JPH0459551A - 帯状シート接続装置 - Google Patents

帯状シート接続装置

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JPH0459551A
JPH0459551A JP2169342A JP16934290A JPH0459551A JP H0459551 A JPH0459551 A JP H0459551A JP 2169342 A JP2169342 A JP 2169342A JP 16934290 A JP16934290 A JP 16934290A JP H0459551 A JPH0459551 A JP H0459551A
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JP
Japan
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sheet
cassette
belt
strip
shaped sheet
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JP2169342A
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Inventor
Yoshinobu Wada
嘉信 和田
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SANRA KK
Original Assignee
SANRA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、先行する帯状シートの末端部と後続の帯状シ
ートの先端部とを接続する帯状シート接続装置に関する
「従来の技術」 従来、帯状シート接続装置として、帯状シートを巻回し
たリールを軸支するカセットと、上記リールから帯状シ
ートを引き出すフィードローラと、このフィードローラ
によって引き出された先行する帯状シートの末端部と帯
状シート取出位置に搬入されたカセットから引き出され
、かつ所定の帯状シート接続位置に位置された後続の帯
状シートの先端部とを接続する接続機構とを備えたもの
は知られている(特開昭62−264147号公報)。
そして、このような従来の帯状シート接続装置では、上
記帯状シート取出位置を隣接させて2か所に設けてあり
、一方の第1帯状シート取出位置に位置させたカセット
からフィードローラによって帯状シートを引き出してい
る間に、他方の第2帯状シート取出位置に次に消費する
予備のカセットを供給するようにしている。そして上記
第1帯状シート取圧位置に供給したカセットから帯状シ
ートのほとんどが消費されると、上記接続機構によって
第1帯状シート取出位置の帯状シートの末端部と第2帯
状シート取出位置の予備の帯状シートの先端部とを接続
するようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 しかるに、上述した従来の装置では、帯状シートは単に
リールに巻回した後、その端部がほぐれないように仮止
めした状態でカセットに支持されているので、上記第2
帯状シート取出位置に予備のカセットを搬入した際には
、該カセットから引き出した帯状シートの先端部を上記
接続機構に対する所定の帯状シート接続位置にセットす
る必要があった。そして、特に複数の帯状シート接続装
置を隣接させて設けたような場合には、それぞれの帯状
シート接続装置にカセットをセットする度に上述した作
業を行なう必要があったので、帯状シート接続装置への
カセットの供給作業が煩雑なものとなっていた。
「課題を解決するための手段」 上述した事情に鑑み、本発明は、帯状シートを巻回した
リールを軸支するカセットと、上記リールから帯状シー
トを引き出すフィードローラと、このフィードローラに
よって引き出された先行する帯状シートの末端部と帯状
シート取出位置に搬入されたカセットから引き出され、
かつ所定の帯状シート接続位置に位置された後続の帯状
シートの先端部とを接続する接続機構とを備えた帯状シ
ート接続装置において、 上記カセットに、該カセットから引き出した帯状シート
の先端部を保持する保持手段と、この保持手段を所要位
置に案内するガイドローラとを設け、また上記接続機構
に、上記カセットが帯状シート取出位置に搬入された際
に上記ガイドローラに係合して保持手段に保持された帯
状シートの先端部を上記接続機構の帯状シート接続位置
に位置決めするガイドバーと、上記保持手段による帯状
シートの保持を解除する解除部材とを設けたものである
「作用」 このような構成によれば、上記保持手段によって帯状シ
ートの先端部をカセットに対する所定位置に保持するこ
とができ、その状態において該カセットを帯状シート取
出位置に搬入すれば、上記帯状シートの先端部を上記接
続機構による帯状シート接続位置に位置させることがで
きる。
そして、先行する帯状シートが消費されると、上記接続
機構によって新たに帯状シート取出位1に搬入された帯
状シートの先端部と先行する帯状シートの末端部とが接
続されるとともに、接続機構が備える解除部材によって
カセット側の保持手段による帯状シートの保持状態を解
除することができる。
このように、帯状シート取出位置に供給される帯状シー
トの先端部は、カセットに設けた保持手段によって所定
位置に保持されるので、従来のように帯状シート取出位
l!!およびその隣接位置にカセットを供給した後に、
その位1で帯状シートの先端部の位置決め作業を行う必
要がない。そして、特に複数の帯状シート接緒装置を設
けたような場合であっても、それぞれの帯状シート接続
装置の位置で帯状シートの先端部の位置決め作業を行う
必要がないので、従来に比較して帯状シート接続装置に
おけるカセットの供給作業を簡素化することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、1はフィードローラであり、このフィードロー
ラ1は帯状シート取出位置Aに供給されたカセット2か
ら帯状シート3を引き出して図示しない左方の紙容器製
造装置に受は渡すようにしている。
帯状シート取出位置Aの上方側となる帯状シート接続位
置Bには、先行する帯状シートの末端部と後から帯状シ
ート取出位置Aに供給された帯状シートの先端部とを接
続する接続機構4を機枠5に設けている。そして、帯状
シート取出位置Aのカセット2から引き出される帯状シ
ート3は、先ず鉛直上方にむけて引き出されて上記接続
機構4による接続位IBを通過するとともに、機枠5に
回転自在に設しプたローラ6に係合して水平方向に方向
転換されてから、上記フィードローラ1を介して紙容器
製造装置に受は渡されるようになっている。
後に詳述するが、接続機構4は、フィードローラ1によ
って引き出される帯状シート3が末端近くまで消費され
ると接続位置Bにおいて帯状シート3を切断するととも
に、切断した帯状シー1〜3におけるフィードローラ1
側となる末端を把持するようにしている。その状態にお
いて、古いカセット2の代わりに新しいカセット2が帯
状シート取出位置Aに供給されると、その新たなカセッ
ト2の帯状シート3の先端部とそれまで把持していた先
行する帯状シート3の末端とを接続するようになってい
る。そして、そのようにして前後の帯状シート3の接続
が完了すると、接続機構4は、帯状シート3の把持状態
を解除するので、上記フィードローラ1による帯状シー
ト3の引き出しが可能となるようにしている。
上記接続機構4の構成を説明する前に、帯状シート3お
よびその帯状シート3を収納保持するカセット2の構成
について説明する。本実施例における帯状シート3は、
表面を紙製とする一方、その裏面は熱溶着性の薄い合成
樹脂を裏打ちしているので、後述するように接続機構4
のヒータによって重合状態の帯状シート3が押圧される
と、前後の帯状シート3が相互に接合されるようになっ
ている。本実施例では、帯状シート3を巻回したリール
7をその軸心が水平となるように上記カセット2に収納
保持するようにしている。
第2図にも示すように、カセット2は、帯状シート3の
幅よりも若干大きな間口の枠状部材からなる本体部11
を備えており、その本体部11の底面の四隅に車161
2を取り付けている。これにより、作業者は、帯状シー
ト取出位IAに隣接した供給位置Cへのカセット供給や
、排出位置りからのカセット排出をカセット2を持ち上
げることなく容易に移動させることができる。
なお、帯状シート取出位置へのカセット2から帯状シー
ト3が取り出されている状態では、次のカセット2が既
に供給位置Cに供給されており、帯状シート取出位置A
におけるカセット2が消費されると、図示しない移送機
構によって、帯状シート取出位IAのカセット2と供給
位置Cのカセット2とを同時に隣接する位置に平行移動
されるようになる。これによって、新たなカセット2が
帯状シート取出位置Aに移送されると同時に、既に帯状
シート3を消費した古いカセット2が排出位置りに移送
されるようになっている。
本体部11の上面の全域はすべて開口させるとともに、
本体部11の前面、後面および両側部は輪郭となる部分
を除いて大きく開口させている。上記本体部11の両側
部の中央上端には係合凹部からなる軸受部11aをそれ
ぞれ形成してあり、それら両側の各軸受部11aによっ
てリール7の両端部を回転自在に軸支するようにしてい
る。このように帯状シート3を巻回したリール7をカセ
ット2に収納保持した状態では、リール7に巻回された
帯状シート3の外周部は、本体部11の前面11b、後
面11cよりも内方側に納まっており、また帯状シート
3の最上方側となる外周部も本体部11の上端となる後
面上端部lidの高さとほぼ同じ高さに位置している。
また、本体部11における後面上端部lidの左右両側
にわたってアイドルローラ13を水平に取り付けるとも
に、そのアイドルローラ13の直上位置に帯状シート3
の先端部3aを鉛直上方にむけた所定位置に保持する保
持手段14を設けている。カセット2に収納保持された
帯状シート3の先端部3aは、上記アイドルローラ13
に下方側から係合されたのち鉛直上方に向けられて保持
手段14によって所定の高さに保持されるようになって
いる。
第3図ないし第5図に示すように、カセット2に設けた
保持手段14は、本体部11の後面上端部lidに立設
した左右一対の支持部材15を備えており、それらの支
持部材15にわたって上下2本の支持ロッド16を水平
に固定している。そして、これら2本の支持ロッド16
の左右両端部は、一対のブラケット17の穿設した上下
位置の長穴17aに貫通させてあり、各支持ロッド16
は長穴17aに設けたばね18に付勢されて第5図に示
す長穴17aの左方端に位置されている。これにより、
左右のブラケット17がばね18を圧縮させるように移
動さハた場合には、上記長穴17aの空間分だけ支持ロ
ッド16とブラケット17は水平方向に相対移動するこ
とができる。
上記ブラケット17は、第3図、第4図に示した連結部
材21の両端に固定してあり、その状態の連結部材21
の軸方向の貫通孔に回転軸22を回転自在に軸支すると
ともに、連結部材21を貫通させてブラケット17の内
部空間に位置したこの回転軸22の両端にはビニオン2
3をそれぞれ取り付けてあり、各ビニオン23は後述す
る昇降ロッド24側のラック24aに噛合させている。
上記プラク“ット17には鉛直方向の段付貫通孔17b
を穿設して、その段付貫通孔17bに板状部材25の両
端に固定した昇降ロッド24の下方外周部を摺動自在に
嵌合させている。昇降ロッド24の下方外周部には、軸
方向の所定の区間にわたってラック24aを形成してあ
り、そのラック24aを回転軸22側のビニオン23に
噛合させるとともに、昇降ロッド24におけるラック2
4aの位1より下方外周とブラケット17の段付貫通孔
17bの下端部との間にばばね26を設けて、昇降ロッ
ド24を常時上方に向けて付勢するようにしている。そ
して、板状部材25がばね26に抗して下方に押し下げ
られた際には、上記ラック24aとビニオン23との噛
合によって、左右両側の昇降ロッド24が同期して同一
量だけ下降されるようになり、それによって、板状部材
25そのものが水平状態を維持して下降されるようにな
っている。
また、板状部材25の両端部には、該板状部材25と直
交させて筒状ガイド27をそれぞれ固定してあり、さら
にそれら各筒状ガイド27の一端には、バー31の両端
に固定したカップ状のキャップ32を摺動自在に取り付
けている。キャップ32と筒状ガイド27ととの間にば
ばね33を弾装しているので、両キャップ32を連結し
た上記バー31は、板状部材25に対して離隔する方向
に常時付勢されており、このバー31と板状部材25と
に形成される間隙に帯状シート3の先端部3aが鉛直上
方に向けて挿通されるようになっている。
そして、筒状ガイド27とキャップ32とにわたって設
けた切換機構34によって、上記バー31を第4図に実
線で示す解放位置と想像線で示す把持位置とに交互に停
止位置を切り換えることができるようにしている。そし
て、想像線で示す把持位置にバー31が停止された際に
は、そのバー31に設けた一対の係合ビン35の先端部
と板状部材25とによって帯状シート3を把持すること
ができるようになっており、他方、実線で示す解放位置
にバー31が停止された際には、バー31に設けた係合
ビン35の先端部と、板状状部材25との間には所要の
間隙が維持されるので、その帯状シート3の把持状態が
解除されて、カセット2からの帯状シート3の引出しが
可能になる。なお、一対の係合ビン35の後方側には、
衝撃吸収用のばね36を取り付けてあり、そのばね36
によって、係合ビン35の先端部と板状部材25とで帯
状シート3を把持する際に、該帯状シート3が損傷する
ことがないようにしている。
上記切換機構34は、筒状ガイド27に嵌合されたキャ
ップ32側の軸部上面に形成したカム溝32aと、筒状
ガイド27側に基部を揺動可能に連結されるとともにカ
ムフォロワとしての先端部37aを上記カム溝32aに
係合させたカム部材37とから構成している。
そして、キャップ32が筒状ガイド27に向けて押圧さ
れることに伴って、上記ばね33が圧縮される毎に、カ
ム部材37の先端部37aはカム溝32a側の近接位置
Xと離隔値NYとに交互に位置するようになっている。
上記カム部材37の先端部37aがカム溝32aの近接
位置Xとなったときには、上述したバー31を把持位置
に停止させることができ、他方、カム部材37の先端部
37aがカム満32aの離隔位置Yとなった時には、バ
ー31を解放位置に停止させることができる。
さらに、筒状ガイド27におけるキャップ32と反対側
となる外周部の所定位置には、ガイドローラ38を回転
自在に嵌装してあり、カセット2が帯状シート取出位置
Aに供給された際に、このガイドローラ38を接続機構
4側のガイドバー41と係合させることによって、カセ
ット2に保持した帯状シート3の先端部3aを帯状シー
ト接続位置Bに位置決めするようにしている。
上記カセット2にリール7に巻回した帯状シート3を収
納保持する際には、先ず、カセット2側の保持手段14
を解放位置に位置させた状態において帯状シート3を巻
回したり−ル7の両端部をカセット2の軸受部11aに
係合させた後、帯状シート3の先端部3aを少し引き出
してアイドルローラ13に係合させてから上方側の保持
手段14における係合ピン35と板状部材25の間を鉛
直上方にむけて挿通させる。そして、この後、両キャッ
プ32を筒状ガイド27側に向けて押圧することによっ
て、切換機構34により係合ピン35が把持位置に切り
換えられるので、係合ピン35と板状部材25とによっ
て帯状シート3の先端部3aが鉛直上方を向けた状態で
把持されるようになり、さらに、このようにして保持さ
れた帯状シート3の先端部3aは、図示しないカッタに
よって切り口を少し傾斜させて所定高さとなるように切
り揃えられて、カセット2への帯状シート3の収納が完
了する。なお、本実施例の帯状シート3は、紙製の表面
に充填物の製品名などを印刷する一方、上述のように帯
状シート3の裏面には熱溶着可能な薄い合成樹脂が裏打
ちされているので、その帯状シート3そのものの剛性に
よってカセット2に収納した帯状シート3の先端部3a
は鉛直上方にむけた状態が維持される。そして、本実施
例では、このようにして予め帯状シート3を収納保持し
た状態のカセット2が帯状シート取出位置Aに供給され
るようになっている。
次に、第6図ないし第9図に基づいて接続機構4の構成
について説明する。
接続機構4は、平坦な前面42aを鉛直方向に向けて機
枠5に固定した本体ブロック42を備えており、この本
体ブロック42に帯状シート3を切断するカッター43
と、帯状シート取出位置Aに供給されるカセット2を案
内して位置決めするガイドバー41とを設けている。
上記本体ブロック42の前面42aは鉛直方向を向ける
とともに、帯状シート取出位置Aから鉛直上方にむけて
引き出される帯状シート3に近接させるようにしている
。第7図に示すように、上記カッター43は、本体ブロ
ック42の貫通孔42b内に進退動可能に収納されると
ともに、機枠5に固定したシリンダ装置44のピストン
に連結されている。シリンダ装置44は図示しない制御
装置によって駆動を制御されるようにしてあり、このシ
リンダ装置44が駆動されていなときには、上記カッタ
ー43は第6図に示すように貫通孔42b内の後退位置
に位置しているが、制御装置によってシリンダ装?!f
44が駆動されると、カッター43は本体ブロック42
の前面42aよりも前方まで突出する前進端位置まで前
進されるようになり、その際に帯状シート3を切断する
ことができる。なお、本体ブロック42の貫通孔42b
およびカッター43は、カセット2側に保持された帯状
シート3の先端部3aに対応させて傾斜させて設けてい
る。
また、本体ブロック42の前面42aにおける貫通孔4
2bの上方位置には、後述するヒータ45の押圧面を支
持する支持パッド46を埋め込んでいる。この支持パッ
ド46も貫通孔42bの傾斜に合わせて傾斜させて本体
ブロック42の前面42aに取り付けてあり、支持パッ
ド46の支持面(前面)は本体ブロック42の前面42
aと同一平面となるようにしている。
さらに、本体ブロック42の下端部には、両端部が帯状
シート取出位置Aの両側まで到達する上記ガイドバー4
1を水平に取り付けてあり、このガイドバー41によっ
て帯状シート取出位置Aに供給されるカセット2の位置
決めをするようにしている。すなわち、上記カセット2
を帯状シート取出位置Δに供給する際には、先ず帯状シ
ート取出位置Aの一側にカセット2を位置させるととも
に、そのカセット2のガイドローラ38を上記ガイドバ
ー41に係合させる。ぞして、その状態のカセット2を
ガイドバー41に沿って帯状シート取出位置Aまで平行
移動させれば、帯状シート取出位MAへのカセット2の
供給作動が完了する。このようにして、帯状シート取出
位置Aにカセット2が供給された状態では、第6図、第
7図に示すように、カセット2側の保持手段14の両ガ
イドローラ38が接続機構4側の本体ブロック42の下
面両端の位置に停止されるとともに、ガイドローラ38
を取り付けた筒状ガイド27の端面は機枠5の前面に摺
接されるようになる。そして、この状態では、カセット
2に保持した帯状シート3の先端部38部は、本体ブロ
ック420前面42aに設けた支持バッド46よりも少
し上方側となる帯状シート接続位置Bに位置するととも
に、後述するクランプ部材によって先に保持されている
先行する帯状シート3の末端とオーバラップするように
なっている。
また、機枠5における本体ブロック42の上方両側を挟
んだ位置には一対のガイド軸47を水平に固定してあり
、それらガイド軸47の先端部に取付捨48の上方部を
連結している。そして、この取伺板48における本体ブ
ロック42との対向面に、順次上方位置から下方位置に
むりて、帯状シート3を把持する3本のクランプ部材5
1、重合させた前後の帯状シート3を押圧して熱溶着す
るヒータ45、およびカセット2側の保持手段14を構
成するキャップ32を押圧して圧縮させる解除部材52
とを設けている。そして、このように対向状態となった
取付板48側の上記各部材51.45.52と本体ブロ
ック42の前面42aとの間隙内にカセット2から引き
出される帯状シート 3が位置するようになっている。
クランプ部材51、ヒータ45および解除部材52は、
それぞれ取付板48に取り付けた各シリンダ装fi53
.54.55のピストンに連結されて、本体ブロック4
2に向けて進退可能になっている。各シリンダ装置53
.54.55は図示しない制御装置によってそれぞれ独
立して駆動を制御されるようにしてあり、各シリンダ装
置53.54.55が作動されていないときには、上記
クランプ部材51、ヒータ45および解除部材52は第
6図に示した後退位置に位置している。
そして、制御装置がシリンダ装置53を駆動させるとク
ランプ部材51が前進されるので、該クランプ部材51
の先端部が本体ブロック42の前面42aに圧接して、
両者の間に位置した帯状シート3を把持するようになっ
ている。
また、制御装置がシリンダ装置54を駆動させると上記
ヒータ45が前進されて、ヒータ45の先端部(押圧面
)が本体ブロック42の支持バッド46に圧接するよう
になる。これにより、第7図に示すように、支持バッド
46とヒータ45の先端部(抑圧面)との間で前後の帯
状シート3が重合状態で押圧加熱されるので、前後の帯
状シート3が接続されるようになる。なお、ヒータ45
の上方両側に形成した筒状部45aはガイド軸47に摺
動自在に嵌装させてあり、かつ筒状部45aと本体ブロ
ック42との間にばばね56を弾装しているので、シリ
ンダ装置54が駆動されない状態ではヒータ45を取付
板48と当接する上記後退位置に位置させることができ
、かつヒータ45が前進位置から後退位置に復帰する際
のシリンダ装置54の復帰作動を迅速に行わせることが
できる。
さらに、制御装置によってシリンダ装置55が駆動され
ると解除部材52も前進されるようになる。
前進される以前の後退位置に位置した解除部材52は、
その下方前面となる係合部52aに保持手段14(カセ
ット2)のキャップ32の端面が当接されているので、
シリンダ装置55の駆動に伴って解除部材52が前進さ
れると、解除部材52の係合部52aにより保持手段1
4(カセット2)のキャップ32を想像線の位置まで圧
縮させるようになる。そして、前進される解除部材52
は、その上方前面に上記カッター43の位置に合わせて
形成した当接部52bを本体ブロック42側の前面42
aに圧接されるようになり、当接部52bと本体ブロッ
ク42の前面42aとによって帯状シート3を把持する
ようにしている。そして、この状態から本体ブロック4
2側のカッター43が前進されるので、該カッター43
によって当接部52bと本体ブロック42の前面42a
とで把持された帯状シート3が切断されるようになる。
なお、解除部材52の当接部52b側には、カッター4
3の突出を許容する直線状の凹部を形成しているので、
帯状シート3を切断したカッター43が破損することは
ない。このようにして、カッター43による帯状シート
3の切断が完了すると、解除部材52はもとの後退位置
まで後退されるので、第6図に示すように、解除部材5
2の係合部52aにより想像線の位置まで圧縮されてい
た保持手段14(カセット2)のキャップ32も実線の
位置まで復帰するようになる。このように、上述した解
除部材52によるキャップ32の1往復動によって、カ
セット2側の保持手段14を解放位置と把持位置とに強
制的に切り換えさせることができるようになっている。
以上の構成において、上記接続機構4による接続位f!
IBにおける帯状シート3の接続作動を第10a図ない
し第10j図により説明する。
先ず、第10a図に示す状態は、帯状シー1−取出位置
Aに供給されたカセット2からフィードローラ1によっ
て帯状シート3が引き出されている状態であり、この状
態では、カセット2側の保持手段14も解放位1となっ
ており、また接続機構4側のクランプ部材51、ヒータ
45および解除部材52も後退しているので、帯状シー
ト3はカセット2および接続機構4の位置を支障なく挿
通してフィードローラ1によって引き出されている(第
10a図)。
次に、このように帯状シート3が引き出されるごとに伴
って、カセット2に収納した帯状シート3のほとんどが
消費されると、上記フィードローラ1が低速運転に切り
換えられるとともに、図示しない制御装置によって3本
のクランプ部材51のうちの中央のクランプ部材51が
前進されるので、その中央のクランプ部材51によって
帯状シート3に摺動抵抗が付与されるようになる。そし
て、遅い速度で引き出される帯状シート3のレジスタマ
ークを図示しない検出器で検出して、帯状シート3が所
定位置まで引き出されたら、制御装置によって2本のク
ランプ部材51を前進されるので、これら3本のクラン
プ部材51と本体部ブロック42とによって帯状シート
3が把持されて、フィードローラ1による引き出しが停
止される。また、制御装置は、上記3本のクランプ部材
51の前進作動と同期して上記接続機構4のヒータ45
のスイッチを入れて該ヒータ45の加熱を開始する。、
(第10b図)。
さらに、制御装置は、この状態から接続機構4の解除部
材52を前進させるので、この解除部材52の係合部5
2aがカセット2側の保持手段14のキャップ32を圧
縮させるとともに当接部52bと本体部ブロック42と
によってカッター43の位置で帯状シート3が把持され
る(第10c図)。
この状態から上記制御装置は、カッター43を前進させ
るので該カッター43によって当接部52t5と本体部
ブロック42とで把持された位置の帯状シート3が切断
される。(第10d図)。
この後、解除部材52が元の後退位置まで後退されるこ
とに伴って、当接部52bと本体部ブロック42とによ
る帯状シート3の把持状態が解放される一方、解除部材
52側の係合部52aが後退することによってカセット
2側の保持手段14による帯状シート3が把持されるよ
うになる。また、解除部材52が後退と同時にカッター
43も元の位置まで後退される(第10e図)。
そして、帯状シート3をほとんど消費したカセット2は
、接続機構4のガイドバー41に沿って帯状シート取出
位置Aの隣接位置に排出される一方、新しいカセット2
がガイドバー41に案内されて帯状シート取出位置Aに
供給される。このようにして、帯状シート取出位置Aに
新しいカセット2が供給されると、帯状シート3の先端
部3aは帯状シート接続位置Bに位置して接続機構4の
クランプ部材51に把持されていた先行する帯状シート
3の末端とオーバラップされるようになり、それと同時
にカセット2の保持手段14におけるキャップ32の端
面と筒状ガイド27の端面とは解除部材52の係合部5
2aと本体ブロック42側の機枠5との間に嵌合された
状態となる(第10f図、第10g図)。
この後、解除部材52が前進端まで前進されるので、解
除部材52の係合部52aによってキャップ32が圧縮
されるとともに、鉛直方向でオーバラップした先行する
帯状シート3の末端と新たな帯状シート3の先端部3a
とが重合状態で把持される(第10h図)。
次に、ここまでの間に十分加熱されたヒータ45が前進
されて、そのヒータ45の前面が重合状態の帯状シート
3.3に当接した本体ブロック42側の支持パッド46
に圧接されるようになり、これによって重合状態の前後
の帯状シート3.3が熱溶着されて接続されるようにな
る(第10i図)。
この後、ヒータ45は元の位置まで後退されるとともに
加熱状態を解除されるようになり、次に前進状態であっ
たクランプ部材51および解除部材52とが元の位置ま
で後退される。これにより、クランプ部材51による帯
状シート3の把持状態が解除されるとともに、カセット
2の保持手段14による帯状シート3の把持状態も解除
されるようになる(第10a図)この状態となれば、フ
ィードローラ1によるカセット2からの帯状シート3の
取り出しが可能になる。
上述した作動工程を繰り返すことによって、帯状シート
積比位置Aにおける新旧のカセット2の交換と、接続機
構4による前後の帯状シート3の接続作業とを行うこと
ができる。
以上のように、本実施例では、帯状シート取出位置Aに
カセット2を供給するだけで、該カセット2に収納した
帯状シート3の先端部3aを帯状シート接続位置Bに位
置決めすることができるので、帯状シート3を交換した
際にその先端部を弓き出して予め帯状シート接続位置B
に位置させていた従来の装置に比較して、カセット2の
交換作業を簡素化することができる。
また、本実施例においては、帯状シート3はリール7に
巻回されてカセット2に収納保持されるので、単に帯状
シート3をリール7に巻回していた従来のものと比較す
ると帯状シート3の取扱が容易なものとなり、この点に
おいても上記接続位置Bにおけるカセット2の交換作業
を簡素化することができる。
さらに、上記接続機構4によって、先行する帯状シート
3の切断、先行する帯状シート3の末端と新たな帯状シ
ート3の先端部との接続を自動的に行うことができるの
で、従来に比較して帯状シート接続位置Bにおける帯状
シート3の接続作業を簡素化することができるようにな
る。
なお、上記実施例におけるカセット2側の保持手段14
および接続機構4側の解除部材52の代わりに次のよう
な構成であっても上述した作用、効果を得ることができ
る。すなわち、上記カセット2側の保持手段14を、上
記バー31の係合ビン35および切換機構34の代わり
に、上記板状部材25の対向位置に板状のクランプ部材
を揺動自在に設けて、通常はばね等の付勢手段によって
板状部材25に圧接させるように構成する一方、接続機
構4側の解除部材52として、上記クランプ部材を付勢
手段に抗して板状部材25がら強制的に離隔させるよう
に構成しても良い。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、従来に比較して帯状シ
ート接続装置におけるカセットの供給作業を簡素化する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図の要部の右側面図、第3図は第2図の要部の拡大図、
第4図は第3図のTV−TV線に沿う断面図、第5図は
第3図の左側面図、第6図は第1図の要部の拡大図、第
7図は第6図の■−■線に沿う断面図、第8図は第6図
の■−■線に沿う断面図、第9図は第6図のIX−IX
線に沿う断面図、第10a図ないし第1Oj図は帯状シ
ート3の接続過程を示す作動工程図である。 1・・・フィードローラ 2・・・カセット   3・・・帯状シート3a・・・
帯状シート3の先端部 4・・・接続機構 14・・・保持手段 A・・・帯状シー B・・・帯状シー 7・・・リール 52・・・解除部材 ト取出位1 ト接続位置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  帯状シートを巻回したリールを軸支するカセットと、
    上記リールから帯状シートを引き出すフィードローラと
    、このフィードローラによって引き出された先行する帯
    状シートの末端部と帯状シート取出位置に搬入されたカ
    セットから引き出され、かつ所定の帯状シート接続位置
    に位置された後続の帯状シートの先端部とを接続する接
    続機構とを備えた帯状シート接続装置において、 上記カセットに、該カセットから引き出した帯状シート
    の先端部を保持する保持手段と、この保持手段を所要位
    置に案内するガイドローラとを設け、また上記接続機構
    に、上記カセットが帯状シート取出位置に搬入された際
    に上記ガイドローラに係合して保持手段に保持された帯
    状シートの先端部を上記接続機構の帯状シート接続位置
    に位置決めするガイドバーと、上記保持手段による帯状
    シートの保持を解除する解除部材とを設けたことを特徴
    とする帯状シート接続装置。
JP2169342A 1990-06-26 1990-06-26 帯状シート接続装置 Pending JPH0459551A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015029560A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 ブラザー工業株式会社 包装装置、溶着用のフィルムおよびフィルムカセット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015029560A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 ブラザー工業株式会社 包装装置、溶着用のフィルムおよびフィルムカセット
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