JPH0458504A - 着磁装置 - Google Patents

着磁装置

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JPH0458504A
JPH0458504A JP17074690A JP17074690A JPH0458504A JP H0458504 A JPH0458504 A JP H0458504A JP 17074690 A JP17074690 A JP 17074690A JP 17074690 A JP17074690 A JP 17074690A JP H0458504 A JPH0458504 A JP H0458504A
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yoke
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magnetized
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Eiji Koyakata
栄次 古舘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は着磁装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕ブラシレ
スモータに使用するロータマグネット等を製造する場合
、磁石形成用円筒状材料を形成し、該材料を着磁してい
た。
しかして、着磁する場合、従来では、例えば、第8図に
示すような着磁装置(この場合、4極に着磁するものを
例示している。)を使用していた。
つまり、外周面aに90°ピツチにて形成される切欠部
b・・・を有する着磁ヨークCと、該着磁ヨークCに外
嵌される補助ヨークdと、を備え、相隣値する切欠部す
、  b間にコイルe・・・が巻設されている。そして
、着磁ヨークCと補助ヨークdとの間に磁石形成用円筒
状材料fを介装し、その状態でコイルeを通電状態とし
、着磁ヨークCの外周面aに、周方向に沿ってN極・S
極が交互に配役される状態とし、それによって材料rを
着磁していた。
しかし、この場合、着磁ヨークCにて発生する磁束φは
、切欠部b・・・近傍が大きく、従って、材料fは第9
図に示すように着磁され、N極又はS極の着磁部の周方
向両端部においては比較的強く着磁されるが、その周方
向中央部においては比較的弱く着磁され、両者間の着磁
の差が大きかった。
即ち、このように4極にfrT11シたロータマグネッ
トと、12スロツトを有するステータと、からブラシレ
スモータを製造した場合、発生する逆起電力は第10図
に示すような波形となり、リップルr1が大となってい
る。また、この場合発生するトルクは第11図に示すよ
うな波形となり、同様にリップルrtが大となっている
従って、従来の如き着磁装置にてロータマグネットを製
造して、該ロータマグネットをブラシレスモータ等に使
用すれば、製造されたブラシレスモータは、トルクリッ
プルが大きく、滑らかなモータ回転を得ることができな
かった。
そこで、本発明では、磁石形成用円筒状材料を着磁する
場合に、径方向の着磁を十分に行なうことができ、この
装置にて着磁された材料をブラシレスモータ等のロータ
マグネ、トとして使用した場合、このブラシレスモータ
の逆起電力及びトルク波形のリップルを小とすることが
できる着磁装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明に係る一〇着磁装
置は、巻設されたコイルへの通電により外周面に周方向
に沿ってN極・S極が交互に配設される着磁ヨークと、
該着磁ヨークに外嵌される補助ヨークと、の間に磁石形
成用円筒状材料を介装して、該材料を着磁する着磁装置
において;上記補助ヨークの内周面に、上記着磁ヨーク
に生じる磁極に対応して切欠き部を凹設したものである
また、本発明に係る他の着磁装置は、巻設されたコイル
への通電により内周面に周方向に沿ってN極・S極が交
互に配設される着磁ヨークと、咳着値ヨークに内嵌され
る補助ヨークと、の間に磁石形成用円筒状材料を介装し
て、該材料を着磁する着磁装置において;上記補助ヨー
クの外周面に、上記着磁ヨークに生じる磁極に対応して
切欠き部を凹設したものである。
〔作 用〕
上述の−の着磁装置では、着磁ヨークのN極からの磁束
は、切欠き部において略半径方向外方に流れ、また着磁
ヨークのS極に流入する磁束は、切欠き部において略半
径方向内方に流れ、従って磁石形成用円筒状材料のN極
又はS極に着磁される着磁部の周方向中央部を流れる磁
束は、実質上径方向となり、かかる周方向中央部の着磁
は確実かつ強力に行なえる。
また、上述の他の着磁装置では、着磁ヨークのN極から
の磁束は、切欠き部において略半径方向内方へ流れ、ま
た着磁ヨークのS極に流入する磁束は、切欠き部におい
て半径方向外方に流れ、従ってこの場合も上述の一〇着
磁装置と同様、材料のN極又はS極に着磁される着磁部
の周方向中央部を流れる磁束は、実質上径方向となり、
上記周方向中央部への着磁は確実かつ強力に行なえる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第1図と第2図は本発明に係る着磁装置を使用して磁石
形成用円筒状材料1を着磁している場合を示し、この装
置は、外周面2に周方向に沿って901 ピッチにて切
欠き部3・・・を有する着磁ヨーク4と、該着磁ヨーク
4に外嵌される補助ヨーク5と、該着磁ヨーク4の相隣
値する切欠き部3.3間に巻設されるコイル6・・・と
、を備えたものであり、該着磁ヨーク4と補助ヨーク5
との間に上記材料1を介装する。
しかして、着磁ヨーク4は、円盤状の鉄鋼板等からなる
平板体4aを複数枚積層したtのであり、各コイル6・
・・に通電した場合、例えば図示の例では、切欠き部3
aと切欠き部3bとの間の部位にS極が発生し、切欠き
部3bと切欠き部3cとの間の部位にN極が発生し、切
欠き部3cと切欠き部3dとの間の部位にS極が発生し
、切欠き部3dと切欠き部3aとの間の部位にN極が発
生する。
従って、外周面2に周方向に沿ってN極・S極が交互に
配設されることになる。
また、補助ヨーク5は、中心孔を有する円盤状の鉄鋼板
等からなる平板体5aを複数枚積層したものであり、全
体円筒形状とされている。そして、該補助ヨーク5の内
周面7には、周方向に沿って90゛ピツチにて配設され
る切欠き部8・・・が凹設されている。即ち、補助ヨー
ク5に着磁ヨーク4が内嵌された状態で、着磁ヨーク4
の隣接する切欠き部3a・・・間の周方向中央部と補助
ヨーク5の切欠き部8・・・とは夫々対応するものとな
っている。
従って、切欠き部8は、着磁ヨーク4のN極又はS極に
着磁される着磁部の中間部位に対応するものとなってい
る。
次に、磁石形成用円筒状材料1は、等方性を示すネオジ
ウム等からなり、着磁ヨーク4の外周面2と補助ヨーク
5の内周面7との間の間隙部に嵌合される。
従って、第1図と第2図に示すように、材Illを着磁
ヨーク4と補助ヨーク5との間に介装した状態とし、各
コイル6・・・を通電状態とすれば、着磁ヨーク4の外
周面2にN極・S極が交互に発生し、着磁ヨーク4のN
極からの磁束φは着磁ヨーク4のS極へ流れることにな
る。
即ち、第3図に示すように、磁束φが材料1を流れる際
には、その磁束φは切欠き部8・・・近傍においてはそ
の内周角部に集中するようになり、また切欠き部8・・
・においてはこの切欠き部8・・・を実質上径方向に流
れるようになり、材料1は、内周面9及び外周面】0に
夫々、周方向に沿ってN極・S極が交互に配設されるこ
とになる。かく着磁すると材料10着磁状態は第4図に
示す通りとなり、切欠き部8・・・にて磁束が径方向に
流れることに起因して、材料10着磁部における周方向
中央部が比較的強く着磁される。勿論、内周面9がN極
であれば、それに対応する外周面10はS極となり、内
周面9がS極であれば、それに対応する外周面10はN
極となる。なお、着磁ヨーク4の各切欠き部3a・・・
内には絶縁性の樹脂等の充填材11が充填され、該切欠
き部3a・・・内でのコイル6の移動を規制している。
しかして、上述の如く4極に着磁された材料1を、ロー
タマグネットとして、12スロツトを有するステータを
備えたブラシレスモーフに使用した場合、発生する逆起
電力は第5図に示す波形となり、発生するトルクは第6
図に示す波形となる。
なお、この場合の実験条件としては、電流を27KAと
し、電圧を1.8にνとしている。
即ち、逆起電力波形のリップルR1及びトルク波形のリ
ップルRtは極めて小さいものとなる。
具体的には、第8図に示す従来の装置にて着磁して形成
したロータマグネットを使用したブラシレスモーフを同
一条件で回転駆動させたものと比較した場合、逆起電力
のリップルは、従来が13%であったものが3.2%と
なり、トルクのリップルは従来が18%であったものが
9%となった。
次に、第7図は他の実施例を示し、この場合、着磁ヨー
ク12が円筒体からなり、その内周面13にコイル15
巻設用の切欠き部14a、 14b、 14c、 14
dが周方向に沿って906 ピッチにて凹設され、また
、補助ヨーク16は軸心孔を有する円柱体からなり、そ
の外周面17に切欠き部18・・・が周方向に沿って9
0°ピツチにて凹設されている。そして、この場合も、
着磁ヨーク12の隣接する切欠き部14a・・・の実質
上中央部に対応して補助ヨーク16の各切欠き部18・
・・が夫々設けられている。
従って、各コイル15・・・を通電状態とした場合、切
欠き部14aと切欠き部14bとの間の部位がS極とさ
れ、切欠き部14bと切欠き部14cとの間の部位がN
極とされ、切欠き部14cと切欠き部14dとの間の部
位がS極とされ、切欠き部14dと切欠き部14aとの
間の部位がN極とされることになる。
なお、この場合も、着磁ヨーク12及び補助ヨーク16
は複数枚の平板体を積層したものである。
しかして、このように構成された着磁ヨーク12の内周
面13と補助ヨーク16の外周面17との間の間隙に材
料1を介装し、この状態で各コイル15・・・を通電状
態とすれば、着磁ヨーク12の内周面13にN極・S極
が交互に発生し、補助ヨーク16の切欠き部14a、1
4b、14c、14dにて磁束φは実質上半径方向に流
れることになり、上述と同様の効果が達成される。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、第
1図に示すものも第7図に示すものも4極に着磁する場
合を示しているが、勿論、切欠き部3a・・・、14a
・・・及び切欠き部8・・・、 1B・・・の数を増減
して着磁する極を増減するも自由であり、また、切欠き
部8.18の形状としても回倒の如き平面視において略
矩形状とされるものに限らず、例えば平面視において半
円形状や半六角形状の各種の形状とするも自由である。
さらに、第1図と第7図においては、切欠き部3aと切
欠き部3bとの間の部位、切欠き部14aと切欠き部1
4bとの間の部位を夫々S極としているが、逆にN極に
着磁するようにするも自由であり、これらの場合、各種
は回倒とは相違する極となる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、次に記載する
効果を奏する。
磁石形成用円筒状材料1への着磁は、その着磁部の周方
向中央部にても比較的強く且つ確実に行なうことができ
る。
従って、この装置にて形成されたロータマグネントを使
用したブラシレスモータにおいては、逆起電力波形及び
トルク波形のリップルが極めて小となり、常に円滑に回
転し、高効率なモータとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は断面
図、第3図は要部拡大平面図、第4図は着磁波形図、第
5図は逆起電力波形図、第6図はトルク波形図、第7図
は他の実施例の平面図である。第8図は従来例の平面図
、第9図は着磁波形図、第10図は起電力波形図、第1
1図はトルク波形図である。 1・・・磁石形成用円筒状材料、2.17・・・外周面
、4.12・・・着磁ヨーク、5.16・・・補助ヨー
ク、6゜15・・・コイル、7.13・・・内周面、8
.18・・・切欠き部。 第1図 第4m 第2図 第 図 第 同 第 図 第 図 第1Q 図 第I 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.巻設されたコイル6への通電により外周面2に周方
    向に沿ってN極・S極が交互に配設される着磁ヨーク4
    と、該着磁ヨーク4に外嵌される補助ヨーク5と、の間
    に磁石形成用円筒状材料1を介装して、該材料1を着磁
    する着磁装置において、 上記補助ヨーク5の内周面7に、上記着磁ヨーク4に生
    じる磁極に対応して切欠き部8を凹設したことを特徴と
    する着磁装置。
  2. 2.巻設されたコイル15への通電により内周面13に
    周方向に沿ってN極・S極が交互に配設される着磁ヨー
    ク12と、該着磁ヨーク12に内嵌される補助ヨーク1
    6と、の間に磁石形成用円筒状材料1を介装して、該材
    料1を着磁する着磁装置において、 上記補助ヨーク16の外周面17に、上記着磁ヨーク1
    2に生じる磁極に対応して切欠き部18を凹設したこと
    を特徴とする着磁装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019212743A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 株式会社ダイドー電子 多極磁石の着磁方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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