JPH045894A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子機器に関し、特に電子機器本体にオプショ
ンの機器ないし回路ユニットが取り付け可能に構成され
た電子機器に関するものである。

［従来の技術］ この種の電子機器として電子タイプライタを例にとって
説明する。近年の電子タイプライタでは、単に印字機能
のみならず、人力された印字データを表示し操作者に編
集させる編集機能、および入力された印字データをフロ
ッピーディスク装置に出力し、フロッピーディスクに記
録させる機能を有し、さらに入力された印字データの綴
りの正誤をチエツクするスペルチェック機能やパーソナ
ルコンピュータなどとインターフェースするインターフ
ェース機能などの機能を付加できる、いわゆるアップグ
レードを行なえるようにした構成のものが開発されてい
る。

これらの機能を実現する表示器やフロッピーディスクド
ライブ（ＦＤＤ）装置あるいはメモリ回路やインターフ
ェース回路などはユーザーが用途に応じて選択し、オプ
ションとして後から付加して用いられるようになってい
る。

そして最近ではこれらのオプションの機器や回路をそれ
ぞれ１つのケースに納めてユニット化し、ユーザー自身
の手によって工具を使わず簡単に電子タイプライタ本体
に取り付け、接続でき、また取り外せるようにした構成
のものが開発されている。

このような電子タイプライタの従来例を第５図〜第８図
に示しである。

第５図に示した電子タイプライタはオプションのユニッ
トを取り付けていない状態であり、下ケース１３と共に
装置本体のケースを構成する十ケース１においてキーボ
ード１４の奥側に臨む正面部分に化粧パネル１２が取り
付けられている。

この上ケース１から第６図に示すように化粧パネル１２
を取り外し、その代わりに液晶表示器からなる表示器ユ
ニット１０を取り付け、第７図のように電子タイプライ
タに組み込めるようになっている。

また表示器ユニットＩＯの代わりに第８図のようにＣＲ
Ｔ１７を用いる場合はＣＲＴ１７の制御回路のユニット
であるＣＲＴコントロールユニツ）１１を上ケースｌに
取り付け、組み込めるようになっている。

更に第７図に示したように下ケース１３の側部に凹部と
して形成されたスペースＡに不図示のＦＤＤユニットを
取り付けたり、背面側に設けられた不図示のスペースに
上述のスペルチェック機能を実行するための回路のユニ
ットやインタフェースの為の回路ユニットを取り付け、
組み込めるようになっている。

第７図、第８図のようにオプションのユニット１０．１
１はタイプライタの本体に一体的に納まるように取り付
けられる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上記の従来例では、アップグレード用のオ
プションの各ユニットを取り付けても電子タイプライタ
の外形寸法は変わらないものの、予め各ユニットを取り
付けるためのスペース（以下「取り付けスペース」とい
う）を電子タイプライタ本体に用意しておかなければな
らない。そしてオプションのユニットを必要としないユ
ーザーにとっては、この取り付けスペースは全くの無駄
になっているという問題があった。

そこで本発明の課題は、この種の電子機器本体にオプシ
ョンの機器ないし回路ユニットが取り付け可能な電子機
器において、オプションのユニットを取り付けない場合
でも取り付けスペースを有効に利用できるようにするこ
とにある。

［課題を解決するための手段１ 上記の課題を解決するため本発明によれば、電子機器本
体にオプションの機器ないし回路ユニットを着脱可能に
取り付けるための取り付けスペースが用意された電子機
器において、前記オプションのユニットを取り付けてい
ない状態で前記取り付けスペースに着脱可能に取り付け
られる収納用の箱を設けた構成を採用した。

［作　用］ このような構成によれば、オプションのユニットを取り
付けない場合は、その取り付けスペースに収納用の箱を
取り付ければ、前記取り付けスペースを収納スペースと
して有効に利用できる。

［実施例］ 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明する。

ここでは上述のようにオプションの機器ユニットないし
回路ユニットを着脱可能に取り可能な付け電子タイプラ
イタを例示する。

電子タイプライタの外観を示しており、オプションのユ
ニットを取り付けていない状態を示している。

両図において符号ｌは上ケース、１３は下ケースであり
、この両者を結合してタイプライタ本体のケースが構成
される。タイプライタ本体の前部上面にはキーボード１
４が設けられており、本体の後部には不図示の印字機構
が設けられている。

そしてキーボード１４を設けた前部は低く、印字機構を
設けた後部は高くなっており、中間部に段差があり、そ
の段差部には収納箱２が設けられている。収納箱２には
蓋３が第１図（Ｂ）に示す矢印方向に回動可能に、即ち
開閉可能に設けられている。

収納箱２は、例えばこのタイプライタに用いられる活字
ホイール１５やフロッピーディスクカセット１６あるい
は不図示のインクリボンカセット及び電池や印字用紙な
どの消耗品を収納できるもので、上ケース１に着脱可能
に取り付けられる。

収納箱２の取り付け構造は第２図（Ａ）（Ｂ）のように
なっている。収納箱２の左右の側部には腕４が一体に形
成されており、腕４の先端外側には爪５が形成されてい
る。また上ケース１の収納箱２を取り付ける部位には凹
部１ａが形成されており、凹部１ａの左右の側壁の下端
部には爪５が係合する係止穴６が形成されている。

そして収納箱２は腕４を内側にたわませて上方より上ゲ
ースｌの凹部１ａに挿入され、腕４が元の形状に復帰し
ようとする弾性力で爪５が係止穴６に係合することで収
納箱２が上ケースｌに係止され、保持される。

また収納箱２の左右の側壁の上端部外側には軸７が一体
に形成されており、蓋３の左右の内側面の軸７と対応す
る部位には、軸７が回転可能に嵌合する軸受部８が形成
されている。そして蓋３の左右の側壁９を外側に押し広
げて軸受部８の軸受穴を軸７に嵌合させることにより、
蓋３が収納箱２に対して軸７を支点に回動可能に、即ち
開閉可能に取り付けられる。

また上記のように収納箱２を上ケースｌに取り付けた状
態から収納箱２を蓋３と共に引き上げれば、腕４が弾性
により内側へたわみ、爪５が係止穴６の縁を乗り越え、
収納箱２の係止が外れ、そのまま収納箱２を上ケースｌ
より取り外すことができる。

そして本実施例の電子タイプライタでは、このように収
納箱２を取り外した状態で上ケース１の凹部１ａに対し
て、第３図のようにオプションの表示器ユニット１０、
または第４図のＣＲＴ１７の制御を行なうＣＲＴコント
ロールユニット１１を着脱可能に取り付けることができ
るものとする。両ユニット１０．１１は収納箱２と同様
の取り付け構造により上ゲース１に着脱可能に取り付け
られ、不図示のコネクタを介して電子タイプライタ本体
の回路に対し着脱可能に接続される。

以上のような本実施例によれば、表示器ユニット１０ま
たはＣＲＴコントロールユニット１１を取り付けない場
合は、その取り付けスペースに収納箱２が取り付けられ
て収納に利用でき、従来のように取り付けスペースを無
駄にせずに有効に利用でき、電子タイプライタの機能を
高めることができる。

特に電子タイプライタにおいては、ユーザーは消耗品で
あるインクリボンカセット、消去テプ、印字用紙、封筒
、ラベル、バックアップ用電池等を常に予備として持ち
合せていなければならないこと、また複数の書体を使い
分けてタイピングするためには複数種類の活字ホイール
を用意しておく必要があることなどを考えると、これら
を収納できる収納箱２は極めて有用である。また、オプ
ションのユニット１０又は１１を取り付けるために収納
箱２を蓋３と共に電子タイプライタ本体から取り外して
も、収納箱２はタイプライタの傍らに置いて収納に使用
できる。従来例の第５図の化粧パネル１２は取り外して
しまえば捨てるより他にないことに比べ、本実施例の収
納箱２は無駄にならず、オフィスの整理整頓に一役買え
る。

なお以上の電子タイプライタの本体に更に他のオプショ
ンの機器ないし回路ユニット、例えばＦＤＤユニットや
スペルチェック用ないしパソコンとのインターフェース
用回路ユニットなどの取り付けスペースが設けられるも
のとしたら、これらの取り付けスペースにも同様に収納
箱を着脱可能に取り付けて収納部として利用できること
は言うまでもない。

また以上のようにオプションの取り付けスペースを収納
スペースとして利用する構成は電子タイプライタに限ら
ず他の電子機器にも適用できることも勿論である。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、電子機
器本体にオプションの機器ないし回路ユニットを着脱可
能に取り付けるための取り付けスペースが用意された電
子機器において、前記オプションのユニットを取り付け
ていない状態で前記取り付けスペースに着脱可能に取り
付けられる収納用の箱を設けた構成を採用したので、オ
プションのユニットを取り付けない場合は、その取り付
けスペースに収納用の箱を取り付ければ、往来無駄にな
っていた取り付けスペースを収納スペースとして有効に
利用でき、電子機器の機能を高めることができるという
優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）はそれぞれ本考案の実施例による
電子タイプライタの収納箱の蓋を閉じた状態と開けた状
態の外観を示す斜視図、第２図（Ａ）、（Ｂ）はそれぞ
れ収納箱の構造とその取り付け構造を示す収納箱周辺の
縦断側面図及び収納箱側部周辺の縦断正面図、第３図は
同実施例のタイプライタの表示器ユニットを取り付けた
状態の斜視図、第４図はＣＲＴコントロールユニットを
取り付けた状態の斜視図、第５図は従来の電子タイプラ
イタのオプションのユニットを取り付けていない状態の
斜視図、第６図は同タイプライタの表示器ユニットの取
り付け方法を示す分解斜視図、第７図は同タイプライタ
の表示器ユニットを取り付けた状態の斜視図、第８図は
同タイプライタのＣＲＴコントロールユニットを取り付
けた状態の斜視図である。 １−・・上ケース　　　２・・−収納箱３−・−蓋　　
　　　１０・・−表示器ユニット１１・・・ＣＲＴコン
トロールユニット１３・・−下ケース　１４・−キーボ
ードＡ示番 二ケー 右、〒、葵ユニット叡すイ→１ｆｃ ＣＲＴコ５）− 月史ノイ〈ト（ｙ附 蹴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）電子機器本体にオプションの機器ないし回路ユニッ
   トを着脱可能に取り付けるための取り付けスペースが用
   意された電子機器において、前記オプションのユニット
   を取り付けていない状態で前記取り付けスペースに着脱
   可能に取り付けられる収納用の箱を設けたことを特徴と
   する電子機器。