JP2563200Y2 - バンド掛け梱包機 - Google Patents

バンド掛け梱包機

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JP2563200Y2
JP2563200Y2 JP2761492U JP2761492U JP2563200Y2 JP 2563200 Y2 JP2563200 Y2 JP 2563200Y2 JP 2761492 U JP2761492 U JP 2761492U JP 2761492 U JP2761492 U JP 2761492U JP 2563200 Y2 JP2563200 Y2 JP 2563200Y2
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band
roller
pool
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reels
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JP2761492U
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林 栄 二 小
黒 匡 目
木 貴 志 鈴
辺 佳 範 田
藤 憲 之 斉
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ストラパック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】本考案はバンド掛け梱包機に関し、
詳しくは、梱包機本体に対し予備とするバンドリールを
備えたバンド掛け梱包機に関するものである。
【0002】
【考案の技術的背景】従来、手作業で行なっていた品物
への梱包作業は近年自動化が促進され、例えば、バンド
掛けから引締めまで全て自動で行なうタイプのものや、
また初期のバンドの荷掛けを手作業で行ないその後の締
め付けのみを自動で行なう半自動タイプのものなど、多
種多様のものが提供されている。
【0003】ところで、全自動タイプのバンド掛け梱包
機を用いる作業場では、所定時間内に多量のバンド掛け
を行なわなければならない場合がある。このような場
合、バンド掛け自体は短時間で行ない得るものの、バン
ドリールが空になると、そのバンドリールを新たなもの
と交換しなくてはならない。
【0004】しかしながら、このバンドリールの交換作
業は手作業であるため手間を要し、結果的に梱包効率を
低下させる原因となっていた。このため、例えば、図6
に示す実願平3−46465号公報に開示された梱包機
のように、従来から予備のバンドリールを備えたバンド
掛け梱包機が提供されている。
【0005】このバンド掛け梱包機では、1つのプール
ローラ55の上方および下方にタッチローラ56a、5
6bを1個づつ配置し、図外に配置されている2つのバ
ンドリールのうち一方のバンドリールからのバンドを上
側のタッチローラ56aとの間で給送するとともに、他
方のバンドリールからのバンドを下側のタッチローラ5
6bとの間で給送するようにしたものである。
【0006】しかしながら、このようなバンド掛け梱包
機では、1つのプールローラの周面に2つのタッチロー
ラを上下で摺接させなければならず、精度を維持するこ
とが困難で、またその構造が複雑なものとなっていた。
また、プールローラに至るバンド挿入口74a、74b
の周辺の部品点数も多くなるといった問題があった。さ
らに、プールローラは正逆転駆動させる必要があるため
に、その制御も複雑なものとなっていた。
【0007】
【考案の目的】本考案はこのような実情に鑑み、構造が
簡単でしかも複雑な制御を用いなくとも空のバンドリー
ルを予備のバンドリールと交換することができるバンド
掛け梱包機を提供することを目的としている。
【0008】
【考案の概要】上記目的を達成するための本考案は、多
量のバンドが巻回された複数のバンドリールと、このバ
ンドリールから繰り出された設定量のバンドを予め貯留
するためのプールボックスと、前記複数のバンドリール
のうち使用するものを所定位置に、使用しないものを予
備位置に選択的に配置するための切換機構と、前記所定
位置にあるバンドリールから前記プールボックス内へバ
ンドを供給するためのプールフィードローラと、を具備
してなるバンド掛け梱包機であって、前記切替機構は、
水平方向に移動可能に構成されるとともに、周面に少な
くともバンドの厚さ以上の切欠部を有するバンド装填ロ
ーラと該装填ローラに圧接されるタッチローラとからな
るバンド供給手段を、前記複数のバンドリールの数に対
応して有しており、前記スライド台を水平方向に移動さ
せたときこれらバンド供給手段のいずれか1つが前記所
定位置に選択的に接続されるようにしたことを特徴とし
ている。
【0009】係る構成のバンド掛け梱包機によれば、従
来通り1つのプールローラに1つのタッチローラを圧接
させ、このプールローラを正転駆動させればよいので、
この部位での構造が簡単である。しかもバンド供給手段
は同一構成のものを複数個用意し、これらは単にスライ
ド台を移動させることで所定位置あるいは待機位置に選
択的に配置できるので、制御が容易である。また、この
バンド供給手段のバンド装填ローラは周面に切欠部を形
成するといったものであるため、構造が簡易である。更
に、プールローラに至るバンド挿入口は、スライド台を
移動させることで合致させる構造としているので上下に
配置されず、結果的に周辺の部品点数も少なくてよい。
【0010】
【考案の具体的説明】以下、本考案の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1ないし図3は本考案の
一実施例に係るバンド掛け梱包機の機構を概念的に示し
たものである。
【0011】このバンド掛け梱包機では、多量のバンド
が巻回された2つのバンドリール1、2が用意される。
これらバンドリール1、2は梱包機本体の側部で上下に
棚状に固定設置されている。
【0012】バンドリール1、2から繰りだされ、案内
ローラ3、4を介して略水平なバンド走行路S1 、S2
に平行に案内されたバンドD1 、D2 の先端は、ガイド
ローラ5、6内にそれぞれ案内され、さらに、バンド供
給手段7、8に挿入される。
【0013】上記ガイドローラ5、6およびバンド供給
手段7、8は、矢印A方向に移動可能なスライド台24
に一体的に取付けられており、このスライド台24が実
線の状態にあるとき、バンド走路S2 に繰り出されたバ
ンドD2 が固定位置にあるプールフィードローラ13と
直線状に配置される。一方、スライド台24が図2の下
方に移動して破線の位置に達すると、こんどは他方のバ
ンドD1 がプールフィードローラ13に直線状に配置さ
れる。
【0014】このように本実施例のバンド掛け梱包機で
は、1つのバンドリールが使用に供されるときに、他方
のバンドリールはその間、待機する。なお、スライド台
24の下流側には図示しないプールボックスが配され、
このプールボックスとスライド台24との間に図示した
プールフィードローラ13が固定設置されている。
【0015】このようなバンド掛け梱包機では、今、下
側のバンドリール2が使用状態となっており、上側のバ
ンドリール1は待機状態となっている。以下に、上記の
構成およびその作用を具体的に詳述する。
【0016】図4は、本考案の実施例によるバンド掛け
梱包機の要部を断面で示したもので、図5は図4におけ
る〔5〕−〔5〕線方向の断面図である。梱包機本体に
は、固定部としてのハウジング19にブロック21、2
2が固定されており、これらブロック21、22に2本
の軸23、23が差し渡されている。軸23、23は断
面矩形のスライド台24に挿通されている。該スライド
台24にボルト25で固定されたシリンダ26から力が
加えるられると、スライド台24は軸23、23に沿っ
て矢印B方向に移動するようになっている。
【0017】スライド台24には箱状の取付板27が取
付けられており、この取付板27に上記バンド供給手段
7、8およびガイドローラ5、6が取付けられている。
バンド供給手段7、8は共に同じ構成を有するが、これ
らは駆動側のバンド装填ローラ28、29と、これに摺
接するタッチローラ30、31とからなっている。
【0018】バンド装填ローラ28、29は、軸33、
34により取付板27に回動自在に支持されている。ま
た、バンド装填ローラ28、29には、周面に切欠28
a、29aが形成されている。これら切欠28a、29
aの切欠深さは、図4の状態から装填ローラ28、29
が180°回動し、タッチローラ30、31に対向する
位置に達した際にその対向部分にバンドの厚さより厚い
間隙ができるように、予め設定されている。
【0019】また、タッチローラ30、31をベアリン
グを介して保持する軸51には、スプリング52の一端
が支持されており、該スプリング52の他端は取付板2
7に支持されている、これにより、タッチローラ30、
31は、常時バンド装填ローラ28、29側に付勢され
ている。
【0020】ガイドローラ5、6は、上記取付板27の
側部に取付けられた支持板35に支持されており、した
がって、スライド台24とともに移動する。一方、バン
ド供給手段7、8の下流側に、上記プールフィードロー
ラ13が配置されている。このプールフィードローラ1
3は、前記バンド供給手段7、8およびガイドローラ
5、6が一組ずつ対になっているのに対し、これは共通
で1つのみ配置されている。なお、このプールフィード
ローラ13は上述したように、前記バンド供給手段7、
8およびガイドローラ5、6がスライド自在であるのに
対し、梱包機本体に固定されたものである。
【0021】更に、バンド供給手段7の上流側、および
下流側には、バンドウェイ41、42が配設され、ま
た、バンド供給手段8の上流側、および下流側には、バ
ンドウェイ43、44が配設されている。
【0022】このように形成されたバンド掛け梱包機で
は、スライド台24を移動させることにより、切換機構
50が構成される。本実施例に係るバンド掛け梱包機の
要部は以上のように構成されているが、以下にその作用
について説明する。
【0023】まず、2つのバンドリール1、2が共に梱
包機本体に上下にセットされる。これらバンドリール
1、2から繰り出されたバンドの先端は、案内ローラ
3、4をへて、ガイドローラ5、6に挿通され、ついで
バンド供給手段7、8の一対のローラ間に挿通される。
【0024】また、スライド台24を図2の状態に配置
する。その後、バンド供給手段8のバンド充填ローラ2
8に指令信号を加え、該バンド装填ローラ28を図4の
状態から180°時計方向に回動させる。すると、バン
ドD2 の先端はバンド供給手段8の駆動力でプールフィ
ードローラ13に供給され、該ローラ13によりプール
ボックス内に供給され、使用可能状態にセットされる。
【0025】なお、このとき、バンド装填ローラ28
は、略180°回動すると切欠部28aがタッチローラ
30の周面に対向するため、この部位に間隙が生じ、バ
ンドの狭持を解除し、以後、バンドD2 の走行に障害に
はならない。
【0026】一方、このようにしてバンドD2 が使用さ
れ、連続運転などでバンドリール2から全てのバンドが
供給され空になると、スライド台24が図5の状態から
矢印B方向に移動される。すると、バンド供給手段8が
図3における一点鎖線の位置となり、今度はバンド供給
手段8に代わり、バンド供給手段7がプールローラ13
に対向する。よって、この状態からバンド装填ローラ2
9を指令信号で180°回動させると、この周面近くに
配置されていたバンドD1 の先端がバンド供給手段7の
一対のローラ29、31に狭持されて下流側に供給され
る。すると、今度はバンドD1 の先端がプールフィード
ローラ13に供給されることになる。なお、バンド先端
がプールフィードローラ13に供給されるころには、バ
ンド装填ローラ29の切欠部29aはタッチローラ31
の周面に対向するので、ここに間隙が生じ、以後、バン
ドD1 の走行に障害となることはない。
【0027】このようにして、以前に待機状態にあった
バンドリール1をバンドリール2に代えて使用すること
ができる。また、このバンドリール1を使用していると
きにバンドリール2を新たなものと交換することができ
る。
【0028】以上、本考案の一実施例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の技術的
思想に基づき、種々の変形が可能である。例えば、以上
の実施例では、2つのバンドリールを交互に使用するも
のについて説明したが、これ以上、例えば3つのバンド
リールを交互に使用するように、構成することもでき
る。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るバン
ド掛け梱包機によれば、従来通り1つのプールローラに
1つのタッチローラを圧接させ、このプールローラを正
転駆動させればよいので、この部位での構造が簡単であ
る。しかもバンド供給手段は同一構成のものを複数個用
意し、これらは単にスライド台を移動させることで所定
位置あるいは待機位置に選択的に配置できるので、制御
が容易である。また、このバンド供給手段のバンド装填
ローラは周面に切欠部を形成するといったものであるた
め、構造が簡易である。更に、プールローラに至るバン
ド挿入口は、スライド台を移動させることで合致させる
構造としているので上下に配置されず、結果的に周辺の
部品点数も少なくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係るバンド掛け梱包
機の構成を概略的に説明する正面図である。
【図2】図2は本考案の一実施例に係るバンド掛け梱包
機の構成を概略的に説明する斜視図である。
【図3】図3は本考案の一実施例に係るバンド掛け梱包
機の構成を概略的に説明する上面図である。
【図4】図4は本考案の一実施例に係るバンド掛け梱包
機の要部を示す断面図である。
【図5】図5は図4における〔5〕−〔5〕線方向の断
面図である。
【図6】図6は従来のバンド掛け梱包機の断面図であ
る。
【符号の説明】
1、2…バンドリール 7、8…バンド供給手段 13…プールフィードローラ 24…スライド台 28、29…バンド装填ローラ 50…切換機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田 辺 佳 範 神奈川県川崎市川崎区日ノ出2−1−19 ストラパック株式会社川崎工場内 (72)考案者 斉 藤 憲 之 神奈川県川崎市川崎区日ノ出2−1−19 ストラパック株式会社川崎工場内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多量のバンドが巻回された複数のバンドリ
    ールと、このバンドリールから繰り出された設定量のバ
    ンドを予め貯留するためのプールボックスと、前記複数
    のバンドリールのうち使用するものを所定位置に、使用
    しないものを予備位置に選択的に配置するための切換機
    構と、前記所定位置にあるバンドリールから前記プール
    ボックス内へバンドを供給するためのプールフィードロ
    ーラと、を具備してなるバンド掛け梱包機であって、 前記切替機構は、水平方向に移動可能なスライド台に構
    成されるとともに、周面に少なくともバンドの厚さ以上
    の切欠部を有するバンド装填ローラと該装填ローラに圧
    接されるタッチローラとからなるバンド供給手段を、前
    記複数のバンドリールの数に対応して有しており、前記
    スライド台を水平方向に移動させたときこれらバンド供
    給手段のいずれか1つが前記所定位置に選択的に接続さ
    れるようにしたことを特徴とするバンド掛け梱包機。
JP2761492U 1992-04-27 1992-04-27 バンド掛け梱包機 Expired - Lifetime JP2563200Y2 (ja)

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JPH0586803U JPH0586803U (ja) 1993-11-22
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KR102263923B1 (ko) * 2021-03-22 2021-06-11 대은엠비코(주) 포장용 밴드 연결장치 및 그 연결방법

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JPH0586803U (ja) 1993-11-22

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