆、22・・・走行台、23・・・操
作台、    26・・・レボルビング部、27・・・
受取りペグ、  31・・・エアシリンダ、32・・・
プッシャ一部材、33・・・押戻し片、34・・・ロー
クリアクチュエータ、 36・・・取出し片、   41・・・エアシリンダ、
43・・・糸条切断部、  44・・・糸条保持部、4
5・・・巻取機操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)糸条が巻取られた巻取機の満ボビンを空ボビンと
    交換する自動玉揚げ装置において、巻取機のスピンドル
    に装着されたボビンと並列状に空ボビンを保持するボビ
    ン保持杆が巻取機のスピンドルの一側に設けられ、巻取
    機前方に、スピンドル及びボビン保持杆の前方側延長上
    に夫々位置する一対の受取りペグを有し、両受取りペグ
    の位置が互いに反転操作自在とされたレボルビング部を
    備えた玉揚げ台車が走行停止自在に設けられ、両ボビン
    の軸心方向移動により、両ボビンをスピンドル及びボビ
    ン保持杆側から各受取りペグに移し換えるボビン取出機
    構と、各受取りペグ側からスピンドル及びボビン保持杆
    に移し換えるボビン戻し機構とが設けられてなることを
    特徴とする自動玉揚げ装置。
  2. (2)前記玉揚げ台車に、巻取機の前面に向って出退自
    在な操作台が設けられ、操作台にスピンドルの回転・停
    止操作及びスピンドルに対するボビンのチャック・解除
    操作を行う巻取機操作部と、糸条を切断すると共に吸引
    保持し、スピンドルに装着された空ボビンに糸掛けを行
    う糸掛け機構とが備えられてなることを特徴とする請求
    項1記載の自動玉揚げ装置。
  3. (3)前記ボビン取出機構及びボビン戻し機構が玉揚げ
    台車に設けられてなることを特徴とする請求項2記載の
    自動玉揚げ装置。
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