JPH0458751B2 - - Google Patents
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- JPH0458751B2 JPH0458751B2 JP61012685A JP1268586A JPH0458751B2 JP H0458751 B2 JPH0458751 B2 JP H0458751B2 JP 61012685 A JP61012685 A JP 61012685A JP 1268586 A JP1268586 A JP 1268586A JP H0458751 B2 JPH0458751 B2 JP H0458751B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- output
- television
- switching regulator
- horizontal
- Prior art date
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 32
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 20
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明はスイツチングレギユレータに係り、特
には、テレビジヨンの通常動作時、待機時および
異常時の各状態に応じてスイツチングレギユレー
タ本体を駆動制御されるテレビジヨン用スイツチ
ングレギユレータに関する。
には、テレビジヨンの通常動作時、待機時および
異常時の各状態に応じてスイツチングレギユレー
タ本体を駆動制御されるテレビジヨン用スイツチ
ングレギユレータに関する。
(従来技術)
従来、テレビジヨンの電源部としてスイツチン
グレギユレータが広く用いられている。この種の
スイツチングレギユレータを備えたテレビジヨン
には、コンバータトランスを介在させて、一次側
にスイツチング素子を含むスイツチングレギユレ
ータ本体があり、二次側に例えば、水平偏向回路
等の各種の信号処理回路が設けられている。
グレギユレータが広く用いられている。この種の
スイツチングレギユレータを備えたテレビジヨン
には、コンバータトランスを介在させて、一次側
にスイツチング素子を含むスイツチングレギユレ
ータ本体があり、二次側に例えば、水平偏向回路
等の各種の信号処理回路が設けられている。
ところで、リモートコントロールによつて操作
されるテレビジヨン等の動作状態には、CRT画
面にに画像が映し出されている通常動作状態と、
画面には画像が映し出されていないが、CRTの
陰極を加熱しておいて、リモートコントロール操
作によつて即座にCRTに画像を映し出せるよう
にした状態である待機状態とがある。また、前述
したような正常な動作状態以外に、テレビジヨン
の信号処理回路に何等かの異常が生じた状態であ
る異常状態がある。テレビジヨンがこのような異
常状態にある場合、これを検知して水平発振回路
などを停止させるテレビジヨンは提案実施されて
いる。
されるテレビジヨン等の動作状態には、CRT画
面にに画像が映し出されている通常動作状態と、
画面には画像が映し出されていないが、CRTの
陰極を加熱しておいて、リモートコントロール操
作によつて即座にCRTに画像を映し出せるよう
にした状態である待機状態とがある。また、前述
したような正常な動作状態以外に、テレビジヨン
の信号処理回路に何等かの異常が生じた状態であ
る異常状態がある。テレビジヨンがこのような異
常状態にある場合、これを検知して水平発振回路
などを停止させるテレビジヨンは提案実施されて
いる。
しかしながら、スイツチングレギユレータを備
えたテレビジヨンの場合、スイツチングレギユレ
ータの一次側と二次側とが、コンバータトランス
によつて直流的に絶縁されているために、二次側
の回路状態を一次側のスイツチングレギユレータ
本体に伝達することができない。
えたテレビジヨンの場合、スイツチングレギユレ
ータの一次側と二次側とが、コンバータトランス
によつて直流的に絶縁されているために、二次側
の回路状態を一次側のスイツチングレギユレータ
本体に伝達することができない。
そのために、例えば、待機時のようにスイツチ
ングレギユレータ本体の負荷が非常に軽くなつた
場合にも、これをスイツチングレギユレータの一
次側で検知することができない。その結果、スイ
ツチングレギユレータ本体のスイツチング素子が
オーバードライブ状態になつて、そのスイツチン
グレギユレータが安定に発振しなくなるという不
都合を生じることもある。また、スイツチングレ
ギユレータの二次側回路に異常が発生した場合に
も、一次側のスイツチングレギユレータ本体が作
動しているために、前記異常を生じた二次側回路
に電源電圧が加わり続ける結果、二次側回路部品
を焼損する等の不測の事態が生じることもあつ
た。
ングレギユレータ本体の負荷が非常に軽くなつた
場合にも、これをスイツチングレギユレータの一
次側で検知することができない。その結果、スイ
ツチングレギユレータ本体のスイツチング素子が
オーバードライブ状態になつて、そのスイツチン
グレギユレータが安定に発振しなくなるという不
都合を生じることもある。また、スイツチングレ
ギユレータの二次側回路に異常が発生した場合に
も、一次側のスイツチングレギユレータ本体が作
動しているために、前記異常を生じた二次側回路
に電源電圧が加わり続ける結果、二次側回路部品
を焼損する等の不測の事態が生じることもあつ
た。
(発明の目的)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、スイツチングレギユレータの二次側
の動作状態を検知して、各動作状態に応じてスイ
ツチングレギユレータ本体を適切に駆動制御する
ことができるテレビジヨン用スイツチングレギユ
レータを提供することを目的としている。
のであつて、スイツチングレギユレータの二次側
の動作状態を検知して、各動作状態に応じてスイ
ツチングレギユレータ本体を適切に駆動制御する
ことができるテレビジヨン用スイツチングレギユ
レータを提供することを目的としている。
(発明の構成)
本発明は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。第1図は、本発明に係る
テレビジヨン用スイツチングレギユレータの構成
を示したブロツク図である。
次のような構成をとる。第1図は、本発明に係る
テレビジヨン用スイツチングレギユレータの構成
を示したブロツク図である。
即ち、本発明に係るスイツチングレギユレータ
が用いられるテレビジヨンは、水平発振回路10
と、この水平発振回路10の出力を与えられる水
平出力手段20と、コントロール信号を与えられ
ることによつて前記水平出力手段20を駆動制御
する切り換え手段30とを含んでいる。水平発振
回路10は、このテレビジヨンの通常動作時と待
機時には発振動作し、異常時には発振を停止する
ものである。前記コントロール信号は、通常動作
時、待機時および異常時に対応した信号である。
が用いられるテレビジヨンは、水平発振回路10
と、この水平発振回路10の出力を与えられる水
平出力手段20と、コントロール信号を与えられ
ることによつて前記水平出力手段20を駆動制御
する切り換え手段30とを含んでいる。水平発振
回路10は、このテレビジヨンの通常動作時と待
機時には発振動作し、異常時には発振を停止する
ものである。前記コントロール信号は、通常動作
時、待機時および異常時に対応した信号である。
このコントロール信号を与えられることによ
り、切り換え手段30は、前記通常動作時は水平
発振回路10の出力を水平出力手段20に与える
一方、待機時および異常時には水平発振回路10
の出力が水平出力手段20に加わらないようにす
るものである。
り、切り換え手段30は、前記通常動作時は水平
発振回路10の出力を水平出力手段20に与える
一方、待機時および異常時には水平発振回路10
の出力が水平出力手段20に加わらないようにす
るものである。
また、本発明に係るスイツチングレギユレータ
は、前記水平発振回路10の出力と、前記コント
ロール信号とを与えられる論理回路40、スイツ
チングレギユレータ本体60を制御する制御手段
50、論理回路40と制御手段50との間に介在
するフオトカプラPCとを備えている。
は、前記水平発振回路10の出力と、前記コント
ロール信号とを与えられる論理回路40、スイツ
チングレギユレータ本体60を制御する制御手段
50、論理回路40と制御手段50との間に介在
するフオトカプラPCとを備えている。
次に、上述した構成をとる本発明に係るスイツ
チングレギユレータの作用を説明する。
チングレギユレータの作用を説明する。
水平発振回路20の出力とコントロール信号と
を与えられた論理回路40は、テレビジヨンの通
常動作時、待機時および異常時に対応した個別の
論理出力を与える。この論理出力はフオトカプラ
PCを介して制御手段50に与えられる。これに
より、制御手段50は、テレビジヨンが待機状態
にあるときに、スイツチングレギユレータ本体6
0のスイツチング素子の駆動電流を、通常動作時
よりも減少させるようにスイツチングレギユレー
タ本体60を制御する。また、テレビジヨンが異
常時には、制御手段50はスイツチングレギユレ
ータ本体60を停止させる。
を与えられた論理回路40は、テレビジヨンの通
常動作時、待機時および異常時に対応した個別の
論理出力を与える。この論理出力はフオトカプラ
PCを介して制御手段50に与えられる。これに
より、制御手段50は、テレビジヨンが待機状態
にあるときに、スイツチングレギユレータ本体6
0のスイツチング素子の駆動電流を、通常動作時
よりも減少させるようにスイツチングレギユレー
タ本体60を制御する。また、テレビジヨンが異
常時には、制御手段50はスイツチングレギユレ
ータ本体60を停止させる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第2図は本発明に係るテレビジヨン
用スイツチングレギユレータの具体的な構成を示
した回路図である。同図において、第1図に対応
する部分は、同一符号で示している。
に説明する。第2図は本発明に係るテレビジヨン
用スイツチングレギユレータの具体的な構成を示
した回路図である。同図において、第1図に対応
する部分は、同一符号で示している。
水平発振回路10はプロテクタ回路11の制御
信号を与えられる。プロテクタ回路11は、スイ
ツチングレギユレータの二次側回路の異常を検出
し、異常時に水平発振回路10を停止させる。
信号を与えられる。プロテクタ回路11は、スイ
ツチングレギユレータの二次側回路の異常を検出
し、異常時に水平発振回路10を停止させる。
水平発振回路10の出力は水平ドライブ回路2
1に与えられる。水平ドライブ回路21は水平出
力回路22を駆動する。前記水平ドライブ回路2
1および水平出力回路22は、第1図に示した水
平出力手段20に対応している。水平出力回路2
2は、出力トランジスタTr1、ダンパーダイオー
ドD1、偏向コイルDYなどを含む。
1に与えられる。水平ドライブ回路21は水平出
力回路22を駆動する。前記水平ドライブ回路2
1および水平出力回路22は、第1図に示した水
平出力手段20に対応している。水平出力回路2
2は、出力トランジスタTr1、ダンパーダイオー
ドD1、偏向コイルDYなどを含む。
水平ドライブ回路21の入力側には、第1図に
示した切り換え手段30に対応するPNP型のト
ランジスタTr2のエミツタが接続されている。ト
ランジスタTr2のコレクタは接地されている。ト
ランジスタTr2のベースは、リモートコントロー
ル回路80に接続されている。
示した切り換え手段30に対応するPNP型のト
ランジスタTr2のエミツタが接続されている。ト
ランジスタTr2のコレクタは接地されている。ト
ランジスタTr2のベースは、リモートコントロー
ル回路80に接続されている。
リモートコントロール回路80は、テレビジヨ
ンの通常動作時には「H」状態、待機時には
「L」状態の出力を与える。また、リモートコン
トロール回路80は、前記プロテクタ回路11か
らの制御信号を与えられ、テレビジヨンが異常時
に、「L」状態の出力を与える。
ンの通常動作時には「H」状態、待機時には
「L」状態の出力を与える。また、リモートコン
トロール回路80は、前記プロテクタ回路11か
らの制御信号を与えられ、テレビジヨンが異常時
に、「L」状態の出力を与える。
一方、前記水平発振回路10の出力は、第1図
に示した論理回路40に対応するNOR回路41
の一方の入力として与えられる。このNOR回路
41の他方入力として、前記リモートコントロー
ル回路80から出力されたコントロール信号が与
えられる。
に示した論理回路40に対応するNOR回路41
の一方の入力として与えられる。このNOR回路
41の他方入力として、前記リモートコントロー
ル回路80から出力されたコントロール信号が与
えられる。
NOR回路41の出力は、フオトカプラPCを構
成している発光ダイオードに与えられる。フオト
カプラPCの受光素子であるフオトトランジスタ
の出力は制御回路50に与えられる。制御回路5
0は、後述するスイツチングレギユレータ本体6
0におけるスイツチングトランジスタTr4のドラ
イブ回路62を制御する。
成している発光ダイオードに与えられる。フオト
カプラPCの受光素子であるフオトトランジスタ
の出力は制御回路50に与えられる。制御回路5
0は、後述するスイツチングレギユレータ本体6
0におけるスイツチングトランジスタTr4のドラ
イブ回路62を制御する。
第3図は、制御回路50の具体的な回路図を示
している。即ち、制御回路50は、フオトカプラ
PCのフオトトランジスタのコレクタに、ベース
が接続されたPNP型のトランジスタTr3を含む。
トランジスタTr3は、スイツチングレギユレータ
本体60のスイツチングトランジスタTr4のドラ
イブ電流を吸い込んで、前記トランジスタTr4を
制御するものである。トランジスタTr3のエミツ
タは、スイツチングレギユレータ本体60のドラ
イブ回路62の出力端子に直列に接続している抵
抗R6と抵抗R7との中点に接続されている。トラ
ンジスタTr3のベースには、スイツチングレギユ
レータ本体60の整流回路61の出力電圧を分圧
する抵抗R4と抵抗R5との中点が接続されている。
また、トランジスタTr3のエミツタ・ベース間に
は抵抗R2が接続されている。
している。即ち、制御回路50は、フオトカプラ
PCのフオトトランジスタのコレクタに、ベース
が接続されたPNP型のトランジスタTr3を含む。
トランジスタTr3は、スイツチングレギユレータ
本体60のスイツチングトランジスタTr4のドラ
イブ電流を吸い込んで、前記トランジスタTr4を
制御するものである。トランジスタTr3のエミツ
タは、スイツチングレギユレータ本体60のドラ
イブ回路62の出力端子に直列に接続している抵
抗R6と抵抗R7との中点に接続されている。トラ
ンジスタTr3のベースには、スイツチングレギユ
レータ本体60の整流回路61の出力電圧を分圧
する抵抗R4と抵抗R5との中点が接続されている。
また、トランジスタTr3のエミツタ・ベース間に
は抵抗R2が接続されている。
さらにトランジスタTr3のベースと、グランド
間には、サイリスタSCRが順方向に接続されて
いる。フオトカプラPCのフオトトランジスタの
エミツタと、前記サイリスタSCRのゲートとの
間には、ツエナーダイオードZDと抵抗R3とが介
在している。
間には、サイリスタSCRが順方向に接続されて
いる。フオトカプラPCのフオトトランジスタの
エミツタと、前記サイリスタSCRのゲートとの
間には、ツエナーダイオードZDと抵抗R3とが介
在している。
また、フオトカプラPCのフオトトランジスタ
のコレクタはコンデンサC2を介して接地されて
いる。前記フオトトランジスタのエミツタは、並
列接続された抵抗R1とコンデンサC1を介して接
地されている。
のコレクタはコンデンサC2を介して接地されて
いる。前記フオトトランジスタのエミツタは、並
列接続された抵抗R1とコンデンサC1を介して接
地されている。
なお、トランジスタTr3のベース電圧をEa、ツ
エナーダイオードZDのカソード電圧をEb、トラ
ンジスタTr3のエミツタ電圧をEcとし、通常動作
時、待機時、異常時をそれぞれ添字1、2、3で
表すとする。この場合、前記ツエナーダイオード
ZDのツエナー電圧V2は、Eb2<Vz<Eb3の範囲
内に設定される。
エナーダイオードZDのカソード電圧をEb、トラ
ンジスタTr3のエミツタ電圧をEcとし、通常動作
時、待機時、異常時をそれぞれ添字1、2、3で
表すとする。この場合、前記ツエナーダイオード
ZDのツエナー電圧V2は、Eb2<Vz<Eb3の範囲
内に設定される。
また、前記分圧抵抗R4、R5は、スイツチング
トランジスタTr4のドライブ電流により発生する
トランジスタTr3のエミツタ電圧Ec1よりも、ト
ランジスタTr3のベース電圧Ea1が若干高くなる
ように、設定される。
トランジスタTr4のドライブ電流により発生する
トランジスタTr3のエミツタ電圧Ec1よりも、ト
ランジスタTr3のベース電圧Ea1が若干高くなる
ように、設定される。
第2図に戻つて、スイツチングレギユレータ本
体60は、一次捲線N1、ドライブ捲線ND、検出
捲線Nd、二次捲線N2を備えたコンバータトラン
スT1を含む。一次捲線N1の一端には整流回路6
1が接続されており、その他端はNPN型のスイ
ツチングトランジスタTr4コレクタに接続されて
いる。スイツチングトランジスタTr4は、ドライ
ブ回路62によつて駆動される。ドライブ回路6
2は、ドライブ捲線NDに接続されている。検出
制御回路63は、ダイオードD2を介して検出捲
線Ndに接続されており、スイツチングレギユレ
ータ本体の二次側出力の変動を検出して、この変
動を抑制するようにドライブ回路62を制御す
る。コンバータトランスT1の二次側捲線N2には、
整流回路64が接続されている。
体60は、一次捲線N1、ドライブ捲線ND、検出
捲線Nd、二次捲線N2を備えたコンバータトラン
スT1を含む。一次捲線N1の一端には整流回路6
1が接続されており、その他端はNPN型のスイ
ツチングトランジスタTr4コレクタに接続されて
いる。スイツチングトランジスタTr4は、ドライ
ブ回路62によつて駆動される。ドライブ回路6
2は、ドライブ捲線NDに接続されている。検出
制御回路63は、ダイオードD2を介して検出捲
線Ndに接続されており、スイツチングレギユレ
ータ本体の二次側出力の変動を検出して、この変
動を抑制するようにドライブ回路62を制御す
る。コンバータトランスT1の二次側捲線N2には、
整流回路64が接続されている。
前記整流回路64の出力はフライバツクトラン
スFBTの一次側捲線N1に与えられる。フライバ
ツクトランスFBTの一方の二次側捲線N21の出力
は図示しないCRTのアノードに与えられ。他方
の二次捲線N22の出力は、整流回路70に与えら
れる。整流回路70の出力は、スイツチングレギ
ユレータの二次側の各回路の電源に供される。
スFBTの一次側捲線N1に与えられる。フライバ
ツクトランスFBTの一方の二次側捲線N21の出力
は図示しないCRTのアノードに与えられ。他方
の二次捲線N22の出力は、整流回路70に与えら
れる。整流回路70の出力は、スイツチングレギ
ユレータの二次側の各回路の電源に供される。
次に、上述した構成を備えた実施例の作用を、
第4図〜第6図に基づいて説明する。
第4図〜第6図に基づいて説明する。
まず、テレビジヨンが通常動作時、待機時、異
常時にある場合のフオトカプラPCの状態につい
て説明する。
常時にある場合のフオトカプラPCの状態につい
て説明する。
いま、テレビジヨンが通常動作時にあるとしよ
う。このとき、リモートコントロール回路80の
出力は、第4図aに示すように「H」状態になつ
ている。そのため、トランジスタTr2は、OFF状
態になつているから、水平発振回路10の発振出
力が水平ドライブ回路21に与えられて、水平出
力回路22がドライブされる。一方、同図bに示
した水平発振回路10の発振出力と、リモートコ
ントロール回路80の出力とを与えられたNOR
回路41の出力は、同図cに示すように「L」状
態となる。その結果、フオトカプラPCのフオト
トランジスタは遮断状態になる。
う。このとき、リモートコントロール回路80の
出力は、第4図aに示すように「H」状態になつ
ている。そのため、トランジスタTr2は、OFF状
態になつているから、水平発振回路10の発振出
力が水平ドライブ回路21に与えられて、水平出
力回路22がドライブされる。一方、同図bに示
した水平発振回路10の発振出力と、リモートコ
ントロール回路80の出力とを与えられたNOR
回路41の出力は、同図cに示すように「L」状
態となる。その結果、フオトカプラPCのフオト
トランジスタは遮断状態になる。
次に、テレビジヨンが待機状態にある場合の作
用について説明する。
用について説明する。
この場合、第5図aに示すように、リモートコ
ントロール回路80の出力は「L」状態になつて
いる。そのため、トランジスタTr2は導通状態に
なり、水平発振回路10の出力がグランドにバイ
パスされる結果、水平出力回路22は停止してい
る。一方、同図bに示す水平発振回路10の発振
出力と、リモートコントロール回路80の出力と
を与えられたNOR回路41は、同図cに示すよ
うに、前記発振出力を通過させる。このパルス信
号がフオトカプラPCに与えられる結果、フオト
カプラPCはON・OFFのスイツチング動作をす
る。
ントロール回路80の出力は「L」状態になつて
いる。そのため、トランジスタTr2は導通状態に
なり、水平発振回路10の出力がグランドにバイ
パスされる結果、水平出力回路22は停止してい
る。一方、同図bに示す水平発振回路10の発振
出力と、リモートコントロール回路80の出力と
を与えられたNOR回路41は、同図cに示すよ
うに、前記発振出力を通過させる。このパルス信
号がフオトカプラPCに与えられる結果、フオト
カプラPCはON・OFFのスイツチング動作をす
る。
次に、テレビジヨンが異常状態になつた場合の
動作について説明する。
動作について説明する。
この場合、プロテクタ回路11からの制御信号
により、リモートコントロール回路80の出力
は、第6図aに示すように、「L」状態になる。
また、水平発振回路10は、同図bに示すよう
に、発振停止の状態にある。そのため、NOR回
路41の出力は、同図cに示すように、「H」状
態になる。NOR回路41の出力が「H」状態に
なると、フオトカプラPCのフオトトランジスタ
は導通状態になる。
により、リモートコントロール回路80の出力
は、第6図aに示すように、「L」状態になる。
また、水平発振回路10は、同図bに示すよう
に、発振停止の状態にある。そのため、NOR回
路41の出力は、同図cに示すように、「H」状
態になる。NOR回路41の出力が「H」状態に
なると、フオトカプラPCのフオトトランジスタ
は導通状態になる。
次に、テレビジヨンが通常動作時、待機時、異
常時における、制御回路50の動作について説明
する。
常時における、制御回路50の動作について説明
する。
前述したように通常動作時において、フオトカ
プラPCは遮断状態にあるから、このときのトラ
ンジスタTr3のベース電圧Ea1は次式で表される。
プラPCは遮断状態にあるから、このときのトラ
ンジスタTr3のベース電圧Ea1は次式で表される。
Ea1={R5/(R4+R5)}×V
ここで、Vは、整流回路61の出力電圧を示
す。
す。
一方、異常時はフオトカプラPCが導通状態で
あるため、このときのトランジスタTr3のベース
電圧Ea3は、次式で表される。
あるため、このときのトランジスタTr3のベース
電圧Ea3は、次式で表される。
Ea3=〔(R1R5)/{(R1R5)
+R4}〕×V
但し、R1R5は、R1とR5との並列合成抵抗を
示す。
示す。
一方、待機時は、フオトカプラPCはスイツチ
ング動作を行つているから、このときのトランジ
スタTr3のベース電圧Ea2は、前記通常動作時お
よび異常時のベース電圧Ea1、Ea2に対して、つ
ぎのような関係になる。
ング動作を行つているから、このときのトランジ
スタTr3のベース電圧Ea2は、前記通常動作時お
よび異常時のベース電圧Ea1、Ea2に対して、つ
ぎのような関係になる。
Ea1>Ea2>Ea3
ところで、テレビジヨンが通常動作時、異常
時、待機時における、ツエナーダイオードZDの
カソード側の電圧Ebは、次のようになる。
時、待機時における、ツエナーダイオードZDの
カソード側の電圧Ebは、次のようになる。
通常動作時:Eb1=0
異常時:Eb3≒Ea3
待機時:Eb2≒Ea2
従つて、制御回路50のトランジスタTr3は各
状態において、次のように動作する。
状態において、次のように動作する。
即ち、通常動作時において、トランジスタTr3
のベース電圧Ea1は、そのエミツタ電圧Ec1より
も、常に高くなつているから、トランジスタTr3
は遮断状態になつている。そのため、スイツチン
グレギユレータ本体60のドライブ回路62から
出力される駆動電流は、制御回路50に吸い込ま
れることがないので、そのままスイツチングトラ
ンジスタTr4に与えられる(第4図d参照)。
のベース電圧Ea1は、そのエミツタ電圧Ec1より
も、常に高くなつているから、トランジスタTr3
は遮断状態になつている。そのため、スイツチン
グレギユレータ本体60のドライブ回路62から
出力される駆動電流は、制御回路50に吸い込ま
れることがないので、そのままスイツチングトラ
ンジスタTr4に与えられる(第4図d参照)。
このように、テレビジヨンが通常動作状態にあ
るときは、スイツチングトランジスタTr4に充分
大きな駆動電流が与えられる。
るときは、スイツチングトランジスタTr4に充分
大きな駆動電流が与えられる。
一方、待機時において、トランジスタTr3のエ
ミツタ電圧Ec2が、Ea2+VEB(VEBはトランジスタ
Tr3のエミツタ・ベース間電圧)よりも上昇しよ
うとすると、スイツチングトランジスタTr4のド
ライブ電流は、トランジスタTr3にバイパスされ
ることにより、前記ドライブ電流が制限される。
ミツタ電圧Ec2が、Ea2+VEB(VEBはトランジスタ
Tr3のエミツタ・ベース間電圧)よりも上昇しよ
うとすると、スイツチングトランジスタTr4のド
ライブ電流は、トランジスタTr3にバイパスされ
ることにより、前記ドライブ電流が制限される。
このように、テレビジヨンが待機状態にあると
き、即ち、スイツチングレギユレータの軽負荷状
態にあるとき、スイツチングトランジスタTr4へ
の駆動電流が制限されから、このスイツチングト
ランジスタTr2は負荷状態に応じた適性な電流で
駆動されることになる(第5図d参照)。
き、即ち、スイツチングレギユレータの軽負荷状
態にあるとき、スイツチングトランジスタTr4へ
の駆動電流が制限されから、このスイツチングト
ランジスタTr2は負荷状態に応じた適性な電流で
駆動されることになる(第5図d参照)。
次に、異常時において、ツエナーダイオード
ZDのカソード側電圧Eb3が、ツエナー電圧VZを
越えることにより、サイリスタSCRのゲートに
電流が流れてサイリスタSCRが導通状態になる。
その結果、トランジスタTr3も導通状態になり、
スイツチングトランジスタTr4のドライブ電流を
全てバイパスする。これにより、スイツチングト
ランジスタTr4の発振は停止する。このようにし
て、テレビジヨンが異常状態に陥るとスイツチン
グレギユレータ本体60が停止し、二次側回路へ
電源電圧が供給されなくなる。
ZDのカソード側電圧Eb3が、ツエナー電圧VZを
越えることにより、サイリスタSCRのゲートに
電流が流れてサイリスタSCRが導通状態になる。
その結果、トランジスタTr3も導通状態になり、
スイツチングトランジスタTr4のドライブ電流を
全てバイパスする。これにより、スイツチングト
ランジスタTr4の発振は停止する。このようにし
て、テレビジヨンが異常状態に陥るとスイツチン
グレギユレータ本体60が停止し、二次側回路へ
電源電圧が供給されなくなる。
(発明の効果)
本発明に係るテレビジヨン用スイツチングレギ
ユレータは、テレビジヨンの動作状態を検出し
て、これをフオトカプラを介してスイツチングレ
ギユレータの一次側に伝達し、前記動作状態に応
じてスイツチングレギユレータ本体を駆動制御し
ている。したがつて、本発明によれば、テレビジ
ヨンの待機時にスイツチングレギユレータ本体の
スイツチング素子がオーバドライブ状態に陥るこ
とがなく、スイツチングレギユレータの発振を安
定化することができる。
ユレータは、テレビジヨンの動作状態を検出し
て、これをフオトカプラを介してスイツチングレ
ギユレータの一次側に伝達し、前記動作状態に応
じてスイツチングレギユレータ本体を駆動制御し
ている。したがつて、本発明によれば、テレビジ
ヨンの待機時にスイツチングレギユレータ本体の
スイツチング素子がオーバドライブ状態に陥るこ
とがなく、スイツチングレギユレータの発振を安
定化することができる。
また、本発明によれば、テレビジヨンの異常時
に、スイツチングレギユレータを停止することが
できるので、従来装置のように、異常時に電源電
圧が加わることによつて、スイツチングレギユレ
ータの二次側回路を破損するおそれがない。
に、スイツチングレギユレータを停止することが
できるので、従来装置のように、異常時に電源電
圧が加わることによつて、スイツチングレギユレ
ータの二次側回路を破損するおそれがない。
第1図は本発明の構成を示したブロツク図、第
2図は本発明の一実施例の具体的な回路図、第3
図は前記実施例に含まれる制御回路50の具体的
な回路図、第4図は通常動作時における実施例の
動作波形図、第5図は待機時における実施例の動
作波形図、第6図は異常時における実施例の動作
波形図である。 10…水平発振回路、20…水平出力手段、3
0…切り換え手段、40…論理回路、50…制御
手段。
2図は本発明の一実施例の具体的な回路図、第3
図は前記実施例に含まれる制御回路50の具体的
な回路図、第4図は通常動作時における実施例の
動作波形図、第5図は待機時における実施例の動
作波形図、第6図は異常時における実施例の動作
波形図である。 10…水平発振回路、20…水平出力手段、3
0…切り換え手段、40…論理回路、50…制御
手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テレビジヨンの通常動作時と待機時には発振
動作し、異常時には発振を停止する水平発振回路
を備えるとともに、前記通常動作時、待機時およ
び異常時に対応したコントロール信号を与えられ
ることにより、通常動作時には前記水平発振回路
の出力を水平出力手段に与える一方、待機時およ
び異常時には前記水平発振回路の出力が水平出力
手段に加わらないようにする切り換え手段を備え
たテレビジヨンに搭載されるテレビジヨン用スイ
ツチングレギユレータであつて、 前記水平発振回路の出力と、前記コントロール
信号とを与えられて、通常動作時、異常時および
待機時をそれぞれ峻別する信号を出力する論理回
路と、 前記論理回路の出力を発光素子に与えられるフ
オトカプラと、 前記フオトカプラの受光素子の出力を与えられ
ることに基づき、テレビジヨンが待機時には、通
常動作時よりも、スイツチングレギユレータ本体
のスイツチング素子の駆動電流が少なくなるよう
にこのスイツチングレギユレータ本体を制御する
一方、テレビジヨンが異常時には、スイツチング
レギユレータ本体の発振を停止するようにスイツ
チングレギユレータ本体を駆動制御する制御手段
とを具備したことを特徴とするテレビジヨン用ス
イツチングレギユレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012685A JPS62171279A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | テレビジヨン用スイッチングレギュレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61012685A JPS62171279A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | テレビジヨン用スイッチングレギュレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62171279A JPS62171279A (ja) | 1987-07-28 |
JPH0458751B2 true JPH0458751B2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=11812229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61012685A Granted JPS62171279A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | テレビジヨン用スイッチングレギュレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62171279A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5017844A (en) * | 1990-04-30 | 1991-05-21 | Rca Licensing Corporation | Disabling arrangement for a circuit operating at a deflection rate |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61012685A patent/JPS62171279A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62171279A (ja) | 1987-07-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |