JPH045861B2 - - Google Patents

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JPH045861B2
JPH045861B2 JP59061005A JP6100584A JPH045861B2 JP H045861 B2 JPH045861 B2 JP H045861B2 JP 59061005 A JP59061005 A JP 59061005A JP 6100584 A JP6100584 A JP 6100584A JP H045861 B2 JPH045861 B2 JP H045861B2
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JP
Japan
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output port
oil
spool
port
brake
Prior art date
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JP59061005A
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English (en)
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JPS60205054A (ja
Inventor
Hiromi Hasegawa
Kunio Morisawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP6100584A priority Critical patent/JPS60205054A/ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は自動変速機のマニアルバルブの油路構
成に関する。
(技術的背景) 自動変速機において、エンジン負荷、車速、マ
ニアルレンジなどの運転条件・状態に応じて、ク
ラツチ、ブレーキなどの摩擦係合手段をそれぞれ
所定の断続状態に設定するものがある。この場合
の摩擦係合手段の駆動装置としては、例えば油圧
サーボのような油圧制御装置が知られている。
このような自動変速機においては、一般にマニ
アルレンジをパーキング()レンジに設定する
と、第1ブレーキ(B2)に油圧を導いて、この
第1ブレーキと並設される第1ワンウエイクラツ
チの破損破壊を防止している。
しかし一方で、最近は変速機の小型軽量化が要
求され、とくに変速機の内部スペースを有効に利
用するためにその内部に取付けるマニアルバルブ
をスプール軸方向に短縮することが要請される。
そこでこのような要請に答えて短縮化したマニ
アルバルブとして、第1図に示すようなものが知
られている。
図中、1は運転席にあるマニアルシフトレバー
と連動してシリンダ壁2の内周を左右に軸方向に
摺動するバルブスプールであり、3は図示しない
オイルポンプからプレツシヤレギユレータを介し
て調圧された圧油を導く供給ポートとしてのPL
ポート、4はシリンダ壁2内部の余剰油を排出す
るドレインポートであり、さらにa〜eは、シフ
トバルブ、ガバナバルブなどの各種バルブを介し
てブレーキB1・B2・B3、クラツチC1・C2・C3
などに所定の圧油を出力する各出力ポートであ
る。
ところが、このようなマニアルバルブ構成で
は、図示のようにマニアルレンジをレンジに設
定すると、バルブスプール1のスプールランド5
がライン圧を導く供給ポート3とラツプして(供
給ポート3を塞いで)、第1ブレーキに圧油を出
力させるための出力ポートeには所定の油圧が作
用しない。
また、従来のバルブスプール構造を応用して、
レンジ時に第1ブレーキに油圧を出力させよう
とすると、別のランド及びポートをスプール軸方
向に並設することとなり、必然的にスプール軸方
向に伸長する構造となつてしまう(例えば、特開
昭56−42761号公報及び特開昭57−120751号公報
に記載のマニアルバルブについても、同様にな
る)。
(発明の目的) 本発明の目的は、マニアルバルブのスプール軸
方向の全長をほとんど伸長することなく短縮した
構成に保ちつつ、パーキングレンジにスプールが
位置するときには、第1ブレーキに所定の圧油を
出力し、第1ブレーキと並設されるワンウエイク
ラツチの駐車時における破損・破壊を防止するこ
とである。
(発明の構成および作用) そのために、本発明のマニアルバルブは、少な
くとも2速の前進変速段、後進、パーキング及び
中立の各段を少くとも達成するため少くとも3個
の摩擦係合手段を備え、該摩擦係合手段の中少く
とも1個のブレーキと並設されるワンウエイクラ
ツチを備える自動変速機の油圧制御装置内に配さ
れ、前記各段に対応する各摩擦係合手段の係脱の
ための油路の切替のためのポートを備えたマニア
ルバルブにおいて、シリンダ壁に摺動案内される
前記マニアルバルブのバルブスプールがパーキン
グレンジ位置にあるとき、前記シリンダ壁に設け
られた圧油導入用の供給ポートとラツプする第1
のスプールランドに該供給ポートと連通する第1
の油孔を設け、該第1のスプールランドとは別の
第2のスプールランドに第2の油孔を設け、該第
2の油孔と前記第1の油孔とをスプールロツドの
内部に形成される油路を介して連通し、該第2の
油孔と連通する第2の出力ポートを前記供給ポー
トから離間した位置の該第2のスプールランドと
対面する前記シリンダ壁に開口し、該第2の出力
ポートとは別に前記供給ポートの反対位置の第1
の出力ポートと前記ブレーキとを連通するブレー
キ圧供給油路に連絡油路を介して該第2の出力ポ
ートを接続し、この接続部と前記第1の出力ポー
ト間の連絡油路に設けられ前記第2の出力ポート
から第1の出力ポートへの圧油の供給を阻止する
一方向チエツク弁を配したことを特徴としてい
る。
このように構成するので、マニアルシフトレバ
ーがレンジにあるときには、供給ポートは第1
のスプールランドとラツプするが、この第1スプ
ールランドに形成される油孔、油路および第2油
孔を経て所定の圧油が第2の第1ブレーキ用出力
ポートから出力されるので、駐車時に第1ブレー
キB2が作動して、これと並設される第1ワンウ
エイクラツチに予期しない荷重が直接作用するの
を回避し、これにより第1ワンウエイクラツチの
破損・破壊を確実に防止する。
(実施例) 本発明の実施例を図面にもとづいて説明する
が、第1図と実質的に同一部分には同一符合を付
す。
第3図は、本発明のマニアルバルブの油路構成
をあらわし、A〜Gは、それぞれ(パーク)、
(リバース、(ニユートラル)、(ドライ
ブ)、(サード)、(セカンド)、(ロー)
の各レンジにあるときのバルブスプールの位置を
示す。この各レンジによつて4、3、2、1速の
前進変速段が、、、の各レンジに対応し
て制御され、、、、は各レンジに対応し
て一つの変速段ないし状態が達成される。本発明
は、このうち、2以上の前進変速段を備える場合
に関連する。各ポートは各レンジに関連してお
り、、、レンジでは、夫々各レンジ内で所
定変速段が、車速、スロツトル度(ないしエンジ
ンスピード)等のパラメータに応じて、夫々の対
応シフトバルブを介して達成される。
第3図のAにもとづいて説明すると、図示しな
いマニアルシフトレバーと連動するバルブスプー
ル10には、図において右から順に第1、第2、
第3のスプールランド11,12,13が形成さ
れ、このうち、第1、第2のランド11,12に
は円周方向に回り溝14,15が形成される。第
1ランド11の回り溝14を除いた図で右側の部
分には、油孔16が半径方向に開口し、この油孔
16は、スプールロツド17の軸方向に設けられ
る油路18と連通する。油路18の他端18a
は、第2ランド12の回り溝15の底面に開口す
る半径方向の油孔19と連通する。
このバルブスプール10を図で左右に摺動自由
に案内するシリンダ壁2には、図示しないオイル
ポンプからプレツシヤレギユレータなどを介して
圧油を導入する供給ポート3が開口するととも
に、この供給ポート3からシリンダ壁2の内部を
通じて図示しないシフトバルブ、モジユレータバ
ルブ、ガバナバルブなどの各種バルブに選択的に
圧油を出力する出力ポートa〜eがそれぞれ図の
ように所定の位置に開口する。4はシリンダ内の
余剰油を図示しないオイルクーラ等を経てオイル
パンに戻すドレインポートである。
そして、第3図Aのように、バルブスプール1
0がレンジ位置にあるとき、第1ランド11は
供給ポート3とオーバラツプ(対面)して油孔1
6から圧油を導入すると同時に、第2ランド12
は、本発明の特徴部分として新たに開口した出力
ポート(第2出力ポート)fとオーバラツプし
て、第2油孔19が出力ポートfと連通するよう
になつている。この出力ポートfは連絡路20を
介して第1ブレーキに通ずる油通路21に接続
し、この接続部21aとレンジ時に第1ブレー
キに圧油を出力する出力ポート(第1出力ポー
ト)eを結ぶ連絡路22の途中には、レンジ位
置で出力ポートfから連絡路20を介して出力さ
れる圧油が出力ポートeに逆流するのを防止する
チエツク弁23が介装される。
このようにして本実施例の油路構成では、従来
の最左側の出力ポートaのさらに左側に新たな出
力ポートfを開口し、レンジ時にはこの出力ポ
ートfから第1ブレーキに所定の圧油を出力する
こととしている。
いま、バルブスプール10がレンジにある
と、第3図Aのように、供給ポート3からの圧油
が油孔16、油路18、油孔19の順に導かれ出
力ポートfから連絡路20を経て、さらに油通路
21より最終的に図示しない第1ブレーキに圧送
される。これによりレンジ時には、第1ブレー
キを作動させて、これに並設される図示しないワ
ンウエイクラツチに図示しない出力軸を通じて作
用する荷重を排除する。
レンジからレンジにバルブスプール10を
切り換えると、第3図Gのように、供給ポート3
からの圧油は、スプールロツド17周囲のシリン
ダ内を通つて出力ポートeから出力される。この
とき、他方の出力ポートfは第3ランド13とオ
ーバラツプし(出力ポートfは閉塞され)、この
出力ポートfからの圧油の洩れが防がれるので、
出力ポートeからの圧油は、連絡路22のチエツ
ク弁23を押し開いて油通路21を経て最終的に
第1ブレーキに圧送され、これまたレンジ時と
同様に第1ブレーキに並設されるワンウエイクラ
ツチへの重負担を除去する。なお、第3図B〜F
はそれぞれの各レンジ状態をあらわ
す。
本実施例によれば、従来のマニアルバルブの互
いに離れた2つのスプールランド11と12に、
バルブスプール10(スプールロツド17)の内
部で油路18を介して連通する油孔16と19を
設け、レンジ時には、この油孔16,19およ
び油路18を経て第2の出力ポートfから連絡路
20を通じて第1ブレーキに圧油を導入するよう
にしたので、バルブスプール10を案内するシリ
ンダの軸方向全長をほとんど伸長することなく、
短縮したバルブ構成により、ワンウエイクラツチ
の保護がはかれる。
(発明の効果) 本発明によれば、運転席にあるマニアルシフト
レバーと連動するマニアルバルブにおいて、従来
の圧油方向切換弁としての機能を確保した上で、
これに加えて、第2の新たな出力ポートを付加し
バルブスプール内部に油孔および油路を設けると
いう簡易な構成を採りながらも、レンジ時に第
1ブレーキを作動させるための圧油を確実に第1
ブレーキに出力させることができる。これによ
り、バルブスプール容積を増大することなく、シ
リンダ壁を軸方向に僅かに延長しただけで、短縮
型のマニアルバルブの軸方向全長をほとんど伸長
することなく、レンジ時のワンウエイクラツチ
チの破損・破壊を確実に防止することができる。
また、従来のバルブスプール構造を応用して、
レンジ時に第1ブレーキに油圧を出力させよう
とすると、第2図に示すようなバルブ構成にな
り、これによると必然的にスプール軸方向に伸長
する構造となつてしまう。第2図の各符合は第1
図と実質的に同じ機能を営む構成要素である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来のマニアルバルブの油路
をあらわす概略構成図、第3図は本発明の実施例
の構成および動作をあらわす概略構成説明図であ
る。 2…シリンダ壁、3…供給ポート(PLポー
ト)、10…バルブスプール、11…第1スプー
ルランド、12…第2スプールランド、14,1
5…回り溝、16…油孔、17…スプールロツ
ド、18…油路、19…第2油孔、20,22…
連絡路、21…油通路、23…チエツク弁、e…
第1出力ポート、f…第2出力ポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少くとも2速の前進変速段、後進、パーキン
    グ及び中立の各段を少くとも達成するため少くと
    も3個の摩擦係合手段を備え、該摩擦係合手段の
    中少くとも1個のブレーキと並設されるワンウエ
    イクラツチを備える自動変速機の油圧制御装置内
    に配され、前記各段に対応する各摩擦係合手段の
    係脱のための油路の切替のためのポートを備えた
    マニアルバルブにおいて、シリンダ壁に摺動案内
    される前記マニアルバルブのバルブスプールがパ
    ーキングレンジ位置にあるとき、前記シリンダ壁
    に設けられた圧油導入用の供給ポートとラツプす
    る第1のスプールランドに該供給ポートと連通す
    る第1の油孔を設け、該第1のスプールランドと
    は別の第2のスプールランドに第2の油孔を設
    け、該第2の油孔と前記第1の油孔とをスプール
    ロツドの内部に形成される油路を介して連通し、
    該第2の油孔と連通する第2の出力ポートを前記
    供給ポートから離間した位置の該第2のスプール
    ランドと対面する前記シリンダ壁に開口し、該第
    2の出力ポートとは別に前記供給ポートの反対位
    置の第1の出力ポートと前記ブレーキとを連通す
    るブレーキ圧供給油路に連絡油路を介して該第2
    の出力ポートを接続し、この接続部と前記第1の
    出力ポート間の連絡油路に設けられ、前記第2の
    出力ポートから第1の出力ポートへの圧油の供給
    を阻止する一方向チエツク弁を配したことを特徴
    とする自動変速機のマニアルバルブ。
JP6100584A 1984-03-30 1984-03-30 自動変速機のマニアルバルブ Granted JPS60205054A (ja)

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JP6100584A JPS60205054A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 自動変速機のマニアルバルブ

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JPS60205054A JPS60205054A (ja) 1985-10-16
JPH045861B2 true JPH045861B2 (ja) 1992-02-03

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JPS60205054A (ja) 1985-10-16

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